JP4041051B2 - ウインドレギュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、車両に設けられるワイヤ式ウインドレギュレータに関する。
(1)第1の従来例
図3を用いて説明する。図3は従来のウインドレギュレータを示す図である。図において、ウインドガラス1の前部には、ウインドガラス1の昇降方向に延びるガイドレール3が設けられている。ウインドガラス1の後部には、ウインドガラス1の昇降方向に延びるガイドレール5が設けられている。
ウインドガラス1の前部には、ガイドレール3に移動可能に係合するローラ7が、ウインドガラス1の後部にはガイドレール5に移動可能に係合するローラ9、ローラ11が設けられている。
ドアパネル内には、ウインドガラス1の昇降方向に延びるガイドレール13が設けられている。このガイドレール13には、ウインドガラス1の下部中央に設けられたスライダ15が移動可能に係合している。ガイドレール13の上部にはプーリ17が、ガイドレール13の下部にはプーリ19が設けられている。そして、ワイヤ23の中間部がドラム21に巻回され、一方の端部側がプーリ17を介してスライダ15に取り付けられ、他方の端部がプーリ19を介してスライダ15に取り付けられている。
従って、ドラム21を回転させ、ワイヤ23を進退させることで、ウインドガラス1が昇降する。
(2)第2の従来例
図4を用いて説明する。図4は特許文献1に記載されたウインドレギュレータを示す図である。
図において、ドアパネル内の上部にはプーリ31、プーリ33が設けられ、ドアパネル内の下部にはプーリ35、プーリ37がもうけられている。ワイヤ39の中間部はプーリ35、プーリ31、プーリ37、プーリ33の順でN字形に掛け渡され、更に、ドラム41に巻回されている。そして、ウインドガラス43の下部が、図示しないブラケットを介してプーリ31とプーリ35との間のワイヤ、プーリ33とプーリ37との間のワイヤにそれぞれ取り付けられている。
従って、ドラム41を回転させ、ワイヤ23を進退させることで、ウインドガラス43が昇降する。
特開昭63−60383号公報(第4頁、第7図)
図3に示す構成のウインドレギュレータでは、ガイドレール3、ガイドレール5は、車両の前後方向に湾曲していたり、車両の内側に倒れむように湾曲していたりしてるのがある。又、ウインドガラス1も、ガイドレール3、ガイドレール5と沿う様に湾曲している。
このため、ウインドガラス1の昇降中でもスムーズな昇降が得られるように、ガイドレール3とローラ7、及びガイドレール5とローラ9、ローラ11はガタがある状態としている。又はスライダ15とウインドガラス1との取付をガタがある状態としている。
一方、図3に示す構成のウインドレギュレータでは、ウインドガラス1の下部略中央に設けられたスライダ15で、すなわち、ウインドガラス1の下部略中央部の1点でウインドガラス1を押し上げるようになっている。
このため、ウインドガラス1の昇降時に、ウインドガラス1がガタつきながら昇降し、異音が発生する問題点がある。
又、図4に示す構成のウインドレギュレータでは、ウインドガラス43の下部の2点で押し上げているので、スムーズに昇降するが、ドアパネル内全域にわたって、N字形に掛け渡されたワイヤ39が配置されている。
このため、図4に示す構成のウインドレギュレータでは、ドアパネル内のスペースを有効に使用できない問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ウインドガラスがスムーズに昇降し、ドアパネル内のスペースを有効に利用できるウインドレギュレータを提供することにある。
上記課題を解決する請求項1記載に係る発明は、ドアの前後方向の一方の側に設けられ、ウインドガラスの昇降方向に延びる第1フレームと、前記ドアの前後方向の他方の側に設けられ、前記ウインドガラスの昇降方向に延びる第2フレームと、ウインドガラスの前後方向の一方の側に設けられ、前記第1フレームに沿って移動可能な第1スライダと、前記ウインドガラスの前後方向の他方の側の上部に設けられ、前記第2フレームに沿って移動可能な第2スライダと、前記第1フレームの上部と前記第2フレームの上部とを橋渡しするように設けられたアッパフレームと、前記第1フレーム、前記アッパフレーム、前記第2フレームに沿って配置され、前記第1スライダ、前記第2スライダに接続されたワイヤと、前記ドアのドアパネル内に設けられ、前記ワイヤが巻回され、前記ワイヤを進退させるドラムと、を有することを特徴とするウインドレギュレータである。
