JP4057600B2 - R2がフッ基またはパーフルオロアルキルである式R2CFICF2OSO2Clの化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
InR1CN
式中、R1は遊離基2または3個を有するパーフルオロアルキル或いは遊離基2また は3個を有し、かつ1個またはそれ以上のエーテル酸素原子を含むパーフルオロアル キルであり;
nは1または2であり;ただし
nが1である場合、R1は2個の遊離基を有し、そしてnが2である場合、R1は3 個の遊離基を有する、
の化合物を用いることからなる、ビニル単量体の遊離基重合の改善方法に関する。
8CNVE−パーフルオロ(8−シアノ−5−メチル−3,6−ジオキサ−1−オクテ ン)
APS−過硫酸アンモニウム
DiakR7−E.I.du Pont de Nemours and Compa ny, Wilmington, DE, U.S.A.から得られるトリアリルイソ シアネート
GC−ガスクロマトグラフィー
KrytoxR16350−E.I.du Pont de Nemours and Company, Wilmington, DE, U.S.A.から得られるポリ パーフルオロプロピレンオキシド
LupercoR101XL−Pennwalt Corporation, Luc idol Divisionから得られる2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチル パーオキシヘキサン
PMVE−パーフルオロ(メチルビニルエーテル)
TFE−テトラフルオロエチレン
TPT−OH−水酸化トリフェニルスズ
実施例において、重合体は次のASTM試験を用いて試験した:
オッシレーティング・ディスク・レオメーター(ODR)−D2084
ムーニー・スコーチ−D1646
引張特性、O−リング−D1414
圧縮セット、O−リング−D1414
実験1
フルオロ硫酸2−ヨード−1,1,2,2−テトラフルオロエチル(ICF2CF2OSO2F)の製造
1リッター入りの圧力反応器中に一塩化ヨウ素(162.5g、1.0モル)及びフルオロスルホン酸(110g、1.1モル)の混合物を充填した。反応器を冷却し、そしてテトラフルオロエチレン(120g、1.2モル)を加えた。TFEの添加が完了した後、反応混合物を100℃で10時間加熱した。次に冷却した混合物を撹拌しながら大量の氷中に徐々に注いだ。低い相を分離し、希釈NaHSO3溶液及び水で洗浄し、そしてMgSO4上で乾燥した。蒸留により所望の生成物が透明な液体として得られた(215g、収率66%)、沸点87〜88℃。19F NMR(188.24MHz,CDCl3):−85.4(dt,J=8.4Hz,J=5.2Hz,2F)、−65.7(t,J=5.2Hz,2F)、+49.6(t,J=8.3Hz,1F)。
クロロ硫酸2−ヨード−1,1,2,2−テトラフルオロエチル(ICF2CF2OSO2Cl)の製造
1リッター入りの圧力反応器中に一塩化ヨウ素(390g、2.4モル)及びクロロスルホン酸(490g、4.206モル)の混合物を充填した。反応器を冷却し、そしてテトラフルオロエチレン300g(3.0モル)を加えるまで0〜10℃で保持した。TFEの添加が完了した後、反応混合物を0〜10℃で6時間、25℃で2時間及び50℃で2時間保持した。次に反応混合物を撹拌しながら大量の氷中に徐々に注ぎ、そして上記のように処理した。所望の生成物が得られた(610g、収率74%)、沸点62〜64℃/6.7kPa。19F NMR(188.24MHz,CDCl3):−85.6(t,J=4.5Hz,2F)、−65.3(t,J=4.5Hz,2F)。C2F4IClSO3に対して計算された分析値:C:7.02,F:22.19;実測値:C:7.19,F:22.73。
実験2
ヨードジフルオロ酢酸エチル(ICF2CO2Et)の製造
(a)クロロ硫酸2−ヨード−1,1,2,2−テトラフルオロエチルから
