JP2000164535A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JP2000164535A
JP2000164535A JP10332196A JP33219698A JP2000164535A JP 2000164535 A JP2000164535 A JP 2000164535A JP 10332196 A JP10332196 A JP 10332196A JP 33219698 A JP33219698 A JP 33219698A JP 2000164535 A JP2000164535 A JP 2000164535A
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Japan
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laser
sheet member
mounting table
workpiece
processing apparatus
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JP10332196A
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English (en)
Inventor
Yoshimizu Takeno
祥瑞 竹野
Masaharu Moriyasu
雅治 森安
Takashi Matsuoka
敬 松岡
Kazuo Hayashi
一夫 林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工物の品質を低下させることなく、被加
工物をレーザ加工装置から容易に着脱することができる
レーザ加工装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 レーザ光30を吸収する部分を有する半
導体ウエハ19を接着して固定し、かつ、レーザ光30
を透過する材質にて成る固定シート部材18と、固定シ
ート部材18を載置して固定する載置台17とを備え、
半導体ウエハ19にレーザ光30を照射して被加工物を
溶断するレーザ加工装置において、載置台17は、レー
ザ光30を透過する材質にて形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば被加工物
として半導体ウエハの半導体デバイスのチップ分離を行
うためのレーザ加工装置に係り、被加工物の品質を低下
させることなく、被加工物をレーザ加工装置から容易に
着脱することができるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハのチップ分離方法と
しては、ダイアモンドホイールによるダンシングカット
方式があった。この方法は、片面が粘着テープで成るシ
ート状材料にウエハを貼り付け、シート状材料を少し切
り込んで、ウエハを完全に切断する方法である。しか
し、この方法では、分離部での金属材料の割合が多いた
め、分離部の厚みが100μm以下となると、金属のバ
リや、ウエハにクラックが発生するという問題点があっ
た。
【0003】そのことを解決するための方法として、例
えば特開平8−264491号公報にレーザ光にて半導
体ウエハのチップ分離を行う方法が提案されている。図
5は特開平8−264491号公報における半導体デバ
イスのチップ分離方法を示す図である。以下図に基づい
て、半導体ウエハのチップ分離の方法を説明する。
【0004】まず、図5(a)に示すように、例えば各
半導体デバイス1間が、レーザ光の吸収に優れたニッケ
ルにて成る金属部2にて、それぞれ接続された被加工物
としての半導体ウエハ3が形成されている場合、この半
導体ウエハ3を、片面に接着性を有する固定シート部材
4の接着面側に接着させて固定する(図5(b))。次
に、図6に示すように、固定リング5にて、固定シート
部材4の周囲を引っ張った状態にて保持され、半導体ウ
エハ3は空中に保持されるような状態となる。
【0005】そして、この固定リング5はレーザ加工装
置の本体部6に、固定冶具7にて固定されている。次
に、半導体ウエハ3の金属部2に所望のビーム径にてレ
ーザ光8を照射する(図5(c))。そして、金属部2
は溶融し、表面張力により溶解箇所が溶け別れして、溶
解凝固部9が形成され、各半導体デバイス1は分離され
る(図5(d))。
