JP4051273B2 - 配線基板及び配線基板の製造方法 - Google Patents

配線基板及び配線基板の製造方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品部とこの周囲を取り囲む枠部とからなる配線基板及び配線基板の製造方法に関し、特に、主面側と裏面側にそれぞれ導体層が形成された配線基板及び配線基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、製品部とこの周囲を取り囲む枠部とから構成された配線基板が知られている。
例えば、図7に主面902側から見た平面図、図8に裏面903側から見た平面図を示す配線基板901が挙げられる。この配線基板901は、コア基板の両面に複数の導体層と絶縁層が交互に積層された多層配線基板であり、略矩形の略板形状をなす。配線基板901の平面視略中央には、個々の製品905Sが複数(7×6=42個)繋がった製品部905が形成され、この周囲には、後に廃棄される枠部907が形成されている。
【0003】
配線基板901の主面902側には、図7に概略を示すように、主面導体層911が形成されている。この主面導体層911は、製品部905に形成された主面製品導体部913と、枠部907に形成された主面枠導体部915とからなる。主面製品導体部913は、図9に製品部905を構成する個々の製品905Sの主面902側から見た平面図を示すように、複数の配線913Hやパッド913Pを有するが、その導体面積は比較的小さい。一方、主面枠導体部915は、図7に示すように、枠部907の略全面に略ベタ状に形成されている。
【0004】
他方、配線基板901の裏面903側には、図8に概略を示すように、裏面導体層931が形成されている。この裏面導体層931は、製品部905に形成された裏面製品導体部933と、枠部907に形成された裏面枠導体部935とからなる。裏面製品導体部933は、図10に個々の製品905Sの裏面903側から見た平面図を示すように、略格子状に並んだ多数のパッド933Pを有するが、その導体面積は、主面製品導体部913に比して著しく広い。一方、裏面枠導体部935は、図8に示すように、主面枠導体部915と同様、枠部907の略全面に略ベタ状に形成されている。
なお、このような技術に関連する文献として、例えば、特許文献1が挙げられる。
【0005】
【特許文献1】
特許第3172509号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、主面側導体層911と裏面側導体層931は電解メッキを利用して一緒に形成されるが、主面製品導体部913の導体面積が、裏面製品導体部933の導体面積よりも小さいために、主面製品導体部913の導体層が薄く形成され、裏面製品導体部933の導体層がそれよりも厚く形成される傾向にある。これは、メッキ面積が狭いと、電流の流れが悪いためメッキが形成されにくく、メッキ面積が広いと、電流の流れが良いためメッキが形成されやすいことに起因すると考えられる。
【0007】
また、主面製品導体部913のうち主面枠導体部915に近い部分(外側部分)は、導体層が薄く形成され、主面製品導体部913の中央部分は、導体層がそれよりも厚く形成される傾向にある。これは、主面枠導体部915のメッキ面積率は主面製品導体部913のメッキ面積率よりも大きいため、主面枠導体部915の導体層が主面製品導体部913の導体層よりも厚く形成されやすいが、そのとき、主面枠導体部915の形成にメッキが多く必要とされるため、主面製品導体部913のうち主面枠導体部915に近い部分では、メッキが形成されにくくなることに起因すると考えられる。同様な理由から、裏面製品導体部933のうち裏面枠導体部935に近い部分(外側部分)は、導体層が薄く形成され、主面製品導体部933の中央部分は、導体層がそれよりも厚く形成される傾向にある。
このように主面製品導体部913と裏面製品導体部933で導体層の厚みが異なったり、各導体部内で導体層の厚みに均一性がないと、配線基板901の信頼性に劣ることとなる。
【0008】
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、製品部と枠部とからなる配線基板について、主面導体層と裏面導体層の厚みの均一性を向上させることができる配線基板及び配線基板の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
その解決手段は、主面と裏面を有し、製品部とこの製品部の周囲を取り囲む枠部とからなり、上記主面側に形成された主面導体層であって、上記製品部に形成された主面製品導体部と上記枠部に形成された主面枠導体部とからなる主面導体層と、上記裏面側に形成された裏面導体層であって、上記製品部に形成された裏面製品導体部と上記枠部に形成された裏面枠導体部とからなる裏面導体層と、を備え、上記主面製品導体部の導体面積が、上記裏面製品導体部の導体面積よりも小さい配線基板であって、上記主面枠導体部は、上記主面製品導体部を取り囲む主面第1枠導体部と、この主面第1枠導体部よりも外側に位置する主面第2枠導体部とを有し、上記裏面枠導体部は、上記裏面製品導体部を取り囲む裏面第1枠導体部を有し、上記枠部のうちの上記主面第1枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記主面第1枠導体部の導体面積の面積率が、上記製品部の面積に占める上記主面製品導体部の導体面積の面積率と同一とされ、上記枠部のうちの上記裏面第1枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記裏面第1枠導体部の導体面積の面積率が、上記製品部の面積に占める上記裏面製品導体部の導体面積の面積率と同一とされ、上記枠部のうちの上記主面第2枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記主面第2枠導体部の導体面積の面積率が、上記製品部の面積に占める上記裏面製品導体部の導体面積の面積率よりも大きくされることにより、上記主面導体層の導体面積に対する上記裏面導体層の導体面積の割合が、上記主面製品導体部の導体面積に対する上記裏面製品導体部の導体面積の割合よりも小さくされている配線基板である。
【0010】
本発明は、製品部に形成された主面製品導体部と枠部に形成された主面枠導体部とからなる主面導体層と、製品部に形成された裏面製品導体部と枠部に形成された裏面枠導体部とからなる裏面導体層とを有し、主面製品導体部の導体面積が、裏面製品導体部の導体面積よりも小さい配線基板に適用される。このような配線基板は、上述したように、主面導体層及び裏面導体層の厚みが不均一になりやすいからである。
【0011】
本発明の配線基板は、主面枠導体部が、主面製品導体部を取り囲む主面第1枠導体部と、この主面第1枠導体部よりも外側に位置する主面第2枠導体部とを有し、一方、裏面枠導体部は、裏面製品導体部を取り囲む裏面第1枠導体部を有する。そして、枠部のうちの主面第1枠導体部が形成された領域全体の面積に占める主面第1枠導体部の導体面積の面積率(以下、主面第1枠導体部の導体面積率とも言う。)が、製品部の面積に占める主面製品導体部の導体面積の面積率(以下、主面製品導体部の導体面積率とも言う。)と同一とされている。また、枠部のうちの裏面第1枠導体部が形成された領域全体の面積に占める裏面第1枠導体部の導体面積の面積率(以下、裏面第1枠導体部の導体面積率とも言う。)が、製品部の面積に占める裏面製品導体部の導体面積の面積率(以下、裏面製品導体部の導体面積率とも言う。)と同一とされている。
