JP4028569B2 - クランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車部品等の生産現場において、加工に供される自動車部品等のワークを一時的にクランプするために使用されるクランプ装置に関する。より詳しくは、第1クランプレバーと第2クランプレバーとの間にワークをそれぞれクランプ及びアンクランプするクランプ装置に関する。
例えば特許文献1には、ワークを乗せるテーブルの表面に直交するクランプ軸を設け、このクランプ軸上に設けたクランプにより、ワークをテーブル上へ固定するクランプ装置が開示されている。このクランプ装置には、クランプ軸をテーブル表面上で移動させて所定位置に固定する横位置調整手段と、テーブル表面からクランプまでの間隔を調整するための高さ調整手段とが設けられている。この高さ調整手段は、クランプ軸を構成する長さ方向へ相対移動可能に嵌合した内外筒と、これら内外筒間をロック又はアンロックするロック手段とを備えている。ロック手段は内筒へ収納されるロッド部材を備えてなり、該ロッド部材の少なくとも一部は長手方向軸線回りに回動することにより、ロック又はアンロックするように構成されている。このクランプ装置では、クランプ軸の長さを変化させてクランプの高さを調整できるため、ワークの形状が変化しても、これに対応して横位置調整手段及び高さ調整手段を調整することにより、確実にワークを固定できるようになっている。
ところで、工場等の生産現場において、ワークは、所定の移動経路を通って順次移動しながら連続的に加工される。生産性の向上という観点から、ワークの移動経路は、可能な限り最短となる経路を選択すべく決定されている。この場合、クランプ装置においては、アンクランプ時にクランプがワークの移動を妨害しないようにするべく、該クランプの停止位置は、ワークのサイズ、形状、移動方向等に応じて適宜調節される必要がある。一方、アンクランプ時におけるクランプの停止位置が、ワークから離間し過ぎた位置になっている場合、クランプ状態からアンクランプ状態へとクランプを移動させるために要する時間が多くなるため、生産性の低下を招くおそれが高くなる。
このような観点から、上記特許文献1のクランプ装置では、いずれもアンクランプ時におけるクランプの停止位置に関して改良の余地が多く残されている。そして、アンクランプ時におけるクランプの停止位置、特に水平方向に関する後退位置を、ワークの移動方向に制限を加え難くなるように適宜変更可能とすべく、例えば図11(a)、(b)に示す第1のクランプ装置110aが提案されている。
図11(a)に示すように、第1のクランプ装置110aは、下部クランプレバー(本願では第2クランプレバーに相当)111が装着されたベース112と、ベース112に固定されたシリンダアクチュエータ113と、上部クランプレバー(本願では第1クランプレバーに相当)114が装着されたアーム115とを備えている。さらに、ベース112とアーム115とは、リンク116を介して互いに連結されている。一方、シリンダアクチュエータ113は、シリンダチューブ117と、シリンダチューブ117内を上下方向に移動するピストン118と、ピストン118の上端部からシリンダチューブ117の上方に延びるピストンロッド119とを備えており、該ピストンロッド119の上端部は前記アーム115に軸着されている。
上記第1のクランプ装置110aは、さらに、ピストンロッド119の外周部に着脱自在に装着されるスペーサ120を備えている。スペーサ120は、左右対称に形成された雨樋状の2つの部材よりなり、両部材をピストンロッド119の左右に配置してボルト等により固定することで、該ピストンロッド119の外周部に装着される。さらに、この第1のクランプ装置110aは、上下方向の長さLの異なる複数種類のスペーサ120が備品として添付された状態で、ユーザに対して提供されるようになっている。この第1のクランプ装置110aは、長さLの異なる複数種類のスペーサ120のうちから、所望とする長さLを有するスペーサ120をピストンロッド119の外周部に装着した状態で使用される。
そして、この第1のクランプ装置110aでは、シリンダアクチュエータ113のピストン118を移動させ、上部クランプレバー114を下部クランプレバー111に対して近接及び離間する方向に回動させることにより、上部クランプレバー114と下部クランプレバー111との間にワークをそれぞれクランプ及びアンクランプする。なお、図11(b)に示すアンクランプ状態では、スペーサ120の下端部がシリンダチューブ117の上端部に当接することにより、ピストンロッド119の下方への移動が規制され、それによって上部クランプレバー114がアンクランプ時における後退位置(停止位置)に停止する。この場合、ピストンロッド119に装着されるスペーサ120の長さLを短いものに変更すると、上部クランプレバー114のアンクランプ時における後退位置(停止位置)は、より後方の位置に変更することが可能となる。
また、前記第1のクランプ装置110aにおけるスペーサ120の代わりに、図11(a)、(b)に二点鎖線で示す調整ネジ121が装着された第2のクランプ装置110bも提案されている。この第2のクランプ装置110bにおいて、シリンダアクチュエータ113の下端部には、上端部がシリンダチューブ117内の所定高さに位置調整可能となるように配置される調整ネジ121が設けられている。調整ネジ121は、シリンダチューブ117の底部に貫設されたネジ孔(図示略)内に螺着され、該ネジ孔に対して螺進又は螺退させることにより、その上端部をシリンダチューブ117内の所定高さに位置調整する。
そして、この第2のクランプ装置110bにおいて、図11(b)に示すアンクランプ状態では、ピストン118の下面が調整ネジ121の上端部と当接することにより、ピストンロッド119の下方への移動が規制され、それによって上部クランプレバー114がアンクランプ時における後退位置(停止位置)に停止する。この場合、シリンダチューブ117内における調整ネジ121の上端部の高さを変更することにより、上部クランプレバー114のアンクランプ時における後退位置(停止位置)を変更することが可能となる。
特開2003−1537号公報