【0006】その後、固定シート部材4をレーザ加工装
置から取り外す。次に、固定シート部材4を引っ張って
伸ばし、分離された各半導体デバイス1間を広げる。こ
のようにすれば、各半導体デバイス1を固定シート部材
4から容易に取り外すことができる。
【0007】上記のようにして各半導体デバイス1を分
離すると、レーザ光8を照射している間に、半導体ウエ
ハ3の温度が上昇し、これにともない固定シート部材4
が伸び、加工中の半導体ウエハ3の位置が上下左右に移
動する。このため、加工中にレーザ光8の焦点ズレが生
じてしまい、加工精度が低下するという問題点があっ
た。
【0008】このことを解決するために、図8に示すよ
うに、レーザ加工装置の本体6上に、吸着用穴10を多
数備えた載置台11を設け、この載置台11上に、半導
体ウエハ3が固定された固定シート部材4を載置する。
次に、固定シート部材4の周囲と載置台11の上面とを
密着させるため、固定シート部材4上から固定冶具12
にて押さえつける。
【0009】次に、吸着用穴10に連通した真空ポンプ
13のバルブ15を開放して、真空ゲージ14にて確認
しながら、真空ポンプ13にて吸着用穴10から所望の
負圧をかけ、載置台11に固定シート部材4を真空吸着
させる。次にこの状態を保ちながら、レーザ光8にて上
記従来の場合と同様に加工を行う(図7(a))。そし
て、金属部2は溶融し、表面張力により溶解箇所が溶け
別れして、溶解凝固部9が形成され、各半導体デバイス
1は分離される(図7(b))。
【0010】その後、真空ポンプ13を止めるとともに
バルブ15を閉じ大気圧まで開放し、真空吸着を解除し
て、固定シート部材4をレーザ加工装置から取り外す。
次に、固定シート部材4を引っ張って伸ばし、分離され
た各半導体デバイス1間を広げて、各半導体デバイス1
を固定シート部材4から取り外す。
【0011】このようなレーザ加工装置を用いれば、固
体シート部材4は載置台11上に固定されるため、レー
ザ光8の照射時の固定シート部材4のズレは解消され、
精度に優れた加工を行うことができる。
【0012】ここで使用される載置台11の材質は、レ
ーザ光8に損傷されることなく、加工精度に優れ、低コ
ストなどの点から、一般的にアセタール樹脂の使用が考
えられる。しかし、図9に示すように、レーザ光8を照
射した場合、固定シート部材4はレーザ光8の透過率が
高く透過するものの、アセタール樹脂にて形成された載
置台11はレーザ光8の透過率が劣り、レーザ光8の吸
収をおこす。
【0013】すると、載置台11のレーザ光8が照射さ
れた箇所は、溶融までは至らないものの、温度が上昇し
(例えば100℃程度までの上昇が考えられる)、この
加熱により固定シート部材4も加熱され、載置台11に
固定シート部材4が接着してしまい、固定シート部材4
をレーザ加工装置から容易に外せなくなり、半導体ウエ
ハ3の損傷などの原因と成る。
【0014】また、真空吸着を行うために、載置台11
に形成された吸着用穴10内にゴミなどが侵入し、その
ゴミにレーザ光8が照射され、加熱されて、この加熱に
より固定シート部材4が加熱され、上記場合と同様の現
象を生じることが考えられる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ加工装置
は上記のように構成され、載置台11に固定シート部材
4が接着してしまい、レーザ加工装置から被加工物の半
導体ウエハ3を取り外す際に、半導体ウエハ3が損傷し
品質が低下するという問題点があった。又、真空吸着に
て載置台11上に固定シート部材4を固定すると、真空
開放後も載置台11上に固定シート部材4の全面が接触
しているため、載置台11から固定シート部材4の離脱
が困難となり、半導体ウエハ3を損傷してしまい品質が
低下するという問題点があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためなされたもので、被加工物の品質を低下させること
なく、被加工物を容易に着脱することができるレーザ加
工装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
のレーザ加工装置は、レーザ光を吸収する部分を有する
被加工物を接着して固定し、かつ、レーザ光を透過する
材質にて成る固定シート部材と、固定シート部材を載置
して固定する載置台とを備え、被加工物にレーザ光を照
射して被加工物を溶断するレーザ加工装置において、載
置台は、載置台と固定シート部材とが接し、かつ、被加