請求項1に係る発明によれば、ウインドガラスの前後方向の一方の側に設けられた第1スライダ、ウインドガラスの前後方向の他方の側に設けられた第2スライダを介して、ウインドガラスを昇降させることにより、すなわち、ウインドガラスの両サイドにウインドガラスを昇降させる力が作用することにより、ウインドガラスがスムーズに昇降する。
ウインドガラスを昇降させるために機能する構成、すなわち、ワイヤ、第1スライダ、第2スライダは、第1フレーム、アッパフレーム、第2フレーム内に収まり、ドアフレーム内にはワイヤを進退させるドラムとドラムに向かうワイヤとしかないので、ドアパネル内を有効に利用できる。
次に図面を用いて本発明の形態例を説明する。図1は本発明の形態例のウインドレギュレータの構成図、図2は図1の切断線A−Aでの断面図である。
図1において、BLはドアのベルトラインを示している。
ドアの前側には、ウインドガラス51の昇降方向に延びる第1フレームとしてのフロントフレーム53が設けられている。ドアの後側には、ウインドガラス51の昇降方向に延びる第2フレームとしてのリアフレーム55が設けられている。
フロントフレーム53、リアフレーム55の断面形状は、同一であるので、図2を用いてフロントフレーム53の断面形状を説明し、リアフレーム55の断面形状の説明は省略する。図2に示すように、フロントフレーム53は、基底部57と、基底部57の両側から折曲し、車体59の外側に向かって延びる第1側面部61、第2側面部63と、第1側面部61、第2側面部63の先端部から互いに近づく方向に折曲し、車体59の外側に開口を有する溝65を形成する第1天部67、第2天部69とからなっている。
図1に戻って、フロントフレーム53には、第1スライダ71が移動可能に係合し、この第1スライダ71はフロントフレーム53の溝65を介して、ウインドガラス51の前側の下部に取り付けられている。
リアフレーム55には、第2スライダ73が移動可能に係合し、この第2スライダ73はリアフレーム55の溝を介して、ウインドガラス51の後側の上部に取り付けられている。
更に、本形態例では、リアフレーム55には、第3スライダ75が移動可能に係合し、この第3スライダ75はリアフレーム55の溝を介して、ウインドガラス51の後側の下部に取り付けられている。
ドアパネル内には、モータ81によって回転駆動されるドラム83が設けられている。このドラム83には、2本のワイヤ85、ワイヤ86が巻回されている。更に、ドラム83を一方の方向に回転させると、ワイヤ85は繰り出され、ワイヤ86は巻き取られるようにワイヤ85、ワイヤ86は巻回されている。
ワイヤ85の先端部側はフロントフレーム53の上部に設けられたプーリ87を介してフロントフレーム53内に入り、第1スライダ71の上部に接続されている。又、ワイヤ86の先端部側はロアフレーム55の上部に設けられたガイド89を介してリアフレーム55内に入り、第2スライダ73の下部に接続されている。
又、フロントフレーム53には、ブラケット91が、フロントフレーム53の長手方向に沿って設けられている。このブラケット91の断面形状は、図2に示すように、基端部がフロントフレーム53の基底部57に固着され、車体59側に延びる基部93と、基部93の先端から車体59の外部方向に折曲された折曲部95とからなっている。そして、基部93、折曲部95には車体59に押接するウェザストリップ97、ウェザストリップ99が設けられている。
図1に戻って、フロントフレーム53の上部とリアフレーム55の上部とは、アッパフレーム101で橋渡しされている。
