JP4024926B2 - カーテン吊り具 - Google Patents

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君江 四元
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装研株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂製のカーテン吊り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂製のカーテン吊り具として、例えば実開昭61−165682号の公報に記載されたものが知られている。このカーテン吊り具は、カーテンに取付けられる本体と、この本体に一体または別体で結合され、ランナの吊り環へ掛け止め可能なフック体とを有する弾性合成樹脂製のカーテン吊り具であって、本体が、縦方向の主杆と、主杆の上部からそれの後方へ延出した後、下方へ湾曲し、主杆の背部に沿って下方へ伸びる挿入杆と、主杆の下部から後方へ延出した後、挿入杆と対向するように上向きに突出した係止突起とから構成されるものである。挿入杆をカーテンのひだ部へ上方から挿入して、ひだ部の下縁を係止突片と主杆の下部との間に挾んで掛け止めるように使用される。
ところが、上記従来の吊り具においては、挿入杆が下方へ比較的長く伸びているため、これをカーテンに挿入するのに手間がかかる難点があり、また小型、軽量化の要請に対応できない。さらに、カーテンの荷重を支持する部位が係止突起の部位であるのにかかわらず、この係止突起とカーテンとの係合が浅いので、吊り具がカーテンから離脱する恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、カーテンへの挿入に手間がかからず、小型、軽量化が可能で、外力により容易にカーテンから脱落することのない合成樹脂製のカーテン吊り具を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を解決するため、カーテンCに取付けられる本体2と、この本体2に一体または別体で結合され、ランナの吊り環へ掛け止め可能なフック体3とを有する弾性合成樹脂製のカーテン吊り具において、本体2に、主杆4、挿入杆5、係止突片6を具備させる。主杆4は、装着時にカーテンに対して縦方向に真っ直に伸びるように構成する。挿入杆5は、カーテンのひだ部へ下方から挿入できるように、主杆4の下部からそれの後方へ延出させたうえ、上方へ湾曲させて、主杆4の背部に沿って上方へ伸長させる。さらに挿入杆5は、主杆4の長さの中央に到らない高さ位置で終結させ、かつ下方から上方に向かうに従って徐々に主杆4へ接近する挾持部8を設け、この挾持部8と主杆4との間でカーテンCを弾性的に挾持するようにする。係止突片6は、カーテンCのひだ部C1へ上方から挿入できるように、主杆4の上部から後方へ延出させたうえ、挿入杆5と対向するように下向きに突出させる。
【0005】
本発明のカーテン吊り具1は、本体2をカーテンCに固定し、フック体3をランナの吊り環にひっかけて使用する。本体2は、その挿入杆5をカーテンCのひだ部C1に下方から上方へ向けて挿入した後、係止突片6をひだ部C1の上縁から下方へ向けて挿入してカーテンCに取付ける。挿入杆5は、主杆4の長さの中央に到らない長さで、比較的短いので、小型、軽量化され、カーテンへの挿入ストロークが短く、装着が容易である。挿入杆5は、比較的短いにもかかわらず、挾持部8と主杆4との間でカーテンCを弾性的に挾持し、十分に強固な結合が得られる。挿入杆5をひだ部C1へ挿入した後、ひだ部C1の上縁を下方へわずかに圧縮して、係止突片6をひだ部C1の上縁に掛け、これを主杆4との間で保持する。装着後の主杆4の前後方向の傾倒や左右方向の揺動は、係止突片6によって阻止される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係るカーテン吊り具のカーテンへの装着状態の正面図、図2は本発明に係るカーテン吊り具の正面図、図3は本発明に係るカーテン吊り具の左側面図、図4は本発明に係るカーテン吊り具の右側面図である。
