JP5987392B2 - 梱包用組物 - Google Patents

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Description

本発明は、梱包箱及び梱包用組物に関する。
特許文献1には、電化製品のような壊れやすい製品を、格納する梱包箱が開示されている。製品は、発泡スチロール、又はパルプモールドなどからなる緩衝材で左右から包んだ状態で、段ボールシートよりなる梱包箱に格納される。特許文献1に記載の梱包箱から製品を取り出すために、製品を購入した消費者は、梱包箱の底面に対向する上面を開放し、緩衝材に包まれた製品を上方に持ち上げるようにして取り出す必要がある。このような梱包箱の側面は、通常、段が段ボールシートの上下方向に走っているので、上下方向の力に強く、製品が格納された梱包箱を縦に積み重ねて輸送することができるという利点がある。
特開2007−131307号公報
しかし、梱包箱の側面と緩衝体との間には摩擦抵抗が働くので、製品が大型になり梱包箱の側面と緩衝材との接触面積が増すほど、消費者は製品を取り出しにくくなるという問題がある。
上述した問題点に鑑み、本発明は内部に格納された製品を容易に取り出せ、かつ、上下方向の押圧力に対する強度が大きくなる梱包箱を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の梱包用組物は、物品の少なくとも一部を覆う緩衝体と、所定の形状に切断された段ボールシートを組み立てて直方体または立方体の箱状に構成され、前記緩衝体で覆われた物品を梱包する梱包箱と、を備える梱包用組物であって、前記梱包箱を構成する前記段ボールシートは、互いに直交する第1方向および第2方向に展開された状態で、底面部と、前記第1方向において前記底面部にそれぞれ連結する一対の第1側面部と、前記第2方向において前記底面部にそれぞれ連結する一対の第2側面部と、前記段ボールシートを組み立てたときに前記底面部と対向する面であって、前記両一対の第1側面部及び第2側面部の一方の一対の側面部のうち、一方の側面部に連結する天面部と、前記第2方向において前記一対の側面部の各側面部の両側の辺にそれぞれ連結する一対の補強板部と、が一体に形成されており、前記段ボールシートに形成された各段は、前記第1方向に沿って延びており、前記一対の補強板部の各補強板部の前記第1方向における長さは、前記一対の第1側面部の各側面部の前記第1方向における長さと等しく、前記緩衝体は、前記段ボールシートを組み立ててなる前記梱包箱の内部に梱包された状態で、前記一対の補強板部の各補強板部が差し込まれる4つの切欠きが設けられ、前記各切欠きは、差し込まれた前記各補強板部と前記一対の第1側面部の一方との間に前記緩衝体の一部が位置するとともに、差し込まれた前記各補強板部と前記一対の第2側面部の一方との間にも前記緩衝体の別の一部が位置するように構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1側面部に比べて弱い第2側面部の天面部又は底面部方向からの押圧力に対する強度を、補強板部により補うことができる。そのため、内部に格納された物品を容易に取り出せるとともに、天面部又は底面部方向からの押圧力に強い梱包箱を得ることができる。また、補強板部を、第1側面部及び第2側面部から所定の角度離れた姿勢に保持することができる。そのため、第1側面部及び第2側面部のいずれかと接触している場合に比べて、梱包箱の押圧力に対する強度を高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、組み立てた状態を保持する梱包箱を得ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、天面部又は底面部方向からの押圧力が加えられても、形状を維持しやすい梱包箱を得ることができる。
請求項5に記載の梱包箱によれば、一層天面部又は底面部方向からの押圧力に強い梱包箱を得ることができる。
請求項6に記載の梱包箱によれば、少ない数の作業工程で梱包箱を、展開することができる。すなわち、梱包箱から物品を容易に取り出すことができる。
第1の実施形態に係る梱包箱20及び緩衝材40で周囲を覆われた物品50の斜視図 緩衝材40で周囲を覆われた物品50の斜視図 物品50の斜視図 シート材30の展開図 梱包箱20の梱包工程を示す斜視図 第2の実施形態に係るシート材60の展開図 第3の実施形態に係るシート材90の展開図
[第1の実施形態]
<全体の説明>
