JP4061049B2 - 筆記具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は筆記具に関する。詳細には、多孔質材料よりなる筆記先端部を備えたチップ本体をインキタンクの先端に接続し、前記インキタンクの内部に、インキと、該インキの後端に配置され且つ筆記先端部からのインキの消費に伴い前進する追従体とを収容した筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の筆記具において、インキタンク内にインキと該インキの消費に伴い前進するインキ逆流防止用の追従体を収容し、前記インキタンクの先端部に多孔質ペン体を接続し、前記多孔質ペン体と前記インキタンクとの間に、多孔質ペン体の後退により弁孔が開口する弁装置を設けた構成が開示されている。(例えば、特開2000−6576号公報、特開2001−80272号公報等)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の筆記具は、筆記時の多孔質ペン体の後退により弁孔が開口し、インキタンクからインキが多孔質ペン体の後端部に供給される。その後、インキは、多孔質ペン体の後端部から、多孔質ペン体の多孔質組織よりなる毛細間隙を通って、多孔質ペン体の筆記先端部に供給される。前記従来の筆記具は、多孔質ペン体の先端部と後端部との間のインキ供給路が、多孔質ペン体自体の多孔質組織よりなる毛細間隙であるため、そのインキ流通抵抗が大きい。それにより、インキ消費スピードが速い場合(例えば、筆記スピードが速い場合、筆跡幅が太い場合等)やインキの粘度が比較的高い場合、弁孔から筆記先端部に十分な量のインキを迅速に供給できず、筆跡カスレや筆跡途切れを生じさせ易い。
【0004】
本発明は前記従来の問題点を解決するものであって、インキ消費スピードが速い場合やインキの粘度が比較的高い場合であっても、筆跡カスレや筆跡途切れを生じさせず、十分な量のインキが筆記先端部より吐出可能な筆記具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔1〕本発明は、多孔質材料よりなる筆記先端部を備えたチップ本体をインキタンクの先端に接続し、前記インキタンクの内部に、インキと、該インキの後端に配置され且つ筆記先端部からのインキの消費に伴い前進する追従体とを収容した筆記具であって、前記チップ本体の内部に、その先端が筆記先端部近傍に位置し且つその後端が後方に開口する軸方向のインキ流出孔を設け、チップ本体とインキタンクとの間に、筆記時のチップ本体の後方への押圧により開口し、チップ本体の押圧解除により閉鎖する弁孔を有する弁装置を設 け、チップ本体の後端に、チップ本体の後退により変形可能な弾性筒部を設け、前記弾性筒部が、弁装置の弁孔からチップ本体のインキ流出孔に至るインキ通路と外気とを遮断してなること(請求項1)を特徴とする。
【0006】
チップ本体2の内部に軸方向に延びるインキ流出孔23を設け、前記インキ流出孔23の先端を筆記先端部21近傍に位置させ且つ前記インキ流出孔23の後端をインキタンク方向に開口させてなることにより、チップ本体2の後端から筆記先端部21までのインキ供給路のインキ流通抵抗を小さくでき、前記インキ流出孔23内をインキタンク3からの十分な量のインキ31が迅速に移動し、筆記先端部21に供給される。そのため、インキ消費スピードが速い場合またはインキ31の粘度が比較的高い場合であっても、筆跡カスレや筆跡途切れを生じさせるおそれがない。
【0007】
尚、前記チップ本体2とは、少なくとも多孔質の筆記先端部21を備えていればよく、例えば、チップ本体2の全体が多孔質材料よりなる構成、または、チップ本体2の筆記先端部21のみが多孔質材料よりなる構成のいずれであってもよい。前記多孔質材料としては、具体的には、繊維束の熱融着加工体、繊維束の樹脂加工体、フェルトの樹脂加工体、フェルトのニードルパンチ加工体、合成樹脂の連続気泡体が挙げられる。
【0008】
【0009】
前記弁装置の弁孔61が、非筆記時にはチップ本体2の押圧解除により閉鎖されるため、非筆記時において筆記先端部21が上向き状態の場合には、筆記先端部21からインキタンク3内への空気の混入を防止でき、一方、非筆記時において筆記先端部21が下向き状態の場合には、筆記先端部21からのインキ31の漏出を防止できる。
【0010】
