JP4034997B2 - 施肥機の動力伝達装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、揺動部材から連動連結部材を介して動力を伝達する動力伝達機構の伝達量を調整可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、クランク軸にクランクアームを連結し、該クランクアームより揺動アーム等の揺動部材やリンクやワンウェイクラッチ等を介して従動側の軸に動力を伝達するリンク式の動力伝達機構は公知となっている。このリンク式の動力伝達機構の動力伝達途中に、リンク比を変更する機構を設けて回動量を変更することが行なわれている。例えば、揺動アームとリンクの連結部において、揺動アームに複数の取付孔を開口し、または複数のノッチ等を設け、該揺動アームとリンクの取り付け位置を変更することによってリンク比を変更していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の揺動アームまたはリンクの長さ調節機構は、該揺動アームとリンクとの連結部における取付孔の位置変更によってリンク比を変更する構成となるので、揺動アームまたはリンクの一端を取り外し、位置変更して再度取り付ける必要があるため、調整に非常に長い時間を要していた。また、有段階の調節となるため、微妙な調整ができず、揺動アームまたはリンクの長さを調整する等複数の調節が必要となることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
田植機の植付アーム(76)より、施肥機(40)の駆動軸(48)に動力を伝達する構成において、該植付アーム(76)に連結ロッド(72)を連結し、該植付アーム(76)の揺動により連結ロッド(72)を上下往復動し、該連結ロッド(72)の上端に、揺動リンク(73)の他端を枢結し、該連結ロッド(72)と揺動リンク(73)との枢結部において、該連結ロッド(72)にボルト(74)の頭部(74a)を回転自在に枢支し、前記揺動リンク(73)に長孔(73a)を穿設し、前記ボルト(74)の他端を該長孔(73a)に挿通し、該ボルト(74)が長孔(73a)から突出した部分を、締付部材である固定レバー(78)のナット(78a)によって締め付け固定し、前記揺動リンク(73)に対してボルト(74)の位置を変更後に固定可能とすることにより、前記揺動リンク(73)に対して連結ロッド(72)の一端を摺動し、無段階にリンク比を変更可能とし、前記ボルト(74)の頭部(74a)に回り止めプレート(90)を配置し、該回り止めプレート(90)を揺動リンク(73)に対して係止することにより、締付時にボルト(74)が揺動リンク(73)に対して回らない構成とし、前記固定レバー(78)は連結部より突出する把手部(78b)を具備し、該把手部(78b)を締付固定時に、前記揺動リンク(73)の回動軌跡に対し、接線方向に位置するように構成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、発明の連動連結式動力伝達装置を施肥機に適用した実施例を説明する。
【0007】
図1は本発明の動力伝達装置を有する施肥機を搭載した乗用田植機の全体側面図、図2は同じく植付部の側面図、図3は施肥機装着部の後面図、図4は施肥機の拡大後面図、図5は施肥機の平面図、図6は施肥機の拡大平面図、図7は繰出装置の側面断面図、図8は動力伝達装置の側面図、図9は動力伝達装置の平面図である。
【0008】