第1の実施形態の梱包箱及び梱包用組物を、図面を用いて説明する。図1に示す梱包箱20は、緩衝材40で周囲を覆われた物品50を内部に格納する。梱包箱20は、組み立てられた状態では、略直方体形状である。図1において底面部10に垂直な方向をZ方向、と定義する。Z方向に対して垂直で、かつ、第2側面部16aと底面部10とが連結する辺Lが延びる方向をY方向と定義する。Z方向とY方向とに垂直な方向をX方向と定義する。物品50を格納した梱包箱20は、Z方向に複数積み上げられた状態で輸送される。
梱包箱20は、図4に示す段ボール製のシート材30を組み立てることで形成される。
図2に示すように、緩衝体40は梱包箱20に格納したとき梱包箱20の第1側面部11a、11b及び第2側面部16a、16bと、接触する4つの側面部41a〜41dを備えた略直方体形状である。緩衝体40の内部には空間が形成されており、その空間には、物品50の少なくとも1部を格納することができる。本実施形態では緩衝体40は、第1緩衝部材40a及び第2緩衝部材40bからなる分割構造を有し、この2つの緩衝部材を用いて物品50を覆う。また、詳細は後述するが各緩衝部材40a、40bには、Z方向に沿って形成された4つの切欠き42a〜42dがそれぞれ設けられている。
本実施形態では、物品50は図3に示すインクジェット方式の画像形成装置である。画像形成装置は、図中Z方向に図示しない記録媒体を搬送する動作と、図中X方向に図示しない記録ヘッドを動かす動作とを、交互に行い、記録媒体への印字を実現する。そのため、画像形成装置は、幅寸法50a(図中のX方向における寸法)及び奥行き寸法50b(図中のZ方向における寸法)に比べて高さ寸法50c(図中のY方向における寸法)が短い略直方体形状となっている。
物品50は緩衝体40に格納されると、Z方向とX方向とに走る辺により形成される物品50の面が各緩衝部材40a、40bの側面部41a、41bにより覆われる。そしてZ方向とY方向とに走る辺により形成される物品50の面が、各緩衝部材の側面部41c、41dにより覆われる。
<梱包箱の説明>
(展開図の説明)
図4に示すシート材30は一般的な段ボールを切り抜いて形成される。段ボールの各段は、第1方向D1に向かって走っている。
シート材30は、底面部10、第1側面部11a、11b、第2側面部16a、16b、補強板部13a〜13d、天面部17、内部片12a〜12c、第1舌片18a〜18c、及び第2舌片19a〜19dにより、一体に形成されている。
底面部10を基準として、シート材30の各部分の配置構造を説明する。まず、底面部10の第1方向D1における両端には、第1側面部11a、11bが連結している。第1側面部11aの第1方向D1における端には、内部片12aが連結している。第1側面部11bの第1方向D1における端には、内部片12bが連結している。また、第1方向D1と垂直な第2方向D2において、第1側面部11aの両端には、補強板13a、13bが連結している。同様に第1側面部11bの両端には、補強板部13c、13dが連結している。
第1方向D1において、補強板部13a、13bの寸法は、第1側面部11aの寸法とほぼ等しい。同様に、第1方向D1において、補強板部13c、13dの寸法は、第1側面部11bの寸法とほぼ等しい。
第1側板部11aと内部片12aとの連結部分には、第1開口14aが形成されている。同様に、第1側板部11bと内部片12bとの連結部分には、第1開口14bが形成されている。
第1側面部11aと補強板部13aとの連結部分には、第2開口15aが形成されている。同様に、第1側面部11aと補強板部13bとの連結部分には第2開口15bが、第1側面部11bと補強板部13cとの連結部分には第2開口15cが、第1側面部11bと補強板部13dとの連結部分には第2開口15dが、それぞれ形成されている。
第2方向D2において底面部10の両端には第2側面部16a、16bが連結している。第1方向D1において第2側面部16aの両端には、第2舌片19a、19bが連結している。同様に、第1方向D1において第2側面部16bの両端には、第2舌片19c、19dが連結している。第2方向D2において、第2側面部16aには内部片12cが連結している。第2側面部16aと内部片12cの連結部分には第1開口14cが形成されている。第2方向D2において第2側面部16bには、天面部17が連結している。
第1方向D1において、天面部17には第1舌片18a、18bが連結している。第2方向D2において、天面部17には第1舌片18cが連結している。
上記のように説明したシート材30は、シート材30を構成する複数の部材の連結部分を谷折にして箱型に形成される。以下、シート材30が緩衝体40で覆われた物品50を梱包する工程を説明する。