尚、前記弁装置は、例えば、弁体が前方へ弾発部材により付勢されて弁孔を塞ぎ、前記弁体がチップ本体とともに後方移動するタイプ、またはチップ本体の後方への押圧により弾性材料よりなる弁孔を変形させ開口させるタイプ等が挙げられる。
【0011】
【0012】
インキ31の消費に伴ってインキ追従体32が前進するタイプの筆記具は、インキタンク3内に空気が混入することにより筆記不能となるおそれがある。しかし、前記弾性筒部4により、弁装置の弁孔61からチップ本体2のインキ流出孔23に至るインキ通路41と外気とを遮断することによって、インキタンク3内に空気が混入することが防止され、筆記不能となるおそれがない。
【0013】
尚、前記弾性筒部4を構成する材料としては、例えば、ゴム、エラストマー、多孔質材料等が挙げられる。また、前記弾性筒部4は、チップ本体2の後端部に一体に形成する構成や、弁装置の弁座6の先端部に一体に形成する構成にしてもよい。
【0014】
〕前記請求項1において、筆記先端部21の外面とインキ流出孔23の先端との間の軸方向の長さLを、0.5mm〜10mmの範囲に設定したこと(請求項)が好ましい。
【0015】
それにより、筆記先端部21の十分な強度を維持できると共に、筆跡途切れや筆跡カスレを確実に防止できる。
【0016】
前記軸方向の長さL(即ち、インキ流出孔23前方の筆記先端部21の肉厚)が、0.5mmより小さい場合、筆記先端部21の強度が低下し、筆記時に、インキ流出孔23の先端が筆記先端部21から開口し、筆記先端部21に孔があいてしまうおそれがある。一方、前記軸方向の長さLが、10mmより大きい場合、筆記先端部21の先端とインキ流出孔23の先端との間のインキ流通抵抗が増加し、筆跡途切れや筆跡カスレを生じさせやすい。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0018】
(第1実施例)
本実施例の図1乃至図3に本発明の第1実施例を示す。
筆記具1は、主に、内部にインキ31と追従体32とを収容した軸筒9(インキタンク3を兼ねる)と、該軸筒9の先端部にチップ保持筒91を介して軸方向に摺動可能に取り付けられるチップ本体2と、該軸筒9の先端開口部に設けた弁装置とからなる。
【0019】
前記チップ本体2は、合成樹脂の連続気泡体よりなり、その中心部に、横断面円形状の中心孔が軸方向に設けられる。前記中心孔は、先端が筆記先端部21の近傍に位置し、後端が後方に開口する。前記中心孔の内径は、2mmに設定され、筆記先端部21の外面と中心孔の先端との間の軸方向の長さLは、3mmに設定されている。
【0020】
軸筒9の内部には、インキ31と、該インキ31の後端に配置され且つ該インキ31の消費に伴い前進する追従体32が収容されている。前記インキ31は、粘度が、10mPa・s〜300mPa・s、好ましくは30mPa・s〜100mPa・s(20℃)の水性インキまたは油性インキが適用される。前記追従体32は、高粘度流体32aと、該高粘度流体32a中に配置される固形物32bとからなる。また、前記軸筒9の後端開口部には、通気孔が貫設された尾栓92が固着されている。
【0021】
弁装置は、軸筒9の先端開口部の内面に固着した筒状のバネ受け部材7と、該バネ受け部材7内部に収容される弾発部材8(圧縮コイルスプリング)及び弁体5と、該バネ受け部材7の内面に固着された筒状の弁座6とからなる。そして、前記弁体5が、弾発部材8により前方に付勢されて弁座6に密接され、弁座6の弁孔61が閉鎖される。
【0022】
前記弁体5は、弁座6に密接される環状鍔部よりなる弁部52と、該弁部52の前方に突設され且つチップ本体2の中心孔に挿入される棒状の前部51と、該弁部52の後方に突設され且つバネ受け部材7の後端孔に貫通される棒状の後部53とからなる。
【0023】
前記棒状の前部51の外面には、その先端部からその後端部(即ち基部)まで延びる軸方向の複数のリブ51a(具体的には放射状のリブ)が形成される。前記棒状の前部51が、チップ本体2の中心孔に挿入配置されることにより、チップ本体2の中心孔の内面と棒状の前部51外面との間に、軸方向に延びるインキ流出孔23が形成される。前記インキ流出孔23は、チップ本体2の後端からチップ本体2の内部の筆記先端部21近傍までの位置に軸方向に形成される。本実施例では、前記リブ51aにより、インキ流出孔23内のインキ誘導機能が向上し、より一層、迅速かつ円滑なインキ供給が可能となる。前記インキ流出孔23の横断面の面積は、0.5mm2 以上が好ましく、本実施例では、0.64mm2 に設定されている。