500ml入りフラスコにフッ化ナトリウム(18.9g、0.45モル)及びエタノール(200ml)を充填し、そして氷−水浴中で冷却した。クロロ硫酸2−ヨード−1,1,2,2,−テトラフルオロ−エチル(103g、0.3モル)を徐々に加えた。反応は発熱的であり、そして反応温度は20〜30℃で保持した。添加後、反応混合物を室温で10時間撹拌し、次に冷水中に注いだ。生成物を抽出するためにエーテルを加えた。橙色の相を飽和NaCl溶液で洗浄し、そしてMgSO4上で乾燥した。真空中での溶媒の蒸発に続いての蒸留によりヨードジフルオロ酢酸エチルが得られた(68.1g、収率91%)、沸点57〜58℃/kPa。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 1.35(t,J=7.0Hz,3H)、4.37(q,J=7.0Hz,2H)、19F NMR(188.24MHz,CDCl3):−57.9(s,2F)。
(b)フルオロ硫酸2−ヨード−1,1,2,2−テトラフルオロエチルから
またヨードジフルオロ酢酸エチル(73.4g、収率74%)を実験(3a)に記載の方法によりフルオロ硫酸2−ヨード−1,1,2,2−テトラフルオロエチル(130.4g、0.4モル)、フッ化カリウム(23.2g、0.4モル)及びエタノール(150ml)から製造できた。
実験3
ヨードジフルオロアセトアミド(ICF2CONH2)の製造
(a)クロロ硫酸2−ヨード−1,1,2,2−テトラフルオロエチルから
水酸化アンモニウム(150ml、水中28〜30%)及びエーテル(150ml)の撹拌された溶液中に外部冷却しながらICF2CF2OSO2Cl(102.8g、0.3モル)を滴加した。添加中に温度を10〜20℃で保持した。その後、混合物を室温に加温し、そして30分間撹拌した。エーテル相を分離し、そして水相をエーテルで抽出した。一緒にした有機相を食塩水で洗浄し、そしてMgSO4上で乾燥した。溶媒の蒸発に続いてのヘキサン/エーテルからの再結晶によりICF2CONH2(61.5g、収率92%)が白色固体として得られた、融点96〜98℃。
1H NMR(300MHz,アセトン−d6):δ 7.35(br,1H)、7.81(br,1H),19F NMR(188.24MHz,300MHz,アセトン−d6):−57.5。
(b)フルオロ硫酸2−ヨード−1,1,2,2−テトラフルオロエチルから
ヨードジフルオロアセトアミド(28.5g、86%)を実験(3a)に記載の方法と同様にICF2CF2OSO2F(48.9g、0.15モル)、水酸化アンモニウム(80ml、水中28〜30%)及びエーテル(100ml)から製造できた。
(c)ヨードジフルオロ酢酸エチルから
アンモニアガスを氷水浴冷却しながらICF2CO2Et(62.5g、0.25モル)及びエーテル(150ml)の撹拌された溶液中に徐々にバブリングさせた。出発物質の完全な転化のために反応をGCにより監視した。通常の処理後、ICF2CONH2が殆ど定量的収率(55g)で得られた。
実験4
ヨードジフルオロアセトニトリル(ICF2CN)の製造
ヨードジフルオロアセトアミド(155g、0.7モル)をP2O5(100g、0.704モル)と十分に混合し、そして真空中(約20kPa)にて150℃で加熱した。揮発分を冷却トラップ(ドライアイス−アセトン浴)中で捕集した。加熱油浴温度を徐々に200℃に上昇させ、そしてこれ以上生成物が留去されなくなるまで反応を続けた。再蒸留により純粋なICF2CN(115g、収率81%)が得られた、沸点52〜54℃。19F NMR(188.24MHz,CDCl3):−46.5.MS:[M+]に対して計算:202.9116;実測値:202.9116。
実験5
I(CF2CF2)nOSO2Fオリゴマーの製造
