JP4053170B2 - フイルム片貼付装置及びこの装置を用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、半導体チップの接合材としての樹脂フイルム片等のフイルム片を貼付けるフイルム片貼付装置及びこの装置を用いた半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造工程中のダイボンド工程またはこれに類する工程において、リードフレームやインターポーザのアイランドへの半導体チップの接合材として、従来の樹脂ペーストに代わり、フイルム片、例えば、熱硬化形の樹脂フイルム片の使用が増加しており、この樹脂フイルム片を前記アイランドへ貼付けるに際し、フイルム片貼付装置が用いられる。
【0003】
図9は従来のフイルム片貼付装置におけるフイルム片貼付用コレット及び樹脂フイルム片を貼付けたリードフレームの斜視図、図10は図9に示したフイルム片貼付用コレットの断面図、図11は図9に示したフイルム片貼付用コレットを用いて樹脂フイルム片をリードフレームへ貼付ける方法の説明図であり、フイルム片貼付用コレットの樹脂フイルム片吸着部、リードフレーム及び樹脂フイルム片の断面を示す。
【0004】
図9において、1はフイルム片貼付用コレット、2はフイルム片貼付用コレット1を保持するハウジングであり、フイルム片貼付用コレット1は上側にハウジング2に嵌着される円筒部1aを、下側に後述の樹脂フイルム片4を吸着するブロック部1bを有し、円筒部1a及びブロック部1bを含めて金属材にて一体に形成されている。ハウジング2は円筒部1aを嵌着することによりフイルム片貼付用コレット1を保持する。
【0005】
3はヒータプレート(図示せず)上に載置され、予備加熱されたリードフレーム、3aはリードフレーム3における所定の平面としてのアイランド、4は半導体チップ(図示せず)をアイランド上に接合する熱硬化性の樹脂フイルム片であり、フイルム片貼付用コレット1によりアイランド3aに樹脂フイルム片4が貼付けられている。
【0006】
また、図10に示すように、フイルム片貼付用コレット1の軸心にガス孔1cが形成され、ガス孔1cの上端は円筒部1aの上端1dに開口している。そして、ブロック部1bには、その先端に樹脂フイルム片4を吸着する吸着面1eが形成されていると共に、上端がガス孔1cの下端と連通している複数本の分岐孔1fが形成され、分岐孔1fの下端が吸着面1eに開口している。なお、Vacは真空吸引を示す。
【0007】
また、ガス孔1cは、円筒部1aの上端1dにおいて、図示されていないが、樹脂フイルム片4を吸引するための真空排気装置(図示せず)及び吸着された樹脂フイルム片4をパフするための加圧ガス供給装置(図示せず)との接続を切換えるガス吸引・吐出切換弁(図示せず)と接続されている。また、図11において、5はアイランド3aと樹脂フイルム片4の間に閉じ込められた気泡である。
【0008】
このような従来のフイルム片貼付装置においては、フイルム片貼付用コレット1が、前記真空排気装置の駆動によって吸着面1eに開口した分岐孔1fの内部を真空にされることにより、その吸着面1eに樹脂フイルム片4を吸着して予備加熱されたリードフレーム3上に搬送し、樹脂フイルム片4をリードフレーム3のアイランド3a上に圧接させて貼付ける。次に、前記ガス吸引・吐出切換弁を前記真空排気装置側から前記加圧ガス供給装置側にその接続を切換えて加圧ガスGを吐出することにより分岐孔1fの内部を真空破壊し、樹脂フイルム片4の吸着を解除してフイルム片貼付用コレット1がアイランド3aから離れる。
【0009】
上記、樹脂フイルム片4の吸着面1eへの吸着工程において、樹脂フイルム片4が極めて薄いために、図11Aに示すごとく、吸着面1eに吸着された樹脂フイルム片4における吸着面1eに開口した分岐孔1fの開口部と対向する部分が吸引されて変形し、この状態で樹脂フイルム片4をアイランド3aの面上に当接させて押圧すると前記変形した部分に閉じこめられた空気の逃げ場がなくて気泡5となり、図11Bに示すごとく、前記吸排気口から加圧ガスGを吐出して樹脂フイルム片4の吸着を解除した後において、樹脂フイルム片4の表面に気泡5に起因する凸部4aができ、後工程のダイボンディング作業において、ボンディング不良が生じる原因となる。
