JP2552571Y2 - ベルト用ハンガー - Google Patents
ベルト用ハンガーInfo
- Publication number
- JP2552571Y2 JP2552571Y2 JP7290091U JP7290091U JP2552571Y2 JP 2552571 Y2 JP2552571 Y2 JP 2552571Y2 JP 7290091 U JP7290091 U JP 7290091U JP 7290091 U JP7290091 U JP 7290091U JP 2552571 Y2 JP2552571 Y2 JP 2552571Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- holding
- hanger
- holding piece
- insertion fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ベルトを商品として陳
列する際に用いるハンガーに関する。さらに詳しくは、
比較的高級のベルトを陳列するに際し、盗難防止のため
にベルトを取り外せないようにした陳列用ベルトハンガ
ーの改良に関するものである。
列する際に用いるハンガーに関する。さらに詳しくは、
比較的高級のベルトを陳列するに際し、盗難防止のため
にベルトを取り外せないようにした陳列用ベルトハンガ
ーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトの締め金具と、陳列用ベル
トハンガー(以下ベルト用ハンガーという)について説
明する。 図6はベルトの締め金具を示すものであり、aはバ
ックル、bはトップ、cはピンと称されるタイプであ
る。 図7は図6に示す締め金具のタイプに応じて用いら
れるベルト用ハンガーを示すものであり、aはバックル
タイプ用、bはトップタイプ用、cはピンタイプ用であ
る。 図8は、図6に示す締め金具をそれぞれのタイプに
応じたハンガーに装着した状態を示す。 aのバックルタイプの場合は装着するのが容易でなく、
しかも取り外すために鋏等を用いて切断することになれ
ば、切断部分がかなり広範囲になり面倒であるという欠
点を有する。 bのトップタイプ、cのピンタイプどちらの場合も装着
するのは簡単であるが、容易に取り外すことができない
ようにするためには、それぞれの嵌合部において嵌合凹
部15から突き出た嵌合凸部16の先端を焼きごて等を
用いて加熱、軟化変形させ、抜けないようにしなければ
ならない。
トハンガー(以下ベルト用ハンガーという)について説
明する。 図6はベルトの締め金具を示すものであり、aはバ
ックル、bはトップ、cはピンと称されるタイプであ
る。 図7は図6に示す締め金具のタイプに応じて用いら
れるベルト用ハンガーを示すものであり、aはバックル
タイプ用、bはトップタイプ用、cはピンタイプ用であ
る。 図8は、図6に示す締め金具をそれぞれのタイプに
応じたハンガーに装着した状態を示す。 aのバックルタイプの場合は装着するのが容易でなく、
しかも取り外すために鋏等を用いて切断することになれ
ば、切断部分がかなり広範囲になり面倒であるという欠
点を有する。 bのトップタイプ、cのピンタイプどちらの場合も装着
するのは簡単であるが、容易に取り外すことができない
ようにするためには、それぞれの嵌合部において嵌合凹
部15から突き出た嵌合凸部16の先端を焼きごて等を
用いて加熱、軟化変形させ、抜けないようにしなければ
ならない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記のように従来の技
術において、つぎのような問題点を有している。図6に
示すような3種の締め金具に対応して、図7のようにそ
れぞれ別種のハンガーを用いねばならないこと、そのこ
とによる多品種製造、多品種在庫に伴う管理上の問題や
使用する際のわずらわしさがあること、締め金具にハン
ガーを取付ける際の手間を簡略化し、しかも容易には取
り外せないようにする必要があることなどである。
術において、つぎのような問題点を有している。図6に
示すような3種の締め金具に対応して、図7のようにそ
れぞれ別種のハンガーを用いねばならないこと、そのこ
とによる多品種製造、多品種在庫に伴う管理上の問題や
使用する際のわずらわしさがあること、締め金具にハン
ガーを取付ける際の手間を簡略化し、しかも容易には取
り外せないようにする必要があることなどである。
【0004】本考案の目的は、3種の締め金具のいずれ
にも利用できて、装着が容易で、装着後は容易に取り外
せないベルト用商品陳列ハンガーを提供することであ
る。
にも利用できて、装着が容易で、装着後は容易に取り外
せないベルト用商品陳列ハンガーを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、検討を重ねた結果、つぎの構成からなるベルト用ハ
ンガーを完成するに到った。すなわち、本考案のベルト
用ハンガーは、フック1、ベルト金具持着帯2、および
ベルト挾持部からなる吊具であって、該ベルト挾持部は
挾持片4a,4b、連接遊動部5、挿着固定部6a,6
bからなり、挾持片4aはその中央部にベルト金具持着
帯2の下縁が連着し、その4aの一方の端に挿着固定部
6aがあり、他方に連接遊動部5を通じて挾持片4bが
連接し、挾持片4bは挾持片4aとの間にベルト金具を
挾むための空間を形成するように成型され、その末端に
挿着固定部6bがあり、挿着固定部6aと6bは一方を
突設して、他方を穿設し、ベルト金具持着帯2には2つ
以上の金具持着孔3を穿設し、ベルト金具持着帯2の上
