JPH07277369A - 包装用緩衝体 - Google Patents

包装用緩衝体

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JPH07277369A
JPH07277369A JP6085603A JP8560394A JPH07277369A JP H07277369 A JPH07277369 A JP H07277369A JP 6085603 A JP6085603 A JP 6085603A JP 8560394 A JP8560394 A JP 8560394A JP H07277369 A JPH07277369 A JP H07277369A
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JP
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laminated
cushioning body
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JP6085603A
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Shinya Oizumi
眞也 大泉
Masaaki Unemoto
政明 畝本
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Daiko Shiko Kk
Sony Corp
Original Assignee
Daiko Shiko Kk
Sony Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/02Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
    • B65D81/05Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents
    • B65D81/053Corner, edge or end protectors
    • B65D81/057Protectors contacting four surfaces of the packaged article, e.g. four-sided corner protectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65D2581/051Details of packaging elements for maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents
    • B65D2581/052Materials
    • B65D2581/053Paper in general, e.g. paperboard, carton, molded paper

Abstract

(57)【要約】 [目的] 段ボール原紙を用いて機械によって自動的に
折畳むことかでき、生産コストの低い包装用緩衝体を提
供することを目的とする。 [構成] 段ボール原紙10の一端側に設けられている
3枚の積層板11〜13を折曲げ線16、19のところ
でそれぞれ折曲げて3層構造とするとともに、段ボール
原紙10の他端側に設けられている中間板39、係止板
33、および係合板29を巻込むように折曲げ線40、
36、30のところでそれぞれ折曲げ、係止板33の先
端側の係止部34を直立板22の切込み26の上縁に係
止した状態で組立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は包装用緩衝体に係り、と
くに物品と包装箱との間に介装され、外部からの衝撃か
ら物品を保護するための包装用緩衝体に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の物品、例えば電子機器等を物流に
供するために段ボール原紙を直方体状に組立てて成る包
装箱が用いられ、この包装箱内に電子機器を収納するよ
うにしている。そして外部からの衝撃から電子機器を保
護するために、包装箱の所要の位置には、包装箱と電子
機器との間に介装されるように発泡スチロール樹脂から
成る緩衝体が配されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発泡スチロール樹脂か