【0012】
このように、主面製品導体部を取り囲む主面第1枠導体部の導体面積率が、主面製品導体部の導体面積率と同一であれば、主面製品導体部の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、主面第1枠導体部の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、主面製品導体部のうち、主面枠導体部に近い部分(外側部分)とそこから離れた中央部分との間で、従来にみられた導体層の厚みの不均一は生じにくくなり、主面製品導体部の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
同様に、裏面製品導体部を取り囲む裏面第1枠導体部の導体面積率が、裏面製品導体部の導体面積率と同一であれば、裏面製品導体部の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、裏面第1枠導体部の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、裏面製品導体部のうち、裏面枠導体部に近い部分とそこから離れた中央部分との間で、従来にみられた導体層の厚みの不均一は生じにくくなり、裏面製品導体部の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
【0013】
さらに、本発明の配線基板では、枠部のうちの主面第2枠導体部が形成された領域全体の面積に占める主面第2枠導体部の導体面積の面積率(以下、主面第2枠導体部の導体面積率とも言う。)が、上記の裏面製品導体部の導体面積率よりも大きくされることにより、主面導体層の導体面積に対する裏面導体層の導体面積の割合が、主面製品導体部の導体面積に対する裏面製品導体部の導体面積の割合よりも小さくされている。
【0014】
このようにすれば、主面導体層の導体面積と裏面導体層の導体面積との差が、従来の配線基板よりも小さくなる。このため、主面導体層と裏面導体層との間で(主面製品導体部と裏面製品導体部との間で)、従来にみられた導体層の厚みの不均一は生じにくくなり、主面導導体層と裏面導体層(主面製品導体部と裏面製品導体部)の厚みの均一性を向上させることができる。
【0015】
さらに、上記の配線基板であって、前記主面製品導体部の導体面積に対する前記裏面製品導体部の導体面積の割合が、3以上である配線基板において、前記主面導体層の導体面積に対する前記裏面導体層の導体面積の割合が、2以下とされている配線基板とするのが好ましい。
【0016】
主面製品導体部の導体面積に対する裏面製品導体部の導体面積の割合が、3以上である配線基板では、主面導体層と裏面導体層との間で(主面製品導体部と裏面製品導体部との間で)、特に、導体層の厚みに不均一が生じやすい。
そこで、上述した発明を適用するのが好ましいが、その際、本発明では、主面導体層の導体面積に対する裏面導体層の導体面積の割合を、2以下と小さくしている。このため、主面導体層と裏面導体層との間で(主面製品導体部と裏面製品導体部との間で)、導体層の厚みの均一性をより向上させることができる。
【0017】
さらに、上記のいずれかに記載の配線基板であって、前記主面枠導体部は、上記配線基板の周縁をなす主面第3枠導体部を有し、前記裏面枠導体部は、上記配線基板の周縁をなす裏面第2枠導体部を有し、上記枠部のうちの上記主面第3枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記主面第3枠導体部の導体面積の面積率、及び、上記枠部のうちの上記裏面第2枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記裏面第2枠導体部の導体面積の面積率は、いずれも100%とされている配線基板とすると良い。
【0018】
本発明では、主面枠導体部は、主面第1,第2枠導体部の他、配線基板の周縁をなす主面第3枠導体部を有し、また、裏面枠導体部は、裏面第1枠導体部の他、配線基板の周縁をなす裏面第2枠導体部を有する。そして、枠部のうちの主面第3枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記主面第3枠導体部の導体面積の面積率(以下、主面第3枠導体部の導体面積率とも言う。)、及び、枠部のうちの裏面第2枠導体部が形成された領域全体の面積に占める裏面第2枠導体部の導体面積の面積率(以下、裏面第2枠導体部の導体面積率とも言う。)は、いずれも100%とされている。
このように、配線基板の周縁部をなす導体層をベタ状とすれば、主面導体層及び裏面導体層を形成する際、電解メッキを施しやすくなる。即ち、電解メッキを施すための電極を、周縁部をなすベタ状導体層に確実に接触させて、電流を流すことができるので、主面側及び裏面側に電解メッキを確実に形成することができる。従って、主面導体層及び裏面導体層の厚みの均一性をより向上させることができる。
【0019】
さらに、上記のいずれかに記載の配線基板であって、前記主面第1枠導体部及び前記裏面第1枠導体部は、いずれも多数の孔が形成されたメッシュ状の導体層からなる配線基板とすると良い。
【0020】
上述した発明においては、主面第1枠導体部の導体面積率は、主面製品導体部の導体面積率と同一であればよく、また、裏面第1枠導体部の導体面積率は、裏面製品導体部の導体面積率と同一であればよいので、主面第1枠導体部及び裏面第1枠導体部をどのような形状(パターン)としてもよい。例えば、主面第1枠導体部等の形状を、主面製品導体部等の配線等のパターンと同一のパターンとすることができる。
しかし、主面製品導体部や裏面製品導体部のパターンは、場所により粗密の差がある場合もあるため、主面第1枠導体部や裏面第1枠導体部のパターンをこのような偏った形状とすると、主面製品導体部及び裏面製品導体部の導体層の厚みに不均一が生じる可能性もある。
これに対し、本発明では、主面第1枠導体部及び前記裏面第1枠導体部を、多数の孔が形成されたメッシュ状の導体層としているので、導体層に場所による粗密の差がない。このため、主面製品導体部及び裏面製品導体部の導体層の厚みの均一性をより向上させることができる。
【0021】
