JPH11346911A - カーテン吊り具 - Google Patents

カーテン吊り具

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JPH11346911A
JPH11346911A JP16207198A JP16207198A JPH11346911A JP H11346911 A JPH11346911 A JP H11346911A JP 16207198 A JP16207198 A JP 16207198A JP 16207198 A JP16207198 A JP 16207198A JP H11346911 A JPH11346911 A JP H11346911A
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curtain
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rod
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Masanari Kojima
勝成 小島
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Soken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテンに確実に係止され、揺動しない合成
樹脂製のカーテン吊り具であって、成型が容易で安価に
得られるものを提供する。 【解決手段】 カーテン吊り具1は、挿入杆3と主杆2
との間を弾性的に拡開しつつ、挿入杆3をカーテンのひ
だ部に挿入してカーテンへ装着する。挿入杆3を差し込
んだら、突出係合部5をカーテンに貫通させ、対向する
挿入杆3の対応係合部6に係合させる。係合片6b,6
c,6dが、係合凸部5bに押されて外方へ撓んだ後復
元し、係合凸部5bと係合片6b,6c,6dとが係合
する。挿入杆3と主杆2とが、突出係合部5を介して結
合され、相互のねじれが阻止される。吊り具1は、その
上部でカーテン21に確実に係止される。係合片6b,
6c,6dの位置が互いに前後方向にずれているので、
これを左右方向一対の単純な金型で容易に成型できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーテンをランナの吊
り環へ吊り止めるためのカーテン吊り具の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製のカーテン吊り具とし
て、例えば実開平8−306943号の公報に記載され
たものが知られている。このカーテン吊り具は、カーテ
ンに取付けるための縦方向の挿入杆と、下部において挿
入杆にU字状に連続し、挿入杆と並行して縦方向に伸び
る主杆とを具備する。主杆には、ランナの吊り環に掛け
止めるためのフック体を備えると共に、カーテンを貫通
して挿入杆側へ突出する貫通ピンを備える。挿入杆に
は、貫通ピンを受け入れるための凹所を備える。貫通ピ
ンと凹所には、貫通ピンが凹所へ進入するときに、相互
に弾性的に撓んで係合する係合部が設けられており、カ
ーテンへの装着時に、貫通ピンと凹所との係合により、
カーテンに対する揺動や離脱を阻止するようにしたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカーテン吊
り具においては、カーテンに対する揺動防止について改
善が見られるものの、凹所が挿入杆を前後方向貫通する
構成であるため、これを合成樹脂で一体成型するのに金
型の構成が複雑化し製造コストを引き上げる原因となる
という問題点がある。従って、本発明は、上記従来のフ
ックの問題点を解決し、上部がカーテンに確実に係止さ
れ、揺動することのない合成樹脂製のカーテン吊り具で
あって、比較的単純な金型で安価に得られるものを提供
することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、カーテン21に下方から挿入して
取付けるための縦方向に伸びる挿入杆3と、この挿入杆
3に対して下部でほぼU字状に連続し、挿入杆3に沿っ
て縦方向に伸び、前部にカーテンの吊り環に掛け止める
ためのフック4を有する主杆2とを具備し、挿入杆3と