工物の加工領域に対応するレーザ照射部が、レーザ光を
透過する材質にて形成されているものである。
【0018】また、この発明に係る請求項2のレーザ加
工装置は、請求項1において、レーザ光としてYAGレ
ーザを用い、載置台のレーザ照射部がガラスにて形成さ
れているものである。
【0019】また、この発明に係る請求項3のレーザ加
工装置は、レーザ光を吸収する部分を有する被加工物を
接着して固定し、かつ、レーザ光を透過する材質にて成
る固定シート部材と、固定シート部材を載置して固定す
る載置台とを備え、被加工物にレーザ光を照射して被加
工物を溶断するレーザ加工装置において、載置台は、載
置台と固定シート部材とが接し、かつ、被加工物の加工
領域と対応するレーザ照射部が、レーザ光を反射する材
質にて形成されているものである。
【0020】また、この発明に係る請求項4のレーザ加
工装置は、請求項3において、レーザ光としてYAGレ
ーザを用い、載置台のレーザ照射部が銅、または、金、
または、アルミニウムにて形成されているものである。
【0021】また、この発明に係る請求項5のレーザ加
工装置は、レーザ光を吸収する部分を有する被加工物を
接着して固定する固定シート部材と、固定シート部材を
載置して真空吸着にて固定する載置台とを備え、被加工
物にレーザ光を照射して被加工物を溶断するレーザ加工
装置において、載置台の固定シート部材を真空吸着する
ための吸着用穴が、被加工物の加工領域の外側に形成さ
れているものである。
【0022】また、この発明に係る請求項6のレーザ加
工装置は、請求項5において、載置台の上部は、逆台形
の凹状にて形成され、吸着用穴を凹状の底部の周縁部に
備え、真空吸着時に、固定シート部材が載置台の凹状に
沿って変形して載置台上に真空吸着されるものである。
【0023】また、この発明に係る請求項7のレーザ加
工装置は、レーザ光を吸収する部分を有する被加工物を
接着して固定する固定シート部材と、固定シート部材を
載置して真空吸着にて固定する載置台とを備え、被加工
物にレーザ光を照射して被加工物を溶断するレーザ加工
装置において、載置台の固定シート部材を真空吸着する
ための吸着用穴と、載置台からの固定シート部材の離脱
時に、吸着用穴に大気圧以上の気圧をかける加圧手段を
備えたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の
形態1のレーザ加工装置の構成を示す図、図2は図1に
示したレーザ加工装置を用いた加工方法を説明するため
の図である。図1において、16はレーザ加工装置の本
体、17はこの本体16上に形成された載置台で、レー
ザ光を透過する材質にて形成されている。
【0025】18はレーザ光を吸収する箇所を有する被
加工物としての半導体ウエハ19を接着して固定する固
定シート部材で、片面が接着層にて形成され、レーザ光
を透過する材質にて成る。20は固定シート部材18の
周囲を引っ張った状態にて保持するための固定リング、
21は固定シート部材18と載置台17の上面とを密着
させるための固定冶具、22は載置台17に多数設けら
れた吸着用穴で、載置台17と固定シート部材18との
真空吸着を行うためのものである。
【0026】23は吸着用穴22に連通する真空ポン
プ、24はこの真空ポンプ23の開閉を行うための第1
のバルブ、25は真空ポンプ23による負圧を確認する
ための真空ゲージ、26は吸着用穴22に連通され、例
えばこの吸着穴22に乾燥エアーを供給することによ
り、大気圧以上の気圧をかける加圧手段、27はこの加
圧手段26の開閉を行うための第2のバルブである。
【0027】図2において、28は半導体デバイス、2
9は各半導体デバイス28間にて接続されている、レー
ザ光を吸収する部分であり、例えばレーザ光の吸収に優
れたニッケルにて成る金属部、これら半導体デバイス2
8および金属部29により被加工物としての半導体ウエ
ハ19は構成されている。30は被加工物を加工するた
めのレーザ光である。ここではレーザ光30としてYA
Gレーザ(波長が1.06μmのもの)を、載置台17
としてYAGレーザの透過性に優れた石英ガラスをそれ
ぞれ用いることとする。
【0028】次に上記のように構成された実施の形態1
のレーザ加工装置の加工方法について説明する。まず、
従来の場合と同様に、半導体ウエハ19を固定シート部
材18に接着させて固定する(図2(a))。次に、固
定シート部材18を載置台17上に載置する。次に、固
定リング20にて、固定シート部材18の周囲を引っ張
った状態にて保持する。