また、他の解決手段は、主面と裏面を有し、製品部とこの製品部の周囲を取り囲む枠部とからなり、上記主面側に形成された主面導体層であって、上記製品部に形成された主面製品導体部と上記枠部に形成された主面枠導体部とからなる主面導体層と、上記裏面側に形成された裏面導体層であって、上記製品部に形成された裏面製品導体部と上記枠部に形成された裏面枠導体部とからなる裏面導体層と、を備え、上記主面製品導体部の導体面積が、上記裏面製品導体部の導体面積よりも小さい配線基板の製造方法であって、基板本体の上記主面側に、上記主面導体層に対応した所定パターンの主面メッキレジスト層を形成すると共に、上記基板本体の上記裏面側に、上記裏面導体層に対応した所定パターンの裏面メッキレジスト層を形成するメッキレジスト層形成工程であって、上記主面メッキレジスト層は、上記製品部に形成する主面製品レジスト部と上記枠部に形成する主面枠レジスト部とからなり、上記裏面メッキレジスト層は、上記製品部に形成する裏面製品レジスト部と上記枠部に形成する裏面枠レジスト部とからなり、上記主面枠レジスト部は、上記主面製品レジスト部を取り囲む主面第1枠レジスト部と、この主面第1枠レジスト部よりも外側に位置する主面第2枠レジスト部とを有し、上記裏面枠レジスト部は、上記裏面製品レジスト部を取り囲む裏面第1枠レジスト部を有し、上記枠部のうちの上記主面第1枠レジスト部が形成された領域全体の面積に占める上記基板本体の露出部の露出割合が、上記製品部の面積に占める上記基板本体の主面側の露出部の露出割合と同一とされ、上記枠部のうちの上記裏面第1枠レジスト部が形成された領域全体の面積に占める上記基板本体の露出部の露出割合が、上記製品部の面積に占める上記基板本体の裏面側の露出部の露出割合と同一とされ、上記枠部のうちの上記主面第2枠レジスト部が形成された領域全体の面積に占める上記基板本体の露出部の露出割合が、上記製品部の面積に占める上記基板本体の裏面側の露出部の露出割合よりも大きくされることにより、上記基板本体の主面側の露出面積に対する上記基板本体の裏面側の露出面積の割合が、上記基板本体の製品部における主面側の露出面積に対する上記基板本体の製品部における裏面側の露出面積の割合よりも小さくされているメッキレジスト層形成工程と、上記メッキレジスト層形成工程後の上記基板本体に電解メッキを施し、上記基板本体の主面側の露出部に上記主面導体層に対応した電解メッキ層を形成すると共に、上記基板本体の裏面側の露出部に上記裏面導体層に対応した電解メッキ層を形成する電解メッキ工程と、を備える配線基板の製造方法である。
【0022】
本発明は、製品部に形成された主面製品導体部と枠部に形成された主面枠導体部とからなる主面導体層と、製品部に形成された裏面製品導体部と枠部に形成された裏面枠導体部とからなる裏面導体層とを有し、主面製品導体部の導体面積が、裏面製品導体部の導体面積よりも小さい配線基板の製造に適用される。このような配線基板は、上述したように、主面導体層及び裏面導体層の厚みが不均一になりやすいからである。
【0023】
本発明の製造方法は、メッキレジスト層形成工程と電解メッキ工程を備える。このうちメッキレジスト層形成工程では、基板本体の主面側に、主面導体層に対応した所定パターンの主面メッキレジスト層を形成すると共に、基板本体の裏面側に、裏面導体層に対応した所定パターンの裏面メッキレジスト層を形成する。
具体的には、主面メッキレジスト層は、製品部に形成する主面製品レジスト部と枠部に形成する主面枠レジスト部とからなり、裏面メッキレジスト層は、製品部に形成する裏面製品レジスト部と枠部に形成する裏面枠レジスト部とからなる。このうち主面枠レジスト部は、主面製品レジスト部を取り囲む主面第1枠レジスト部と、これよりも外側に位置する主面第2枠レジスト部とを有し、裏面枠レジスト部は、裏面製品レジスト部を取り囲む裏面第1枠レジスト部を有する。そして、枠部のうちの主面第1枠レジスト部が形成された領域全体の面積に占める基板本体の露出部の露出割合(以下、主面第1枠レジスト部における露出割合とも言う。)が、製品部の面積に占める基板本体の主面側の露出部の露出割合(以下、主面製品レジスト部における露出割合とも言う。)と同一とされている。また、枠部のうちの裏面第1枠レジスト部が形成された領域全体の面積に占める基板本体の露出部の露出割合(以下、裏面第1枠レジスト部における露出割合とも言う。)が、製品部の面積に占める基板本体の裏面側の露出部の露出割合(以下、裏面製品レジスト部における露出割合とも言う。)と同一とされている。
【0024】
このように、主面製品レジスト部を取り囲む主面第1枠レジスト部における露出割合が、主面製品レジスト部における露出割合と同一であれば、電解メッキ工程において、主面製品レジスト部において必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、主面第1枠レジスト部において必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、主面製品レジスト部のうち、主面枠レジスト部に近い部分(外側部分)とそこから離れた中央部分との間で、電解メッキ層の厚みに不均一が生じにくくなり、主面製品導体部の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
同様に、裏面製品レジスト部を取り囲む裏面第1枠レジスト部における露出割合が、裏面製品レジスト部における露出割合と同一であれば、電解メッキ工程において、裏面製品レジスト部において必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、裏面第1枠レジスト部において必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、裏面製品レジスト部のうち、裏面枠レジスト部に近い部分(外側部分)とそこから離れた中央部分との間で、電解メッキ層の厚みに不均一が生じにくくなり、裏面製品導体部の製品部分の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
【0025】
さらに、本製造方法のメッキレジスト層形成工程では、枠部のうちの主面第2枠レジスト部が形成された領域全体の面積に占める基板本体の露出部の露出割合(以下、主面第2枠レジスト部における露出割合とも言う。)が、上記の製品レジスト部における露出割合よりも大きくされることにより、基板本体の主面側の露出面積に対する基板本体の裏面側の露出面積の割合が、基板本体の製品部における主面側の露出面積に対する基板本体の製品部における裏面側の露出面積の割合よりも小さくされている。
【0026】
このようにすれば、主面メッキレジスト層における基板本体の露出面積と裏面メッキレジスト層における基板本体の露出面積との差が、従来よりも小さくなる。このため、電解メッキ工程において、主面側と裏面側との間で、従来のようなメッキ層の厚みの不均一は生じにくくなり、主面導導体層と裏面導体層の厚みの均一性を向上させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
以下、本発明の実施の形態を、図を参照しつつ説明する。
本実施形態の配線基板101について、図1に主面102側から見た平面図を、図2に裏面103側から見た平面図を、図3に周縁付近の部分縦断面図を示す。なお、図1は主面側ソルダーレジスト層115がない状態を、図2は裏面側ソルダーレジスト層118がない状態を示している。
この配線基板101は、図1及び図2に示すように、平面視略矩形の略板形状をなす。配線基板101の平面視略中央には、個々の製品105Sが複数(7×6=42個)繋がった製品部105が形成され、この周囲には、後に廃棄される枠部107が形成されている。
【0028】