ところが、第1のクランプ装置110aでは、アンクランプ時における上部クランプレバー114の停止位置毎に設定された長さLを有するスペーサ120が複数種類必要であるうえ、スペーサ120の下端部とシリンダチューブ117の上端部との間に、両部材が当接する際の衝撃を吸収する特別な部材を設ける必要があった。このため、第1のクランプ装置110aでは、その全体の部品点数が増えてコストが嵩むとともに、重量が増加するというデメリットがあった。一方、第2のクランプ装置110bでは、シリンダチューブ117の下端部から下方に調整ネジ121が延びているため、シリンダチューブ117の下方に大きな空間が必要となり、全体体格が大型化してしまうというデメリットがあった。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、アンクランプ時における第1クランプレバーの停止位置を簡単な構成で容易に調節することができるとともに、軽量かつコンパクトなクランプ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、第1クランプレバーと第2クランプレバーとの間でワークをクランプ及びアンクランプするクランプ装置であって、ベースと、該ベースに取り付けられ、直線運動可能なリニアアクチュエータと、前記第1クランプレバーを備え、前記リニアアクチュエータの直線運動に基づき前記第1クランプレバーを前記第2クランプレバーに近接及び離間する方向へ回動させるアームとを備え、前記ベースと前記リニアアクチュエータとの間には、ベースへのリニアアクチュエータの取付位置をリニアアクチュエータの直線運動方向に沿って変更可能とする取付手段が設けられている。
この構成によれば、クランプ装置において、リニアアクチュエータが、その直線運動範囲の一端から他端に向けて直線運動すると、該直線運動が回転運動に変換されてアームが回動し、該アームの回動によって第1クランプレバーがワークに近接する方向に回動して両クランプレバーの間にワークがクランプされる。逆に、このクランプ装置において、リニアアクチュエータが、その直線運動範囲の他端から一端に向けて直線運動すると、該直線運動が回転運動に変換されてアームが回動し、該アームの回動によって第1クランプレバーがワークから離間する方向に回動して両クランプレバーの間のワークがアンクランプされる。そして、前記リニアアクチュエータが前記直線運動範囲の一端で停止するとアームの回動が停止して、第1クランプレバーがアンクランプ時における最終的な停止位置で停止する。
このクランプ装置において、アンクランプ時における第1クランプレバーの最終的な停止位置は、リニアアクチュエータのベースへの取付位置を、リニアアクチュエータの直線運動方向に沿って変更することにより調節可能である。そして、このクランプ装置において、ベースとリニアアクチュエータとの間には、リニアアクチュエータのベースへの取付位置を調節可能とする取付手段が設けられているため、該取付手段を用いることでアンクランプ時における第1クランプレバーの最終的な停止位置を容易に調節することが可能となる。さらに、取付手段を用いてリニアアクチュエータのベースへの取付位置を調節するだけで、アンクランプ時における第1クランプレバーの最終的な停止位置を調節可能とすることができ、背景技術に記載の第1のクランプ装置のスペーサや第2のクランプ装置の調整ネジといった別部材を必要としない。したがって、クランプ装置においては、スペーサ、さらにスペーサに付随して必要となる衝撃吸収部材を用いることによる部品点数の増加に伴う重量増加、調整ネジを用いることによる体格の大型化といった様々なデメリットを無くすことができる。
請求項2に記載のクランプ装置は、請求項1に記載の発明において、前記リニアアクチュエータは、シリンダチューブと、該シリンダチューブ内をその軸方向に沿って直線運動可能なピストンと、該ピストンに取着されるピストンロッドとからなるシリンダアクチュエータであり、前記シリンダチューブにはフランジが一体的に設けられているとともに、該フランジには取付ボルトを挿通するための挿通孔が設けられ、さらに、前記ベースには前記取付ボルトが螺合される複数の取付部が設けられているとともに、該複数の取付部は前記ピストンの直線運動方向に沿って互いに異なる位置に配置されており、前記取付手段は、前記挿通孔、前記複数の取付部及び前記取付ボルトを備えてなる。
この構成によれば、シリンダアクチュエータは、シリンダチューブのフランジを介してベースに取り付けられるようになっている。ベースにはリニアアクチュエータの直線運動方向に異なる位置に配置される複数の取付部が設けられ、フランジには取付ボルトを挿通可能な挿通孔が設けられている。そして、挿通孔に挿通された取付ボルトが螺合される取付部を複数の取付部から選択することにより、ベースに対するフランジの取付位置を前記直線運動方向に沿って調節することが可能となる。従って、このクランプ装置では、極めて簡単な構成で、アンクランプ時における第1クランプレバーの最終的な停止位置を容易に調節することが可能となる。
請求項3に記載のクランプ装置は、請求項1に記載の発明において、前記リニアアクチュエータは、シリンダチューブと、該シリンダチューブ内をその軸方向に沿って直線運動可能なピストンと、該ピストンに取着されるピストンロッドとからなるシリンダアクチュエータであり、前記シリンダチューブにはフランジが一体的に設けられているとともに、該フランジには取付ボルトを挿通するための挿通孔が設けられ、さらに、前記ベースには前記取付ボルトが挿通される複数の取付部が設けられているとともに、該複数の取付部は前記ピストンの直線運動方向に沿って互いに異なる位置に配置されており、前記取付手段は、前記挿通孔、前記複数の取付部、前記取付ボルト、及び前記取付ボルトに螺着されるナットを備えてなる。
この構成によれば、シリンダアクチュエータは、シリンダチューブのフランジを介してベースに固定されるようになっている。ベースにはリニアアクチュエータの直線運動方向に異なる位置に配置される複数の取付部が設けられ、フランジには取付ボルトを挿通可能な挿通孔が設けられている。そして、挿通孔に挿通された取付ボルトが挿通される取付部を複数の取付部から選択することにより、ベースに対するフランジの取付位置を前記直線運動方向に沿って調節することが可能となる。従って、このクランプ装置では、極めて簡単な構成で、アンクランプ時における第1クランプレバーの最終的な停止位置を容易に調節することが可能となる。
請求項4に記載のクランプ装置は、請求項2に記載の発明において、前記挿通孔は第1の挿通孔及び第2の挿通孔を備え、該第1の挿通孔及び第2の挿通孔は、前記ピストンの直線運動方向に沿って互いに異なる位置に配置されるとともに、ピストンの直線運動方向に直交する方向に沿って互いに異なる位置に配置され、前記取付ボルトは、前記第1の挿通孔に挿通される第1の取付ボルトと、前記第2の挿通孔に挿通される第2の取付ボルトとを備え、前記取付部は、前記第1の取付ボルトを螺合する第1の取付孔と、前記第2の取付ボルトを螺合する第2の取付孔とを備えてなる。
この構成によれば、フランジにおいて、第1の挿通孔と第2の挿通孔とが、いずれもリニアアクチュエータの直線運動方向、及び該直線運動方向に直交する方向にそれぞれ異なる位置に設けられており、このような位置関係を有する両挿通孔を用いてフランジがベースに取り付けられるようになっている。このため、フランジを含むシリンダアクチュエータは、ベースに対して直線運動方向、及び該直線運動方向に直交する方向にいずれもぐらつくことなく取り付けられることになる。よって、第1クランプアームの二次元的な回動の動作に起因するシリンダアクチュエータのぐらつきが確実に防止され、クランプ装置全体の動作を円滑にすることが容易になる。