フロントフレーム53の下部には、プーリ103が設けられている。フロントフレーム53とアッパフレーム101との接続部分には、ガイド105が設けられている。又、アッパフレーム101の円弧部101aの内部には、ミドルワイヤガイド107が設けられている。アッパフレーム101とリアフレーム55との接続部分には、ガイド109が設けられている。そして、第1スライダ71の下部に接続されたワイヤ111は、プーリ103を介してフロントフレーム53の第1側面部61とブラケット91の基部93、折曲部95とで囲まれた空間を通り(図2参照)、ガイド105、ミドルワイヤガイド107、ガイド109を介して第2スライダ73の上部に接続されている。
次に上記構成の作動を説明する。ウインドガラス51が全閉状態である図1において、モータ81を用いてドラム83を矢印方向に回転させると、ワイヤ85がドラム83から繰り出され、ワイヤ86がドラム83に巻き取られる。従って、第1スライダ71、第2スライダ73は下降し、ウインドガラス51も下降する。この下降はウインドガラス51がベルトラインBLより下側に位置する全開状態、すなわち、ウインドガラス51が二点鎖線位置まで可能である。
又、ウインドガラス51が開状態の場合、モータ81を用いてドラム83を矢印方向と反対方向に回転させると、ワイヤ85がドラム83に巻き取られ、ワイヤ86がドラム83から繰り出される。従って、第1スライダ71、第2スライダ73が上昇し、ウインドガラス51も上昇する。
このような構成のウインドレギュレータにおいては、以下のような効果を得ることができる。
(1)図1に示すように、ウインドガラス51の前後方向の一方の側の下部に設けられた第1スライダ71、ウインドガラス51の前後方向の他方の上部に設けられた第2スライダ73を介して、ウインドガラス51を昇降させることにより、すなわち、ウインドガラス51の両サイドにウインドガラス51を昇降させる力が作用することにより、ウインドガラス51がスムーズに昇降する。
ウインドガラス51を昇降させるために機能する構成、すなわち、ワイヤ85、ワイヤ86、ワイヤ111、第1スライダ71、第2スライダ73は、フロントフレーム53、アッパフレーム101、リアフレーム55内に収まり、ドアフレーム内にはワイヤを進退させるドラム83とドラム83に向かうワイヤ85、ワイヤ86としかないので、ドアパネル内を有効に利用できる。
(2)図2に示すように、フロントフレーム53、リアフレーム55には車体の外側に開口を有する溝65が設けられ、第1スライダ71、第2スライダ73は、溝65を介してウインドガラス51に設けられることにより、ウインドガラス51と車体59との面一化を図ることができる。
形態例のウインドレギュレータの構成図である。 図1の切断線A−Aでの断面図である。 従来のワイヤ式ウインドレギュレータの構成図である。 従来のワイヤ式ウインドレギュレータの構成図である。
符号の説明
51 ウインドガラス
53 フロントフレーム(第1フレーム)
55 リアフレーム(第2フレーム)
71 第1スライダ
73 第2スライダ
83 ドラム
85、86、111 ワイヤ

Claims (1)

  1. ドアの前後方向の一方の側に設けられ、ウインドガラスの昇降方向に延びる第1フレームと、
    前記ドアの前後方向の他方の側に設けられ、前記ウインドガラスの昇降方向に延びる第2フレームと、
    ウインドガラスの前後方向の一方の側に設けられ、前記第1フレームに沿って移動可能な第1スライダと、
    前記ウインドガラスの前後方向の他方の側の上部に設けられ、前記第2フレームに沿って移動可能な第2スライダと、
    前記第1フレームの上部と前記第2フレームの上部とを橋渡しするように設けられたアッパフレームと、
    前記第1フレーム、前記アッパフレーム、前記第2フレームに沿って配置され、前記第1スライダ、前記第2スライダに接続されたワイヤと、
    前記ドアのドアパネル内に設けられ、前記ワイヤが巻回され、前記ワイヤを進退させるドラムと、
    を有することを特徴とするウインドレギュレータ。
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