フルオロ硫酸2−ヨード−1,1,2,2−テトラフルオロエチル(65.2g、0.2モル)をシールされたステンレス管中でTFE(25g、0.25モル)と混合した。混合物を250℃で4時間加熱した。生成物を取り出し、そして分別蒸留した。出発物質約25g(38.3%)を回収した。得られた他のオリゴマー生成物(約50g)は次のものであった:I(CF2CF2)2OSO2F,沸点42℃/3.3kPa,I(CF2CF2)3OSO2F,沸点54℃/700Pa,及び高沸点のI(CF2CF2)nOSO2F(n>3).I(CF2CF2)2OSO2Fに対して:19F NMR(188.24MHz,CDCl3):−60.3(t,J=13.8Hz,2F)、−83.7(d,J=7.2Hz,2F)、−113.7(s,2F)、−124.1(t,J=12.4Hz,2F)、+50.9(m,br,1F);[M+]に対して計算した質量:425.8471;実測値:425.8381、I(CF2CF2)3OSO2Fに対して;19F NMR(188.24MHz,CDCl3):−59.7(m,2F)、−83.5(m,2F)、−113.5(m,2F)、−121.4(m,2F)、−122.3(m,2F)、−125.0(m,2F)、+50.6(t,J=8.2Hz,1F);[M+]に対して計算した質量;525.8407;実測値525.8345。
実験6
フルオロ硫酸2−ヨードヘキサフルオロプロピル(CF3CFICF2OSO2F)の製造
1.3リッター入りステンレス管中に一塩化ヨウ素(130g、0.80モル)及びフルオロスルホン酸(88g、0.88モル)の混合物を充填した。管を閉鎖し、冷却し、次にヘキサフルオロプロピレン(144g、0.96モル)を管中に移した。反応混合物を25℃で2時間、50℃で2時間及び80℃で4時間保持した。生成物を震盪管から取り出し、そして氷水中に注いだ。底部の有機相を分離し、水で洗浄し、そして蒸留し、標題の生成物(120g、収率40%)を透明液として得た、沸点47℃/6.7kPa。19F NMR(188.24MHz,CDCl3):−74.5(m,3F)、−77.0(m,AB−パターン,2F)、−148.2(m,1F)、+49.7(m,1F)。
実験7
2−ヨードテトラフルオロプロピオンアミド(CF3CFICONH2)の製造
ガラス製フラスコ中に10〜15℃に冷却した水性水酸化アンモニウム(28重量%、40.5ml、0.6モル)及び塩化メチレン(80ml)の混合物を置いた。実験5からのフルオロ硫酸2−ヨードヘキサフルオロプロピル(37.6g、0.1モル)を反応温度を<15℃で保持しながら激しく撹拌して徐々に加えた。添加後、混合物を周囲温度に加温し、底部の有機相を分離し、亜硫酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、そしてMgSO4上で乾燥した。溶媒を真空中で除去し、標題の生成物を白色固体(18.5g、収率68.3%)として得た、融点75〜77℃、1H NMR(300MHz,CDCl3);δ 6.98,6.53(2巾広い単線);19F NMR(188.24MHz,CDCl3):−76.3(2単線,3F)、−138.5(m,1F);IR:1690cm−1(C=O);C3H2F4INOに対して計算した分析値:C:13.30,H:0.74、F:28.05;N;5.17。実測値C:13.68,H:0.83、F:28.43;N;5.21。[M+]に対して計算した質量:270.9117;実測値;270.9093。
実験8
2−ヨードテトラフルオロプロピオニトリル(CF3CFICN)の製造
実験6から製造した2−ヨードテトラフルオロプロピオンアミド(16.3g、0.06モル)をフラスコ中にて窒素雰囲気下でP2O5(16.3g、0.115モル)と十分に混合した。混合物を95〜100℃に徐々に加熱し、揮発性生成物が生じ始め、そして冷却トラップ(ドライアイス−アセトン浴)中に捕集した。蒸留による精製後に標題の生成物が少々ピンク色の液体として得られた、収量12.5g(82.5%)、沸点68〜70℃。19F NMR(188.24MHz,CDCl3):−78.7(2単線,3F)、−137.9(q,J=16Hz,1F);IR:2288cm−1(C≡N);[M+]に対して計算した質量、252.9382。実測値:252.9012。
実験9
2−ヨードテトラフルオロプロパノアミドの製造