本発明によれば、アンクランプ時における第1クランプレバーの停止位置を簡単な構成で容易に調節することができるとともに、軽量かつコンパクトなクランプ装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明をクランプ装置に具体化した第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においてクランプ装置の「上」「下」「前」「後」は、図1(a)に示す矢印Y1の方向を上下方向とし、矢印Y2の方向を前後方向とする。また、クランプ装置の「左」「右」は、図1(b)に示す矢印Y3の方向を左右方向とする。
図1(a)は本実施形態のクランプ装置10の側面図を示し、図1(b)は同クランプ装置10の正面図を示し、図1(c)は同クランプ装置10の平面図を示す。
図1(a)〜(c)に示すように、クランプ装置10は、該クランプ装置10を架台14上に固定するための鋼材製の固定部材11を備えている。この固定部材11は、その下部において水平面に沿って側方に延びるベースプレート部12と、該ベースプレート部12から上方に向かって立設されるベース21とを備えた正面L字状に形成されている。前記ベースプレート部12は、一対のボルト15(図1(b)、(c)参照)を挿通するための前後一対の孔部(図示略)を備えており、両孔部を介して一対のボルト15にて架台14に対し固定されるようになっている。
ベース21は、上下方向及び前後方向に延びる平板状に形成されている。ベース21の前端部たる第2レバー装着部23には、第2クランプレバー22(図1(a)の二点鎖線参照)の後端部(基端部)が装着され、ベース21に第2クランプレバー22が一体化されている。第2レバー装着部23の上端部には、鋼材により正断面山型状に形成された第2係止部材24が固定されている。
ベース21の後部下側は、取付プレート部26となっている。取付プレート部26は、上下方向に延びる長四角板状に形成されている。取付プレート部26の後部には、該取付プレート部26の後端縁に沿って上から下へと順に、第1の上部取付孔27a、第1の中央部取付孔27b及び第1の下部取付孔27cが互いに等間隔で上下に並ぶように配置されている。取付プレート部26の前部には、該取付プレート部26の前端縁に沿って上から下へと順に、第2の上部取付孔28a、第2の中央部取付孔28b及び第2の下部取付孔28cが互いに等間隔で上下に並ぶように配置されている。各取付孔27a,27b,27c,28a,28b,28cはいずれも、取付プレート部26を左右に貫通する円孔状に形成されているうえ、その内部にはいずれも雌ネジが螺刻されている。
本実施形態において、第1の上部取付孔27a、第1の中央部取付孔27b及び第1の下部取付孔27cはいずれも第1の取付孔27を構成し、第2の上部取付孔28a、第2の中央部取付孔28b及び第2の下部取付孔28cはいずれも第2の取付孔28を構成している。第1の取付孔27を構成する各取付孔27a,27b,27cには、いずれも第1の取付ボルト29aが螺着され、第2の取付孔28を構成する各取付孔28a,28b,28cには、いずれも第2の取付ボルト29bが螺着されるようになっている。
さらに、本実施形態のベース21は、第1の上部取付孔27a及び第2の上部取付孔28aよりなる上部取付部と、第1の中央部取付孔27b及び第2の中央部取付孔28bよりなる中央部取付部と、第1の下部取付孔27c及び第2の下部取付孔28cよりなる下部取付部と、の3つの取付部を有している。上部取付部、中央部取付部及び下部取付部は、ベース21の後部に位置する取付プレート部26において、互いに上下方向(高さ方向)にずれた位置に、それぞれ同形状となるように配置されている。
取付プレート部26の後方には、エアーのような圧力流体により駆動するリニアアクチュエータとしてのシリンダアクチュエータ31が設けられている。シリンダアクチュエータ31は、上下方向に延びる円筒状をなすシリンダチューブ32と、該シリンダチューブ32内をシリンダチューブ32の軸N方向に沿って直線運動するピストン33と、該ピストン33の上端部からシリンダチューブ32の上方に延びるピストンロッド34とを備えている。このシリンダアクチュエータ31では、シリンダチューブ32内の下端部又は上端部に圧力流体を圧入することにより、ピストン33を上方又は下方に向けて直線運動(移動)させ、それによってピストンロッド34を上方又は下方に向けて直線運動(移動)させて駆動力を得るようになっている。すなわち、シリンダアクチュエータ31は、ピストン33の上下方向への直線運動(移動)により、ピストンロッド34が上下方向へ直線運動するようになっている。シリンダアクチュエータ31において、ピストン33がシリンダチューブ32内の下端部に当接する位置を、ピストン33(ピストンロッド34)が直線運動する範囲における一端とする。なお、図面上では、圧力流体の圧入口等は省略されている。また、ピストン33の下面には、シリンダチューブ32の下端部上面と当接する際の衝撃を吸収するための衝撃吸収パッド(図示略)が添着されている。
シリンダチューブ32の上端部には、ロッドカバー36が装着されている。図1(d)に示すように、ロッドカバー36は、上下方向に延びるピストンロッド34を挿通する円孔状のロッド挿通部36aを有する筒状に形成されている。ロッドカバー36の外側面には、上下方向及び前後方向に延びる四角板状をなすフランジ37が突設されている。すなわち、シリンダアクチュエータ31には、フランジ37が一体に設けられている。フランジ37の上部には、該フランジ37を左右に貫通する第1の挿通孔37aが設けられ、同フランジ37の下部には、該フランジ37を左右に貫通する第2の挿通孔37bが設けられている。すなわち、第1の挿通孔37a及び第2の挿通孔37bは、フランジ37において、互いに上下方向(高さ方向)にずれた位置に配置されるとともに、互いに横方向にずれた位置に配置されている。すなわち、第1の挿通孔37aと第2の挿通孔37bは、シリンダアクチュエータ31におけるピストン33(ピストンロッド34)の直線運動方向に沿って互いに位置ずれしている。
図1(a)〜(d)に示すように、第1の挿通孔37aは、前記第1の取付ボルト29aを挿通し、第2の挿通孔37bは、前記第2の取付ボルト29bを挿通するように構成されているうえ、各挿通孔37a,37bの左側部は、それぞれ第1及び第2の取付ボルト29a,29bの頭部を収容するために拡径されている。フランジ37は、左側面を取付プレート部26の右側面に当接させた状態で、第1の取付ボルト29aを第1の挿通孔37a内に挿通するとともに、該第1の取付ボルト29aを第1の取付孔27のいずれか一つに螺着することにより、ベース21に取り付けられる。さらに、フランジ37は、第2の取付ボルト29bを第2の挿通孔37b内に挿通するとともに、該第2の取付ボルト29bを、前記第1の取付孔27に対応する第2の取付孔28に螺着することにより、ベース21に取り付けられる。
