JP3097147U - ソーラーパネル用梱包箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】焼却しやすく、針金等を使うことなく、糊付けを必要とせず、また荷崩れしないソーラーパネル用梱包箱を提供する。
【解決手段】一方のシート2aの表面3の横に折目A,Bを介して側面4と裏面5aを連接し、他方のシート2bの裏面5bの横に折目I,Jを介して巻込側面16と巻込面17とを連接するとともに前記側面4と裏面5b間の折目Bには前記裏面側5bに突出する舌片18,18の切目19を穿設し、表面3の上方には、折目C,Dを介して上面6と折返上面7を連接するとともに表面3の下方には、折目E,Fを介して下面8と折返下面9を連接し、前記側面4の上下方向の横には折目G,Hを介して上下フラップ部10,11を連接し、前記裏面5aの上下には、上係止片12と下係止片13を連接し、前記折返上下面7,9には前記上下係止片12,13を差し込むための差込孔からなる係止部14,15を穿設したものからなる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ソーラーパネル枠の両側面を被覆してコーナーを保護するようにしたソーラーパネル用の簡易梱包箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋根の上に設置して温水を作るための太陽電池モジュ−ル用のソーラーパネルは、アルミ枠の内部にガラスが入っており大型のものなので、コーナーに発泡スチロ−ル等の緩衝材を当てて、これを針金で縛り付けたり、平止鋲で固定させて、安全に輸送しうるように包装していた。そのため、緩衝材が嵩高になり、枠を傷つけやすく、解くのにも面倒であり、また焼却にも不便であった。
【0003】
発泡スチロ−ルを使用しない枠用緩衝材としては、ソーラーパネル用の梱包箱ではないが、次のような先行技術がある。実開平5−7661号公報は、物品の外縁部に対する保護体であるが、柔軟性厚紙の両面にクラフト紙を貼着するという積層紙に関するものである。また実開平7−33877号公報は、物品のコーナー部に対する紙製保護体であるが、コーナーに凸状の膨出を形成させるというものである。
【0004】
そして、実開平1−128565号公報は、板状建材の梱包構造であるが、側面当て部を糊で貼着するものである。さらに特開2000−247369号公報は、一枚のブランクに折目を形成さして被包装物を入れるようにした段ボ−ル緩衝材であるが、両端部に緩衝用の段部を設けるというものであった。しかし、ソーラー電池用のパネルであるアルミ枠の場合は、そう重いものでもないのでフラットでよく、面倒な段部は敢えて必要としない。
【0005】
紙製の包装品は、一般に組立に際して糊付けするようにしている。しかし、糊付けをしたものは、解くのに手間を要し好ましいものではなかった。また、ソーラーパネルは、何枚も重ねて梱包したものが輸送されるので、荷崩れしないようにする必要がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記の事情に鑑み本考案は、焼却しやすく、針金等を使うことなく、糊付けを必要とせず、また荷崩れしないソーラーパネル用梱包箱の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、ソーラーパネル枠の長手方向を両側面から被覆して包装するための左右一対のシートからなるソーラーパネル用梱包箱であって、一方のシート表面の横に折目を介して側面と裏面を連接し、表面の上方には、折目を介して上面と折返上面を連接するとともに表面の下方には、折目を介して下面と折返下面を連接し、前記側面の上下方向の横には折目を介して上下フラップ部を連接し、前記裏面の上下には、上係止片と下係止片を連接したことものからなり、各折目を内側に折曲し前記係止部に係止片を係止させて組立て、該組立パネルを積み重ねて輸送する際に前記舌片によって荷崩れしないようにしたソーラーパネル用梱包箱を構成するものである。
【0008】