まず、本発明の動力伝達装置を有する施肥機を装備した田植機の全体構成から説明する。図1及び図2に示す如く、乗用田植機は走行部1の後部に昇降リンク機構27を介して植付部15が配置され、該走行部1は機体フレーム3の前部上方にエンジン2を搭載し、前下部にフロントアクスルケースを介して、前輪6を支持させると共に、後部にリアアクスルケースを介して後輪8を支持している。そして、前記エンジン2はボンネット9に覆われ、該ボンネット9の両側には、予備苗載台30が配設され、該ボンネット9上部には燃料タンク4が設けられて、該燃料タンク4の後部には操向ハンドル14が配置されている。該操向ハンドル14の下部左右両側方に、主変速レバー、副変速レバー、アクセルレバー及び操作パネル等が具備される操作部11が集中配置されている。また、走行部1の機体フレーム3を覆う機体カバー12は、ボンネット9後部から座席13前部に渡って、メインステップ10を形成し、該メインステップ10後部では高く盛り上がって、その上に座席13が設けられている。前記メインステップ10の前方であって、ボンネット9の左右両側に、前部ステップ9aがボンネット9と一体的に形成されていて、該前部ステップ9aとメインステップ10の間には、クラッチペダル32及びブレーキレペダル等が配設されている。
【0009】
また、前記植付部15は、4条植えとした苗載台16や、複数の植付爪17やセンターフロート34やサイドフロート35等から構成されており、前記苗載台16は前高後低に配設して、苗載台16の下部は下ガイドレール18、前面の上部は上ガイドレール19によって左右往復摺動自在に支持し、クランク式の植付爪17を植付伝動フレーム21の後部に配設している。したがって、前輪6及び後輪8を走行駆動して移動させるとともに、左右に往復摺動可能な苗載台16から、1株分の苗を植付爪17によって取り出し、連続的に植え付け作業が行えるようになっている。
【0010】
植付伝動フレーム21の前部にはローリング支点軸22を介してヒッチ24が設けられ、そのヒッチ24は、ヒッチ24の上部左右両側に枢支されているトップリンク25と、ヒッチ24の下部左右両側に枢支されているロワーリンク26とを含む昇降リンク機構27を介して走行部1の後部に連結されている。前記ロワーリンク26の前端部内側面には、リフトアーム37の基部が固設されており、このリフトアーム37をロワーリンク26の配設方向に対して、略直交する上方向に突設している。昇降リンク機構27を昇降駆動させる昇降シリンダー20がこのロワーリンク26に連結したリフトアーム37に連結している。
【0011】
また、前記リフトアーム37の上端部とロワーリンク26の後端部との間には、補強リンク14が連結されており、ロワーリンク26の剛性を高めるようにしている。前記トップリンク25及びロワーリンク26の前端部は、後部連結フレーム44間に横設された枢支ピンを介して枢支されており、この後部連結フレーム44が昇降リンク機構27の支持部として兼用されている。この昇降リンク機構27によって植付部15を昇降させる平行リンクが形成されており、圃場の凹凸に合わせて昇降させても、植付けられた苗の植付け姿勢が変わらないようにしている。
【0012】
次に、施肥機40について説明する。施肥機40は、前記苗載台16の苗マット載置面に対向して配置される。すなわち、図2及び図4に示す如く、施肥機40は支持フレーム43に固定されて苗載台15の各条の左右中央上方に配置される。該支持フレーム43は基部フレーム43aと支持柱43bと横フレーム43cから構成されている。
基部フレーム43aは前記植付伝動フレーム21の後部に固定されて立設され、該基部フレーム43aに支持柱43bの下端が固設され、該支持柱43bの上端に縦フレーム43dを介して横フレーム43cが横設されている。
【0013】
図2、図5及び図7に示す如く、前記横フレーム43cは、平面視で左右水平方向に二本前後平行に配列されている。該横フレーム43cは側面視略逆L字状に構成されており、その水平面部下に、繰出ケース47に固設されるプレート47dが固定され、横フレーム43cと横フレーム43cの間に架設されている。そして、このように支持フレーム43c・43cに固定される繰出ケース47内に、繰出ロール45を収容し、該繰出ロール45の回転により一定量の肥料を繰り出す構成としている。該繰出ケース47の下部には施肥ホース46が連通され、該施肥ホース46の下端は作溝器38の後部に延設された作溝ガイド39に連通している。該作溝器38は前記植付爪17により植え付けられる位置の側方の前に配置され、サイドフロート35及びセンターフロート34の裏面に固定されている。
【0014】
