JP4058660B2 - カーブ推進工法用屈曲推進管及び屈曲継手 - Google Patents

カーブ推進工法用屈曲推進管及び屈曲継手 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカーブ推進工法の際使用する屈曲推進管と屈曲継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、推進工法用推進管として、図5に示すような、一端に雄型接続部イとシール材口を設け、他端に金属製雌型接続部材ハを設けたコンクリート管を用い、後続の推進管は図示のように雄型接続部イを雌型接続部材ハにインロー接続するようにしている。
【0003】
そして、カーブ推進工法によって左右にずれた位置にある立坑まで埋設する場合も、前記図5に示す推進管を使用している。
【0004】
従って、その場合、図6の(a)に示すように曲がる側の一点Aに応力が集中し、推進管のA点部が損傷し易く、しかも軸心がずれ易いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、カーブ推進工法によって推進管を埋設する場合に、屈曲部に加わる応力が分散され、従ってコンクリート管の損傷及び押圧推進中軸心のずれが殆どなく、しかも屈曲部から土砂の流入を防止した推進管と継手を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、両側に軸受部を突設した2枚のリング状取付盤を、軸受部を対向して設け、2本の軸でそれぞれ蝶着して屈曲自在に連結し、且つ各リング状取付盤に前記蝶着部の外側をカバーする大径カバー短管と小径カバー短管を取付けて成る屈曲部材を構成し、この屈曲部材の前記各リング状取付盤にコンクリート管を連結すると共に、前記屈曲部材の外側に弾性カバーを設けたことを特徴とするカーブ推進工法用屈曲推進管である。
【0007】
請求項2記載の発明は、大径短管を片面の外周に取付けたリング状取付盤と小径短管を片面の外周に取付けたリング状取付盤を各短管を対向させると共に各短管の両側に外端が相対するリング状取付盤に接する軸受部を設け、これら軸受部を2本の軸でそれぞれ蝶着して成る屈曲部材を構成し、この屈曲部材の前記各リング状取付盤にコンクリート管を連結すると共に、前記屈曲部材の外側に弾性カバーを設けたことを特徴とするカーブ推進工法用屈曲推進管である。
【0008】
請求項3記載の発明は、両側に軸受部を突設した2枚のリング状取付盤を、軸受部を対向して設け、2本の軸でそれぞれ蝶着して屈曲自在に連結し、且つ各リング状取付盤に前記蝶着部の外側をカバーする大径カバー短管と小径カバー短管を取付けて成る屈曲部材を構成し、この屈曲部材の前記一方のリング状取付盤にリング状雄型接続部材を、他方のリング状取付盤にリング状雌型接続部材を設けると共に、前記屈曲部材の外側に弾性カバーを設けたことを特徴とするカーブ推進工法用屈曲継手である。
【0009】
請求項4記載の発明は、大径短管を片面の外周に取付けたリング状取付盤と小径短管を片面の外周に取付けたリング状取付盤を各短管を対向させると共に各短管の両側に外端が相対するリング状取付盤に接する軸受部を設け、これら軸受部を2本の軸でそれぞれ蝶着して成る屈曲部材を構成し、この屈曲部材の前記一方のリング状取付盤にリング状雄型接続部材を、他方のリング状取付盤にリング状雌型接続部材を設けると共に、前記屈曲部材の外側に弾性カバーを設けたことを特徴とするカーブ推進工法用屈曲継手である。
【0010】
なお、前記請求項1及び2記載の発明において、リング状取付盤をコンクリート管と一体に成形する場合、リング状取付盤にアンカー及び欠損止バンドを溶接する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の態様を図面に示す実施例に基づき説明すれば次の通りである。
【0012】
図1は請求項1記載の発明の実施例を示すもので、(a)はその一部截断平面図、(b)は一部截断側面図である。
【0013】
この実施例に示すものは、片面の両側に軸受部1,1を設け、反対面に欠損止バンド2とアンカー3を設けたリング状取付盤4と、同じく片面の両側に軸受部5,5を設け反対面に欠損バンド6とアンカー7を設けたリング状取付盤8を軸9,9で軸受部1と5を蝶着して屈曲自在に構成したものに、更に、前記蝶着部の外側をカバーする大径カバー短管13と小径カバー短管14を取付けたものを屈曲部材X’とし、その屈曲部材X’の両側に雄型継手部イを設けたコンクリート管10と、雌型継手部ハを設けたコンクリート管11を一体に取り付け、且つ屈曲部をカバーするように弾性シートを巻いて両端を接着、又は弾性チューブ等からなる弾性カバー12を取付けた屈曲推進管で、15は設置後屈曲部材X’内に充填した目地モルタルである。
【0014】
また、図2は請求項2記載の発明の実施例を示すもので、(a)はその一部截断平面図、(b)は一部截断側面図である。
【0015】
この実施例に示すものは、外側面に欠損止バンド2とアンカー3を設けたリング状取付盤4と、同じく外側面に欠損止バンド6とアンカー7を設けたリング状取付盤8の内側面に、両側に軸受部16,17を突設した大径カバー短管13と小径カバー短管14を取付け、軸受部16,17の頭を相手のリング状取付盤8,4に接触させ、軸9’,9’で蝶着して連結したものをのを屈曲部材X”とし、その屈曲部材X”の両側に雄型継手部イを設けたコンクリート管10と、雌型継手部ハを設けたコンクリート管11を一体に取り付け且つ前記実施例と同様屈曲部をカバーするように、弾性カバー12を取付けた屈曲推進管である。
【0016】
以上実施例を2例示したが、図1に示した実施例のものは、カーブ推進工法によって押圧推進させた場合、通常、2点の蝶着部で、また一杯に屈曲した場合は3点で推力がリング状取付盤4,8を介してコンクリートに伝達されることになり、加わる応力が分散されるので、コンクリート管が損傷されることがなく、また、屈曲部において、前後のコンクリート管の軸心のずれを生じることがない。更に弾性カバー12によって推進中外部から土砂が推進管内に流入することを防止するようにしたものであり、更に大径と小径のカバー短管13.14によって弾性カバー12が土圧等によって管の内側に押されて破損を防止するようにしたものである。
【0017】
また、図2に示した実施例は、図1に示した実施例とは相違し、カバー短管に軸受としての機能を持たせるようにしたもので、この構造によると軸9’,9’を図1に示した実施例のものより細くすることができる効果がある。
【0018】
図3及び図4は請求項3及び4記載の発明のそれぞれの実施例を示すもので、図3に示す実施例は、図1に示した実施のものと同じ構造の屈曲部材X’の片側に、雌型接続部材19を設け、反対側に雄型接続部材18を設けるようにしたものである。
【0019】
また図4に示す実施例は、図2に示した実施のものと同じ構造の屈曲部材X”の片側に、雌型接続部材19を設けた、反対側に雄型接続部材18を設けるようにしたものである。
【0020】
これら図3及び図4に示した実施例は、公知の図5に示した推進管に接続して使用することにより、図1及び図2に示した屈曲推進管を使用する場合と同様の効果が得られることは自明であるので、その説明は省略する。
【0021】
【発明の効果】
本発明にかかる屈曲推進管又は屈曲継手を使用することにより、推進管における推進応力の分散を図ることができると同時に、図6に示す従来の推進管のみでカーブ推進工法を行った時のように軸心のずれを生じない工事を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施例の一部截断平面図と一部截断側面図。
【図2】請求項2記載の発明の実施例の一部截断平面図と一部截断側面図。
【図3】請求項3記載の発明の実施例の一部截断平面図と一部截断側面図。
【図4】請求項4記載の発明の一部截断平面図。
【図5】従来の推進管の一部截断側面図。
【図6】従来の推進管を使用してカーブ推進工法を施工した場合と、本発明にかかる屈曲推進管を使用してカーブ推進工法を施工した場合の比較図。
【符号の説明】
1,5 軸受部
2,6 欠損止バンド
3,7 アンカー
4,8 リング状取付盤
9,9’ 軸
10,11 コンクリート管
12 弾性カバー
13 大径カバー短管
14 小径カバー短管
15 目地モルタル
16,17 軸受部
18 雄型接続部材
19 雌型接続部材
イ 雄型継手部
ロ シール材
ハ 雌型継手部