主杆2との間でカーテンを挟んでカーテンに装着される
弾性合成樹脂製のカーテン吊り具1を構成する。主杆2
には、装着時にカーテン21を貫通できるように挿入杆
3に向かって突出する突出係合部5を設け、一方、挿入
杆3には、これを主杆2に接近させたときに、突出係合
部5を受け入れることができる対応係合部6を設ける。
突出係合部5には、その延出途上に、横断面が拡大した
係合凸部5a,5bを設け、対応係合部6には、左右外
側に湾曲して両者間に挿通間隙6aを形成する左右少な
くとも一対の係合片6b,6c,6dを設ける。係合片
6b,6c,6dは、その位置が互いに前後方向にずれ
るように配置する。そして、突出係合部5を対応係合部
6の挿通間隙6aへ挿入するときに、係合凸部5a,5
bが係合片6b,6c,6dを外側へ撓ませつつ進入し
て両者が係合するようにした。
【0005】本発明のカーテン吊り具1は、カーテン2
1への装着時に、挿入杆3と主杆2との間を弾性的に拡
開しつつ、挿入杆3をカーテンのひだ部に挿入する。挿
入杆3を所定位置まで差し込んだところで、突出係合部
5をカーテンに貫通させる。突出係合部5は、カーテン
21を隔てて対向位置する挿入杆3の対応係合部6内に
進入するが、この過程で、係合片6b,6c,6dが、
係合凸部5a,5bに押されて弾性的に外方へ撓んだ後
復元し、係合凸部5a,5bと係合片6b,6c,6d
とが係合する。この結果、挿入杆3と主杆2とが、突出
係合部5を介して結合され、相互のねじれが阻止される
と共に、吊り具1は、その上部においてカーテン21に
確実に係止されることになる。従って、カーテン21を
移動させるとき等に容易に揺動することがない。比較的
柔軟なプラスチック素材を用いて吊り具1を形成する場
合には、挿入杆3が撓んで揺動しやすいが、本発明にお
いては、上部の支持により確実に振れ止めされる。係合
片6b,6c,6dの位置が互いに前後方向にずれてい
るので、これを左右方向一対の比較的単純な金型で容易
に成型することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は吊り具の側面図、図2は吊り具の
正面図、図3は吊り具の背面図、図4はカーテンへの装
着状態の吊り具の側面図、図5は吊り具の一部を拡大し
た側面図、図6は図5におけるVI−VI断面図、図7は吊
り具の一部を拡大した背面図である。
【0007】図において、吊り具1は、弾性合成樹脂製
で、縦方向に伸びる主杆2と挿入杆3とを備えている。
挿入杆3と主杆2とは、下部において互いにほぼU字状
に連続し、上方は並行して伸びている。
【0008】主杆2は、ラチェット式に相対位置を上下
に変更可能なフック4を備えている。フック4は、図示
しないランナの吊り環に掛け止めるためのものである。
主杆2の上部には、挿入杆3側に、略直角に突出した突
出係合部5を備えている。
【0009】図6に示すように、突出係合部5は、延出
途上の左右両側面に、横断面が拡大した係合凸部5a,
5bを備えている。
【0010】挿入杆3は、主杆2を挿入杆3に接近させ
たときに、突出係合部5に対して弾性的に撓んで係合す
る対応係合部6を備えている。対応係合部6は、左右外
側に湾曲して両者間に挿通間隙6aを形成する係合片6
b,6c,6dを有する。係合片6b,6c,6dは、
夫々の位置が前後方向にずれており、左右方向に金型を
接合させて成型できるように構成されている。そして、
突出係合部5を対応係合部6の挿通間隙6aへ挿入する
ときに、係合凸部5a,5bが係合片6b,6c,6d
を外側へ撓ませつつ進入して両者が係合するように構成
されている。
【0011】突出係合部5は、カーテン21のひだ部2
2の縫い目を比較的に粗目にして、縫い目へ突き刺すよ
うにしてもよいし、ひだ部22の縫い目を一部とばし
て、この縫いとばし部へ挿入するようにしてもよい。
【0012】しかして、この実施形態の吊り具1は、挿
入杆3と主杆2との間を弾性的に拡開しつつ、挿入杆3
をカーテン21のひだ部22に挿入する。挿入杆3を所
定位置まで差し込んだら、突出係合部5をひだ部22の
合わせ目に貫通させる。突出係合部5は、カーテン21
を貫通し、対向する挿入杆3の対応係合部6の挿入間隙
6a内に進入する。突出係合部5の係合凸部5a,5b