上述の如く配設された施肥機40は、図4及び図7に示す如く、繰出装置41と、該繰出装置41上に載置される施肥ホッパ42と、繰出装置41の下部に連通される施肥ホース46から構成されている。
【0015】
前記繰出装置41の上部には施肥ホッパ42が分離可能に連通接続されている。すなわち、該施肥ホッパ42の底面には投入口93が開口され、底部の内部周囲にシャッターガイド63が設けられ、該シャッターガイド63は前後内面に左右水平方向にレール状の凹部を形成して、該シャッターガイド63に開閉手段となるシャッター62が摺動可能に挿入され、該シャッター62の摺動部にはスポンジやゴム等で構成した弾性体を設けてシールして漏れが発生しないようにし、摺動性の向上もできるようにし、該シャッターガイド63にシャッター62を挿入して摺動することによって投入口93を開閉できるようにしている。
【0016】
前記シャッターガイド63の両側部にはフック64・64が枢支され、一方、繰出ケース47の側面の係合部を係合することによって繰出装置41と施肥ホッパ42を固定でき、係合を解除することによって施肥ホッパ42を外すことができ、肥料の補給やメンテナンス等を容易にできるようにしている。
【0017】
図4及び図7 に示す如く、前記繰出部41は、繰出ケース47内の中央に繰出回転体である繰出ロール45が内装されて、その側端部で繰出ケース47により回転自在に枢支され、該繰出ロール45の左右両側端部を延出して後述する爪部45aを形成して、条止め用のクラッチである爪クラッチ51を介して駆動軸48と連結可能に構成している。該繰出ロール45への動力伝達構成は前記植付爪17の回動を動力伝達機構(動力伝達装置)69を介して伝達される。なお、植付爪17の駆動方式は本実施例のようにクランク式であってもロータリ式であってもよい。
【0018】
次に、施肥機40に適用した本発明の動力伝達装置の構成について説明する。図2、図4、図6に示すように、植付伝動フレーム21の後部の側面に動力取出軸70が突出され、該動力取出軸70にクランクアーム67を固設し、該クランクアーム67の先端に植付アーム68の中途部を連結し、該植付アーム68の一端(前端)に植付爪17を取り付けて他端(後部)に揺動部材となる揺動アーム76の一端を枢結している。該揺動アーム76の他端を支点軸77に枢支して、該支点軸77を植付伝動フレーム21後端より上方へ突設したアーム71後端に固設し、揺動アーム76よりリンク式の動力伝達装置69を介して駆動軸48に動力が伝達される。
【0019】
動力伝達装置69は、図8、図9に示すように、前記揺動アーム76に固設される駆動側アーム83、連動連結部材となる連結ロッド72、揺動リンク73、連結リンク80、揺動ステー81等よりなり、前記揺動アーム76に駆動側アーム83が固定され、該駆動側アーム83に連結ロッド72の下端が枢支されている。なお、連結ロッド72は長さを調節可能に構成している。該連結ロッド72の他端の揺動リンク73との連結部においては、被締付部材となるボルト74の頭部74a側が回転自在に枢支され、該頭部74aにはリンクボール等を設けて回転自在に支持できるようにしている。ボルト74の頭部74aと反対側のネジ部74bが座金75、揺動リンク73に形成した長孔73a、目盛プレート91、座金75と挿通して、端部は締付部材となる固定レバー78に固定されたナット78aによって螺装して締め付け固定できるようにしている。
【0020】
前記揺動リンク73の中途部には孔73dが開口されて、該孔73dに前記支持フレーム43より突設した支点軸79が挿入されて回転自在に枢支され、該揺動リンク73の他端には複数の枢支孔73b・73c(本実施例では二つ)が開口され、該枢支孔73b・73cのいずれかに連結リンク80の一端が枢支され、該連結リンク80の他端は揺動ステー81に枢支されている。該揺動ステー81はワンウェイクラッチ82を介して前記駆動軸48に連結され、該駆動軸48が爪クラッチ51(図6)を介して繰出ロール45と連結可能に構成されている。
【0021】