(梱包工程)
まず、緩衝体40で覆われた物品50をシート材30の上に載置する。このとき、物品50の、X方向とY方向とに走る辺により形成される面が、シート材30の底面部10上に位置する。さらに、底面部10上で物品50のX方向が第2方向D2(図4参照)に沿い、かつ物品50のY方向が第1方向D1(図4参照)に沿っている。
次に、第1側面部11a、11bと底面部10との連結部分を谷折りにする。その後、補強板部13a〜13dと第1側面部11a、11bとの連結部分を谷折りし、補強板部13a〜13dを緩衝体40の切欠き42a〜42dにそれぞれ差し込む。第2側板部16aと底面部10との連結部分を谷折りにする。そして、第2舌片19aを第2開口15bに、第2舌片19bを第2開口15dに差し込む。このときの状態を図5に示す。
第2側面部16bと第2舌片19c、19dとの連結部分を谷折りする。第2舌片19c、19dを、第2開口15a、15cへそれぞれ差し込む。内部片12a、12b、12cと側面部11a、11b、16aとの連結部分を谷折りする。天面部17と第1舌片18a〜18cとの連結部分を谷折りする。そして、第1舌片18aを第1開口14aに、第1舌片18bを第1開口14bに、第1舌片18c第1開口14cに、それぞれ差し込む。以上により、緩衝体40に覆われた物品50は、梱包箱20により梱包された。
図1に戻り説明する。前述したように、本実施形態において物品50を格納した梱包箱20は、Z方向に複数積み上げられて輸送される。そのため、梱包箱20にはZ方向の押圧力に対する強度が求められる。通常段ボールシートは、その段に対して平行な方向に加えられる押圧力に対する強度の方が、段に対して垂直な方向に加えられる押圧力に対する強度よりも高い。本実施形態の梱包箱20において、第1側面部11a、11bは段ボールシートの段が、Z方向に延びている。一方、第2側面部16a、16bにおいては、段ボールシートの段がZ方向に対して垂直に延びている。そのため、第2側面部16a、16bは、第1側面部11a、11bに比べて、Z方向に加えられる押圧力に対する強度が小さい。しかし、補強板部13a〜13dにおいて、段ボールシートの段はZ方向に延びている。補強板部13a〜13dの分だけ、Z方向に加えられる押圧力に対する強度が加わるので、第2側面部16a、16bのZ方向の押圧力に対する強度の小ささを補うことができる。さらに、補強板部13a〜13dは、切欠き42a〜42dに差し込まれて、第1側面部11a、11bと第2側面部16a、16bとの間に、第1側面部及び第2側面部から所定の角度離れた姿勢に保持される。そのため第1側面部及び第2側面部のいずれかと接触している場合に比べて、Z方向の押圧力に対する強度を高めることができる。
また、第2方向D2においての第1側面部11a、11bの寸法は、第1方向D1においての第2側面部16a、16bの寸法よりも大きい。そのため、第1方向D1においての第2側面部16a、16bの寸法よりも小さい場合に比べて、梱包箱20のZ方向に加えられる押圧力に対する強度を大きくすることができる。
また、第1方向D1において、補強板部13a、13bの寸法は、第1側面部11aの寸法とほぼ等しい。さらに、第1方向D1において、補強板部13c、13dの寸法は、第1側面部11bの寸法とほぼ等しい。そのため、補強板部13a、13b、13c、13dの寸法が、第1側面部11a、11bの寸法よりも短い場合と比べて、梱包箱20のZ方向に加えられる押圧力に対する強度を大きくすることができる。
また、第2舌片19a〜19dが第2開口15a〜15dに差し込まれているので、梱包箱20に対してZ方向から押圧力が加えられても、第1側面部及び第2側面部がたわみにくくなる。すなわち、梱包箱20の形状を維持しやすくなる。
(展開工程)
梱包箱20を展開する手順について説明する。まず、天面部17と第2側面部16bとの連結部分を回動支点として、天面部17をZ方向に向けて引き上げる。すると、第1舌片18a〜18cは、第1開口14a〜14cから、それぞれ抜ける。さらに、第2側面部16bと底面部10との連結部分を回動支点として、第2側面部16bを外側に引くと、第2舌片19c、19dが、第2開口15a、15cから抜け、図5に示す状態となる。