【0024】
前記棒状の前部51は、前側がチップ本体2の中心孔に挿入され、後側が弾性筒部4の内部に挿入される。前記棒状の前部51の前側は後側より僅かに小さい外径に設定され、前記棒状の前部51の前側と後側の間に段部51bが形成される。前記段部51bに、チップ本体2の後端が係止される。
【0025】
前記チップ本体2の後端と弁座6との間には合成樹脂のエラストマーよりなる弾性筒部4が配置される。前記弾性筒部4は、前記弁座6の弁孔61より前方に突出する筒状部62内に挿入され、筒状部62内面の弁孔61近傍に位置する環状凸部63に係止している。前記弾性筒部4の内部には弁体5の棒状の前部51が挿入され、棒状の前部51外面と弾性筒部4内面との間に、弁孔61からインキ流出孔23へインキを供給するインキ通路41が形成される。前記弾性筒部4は、非筆記時において、その先端がチップ本体2の後端に密接され、その後端が弁座6の内面(具体的には環状凸部63)に密接され、それにより、インキ通路41と外気とが遮断される。
【0026】
筆記時、筆圧により、チップ本体2が、弾発部材8の前方付勢に抗して後方へ押圧されると、弁体5が後方に移動すると同時に弾性筒部4が圧縮変形される。そして、弁体5と弁座6との密接が解除されて、弁孔61が開口され、インキタンク3からのインキ31が、即座に、弁孔61、インキ通路41、及びインキ流出孔23を通って筆記先端部21に供給される。それにより、インキの供給不足による筆跡途切れや筆跡カスレの発生を抑えることができる。
【0027】
(インキ流出孔の他の例)
図4、図5及び図6に第1実施例のインキ流出孔23の他の例を示す。
図4に示すインキ流出孔23は、図3同様のチップ本体2に設けた横断面円形状の中心孔に、図3とは異なる横断面円形状の棒状の前部51が挿入配置されることにより、前記中心孔内面と前記棒状の前部51外面との間に形成される、軸方向に延びる環状の隙間よりなる。
【0028】
図5に示すインキ流出孔23は、チップ本体2に設けた軸方向に延びる3本の放射状溝よりなる中心孔に、軸方向に延びる3本の放射状のリブ51aよりなる棒状の前部51を挿入配置することにより、前記中心孔内面と前記棒状の前部51外面との間の形成される、軸方向に延びる隙間よりなる。
【0029】
図6に示すインキ流出孔23は、全体が多孔質材料よりなるチップ本体2の中心部に間隔をおいて設けた軸方向に延びる3本の孔よりなる。
【0030】
(第2実施例)
図7乃至図9に本発明の第2実施例を示す。
本実施例の筆記具1は、主に、内部にインキ31と追従体32とを収容したインキタンク3と、該インキタンク3を内部に収容する軸筒9と、該インキタンク3の先端部にチップ保持筒91を介して軸方向に摺動可能に取り付けられるチップ本体2と、該インキタンク3の先端開口部に設けた弁装置とからなる。
【0031】
前記チップ本体2は、合成樹脂の連続気泡体よりなる筆記先端部21と、該筆記先端部21を先端に保持するホルダー22とからなる。前記ホルダー部22は、先端に筆記先端部21を保持する取付孔が開口され、前記取付孔の後方には取付孔より小さい内径の中心孔が連通され、前記中心孔がホルダー部22の後端で開口している。前記中心孔は、第1実施例同様、先端が筆記先端部21の近傍に位置し、後端が後方に開口される。前記中心孔の内径は、2mmに設定され、筆記先端部21の外面とインキ流出孔23の先端との間の軸方向の長さL(即ち、筆記先端部21の軸方向の肉厚)は、3mmに設定されている。
【0032】
前記軸筒9の先端開口部の内面には、インキタンク3の先端部外面が固着され、前記軸筒9の後端開口部の内面には、通気孔が貫設された尾栓92が固着される。また、前記インキタンク3内には、インキ31と、該インキ31の後端に配置され且つ該インキ31の消費に伴い前進する高粘度流体よりなる追従体32が収容されている。前記インキ31は、第1実施例同様、粘度が、10mPa・s〜300mPa・s、好ましくは30mPa・s〜100mPa・s(20℃)の水性インキまたは油性インキが適用される。
【0033】
尚、インキ流出孔23は、第1実施例と同様に、軸方向の放射状のリブ51a(具体的には4本のリブ)を備えた棒状の前部51を、横断面円形状のチップ本体2の中心孔に挿入することにより、棒状の前部51外面と中心孔内面との間に形成される隙間よりなる。また、前記インキ流出孔23の横断面の面積は、第1本実施例同様、0.64mm2 に設定されている。