【考案の実施の態様】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図1は本考案のソーラーパネル用梱包箱の一実施例を示す展開平面図、図2は同ソーラーパネル用梱包箱の組立手順を示し、(イ)は折り曲げ前の状態を示すコーナー周りの拡大斜視図、(ロ)は上面と折返上面の折り曲げた状態を示すコーナー周りの拡大斜視図、(ハ)は上面と折返上面の折り曲げた状態を示すコーナー周りの拡大斜視図、上差込孔に上差込片を差し込む状態を示すコーナー周りの拡大斜視図、(ニ)は組立上がりの状態を示すコーナー周りの拡大斜視図である。図3は同ソーラーパネル用梱包箱でパネル枠を包装した状態を示す裏面図、図4は図1の▲1▼部分を拡大した平面図、図5は図3を▲2▼−▲2▼部分で切断した断面図、図6は本考案のソーラーパネル用梱包箱で包装したパネル枠を、積み重ねてPPバンドで締め付けた輸送状態を示す斜視図である。
【0009】
図3と図6に示す本考案のソーラーパネル用梱包箱1は、パネル枠Waの長手方向Lnを両側面から被覆して包装するための左右一対のシートからなっている。両一対のシートは、展開状態で図1に示す各一枚のシート2a,2bの1ピ−スからなっており、シート2aは、左の表面3から始まり、横に折目A,Bを介して側面4,裏面5aを連接している。
【0010】
また表面3の上方には、折目C,Dを介して上面6と折返上面7を連接している。一方表面3の下方には、折目E,Fを介して下面8と折返下面9を連接している。そして上下面6,8の側面4の上下方向の横には、折目G,Hを介して上下フラップ部10,11を連接している。
【0011】
さらに、裏面5aの上下には、上係止片12と下係止片13を連接している。なお上下係止片12,13は、横に張り出したロック部12a,13aを設けている。
【0012】
そして、表面3の折返上下面7,9には、上下係止片12,13を差し込むための差込孔からなる係止部14,15を穿設しており、差し込んだ際にロック部12a,13aでロックして係止され、抜けにくいようにしている。
【0013】
またシート2bの裏面5bの一方には、折目I,Jを介して巻込側面16と巻込面17を連接している。これは図5に示すように、ソーラーパネル用の電線コ−ドCdを収納するためのものである。
【0014】
側面4と裏面5b,5間の折目Bには、図4に示すような裏面5b側に突出する舌片18,18の切目19,19を図1のように2個穿設している。また図1のように、上下面6,8と折返上下面7,9間の折目D,Fには、折返上下面7,9側に突出する舌片118,118の切目119,119を各々穿設している。これらの舌片18,18,118,118は、折り畳んだ際に図5のように突出するので、図6のように組立パネル枠を積み重ねた際、下のパネルを押さえるようになるので、輸送する際に舌片18,18,118,118によって、相互のパネル枠が一体になったままで荷崩れしないようになる。本実施例の場合、舌片18の方は2mm高さで150mm幅であり、舌片118の方は2mm、高さで30mm幅であり、各2個によって安定した状態に固定される。なおBaは、積み重ねた組立パネル枠を、縛りつけるPPバンドである。
【0015】
図2は、本考案のソーラーパネル用梱包箱1の組立手順を示している。(イ)は、枠Waの上コーナーの上面にはシート2の上面6を、横には側面4を当てて折り曲げる前の状態を示している。
【0016】
(ロ)は、上面6と折返上面7を折り曲げて、枠Waの上面を被覆した状態を示している。次の(ハ)は、側面(図示せず)と裏面5を折り曲げて、折返上面7上に裏面5を重ね、上係止部14に上係止片12を差し込んだ状態を示している。この差し込んだ際には、ロック部12aが上係止部14内に入り込んでロックし係止されるので、抜けにくくなる。そして(ニ)は、枠Waのコーナー周りを、本考案のソーラーパネル用梱包箱1で被覆し、組立上がった状態を示している。
【0017】
この組立て完了の時点で、直角水平に曲げて差し込んだ、図2(ハ)の係止片12は、枠Waの水平枠の下面と垂直枠の側面(図示せず)を、当接密着してガタツキをなくしているので、強固にロックされる。
【0018】
