JP2001253194A - 液式筆記具 - Google Patents

液式筆記具

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JP2001253194A
JP2001253194A JP2000066851A JP2000066851A JP2001253194A JP 2001253194 A JP2001253194 A JP 2001253194A JP 2000066851 A JP2000066851 A JP 2000066851A JP 2000066851 A JP2000066851 A JP 2000066851A JP 2001253194 A JP2001253194 A JP 2001253194A
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Tadao Iida
忠夫 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ペン先にインキを供給するために筆記を中断し
てペン先を押圧操作することを不要にすると共に、イン
キタンクの内圧が上昇した際や連続筆記の際にペン先側
からインキが過剰に流出することを防止する。 【解決手段】ペン先2とインキタンク31との間の本体
3内に、第一弁装置4を設ける。前記第一弁装置4とイ
ンキタンク31との間に、第二弁装置5を設ける。前記
第一弁装置4は、筆記時の筆圧によるペン先2の後退に
より開口する。前記第二弁装置5は、前記第一弁装置4
が開口した際にペン先2の後退を規制し且つインキタン
ク31から第一弁装置4へのインキ供給を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液式筆記具に関す
る。詳細には、筆記時の筆圧によるペン先の後退によっ
て開口する弁装置を備えた液式筆記具に関する。尚、本
発明で「前」とはペン先側を指し、「後」とはインキタ
ンク側を指す。
【0002】
【従来の技術】特開平6−286386号公報には、筆
記を途中で中断することなくペン先にインキを供給可能
とし、且つ、弁装置の開口量を一定に保つことを目的と
した、筆記時の筆圧によって開口する弁装置を備え、前
記弁装置の開口量を規制する規制部を設けた構造の液式
筆記具が開示されている。
【0003】前記従来の液式筆記具は、温度上昇等によ
りインキタンク内の圧力が上昇した際にペン先を筆圧に
より後退させて弁装置を開口させると、急激に過剰量の
インキがインキタンク側からペン先側に供給され、外部
にインキを漏出させ、被筆記面を汚すおそれがある。ま
た、連続筆記使用の場合、弁装置の開口状態が維持され
るため、もし、インキ消費量に対してインキ供給量が上
回ってしまうと、ペン先よりインキが過剰に流出するお
それがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来の問
題点を解決するものであって、ペン先にインキを供給す
るために筆記を中断してペン先を押圧操作することを不
要にすると共に、インキタンクの内圧が上昇した際や連
続筆記の際にペン先側からインキが過剰に流出すること
を防止する液式筆記具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔1〕本発明の液式筆記
具1は、ペン先2とインキタンク31との間の本体3内
に、筆記時の筆圧によるペン先2の後退により開口する
第一弁装置4を設け、前記第一弁装置4とインキタンク
31との間に、前記第一弁装置4が開口した際にペン先
2の後退を規制し且つインキタンク31から第一弁装置
4へのインキ供給を遮断する第二弁装置5を設けたこと
(請求項1)を要件とする。
【0006】前記第一弁装置4は、筆記時の筆圧によっ
て弁が開口するため、ペン先2にインキを供給するため
に筆記を中断してペン先2を押圧操作することが不要と
なり、連続筆記が可能となる。
【0007】前記第二弁装置5は、筆記時、ペン体の後
方移動を規制するため、第一弁装置4の開口量を一定に
保つことができ、且つ、筆記時、第二弁装置5は、閉鎖
され、インキタンク31から第一弁装置4へのインキの