ら成る包装用緩衝体は外部からの衝撃を効果的に吸収す
ることによって、内部の物品が保護される。ところがこ
のような発泡スチロール樹脂から成る包装用緩衝体は使
用後に焼却処理すると、黒煙を発し、大気汚染の原因と
なる。またその際に高温になるために焼却炉を損傷する
ことになり、廃棄物公害の原因になっていた。
【0004】このような問題点に鑑みて、段ボール原紙
を組合わせ、あるいは折曲げて成る包装用緩衝体が種々
提案されている。このような緩衝体はパルプを原料とす
るものであるために、焼却処理の際に発泡スチロール樹
脂のような問題を生じない。ところが従来の段ボール原
紙から成る緩衝体は、複雑な構造を有しているために、
自動組立てに対応することができないという問題があっ
た。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、自動組立てが可能な包装用緩衝体を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、折曲げ線を介
して互いに連結されており、互いに積層される複数枚の
積層板と、端部の積層板とほぼ直角に折曲げた状態で連
結され、切込みが設けられて前記積層板と直交するよう
に配される直立板と、前記直立板の切込みと連続する係
合用凹部を有し、前記直立板と折曲げ線を介してほぼ直
角に折曲げた状態で連結される係合板と、前記係合板と
重なるように折曲げ線を介して連結され、しかも前記直
立板の切込みのエッジに先端部が係止される係止板と、
前記係合用凹部と整合される係合用開口を有し、前記係
止板と重なるように折曲げ可能に連結され、前記係合板
と前記係止板との間に重ねて配される中間板と、から成
る包装用緩衝体に関するものである。
【0007】
【作用】複数枚の積層板によって物品の重量を受け、あ
るいは物品を押えるとともに、係合用凹部によって物品
を位置決めした状態で物品のコーナの稜線部を受けるよ
うにこの包装用緩衝体が配され、このような緩衝体によ
って保護された状態で物品が包装箱内に収納されること
になる。本願発明の他の構成およびその作用は以下に述
べる実施例によって明らかにされる。
【0008】
【実施例】実施例1 図1は第1の実施例の包装用緩衝体を組立てるための段
ボール原紙10を示している。なおこの段ボール原紙1
0は段が2段になっており、2層構造をなす段ボール原
紙から構成されている。
【0009】段ボール原紙10は積層板11、12、1
3を備えている。積層板11は切込み14およびこの切
込み14の両端に交差するように設けられている短い切
込み15と、この切込み15の両端に対して直交するよ
うに設けられている左右一対ずつの折曲げ線16を介し
て積層板12に連結されている。また積層板11はその
先端側の両側が切欠かれ、これによって幅方向の中央部
に突片17が形成されている。
【0010】積層板12はスリット状開口18およびこ
のスリット状開口18の両側の一対ずつの折曲げ線19
を介して積層板13と折曲げ可能に連結されている。な
おスリット状開口18は上記積層板11の突片17を受
入れるためのものである。
【0011】積層板13の先端側には直立板22が設け
られている。この直立板22は切込み23を介して積層
板13と隣接されている。切込み23の両側には長さが
短い直交する切込み24が形成されるとともに、この切
込み24の上端側の部分から左右に延びる折曲げ線25
が形成されている。また直立板22の上端側は切込み2
6によって切欠かれている。
【0012】上記直立板25の先端側には係合板29が
折曲げ線30を介して設けられている。係合板29は上
記切込み26によってその大部分が切込まれ、後述する
係合用凹部55を形成するとともに、左右と後端部とを
有するコの字状の形状になっている。
【0013】係合板29の先端側には係止板33が設け
られている。係止板33はその先端部に突出した係止部
34を備え、しかもスリット状開口35を介して上記係
合板29の先端部に設けられている。スリット状開口3
5の両側にはそれぞれ一対ずつの折曲げ線36が形成さ
れている。
【0014】上記係止板33の先端側には中間板39が
設けられている。中間板39は左右一対ずつの折曲げ線
40を介して係止板33の先端部に連設されている。そ
して中間板39の先端部はその両側が切欠かれて突片4
1になっている。またこの中間板39はその幅方向の中
間部に横長の係合用開口42が形成されている。この係
合用開口42は上記係合板29の切込み26によって形