1リッター入りオートクレーブにヨウ素353g及びトリフルオロメトキシペンタフルオロシクロプロパン285gを充填し、そして150℃で3時間及び次に240℃で12時間加熱した。オートクレーブを室温に冷却した後、反応混合物をエーテル1Lで希釈し、そして−78℃に冷却した。溶液が塩基性になるまでアンモニアガスを加えた。反応混合物を1.5時間にわたって室温に加温した。混合物をエーテル1L中に注ぎ、水で洗浄し、そしてMgSO4上で乾燥した。エーテルの除去後、生成物203.5gが得られた。ヘキサン及びエーテルからの再結晶により分析試料が得られた、融点136〜137℃。19F NMR:−62.3(t,J=5Hz,2F)、−112.1(t,J=5Hz,2F)、1H NMR(アセトン−d6):7.99(br,1H)、7.69(br,1H)。IR(ニート):3375,3267(m)、3193(m)、1708(s)、1416(s)、1180(s)、1080(s)、647(s)、分析値C3H2F4NOIに対して計算:C,13.30,H,0.74,F,28.05;N,5.17,I,46.84.実測値:C,13.35;H,0.78;F,27.10;N,4.81;I,46.87。
実験10
ヨードテトラフルオロプロパノニトリルの製造
ICF2CF2CONH2の微粉末150g及びP2O5235gの混合物を130〜150℃で加熱し、その間に揮発分が留去した。最後の揮発分を−78℃トラップ中にて26.6kPaで捕集した。全体で125.3gの粗製生成物が得られた、GCによる純度95%。再蒸留により純粋な生成物が得られた、沸点60〜61℃。19F NMR:−63.3(t,J=10.4Hz,2F)、−100.5(t,J=10.4Hz,2F)、IR(ニート):2264(w)、1235(s)、1196(s)、1172(s)、1146(s)、1089(s)、1065(s)、893(s)。
実験11
ICF2CF(CF3)OCF2CF2CONH2の製造
ICF2CF(CF3)OCF2CF2CONH222.5g及びCH2Cl230mlの撹拌された溶液に室温でのドライアイス冷却器を通してNH33gを加えた。添加が完了した後、反応混合物を室温で一夜撹拌した。揮発分の除去後、ICF2CF(CF3)OCF2CF2CONH221.6gが得られた。1H NMR:6.40(br,1H)、6.65(br,1H)。19F NMR:−58.3(dm,J=212Hz,1H)、−60.0(dm,J=212Hz,1F)、−76.7(m,3F)、−82.1(dm,J=139.5Hz,1F)、−83.5(dm,J=139Hz,1F)、−123.1(s,2F)、−134.1(m,1F)、IR:3413(s)、1697(s)、1230(s)。
実験12
ICF2CF(CF3)OCF2CF2CNの製造
ICF2CF(CF3)OCF2CF2CONH2の微粉末17.5g及びP2O517gの混合物を150〜200℃で加熱し、その間に揮発分が留去した。最後の揮発分を−78℃トラップ中にて13.3kPaで捕集した。全体で13.8gのICF2CF(CF3)OCF2CF2CNが得られた、GCによる純度95%。19F NMR:−58.6(dm,J=212.4Hz,1F)、−60.1(dm,J=212Hz,1F)、−76.7(m,3F)、−83.3(dm,J=135Hz,1F)、−84.8(dm,J=135Hz,1F)、−108.6(t,J=6.3Hz,2F)、−133.6(m,1F)、IR(ニート):2268(m)、1113(s)。
バッチ重合:400ml入り震盪管中に水200ml、パーフルオロオクタン酸アンモニウム塩7g、リン酸水素二ナトリウム七水和物0.5g、パーフルオロ−(8−シアノ−5−メチル−3,6−ジオキサ−1−オクテン)3g、過硫酸アンモニウム0.1g及び1−ヨード−2−シアノ−パーフルオロエチレン0.2gを置いた。震盪管を−30〜−40℃で冷却し、排気し、そしてテトラフルオロエチレン35g及びパーフルオロ(メチルビニルエーテル)60gを震盪管中で凝縮させた。管を封鎖し、そして震盪しながら70℃に加温した。圧力を低下させることにより反応を続け、そして4時間後に停止させた。水中の硫酸マグネシウムの4重量%溶液に安定重合体エマルジョンを90℃で加えることにより重合体を単離した。重合体は小片として沈殿し、そしてこのものを乾燥器中にて70℃で乾燥する前に大量の水で洗浄した。同一の操作4回からの重合体を一緒にし、そしてその重さは165gであった。特性を表1に記載する。