供給を遮断し、それにより、インキタンク31内が圧力
上昇した場合のインキの漏出事故や、連続筆記した場合
のインキ過剰流出を防止できる。
【0008】〔2〕また、本発明は、ペン先2とインキ
タンク31との間の本体3内に、前方に付勢され且つペ
ン先2と連動する弁体6と、前記弁体6の前側弁部42
と密接可能な第一弁座41と、前記第一弁座41の後方
に位置し、前記弁体6の後側弁部52と密接可能な第二
弁座51とを設け、前記第一弁座41と前記第二弁座5
1との間にインキタンク31からペン先2へインキを供
給するインキ供給路9を設けてなり、筆記時、筆圧によ
るペン先2の後退によって第一弁座41と前側弁部42
との密接を解除することにより前記インキ供給路9とペ
ン先2とを連通状態にさせると共に、第二弁座51と後
側弁部52との密接によりペン先2の後退を規制し且つ
前記インキ供給路9とインキタンク31とを非連通状態
にさせ、非筆記時、第一弁座41と前側弁部42との密
接により前記インキ供給路9とペン先2とを非連通状態
にさせると共に、第二弁座51と後側弁部52との密接
を解除することにより前記インキ供給路9とインキタン
ク31とを連通状態にさせること(請求項2)を要件と
する。
【0009】第一弁座41と前側弁部42は、非筆記時
には、弁体6の前方付勢により互いに密接し、インキ供
給路9からペン先2へのインキ供給を遮断し、一方、筆
記時には、筆圧により弁体6の前方付勢力に抗して弁体
6を後退させ、その密接状態を解除すると共に、ペン先
2の後退を規制することにより軸方向に一定量だけ離間
させ、その結果、インキ供給路9とペン先2とを連通状
態にさせ、インキ供給路9からペン先2へのインキ供給
を可能にする。
【0010】第二弁座51と後側弁部52は、筆記時、
筆圧による弁体6の後退により互いに密接し、インキタ
ンク31からインキ供給路9へのインキ供給を遮断し、
一方、非筆記時、弁体6の前方付勢力による前方移動に
より、その密接状態を解除し、それにより、インキタン
ク31とインキ供給路9とを連通状態にさせ、インキタ
ンク31からインキ供給路9へのインキ供給を可能にす
る。
【0011】筆記時、インキ供給路9は、ペン先2との
連通が維持され且つインキタンク31との連通が遮断さ
れる。一方、非筆記時、インキ供給路9は、ペン先2と
の連通が遮断され且つインキタンク31との連通が維持
される。前記インキ供給路9は、弁体6の外面と本体3
(弁収容筒7等の別部材を含む)内面との隙間に形成さ
れ、その隙間の容積(即ち隙間の軸方向寸法及び径方向
寸法)により適宜設定された一定量のインキをペン先2
に供給する。尚、前記インキ供給路9には、ペン先2が
被筆記面から離れる度にインキタンク31からインキが
供給されるため、インキ供給路9は比較的小さい容積で
あってよい。
【0012】したがって、前記請求項2の液式筆記具1
により、ペン先2にインキを供給するために筆記を中断
してペン先2を押圧操作することが不要となると共に、
インキタンク31の内圧が上昇した際や連続筆記の際に
インキがペン先2側から過剰に流出することを防止でき
る。
【0013】〔3〕前記請求項1または2の液式筆記具
1において、ペン先2の軸方向の移動可能距離Lを、
0.1mm〜2.0mmに設定したこと(請求項3)が
好ましい。
【0014】ペン先2の軸方向の移動可能距離Lを前記
範囲に特定したことにより、インキ供給路9からペン先
2へのインキ供給のための十分な弁の開口量が維持で
き、且つ、筆記時、ユーザーに弁の開口操作を意識させ
ず、快適な筆記感を妨げることがない。前記移動可能量
Lが0.1mmより小さい場合は、インキ供給路9から
ペン先2への十分なインキ供給のための第一弁装置4
(即ち第一弁座41と前側弁部42)の開口量が維持で
きない。また、前記移動可能量Lが2.0mmより大き
い場合は、筆記時、ペン先2の軸方向のガタツキが大き
く、快適な筆記感を阻害する。
【0015】〔4〕前記請求項1、2または3の液式筆
記具1において、前記第二弁座51の弁孔51a内に、
不均一な毛細管力を有する異形断面部を設けたこと(請
求項4)が好ましい。
【0016】第一弁装置4(即ち第一弁座41)とイン
キタンク31との間に第二弁装置5(即ち第二弁座5