【0010】
さらに、樹脂フイルム片4の吸着面1eと、ヒータプレート(図示せず)上に載置されたリードフレーム3における樹脂フイルム片4の貼付け位置であるアイランド3aとの平行度が完全でなければ、吸着面1eで樹脂フイルム片4をアイランド3aに押圧しても、樹脂フイルム片4の一部がアイランド3aに接触するだけで、樹脂フイルム片4の全面に均一な押圧力を加えることができず、充分な接着強度が得られないだけでなく、加圧ガスGを吐出することにより樹脂フイルム片4をパフさせたときにアイランド3aと樹脂フイルム片4の間に大小多数の気泡5が閉じ込められ、その結果として、樹脂フイルム片4の表面に多数の凸部ができ、後工程のダイボンディング作業において、ボンディング不良が生じる原因となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のフイルム片貼付装置におけるフイルム片貼付用コレットは以上のように構成されており、かつ、樹脂フイルム片が極めて薄いために、前記フイルム片貼付用コレットの吸着面に吸着された前記樹脂フイルム片における前記吸着面に開口した吸排気孔と対向する部分が吸引されて変形し、リードフレームにおける所定の平面としてのアイランドに貼付けたときに、該アイランドと前記樹脂フイルム片との間に閉じこめられた空気の逃げ場がなくて気泡となり、前記樹脂フイルム片の表面に前記気泡に起因する凸部ができてダイボンディング不良を生じる原因となるという問題点があった。
【0012】
また、前記フイルム片貼付用コレットの吸着面と前記リードフレームにおける前記樹脂フイルム片の貼付け位置との間の平行度が完全でなければ前記樹脂フイルム片の全面に均一な押圧力を加えることができず、充分な接着強度が得られないだけでなく、その際に前記樹脂フイルム片と前記リードフレーム間に大小多数の気泡が閉じ込められ、前記樹脂フイルム片の表面に凸部ができ、ダイボンディング不良を生じる原因となるという問題点があった。
【0013】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、樹脂フイルム片等の半導体チップの接合用のフイルム片を所定の平面に貼付けるに際し、充分な接着強度が得られると共に、前記フイルム片の表面に気泡に起因する凸部ができ難く、ダイボンディング不良が生じ難いフイルム片貼付装置及びこのフイルム片貼付装置を用いた半導体装置の製造方法を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係わるフイルム片貼付装置は、フイルム片の吸着面及び該吸着面に開口した吸気孔が形成され、該吸気孔からの吸気により前記吸着面に前記フイルム片を吸着し、吸着した該フイルム片を所定の平面に押圧して貼付けるコレットを備えたフイルム片貼付装置において、前記コレットは、前記吸着面に前記吸気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝が形成され、前記吸着面を前記フイルム片に押し当てることにより前記溝と前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して外気を吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着するものである。
【0015】
第2の発明に係わるフイルム片貼付装置は、フイルム片の吸着面及び該吸着面に開口した吸排気孔が形成され、該吸排気孔からの吸気により前記吸着面に前記フイルム片を吸着し、吸着した該フイルム片を所定の平面に押圧して貼付けるコレットを備えたフイルム片貼付装置において、前記コレットは、前記吸着面に前記吸排気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝が形成され、前記吸着面を前記フイルム片に押し当てることにより前記溝と前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して外気を吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着し、前記所定の平面に押圧し、前記吸排気孔から前記トンネルを介して排気し、この排気した気体の排気圧による押圧力で前記フイルム片を押圧し、該フイルム片を前記所定の平面に貼付けるものである。