縁にフック1が連設していることを特徴とする。
め、検討を重ねた結果、つぎの構成からなるベルト用ハ
ンガーを完成するに到った。すなわち、本考案のベルト
用ハンガーは、フック1、ベルト金具持着帯2、および
ベルト挾持部からなる吊具であって、該ベルト挾持部は
挾持片4a,4b、連接遊動部5、挿着固定部6a,6
bからなり、挾持片4aはその中央部にベルト金具持着
帯2の下縁が連着し、その4aの一方の端に挿着固定部
6aがあり、他方に連接遊動部5を通じて挾持片4bが
連接し、挾持片4bは挾持片4aとの間にベルト金具を
挾むための空間を形成するように成型され、その末端に
挿着固定部6bがあり、挿着固定部6aと6bは一方を
突設して、他方を穿設し、ベルト金具持着帯2には2つ
以上の金具持着孔3を穿設し、ベルト金具持着帯2の上
縁にフック1が連設していることを特徴とする。
【0006】本考案のベルト用ハンガーは、プラスチッ
クスにより1体成型されたものが好ましく、樹脂として
はポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン‐塩化ビニ
ル共重合体、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂があげら
れる。
クスにより1体成型されたものが好ましく、樹脂として
はポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン‐塩化ビニ
ル共重合体、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂があげら
れる。
【0007】本考案のベルト用ハンガーは、図1
(a),(b)に示す。 (a)は全体図であり、フック1、金具持着孔3が2つ
以上連設されているベルト金具持着帯2、ベルト挾持部
4a,4bからなることを示す。 (b)はベルト金具挾持部の斜視図であり、ベルト挾持
片4aと4bは連接遊動部5でつながり、挿着固定部6
aと6bは、一方は凸部6a、他方は凹部6bであり、
これらを挿着することにより固定する。挾持片4aと挾
持片4bはベルト金具を挾むようになっている。挾持片
4bはベルト金具を自由に装着できるように自由に曲が
るような材料で成型する。また、挾持片の4aと4bの
間にベルト金具が挾まる空間ができるように図1(b)
のような角7があるように成型する必要がある。連接遊
動部5も挾持片4bが自由に動くような形状に成型す
る。
(a),(b)に示す。 (a)は全体図であり、フック1、金具持着孔3が2つ
以上連設されているベルト金具持着帯2、ベルト挾持部
4a,4bからなることを示す。 (b)はベルト金具挾持部の斜視図であり、ベルト挾持
片4aと4bは連接遊動部5でつながり、挿着固定部6
aと6bは、一方は凸部6a、他方は凹部6bであり、
これらを挿着することにより固定する。挾持片4aと挾
持片4bはベルト金具を挾むようになっている。挾持片
4bはベルト金具を自由に装着できるように自由に曲が
るような材料で成型する。また、挾持片の4aと4bの
間にベルト金具が挾まる空間ができるように図1(b)
のような角7があるように成型する必要がある。連接遊
動部5も挾持片4bが自由に動くような形状に成型す
る。
【0008】挿着固定部の構造の一例が図2(a),
(b)である。この(a)が挿着固定部6a、(b)が
挿着固定部6bの詳細図である。挿着固定部の凸部6a
の頭部8は挿着固定部6bの挿着孔9に挿入し固定する
が、挿入は容易であるが、とりはずしが困難な構造であ
る。すなわち、頭部8は挿着孔9よりは大きい形状であ
るが挿入が容易なように先が丸くなり、いったん挿入す
ると孔とかみあってとれない形状である。
(b)である。この(a)が挿着固定部6a、(b)が
挿着固定部6bの詳細図である。挿着固定部の凸部6a
の頭部8は挿着固定部6bの挿着孔9に挿入し固定する
が、挿入は容易であるが、とりはずしが困難な構造であ
る。すなわち、頭部8は挿着孔9よりは大きい形状であ
るが挿入が容易なように先が丸くなり、いったん挿入す
ると孔とかみあってとれない形状である。
【0009】本考案のベルト用ハンガーに実際にベルト
を挿着した図が図3,4および5であり、この図によっ
て本考案のベルト用ハンガーの構造と機能をさらに説明
する。図3はバックル型、図4はトップ型、図5はピン
型を装着した図である。
を挿着した図が図3,4および5であり、この図によっ
て本考案のベルト用ハンガーの構造と機能をさらに説明
する。図3はバックル型、図4はトップ型、図5はピン
型を装着した図である。
【0010】図3のバックル型の装着の場合は、ベルト
取付金具11を挾持片の4aと4bで挾み、挿着部6a
と6bを挿着すればよい。図4のトップ型の装着の場合
は、ベルト取付金具11を挾持片の4aと4bで挾み、
金具12のピン14を金具持着孔3に差し込み、金具1
2を持着帯2にくっつけて後、挿着部の6aと6bを挿
着すればよい。図5のピン型を装着の場合は、ピン13
を金具持着孔3の2つの孔を通して後、金具12を挾持
片4aと4bで挾み、挿着部4a,4bを挿着固定すれ
ばよい。
取付金具11を挾持片の4aと4bで挾み、挿着部6a
と6bを挿着すればよい。図4のトップ型の装着の場合
は、ベルト取付金具11を挾持片の4aと4bで挾み、
金具12のピン14を金具持着孔3に差し込み、金具1
2を持着帯2にくっつけて後、挿着部の6aと6bを挿
着すればよい。図5のピン型を装着の場合は、ピン13
を金具持着孔3の2つの孔を通して後、金具12を挾持
片4aと4bで挾み、挿着部4a,4bを挿着固定すれ