1)を設ける場合、インキタンク31からインキ供給路
9内への円滑なインキ流出性が阻害されがちである。特
に、筆圧により弁が開口するタイプの場合(即ち、ペン
先2の軸方向の移動可能距離Lが、0.1mm〜2.0
mmと小さい場合)、第二弁装置5(即ち第二弁座51
と後側弁体6)の開口量が小さいため、第二弁座51と
後側弁部52との間の隙間にインキが滞留するおそれが
ある。しかし、前記第二弁座51の弁孔51a内に不均
一な毛細管力を有する異形断面部を設けること(請求項
4)により、第二弁装置5の開口時、第二弁座51の弁
孔51aにおいて、インキと空気の迅速な交替作用(即
ち、毛細管力の大きい箇所ではインキが流通し、毛細管
力の小さい箇所では空気が流通する)が行われるため、
インキが滞留することがなく、インキタンク31からイ
ンキ供給路9への円滑なインキ供給が可能となる。
【0017】前記異形断面部としては、例えば、第二弁
座51の弁孔51a内に別部材(例えば弁体6後端から
後方へ突出する突出部63)を弁孔51a軸心から外れ
る偏心位置に配置させる構成や、第二弁座51の弁孔5
1a内面に突条51bや溝等を設け、弁孔51a内面を
非円形断面とする構成等が挙げられる。前記例示した構
成の中でも、弁体6の後端に突出部63を設ける構成
が、特に、第二弁座51と後側弁部52との間でも不均
一な毛細管力を有する点で好ましい。
【0018】〔5〕前記請求項1、2、3または4の液
式筆記具1において、前記インキ供給路9に、不均一な
毛細管力を有する異形断面部を設けること(請求項5)
が好ましい。それにより、より一層、インキ供給路9に
おいて、インキと空気の交替作用を迅速にでき、インキ
供給路9でのインキの滞留を防止し、円滑なインキ流通
が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
に従って説明する。
【0020】〔実施例〕本発明・液式筆記具1の一実施
例を図1〜図5に示す。
【0021】本実施例の液式筆記具1は、主に、内部に
インキを直に貯溜可能なインキタンク31を備え且つ前
端にペン先2を備える円筒状の本体3と、前記本体3内
のペン先2とインキタンク31との間に配設される、第
一弁装置4及び第二弁装置5を備えた弁装置ユニットと
からなる。
【0022】・ペン先 ペン先2は、繊維束樹脂加工体または多孔質体からな
り、本体3の前端開口部にペン先ホルダー21を介して
前後動可能に保持される。前記ペン先ホルダー21内に
は、ペン先2が貫通される環状の多孔質含浸体22(例
えばスポンジ等)が収容される。前記多孔質含浸体22
は、第一弁装置4からペン先2外面を流れ落ちるインキ
を、一時的に保持してペン先2外面に戻す機能を有す
る。尚、前記ペン先2は、この他にも、前端にボールを
回転可能に抱持したボールペンチップや、軸方向のイン
キ誘導路を有するプラスチックペン体等が例示できる。
【0023】・弁装置ユニット 前記弁装置ユニットは、前側弁部42と後側弁部52と
を備えた弁部61を有する弁体6と、前記前側弁部42
と密接し、前記前側弁部42と第一弁装置4を構成する
第一弁座41と、前記後側弁部52と密接し、前記後側
弁部52と第二弁装置5を構成する第二弁座51と、前
記弁体6を前方に弾発付勢する弾発体8(ここでは圧縮
コイルスプリング)と、前記弁体6、第一弁座41、第
二弁座51及び弾発体8を収容する弁収容筒7とからな
る。
【0024】・弁収容筒 前記弁収容筒7は、有底筒体であり、その内面に、第一
弁座41及び第二弁座51が前後位置に圧入固着され
る。前記弁収容筒7の内の前記第一弁座41とその後方
の第二弁座51との間には、前側弁部42及び後側弁部
52を備えた弁体6の弁部61が収容される。前記弁部
61の後端面と弁収容筒7の底壁との間には、弾発体8
が収容配置される。さらに、前記弁収容筒7の、第二弁
座51より後方に位置する側壁には、インキ流通孔71
が貫設され、それにより、インキタンク31と弁収容筒
7内とが連通される。
【0025】・弁体 前記弁体6は、弁部61の前端面に取付孔64を有し、
該取付孔64にペン先2の後端が圧入固着され、それに
より、ペン先2と弁体6とが連動可能となる。また、前
記弁部61の前端面には環状の前側弁部42が形成さ