次に、第2側面部16aと底面部10との連結部分を回動支点として、第2側面部16aを外側に倒す。すると、第2舌片19a、19bが第2開口15b、15dから抜ける。すると、第1側面部11a、11bは、それぞれに連結する補強板部13a〜13dが、緩衝体40の切欠き42a〜42dに差し込まれているだけの状態となる。そのため、第1側面部11a、11bのそれぞれを、底面部10との連結部分を回動支点として、容易に外側に倒すことができる。以上の作業により、梱包箱20から、緩衝体40に覆われた物品50は完全に露出する。
以上説明したように、梱包箱20を展開するとき回動支点となるのは、天面部17と第2側面部16bとの連結部分と、第2側面部16bと底面部10との連結部分と、第2側面部16aと底面部10との連結部分と、である。すなわち、梱包箱を展開するために必要な動作は、すべてY方向に沿って走る線分を回動支点として行われる。そのため、ユーザは、梱包箱を展開するために必要な動作は、別々の方向に沿って走る線分を回動支点とする場合にくらべて、少ない作業工程で梱包箱20を、展開することができる。また、緩衝体40が、梱包箱20の側面部11a、11b、16a、16bと接触する摩擦抵抗のために、緩衝体40に覆われた物品50を取り出しにくくなる、という問題が発生しない。その結果、物品50の購入者は、容易に物品50を梱包箱20から取り出すことができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態における梱包箱及び梱包用組物について説明する。第2の実施形態は、シート材30に代えてシート材60を組み立てて梱包箱20を形成する点で、第1の実施形態と異なる。
以下シート材60について、図6を参照して説明する。但しシート材30と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。第2方向D2において、シート材60の第1側面部11aの両端には、補強板部63a、63bが連結している。同様に、第1側面部11bの両端には、補強板部63c、63dが連結している。補強板部63a〜63dは、第1方向D1において同じ幅を有している。補強板部63a〜63dは、第2方向D2において同じ幅を有し、第2方向D2においての補強板部63a〜63dの寸法は、第1方向D1においての底面部10の幅の約半分である。また、シート材60は、シート材30と異なり、第2舌片19a〜19dを有しない。そのため、第2舌片19a〜19dが差し込まれる第2開口15b、15d、15a、15cも有しない。
シート材60が緩衝体40で覆われた物品50を梱包する工程において、第1の実施形態と異なる点のみ説明する。シート材60は、補強板部13a〜13dに代えて補強板部63a〜63dを備える。緩衝体40には、補強板部63a〜63dを差し込まない。そのため、第2の実施形態では、緩衝体40は切欠き42a〜42dを備えなくてもよい。また、第2舌片19a〜19dを第2開口15a〜15dに差し込む工程も省略される。
第2の実施形態も、第1の実施形態と同様に、第1側面部11a、11bは段ボールシートの段が、Z方向に延びている。一方、第2側面部16a、16bは、段ボールシートの段がZ方向に対して垂直に延びている。そのため、第2側面部16a、16bは、第1側面部11a、11bに比べて、Z方向に加えられる押圧力に対する強度が小さい。しかし、補強板部63a〜63dでは段ボールシートの段がZ方向に延びている。補強板部63a〜63dの分だけ、Z方向に加えられる押圧力に対する強度が加わるので、第2側面部16a、16bのZ方向の押圧力に対する強度の小ささを補うことができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態における梱包箱及び梱包用組物について説明する。第3の実施形態は、シート材30に代えてシート材90を組み立てて梱包箱20を形成する点で、第1の実施形態と異なる。
以下、シート材90について、図7を参照して説明する。但しシート材30と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。第2方向D2において、第2側面部16bには、内部片92dが連結している。そして、第2側板部16bと内部片92dとの連結部分には、第1開口94aが形成されている。
さらに、第2方向D2において、第1側面部11aには天面部97が連結している。そして、第1方向D1において、天面部97には第1舌片98bが連結している。第2方向D2において、天面部97には第1舌片98a、98cが連結している。
