JP2021195130A - 梱包体、梱包体セット、及び梱包方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1種類の板材のみならず、複数種類の板材の梱包に対応可能な梱包体を提供する。【解決手段】梱包体1は、板材6を梱包するのに用いられる。梱包体1は、板材6の長手方向の寸法の半分を超える部分を包むことが可能な主梱包部材2と、板材6の主梱包部材2で包むことができない部分を包み、かつ主梱包部材2と接合される副梱包部材3と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に梱包体、梱包体セット、及び梱包方法に関し、より詳細には板材を梱包するのに用いられる梱包体、梱包体セット、及び梱包方法に関する。
特許文献1には、梱包装置が開示されている。この梱包装置は、ダンボール製造部と、定尺切断部と、製品挿入部と、上面貼着部と、木口成形部よりなる。そして、この梱包装置は、定尺ダンボール上に製品を載せ、箱状に成形して梱包している。
特開平7−096909号公報
しかしながら、特許文献1に記載の梱包方法では、製品の寸法が変わると、その製品に合わせて定尺ダンボールを用意しなければならない。このように、製品の寸法毎に定尺ダンボールを用意するとなるとコストもかさむ。
本発明の目的は、1種類の板材のみならず、複数種類の板材の梱包に対応可能な梱包体、梱包体セット、及び梱包方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る梱包体は、板材を梱包するのに用いられる。前記梱包体は、前記板材の長手方向の寸法の半分を超える部分を包むことが可能な主梱包部材と、前記板材の前記主梱包部材で包むことができない部分を包み、かつ前記主梱包部材と接合される副梱包部材と、を備える。
本発明の一態様に係る梱包体セットは、複数種類の板材を梱包するのに用いられる。前記梱包体セットは、1種類の主梱包部材と、複数種類の副梱包部材と、を備える。前記1種類の主梱包部材は、前記複数種類の板材のうち長手方向の寸法が最も短い最短板材の全体を包むことが可能な部材である。前記複数種類の副梱包部材は、前記複数種類の板材のうち前記最短板材以外の板材を梱包する場合に前記1種類の主梱包部材で包むことができない部分を包み、かつ前記1種類の主梱包部材と接合される部材である。
本発明の一態様に係る梱包方法は、前記梱包体セットを用いた梱包方法である。前記最短板材を梱包する場合には、前記1種類の主梱包部材のみで梱包する。前記最短板材以外の板材を梱包する場合には、前記1種類の主梱包部材と、前記複数種類の副梱包部材のうちいずれか1種類の副梱包部材と、を接合して梱包する。
本発明によれば、1種類の板材のみならず、複数種類の板材の梱包に対応可能である。
図1は、本実施形態に係る梱包体を示す斜視図である。 図2Aは、主梱包部材の展開図(表側)である。図2Bは、板材(最短板材)の平面図である。 図3Aは、主梱包部材及び副梱包部材の展開図(表側)である。図3Bは、板材(中間板材)の平面図である。 図4Aは、主梱包部材及び副梱包部材の展開図(表側)である。図4Bは、板材(最長板材)の平面図である。 図5A〜図5Gは、梱包体の折り方を説明する説明図である。
1.実施形態
以下、本発明の実施形態に係る梱包体1、梱包体セット10、及び梱包方法について、図面を参照して説明する。なお、説明の都合上、図面中に上下方向、左右方向(幅方向)、及び前後方向(長手方向)を図示している。
<梱包体>
まず本実施形態に係る梱包体1について説明する。図1に梱包体1を示す。梱包体1は、板材6(例えば図3B参照)を梱包するのに用いられる。
板材6は、前後方向に延びる矩形板状の部材である。板材6としては、特に限定されないが、例えば、外装材等が挙げられる。外装材には、金属系サイディング及び窯業系サイディング等が含まれる。本実施形態では、長手方向の寸法(前後方向の長さ)の異なる3種類の板材6を梱包する場合について説明するが、板材6の種類は3種類に限定されない。ただし、幅方向の寸法(左右方向の長さ)は、複数種類の板材6においてほぼ同じである。
長手方向の寸法が最も短い板材6を最短板材61といい、長さL1(例えば3030mm)を有する(図2B参照)。長手方向の寸法が最も長い板材6を最長板材63といい、長さL3(例えば4000mm)を有する(図4B参照)。長手方向の寸法が、最短板材61と最長板材63との中間である板材6を中間板材62といい、長さL2(例えば3788mm)を有する(図3B参照)。これら3種類の板材6の幅方向の寸法は、例えば430mmである。