連続重合:重合工程は本質的に米国特許第4,983,697号に記載と同様である。重合体は90℃及び6.2MPaで連続的に操作される2L入りの機械的に撹拌され、水冷されたステンレス製のオートクレーブ中で製造し、その中に水16L、過酸化物アンモニウム55g、リン酸水素二ナトリウム七水和物471g、パーフルオロオクタン酸アンモニウム(3M Co.製の”Fluorad” FC−143)283gからなる重合媒質/開始剤水溶液を550ml/時間の割合でポンプ導入した。同時にパーフルオロ(8−シアノ−5−メチル−3,6−ジオキサ−1−オクテン)(8CNVE)、6.2g/時間、及び1−ヨード−2−シアノテトラフルオロエタン、0.2g/時間の別の溶液を加えた。テトラフルオロエチレン(113g/時間)及びパーフルオロ(メチルビニルエーテル)(PMVE、130g/時間)のガス状気流をダイアフラム圧縮器により一定速度で反応器中に供給した。重合体を減圧(let−down)バルブにより連続的に除去し、そして未反応の単量体を排気した。27.6時間からのラテックスを一緒にし、そして水80L中の約3700gの熱(90〜95℃)硫酸マグネシウム七水和物溶液中に添加することにより重合体を凝集させた。凝集した小片を新鮮な水で繰り返し洗浄し、そして熱風乾燥器中にて80℃で乾燥した。重合体の重量は約3600gであった。重合体の特性を表2に示す。
1−ヨード−2−シアノテトラフルオロエタンの代わりに連鎖移動剤としてICF2CF(CF3)OCF2CF2CN 0.250g/時間以外は実施例3のように重合体を製造した。重合体特性を表4に示す。
100ml入りステンレス製反応器中に一塩化ヨウ素(3.25g、0.02モル)及びクロロスルホン酸(3.5g、0.03モル)を充填した。反応器を冷却し、排気し、次にテトラフルオロエチレン(8g、0.08モル)を反応器中に移した。撹拌し、そして100〜120℃で8時間加熱した後、生成混合物を氷水中に注ぎ、そして有機相を分離した。硫酸マグネシウムで乾燥した後、混合物を蒸留し、次の3つの生成物を得た:ICF2CF2Cl(55%収率、沸点55−58℃)、ICF2CF2OSO2Cl(21%、沸点106℃)及び(ClSO2OCF2CF2OSO2Cl)(5%収率、沸点98℃/13.3kPa)。
この実験は一塩化ヨウ素の代わりにI2(5.08g、0.02モル)を用いる以外は上の実施例と同様に行った。処理及び蒸留後、次の分布における3つの生成物が得られた:ICF2CF2Cl(65%収率)、ICF2CF2OSO2Cl(17%)及び(ClSO2OCF2CF2OSO2F)(<5%収率)。
400ml入りステンレス製震盪管中にヨウ素(101.6g、0.4モル)及びクロロスルホン酸(46.6g、0.4モル)を充填した。反応器を冷却し、排気し、次にテトラフルオロエチレン(50g、0.8モル)を反応器中に移した。撹拌し、そして50℃で8時間加熱した後、生成混合物を氷水中に注ぎ、そして有機相を分離した。硫酸マグネシウムを用いて乾燥した後、混合物を蒸留し、低収量のICF2CF2OSO2Cl(10g)、及び大量のICF2CF2Clを得た。
Claims (3)
- 式R2CF=CF2のオレフィン、ICl及びクロロスルホン酸を約−20〜約45℃の温度で、R2がフッ素またはパーフルオロアルキルである式R2CFICF2OSO2Clの化合物を生成させるに十分な時間接触させることを含んでなる、式R 2 CFICF 2 OSO 2 Clの化合物の製造方法。
- 該温度が約−10〜約35℃である、請求項1記載の方法。
- R2がフッ素またはトリフルオロメチルである、請求の範囲第1項記載の方法。
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