配線基板101の内部についてみると、図3に示すように、この配線基板101は、その中心にガラス−エポキシ樹脂からなるコア基板111を備える。なお、図3中の破線は、製品部105と枠部107の境界を示す。コア基板111の主面102側には、エポキシ樹脂等からなる主面側第1絶縁層113、主面側第2絶縁層114、及び、主面側ソルダーレジスト層115が積層されている。一方、裏面103側にも、エポキシ樹脂等からなる主面側第1絶縁層116、裏面側第2絶縁層117、及び、裏面側ソルダーレジスト層118が積層されている。
【0029】
また、配線基板101のうち、コア基板111の主面102側の表面には、Cuからなる主面側第1導体層121が形成され、主面側第1絶縁層113の表面には、Cuからなる主面側第2導体層123が形成され、さらに、主面側第2絶縁層114の表面には、Cuからなる主面側第3導体層125が形成されている。同様に、コア基板111の裏面103側の表面には、Cuからなる裏面側第1導体層141が形成され、裏面側第1絶縁層116の表面には、Cuからなる裏面側第2導体層143が形成され、裏面側第2絶縁層117の表面には、Cuからなる裏面側第3導体層145が形成されている。
【0030】
さらに、配線基板101のうち、コア基板111には、層間接続のため、これを貫通するCuからなる略筒状のスルーホール導体161が形成されている。また、層間接続のため、主面側第1絶縁層113には、これを貫通するCuからなる主面側第1ビア導体163が形成され、主面側第2絶縁層114には、これを貫通するCuからなる主面側第2ビア導体165が形成されている。同様に、裏面側第1絶縁層116には、層間接続のため、これを貫通するCuからなる裏面側第1ビア導体167が形成され、裏面側第2絶縁層117には、これを貫通するCuからなる裏面側第2ビア導体169が形成されている。
【0031】
上記のうち、主面側第3導体層125について詳述すると、この主面側第3導体層125は、製品部105に形成された主面製品導体部127と、枠部107に形成された主面枠導体部129とからなる。主面製品導体部127は、図4に製品部105を構成する個々の製品105Sの主面102側から見た平面図を示すように、複数の配線127Hやパッド127Pを有するが、その導体面積は比較的狭い。具体的には、製品部105全体の面積に占める主面製品導体部127の導体面積の面積率は、約5%である。なお、図4は主面側ソルダーレジスト層115がない状態を示している。
【0032】
一方、主面枠導体部129は、図1に示すように、主面製品導体部127を取り囲む主面第1枠導体部130と、この主面第1枠導体部130よりも外側に位置しこれを取り囲む主面第2枠導体部131とを有し、さらに、この主面第2枠導体部131を取り囲み配線基板101の周縁をなす主面第3枠導体部132を有する。
これらの導体部のうち主面第1枠導体部130は、図示しない多数の円形状の孔が形成されたメッシュ状の導体層からなる。主面第1枠導体部130が形成された領域全体の面積に占める主面第1枠導体部130の導体面積の面積率は、約5%である。従って、上述の主面製品導体部127の導体面積率と同一にされている。
【0033】
また、主面第2枠導体部131も、図示しない多数の円形状の孔が形成されたメッシュ状導体層からなる。主面第2枠導体部131が形成された領域全体の面積に占める主面第2枠導体部131の導体面積の面積率は、約90%である。従って、後述する裏面製品導体部147の導体面積率(約80%)よりも大きくされている。
また、主面第3枠導体部132は、ベタ状に形成されている。即ち、主面第3枠導体部132が形成された領域全体の面積に占める主面第3枠導体部132の導体面積の面積率は、100%である。
なお、配線基板101の面積に占める主面側第3導体層125全体の導体面積の面積率は、約30%である。
【0034】
次に、裏面側第3導体層145について詳述すると、この裏面側第3導体層145は、製品部105に形成された裏面製品導体部147と、枠部107に形成された裏面枠導体部149とからなる。裏面製品導体部147は、図5に製品部105を構成する個々の製品105Sの裏面103側から見た平面図を示すように、略格子状に並んだ多数のパッド147Pを有するが、その導体面積は、主面製品導体部127の導体面積と比べてかなり広い。具体的には、製品部105の面積に占める裏面製品導体部147の導体面積の面積率は、約80%である。なお、図5は裏面側ソルダーレジスト層118がない状態を示している。
【0035】
一方、裏面枠導体部149は、図2に示すように、裏面製品導体部147を取り囲む裏面第1枠導体部150を有し、さらに、この裏面第1枠導体部150を取り囲み配線基板101の周縁をなす裏面第2枠導体部151を有する。
このうち裏面第1枠導体部150は、図示しない多数の円形状の孔が形成されたメッシュ状導体層からなる。裏面第1枠導体部150が形成された領域全体の面積に占める裏面第1枠導体部150の導体面積の面積率は、約80%である。従って、上述の裏面製品導体部147の導体面積率と同一にされている。
【0036】
また、裏面第2枠導体部151は、ベタ状に形成されている。即ち、裏面第2枠導体部151が形成された領域全体の面積に占める裏面第2枠導体部151の導体面積の面積率は、100%である。
なお、配線基板101の面積に占める裏面側第3導体層145全体の導体面積の面積率は、約85%である。
【0037】
従って、この配線基板101では、主面第2枠導体部131の導体面積率が、裏面製品導体部147の導体面積率よりも大きくされることにより、主面側第3導体層125の導体面積に対する裏面側第3導体層145の導体面積の割合が、主面製品導体部127の導体面積に対する裏面製品導体部147の導体面積の割合よりも小さくされている。
【0038】
このような配線基板101は、主面製品導体部127を取り囲む主面第1枠導体部130の導体面積率が、主面製品導体部127の導体面積率と同一(約5%)であるので、主面製品導体部127の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、主面第1枠導体部130の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、主面製品導体部127のうち、主面枠導体部129に近い部分とそこから離れた中央部分との間で、従来にみられた導体層の厚みの不均一は生じにくくなり、主面製品導体部127の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
同様に、裏面製品導体部147を取り囲む裏面第1枠導体部150の導体面積率が、裏面製品導体部147の導体面積率と同一(約80%)であるので、裏面製品導体部147の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、裏面第1枠導体部150の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、裏面製品導体部147のうち、裏面枠導体部149に近い部分とそこから離れた中央部分との間で、従来にみられた導体層の厚みの不均一は生じにくくなり、裏面製品導体部147の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