【0016】
第3の発明に係わるフイルム片貼付装置は、第1の発明又は第2の発明に係わるフイルム片貼付装置において、コレットが、フイルム片の吸着面が形成されたフイルム片吸着部と該フイルム片吸着部を保持するコレット本体とで構成され、かつ、前記フイルム片吸着部がゴムの部材にて構成されたものである。
【0017】
第4の発明に係わるフイルム片貼付装置は、第3の発明に係わるフイルム片貼付装置において、フイルム片吸着部が、該フイルム片吸着部をそのフイルム片吸着面に平行な方向にスライドさせてコレット本体に着脱できる嵌合構造を有するものである。
【0018】
第5の発明に係わるフイルム片貼付装置は、第1の発明又は第2の発明に係わるフイルム片貼付装置において、コレットが、フイルム片の吸着面が形成されたフイルム片吸着部と該フイルム片吸着部を保持するコレット本体とで構成され、かつ、該コレット本体における前記フイルム片吸着部との接合部及びその近傍が弾性体で構成されたものである。
【0019】
第6の発明に係わる半導体装置の製造方法は、フイルム片の吸着面に、該吸着面に開口する吸気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝が形成されたコレットを備えたフイルム片貼付装置を準備する工程と、前記吸着面を前記フイルム片に押し当て、外気を前記溝と該溝に押し当てられた前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着する工程と、該吸着面に吸着した前記フイルム片を所定の平面に押圧して貼付ける工程と、前記フイルム片上に半導体チップを載置して接着する工程とを有する方法である。
【0020】
第7の発明に係わる半導体装置の製造方法は、フイルム片の吸着面に、該吸着面に開口する吸排気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝が形成されたコレットを備えたフイルム片貼付装置を準備する工程と、前記吸着面を前記フイルム片に押し当て、外気を前記溝と該溝に押し当てられた前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着する工程と、該吸着面で前記フイルム片を所定の平面に押圧すると共に、前記吸排気孔から前記トンネルを介して排気し、この排気した気体の排気圧による押圧力で前記フイルム片を押圧し、該フイルム片を前記所定の平面に貼付ける工程と、前記フイルム片上に半導体チップを載置して接着する工程とを有する方法である。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1を示すフイルム片貼付装置におけるフイルム片貼付用コレット及び樹脂フイルム片を貼付けられたリードフレームの斜視図、図2は図1に示したフイルム片貼付用コレットの断面図、図3は同フイルム片貼付用コレットをその先端部側から見た斜視図、図4は半導体装置の製造工程を示すフロー図、図5は図1に示したフイルム片貼付用コレットを用いたリードフレームへの樹脂フイルム片の貼付け方法の説明図、図6は同じく樹脂フイルム片の貼付け方法の別の説明図である。なお、図中、従来例と同じ符号で示されたものは従来例のそれと同一若しくは同等なものを示す。
【0022】
図1において、1はフイルム片貼付用コレット、2はフイルム片貼付用コレット1を保持するハウジングである。なお、フイルム片貼付用コレット1はコレット本体1Aと後述のフイルム片吸着部6とにより構成されており、コレット本体1Aは、上側にハウジング2に嵌着される円筒部1aを、下側にブロック部1bを有し、円筒部1a及びブロック部1bを含めて金属材にて一体に形成されている。そして、ハウジング2は円筒部1aを嵌着することによりフイルム片貼付用コレット1を保持する。