すなわち、前記第1及び第2の取付ボルト29a,29bは、第1及び第2の挿通孔37a,37b内にそれぞれ挿通された状態で、上部取付部、中央部取付部及び下部取付部のいずれか一つの取付部に螺合されるようになっている。ちなみに、本実施形態の取付手段は、取付プレート部26に設けられた複数の取付部(上部取付部、中央部取付部及び下部取付部)と、ロッドカバー36のフランジ37に設けられた第1及び第2の挿通孔37a,37bと、一対の取付ボルト29a,29bとによって構成されている。
図1(a)〜(c)に示すように、ピストンロッド34の上端部には、アーム41の後端部に軸着される軸着部34aが設けられている。アーム41は、鋼材よりなり、その前端部に、第1クランプレバー42(図1(a)の二点鎖線参照)を装着するための長四角板状をなす第1アーム装着部43を備えている。アーム41の後部には、前後方向に延びる長四角板状をなす上部リンク部44が設けられている。このため、アーム41は、全体として側面逆L字状に形成されている。
第1アーム装着部43には、第1クランプレバー42の後端部(基端部)が装着されるようになっている。第1アーム装着部43の下端には、上部係止部材45が固定されている。上部係止部材45は鋼材よりなり、その下面には、第2係止部材24の上面と係合する溝部45a(図1(b)参照)が形成されている。この上部係止部材45は、第2係止部材24とともに係止手段を構成し、アーム41をベース21の真上位置に適切に配置させるべく、ベース21とアーム41間における左右のずれを防止している。そして、上部係止部材45と第2係止部材24とが係止すると、シリンダチューブ32内でのピストン33の移動が停止される。なお、この上部係止部材45と第2係止部材24とが係止する位置を、ピストン33(ピストンロッド34)が直線運動する範囲の他端とする。すなわち、シリンダアクチュエータ31において、ピストン33(ピストンロッド34)は、直線運動範囲の一端と他端との間を移動する。
なお、前記取付プレート部26において、第1の上部取付孔27aと、第1の中央部取付孔27bと、第1の下部取付孔27cとは、ピストン33(ピストンロッド34)の直線運動方向に沿って互いに位置ずれしている。また、取付プレート部26において、第2の上部取付孔28aと、第2の中央部取付孔28bと、第2の下部取付孔28cとは、ピストン33(ピストンロッド34)の直線運動方向に沿って互いに位置ずれしている。また、シリンダアクチュエータ31がベース21に取り付けられた状態において、フランジ37の第1の挿通孔37aと第2の挿通孔37bとは、ピストン33(ピストンロッド34)の直線運動方向、及び該直線運動方向に対して直行する方向に沿って互いに位置ずれしている。
第1アーム装着部43の後端部、すなわち上部リンク部44の前端部には、左右一対のリンク46の上端部がそれぞれ軸着されている。左右のリンク46はいずれも、鋼板により長四角板状に形成されており、ベース21の中央部と、アーム41の中央部との間をそれぞれ連結している。すなわち、各リンク46の上端部には、アーム41の中央部を軸支する上部軸着部46aが設けられ、各リンク46の下端部には、ベース21の中央部に軸支される下部軸着部46bが設けられている。下部軸着部46bは、第2レバー装着部23と取付プレート部26との境界部付近に位置している。
次に、前記クランプ装置10の作用について説明する。
このクランプ装置10では、第1クランプレバー42を第2クランプレバー22に対して近接する方向に回動させることにより、両クランプレバー22,42間にワーク50(図2(a)の二点鎖線参照)をクランプする。また、図2(b)に示すように、第1クランプレバー42を第2クランプレバー22に対して離間する方向に回動させることにより、両クランプレバー22,42間にクランプされていたワーク50がアンクランプされた状態となる。
すなわち、図2(b)に示すアンクランプ状態のクランプ装置10において、ピストン33が、直線運動範囲における一端(下端)から他端(上端)へ向けてシリンダチューブ32内を直線運動すると、ピストンロッド34の直線運動がリンク46によってアーム41の回転運動に変換される。すると、該アーム41の後端部(他側部)が引き上げられ、それに伴ってアーム41がリンク46を介してワーク50に近接する方向に回動する。その結果、図2(a)に示すように、第1クランプレバー42が第2クランプレバー22に近接する方向に回動される。そして、係止手段を構成する上部係止部材45が第2係止部材24に当接し、ピストン33がその直線運動範囲の他端に位置すると、アーム41の回動が停止して、第1クランプレバー42がワーク50をクランプする位置、すなわち、図2(a)に示される位置で停止する。なおこのとき、図2(a)に示すクランプ状態のクランプ装置10において、両クランプレバー22,42の先端部は、第2係止部材24の上部が上部係止部材45の溝部45aに係合することにより、上下に揃った適切な位置に配置されている。
次に、図2(a)に示すクランプ状態のクランプ装置10において、ピストン33が、直線運動範囲における他端(上端)から一端(下端)へ向けてシリンダチューブ32内を直線運動すると、ピストンロッド34の直線運動がリンク46によってアーム41の回転運動に変換される。すると、該アーム41の後端部(他側部)が引き下げられ、それに伴ってアーム41がリンク46を介してワーク50から後退する方向に回動する。その結果、図2(b)に示すように、第1クランプレバー42が第2クランプレバー22から離間する方向に回動される。そして、ピストン33がシリンダチューブ32の下端部に当接し、ピストン33が直線運動範囲の一端に位置すると、アーム41の回動が停止して、第
1クランプレバー42が最終的な後退位置(停止位置)、すなわち図2(b)に示される位置で停止する。
ところで、工場等の生産現場において、ワーク50は、所定の移動経路を通って順次移動しながら連続的に加工される。生産性の向上という観点から、ワーク50の移動経路は、可能な限り最短となる経路を選択すべく決定されている。本実施形態のクランプ装置10においては、アンクランプ時に第1クランプレバー42がワーク50の移動を妨害しないようにするべく、該第1クランプレバー42の停止位置は、ワーク50のサイズ、形状、移動方向等に応じて適宜調節される必要がある。さらに、アンクランプ時における第1クランプレバー42の停止位置が、ワーク50から離間し過ぎた位置になっている場合、クランプ状態からアンクランプ状態へと第1クランプレバー42を移動させるために要する時間が多くなるため、生産性の低下を招くおそれが高くなる。