れ、前記弁部61の後端面には環状の後側弁部52が形
成される。また、前記弁部61の後端面には、軸心に棒
状部62が後方に向かって一体に突設され、さらに、軸
心から離れた位置に前記棒状部62に比べて短い長さの
突出部63が1本、設けられる。前記棒状部62は、弾
発体8内を貫通されると共に、弁収容筒7の底壁の軸心
に貫設されたガイド孔72に摺動可能に挿入される。
【0026】・インキ供給路 弁体6の弁部61外面と弁収容筒7内面の間には環状の
インキ供給路9が形成される。前記弁部61外面には、
複数本(ここでは3本)の軸方向の縦リブ61aが等間
隔に設けられ、それにより、インキ供給路9内の毛細管
力の不均一な箇所(即ち異形断面部)を形成して、イン
キと空気の迅速な入れ替わりを可能にし、インキ滞留の
ない、円滑なインキ流通を可能にする。
【0027】・第一弁座 前記第一弁座41は、弾性材料よりなる筒体であり、軸
心に弁孔41aが貫設されている。前記弁孔41aに
は、ペン先2が貫挿され、該ペン先2の外面と弁孔41
a内面との間に僅かに隙間が形成される。前記隙間を通
して、空気をインキタンク31に円滑に取り入れること
ができる。また、第一弁座41の後端面には、前側弁部
42と軸方向に密接可能な環状のシール面が形成され
る。
【0028】・第二弁座 前記第二弁座51は、軸心に弁孔51aを有する弾性材
料からなる環状体である。前記第二弁座51の前端面に
は、前記後側弁部52と軸方向に密接可能な環状のシー
ル面が形成される。また、前記第二弁座51の弁孔51
aは、その軸心に弁体6の棒状部62が貫挿されると共
に、軸心から外れた弁孔51a内面近傍には、前記弁体
6の突出部63が位置している。それにより、前記突出
部63と弁孔51a内面との間に、毛細管力の不均一な
箇所(即ち異形断面部)が形成される。
【0029】・連結筒 連結筒10は、その前部がペン先ホルダー21の後端開
口部に圧入固着され、且つ、その後部が前記弁収容筒7
の前端開口部に圧入固着される。また、前記連結筒10
の中心孔にはペン先2が貫挿される。
【0030】・作用 筆記時、筆圧によりペン先2(即ち弁体6)が後退し、
第一弁座41と前側弁部42との密接が解除されること
により、第一弁装置4が開口され、それと同時に、第二
弁座51と後側弁部52とが密接することにより、第二
弁装置5が閉鎖される。一方、非筆記時、ペン先2(即
ち弁体6)が弾発体8の前方付勢により前方に移動し、
第一弁座41と前側弁部42とが密接することにより、
第一弁装置4が閉鎖され、それと同時に、第二弁座51
と後側弁部52との密接が解除されることにより、第二
弁装置5が開口される。
【0031】・弁体の移動可能距離 前記弁体6は、非筆記時、前側弁部42が第一弁座41
に密接することにより、前方への移動が規制され、筆記
時、後側弁部52が第二弁部に密接することにより、後
方への移動が規制される。本実施例では、弁体6の軸方
向の移動可能距離Lは、0.5mmに設定されている。
【0032】〔異形断面部の他の例〕図6及び図7に、
図4(図1のB−B線断面図)に相当する異形断面部の
他の例を示す。図6に示す例は、第二弁座51の弁孔5
1a内面に、2本の突条51bを形成し、それにより、
異形断面部を構成したものである。図7に示す例は、図
6の異形断面部と図1の異形断面部の組合せであって、
第二弁座51の弁孔51a内面に、2本の突条51bを
形成する構成と、弁部61の後端面より突設した突出部
63を弁孔51aの軸心から外れた位置に配置する構成
との組合せにより、異形断面部を構成したものである。
【0033】
【発明の効果】請求項1により、ペン先にインキを供給
するために筆記を中断してペン先を押圧操作することが
不要となると共に、インキタンクの内圧が上昇した際や
連続筆記の際にペン先側からインキが過剰に流出するこ
とを防止できる。
【0034】請求項2により、ペン先にインキを供給す
るために筆記を中断してペン先を押圧操作することが不
要となると共に、インキタンクの内圧が上昇した際や連
続筆記の際にペン先側からインキが過剰に流出すること
を防止できる。
【0035】請求項3により、インキ供給路からペン先
への十分なインキ供給のための弁の開口量が維持できる