【0029】次に、固定シート部材18の周囲の上面か
ら固定冶具21にて押さえつけ、固定シート部材18の
周囲と載置台17の上面とを密着させる。次に、第1の
バルブ24を開放して真空ポンプ23を作動させ、真空
ゲージ25にて確認しながら、吸着用穴22から所望の
負圧をかけ、載置台17に固定シート部材18を真空吸
着させる。
【0030】次に、この状態を保ちながら、半導体ウエ
ハ19の金属部29に所望のビーム径にてレーザ光30
を照射する(図2(b))。この際、固定シート部材1
8および載置台17にはレーザ光30が照射されるもの
の、固定シート部材18および載置台17はレーザ光3
0を透過するため、温度が上昇することはなく、互いに
接着することはない。
【0031】そして、金属部29はレーザ光30を吸収
して温度が上昇して溶融され、表面張力により溶解箇所
が溶け別れして、溶解凝固部31が形成され、各半導体
デバイス28は分離される(図2(c))。次に、第1
のバルブ24を閉じるとともに、真空ポンプ23の動作
を停止する。次に、第2のバルブ26を開放し、吸着用
穴22に加圧手段26から乾燥エアーを供給して、大気
圧以上の圧力(例えば、1.5気圧程度が想定される)
をかける。そして、固定シート部材18を載置台17か
ら自動的に離脱させる。
【0032】次に、固定シート部材18を引っ張って伸
ばし、分離された各半導体デバイス28間を広げ、各半
導体デバイス28を固定シート部材18から取り外す。
【0033】上記のように形成された実施の形態1のレ
ーザ加工装置によれば、レーザ加工時に、固定シート部
材18および載置台17はレーザ光30を透過し、これ
らの温度がほとんど上昇しないため、固定シート部材1
8と載置台17とが接着することがない。よって、加工
後に、半導体ウエハ19に損傷を与えることなく、固定
シート部材18をレーザ加工装置から容易に離脱するこ
とができる。
【0034】また、その離脱の際に、吸着用穴22から
大気圧以上の圧力をかけることにより、自動的に固定シ
ート部材18は載置台17から離脱するため、固定シー
ト部材18をレーザ加工装置からより一層容易に離脱さ
せることができる。
【0035】尚、上記実施の形態1においては、載置台
17の全てをレーザ光の透過性を有する材質にて形成す
る例を示したがこれに限れることはなく、少なくとも載
置台17のうち、載置台17と固定シート部材18とが
接し、かつ、半導体ウエハ19の加工領域に対応するレ
ーザ照射部が、レーザ光30を透過する材質にて形成さ
れていれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏するこ
とは言うまでもなく、例えばガラスなど高価な材質を利
用する場合、必要な領域のみガラスにて形成するように
すれば、コストを削減することができる。
【0036】実施の形態2.上記実施の形態1では、載
置台17がレーザ光30を透過する材質にて形成される
例を示したが、載置台を、レーザ光を反射する材質にて
形成するようにしても、上記実施の形態1と同様の効果
を奏することができる。
【0037】図3はこの発明の実施の形態2におけるレ
ーザ加工装置の一部とその加工方法を示した図である。
図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号
を付して説明を省略する。32は被加工物としての半導
体ウエハ19を加工するためのレーザ光、33は固定シ
ート部材18を載置するための載置台で、レーザ光を反
射する材質にて形成されている。32aは載置台33上
にてレーザ光32が反射した反射光である。ここでは、
レーザ光32としてYAGレーザを、載置台33はYA
Gレーザの反射に優れた銅、または、金、または、アル
ミニウムにて形成するものとする。
【0038】次に上記のように構成された実施の形態2
のレーザ加工装置の加工方法について説明する。まず、
上記実施の形態1と同様に、固定シート部材18を載置
台33に真空吸着させた後、図3(a)に示したよう
に、半導体ウエハ19の金属部29に所望のビーム径に
てレーザ光32を照射する。この際、固定シート部材1
8および載置台33にはレーザ光30が照射されるもの
の、固定シート部材18はレーザ光32を透過し、載置
台33上ではレーザ光32が反射し、反射光32aと成
り、レーザ光32を吸収しない。よって、これらの温度
が上昇することはほとんどなく、互いに接着するのは防
止される。
【0039】以後、上記実施の形態1と同様の方法にて