このような観点から、本実施形態のクランプ装置10では、アンクランプ時における第1クランプレバー42の停止位置、特に水平方向に関する停止位置を、ワーク50の移動方向に制限を加え難くなるように適宜変更可能となっている。すなわち、本実施形態のクランプ装置10において、アンクランプ時における第1クランプレバー42の最終的な停止位置は、ベース21に対するシリンダチューブ32の取付位置をピストン33(ピストンロッド34)が直線運動する方向に沿って変更することにより調節可能である。そして、このクランプ装置10には、シリンダチューブ32をベース21に対して位置調節可能となるように取り付ける取付手段が設けられているため、該取付手段によりシリンダチューブ32の取付位置の調節を行うことで、アンクランプ時における第1クランプレバー42の最終的な停止位置を容易に調節することが可能となる。
上述した図2(a)、(b)に示す状態のクランプ装置10では、取付手段を構成する第1及び第2の取付ボルト29a,29bがフランジ37の第1及び第2の挿通孔37a,37b内にそれぞれ挿通された状態で、下部取付部(第1の下部取付孔27c及び第2の下部取付孔28c)に取り付けられている。このため、図2に示す状態のクランプ装置10では、図3,4に示す状態のクランプ装置10と比べて、シリンダチューブ32が最も低い位置に配置されているため、ピストン33とシリンダチューブ32の下端部とが最も低い位置で当接され、ピストンロッド34の移動が停止されることになる。その結果、図2(b)に示すように、第1クランプレバー42の最終的な停止位置が、図3(b)及び図4(b)の場合よりも後方に位置することになり、ベース21の上方を越えてワーク50を移動させることが可能となっている。
これに対し、図3(a)、(b)に示す状態のクランプ装置10では、第1及び第2の取付ボルト29a,29bが第1及び第2の挿通孔37a,37b内にそれぞれ挿通された状態で、中央部取付部(第1の中央部取付孔27b及び第2の中央部取付孔28b)に固定されている。また、図4(a)、(b)に示す状態のクランプ装置10では、第1及び第2の取付ボルト29a,29bが第1及び第2の挿通孔37a,37b内にそれぞれ挿通された状態で、上部取付部(第1の上部取付孔27a及び第1の上部取付孔28a)に取り付けられている。
よって、図3に示す状態のクランプ装置10では、第1クランプレバー42の最終的な停止位置が、図2(b)の場合よりも前方に位置することになり、ベース21の上方付近でワーク50を上方に移動させる必要性が生じる。しかしながら、図3に示す状態のクランプ装置10では、図2に示す状態のクランプ装置10の場合よりも、第1クランプレバー42の回動量が小さいため、クランプ状態からアンクランプ状態への移行、及び、アンクランプ状態からクランプ状態への移行がともに迅速に実施可能であるという利点を有している。
さらに、図4に示す状態のクランプ装置10では、第1クランプレバー42の最終的な停止位置が、図3(b)の場合よりもさらに前方に位置することになり、第2クランプレバー22の上方付近でワーク50を上方に移動させる必要性が生じる。しかしながら、図4に示す状態のクランプ装置10では、図2,3に示す状態のクランプ装置10と比べて、第1クランプレバー42の回動量が最も小さいため、クランプ状態とアンクランプ状態との相互の移行がともに極めて迅速に実施可能であるという利点を有している。
前記実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
(1)本実施形態のクランプ装置10では、ベース21とシリンダアクチュエータ31との間に、ベース21に対するシリンダアクチュエータ31の取付位置を、ピストン33(ピストンロッド34)の直線運動方向に沿って調節可能とする取付手段が設けられている。そして、このクランプ装置10では、取付手段によりシリンダチューブ32の取付位置調節を行うことで、アンクランプ時における第1クランプレバー42の最終的な停止位置を変更することができる。このため、クランプ装置10において、アンクランプ時における第1クランプレバー42の最終的な停止位置を簡単な構成で容易に調節することができる。
(2)また、取付手段を用いてシリンダチューブ32の取付位置調節を行うことで、第1クランプレバー42の最終的な停止位置を変更することができる。すなわち、アンクランプ時における第1クランプレバー42の最終的な停止位置を変更するために、スペーサや調整ねじを用いる必要が無いため、スペーサを用いることによる部品点数の増加、該増加に伴う重量増加を無くし、さらに、調整ねじを用いることによるクランプ装置10の体格の大型化を招くことを無くすことができる。
(3)クランプ装置10では、ロッド挿通部36aの位置で、シリンダアクチュエータ31がベース21に取り付けられている。ロッド挿通部36aは、ピストンロッド34の移動をガイドする中心的な役割を果たしているため、該ロッド挿通部36aにてシリンダアクチュエータ31が固定されていることにより、ピストン33の移動に伴うピストンロッド34のぶれを低減させることが容易となり、アーム41の回動が円滑化されやすくなる。
(4)クランプ装置10において、シリンダアクチュエータ31は、ロッドカバー36に一体形成されたフランジ37を介して、ベース21に固定されている。また、ベース21には、ピストン33(ピストンロッド34)の直線運動方向に沿って異なる位置に配置される複数の取付部が設けられ、フランジ37には第1及び第2取付ボルト29a,29bが挿通される第1及び第2挿通孔37a,37bが設けられている。そして、このクランプ装置10では、第1及び第2の取付ボルト29a,29bを第1及び第2の挿通孔37a,37bに挿通し、さらに、第1及び第2の取付ボルト29a,29bの取り付け先を複数の取付部から選択することにより、ベース21に対するフランジ37の取付位置をピストンロッド34の直線運動方向に調節することが可能となる。したがって、極めて簡単な構成で、アンクランプ時における第1クランプレバー42の停止位置を容易に調節することができる。
(5)本実施形態のクランプ装置10では、フランジ37において、第1の挿通孔37a及び第2の挿通孔37bが、いずれもピストンロッド34の直線運動方向、及び該直線運動方向に直交する方向にそれぞれ異なる位置に設けられている。このため、このような位置関係を有する両挿通孔37a,37bを用いてフランジ37が各取付部に取り付けられるため、フランジ37を含むシリンダアクチュエータ31は、ベース21に対してぐらつくことなく強固に固定されることになる。よって、アーム41の二次元的な回動の動作に起因するシリンダアクチュエータ31のぐらつきが確実に防止され、クランプ装置10全体の動作を円滑にすることが容易になる。