【0039】
また、主面第2枠導体部131の導体面積率を裏面製品導体部147の導体面積率よりも大きくして、主面側第3導体層125の導体面積に対する裏面側第3導体層145の導体面積の割合を、主面製品導体部127の導体面積に対する裏面製品導体部147の導体面積の割合よりも小さくしてるので、主面側第3導体層125の導体面積と裏面側第3導体層145の導体面積との差が、従来の配線基板よりも小さくなる。このため、主面側第3導体層125と裏面側第3導体層145との間で、従来にみられた導体層の厚みの不均一は生じにくくなり、主面側第3導体層(主面導体層)125及び裏面側第3導体層(裏面導体層)145の厚みの均一性を向上させることができる。
【0040】
また、本実施形態では、配線基板101の周縁部をなす主面第3枠導体部132の導体面積率と裏面第2枠導体部151の導体面積率を、いずれも100%としている。このため、主面側第3導体層125及び裏面側第3導体層145を形成する際、電解メッキを施しやすくなる。即ち、電解メッキを施すための電極を、周縁部をなすベタ状導体層に確実に接触させ、電流を流すことができるので、電解メッキを確実に形成することができる。従って、主面側第3導体層125及び裏面側第3導体層145の厚みの均一性をより向上させることができる。
【0041】
また、本実施形態では、主面第1枠導体部130及び裏面第1枠導体部150を、多数の孔が形成されたメッシュ状の導体層としているので、これらの導体部には、場所による粗密の差がない。このため、主面製品導体部127及び裏面製品導体部147の導体層の厚みの均一性をより向上させることができる。
【0042】
次いで、上記配線基板101の製造方法について説明する。
まず、コア基板111の両面に銅箔を張り付けた両面銅張コア基板を用意する。そして、ドリルやレーザ等によって、スルーホール導体161を形成するためのスルーホールを所定の位置に形成する。
次に、コア基板111にCu無電解メッキを施し、銅箔上及びスルーホールの内周面に無電解メッキ層を形成する。さらに、Cu電解メッキを施して、無電解メッキ層上に電解メッキ層を形成する。これにより、銅箔上にベタ状のメッキ層が形成され、スルーホールの内周面に略筒状のスルーホール導体161が形成される。
【0043】
その後、スルーホール導体161内に樹脂ペーストを印刷充填し、加熱して半硬化させる。そして、コア基板111から膨出した余分な樹脂を研磨除去し、さらに、加熱硬化させて、樹脂充填体を形成する。さらに、Cu無電解メッキとCu電解メッキを行い、スルーホール導体161上に蓋メッキ層を形成する。
その後、コア基板111の両面に所定パターンのエッチングレジスト層を形成し、このレジスト層から露出するメッキ層及び銅箔をエッチング除去する。これにより、コア基板111上に主面側第1導体層121と裏面側第1導体層141が形成される。
【0044】
次に、コア基板111上に、エポキシ樹脂等からなる半硬化の主面側第1絶縁層を形成し、主面側第1ビア導体163を形成するためのビアホールに対応した所定パターンを有するマスクを用いて露光しさらに現像する。その後、さらに加熱処理し硬化させて、ビアホールを有する主面側第1絶縁層113を形成する。またこれと共に、裏面側第1ビア導体167を形成するためのビアホールを有する裏面側第1絶縁層116も形成する。
【0045】
次に、Cu無電解メッキを施して、主面側第1絶縁層113上及びそのビアホール内並びに裏面側第1絶縁層116上及びそのビアホール内に無電解メッキ層を形成する。その後、両面の無電解メッキ層上に所定パターンのメッキレジスト層をそれぞれ形成する。そして、Cu電解メッキを施して、メッキレジスト層から露出した無電解メッキ層上に電解メッキを形成する。その後、メッキレジスト層を除去し、さらに、これにより露出した無電解メッキ層をソフトエッチングにより除去する。これにより、主面側第1ビア導体163及び裏面側第1ビア導体167が形成されると共に、所定パターンの主面側第2導体層123及び裏面側第2導体層143が形成される。
【0046】
次に、主面側第1絶縁層113上に、エポキシ樹脂等からなる半硬化の主面側第2絶縁層を形成し、主面側第2ビア導体165を形成するためのビアホールに対応した所定パターンを有するマスクを用いて露光しさらに現像する。その後、さらに加熱処理し硬化させて、ビアホールを有する主面側第2絶縁層114を形成する。またこれと共に、裏面側第2ビア導体169を形成するためのビアホールを有する裏面側第2絶縁層117も形成する。
【0047】
次に、Cu無電解メッキを施して、主面側第2絶縁層114上及びそのビアホール内並びに裏面側第2絶縁層117上及びそのビアホール内に無電解メッキ層を形成する。
そして、メッキレジスト層形成工程において、図6に示すように、この基板本体181の主面側に、主面側第3導体層125に対応した所定パターンの主面メッキレジスト層182を形成すると共に、裏面側に、裏面側第3導体層145に対応した所定パターンの裏面メッキレジスト層192を形成する。
【0048】
具体的には、主面メッキレジスト層182は、製品部105に形成する主面製品レジスト部183と、枠部107に形成する主面枠レジスト部184とからなり、裏面メッキレジスト層192も、製品部105に形成する裏面製品レジスト部193と、枠部107に形成する裏面枠レジスト部194とからなる。このうち、主面枠レジスト部184は、主面製品レジスト部183を取り囲む主面第1枠レジスト部185と、この主面第1枠レジスト部185よりも外側に位置しこれを取り囲む主面第2枠レジスト部186からなる。また、裏面枠レジスト部194は、裏面製品レジスト部を取り囲む裏面第1枠レジスト部195からなる。
【0049】
そして、主面第1枠レジスト部185が形成された領域全体の面積に占める基板本体181の露出部の露出割合が、製品部105の面積に占める基板本体181の主面側の露出部の露出割合と同一とされる。また、裏面第1枠レジスト部195が形成された領域全体の面積に占める基板本体181の露出部の露出割合が、製品部105の面積に占める基板本体111の裏面側の露出部の露出割合と同一とされる。
さらに、主面第2枠レジスト部186が形成された領域全体の面積に占める基板本体181の露出部の露出割合が、製品部105の面積に占める基板本体11の裏面側の露出部の露出割合よりも大きくされることにより、基板本体111の主面側の露出面積に対する基板本体111の裏面側の露出面積の割合が、基板本体111の製品部105における主面側の露出面積に対する基板本体111の製品部105における裏面側の露出面積の割合よりも小さくされる。
【0050】
次に、電解メッキ工程において、上記基板本体181にCu電解メッキを施し、基板本体181の主面側の露出部に主面側第3導体層125に対応した電解メッキ層を形成すると共に、基板本体181の裏面側の露出部に裏面側第3導体層145に対応した電解メッキ層を形成する。
その後、主面メッキレジスト層182及び裏面メッキレジスト層192を除去し、さらに、これにより露出した無電解メッキ層をソフトエッチングにより除去する。これにより、主面側第2ビア導体165及び裏面側第2ビア導体169が形成されると共に、所定パターンの主面側第3導体層125及び裏面側第3導体層145が形成される。