行い、金属部29はレーザ光32を吸収して温度が上昇
して溶解され、溶解凝固部31が形成され、各半導体デ
バイス28は分離される(図3(b))。そして、固定
シート部材18を載置台33から離脱し、固定シート部
材18から各半導体デバイス28を取り外す。
【0040】上記のように構成された実施の形態2によ
れば、上記実施の形態1と同様の効果を奏するのはもち
ろんのこと、載置台33をレーザ光32が反射する材質
にて形成すればよく、銅または金またはアルミニウムな
どはガラスと比較して加工を行いやすく、かつ、破損の
心配が少なくなる。
【0041】尚、上記実施の形態2においては、載置台
33の全てがレーザ光32を反射する材質にて形成され
る例を示したがこれに限られることはなく、少なくとも
載置台33のうち、載置台33と固定シート部材18と
が接し、かつ、半導体ウエハ19の加工領域に対応する
レーザ照射部が、レーザ光32を反射する材質にて形成
されていれば、上記実施の形態2と同様の効果を奏する
ことは言うまでもなく、例えば載置台33の表面のみ
が、レーザ光32を反射する材質にて成る場合などが考
えられる。
【0042】実施の形態3.図4はこの発明における実
施の形態3のレーザ加工装置の構成および加工工程を示
す図である。図において、上記各実施の形態と同様の部
分は同一符号を付して説明を省略する。34は固定シー
ト部材18を載置して真空吸着にて固定する載置台で、
例えば、レーザ光を透過する材質、または、レーザ光を
反射する材質にて形成されることが考えられる。34a
は載置台34の上部に形成された、逆台形の凹部、35
は半導体ウエハ19の加工領域の外側に形成されるとと
もに、逆台形の凹部34aの底部の周縁部に形成された
吸着用穴である。
【0043】次に上記のように構成された実施の形態3
のレーザ加工装置の加工工程について説明する。まず、
上記各実施の形態と同様に、固定シート部材18を載置
台34上に載置する(図4(a))。次に、第1のバル
ブ24を開放して真空ポンプ23を作動させ、真空ゲー
ジ25にて確認しながら、吸着用穴35から所望の負圧
をかけ、載置台34に固定シート部材18を真空吸着さ
せる(図4(b))。この際、図4(b)からも明らか
なように、固定シート部材18は載置台34の上面の逆
台形の凹部34aの形状に変形して吸着されている。
【0044】このように、載置台34の吸着用穴35よ
り内側が、吸着用穴36より外側より低く形成されてい
るため、真空吸着の際に、載置台34の半導体ウエハ1
9の加工領域の外側に吸着用穴35が形成されていて
も、載置台34と固定シート部材18との間に気泡が残
ることなく真空吸着を行うことができる。
【0045】次に、上記各実施の形態と同様に、レーザ
光にて半導体ウエハ19の加工を行う。この際、吸着用
穴35は半導体ウエハ19の加工領域の外側に形成され
ているため、吸着用穴35にレーザ光が照射されること
はない。よって、吸着用穴35内にゴミなどが存在して
も、加熱されることはない。
【0046】次に、第1のバルブ24を閉じるととも
に、真空ポンプ23の動作を停止する(図4(a))。
すると、固定シート部材18は載置台34の逆台形の凹
部34aから離れ、元の状態にもどる。そして、上記各
実施の形態と同様に、固定シート部材18を載置台34
から離脱し、固定シート部材18から半導体ウエハ19
を取り外す。
【0047】上記のように構成された実施の形態3によ
れば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもち
ろんのこと、吸着用穴35内のゴミなどによる加熱が防
止され、固定シート部材18が加熱されることによる不
具合を解消することができる。
【0048】尚、上記各実施の形態において、被加工物
として半導体ウエハを用いる例を示したがこれに限られ
ることはなく、レーザ光を吸収する部分を有する被加工
物であればよいことは言うまでもなく、特に微細な加工
を要求されるものに優れた効果を有するものである。ま
た、半導体ウエハの半導体デバイス間を切断する例を示
したがこれに限られることはなく、例えば穴あけ加工な
ど、レーザ光による溶断を利用する加工であればよいこ
とは言うまでもなく、同様の効果を奏するものである。
又、載置台と固定シート部材との真空吸着による離脱
を、吸着用穴に大気圧以上の気圧をかけ、載置台から固
定シート部材を浮かせるようにして離脱すれば、被加工