シート材90が緩衝体40で覆われた物品50を梱包する工程において、第1の実施形態と異なる点のみ説明する。第2舌片19c、19dを、第2開口15a、15cへそれぞれ差し込んだ後、内部片92d、12b、12cと、側面部16b、11b、16aとの連結部分を谷折りする。天面部97と第1舌片98a〜98cとの連結部分を谷折りする。そして、第1舌片98aを第1開口94aに、第1舌片98bを第1開口14bに、第1舌片98c第1開口14cに、それぞれ差し込む。以上により、緩衝体40に覆われた物品50は、梱包箱20により梱包される。又、展開作業は、組み立ての動作を逆に行えばよい。
[変形例]
第1、第2の実施形態において梱包箱20は略直方体形状であった。しかし、これに代えて、立方体形状であってもよい。第2の実施形態では、第2方向D2において補強板部63a〜63bの幅を、より長くしてもよい。このとき、寸法の上限は、第1方向D1においての底面部10の寸法である。
第1〜3の実施形態において、シート材は第1舌片を備えず、また、第1開口が形成されていなくてもよい。ただし、その場合は、梱包体20を組み立てられた状態で固定するために、ガムテープ又は紐などで、天面部と、第1側面部及び第2側面部と、を固定する必要がある。
20 梱包箱
30 シート材
40 緩衝材
50 物品
60 シート材
90 シート材

Claims (5)

  1. 物品の少なくとも一部を覆う緩衝体と、所定の形状に切断された段ボールシートを組み立てて直方体または立方体の箱状に構成され、前記緩衝体で覆われた物品を梱包する梱包箱と、を備える梱包用組物であって、
    前記梱包箱を構成する前記段ボールシートは、互いに直交する第1方向および第2方向に展開された状態で、
    底面部と、
    前記第1方向において前記底面部にそれぞれ連結する一対の第1側面部と、
    前記第2方向において前記底面部にそれぞれ連結する一対の第2側面部と、
    前記段ボールシートを組み立てたときに前記底面部と対向する面であって、前記両一対の第1側面部及び第2側面部の一方の一対の側面部のうち、一方の側面部に連結する天面部と、
    前記第2方向において前記一対の側面部の各側面部の両側の辺にそれぞれ連結する一対の補強板部と、が一体に形成されており、
    前記段ボールシートに形成された各段は、前記第1方向に沿って延びており、
    前記一対の補強板部の各補強板部の前記第1方向における長さは、前記一対の第1側面部の各側面部の前記第1方向における長さと等しく、
    前記緩衝体は、前記段ボールシートを組み立ててなる前記梱包箱の内部に梱包された状態で、前記一対の補強板部の各補強板部が差し込まれる4つの切欠きが設けられ、
    前記各切欠きは、差し込まれた前記各補強板部と前記一対の第1側面部の一方との間に前記緩衝体の一部が位置するとともに、差し込まれた前記各補強板部と前記一対の第2側面部の一方との間にも前記緩衝体の別の一部が位置するように構成されていることを特徴とする梱包用組物。
  2. 前記天面部の、前記一方の側面部が連結しない辺の少なくとも1つには、第1舌片が連結して設けられており、
    他方の前記一対の前記側面部の辺と、前記一方の一対の側面部のうち他方の側面部の辺と、のうち前記段ボールシートを組み立てたときに、前記第1舌片部が連結する前記天面部の辺と重なる辺には、内部片部が連結して設けられており、
    前記内部片部が連結する辺には、第1開口が設けられており、
    前記段ボールシートを組み立てたときに前記第1舌片部は前記第1開口に挿入可能であることを特徴とする、請求項1記載の梱包用組物
  3. 前記2つの第2側面部の前記第2方向に走る複数の辺のうちの少なくとも1つの辺には、第2舌片部が連結して設けられており、
    前記一対の補強板部が連結する前記2つの第1側面部の各側面部の複数の辺のうち、前記段ボールシートを組み立てたときに前記第2舌片部が連結する辺と重なる辺には、第2開口が設けられており、
    前記段ボールシートを組み立てたときに前記第2舌片部は前記第2開口に挿入可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載の梱包用組物
  4. 前記一対の第1側面部のそれぞれの前記第2方向における長さは、前記一対の第2側面部のそれぞれの前記第1方向における長さより長いことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の梱包用組物
  5. 前記天面部は、前記一対の第2側面部の一方の側面部に連結することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の梱包用組物
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