【0051】
次に、主面側第2絶縁層114上に、エポキシ樹脂等からなる半硬化の主面側ソルダーレジスト層を形成し、所定パターンを有するマスクを用いて露光しさらに現像する。その後、さらに加熱処理し硬化させて、所定パターンの主面側ソルダーレジスト層115を形成する。またこれと共に、所定パターンの裏面側ソルダーレジスト層118を形成する。
以上のようにして、配線基板101が完成する。
【0052】
このような製造方法によれば、主面製品レジスト部183を取り囲む主面第1枠レジスト部185における露出割合が、主面製品レジスト部183における露出割合と同一であるので、電解メッキ工程で、主面製品レジスト部183において必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、主面第1枠レジスト部185において必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、主面製品レジスト部183のうち、主面枠レジスト部184に近い部分とそこから離れた中央部分との間で、電解メッキ層の厚みに不均一が生じにくくなり、主面製品導体部127の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
同様に、裏面製品レジスト部193を取り囲む裏面第1枠レジスト部195における露出割合が、裏面製品レジスト部193における露出割合と同一であるので、電解メッキ工程において、裏面製品レジスト部193において必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、裏面第1枠レジスト部195において必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、裏面製品レジスト部193のうち、裏面枠レジスト部195に近い部分とそこから離れた中央部分との間で、電解メッキ層の厚みに不均一が生じにくくなり、裏面製品導体部147の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
【0053】
また、主面第2枠レジスト部186における露出割合を裏面製品レジスト部193における露出割合よりも大きくして、基板本体181の主面側の露出面積に対する基板本体181の裏面側の露出面積の割合が、基板本体181の製品部105における主面側の露出面積に対する基板本体181の製品部105における裏面側の露出面積の割合よりも小さくしている。このため、主面メッキレジスト層182における露出面積と裏面メッキレジスト層192における露出面積との差が、従来よりも小さくなる。従って、電解メッキ工程において、主面側第3導体層125と裏面側第3導体層145との間で、従来のようなメッキ層の厚みの不均一は生じにくくなり、主面側第3導体層125と裏面側第3導体層145の厚みの均一性を向上させることができる。
【0054】
(実施形態2)
次いで、第2の実施の形態について説明する。なお、上記実施形態1と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。
本実施形態の配線基板は、上記実施形態1の配線基板101と同様な構成をなす。
【0055】
本実施形態では、まず、主面側第3導体層125について説明すると、製品部105全体の面積に占める主面製品導体部127の導体面積の面積率は、約3.3%である。
主面第1枠導体部130は、多数の矩形状の孔(1967μm×1967μm)が形成されたメッシュ状の導体層からなる。主面第1枠導体部130が形成された領域全体の面積に占める主面第1枠導体部130の導体面積の面積率は、約3.3%である。従って、本実施形態でも、上述の主面製品導体部127の導体面積率と同一にされている。
【0056】
また、主面第2枠導体部131も、多数の矩形状の孔(900μm×900μm)が形成されたメッシュ状導体層からなる。主面第2枠導体部131が形成された領域全体の面積に占める主面第2枠導体部131の導体面積の面積率は、約80%である。従って、後述する裏面製品導体部147の導体面積率(約50%)よりも大きくされている。
また、主面第3枠導体部132は、上記実施形態1と同様に、ベタ状に形成されている。即ち、主面第3枠導体部132が形成された領域全体の面積に占める主面第3枠導体部132の導体面積の面積率は、100%である。
なお、配線基板101の面積に占める主面側第3導体層125全体の導体面積の面積率は、約38%である。
【0057】
次に、裏面側第3導体層145について説明すると、製品部105の面積に占める裏面製品導体部147の導体面積の面積率は、約50%である。従って、主面製品導体部127の導体面積に対する裏面製品導体部147の導体面積の割合は、約15倍である。
裏面第1枠導体部150は、多数の矩形状の孔(1500μm×1500μm)が形成されたメッシュ状導体層からなる。裏面第1枠導体部150が形成された領域全体の面積に占める裏面第1枠導体部150の導体面積の面積率は、約50%である。従って、本実施形態でも、上述の裏面製品導体部147の導体面積率と同一にされている。
【0058】
また、裏面第2枠導体部151は、上記実施形態1と同様に、ベタ状に形成されている。即ち、裏面第2枠導体部151が形成された領域全体の面積に占める裏面第2枠導体部151の導体面積の面積率は、100%である。
なお、配線基板101の面積に占める裏面側第3導体層145全体の導体面積の面積率は、約38%である。従って、主面側第3導体層125の導体面積に対する裏面側第3導体層145の導体面積の割合は、約1倍である。
【0059】
よって、本実施形態の配線基板も、主面第2枠導体部131の導体面積率(約80%)が、裏面製品導体部147の導体面積率(約50%)よりも大きくされることにより、主面側第3導体層125の導体面積に対する裏面側第3導体層145の導体面積の割合(約1倍)が、主面製品導体部127の導体面積に対する裏面製品導体部147の導体面積の割合(約15倍)よりも小さくされている。
【0060】
このような配線基板も、主面製品導体部127を取り囲む主面第1枠導体部130の導体面積率が、主面製品導体部127の導体面積率と同一(約3.3%)であるので、主面製品導体部127の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、主面第1枠導体部130の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、主面製品導体部127のうち、主面枠導体部129に近い部分とそこから離れた中央部分との間で、従来にみられた導体層の厚みの不均一は生じにくくなり、主面製品導体部127の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