物への損傷を防止することができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、レーザ光を吸収する部分を有する被加工物を接着
して固定し、かつ、レーザ光を透過する材質にて成る固
定シート部材と、固定シート部材を載置して固定する載
置台とを備え、被加工物にレーザ光を照射して被加工物
を溶断するレーザ加工装置において、載置台は、載置台
と固定シート部材とが接し、かつ、被加工物の加工領域
に対応するレーザ照射部が、レーザ光を透過する材質に
て形成されているので、載置台が加熱されることが防止
され、シート部材を載置台から容易に離脱でき、被加工
物の損傷を防止することができるレーザ加工装置を提供
することが可能となる。
【0050】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、レーザ光としてYAGレーザを用い、載
置台のレーザ照射部がガラスにて形成されているので、
載置台がレーザ光を透過することが確実にできるので、
シート部材を載置台から容易に離脱でき、被加工物の損
傷を防止することができるレーザ加工装置を提供するこ
とが可能となる。
【0051】また、この発明の請求項3によれば、レー
ザ光を吸収する部分を有する被加工物を接着して固定
し、かつ、レーザ光を透過する材質にてなる固定シート
部材と、固定シート部材を載置して固定する載置台とを
備え、被加工物にレーザ光を照射して被加工物を溶断す
るレーザ加工装置において、載置台は、載置台と固定シ
ート部材とが接し、かつ、被加工物の加工領域と対応す
るレーザ照射部が、レーザ光を反射する材質にて形成さ
れているので、載置台が加熱されることが防止され、シ
ート部材を載置台から容易に離脱でき、被加工物の損傷
を防止することができるレーザ加工装置を提供すること
が可能となる。
【0052】また、この発明の請求項4によれば、請求
項3において、レーザ光としてYAGレーザを用い、載
置台のレーザ照射部が銅、または、金、または、アルミ
ニウムにて形成されているので、載置台がレーザ光を反
射することが確実にできるので、シート部材を載置台か
ら容易に離脱でき、被加工物の損傷を防止することがで
きるレーザ加工装置を提供することが可能となる。
【0053】また、この発明の請求項5によれば、レー
ザ光を吸収する部分を有する被加工物を接着して固定す
る固定シート部材と、固定シート部材を載置して真空吸
着にて固定する載置台とを備え、被加工物にレーザ光を
照射して被加工物を溶断するレーザ加工装置において、
載置台の固定シート部材を真空吸着するための吸着用穴
が、被加工物の加工領域の外側に形成されているので、
吸着用穴からの加熱の発生が防止され、シート部材を載
置台から容易に離脱でき、被加工物の損傷を防止するこ
とができるレーザ加工装置を提供することが可能とな
る。
【0054】また、この発明の請求項6によれば、請求
項5において、載置台の上部は、逆台形の凹状にて形成
され、吸着用穴を凹状の底部の周縁部に備え、真空吸着
時に、固定シート部材が載置台の凹状に沿って変形して
載置台上に真空吸着されるので、固定シート部材と載置
台とを確実に真空吸着することができるレーザ加工装置
を提供することが可能となる。
【0055】また、この発明の請求項7によれば、レー
ザ光を吸収する部分を有する被加工物を接着して固定す
る固定シート部材と、固定シート部材を載置して真空吸
着にて固定する載置台とを備え、被加工物にレーザ光を
照射して被加工物を溶断するレーザ加工装置において、
載置台の固定シート部材を真空吸着するための吸着用穴
と、載置台からの固定シート部材の離脱時に、吸着用穴
に大気圧以上の気圧をかける加圧手段を備えたので、固
定シート部材を容易に載置台上から離脱することができ
るレーザ加工装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるレーザ加工装
置の構成を示す図である。
【図2】 図1に示したレーザ加工装置の加工方法を示
す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるレーザ加工装
置の加工方法を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるレーザ加工装
置の構成を示す図である。
【図5】 従来のレーザ加工装置の加工方法を示す図で
ある。
【図6】 図5にて使用される従来のレーザ加工装置の
構成を示す図である。
【図7】 他の従来のレーザ加工装置の加工方法を示す