成される係合用凹部55と整合するようになっている。
【0015】次に以上のような構成になる段ボール原紙
10を折曲げて組立てられる包装用緩衝体54の組立て
方について説明する。図2に示すように、まず切込み1
4の両側に設けられている折曲げ線16のところで積層
板11を積層板12に重合わせるように折曲げる。そし
てこの後さらに折曲げ線19のところで積層板11、1
2を積層板13と重なるように折曲げる。このときに積
層板11の突片17をスリット状開口18に挿入する。
また直立板22を図2に示すように、折曲げ線25のと
ころで直角に折曲げる。これによって図2に示す状態に
なる。
【0016】この後に図3に示すように、まず折曲げ線
40のところで中間板39を係止板33と重合わせるよ
うに折曲げる。そしてこの後さらに折曲げ線36のとこ
ろで中間板39と係止板33とを係合板29に重合わせ
るように折曲げる。このときにスリット状開口35内に
突片41を挿入する。これによって図3に示す状態にな
る。
【0017】この後に係合板29の終端に設けられてい
る折曲げ線30のところで係合板29を直立板22に対
して直角に折曲げる。そして係止板33の先端部に設け
られている係止部34を図4および図6に示すように、
直立板22の切込み26の上端のエッジの部分に係合さ
せる。これによって図4〜図6に示すような包装用緩衝
体54が組立てられる。このような包装用緩衝体は、係
合板29から直立板22にかけて形成されている切込み
26および中間板39の係合用開口42が互いに整合し
て形成される係合用凹部55をその上面であって直立板
22側の部分に開放されたように形成することになる。
【0018】このような包装用緩衝体54は図7および
図8に示すように、例えば電子機器56を物流に供する
際にその保護のために用いられる。すなわち偏平な直方
体状をなす電子機器56の左右のコーナの稜線部分を上
記緩衝体54の係合用凹部55が受けるようにして包装
箱57内に図8に示すように配される。すなわち包装用
緩衝体54は包装箱57内に収納された電子機器56と
包装箱57との間において、その4つのコーナの部分に
それぞれ配されることになる。従って外部からの衝撃を
この緩衝体54が吸収し、物流段階での外部からの衝撃
から電子機器54を保護することになる。
【0019】このような包装用緩衝体は、図1に示すよ
うな段ボール原紙10の下端側の部分を折曲げ線16、
19のところでそれぞれ折曲げることによって3重の構
造とするとともに、この段ボール原紙10の上端側の部
分を折曲げ線40、36、30のところでそれぞれ折曲
げることによって、下側の積層板11、12、13の上
に重合わせることによって組立てられる。従って単に段
ボール原紙10を両側から巻込むように折曲げるだけで
よく、これによって機械による自動折畳みが容易にで
き、人手による折畳み作業を省略することが可能にな
る。このために生産コストの低下に寄与することにな
る。
【0020】しかもこのような段ボール原紙10から成
る緩衝体は、図4および図6に示すように、係止板33
の先端側の係止部34が直立板22の上端側のエッジの
部分に係合されるようになり、これによって折畳まれた
状態を安定に保持する。従って特別な係止手段を設ける
ことなくその形態を安定に保持することが可能になる。
なお必要に応じて段ボール原紙10の所要の位置に接着
剤または糊を塗布しておくことによって、さらに安定に
折畳んだ状態に維持することが可能になる。
【0021】またこのような包装用緩衝体54は電子機
器56等の保護すべき物品の荷重を互いに重合される積
層板11、12、13によって受けるようにしている
が、これらの積層板11、12、13の前端側にこれら
の積層板11、12、13と直交するように直立板22
を配するようにしており、このために積層板11〜13
を直立板22が補助することになり、これによってとく
に積層板11〜13の積層方向の強度を直立板22によ
って補強することが可能になる。
【0022】実施例2 図9は第2の実施例の包装用緩衝体を組立てるための段
ボール原紙10を示している。なおこの第2の実施例に
おいて、上記第1の実施例と共通の部分には同一の符号
を付すとともに、その説明を省略する。
【0023】第2の実施例の特徴は、段ボール原紙10
の下端側であって積層板11の先端側にさらに積層板4
4を付加したことである。積層板44は折曲げ線45を
介して積層板11の先端部に折曲げ可能に設けられてい
る。なおこの折曲げ線45は段ボール原紙10の外側の