同様に、裏面製品導体部147を取り囲む裏面第1枠導体部150の導体面積率が、裏面製品導体部147の導体面積率と同一(約50%)であるので、裏面製品導体部147の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、裏面第1枠導体部150の形成に必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、裏面製品導体部147のうち、裏面枠導体部149に近い部分とそこから離れた中央部分との間で、従来にみられた導体層の厚みの不均一は生じにくくなり、裏面製品導体部147の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
【0061】
また、主面第2枠導体部131の導体面積率(約80%)を裏面製品導体部147の導体面積率(約50%)よりも大きくして、主面側第3導体層125の導体面積に対する裏面側第3導体層145の導体面積の割合(約1倍)を、主面製品導体部127の導体面積に対する裏面製品導体部147の導体面積の割合(約15倍)よりも小さくしてるので、主面側第3導体層125の導体面積と裏面側第3導体層145の導体面積との差が、従来の配線基板よりも小さくなる。このため、主面側第3導体層125と裏面側第3導体層145との間で、従来にみられた導体層の厚みの不均一は生じにくくなり、主面側第3導体層(主面導体層)125及び裏面側第3導体層(裏面導体層)145の厚みの均一性を向上させることができる。
【0062】
また、配線基板の周縁部をなす主面第3枠導体部132の導体面積率と裏面第2枠導体部151の導体面積率を、いずれも100%としている。このため、主面側第3導体層125及び裏面側第3導体層145を形成する際、電解メッキを施しやすくなる。即ち、電解メッキを施すための電極を、周縁部をなすベタ状導体層に確実に接触させ、電流を流すことができるので、電解メッキを確実に形成することができる。従って、主面側第3導体層125及び裏面側第3導体層145の厚みの均一性をより向上させることができる。
【0063】
また、主面第1枠導体部130及び裏面第1枠導体部150を、多数の孔が形成されたメッシュ状の導体層としているので、これらの導体部には、場所による粗密の差がない。このため、主面製品導体部127及び裏面製品導体部147の導体層の厚みの均一性をより向上させることができる。
【0064】
さらに、本実施形態においては、主面製品導体部127の導体面積に対する裏面製品導体部147の導体面積の割合(約15倍)が、3以上であるため、主面側第3導体層125と裏面側第3導体層145との間で、特に、導体層の厚みに不均一が生じやすい。しかし、主面側第3導体層125の導体面積に対する裏面側第3導体層125の導体面積の割合(約1倍)を、2以下と小さくしている。このため、主面側第3導体層125と裏面側第3導体層145との間で、導体層の厚みの均一性をより向上させることができる。
【0065】
なお、本実施形態の配線基板は、上記実施形態1の配線基板101と同様にして製造することができる。
従って、このような製造方法によれば、主面製品レジスト部183を取り囲む主面第1枠レジスト部185における露出割合が、主面製品レジスト部183における露出割合と同一であるので、電解メッキ工程で、主面製品レジスト部183において必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、主面第1枠レジスト部185において必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、主面製品レジスト部183のうち、主面枠レジスト部184に近い部分とそこから離れた中央部分との間で、電解メッキ層の厚みに不均一が生じにくくなり、主面製品導体部127の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
同様に、裏面製品レジスト部193を取り囲む裏面第1枠レジスト部195における露出割合が、裏面製品レジスト部193における露出割合と同一であるので、電解メッキ工程において、裏面製品レジスト部193において必要とされる単位面積あたりのメッキ量と、裏面第1枠レジスト部195において必要とされる単位面積あたりのメッキ量とがほぼ同じになる。このため、裏面製品レジスト部193のうち、裏面枠レジスト部195に近い部分とそこから離れた中央部分との間で、電解メッキ層の厚みに不均一が生じにくくなり、裏面製品導体部147の全体にわたり厚みの均一性を向上させることができる。
【0066】
また、主面第2枠レジスト部186における露出割合を裏面製品レジスト部193における露出割合よりも大きくして、基板本体181の主面側の露出面積に対する基板本体181の裏面側の露出面積の割合が、基板本体181の製品部105における主面側の露出面積に対する基板本体181の製品部105における裏面側の露出面積の割合よりも小さくしている。このため、主面メッキレジスト層182における露出面積と裏面メッキレジスト層192における露出面積との差が、従来よりも小さくなる。従って、電解メッキ工程において、主面側第3導体層125と裏面側第3導体層145との間で、従来のようなメッキ層の厚みの不均一は生じにくくなり、主面側第3導体層125と裏面側第3導体層145の厚みの均一性を向上させることができる。
【0067】
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上記各実施形態1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態1では、主面第1枠導体層130及び裏面第1枠導体層150を、円形状の孔を形成してメッシュ状とし、上記実施形態2では、主面第1枠導体層130及び裏面第1枠導体層150を、矩形状の孔を形成してメッシュ状としているが、この孔の形状は、円形や矩形である必要はない。例えば、楕円形状、多角形状等とすることもできる。このようにしても、全体として導体層がメッシュ状に形成されていれば、上述の効果を得ることができる。
【0068】
また、上記実施形態1,2では、主面第2枠導体部131は、主面第1枠導体部130を取り囲む口字形状とされているが、主面第1枠導体部130の外側に位置するものであれば、どのような形状(パターン)とすることもできる。
また、上記実施形態1,2では、コア基板111の両面に3層の導体層と3層の絶縁層を交互に形成した多層配線基板を示したが、さらに多層の配線基板とすることもできる。
【0069】
また、上記実施形態1,2では、配線基板101の最も主面102側に位置する主面側第3導体層125と、最も裏面103側に位置する裏面側第3導体層145について、本発明を適用したが、内部の導体層についても適用することができる。例えば、主面側第2導体層123と主面側第2導体層143において、その主面製品導体部の導体面積がその裏面製品導体部の導体面積よりも小さい場合には、本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る配線基板の主面側から見た平面図である。
【図2】 実施形態に係る配線基板の裏面側から見た平面図である。
【図3】 実施形態に係る配線基板のうち周縁付近を示す部分縦断面図である。
【図4】 実施形態に係る配線基板のうち、個々の製品についての主面側から見た平面図である。