図である。
【図8】 図7にて使用される従来のレーザ加工装置の
構成を示す図である。
【図9】 他の従来のレーザ加工装置の問題点を説明す
るための図である。
【符号の説明】
16 本体、17,33,34 載置台、18 固定シ
ート部材、19 半導体ウエハ、20 固定リング、2
1 固定冶具、22,35 吸着用穴、23 真空ポン
プ、24 第1のバルブ、25 真空ゲージ、26 加
圧手段、27 第2のバルブ、28 半導体デバイス、
29 金属部、30 レーザ光、31 溶解凝固部、3
2 レーザ光、32a 反射光、34a 逆台形の凹
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 敬 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 林 一夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4E068 AD00 AE00 CA01 CA14 CE09 DA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を吸収する部分を有する被加工
    物を接着して固定し、かつ、上記レーザ光を透過する材
    質にて成る固定シート部材と、上記固定シート部材を載
    置して固定する載置台とを備え、上記被加工物に上記レ
    ーザ光を照射して上記被加工物を溶断するレーザ加工装
    置において、上記載置台は、上記載置台と上記固定シー
    ト部材とが接し、かつ、上記被加工物の加工領域に対応
    するレーザ照射部が、上記レーザ光を透過する材質にて
    形成されていることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光としてYAGレーザを用い、載
    置台のレーザ照射部がガラスにて形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 レーザ光を吸収する部分を有する被加工
    物を接着して固定し、かつ、上記レーザ光を透過する材
    質にて成る固定シート部材と、上記固定シート部材を載
    置して固定する載置台とを備え、上記被加工物に上記レ
    ーザ光を照射して上記被加工物を溶断するレーザ加工装
    置において、上記載置台は、上記載置台と上記固定シー
    ト部材とが接し、かつ、上記被加工物の加工領域と対応
    するレーザ照射部が、上記レーザ光を反射する材質にて
    形成されていることを特徴とするレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 レーザ光としてYAGレーザを用い、載
    置台のレーザ照射部が銅、または、金、または、アルミ
    ニウムにて形成されていることを特徴とする請求項3に
    記載のレーザ加工装置。
  5. 【請求項5】 レーザ光を吸収する部分を有する被加工
    物を接着して固定する固定シート部材と、上記固定シー
    ト部材を載置して真空吸着にて固定する載置台とを備
    え、上記被加工物に上記レーザ光を照射して上記被加工
    物を溶断するレーザ加工装置において、上記載置台の上
    記固定シート部材を真空吸着するための吸着用穴が、上
    記被加工物の加工領域の外側に形成されていることを特
    徴とするレーザ加工装置。
  6. 【請求項6】 載置台の上部は、逆台形の凹状にて形成
    され、吸着用穴を上記凹状の底部の周縁部に備え、真空
    吸着時に、固定シート部材が上記載置台の凹状に沿って
    変形して上記載置台上に真空吸着されることを特徴とす
    る請求項5に記載のレーザ加工装置。
  7. 【請求項7】 レーザ光を吸収する部分を有する被加工
    物を接着して固定する固定シート部材と、上記固定シー
    ト部材を載置して真空吸着にて固定する載置台とを備
    え、上記被加工物に上記レーザ光を照射して上記被加工
    物を溶断するレーザ加工装置において、上記載置台の上
    記固定シート部材を真空吸着するための吸着用穴と、上
    記載置台からの上記固定シート部材の離脱時に、上記吸
    着用穴に大気圧以上の気圧をかける加圧手段を備えたこ
    とを特徴とするレーザ加工装置。
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