ばよい。
【0011】
【考案の効果】本考案ベルト用ハンガーは、バックルタ
イプ、トップタイプ、ピンタイプのいずれのベルトにも
適用できるため、従来のようにタイプによって別種のハ
ンガーを用いる必要がない。そのためハンガーの製造、
在庫、使用の際の管理が合理化できる。また、ベルトの
金具をハンガーに取付ける際の手間は簡略化し、装着後
は取り外しが容易でないので盗難防止のためハンガーと
して効果がある。
イプ、トップタイプ、ピンタイプのいずれのベルトにも
適用できるため、従来のようにタイプによって別種のハ
ンガーを用いる必要がない。そのためハンガーの製造、
在庫、使用の際の管理が合理化できる。また、ベルトの
金具をハンガーに取付ける際の手間は簡略化し、装着後
は取り外しが容易でないので盗難防止のためハンガーと
して効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案のベルト用ハンガーの全体図で
ある。(b)は挾持部分の斜視図である。
ある。(b)は挾持部分の斜視図である。
【図2】(a)は挿着固定部の凸部6aの詳細図であ
る。(b)は挿着固定部の凹部6bの詳細図である。
る。(b)は挿着固定部の凹部6bの詳細図である。
【図3】本考案のベルト用ハンガーにバックル型金具を
装着した図である。
装着した図である。
【図4】本考案のベルト用ハンガーにトップ型金具を装
着した図である。
着した図である。
【図5】本考案のベルト用ハンガーにピン型金具を装着
した図である。
した図である。
【図6】ベルトの締め金具(a)はバックル型、(b)
はトップ型、(c)はピン型を示す。
はトップ型、(c)はピン型を示す。
【図7】従来のベルト用ハンガーを示す。(a)はバッ
クル型、(b)はトップ型、(c)はピン型を示す。
クル型、(b)はトップ型、(c)はピン型を示す。
【図8】図6に示す締め金具を図7の従来のハンガーに
挿着した図である。
挿着した図である。
【符号の説明】 1 フック 2 ベルト金具持着帯 3 金具持着孔 4a ベルト挾持片 4b ベルト挾持片 5 連接遊動部 6a 挿着固定部(凸部) 6b 挿着固定部(凹部) 7 ベルト挾持片の角 8 挿着固定部(凸部)6aの頭部 9 挿着固定部(凹部)6bの挿着孔 11 ベルト取付金具 12 ベルト締め金具(バックル) 13 ピン 14 ピン 15 嵌合凹部 16 嵌合凸部
Claims (2)
- 【請求項1】 フック1、ベルト金具持着帯2、および
ベルト挾持部からなる吊具であって、該ベルト挾持部は
挾持片4a,4b、連接遊動部5、挿着固定部6a,6
bからなり、挾持片4aはその中央部にベルト金具持着
帯2の下縁が連着し、その4aの一方の端に挿着固定部
6aがあり、他方に連接遊動部5を通じて挾持片4bが
連接し、挾持片4bは挾持片4aとの間にベルト金具を
挾むための空間を形成するように成型され、その末端に
挿着固定部6bがあり、挿着固定部6aと6bは一方を
突設して、他方を穿設し、ベルト金具持着帯2には2つ
以上の金具持着孔3を穿設し、ベルト金具持着帯2の上
縁にフック1が連設していることを特徴とするベルト用
ハンガー。 - 【請求項2】 挿着部固定部の突設した凸部6aの頭部
8が穿設した凹部6bの挿着孔9より大きい形状である
請求項1記載のベルト用ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290091U JP2552571Y2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | ベルト用ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290091U JP2552571Y2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | ベルト用ハンガー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515864U JPH0515864U (ja) | 1993-03-02 |
JP2552571Y2 true JP2552571Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=13502686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7290091U Expired - Lifetime JP2552571Y2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | ベルト用ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552571Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6181334B1 (ja) * | 2016-09-05 | 2017-08-16 | 陽之助 三木 | ベルト用吊下げ具、及び、ベルト用吊下げ具を用いたベルト吊下げ構造 |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP7290091U patent/JP2552571Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515864U (ja) | 1993-03-02 |
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