【0007】
図1,2において、カーテン吊り具1は、カーテンに取付けられる弾性合成樹脂製の本体2と、この本体2に対して上下方向に相対移動可能にラチェット式に係合する弾性合成樹脂製のフック体3とから成る。
【0008】
本体2は、ラチェット歯7を備えた縦方向に伸びる主杆4と、その後部(装着時におけるカーテンC側)に設けられた挿入杆5と係止突片6とを具備している。主杆4の左右の前面には、ラチェット歯7が縦方向に列設されている。挿入杆5は、主杆4の下端から後方へ延出して屈曲し、主杆4の背部に沿って上方へ伸び、主杆4の長さの中央に到らない高さ位置で終結している。挿入杆5には、下方から上方に向かうに従って徐々に主杆4へ接近する挾持部8を設け、この挾持部8と主杆4との間でカーテンCを弾性的に挾持するようにする。係止突片6は、カーテンCのひだ部C1へ上方から挿入できるように、主杆4の上部から後方へ延出させたうえ、挿入杆5と対向するように下向きに突出させる。ひだ部C1の上縁が係止突片6と主杆4との間に保持される。
【0009】
この実施形態のカーテン吊り具1は、本体2をカーテンCに固定し、フック体3を図示しないランナの吊り環にひっかけて使用する。本体2は、その挿入杆5をカーテンCのひだ部C1に下方から上方へ向けて挿入した後、ひだ部C1を圧縮するように上縁を押し下げて係止突片6をひだ部C1の上縁から下方へ向けて挿入し、係止突片6と主杆4との間にひだ部C1上縁の縫合部を挾んでカーテンCに取付ける。フック3は、ラチェット爪9を弾性的に撓ませつつ本体2に対して下方へ移動させて、その高さ位置を定める。
【0010】
図5ないし図7に本発明の他の実施形態のカーテン吊り具を示す。図5は、カーテン吊り具の一部の正面図、図6は同カーテン吊り具の一部の側面図、図7は同カーテン吊り具のカーテンへの装着状態の一部の正面図である。
【0011】
図5ないし図7に示す実施形態において、図示しない部分及び同一符号部分はすべて先の実施形態と同等の構成である。この実施形態において、係止突片16は、主杆4の上部から延出する柔軟な連結片16aと、この連結片16aの先端に形成された結合片16bとから成り、この結合片16bは、装着時にカーテンCを貫いて主杆4の背部に形成された対応係合部4aに係合する係合部16cを有する。係合部16cは円錐ピン状であり、対応係合部4aは係合部16cを相当の把持力を持って受け入れる円形穴である。係合部16cの形状は、円錐ピン状に限定されず、板状、角柱状等他の適宜の形状を取りうる。これに対応して対応係合部4aの形状も変更可能である。
【0012】
このカーテン吊り具1をカーテンCに装着する際には、図7に示すように、係合部16cをカーテンCの縫合部C2を貫いて主杆4側へ突出させ、対応係合部4aへ圧入して結合する。これにより、カーテン吊り具1の前後、左右への揺動、脱落が防止される。カーテンCの縫合部C2には、係合部16cの貫通を容易にするため、必要に応じて縫合欠落部を設けたり、縫い目を粗くする等の処理を施すことができる。
【0013】
図8、図9に本発明のさらに他の実施形態のカーテン吊り具を示す。図8はカーテン吊り具の一部の正面図、図9は同カーテン吊り具の一部の側面図である。
【0014】
図8、図9に示す実施形態において、図示しない部分及び同一符号部分はすべて図1ないし図4に示す実施形態と同等の構成である。この実施形態において、係止突片26は、主杆4の上部から延出する柔軟な連結片26aと、この連結片26aの先端に形成された結合片26bとから成る。この結合片26bは、係合部26cとしての円形穴を備える。結合片26bは、成型を容易にするため、2つのほぼ半円環状の片に分割して構成される。主杆4の背部に形成された対応係合部4bは、装着時にカーテンCを貫いて後方へ突出し、係合部26cに係合する。係合部4bは円錐ピン状であり、係合部26cは、係合部4bを相当の把持力をもって受け入れる。係合部4bの形状は、円錐ピン状に限定されず、板状、角柱状等他の適宜の形状を取りうる。これに対応して係合部26cの形状も変更可能である。先の実施形態と同様、カーテンCの縫合部C2に、係合部4aの貫通を容易にするため、必要に応じて縫合欠落部を設けたり、縫い目を粗くする等の処理を施すことができる。