なお、枠Waの下コーナーをシート2の下面8、折返下面9を折り曲げて枠Waのコーナーの下面を被覆する手順も、上記枠のコーナーの上面を被覆する手順と同様に行うことができる。
【0019】
そして図6のように、本考案のソーラーパネル用梱包箱の表面には、「太陽電池モジュ−ル」「ガラス注意」「落下厳禁」等の文字が印刷20されている。
【0020】
【考案の効果】
本考案のソーラーパネル用梱包箱は、紙製のみからなり、針金等を使うことなく、糊付けを必要としないので、焼却に支障なく、被包装物を傷付けることもない。
【0021】
本考案のソーラーパネル用梱包箱は、差込片によるロック機構にしているので確実に固定でき、コーナーを安全に保護することができる。
【0022】
本考案は、両ピ−スからなるシート状態で納入されるため嵩をとらず、組立てはワンタツチでき、作業効率とともに包装コストも安価にすることができた。
【0023】
本考案のソーラーパネル用梱包箱は、突出する舌片を設けるようにしたので、積み重ねて荷造りする際に上下が一体になり、輸送に際して荷崩れする恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のソーラーパネル用梱包箱の一実施例を示す展開平面図である。
【図2】同ソーラーパネル用梱包箱の組立手順を示し、(イ)は折り曲げ前の状態を示すコーナー周りの拡大斜視図、(ロ)は上面と折返上面の折り曲げた状態を示すコーナー周りの拡大斜視図、(ハ)は上面と折返上面の折り曲げた状態を示すコーナー周りの拡大斜視図、上差込孔に上差込片を差し込む状態を示すコーナー周りの拡大斜視図、(ニ)は組立上がりの状態を示すコーナー周りの拡大斜視図である。
【図3】同ソーラーパネル用梱包箱でパネル枠を包装した状態を示す裏面図である。
【図4】図1の▲1▼部分を拡大した平面図である。
【図5】図3を▲2▼−▲2▼部分で切断した断面図である。
【図6】本考案のソーラーパネル用梱包箱で包装したパネル枠を、積み重ねてPPバンドで締め付けた輸送状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1     : ソーラーパネル用梱包箱
2a,2b : シート
3     : 表面
4     : 側面
5,5b  : 裏面
6     : 上面
7     : 折返上面
8     : 下面
9     : 折返下面
10    : 上フラップ部
11    : 下フラップ部
12    : 上係止片
13    : 下係止片
12a   : 上ロック部
13a   : 下ロック部
14    : 上係止部
15    : 下係止部
16    : 巻込側面
17    : 巻込面
18    : 舌片
19    : 舌片の切目
20    : 印刷
A,B,C,D,E,F,G,H,I,J : 折目
Ba    : 積み重ねたパネル枠を縛り付けたバンド
Cd    : ソーラーパネル用の電線コ−ド
Ln    : ソーラーパネル枠の長手方向
Wa    : ソーラーパネルの枠

Claims (2)

  1. ソーラーパネル枠の長手方向を両側面から被覆して包装するための左右一対のシートからなるソーラーパネル用梱包箱であって、一方のシートの表面の横に折目を介して側面と裏面を連接し、他方のシートの裏面の横に折目を介して巻込側面と巻込面とを連接するとともに前記側面と裏面間の折目には前記裏面側に突出する舌片の切目を穿設し、前記表面の上方には、折目を介して上面と折返上面を連接するとともに前記表面の下方には、折目を介して下面と折返下面を連接し、前記側面の上下方向の横には折目を介して上下フラップ部を連接し、前記裏面の上下には、上係止片と下係止片を連接し、前記折返上下面には前記上下係止片を差し込むための差込孔からなる係止部を穿設したことを特徴とするソーラーパネル用梱包箱。
  2. 請求項1に記載のソーラーパネル用梱包箱において、上下係止片は横に張り出したロック部を設け、前記上下面と折返上下面間の折目には、該折返上下面側に突出する舌片の切目を各々穿設したことを特徴とするソーラーパネル用梱包箱。
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