梱包体1は、少なくとも1枚以上(例えば6枚)の板材6を梱包する。梱包体1が複数枚の板材6を梱包する場合には、複数枚の板材6は厚み方向(上下方向)に積み重ねられる。この場合、複数枚の板材6の長手方向の寸法は同じである。つまり、同じ種類の板材6を複数枚重ねるという意味である。
以下では、特に中間板材62を梱包する場合について説明する。図1に示すように、梱包体1は、前後方向に延びる直方体状の箱部材である。梱包体1は、シート部材を折り曲げて箱状に形成される。シート部材としては、板材6の運送等に適した素材であれば、特に限定されないが、例えば、段ボール等が挙げられる。段ボールは、汎用性の観点から、無地であることが好ましい。梱包体1の前後方向の長さは、板材6の前後方向の長さにほぼ等しい。梱包体1の左右方向の長さは、板材6の左右方向の長さにほぼ等しい。梱包体1の上下方向の長さは、1枚の板材6の厚さ及び梱包される板材6の枚数に応じて変わり得る。梱包体1は、主梱包部材2と、副梱包部材3と、を備える。
図1に示すように、主梱包部材2は、梱包体1の前方を占める箱部材であり、後方に向かって開口している。ただし、この開口は、後方に位置する副梱包部材3で閉じられている。主梱包部材2は、矩形状のシート部材を折り曲げて箱状に形成される。
ここで、主梱包部材2の展開図を図3Aに示す。主梱包部材2は、1つの底面2aと、2つの側面2bと、2つの天面2cと、2つの横フラップ2dと、2つの内フラップ2eと、1つの外フラップ2fと、を有する。底面2aの前後方向の長さはL1である。2つの側面2bは、底面2aの左右両側に繋がっている。2つの天面2cは、2つの側面2bの各々に繋がっている。2つの天面2cの幅方向(左右方向)の長さの合計は、板材6の幅方向の長さにほぼ等しい。2つの横フラップ2dは、2つの側面2bの各々の前側に繋がっている。2つの内フラップ2eは、2つの天面2cの各々の前側に繋がっている。外フラップ2fは、底面2aの前側に繋がっている。
横フラップ2dと内フラップ2eとの間には前後方向に延びる切れ目が存在し、この切れ目によって横フラップ2dと内フラップ2eとは分離している。横フラップ2dと外フラップ2fとの間にも前後方向に延びる切れ目が存在し、この切れ目によって横フラップ2dと外フラップ2fとは分離している。横フラップ2d、内フラップ2e、及び外フラップ2fの前後方向の長さはFである。
底面2a、2つの側面2b、及び2つの天面2cの後ろ側に予備部分8が繋がっている。必要に応じて予備部分8に前後方向に延びる切れ目を4つ入れることで、前側と同様の2つの横フラップ2d、2つの内フラップ2e、及び1つの外フラップ2fを後ろ側にも形成可能である。予備部分8の前後方向の長さもFである。
箱状に形成されたときの主梱包部材2の前後方向の長さは、L1+Fである(図3A参照)。そして、この主梱包部材2の前後方向の長さ(L1+F)は、中間板材62の長さ(L2)の半分を超える長さである(つまり(L1+F)>(L2/2))。したがって、主梱包部材2は、中間板材62の長手方向の寸法の半分(L2/2)を超える部分を包むことが可能である。
一方、図1に示すように、副梱包部材3は、梱包体1の後方を占める箱部材であり、前方に向かって開口している。ただし、この開口は、前方に位置する主梱包部材2で閉じられている。副梱包部材3も、矩形状のシート部材を折り曲げて箱状に形成される。
ここで、副梱包部材3の展開図を図3Aに示す。副梱包部材3は、1つの底面3aと、2つの側面3bと、2つの天面3cと、2つの横フラップ3dと、2つの内フラップ3eと、1つの外フラップ3fと、を有する。底面3aの前後方向の長さはS2である。2つの側面3bは、底面3aの左右両側に繋がっている。2つの天面3cは、2つの側面3bの各々に繋がっている。2つの横フラップ3dは、2つの側面3bの各々の後ろ側に繋がっている。2つの内フラップ3eは、2つの天面3cの各々の後ろ側に繋がっている。外フラップ3fは、底面3aの後ろ側に繋がっている。
横フラップ3dと内フラップ3eとの間には前後方向に延びる切れ目が存在し、この切れ目によって横フラップ3dと内フラップ3eとは分離している。横フラップ3dと外フラップ3fとの間にも前後方向に延びる切れ目が存在し、この切れ目によって横フラップ3dと外フラップ3fとは分離している。横フラップ3d、内フラップ3e、及び外フラップ3fの前後方向の長さはFである。