【0023】
3はヒータプレート(図示せず)上に載置され、予備加熱されたリードフレーム、3aはリードフレーム3における所定の平面としてのアイランド、4は半導体チップ(図示せず)をアイランド上に接合する熱硬化性の樹脂フイルム片であり、フイルム片貼付用コレット1によりアイランド3aに貼付けられている。なお、樹脂フイルム片4は熱硬化形の樹脂フイルム片、即ち、銀フィラー入りのエポキシ系樹脂フイルム片であり、回巻されたリボン状にて供給され、前記半導体チップと略同一寸法の短冊状に切断されたものである。従って、前記半導体チップと略同一寸法で均一な膜厚のものが容易に得られる。
【0024】
6はコレット本体1Aにおけるブロック部1bの先端に固着された樹脂フイルム片4を吸着するフイルム片吸着部であり、ゴム状弾性体としての弾性及び耐熱性に優れた耐熱ゴム部材で構成されている。
【0025】
なお、図2、図3に示すごとく、コレット本体1Aの軸心にガス孔1cが形成され、ガス孔1cの上端は円筒部1aの上端1dに開口している。また、ブロック部1bに固着されたフイルム片吸着部6の先端には樹脂フイルム片4を吸着する吸着面6aが形成されていると共に、ガス孔6bがガス孔1cと同心状に形成され、上端がガス孔1cと連通すると共に、吸着面6aには2本の溝6cが十字状に形成され、その両端が吸着面6aの端縁まで延在し、2本の溝6cが交わる位置にガス孔6bの下端が開口し、2本の溝6cと連通している。
【0026】
さらに、図示されていないが、コレット本体1Aのガス孔1cは、円筒部1aの上端1dにおいて、樹脂フイルム片4を吸引するための真空排気装置(図示せず)、及び樹脂フイルム片4をアイランド3aに押圧する加圧ガスを吐出するための加圧ガス供給装置(図示せず)との接続を切換えるガス吸引・吐出切換弁(図示せず)が接続されている。そして、ガス孔1c及びガス孔6bはガス吸排気孔であり、樹脂フイルム片4を吸着した状態の溝6cも外部に開口したガス吸排気経路としてのトンネルを形成する。
【0027】
次に、ダイボンド工程またはこれに類する工程以降の半導体製造工程について、図4に示したフロー図に基づき説明する。まず、ステップ100にて、半導体チップ(図示せず)をアイランド上に接合する樹脂フイルム片4として、銀フィラー入りのエポキシ系樹脂フイルム片の回巻されたリボン(図示せず)を準備し、ステップ101にて、前記リボンを前記半導体チップと略同一寸法の短冊状に切断して樹脂フイルム片4を作成し、ステップ102にて、ハウジング2により保持されたフイルム片貼付用コレット1におけるフイルム片吸着部6の吸着面6aに吸着し、リードフレーム3のアイランド3aの近傍へ搬送する。
【0028】
また、樹脂フイルム片4の搬送に先立ち、ステップ103にて、リードフレーム3を準備し、ステップ104にて、リードフレーム3をヒータプレート(図示せず)上に載置してセットし、ステップ105にて、リードフレーム3を前記ヒータプレートからの伝熱を利用して、約160℃の所定温度に予備加熱する。
【0029】
次に、ステップ106にて、吸着面6aに吸着した樹脂フイルム片4をアイランド3aに当接させて押圧すると共に、加圧ガス供給装置(図示せず)より加圧ガスGを吐出し、溝6cと樹脂フイルム片4とで形成されたトンネルを介して加圧ガスGを外部に排出することによっても、樹脂フイルム片4における前記トンネルの形成面の部分を加圧ガスGの押圧力で押圧し、アイランド3aに樹脂フイルム片4を貼付ける。上記吸着面6aによる押圧は、160℃にて、1kgから3kgの範囲内の設定荷重を約1秒間加えて行う。
【0030】
また、ステップ107にて、半導体ウエハ(図示せず)を準備し、ステップ108にて、前記半導体ウエハを複数の半導体チップに切断し、ステップ109にて、複数の半導体チップの一枚を半導体チップ貼付け用コレット(図示せず)にて吸着し、ステップ106にて得られたアイランド3aに貼付けられた樹脂フイルム片4の上まで搬送する。
【0031】