【0034】
尚、弁装置、及び弾性筒部4の構成は、バネ受け部材7がインキタンク3を兼ねる構成以外、第1実施例と同様であるため説明を省略する。
【0035】
(インキ流出孔の他の例)
図10、図11及び図12に第2実施例のインキ流出孔23の他の例を示す。
図10に示すインキ流出孔23は、ホルダー部22の内面に軸方向に延びる複数本の放射状のリブ22aを一体に突設された中心孔に、横断面円形状の棒状の前部51が挿入配置されることにより、前記中心孔内面と前記棒状の前部51外面との間に形成される、軸方向に延びる隙間よりなる。
【0036】
図11に示すインキ流出孔23は、ホルダー部22の横断面円形状の内孔を軸方向に延びる十字状の隔壁により分割して得た4本の軸方向の孔よりなる。
【0037】
図12に示すインキ流出孔23は、ホルダー部22の内部に形成される横断面円形状の4本の軸方向に延びる孔よりなる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1により、インキ消費スピードが速い場合やインキの粘度が比較的高い場合であっても、筆跡カスレや筆跡途切れを生じさせず、十分な量のインキが筆記先端部より吐出可能となる。
【0039】
請求項により、非筆記時における筆記先端部が上向き状態の場合には、筆記先端部からインキタンク内への空気の混入を防止でき、一方、非筆記時における筆記先端部が下向き状態の場合には、筆記先端部からのインキ漏出を防止できる。
【0040】
請求項により、弾性筒部が弁装置の弁孔からチップ本体のインキ流出孔に至るインキ通路と外気とを遮断するため、インキタンク内への空気混入が防止され、筆記不能となるおそれがない。
【0041】
請求項により、筆記先端部の十分な強度を維持できると共に、筆跡途切れや筆跡カスレを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大縦断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のインキ流出孔の他の例を示す断面図である。
【図5】図2のインキ流出孔の他の例を示す断面図である。
【図6】図2のインキ流出孔の他の例を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例の縦断面図である。
【図8】図7の要部拡大縦断面図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】図8のインキ流出孔の他の例を示す断面図である。
【図11】図8のインキ流出孔の他の例を示す断面図である。
【図12】図8のインキ流出孔の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 筆記具
2 チップ本体
21 筆記先端部
22 ホルダー部
22a リブ
23 インキ流出孔
3 インキタンク
31 インキ
32 追従体
32a 高粘度流体
32b 固形物
4 弾性筒部
41 インキ通路
5 弁体
51 棒状の前部
51a リブ
51b 段部
52 弁部
53 棒状の後部
6 弁座
61 弁孔
62 筒状部
63 環状凸部
7 バネ受け部材
8 弾発部材
9 軸筒
91 チップ保持筒
92 尾栓
L 筆記先端部の外面とインキ流出孔の先端との間の軸方向の長さ

Claims (2)

  1. 多孔質材料よりなる筆記先端部を備えたチップ本体をインキタンクの先端に接続し、前記インキタンクの内部に、インキと、該インキの後端に配置され且つ筆記先端部からのインキの消費に伴い前進する追従体とを収容した筆記具であって、前記チップ本体の内部に、その先端が筆記先端部近傍に位置し且つその後端が後方に開口する軸方向のインキ流出孔を設け、チップ本体とインキタンクとの間に、筆記時のチップ本体の後方への押圧により開口し、チップ本体の押圧解除により閉鎖する弁孔を有する弁装置を設け、チップ本体の後端に、チップ本体の後退により変形可能な弾性筒部を設け、前記弾性筒部が、弁装置の弁孔からチップ本体のインキ流出孔に至るインキ通路と外気とを遮断してなることを特徴とする筆記具。
  2. 筆記先端部の外面とインキ流出孔の先端との間の軸方向の長さを、0.5mm〜10mmの範囲に設定した請求項1記載の筆記具。
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