【図5】 実施形態に係る配線基板のうち、個々の製品についての裏面側から見た平面図である。
【図6】 実施形態に係る配線基板の製造方法に関し、主面側第2絶縁層及び裏面側第2絶縁層を有する基板本体に、主面メッキレジスト層及び裏面メッキレジスト層を形成した様子を示す説明図である。
【図7】 従来技術に係る配線基板の主面側から見た平面図である。
【図8】 従来技術に係る配線基板の裏面側から見た平面図である。
【図9】 従来技術に係る配線基板のうち、個々の製品についての主面側から見た平面図である。
【図10】 従来技術に係る配線基板のうち、個々の製品についての裏面側から見た平面図である。
【符号の説明】
101 配線基板
102 主面
103 裏面
105 製品部
107 枠部
121 主面側第1導体層
123 主面側第2導体層
125 主面側第3導体層
127 主面製品導体部
129 主面枠導体部
130 主面第1枠導体部
131 主面第2枠導体部
132 主面第3枠導体部
141 裏面側第1導体層
143 裏面側第2導体層
145 裏面側第3導体層
147 裏面製品導体部
149 裏面枠導体部
150 裏面第1枠導体部
151 裏面第2枠導体部

Claims (5)

  1. 主面と裏面を有し、製品部とこの製品部の周囲を取り囲む枠部とからなり、
    上記主面側に形成された主面導体層であって、上記製品部に形成された主面製品導体部と上記枠部に形成された主面枠導体部とからなる主面導体層と、
    上記裏面側に形成された裏面導体層であって、上記製品部に形成された裏面製品導体部と上記枠部に形成された裏面枠導体部とからなる裏面導体層と、
    を備え、
    上記主面製品導体部の導体面積が、上記裏面製品導体部の導体面積よりも小さい
    配線基板であって、
    上記主面枠導体部は、上記主面製品導体部を取り囲む主面第1枠導体部と、この主面第1枠導体部よりも外側に位置する主面第2枠導体部とを有し、
    上記裏面枠導体部は、上記裏面製品導体部を取り囲む裏面第1枠導体部を有し、
    上記枠部のうちの上記主面第1枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記主面第1枠導体部の導体面積の面積率が、上記製品部の面積に占める上記主面製品導体部の導体面積の面積率と同一とされ、
    上記枠部のうちの上記裏面第1枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記裏面第1枠導体部の導体面積の面積率が、上記製品部の面積に占める上記裏面製品導体部の導体面積の面積率と同一とされ、
    上記枠部のうちの上記主面第2枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記主面第2枠導体部の導体面積の面積率が、上記製品部の面積に占める上記裏面製品導体部の導体面積の面積率よりも大きくされることにより、上記主面導体層の導体面積に対する上記裏面導体層の導体面積の割合が、上記主面製品導体部の導体面積に対する上記裏面製品導体部の導体面積の割合よりも小さくされている
    配線基板。
  2. 請求項1に記載の配線基板であって、
    前記主面製品導体部の導体面積に対する前記裏面製品導体部の導体面積の割合が、3以上である配線基板において、
    前記主面導体層の導体面積に対する前記裏面導体層の導体面積の割合が、2以下とされている
    配線基板。
  3. 請求項1または請求項2に記載の配線基板であって、
    前記主面枠導体部は、上記配線基板の周縁をなす主面第3枠導体部を有し、
    前記裏面枠導体部は、上記配線基板の周縁をなす裏面第2枠導体部を有し、
    上記枠部のうちの上記主面第3枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記主面第3枠導体部の導体面積の面積率、及び、上記枠部のうちの上記裏面第2枠導体部が形成された領域全体の面積に占める上記裏面第2枠導体部の導体面積の面積率は、いずれも100%とされている
    配線基板。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の配線基板であって、
    前記主面第1枠導体部及び前記裏面第1枠導体部は、いずれも多数の孔が形成されたメッシュ状の導体層からなる
    配線基板。
  5. 主面と裏面を有し、製品部とこの製品部の周囲を取り囲む枠部とからなり、
    上記主面側に形成された主面導体層であって、上記製品部に形成された主面製品導体部と上記枠部に形成された主面枠導体部とからなる主面導体層と、
    上記裏面側に形成された裏面導体層であって、上記製品部に形成された裏面製品導体部と上記枠部に形成された裏面枠導体部とからなる裏面導体層と、
    を備え、
    上記主面製品導体部の導体面積が、上記裏面製品導体部の導体面積よりも小さい
    配線基板の製造方法であって、
    基板本体の上記主面側に、上記主面導体層に対応した所定パターンの主面メッキレジスト層を形成すると共に、上記基板本体の上記裏面側に、上記裏面導体層に対応した所定パターンの裏面メッキレジスト層を形成するメッキレジスト層形成工程であって、
    上記主面メッキレジスト層は、上記製品部に形成する主面製品レジスト部と上記枠部に形成する主面枠レジスト部とからなり、
    上記裏面メッキレジスト層は、上記製品部に形成する裏面製品レジスト部と上記枠部に形成する裏面枠レジスト部とからなり、
    上記主面枠レジスト部は、上記主面製品レジスト部を取り囲む主面第1枠レジスト部と、この主面第1枠レジスト部よりも外側に位置する主面第2枠レジスト部とを有し、
    上記裏面枠レジスト部は、上記裏面製品レジスト部を取り囲む裏面第1枠レジスト部を有し、
    上記枠部のうちの上記主面第1枠レジスト部が形成された領域全体の面積に占める上記基板本体の露出部の露出割合が、上記製品部の面積に占める上記基板本体の主面側の露出部の露出割合と同一とされ、
    上記枠部のうちの上記裏面第1枠レジスト部が形成された領域全体の面積に占める上記基板本体の露出部の露出割合が、上記製品部の面積に占める上記基板本体の裏面側の露出部の露出割合と同一とされ、
    上記枠部のうちの上記主面第2枠レジスト部が形成された領域全体の面積に占める上記基板本体の露出部の露出割合が、上記製品部の面積に占める上記基板本体の裏面側の露出部の露出割合よりも大きくされることにより、上記基板本体の主面側の露出面積に対する上記基板本体の裏面側の露出面積の割合が、上記基板本体の製品部における主面側の露出面積に対する上記基板本体の製品部における裏面側の露出面積の割合よりも小さくされている
    メッキレジスト層形成工程と、
    上記メッキレジスト層形成工程後の上記基板本体に電解メッキを施し、上記基板本体の主面側の露出部に上記主面導体層に対応した電解メッキ層を形成すると共に、上記基板本体の裏面側の露出部に上記裏面導体層に対応した電解メッキ層を形成する電解メッキ工程と、
    を備える配線基板の製造方法。
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