箱状に形成されたときの副梱包部材3の前後方向の長さは、S2である(図3A参照)。そして、この副梱包部材3の前後方向の長さ(S2)は、中間板材62の長さ(L2)と、主梱包部材2の前後方向の長さ(L1+F)との差に等しい(つまりS2=L2−(L1+F))。換言すれば、図3A及び図3Bに示すように、主梱包部材2の前後方向の長さ(L1+F)は、中間板材62の長さ(L2)よりも短く、副梱包部材3は、これらの差に相当する長さ(S2)を有する。したがって、副梱包部材3は、中間板材62の主梱包部材2で包むことができない部分を包むことが可能である。
副梱包部材3は、主梱包部材2と接合される。主梱包部材2と副梱包部材3との接合には、テープ7(接合テープ73)が用いられる(図3A参照)。主梱包部材2及び副梱包部材3は、各々独立して箱状に形成されるのではなく、主梱包部材2及び副梱包部材3を接合テープ73で接合してから箱状に形成される。なお、具体的な梱包方法については、後述する。
上述の主梱包部材2と副梱包部材3とを用いると、中間板材62を梱包することができる。さらに主梱包部材2の予備部分8に上述のように切れ目を入れることで、主梱包部材2のみで最短板材61も梱包することができる。このように、本実施形態によれば、1種類の板材6のみならず、複数種類の板材6の梱包に対応可能である。さらに、板材6の種類が変わっても、梱包体1の大半を占める主梱包部材2を共通して使用し続けるので、コスト削減にもつながる。
<梱包体セット>
次に本実施形態に係る梱包体セット10について説明する。本実施形態では、上述した梱包体1と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
梱包体セット10は、複数種類の板材6を梱包するのに用いられる。上述の梱包体1は、2種類の板材6(最短板材61及び中間板材62)の梱包に対応可能であるが、梱包体セット10は、3種類以上の板材6(本実施形態では、最短板材61、中間板材62及び最長板材63)の梱包に対応可能である。
すなわち、梱包体セット10は、1種類の主梱包部材2と、複数種類(本実施形態では2種類)の副梱包部材3と、を備える。
1種類の主梱包部材2は、上述の主梱包部材2と同一である。すなわち、1種類の主梱包部材2は、複数種類の板材6のうち長手方向の寸法が最も短い最短板材61の全体を包むことが可能な部材である。
さらに1種類の主梱包部材2には、複数種類の板材6に共通する共通情報4が印字されている。梱包体1の前面(外フラップ2f)にはテープ7(第2テープ72)が貼られる可能性があり、また複数の梱包体1を積み重ねたときには天面2c及び底面2aは隠れる可能性がある。そこで、本実施形態では、共通情報4は、主梱包部材2の側面2bに印字されている。共通情報4としては、特に限定されないが、例えば、板材6全般に共通する注意事項等が挙げられる。これにより、梱包された板材6の情報を確認することができる。
本実施形態では、2種類の副梱包部材3を用いる。2種類の副梱包部材3は、図3Aに示す副梱包部材3、及び図4Aに示す副梱包部材3である。これらの副梱包部材3は、底面3aの前後方向の長さが異なる点で相違する。すなわち、図4Aに示す副梱包部材3の底面3aの前後方向の長さ(S3)は、図3Aに示す副梱包部材3の底面3aの前後方向の長さ(S2)よりも長い(つまりS3>S2)。これにより、図4Aに示す主梱包部材2と副梱包部材3との組合せによれば、最長板材63を梱包することも可能となる。
上記のように、2種類の副梱包部材3は、3種類の板材6のうち最短板材61以外の板材6(つまり中間板材62及び最長板材63)を梱包する場合に、1種類の主梱包部材2では包むことができない部分を包む部材である。
さらに副梱包部材3には、複数種類の板材6の各々に固有の固有情報5が印字されている。梱包体1の後面(外フラップ3f)にはテープ7(第2テープ72)が貼られる可能性があり、また複数の梱包体1を積み重ねたときには天面3c及び底面3aは隠れる可能性がある。そこで、本実施形態では、固有情報5は、副梱包部材3の側面3bに印字されている。固有情報5としては、特に限定されないが、例えば、板材6に固有の品番、長さ、及びロット等が挙げられる。これにより、梱包された板材6に特有の情報を確認することができる。なお、主梱包部材2のみで最短板材61を梱包する場合には、最短板材61に固有の固有情報5は、主梱包部材2に印字してもよい。