次に、ステップ110にて、搬送した前記半導体チップを樹脂フイルム片4に当接させて押圧し、該半導体チップを樹脂フイルム片4に貼付ける。即ち、樹脂フイルム片4を接合材として前記半導体チップをアイランド3aに貼付けるダイボンディングを行う。上記押圧は、220℃から250℃の範囲の設定温度で、50gから200gの範囲内の設定荷重を約1秒間加えて行われる。
【0032】
以下、ステップ111にて、180℃で1時間アフタキュアして樹脂フイルム片4を充分に硬化させ、ステップ112にて、前記半導体チップとリード間のワイヤボンディングを行い、ステップ113にて樹脂封止を行い、半導体装置の製造工程における樹脂封止までの工程を終了する。
【0033】
以上のように、実施の形態1としてのフイルム片貼付装置においては、フイルム片吸着部6の吸着面6aに2本の溝6cを十字状に形成し、その両端を吸着面6aの端縁まで延在させ、かつ、2本の溝6cが交わる位置にガス孔6bを開口させたので、短冊状に切断された樹脂フイルム片4に吸着面6aを押し当てて真空排気装置(図示せず)にて吸引することにより、樹脂フイルム片4を吸着面6aに吸着するが、この吸着力は前記真空排気装置によるガス吸引量若しくはガス吸引速度の調整にて微小制御が容易であり、樹脂フイルム片4が吸着面6aから落下しない程度の弱い吸着力にて吸着した状態で樹脂フイルム片4を搬送できる。
【0034】
この弱い吸着力にて吸着した状態においても、樹脂フイルム片4が極めて薄いために、吸着面6aに吸着された樹脂フイルム片4の溝6cとの対向部分4a、即ち、前記トンネルの形成面が溝6cの内側方向に吸引されて変形し、この状態でアイランド3aの面上に当接させ、押圧すると、図5Aに示すごとく、前記変形に起因する空隙が溝6cに沿って生ずるが、その吸引力を必要最小限に調整しているのでその変形量を小さく抑制でき、従って、前記空隙も極めて小さなものである。
【0035】
次に、図5Bに示すごとく、樹脂フイルム片4をアイランド3aの面上に当接させ、押圧した状態で加圧ガスGを吐出すると、吐出ガス流の圧力により押圧され、溝6cに沿った樹脂フイルム片4の前記変形が吸着面6aの中央側からその端縁側に向かって次第に消失し、同時に、アイランド3aと樹脂フイルム片4間の前記空隙も消失し、図5Cに示すごとく、樹脂フイルム片4は気泡を閉じ込めることなくアイランド3aに密着され、平滑な面が形成される。
【0036】
即ち、フイルム片貼付用コレット1がアイランド3aから離れる前に加圧ガスGを吐出すると、吐出された加圧ガスGは、吸着された樹脂フイルム片4の表面をアイランド3a上に押しつけながら外部へと流れて行くため、樹脂フイルム片4内部の気泡を外部に押し出し、密着性が良好で気泡のない貼付け状態を得ることができる。
【0037】
さらに、フイルム片貼付用コレット1のフイルム片吸着部をフイルム片吸着部6で構成したので、吸着面6aと、ヒータプレート(図示せず)上に載置されたアイランド3aにおける樹脂フイルム片4の貼付け位置との平行度が不十分で、これらの間に勾配が存在しても、樹脂フイルム片4をアイランド3aに貼付けるに際し、樹脂フイルム片4を吸着した吸着面6aをアイランド3aにおける前記貼付け位置に当接させて押圧すると、図6Aに示すごとく、まず、樹脂フイルム片4の一部が前記貼付け位置に接触し、さらに押圧すると、図6Bに示すごとく、フイルム片吸着部6が変形してアイランド3aと樹脂フイルム片4の間のガスを追い出しながら接触面積を増し、最後は、図6Cに示すごとく、樹脂フイルム片4はアイランド3aに気泡が閉じ込めることなく接合される。
【0038】
即ち、フイルム片吸着部6の厚さを充分に厚く形成することにより、吸着面6aとアイランド3aの貼付け面間に勾配が存在しても、この勾配が許容範囲内であれば、アイランド3aに樹脂フイルム片4を押し付けたときにフイルム片吸着部6が変形してフイルム片貼付用コレット1とアイランド3aとの僅かな傾きを吸収するため、樹脂フイルム片4をアイランド3aに完全密着させることができ、かつ、吸着面6aとアイランド3aの間の高精度の平行出し作業を不要とすることができる。
【0039】
実施の形態2.