皮の部分を1枚残しただけの構造になっており、他の折
曲げ線とは逆に外側に折返される折曲げ線である。また
この折曲げ線45によって形成される積層板44の先端
部の両側が切欠かれ、これによって突片46が形成され
ている。
【0024】またこの段ボール原紙10はその中間板3
9の先端部に補助中間板49を連設するようにしてい
る。補助中間板49は折曲げ線50を介して中間板39
の突片41の先端部に連設されている。なお折曲げ線5
0はこの段ボール原紙10の外側の皮の部分を1枚残し
た構造になっており、外側へ折返される折曲げ線であ
る。またこの補助中間板49の上端側はコ字状に切欠か
れた構造になっている。
【0025】次に以上のような段ボール原紙10を用い
て包装用緩衝体54を組立てる動作について説明する。
図10に示すように、折曲げ線45、16、および19
によって積層板11〜13、44を折曲げて4重の構造
とする。このときに折曲げ線45のみは外側に折曲げ、
その他の折曲げ線16、19はそれぞれ内側に折曲げ
る。
【0026】この後に図11に示すように、まず折曲げ
線50のところで補助中間板49を外側に折曲げ、この
後に折曲げ線40のところで中間板39と補助中間板4
9とをそれぞれ係止板33に重合わせるように折曲げ、
さらに折曲げ線36によって係止板33を係合板29と
重合わせるように折曲げる。
【0027】この後に図12に示すように、折曲げ線3
0のところで係合板29を直立板22に対して直角に折
曲げ、係止板33を積層板12上に重合わせる。そして
係止板33の係止部34を直立板22の切込み26の上
端の部分と係合させる。これによって図12〜図14に
示すように、8枚の積層構造の包装用緩衝体54が組立
てられる。
【0028】このような包装用緩衝体は、第1の実施例
に係る段ボール原紙10の両端にそれぞれ逆方向の折曲
げ線45、50を介して積層板44と補助中間板49と
を連設したものであって、これによって8層構造のより
衝撃吸収能に優れた包装用緩衝体を提供することが可能
になる。
【0029】この場合に両端の折曲げ線45、50につ
いてはその折曲げ方向が逆になっているものの、段ボー
ル原紙10の両側をそれぞれ順次折曲げて組立てる点で
上記第1の実施例と同様である。従ってこのような構成
によっても、上記第1の実施例と同様に機械による自動
折畳みが可能で、人手による折畳み作業を省略して生産
コストの低下に寄与することになる。また8層構造とす
るためにより確実に包装される商品の保護を図ることが
可能になる。
【0030】なお折曲げて積層される枚数については任
意に増減可能であって、積層板44と補助中間板49の
内の一方を省略し、これによって7枚構造とすることも
可能である。あるいはまたさらに両端または一端に板状
体を追加することによって、9層構造あるいは10層構
造としてもよい。また段ボール原紙10としては2段に
なっている2層構造のものを用いるが、単層構造でもよ
く、あるいはまた3層以上の段ボール原紙を使用するこ
とも可能である。
【0031】
【発明の効果】第1の発明は、折曲げ線を介して互いに
連結されており、互いに積層される複数枚の積層板と、
端部の積層板とほぼ直角に折曲げた状態で連結され、切
込みが設けられて積層板と直交するように配される直立
板と、直立板の切込みと連続する係合用凹部を有し、直
立板と折曲げ線を介してほぼ直角に折曲げた状態で連結
される係合板と、係合板と重なるように折曲げ線を介し
て連結され、しかも直立板の切込みのエッジに先端部が
係止される係止板と、係合用凹部と整合される係合用開
口を有し、係止板と重なるように折曲げ可能に連結さ
れ、係合板と係止板との間に重ねて配される中間板とか
ら成る包装用緩衝体に関するものである。
【0032】従ってこのような包装用緩衝体によれば、
板状体をその両側から順次折曲げることによって組立て
ることが可能になり、機械による自動組立てが容易に達
成され、生産コストの低下に寄与することになる。すな
わち段ボール原紙等の板状体によって低コストの包装用
緩衝体を組立てることが可能になる。
【0033】第2の発明は、係合用凹部および係合用開
口と整合する切込みを有し、中間板の先端部に折曲げ可
能に連結され、中間板と整合される補助中間板を設ける
ようにしたものである。従ってこのような構成によれ
ば、補助中間板によってさらに枚数を増加させ、係合用
凹部の深さを深くすることによって物品を確実に保持す
ることが可能になる。