が、対応係合部6の係合片6b,6c,6dを外方へ弾
性的に撓ませながら挿入間隙6a内に進入し、係合片6
b,6c,6dを通過すると夫々係合片6b,6c,6
dが弾性的に復元して係合する。カーテン21を貫通す
る突出係合部5を介して、主杆2と挿入杆3とが結合さ
れる結果、吊り具1は、カーテン21に確実に係止さ
れ、カーテン21を移動させるとき等に容易に揺動しな
いし、抜け落ちることがない。吊り具1は比較的柔軟な
プラスチック素材から成り、挿入杆3の基部が撓みやす
いが、挿入杆3と突出係合部5との係合により確実に振
れ止めされる。吊り具1をカーテン21から外すとき
は、主杆2を強く前方に引き、突出係合部5と対応係合
部6との係合を外した後、主杆2を挿入杆3から引き離
すように操作しつつ、挿入杆3をカーテン21から下方
へ引き抜く。
【0013】なお、本発明は図示の実施形態に限定され
るものではなく、例えばフック体4が、主杆2と一体に
構成されている合成樹脂製の吊り具にも適用することが
できるし、十分な係合力が得られれば、対応係合部6の
係合片を左右一対とすることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、突出
係合部5と対応係合部6との係合により、カーテン21
に対する揺動、離脱を確実に阻止することができ、係合
片6b,6c,6dの位置が互いに前後方向にずれてい
るので、これを左右方向一対の比較的単純な金型で容易
に成型することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊り具の側面図である。
【図2】吊り具の正面図である。
【図3】吊り具の背面図である。
【図4】カーテンへの装着状態の吊り具の側面図であ
る。
【図5】吊り具の一部を拡大した側面図である。
【図6】図5におけるVI−VI断面図である。
【図7】吊り具の一部を拡大した背面図である。
【符号の説明】
1 カーテン吊り具 2 主杆 3 挿入杆 4 フック 5 突出係合部 5a 係合突部 5b 係合突部 6 対応係合部 6a 挿入間隙 6b 係合片 6c 係合片 6d 係合片 21 カーテン 22 ひだ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンに対して下方から挿入して取付
    けるための縦方向に伸びる挿入杆と、 この挿入杆に対して下部でほぼU字状に連続し、装着状
    態でカーテンの前面側を挿入杆に沿って縦方向に伸び、
    カーテンの吊り環に掛け止めるためのフックを有する主
    杆とを具備し、 前記挿入杆をカーテンに挿入し、挿入杆と主杆との間で
    カーテンを挟んでカーテンに装着される弾性合成樹脂製
    のカーテン吊り具であって、 前記主杆には、装着時にカーテンを前後方向に貫通でき
    るように前記挿入杆に向かって突出する突出係合部を有
    し、 前記挿入杆は、前記主杆を挿入杆に接近させたときに、
    前記突出係合部に対して弾性的に撓んで係合する対応係
    合部を有し、 前記突出係合部と対応係合部との係合により、カーテン
    に対する前後左右への揺動、離脱を阻止するものにおい
    て、 前記突出係合部は、その延出途上に、横断面が拡大した
    係合凸部を有し、 前記対応係合部は、左右外側に湾曲して両者間に挿通間
    隙を形成する左右少なくとも一対の係合片を有し、 この係合片は、左右のものの位置が互いに前後方向にず
    れるように配置されており、 前記突出係合部を前記対応係合部の挿通間隙へ挿入する
    ときに、前記係合凸部が前記係合片を外側へ撓ませつつ
    進入して両者が係合するようにしたことを特徴とするカ
    ーテン吊り具。
  2. 【請求項2】 前記フックが前記主杆と別体に構成さ
    れ、かつ主杆に対して下方へラチェット式にスライド可
    能に係合していることを特徴とする請求項1に記載のカ
    ーテン吊り具。
  3. 【請求項3】 前記フックが前記主杆と一体に構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカーテン吊り
    具。
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