(6)本実施形態のクランプ装置10では、ワーク50のクランプ時には、ワーク50を確実にクランプ可能としながらもアーム41が係止手段によりベース21の上部の適切な位置に確実に係止されるようになっている。このため、このクランプ装置10では、ベース21に対するシリンダアクチュエータ31の高さが変更されている場合でも、シリンダチューブ32内の適切な位置でピストン33の上方への移動を停止させることができる。よって、取付手段を備えた本実施形態のクランプ装置10においては、係止手段により、クランプ時における第1クランプレバー42の停止位置を最適化することができる。さらに、係止手段は、第2クランプレバー22の先端部に対して第1クランプレバー42の先端部をずれ難くする役割も果たし得る。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図5〜図8に基づき説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。なお、以下の説明において、第2の実施形態におけるクランプ装置の「上」「下」「前」「後」は、図5(a)に示す矢印Y4の方向を上下方向とし、矢印Y5の方向を前後方向とする。また、クランプ装置の「左」「右」は、図5(b)に示す矢印Y6の方向を左右方向とする。
図5(a)は第2の実施形態のクランプ装置60の側面図を示し、図5(b)は同クランプ装置60の正面図を示す。クランプ装置60は、上下方向及び前後方向に延びる平板状をなすベース61を備え、該ベース61の右側面には鋼材製の固定部材62がボルト63aと該ボルト63aに螺着されるナット63bによって固定されている。そして、固定部材62によってクランプ装置60が二点鎖線で示す架台14上に固定されるようになっている。なお、ベース61の左右両側面に固定部材62を固定し、両固定部材62によってクランプ装置60を架台14に固定してもよい。
ベース61の前端部たる第2レバー装着部65には、第2クランプレバー64(図5(a)の二点鎖線参照)が装着されている。また、第2レバー装着部65の上端には第2係止部材66が固定されている。ベース61の後部の下側両面には、それぞれ取付プレート67がボルト82によってベース61に固定されている。図5(b)に示すように、各取付プレート67の下部には、該取付プレート67の上から下へと順に、上部取付孔67a、中央部取付孔67b及び下部取付孔67cが互いに等間隔で上下に並ぶように配置されている。そして、第2の実施形態のベース61は、上部取付孔67aよりなる上部取付部と、中央部取付孔67bよりなる中央部取付部と、下部取付孔67cよりなる下部取付部と、の3つの取付部を有している。上部取付部、中央部取付部及び下部取付部は、取付プレート67において、互いに上下方向(高さ方向)にずれた位置に、それぞれ同形状となるように配置されている。
取付プレート67の後方には、第1の実施形態と同様にエアーのような圧力流体により駆動するリニアアクチュエータとしてのシリンダアクチュエータ68が取り付けられている。シリンダアクチュエータ68は、シリンダチューブ69内でのピストン70の上下方向への直線運動(移動)により、ピストンロッド71が上下方向へ直線運動(移動)するようになっている。
シリンダチューブ69の上端部には、ロッドカバー72が装着され、該ロッドカバー72の上側にはナット74が螺着されており、ロッドカバー72とナット74との間にはブラケット73が挟持されている。前記ブラケット73は、ロッドカバー72とナット74に挟持される挟持部76と、該挟持部76からシリンダチューブ69の軸N方向に沿って下方へ延びるフランジ77とを備えている。前記フランジ77は、シリンダチューブ69の軸Nを中心線としてシリンダチューブ69の径方向両側へ延設されている。フランジ77において、軸Nを中心線とした両側に挿通孔77aが形成されている。
前記挿通孔77aは、取付ボルト79を挿通可能に形成されている。そして、フランジ77は、挿通孔77aから取付プレート67の取付孔67a〜67cのいずれか一つに取付ボルト79を挿通し、該取付ボルト79にナット81を螺着することにより、ベース61における取付プレート67に固定される。すなわち、取付プレート67及びフランジ77(ブラケット73)を介してシリンダアクチュエータ68がベース61に取り付けられている。そして、取付ボルト79と、ナット81と、上部取付孔67a、中央部取付孔67b及び下部取付孔67cと、挿通孔77aは、第2の実施形態の取付手段を構成している。
ピストンロッド71の上端部には、一対の第1リンク85の一端部が軸着され、該第1リンク85の他端部は、各第1リンク85の外側に配設された第2リンク86と軸着されている。さらに、各第2リンク86は、該第2リンク86の内側に配設された第3リンク87の一端部と軸着されているとともに、各第2リンク86は前記ベース61の左右側面に軸着されている。前記第3リンク87の他端部は、それぞれアーム88に軸着されている。
アーム88の前端部たる第1レバー装着部88aには、第1クランプレバー89(図5(a)の二点鎖線参照)が装着されている。また、アーム88の下端には、第1係止部材90が固定されている。第1係止部材90は前記第2係止部材66とともに係止手段を構成し、第1クランプレバー89を第2クランプレバー64の真上位置に適切に配置させる。また、ベース61の左右両側には、位置規制部材92が固定されている。この位置規制部材92は、クランプ時には第1クランプレバー89の両側に配設され、第1クランプレバー89の左右への位置ずれを規制するようになっている。
そして、クランプ装置60において、ピストン70が、直線運動範囲における一端(下端)から他端(上端)へ向けてシリンダチューブ69内を直線運動すると、ピストンロッド71の直線運動が第1リンク85、第2リンク86、及び第3リンク87によってアーム88の回転運動に変換される。すると、該アーム88の後端部(他側部)が引き上げられ、それに伴ってアーム88が第1リンク85、第2リンク86、及び第3リンク87を介してワーク50に近接する方向に回動する。
その結果、第1クランプレバー89が第2クランプレバー64に近接する方向に回動される。そして、係止手段を構成する第1係止部材90が第2係止部材66に当接し、ピストン70がその直線運動範囲の他端に位置すると、アーム88の回動が停止して、第1クランプレバー89がワーク50をクランプする位置、すなわち、図6に示される位置で停止する。なおこのとき、図2(a)に示すクランプ状態のクランプ装置10において、両クランプレバー22,42の先端部は、第2係止部材24の上部が上部係止部材45の溝部45aに係合することにより、上下に揃った適切な位置に配置されている。