このような構成において、動力取出軸70に伝達された動力がクランクアーム67を介して植付アーム68を回動し、該植付アーム68後部と連結している揺動アーム76を揺動させると、該揺動アーム76に取り付けられた駆動側アーム83が揺動し、この揺動が連結ロッド72を上下方向に往復動し、この往復動が揺動リンク73を支点軸79を中心に、シーソーの如く揺動し、連結リンク80を介して揺動ステー81を上下方向に揺動する。そして、この揺動ステー81の揺動によってワンウェイクラッチ82を介して駆動軸48が一方向に間欠回転駆動され、爪クラッチ51を「入」状態にすると、繰出ロール45が回転され、一定量ずつ肥料が繰り出されて施肥ホース46より落下されるのである。
【0022】
そして、本発明は前述の如く、揺動リンク73に長孔73aを支点軸79に対して半径方向に開口し、連結ロッド72の一端(上端)を長孔73aに沿って摺動可能に配置して、無段階にリンク比を変更可能としている。更に、前記ボルト74の頭部74aには、頭部の74aの形状に合わせた孔を有する回り止めプレート90が外嵌され、該回り止めプレート90を後面視逆L字状に構成した揺動リンク73の内側に当接することによりボルト74が締付時に回らない構成としている。また、前記目盛プレート91は後面視逆L字状に構成して、揺動リンク73の外側を摺動できるように構成して、該揺動リンク73の上面に目盛を刻設することで、リンク比を変更するときに、ボルト74とともに目盛プレート91も摺動して、変更位置の目安となるようにしている。
【0023】
また、前記固定レバー78はナット78aを固定した基部より、把手部78bが突出して延出されており、該把手部78bを持って回動することにより大きな力を必要とせず、かつ、工具も必要とせず容易に締め付けたり、弛めたりできるようにしている。そして、該把手部78bは図8に示すように、締付固定時において、揺動リンク73と連結ロッドの連結部におけるの揺動(回動)軌跡方向(または接線方向)に位置するように構成している。即ち、固定レバー78を締め付けたときの位置が、該固定レバー78の長手方向がボルト74の回動(揺動)軌跡(または接線方向)に略位置するように、前記回り止めプレート90を揺動リンク73に取り付けるのである。本実施例では、回動軌跡に対して接線方向としているため、揺動リンク73に対して直角方向に固定レバー78を配置している。
【0024】
このように構成することによって、揺動リンク73が揺動しても固定レバー78は緩むことが殆どなくなるのである。つまり、接線方向と異なる位置に固定レバー78が位置していると、揺動リンク73が揺動したときに固定レバー78の重心は回転軌跡より離れた位置に位置し、揺動によって固定レバー78が慣性モーメントによって弛むように回転してしまうのである。該固定レバー78が弛められるとボルト74は長孔73a内を摺動するのでリンク比が変更されてしまうのである。但し、前記長孔73aは前記連結リンク80や駆動側アーム83や連結ロッド72等のリンクとリンクの連結部に配置することが可能であるが、リンク長が長く長孔を長く構成できて調整範囲が広い部分であり、しかも、苗載台と反対側の開放されて操作し易い後側に位置する連結部が好ましい。
【0025】
このような構成において、肥料の繰出量を変更する場合には前記揺動リンク73と連結ロッド72の接続位置を変更することによって調節する。すなわち、固定レバー78を回動して弛めて、該連結ロッド72の固定位置を変更してリンク比を変更し、駆動軸48の回転数を変更して散布量を調節する。したがって、前記動力伝達装置69のリンク比は無段階での変更が可能となっている。また、前記連結ロッド72を固定位置から取り外さずにリンク比の変更が可能となっており、従来よりも短時間での肥料の散布量の調節が可能である。
【0026】
また、前記揺動リンク73と前記連結リンク80の接続は、該揺動リンク73に設けられた孔73b、孔73cのいずれか一方を選択して行うことで該揺動リンク73の長さを調節することが可能であるから、前記連結ロッド72の接続位置変更による揺動アームの長さ調節との併用により、該揺動リンク73の長さ調節範囲を拡大することが可能である。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0028】