好ましくは、固有情報5が印字される副梱包部材3は無地である。換言すれば、副梱包部材3を形成するシート部材が段ボールであれば、この段ボールは、無地段ボールであることが好ましい。その理由は、以下のとおりである。すなわち、板材6(特に金属系サイディングなど)には、同一サイズで異なる柄の商品が多数存在する。この場合、複数の副梱包部材3が無地(例えばシート部材が無地段ボール)であれば、異なる柄毎に固有情報5だけを変更して印字すればよい。つまり、同一サイズの無地の副梱包部材3を複数用意しておけばよく、異なる柄毎に同一サイズの副梱包部材3を用意しておく必要がない。このように、同一サイズの無地の副梱包部材3を複数用意しておき、梱包する際に、異なる柄毎に固有情報5を印字するようにすれば、同一サイズで異なる柄の様々な板材6の梱包に対応可能となり得る。
上述の主梱包部材2と2種類の副梱包部材3とを用いると、中間板材62及び最長板材63を梱包することができる。さらに主梱包部材2の予備部分8に上述のように切れ目を入れることで、主梱包部材2のみで最短板材61も梱包することができる。このように、本実施形態によれば、1種類の板材6のみならず、複数種類の板材6の梱包に対応可能である。さらに、板材6の種類が変わっても、梱包体1の大半を占める主梱包部材2を共通して使用し続けるので、コスト削減にもつながる。
<梱包方法>
次に本実施形態に係る梱包方法について説明する。梱包方法は、上述の梱包体セット10を用いた梱包方法である。
具体的には、最短板材61を梱包する場合には、1種類の主梱包部材2のみで梱包する。まず主梱包部材2の予備部分8に前後方向に延びる切れ目を入れることで、前側と同様の2つの横フラップ2d、2つの内フラップ2e、及び1つの外フラップ2fを後ろ側にも形成する(図2A参照)。
次に図5A〜図5Gを参照して梱包体1の折り方の一例について説明する。
まず図5Aに示すように、主梱包部材2の底面(内側)2a上に、少なくとも1枚以上の板材6(この場合は最短板材61)を載せる。複数枚の板材6を載せる場合には、これらの板材6の各辺を揃えつつ積み重ねて底面2a上に載せる。
次に図5Bに示すように、2つの側面2bを底面2aに対してほぼ垂直に折り曲げて立ち上げる。
次に図5Cに示すように、2つの天面2cを側面2bに対してほぼ垂直に折り曲げて、最も上の板材6の上面に重ねる。これにより、2つの天面2cで、最も上の板材6の上面が覆い隠される。さらに2つの横フラップ2dを内側に折り曲げる。
次に図5Dに示すように、内フラップ2eを天面2cに対してほぼ垂直に下向きに折り曲げる。
次に図5Eに示すように、外フラップ2fを底面2aに対してほぼ垂直に上向きに折り曲げる。
次に図5Fに示すように、第1テープ71を貼る。第1テープ71は、長尺状に形成されている。第1テープ71は、2つの天面2cに跨るように前後方向に貼られる。さらに第1テープ71は、2つの天面2cと外フラップ2fとに跨るように貼られる。
次に図5Gに示すように、第2テープ72を貼る。第2テープ72は、第1テープ71よりも短いが、長尺状に形成されている。第2テープ72は、外フラップ2fに貼られ、第1テープ71と交差している。第2テープ72は、外フラップ2fと側面2bとに跨って貼られる。上述の図5A〜図5Gは、特に主梱包部材2の前方の折り方を図示しているが、後方の折り方も同様である。このようにして、梱包体1を得ることができる。
一方、最短板材61以外の板材6(中間板材62及び最長板材63)を梱包する場合には、1種類の主梱包部材2と、複数種類(本実施形態では2種類)の副梱包部材3のうちいずれか1種類の副梱包部材3と、を接合して梱包する。
中間板材62を梱包する場合には、図3Aに示す主梱包部材2と副梱包部材3と用いて梱包する。まず主梱包部材2及び副梱包部材3がシート部材の状態で、両者を接合テープ73で接合する。この場合、主梱包部材2の予備部分8には切れ目を入れない。そして、図3Aに示すように、主梱包部材2の後端と、副梱包部材3の前端とを突き付け、両者に跨るように左右方向に接合テープ73を貼る。好ましくは、接合テープ73は、主梱包部材2及び副梱包部材3の外側ではなく、両者の内側に貼る。これにより、梱包体1の状態としたときに、接合テープ73が外部から見えにくくなり、美観の低下を抑制し得る。その後の梱包体1の折り方については、上述の図5A〜図5Gと同様である。