【0034】第3の発明は、単一の段ボール原紙によっ
て互いに連結された状態で折曲げられるようにしたもの
である。従って1枚の原紙を打抜いて折曲げるだけで包
装用緩衝体を組立てることが可能になり、これによって
より生産性が改善され、生産コストを低下させることが
可能になる。
【0035】第4の発明は、多層構造の段ボール原紙を
用いるようにしたものである。このような段ボール原紙
を用いることによって、それ自体がより高い衝撃を吸収
する能力を有しているために、衝撃吸収能の高い包装用
緩衝体が組立てられることになる。
【0036】第5の発明は、係合板の係合用凹部が物品
のコーナの稜線部分を受入れた状態で物品と外装箱との
間に配されるようにしたものである。従って直方体状の
商品をその4つのコーナの稜線部分を受入れた状態で包
装用緩衝体で保護しながら包装することが可能になり、
物流段階での物品の保護を確実に図ることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の包装用緩衝体を組立てるための
段ボール原紙の展開平面図である。
【図2】組立ての動作を示す外観斜視図である。
【図3】組立ての動作を示す外観斜視図である。
【図4】組立てられた包装用緩衝体の斜視図である。
【図5】包装用緩衝体の側面図である。
【図6】包装用緩衝体の長さ方向の中間部分の断面図で
ある。
【図7】包装用緩衝体によって物品を保護している状態
を示す分解斜視図である。
【図8】包装箱内において商品と包装箱との間に包装用
緩衝体を配した状態の縦断面図である。
【図9】第2の実施例の包装用緩衝体を組立てるための
段ボール原紙の展開平面図である。
【図10】包装用緩衝体を組立てる動作を示す外観斜視
図である。
【図11】包装用緩衝体を組立てる動作を示す外観斜視
図である。
【図12】組立てられた包装用緩衝体の外観斜視図であ
る。
【図13】包装用緩衝体の側面図である。
【図14】包装用緩衝体の長さ方向の中間部分の縦断面
図である。
【符号の説明】
10 段ボール原紙 11〜13 積層板 14、15 切込み 16 折曲げ線 17 突片 18 スリット状開口 19 折曲げ線 22 直立板 23、24 切込み 25 折曲げ線 26 切込み 29 係合板 30 折曲げ線 33 係止板 34 係止部 35 スリット状開口 36 折曲げ線 39 中間板 40 折曲げ線 41 突片 42 係合用開口 44 積層板 45 折曲げ線 46 突片 49 補助中間板 50 折曲げ線 51 切込み 54 包装用緩衝体 55 係合用凹部 56 電子機器 57 包装箱

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折曲げ線を介して互いに連結されており、
    互いに積層される複数枚の積層板と、 端部の積層板とほぼ直角に折曲げた状態で連結され、切
    込みが設けられて前記積層板と直交するように配される
    直立板と、 前記直立板の切込みと連続する係合用凹部を有し、前記
    直立板と折曲げ線を介してほぼ直角に折曲げた状態で連
    結される係合板と、 前記係合板と重なるように折曲げ線を介して連結され、
    しかも前記直立板の切込みのエッジに先端部が係止され
    る係止板と、 前記係合用凹部と整合される係合用開口を有し、前記係
    止板と重なるように折曲げ可能に連結され、前記係合板
    と前記係止板との間に重ねて配される中間板と、 から成る包装用緩衝体。
  2. 【請求項2】前記係合用凹部および前記係合用開口と整
    合する切込みを有し、前記中間板の先端部に折曲げ可能
    に連結され、前記中間板と重合わされる補助中間板を有
    する請求項1に記載の包装用緩衝体。
  3. 【請求項3】単一の段ボール原紙によって互いに連結さ
    れた状態で折曲げられていることを特徴とする請求項1
    に記載の包装用緩衝体。
  4. 【請求項4】前記段ボール原紙が多層構造であることを
    特徴とする請求項3に記載の包装用緩衝体。
  5. 【請求項5】前記係合板の係合用凹部が物品のコーナの
    稜線部分を受入れた状態で物品と外装箱との間に配され
    ることを特徴とする請求項1に記載の包装用緩衝体。
JP6085603A 1994-03-31 1994-03-31 包装用緩衝体 Pending JPH07277369A (ja)

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