田植機の植付アーム(76)より、施肥機(40)の駆動軸(48)に動力を伝達する構成において、該植付アーム(76)に連結ロッド(72)を連結し、該植付アーム(76)の揺動により連結ロッド(72)を上下往復動し、該連結ロッド(72)の上端に、揺動リンク(73)の他端を枢結し、該連結ロッド(72)と揺動リンク(73)との枢結部において、該連結ロッド(72)にボルト(74)の頭部(74a)を回転自在に枢支し、前記揺動リンク(73)に長孔(73a)を穿設し、前記ボルト(74)の他端を該長孔(73a)に挿通し、該ボルト(74)が長孔(73a)から突出した部分を、締付部材である固定レバー(78)のナット(78a)によって締め付け固定し、前記揺動リンク(73)に対してボルト(74)の位置を変更後に固定可能とすることにより、前記揺動リンク(73)に対して連結ロッド(72)の一端を摺動し、無段階にリンク比を変更可能としたので、ボルト(74)を長孔内で任意の位置に摺動して位置調整ができるようになり、リンク比を無段階に変更することが可能となって、揺動量を任意に変更でき、微妙な出力調整が可能となり、また、連動連結長の調節操作も容易とできる。
【0029】
また、前記ボルト(74)の頭部(74a)に回り止めプレート(90)を配置し、該回り止めプレート(90)を揺動リンク(73)に対して係止することにより、締付時にボルト(74)が揺動リンク(73)に対して回らない構成とし、前記固定レバー(78)は連結部より突出する把手部(78b)を具備し、該把手部(78b)を締付固定時に、前記揺動リンク(73)の回動軌跡に対し、接線方向に位置するように構成したので、該固定レバー(78)の把手部(78b)の重心位置と、該固定レバー(78)の揺動リンク(73)への取り付け位置とを結ぶ直線の向きが揺動方向と略同一となり、ゆるみ力の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の動力伝達装置を有する施肥機を搭載した乗用田植機の全体側面図。
【図2】 同じく植付部の側面図。
【図3】 施肥機装着部の後面図。
【図4】 施肥機の拡大後面図。
【図5】 施肥機の平面図。
【図6】 施肥機の拡大平面図。
【図7】 繰出装置の側面断面図。
【図8】 動力伝達装置の側面図。
【図9】 動力伝達装置の平面図。
【符号の説明】
48 駆動軸
69 動力伝達装置
73 揺動リンク
Claims (1)
- 田植機の植付アーム(76)より、施肥機(40)の駆動軸(48)に動力を伝達する構成において、該植付アーム(76)に連結ロッド(72)を連結し、該植付アーム(76)の揺動により連結ロッド(72)を上下往復動し、該連結ロッド(72)の上端に、揺動リンク(73)の他端を枢結し、該連結ロッド(72)と揺動リンク(73)との枢結部において、該連結ロッド(72)にボルト(74)の頭部(74a)を回転自在に枢支し、前記揺動リンク(73)に長孔(73a)を穿設し、前記ボルト(74)の他端を該長孔(73a)に挿通し、該ボルト(74)が長孔(73a)から突出した部分を、締付部材である固定レバー(78)のナット(78a)によって締め付け固定し、前記揺動リンク(73)に対してボルト(74)の位置を変更後に固定可能とすることにより、前記揺動リンク(73)に対して連結ロッド(72)の一端を摺動し、無段階にリンク比を変更可能とし、前記ボルト(74)の頭部(74a)に回り止めプレート(90)を配置し、該回り止めプレート(90)を揺動リンク(73)に対して係止することにより、締付時にボルト(74)が揺動リンク(73)に対して回らない構成とし、前記固定レバー(78)は連結部より突出する把手部(78b)を具備し、該把手部(78b)を締付固定時に、前記揺動リンク(73)の回動軌跡に対し、接線方向に位置するように構成したことを特徴とする施肥機の動力伝達装置。
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