なお、実施の形態1では、フイルム片吸着部6を金属からなるブロック部1bに固着させたが、図7に示すように、フイルム片吸着部6におけるブロック部1bとの接合部分6dを、樹脂フイルム片4の吸着面6aに平行な方向にスライドさせて着脱できる嵌合構造として、フイルム片吸着部6を交換可能に嵌着させることにより、実施の形態1と同等の樹脂フイルム片4の貼付け効果が得られるだけでなく、フイルム片吸着部6の交換が容易となり、メンテナンスの容易なものが得られる。
【0040】
なお、前記嵌合構造において、フイルム片吸着部6の弾性を利用して、若干タイトに嵌合させるように構成することにより、コレット本体1Aのガス孔1cとフイルム片吸着部6のガス孔6bとの接合部に殊更シーリングを行うことなく、ガス漏れを防止できる。
【0041】
実施の形態3.
図8は、フイルム片貼付装置の他の実施の形態を示すもので、コレット本体1Aのブロック部1bの先端に耐熱ゴム部材7を介して金属ブロックで構成されたフイルム片吸着部8を固着し、耐熱ゴム部材7には、上端がガス孔1cと連通するガス孔7aを形成し、フイルム片吸着部8には、下端に樹脂フイルム片4を吸着する吸着面8aを形成すると共に上端がガス孔7aに連通したガス孔8bを形成し、かつ、吸着面8aには2本の溝8cを十字状に形成し、その両端を吸着面8aの端縁まで延在させ、2本の溝8cが交わる位置にガス孔8bの下端を開口させ、ガス孔8bと2本の溝8cとを連通させたものである。なお、耐熱ゴム部材7は、吸着面8aとアイランド3aの貼付け面間に勾配が存在する場合を考慮して、充分な厚さを有する。
【0042】
以上のように、実施の形態3においては、フイルム片吸着部8に樹脂フイルム片4の吸着面8aを形成し、吸着面8aに十字状に交わる2本の溝8cを形成し、2本の溝8cの交点にガス孔8bの下端を開口させると共に、フイルム片吸着部8を耐熱ゴム部材7を介してコレット本体1Aに取付け、かつ、耐熱ゴム部材7の厚さを充分に厚く形成したので、実施の形態1の場合と同様に、樹脂フイルム片4は気泡を閉じ込めることなくアイランド3aに密着でき、また、吸着面8aとアイランド3aの貼付け面間に勾配が存在しても、許容範囲内であれば、吸着面8aとアイランド3aの間の高精度の平行出し作業を不要とすることができる。また、耐熱ゴム部材7をアイランド3aとの対向面から離れた位置に配置したので、耐熱ゴム部材7の劣化が少なく、長期間メンテナンスフリーなものが得られる。
【0043】
なお、実施の形態1から実施の形態3においては、フイルム片貼付用コレット1の樹脂フイルム片吸着面にそれぞれ2本の溝を十字状に形成したが、該溝は十字状に限定する必要はなく、対角を結ぶ線状でもよく、また、前記溝の数は2本に限定される必要はなく、3本以上でも同様な効果が得られる。
【0044】
また、実施の形態1から実施の形態3においては、フイルム片貼付用コレット1を用いて樹脂フイルム片4をリードフレーム3のアイランド3aに貼付ける例を示したが、貼付け対象はリードフレーム3に限定されるものではなく、例えば、インターポーザであっても同様な効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】
コレットにおける吸着面に吸気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝を形成し、前記吸着面をフイルム片に押し当てることにより前記溝と前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して外気を吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着するので、前記吸気の流量調整により前記吸引力を容易に調整でき、前記フイルム片を必要最小限の吸引力で前記吸着面に吸着することにより前記フイルム片における前記溝との対向面の部分の変形を減少さすことができ、前記吸着面で前記フイルム片を所定の平面に押圧し、貼付けるに際し、結果的に前記所定の平面と前記フイルム片との間に気泡を閉じ込める恐れが少なく、前記フイルム片面に、後工程のダイボンディングに悪影響を与える凸部の発生が少ないフイルム片貼付装置及びこの装置を用いた半導体装置の製造方法が得られる効果がある。
【0046】