次に、図5(a)に示すクランプ状態のクランプ装置10において、ピストン70が、直線運動範囲における他端(上端)から一端(下端)へ向けてシリンダチューブ69内を直線運動すると、ピストンロッド71の直線運動が、第1リンク85、第2リンク86、及び第3リンク87によってアーム88の回転運動に変換される。すると、該アーム88の後端部(他側部)が引き下げられ、それに伴ってアーム88がワーク50から後退する方向に回動する。その結果、図6に示すように、第1クランプレバー89が第2クランプレバー64から離間する方向に回動される。そして、ピストン70がシリンダチューブ69の下端部に当接し、ピストン70が直線運動範囲の一端に位置すると、アーム88の回動が停止して、第1クランプレバー89が最終的な後退位置(停止位置)、すなわち図6に示される位置で停止する。
そして、第2の実施形態のクランプ装置60においては、図6に示すように、取付ボルト79が取付プレート67の下部取付部(下部取付孔67c)に挿通された状態でナット81が螺合されている。このため、図6に示す状態のクランプ装置60では、シリンダチューブ69が最も低い位置に配置されているため、第1クランプレバー89の最終的な停止位置が、図7及び図8の場合よりも後方に位置することになり、ベース61の上方を越えてワーク50を移動させることが可能となっている。
図7に示す状態のクランプ装置60では、取付ボルト79が取付プレート67の中央部取付部(中央部取付孔67b)に挿通された状態でナット81が螺合されている。このため、図7に示す状態のクランプ装置60では、第1クランプレバー89の最終的な停止位置が、図6の場合よりも前方に位置することとなる。
さらに、図8に示す状態のクランプ装置60では、取付ボルト79が取付プレート67の上部取付部(上部取付孔67c)に挿通された状態でナット81が螺合されている。このため、図8に示す状態のクランプ装置60では、第1クランプレバー89の最終的な停止位置が、図6及び図7の場合よりも前方に位置することとなる。
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 第1の実施形態において、第1の挿通孔37a及び第2の挿通孔37bに代えて、フランジ37に第1及び第2の取付孔27,28(複数の取付部)を設け、取付孔27,28(複数の取付部)に代えて、取付プレート部26に第1及び第2の挿通孔37a,37bを設けてもよい。
・ 第1の実施形態において、第1の上部取付孔27aと第1の下部取付孔27cとを上下に繋ぐ第1の取付孔としての第1の長孔(図示略)を取付プレート部26に貫設するとともに、第1の取付ボルト29aの先端部を取付プレート部26の右側面に配置されるナットにより固定するようにしてもよい。また、第2の上部取付孔28aと第2の下部取付孔28cとを上下に繋ぐ第2の取付孔としての第2の長孔(図示略)を取付プレート部26に貫設するとともに、第2の取付ボルト29bの先端部を取付プレート部26の右側面に配置されるナットにより固定するようにしてもよい。
・ 第1の実施形態において、ベース21の他側部(取付プレート部26)とフランジ37とを、第1の取付ボルト29a及び第2の取付ボルト29bのいずれか一方を用いて取り付けるようにしてもよい。この場合、対応する挿通孔37a,37b及び取付孔27,28も同時に省略されてもよい。ただしこの場合、取付プレート部26とフランジ37との間には、取付プレート部26に対してフランジ37の回動を防止するための回動防止手段が設けられている必要がある。回動防止手段としては、例えば、フランジ37の基端縁(後端縁)を右側方に折曲げることにより、取付プレート部26の後端縁に係止させるような手段が挙げられる。また、回動防止手段としては、取付プレート部26に対してフランジ37を固定したとき、ロッドカバー36の外側面を取付プレート部26の後端縁に当接させるような手段も挙げられる。
・ 各実施形態の取付部は、上部取付部、中央部取付部及び下部取付部の3つの取付部より構成されていたが、ベース21の他側部(取付プレート部26)に設けられる取付部の個数は、2つ以上であれば特に限定される必要はない。
・ 第1の実施形態において、フランジ37をロッドカバー36の外側面に設ける代わりに、例えば、シリンダチューブ32の外側面に設けてもよい。
・ 第1の実施形態において、取付手段は、ベース21とロッドカバー36との間に設けられる代わりに、ベース21とシリンダチューブ32との間に設けられてもよい。例えば、ベース21の他側部に筒状の部材を固設し、該筒状の部材の筒内にシリンダチューブ32の外側面を高さ方向に位置調節可能となるように固定することが可能である。
・ 第1の実施形態において、取付部(上部取付孔27a,28aと中央部取付孔27b,28bと下部取付孔27c,28c)間のピッチ(ピストンロッド34の直線運動方向への間隔)は等間隔でなくてもよく、アンクランプ時の第1クランプレバー42の停止位置に合わせて任意に設定してもよい。
・ 第2の実施形態において、取付部(上部取付孔67aと中央部取付孔67bと下部取付孔67c)間のピッチ(ピストンロッド71の直線運動方向への間隔)は等間隔でなくてもよく、アンクランプ時の第1クランプレバー89の停止位置に合わせて任意に設定してもよい。
・ 各実施形態において、第2クランプレバー22,64はベース21,61に固定されていなくてもよく、例えば、架台14から立設された固定プレートに第2及び第2クランプレバー22,64を固定してもよい。
・ 図9に示すクランプ装置95としてもよい。このクランプ装置95は、ベース96にアーム97が軸着されているとともに、ベース96には第2クランプレバー96aが装着されている。アーム97には斜めに延びる長孔97aが形成され、該長孔97aに軸着されたナックル98がリニアアクチュエータたるシリンダアクチュエータ99のピストンロッド100に固定されている。また、アーム97には第1クランプレバー97bが装着されている。すなわち、このクランプ装置95は、リンク機構を用いることなくアーム97を回動可能としている。そして、ベース96には、取付手段を構成する取付部(上部取付部94a、中央部取付部94b、及び下部取付部94c)が設けられ、シリンダアクチュエータ99のロッドカバー101のフランジ102には、取付手段を構成する第1の挿通孔102a及び第2の挿通孔102bが形成されている。
・ 図10に示すクランプ装置103としてもよい。このクランプ装置103は、リニアアクチュエータとして、ピストンロッドを用いないロッドレス電動アクチュエータ104を用いている。このクランプ装置103は、ベース105にアーム106が軸着されているとともに、ベース105に第2クランプレバー105aが装着されている。アーム106には斜めに延びる長孔106aが形成され、該長孔106aに軸着された連結部材107がロッドレス電動アクチュエータ104によって直線運動可能となっている。また、アーム106には、第1クランプレバー106bが装着されている。そして、ベース105には、取付手段を構成する取付部(上部取付部108a、中央部取付部108b、及び下部取付部108c)が設けられ、ロッドレス電動アクチュエータ104には、取付手段を構成する挿通孔104aが形成されている。