【0015】
本発明は図示の実施形態に限定されるものではなく、例えば、吊り具1の本体2とフック体3とを合成樹脂で一体成型することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明においては、挿入杆5が、比較的短いので、小型、軽量化され、カーテンへの挿入ストロークが短く、装着が容易である。挿入杆5は、比較的短いにもかかわらず、挾持部8と主杆4との間でカーテンCを弾性的に挾持し、十分に強固な結合が得られる。装着後の主杆4の前後方向の傾倒や左右方向の揺動は、係止突片6によって確実に阻止され、外力により容易に変形したり脱落したりすることのない合成樹脂製のカーテン吊り具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカーテン吊り具のカーテンへの装着状態の正面図である。
【図2】本発明に係るカーテン吊り具の正面図である。
【図3】本発明に係るカーテン吊り具の左側面図である。
【図4】本発明に係るカーテン吊り具の右側面図である。
【図5】本発明に係るカーテン吊り具の他の実施形態の一部の正面図である。
【図6】図5に示すカーテン吊り具の側面図である。
【図7】図6に示すカーテン吊り具のカーテンへの装着状態の一部の正面図である。
【図8】本発明に係るカーテン吊り具のさらに他の実施形態の一部の正面図である。
【図9】図8に示すカーテン吊り具の側面図である。
【符号の説明】
1 カーテン吊り具
2 本体
3 フック体
4 主杆
5 挿入杆
6 係止突片
C カーテン
C1 ひだ部
C2 縫合部

Claims (3)

  1. カーテンに取付けられる弾性合成樹脂製の本体と、この本体に結合され、ランナの吊り環へ掛け止め可能な弾性合成樹脂製のフック体とから成り、
    前記本体は、カーテンへの装着状態において縦方向に伸びる主杆と、カーテンのひだ部へ下方から挿入するために、主杆の下部からそれの後方へ延出して上方へ屈曲し、主杆の背部に沿って上方へ伸びる挿入杆と、
    カーテンのひだ部へ上方から挿入するために、主杆の上部から後方へ延出して前記挿入杆と対向するように下向きに突出した係止突片とを具備し、
    前記挿入杆は、前記主杆の長さの中央に到らない高さ位置で終結し、かつ下方から上方に向かうに従って徐々に前記主杆へ接近して主杆との間でカーテンを弾性的に挾持する挾持部を有し、
    前記係止突片は、主杆の上部から延出する柔軟な連結片と、この連結片の先端に形成された結合片とから成り、この結合片は、装着時にカーテンを貫いて前記主杆の背部に形成された対応係合部に係合する係合部を有することを特徴とするカーテン吊り具。
  2. カーテンに取付けられる弾性合成樹脂製の本体と、この本体に結合され、ランナの吊り環へ掛け止め可能な弾性合成樹脂製のフック体とから成り、
    前記本体は、カーテンへの装着状態において縦方向に伸びる主杆と、カーテンのひだ部へ下方から挿入するために、主杆の下部からそれの後方へ延出して上方へ屈曲し、主杆の背部に沿って上方へ伸びる挿入杆と、
    カーテンのひだ部へ上方から挿入するために、主杆の上部から後方へ延出して前記挿入杆と対向するように下向きに突出した係止突片とを具備し、
    前記主杆は、装着時にカーテンを貫いて後方へ突出する係合部を上部背面側に有し、
    前記挿入杆は、前記主杆の長さの中央に到らない高さ位置で終結し、かつ下方から上方に向かうに従って徐々に前記主杆へ接近して主杆との間でカーテンを弾性的に挾持する挾持部を有し、
    前記係止突片は、主杆の上部から延出する柔軟な連結片と、この連結片の先端に形成された結合片とから成り、この結合片は、装着時にカーテンを貫いて突出する前記主杆の係合部に係合する対応係合部を有することを特徴とするカーテン吊り具。
  3. 前記主杆に対して前記フック体がラチェット式に上下方向に相対移動自在に結合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカーテン吊り具。
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