最長板材63を梱包する場合には、図4Aに示す主梱包部材2と副梱包部材3と用いて梱包する以外は、中間板材62を梱包する場合と同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、1種類の板材6のみならず、複数種類の板材6の梱包に対応可能である。さらに、板材6の種類が変わっても、梱包体1の大半を占める主梱包部材2を共通して使用し続けるので、コスト削減にもつながる。
2.変形例
上記実施形態では、梱包体セット10が2種類の副梱包部材3を備えているが、3種類以上の副梱包部材3を備えてもよい。これにより、長手方向の寸法が異なる4種類以上の板材6を梱包することが可能となる。
3.態様
上記実施形態及び変形例から明らかなように、本発明は、下記の態様を含む。
第1の態様は、梱包体1であって、板材6を梱包するのに用いられる。前記梱包体1は、前記板材6の長手方向の寸法の半分を超える部分を包むことが可能な主梱包部材2と、前記板材6の前記主梱包部材2で包むことができない部分を包み、かつ前記主梱包部材2と接合される副梱包部材3と、を備える。
この態様によれば、1種類の板材6のみならず、複数種類の板材6の梱包に対応可能である。
第2の態様は、梱包体セット10であって、複数種類の板材6を梱包するのに用いられる。前記梱包体セット10は、1種類の主梱包部材2と、複数種類の副梱包部材3と、を備える。前記1種類の主梱包部材2は、前記複数種類の板材6のうち長手方向の寸法が最も短い最短板材61の全体を包むことが可能な部材である。前記複数種類の副梱包部材3は、前記複数種類の板材6のうち前記最短板材61以外の板材6を梱包する場合に前記1種類の主梱包部材2で包むことができない部分を包み、かつ前記1種類の主梱包部材2と接合される部材である。
この態様によれば、1種類の板材6のみならず、複数種類の板材6の梱包に対応可能である。
第3の態様は、第2の態様に基づく梱包体セット10である。第3の態様では、前記1種類の主梱包部材2には、前記複数種類の板材6に共通する共通情報4が印字されている。前記副梱包部材3には、前記複数種類の板材6の各々に固有の固有情報5が印字されている。
この態様によれば、梱包された板材6の情報を確認することができる。
第4の態様は、第2又は第3の態様のいずれか一つに基づく梱包体セット10を用いた梱包方法である。前記最短板材61を梱包する場合には、前記1種類の主梱包部材2のみで梱包する。前記最短板材61以外の板材6を梱包する場合には、前記1種類の主梱包部材2と、前記複数種類の副梱包部材3のうちいずれか1種類の副梱包部材3と、を接合して梱包する。
この態様によれば、1種類の板材6のみならず、複数種類の板材6の梱包に対応可能である。
1 梱包体
2 主梱包部材
3 副梱包部材
4 共通情報
5 固有情報
6 板材
61 最短板材
10 梱包体セット

Claims (4)

  1. 板材を梱包するのに用いられる梱包体であって、
    前記梱包体は、前記板材の長手方向の寸法の半分を超える部分を包むことが可能な主梱包部材と、前記板材の前記主梱包部材で包むことができない部分を包み、かつ前記主梱包部材と接合される副梱包部材と、を備える、
    梱包体。
  2. 複数種類の板材を梱包するのに用いられる梱包体セットであって、
    前記梱包体セットは、1種類の主梱包部材と、複数種類の副梱包部材と、を備え、
    前記1種類の主梱包部材は、前記複数種類の板材のうち長手方向の寸法が最も短い最短板材の全体を包むことが可能な部材であり、
    前記複数種類の副梱包部材は、前記複数種類の板材のうち前記最短板材以外の板材を梱包する場合に前記1種類の主梱包部材で包むことができない部分を包み、かつ前記1種類の主梱包部材と接合される部材である、
    梱包体セット。
  3. 前記1種類の主梱包部材には、前記複数種類の板材に共通する共通情報が印字され、
    前記副梱包部材には、前記複数種類の板材の各々に固有の固有情報が印字されている、
    請求項2に記載の梱包体セット。
  4. 請求項2又は3に記載の梱包体セットを用いた梱包方法であって、
    前記最短板材を梱包する場合には、前記1種類の主梱包部材のみで梱包し、
    前記最短板材以外の板材を梱包する場合には、前記1種類の主梱包部材と、前記複数種類の副梱包部材のうちいずれか1種類の副梱包部材と、を接合して梱包する、
    梱包方法。
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