Claims (4)

  1. 両側に軸受部を突設した2枚のリング状取付盤を、軸受部を対向して設け、2本の軸でそれぞれ蝶着して屈曲自在に連結し、且つ各リング状取付盤に前記蝶着部の外側をカバーする大径カバー短管と小径カバー短管を取付けて成る屈曲部材を構成し、この屈曲部材の前記各リング状取付盤にコンクリート管を連結すると共に、前記屈曲部材の外側に弾性カバーを設けたことを特徴とするカーブ推進工法用屈曲推進管。
  2. 大径短管を片面の外周に取付けたリング状取付盤と小径短管を片面の外周に取付けたリング状取付盤を各短管を対向させると共に、各短管の両側に外端が相対するリング状取付盤に接する軸受部を設け、これら軸受部を2本の軸でそれぞれ蝶着して成る屈曲部材を構成し、この屈曲部材の前記各リング状取付盤にコンクリート管を連結すると共に、前記屈曲部材の外側に弾性カバーを設けたことを特徴とするカーブ推進工法用屈曲推進管。
  3. 両側に軸受部を突設した2枚のリング状取付盤を、軸受部を対向して設け、2本の軸でそれぞれ蝶着して屈曲自在に連結し、且つ各リング状取付盤に前記蝶着部の外側をカバーする大径カバー短管と小径カバー短管を取付けて成る屈曲部材を構成し、この屈曲部材の前記一方のリング状取付盤にリング状雄型接続部材を、他方のリング状取付盤にリング状雌型接続部材を設けると共に、前記屈曲部材の外側に弾性カバーを設けたことを特徴とするカーブ推進工法用屈曲継手。
  4. 大径短管を片面の外周に取付けたリング状取付盤と小径短管を片面の外周に取付けたリング状取付盤を各短管を対向させると共に各短管の両側に外端が相対するリング状取付盤に接する軸受部を設け、これら軸受部を2本の軸でそれぞれ蝶着して成る屈曲部材を構成し、この屈曲部材の前記一方のリング状取付盤にリング状雄型接続部材を、他方のリング状取付盤にリング状雌型接続部材を設けると共に、前記屈曲部材の外側に弾性カバーを設けたことを特徴とするカーブ推進工法用屈曲継手。
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