と共に、筆記時、ユーザーに弁の開口操作を意識させ
ず、快適な筆記感を妨げることがない。
【0036】請求項4により、インキタンクからインキ
供給路内への円滑なインキ供給が可能となる。
【0037】請求項5により、インキ供給路内の円滑な
インキ流通が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の非筆記状態を示す縦断面図
である。
【図2】図1の筆記状態を示す縦断面図である。
【図3】図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】図1のB−B線拡大断面図である。
【図5】図1のC−C線拡大断面図である。
【図6】異形断面部の他の例を示す拡大断面図である。
【図7】異形断面部の他の例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 液式筆記具 2 ペン先 21 ペン先ホルダー 22 多孔質含浸体 3 本体 31 インキタンク 4 第一弁装置 41 第一弁座 41a 弁孔 42 前側弁部 5 第二弁装置 51 第二弁座 51a 弁孔 51b 突条 52 後側弁部 6 弁体 61 弁部 61a 縦リブ 62 棒状部 63 突出部 64 取付孔 7 弁収容筒 71 インキ流通孔 72 ガイド孔 8 弾発体 9 インキ供給路 10 連結筒 L ペン先又は弁体の軸方向の移動可能距離

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペン先とインキタンクとの間の本体内に、
    筆記時の筆圧によるペン先の後退により開口する第一弁
    装置を設け、前記第一弁装置とインキタンクとの間に、
    前記第一弁装置が開口した際にペン先の後退を規制し且
    つインキタンクから第一弁装置へのインキ供給を遮断す
    る第二弁装置を設けたことを特徴とする液式筆記具。
  2. 【請求項2】ペン先とインキタンクとの間の本体内に、
    前方に付勢され且つペン先と連動する弁体と、前記弁体
    の前側弁部と密接可能な第一弁座と、前記第一弁座の後
    方に位置し、前記弁体の後側弁部と密接可能な第二弁座
    とを設け、前記第一弁座と前記第二弁座との間にインキ
    タンクからペン先へインキを供給するインキ供給路を設
    けてなり、筆記時、筆圧によるペン先の後退によって第
    一弁座と前側弁部との密接を解除することにより前記イ
    ンキ供給路とペン先とを連通状態にさせると共に、第二
    弁座と後側弁部との密接によりペン先の後退を規制し且
    つ前記インキ供給路とインキタンクとを非連通状態にさ
    せ、非筆記時、第一弁座と前側弁部との密接により前記
    インキ供給路とペン先とを非連通状態にさせると共に、
    第二弁座と後側弁部との密接を解除することにより前記
    インキ供給路とインキタンクとを連通状態にさせること
    を特徴とする液式筆記具。
  3. 【請求項3】ペン先の軸方向の移動可能距離を、0.1
    mm〜2.0mmに設定した請求項1または2に記載の
    液式筆記具。
  4. 【請求項4】前記第二弁座の弁孔内に、不均一な毛細管
    力を有する異形断面部を設けた請求項1、2または3の
    いずれかに記載の液式筆記具。
  5. 【請求項5】前記インキ供給路に、不均一な毛細管力を
    有する異形断面部を設けた請求項1、2、3または4の
    いずれかに記載の液式筆記具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013144379A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Taisei:Kk バルブ機構を備えた筆記具
JPWO2017115843A1 (ja) * 2015-12-28 2018-12-20 三菱鉛筆株式会社 筆記具
CN113232439A (zh) * 2021-06-23 2021-08-10 陕西科技大学 一种方便注墨的马克笔

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