また、コレットにおける吸着面に吸排気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝を形成し、前記吸着面をフイルム片に押し当てることにより前記溝と前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して外気を吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着し、前記フイルム片を所定の平面に押圧すると共に、前記吸排気孔から前記トンネルを介して排気し、この排気した気体の排気圧で前記フイルム片を押圧したので、前記吸気の流量調整により前記吸引力を容易に調整でき、前記フイルム片を必要最小限の吸引力で前記吸着面に吸着でき、前記フイルム片における前記溝との対向面の部分の変形を少なくすることができると共に、前記排気圧による押圧力により前記フイルム片の変形を矯正でき、該フイルム片を前記所定の平面に貼付けるに際し、結果的に前記所定の平面と前記フイルム片との間に気泡を閉じ込め難く、前記フイルム片面に、後工程のダイボンディングに悪影響を与える凸部の発生が極めて少ないフイルム片貼付装置及びこの装置を用いた半導体装置の製造方法が得られる効果がある。
【0047】
さらに、コレットにおけるフイルム片吸着部をゴム状弾性体にて形成したので、所定の平面と前記フイルム片吸着部の吸着面との平行度が不十分であっても、前記ゴム状弾性体の弾性力を利用し、前記フイルム片を吸着した前記吸着面が前記所定の平面と最初に当接した端部側からその最遠端部側へ向かって、前記フイルム片と前記所定の平面との間に巻込んだ気泡を押出しつつ圧接し、最終的に前記フイルム片の全面を前記所定の平面に略均一な押圧力で押圧でき、前記フイルム片と前記所定の平面との間に気泡を閉じ込めることがなく、前記フイルム片面に、後工程のダイボンディングに悪影響を与える凸部が発生しないフイルム片貼付装置が得られる効果がある。
【0048】
また、ゴム状弾性体のフイルム片吸着部をそのフイルム片吸着面に平行な方向にスライドさせてコレット本体に着脱できる嵌合構造を有するので、通常のフイルム片貼付け動作中に前記コレット本体から前記フイルム片吸着部が外れ難く、かつ、交換が容易であり、メンテナンスの容易なフイルム片貼付装置が得られる効果がある。
【0049】
さらにまた、コレット本体におけるフイルム片吸着部との接合部及びその近傍を弾性体にて形成したので、所定の平面と前記フイルム片吸着部のフイルム片吸着面との平行度が不十分であっても、前記弾性体の弾性力を利用し、前記フイルム片の全面を略均一な押圧力で前記所定の平面に押圧でき、前記フイルム片と前記所定の平面との間に気泡が生じ難いと共に、前記弾性体が前記所定の平面からの伝導熱に直接曝されないために熱劣化する恐れが少なく、長期間、安定に使用できるフイルム片貼付装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すフイルム片貼付装置及び樹脂フイルム片を貼付けたリードフレームの斜視図である。
【図2】 図1に示したフイルム片貼付装置の断面図である。
【図3】 図1に示したフイルム片貼付装置をその先端部側から見た斜視図である。
【図4】 半導体装置の製造工程を示すフロー図である。
【図5】 図1に示したフイルム片貼付装置を用いたリードフレームへの樹脂フイルム片の貼付け方法の一例を示す説明図である。
【図6】 図1に示したフイルム片貼付装置を用いたリードフレームへの樹脂フイルム片の貼付け方法の別の例を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態2を示すフイルム片貼付装置の斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態3を示すフイルム片貼付装置をその先端部側から見た斜視図である。
【図9】 従来のフイルム片貼付装置におけるフイルム片貼付用コレット及び樹脂フイルム片を貼付けたリードフレームの斜視図である。
【図10】 図9に示したフイルム片貼付用コレットの断面図である。
【図11】 図9に示したフイルム片貼付用コレットを用いたリードフレームへの樹脂フイルム片の貼付け方法を説明するフイルム片貼付用コレットの先端部、リードフレーム及び樹脂フイルム片の断面図である。
【符号の説明】
1 フイルム片貼付用コレット、1A コレット本体、1a 円筒部、1b ブロック部、1c ガス孔、2 ハウジング、3 リードフレーム、3a アイランド、4 樹脂フイルム片、6 フイルム片吸着部、6a 吸着面、6b ガス孔、6c 溝、6d 接合部分、7 耐熱ゴム部材、7a ガス孔、8 フイルム片吸着部、8a 吸着面、8b ガス孔、8c 溝