・ リニアアクチュエータとして流体圧でピストンを移動させ、ピストンロッドを直線運動させるタイプではなく、電動モータの駆動力によってボールねじを回転させてロッドを直線運動させるタイプを用いてもよい。
・ シリンダアクチュエータ31として油圧シリンダを用いてもよい。
・ 各実施形態において、クランプ装置10,60は、アーム41,88がベース21,61の上方に配置された構成としたが、アーム41,88がベース21,61の側方又は下方に配置された構成としてもよい。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記ベースと前記アームとの間には係止手段が設けられ、該係止手段は、前記ワークのクランプ状態で、前記アームを前記ベースの上部に係止することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のクランプ装置。
・ 前記シリンダチューブの上端部にはロッドカバーが設けられ、該ロッドカバーの外側面には側方に突出するフランジが設けられ、該フランジには取付ボルトを挿通するための挿通孔が設けられ、前記ベースには、前記取付ボルトを挿通するとともに、上下方向に延びる長孔が設けられ、前記取付手段は、前記挿通孔と、前記長孔と、前記取付ボルトと、該取付ボルトに螺着されるナットとを備えてなることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
(a)は第1実施形態のクランプ装置を示す側面図、(b)は同クランプ装置の正面図、(c)は同クランプ装置の平面図、(d)は同クランプ装置に設けられるロッドカバーを示す斜視図。 (a)はクランプ状態のクランプ装置を示す側面図、(b)は同クランプ装置のアンクランプ状態を示す側面図。 (a)及び(b)は、図2(a)及び図2(b)のクランプ装置において、シリンダアクチュエータの取付位置をそれぞれ上方にずらした状態のクランプ装置を示す側面図。 (a)及び(b)は、図3(a)及び図3(b)のクランプ装置において、シリンダアクチュエータの取付位置をそれぞれ上方にずらした状態のクランプ装置を示す側面図。 (a)は第2実施形態のクランプ装置を示す側面図、(b)は同クランプ装置の正面図。 第2の実施形態のクランプ装置のアンクランプ状態を示す側面図。 第2の実施形態のクランプ装置のアンクランプ状態を示す側面図。 第2の実施形態のクランプ装置のアンクランプ状態を示す側面図。 別例のクランプ装置を示す側面図。 別例のクランプ装置を示す側面図。 (a)は背景技術のクランプ状態のクランプ装置を示す側面図、(b)は同クランプ装置のアンクランプ状態を示す側面図。
符号の説明
10,60,95,103…クランプ装置、21,61,96,105…ベース、22,64,96a,105a…第2クランプレバー、31,68,99…リニアアクチュエータとしてのシリンダアクチュエータ、41,88,97,106…アーム、42,89,97b、106b…第1クランプレバー、27…第1の取付孔、28…第2の取付部、27a,28a…取付部としての上部取付孔、27b,28b…取付部としての中央部取付部、27c,28c…取付部としての下部取付部、29a…第1の取付ボルト、29b…第2の取付ボルト、32,69…シリンダチューブ、33,70…ピストン、34,71,100…ピストンロッド、36,72…ロッドカバー、37,77,102…フランジ、37a,102a…第1の挿通孔、37b,102b…第2の挿通孔、50…ワーク、104…リニアアクチュエータとしてのロッドレス電動アクチュエータ。

Claims (4)

  1. 第1クランプレバーと第2クランプレバーとの間でワークをクランプ及びアンクランプするクランプ装置であって、
    ベースと、
    該ベースに取り付けられ、直線運動可能なリニアアクチュエータと、
    前記第1クランプレバーを備え、前記リニアアクチュエータの直線運動に基づき前記第1クランプレバーを前記第2クランプレバーに近接及び離間する方向へ回動させるアームとを備え、
    前記ベースと前記リニアアクチュエータとの間には、ベースへのリニアアクチュエータの取付位置をリニアアクチュエータの直線運動方向に沿って変更可能とする取付手段が設けられていることを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記リニアアクチュエータは、シリンダチューブと、該シリンダチューブ内をその軸方向に沿って直線運動可能なピストンと、該ピストンに取着されるピストンロッドとからなるシリンダアクチュエータであり、
    前記シリンダチューブにはフランジが一体的に設けられているとともに、該フランジには取付ボルトを挿通するための挿通孔が設けられ、さらに、前記ベースには前記取付ボルトが螺合される複数の取付部が設けられているとともに、該複数の取付部は前記ピストンの直線運動方向に沿って互いに異なる位置に配置されており、前記取付手段は、前記挿通孔、前記複数の取付部及び前記取付ボルトを備えてなることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 前記リニアアクチュエータは、シリンダチューブと、該シリンダチューブ内をその軸方向に沿って直線運動可能なピストンと、該ピストンに取着されるピストンロッドとからなるシリンダアクチュエータであり、
    前記シリンダチューブにはフランジが一体的に設けられているとともに、該フランジには取付ボルトを挿通するための挿通孔が設けられ、さらに、前記ベースには前記取付ボルトが挿通される複数の取付部が設けられているとともに、該複数の取付部は前記ピストンの直線運動方向に沿って互いに異なる位置に配置されており、前記取付手段は、前記挿通孔、前記複数の取付部、前記取付ボルト、及び前記取付ボルトに螺着されるナットを備えてなることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  4. 前記挿通孔は第1の挿通孔及び第2の挿通孔を備え、該第1の挿通孔及び第2の挿通孔は、前記ピストンの直線運動方向に沿って互いに異なる位置に配置されるとともに、ピストンの直線運動方向に直交する方向に沿って互いに異なる位置に配置され、
    前記取付ボルトは、前記第1の挿通孔に挿通される第1の取付ボルトと、前記第2の挿通孔に挿通される第2の取付ボルトとを備え、
    前記取付部は、前記第1の取付ボルトを螺合する第1の取付孔と、前記第2の取付ボルトを螺合する第2の取付孔とを備えてなることを特徴とする請求項2に記載のクランプ装置。
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