Claims (7)
- フイルム片の吸着面及び該吸着面に開口した吸気孔が形成され、該吸気孔からの吸気により前記吸着面に前記フイルム片を吸着し、吸着した該フイルム片を所定の平面に押圧して貼付けるコレットを備えたフイルム片貼付装置において、前記コレットは、前記吸着面に前記吸気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝が形成され、前記吸着面を前記フイルム片に押し当てることにより前記溝と前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して外気を吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着することを特徴とするフイルム片貼付装置。
- フイルム片の吸着面及び該吸着面に開口した吸排気孔が形成され、該吸排気孔からの吸気により前記吸着面に前記フイルム片を吸着し、吸着した該フイルム片を所定の平面に押圧して貼付けるコレットを備えたフイルム片貼付装置において、前記コレットは、前記吸着面に前記吸排気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝が形成され、前記吸着面を前記フイルム片に押し当てることにより前記溝と前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して外気を吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着し、前記所定の平面に押圧し、前記吸排気孔から前記トンネルを介して排気し、この排気した気体の排気圧による押圧力で前記フイルム片を押圧し、該フイルム片を前記所定の平面に貼付けることを特徴とするフイルム片貼付装置。
- コレットは、フイルム片の吸着面が形成されたフイルム片吸着部と該フイルム片吸着部を保持するコレット本体とで構成され、かつ、前記フイルム片吸着部がゴムの部材にて構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフイルム片貼付装置。
- フイルム片吸着部は、該フイルム片吸着部をそのフイルム片吸着面に平行な方向にスライドさせてコレット本体に着脱できる嵌合構造を有することを特徴とする請求項3記載のフイルム片貼付装置。
- コレットは、フイルム片の吸着面が形成されたフイルム片吸着部と該フイルム片吸着部を保持するコレット本体とで構成され、かつ、該コレット本体における前記フイルム片吸着部との接合部及びその近傍が弾性体で構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフイルム片貼付装置。
- フイルム片の吸着面に、該吸着面に開口する吸気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝が形成されたコレットを備えたフイルム片貼付装置を準備する工程と、前記吸着面を前記フイルム片に押し当て、外気を前記溝と該溝に押し当てられた前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着する工程と、該吸着面に吸着した前記フイルム片を所定の平面に押圧して貼付ける工程と、前記フイルム片上に半導体チップを載置して接着する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
- フイルム片の吸着面に、該吸着面に開口する吸排気孔と前記吸着面の外周端縁とを連通する溝が形成されたコレットを備えたフイルム片貼付装置を準備する工程と、前記吸着面を前記フイルム片に押し当て、外気を前記溝と該溝に押し当てられた前記フイルム片の表面とで形成されたトンネルを介して吸気し、この吸気の流速に基づく吸引力により前記フイルム片を前記吸着面に吸着する工程と、該吸着面で前記フイルム片を所定の平面に押圧すると共に、前記吸排気孔から前記トンネルを介して排気し、この排気した気体の排気圧による押圧力で前記フイルム片を押圧し、該フイルム片を前記所定の平面に貼付ける工程と、前記フイルム片上に半導体チップを載置して接着する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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