JPH0726322Y2 - ブラジャーの留め具 - Google Patents

ブラジャーの留め具

Info

Publication number
JPH0726322Y2
JPH0726322Y2 JP6510489U JP6510489U JPH0726322Y2 JP H0726322 Y2 JPH0726322 Y2 JP H0726322Y2 JP 6510489 U JP6510489 U JP 6510489U JP 6510489 U JP6510489 U JP 6510489U JP H0726322 Y2 JPH0726322 Y2 JP H0726322Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engaging
engaging member
plate portion
fastener
locking plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6510489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH036406U (ja
Inventor
美佐子 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacoal Corp
Original Assignee
Wacoal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacoal Corp filed Critical Wacoal Corp
Priority to JP6510489U priority Critical patent/JPH0726322Y2/ja
Publication of JPH036406U publication Critical patent/JPH036406U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0726322Y2 publication Critical patent/JPH0726322Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buckles (AREA)
  • Corsets Or Brassieres (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ブラジャーの左右の締付け帯紐同士を連接
するための留め具に関する。
〔従来の技術〕
この種のブラジャーの留め具としては、左右の締付け帯
紐のうちの一方の先端部に環状金具を縫着し、他方の先
端部に鉤状金具を縫着して、鉤状金具の鉤状先端部を環
状金具に引っ掛けることにより両者を係止するようにし
た鉤ホック式のものが、従来最も一般的に用いられてい
る。
この鉤ホック式の留め具によりブラジャーの左右の締付
け帯紐同士を連接するときは、ブラジャーを身体の所定
部位に当てがった状態で、左右の手で左右の締付け帯紐
のそれぞれの端部を把持し、両手を背中側へ回して締付
け帯紐を少し引っ張りながら、一方の締付け帯紐の先端
部に取り付けられた鉤状金具の鉤状先端部を、他方の締
付け帯紐の先端部に取り付けられた環状金具の留め環に
嵌め合わせるようにする。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この留め具の係止動作は、両手を背中側へ回
し、しかも目で見ないで環状金具の小さい留め環の中へ
鉤状金具の鉤状先端部を挿入して引っ掛けるものであっ
て、毎日行なっている動作であるが、中々やり辛いもの
であり、結構手間取ったりする。
この考案は、従来の鉤ホック式の留め具に比べ、簡単に
かつ確実に係止できるようなブラジャーの留め具を提供
することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、左右の締付け帯紐のそれぞれの先端部に取
着され、それぞれ平板状に形成された一対の係合部材に
よりブラジャーの留め具を構成し、一方の係合部材に
は、その平面部に、他方の係合部材の板厚に相当する高
さの支持部が垂設されて、その支持部に、その支持部よ
り大きな面積を有し平面形状が多角形の係止板部が一体
的に、平面部と平行に形設されている。また、他方の係
合部材には、その平面部に、前記係止板部が遊嵌する透
孔を設され、かつその透孔の周縁部に、前記係止板部を
前記透孔に嵌通させて一方の係合部材の平面部と係止板
部との間に他方の係合部材を挾んだ状態で摺接させなが
ら一方の係合部材を他方の係合部材に対し相対的に所定
角度回動させたときに係止板部の側面と当接する停止片
が複数個突設されている。そして、前記停止片の少なく
とも1つと、その停止片に当接する、係止板部の側面部
位とのうちの一方が帯磁材料で形成され、他方を帯磁材
料もしくは鉄材により形成されている。
〔作用〕
上記構成の留め具は、ブラジャーの左右の締付け帯紐の
各先端部にそれぞれ取着されている係合部材同士を互い
に接近させ、一方の係合部材の係止板部を他方の係合部
材の透孔に完全に嵌通させ、一方の係合部材の平面部と
係止板部との間に他方の係合部材を挾んだ状態で、一方
の係合部材と他方の係合部材とを摺接させながら一方の
係合部材を他方の係合部材に対し相対的に所定角度回動
させると、一方の係合部材の係止板部の側面と他方の係
合部材の停止片とが当接して、回動が止められる。この
ようにして両係合部材同士が係合され、左右の締付け帯
紐が1本に繋げられる。そして、この状態においては、
係止板部の、少なくとも1つの側面部位と、それに当接
している停止片とは、磁力によって互いに吸着し合って
いるので、一方の係合部材が他方の係合部材に対し回動
するようなことが防止され、両係合部材が外れたりする
ようなことはない。
〔実施例〕
以下、この考案の好適な実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第1図は、この考案に係るブラジャーの留め具を外した
状態を示す斜視図、第2図はその正面図、第3図は第2
図のIII−III矢視断面図である。この留め具は、一対の
係合部材10、12から構成されており、それぞれの係合部
材10、12は、例えばプラスチックにより、平面形状が矩
形の平板状に成型されている。各係合部材10、12の平面
部14、16の寸法はそれぞれ、例えば縦が20〜25mm、横が
25〜30mm、厚みが2mm程度である。各係合部材10、12
は、平面部14、16の一端部に穿設された取付孔18、20に
ブラジャーの左右の締付け帯紐22、24の先端部がそれぞ
れ取着されている。
一方の係合部材10には、その平面部14に円柱状の支持部
26が垂設されており、その支持部26に平面形状が正三角
形の係止板部28が平面部14と平行に一体的に連設されて
いる。支持部26の高さは、他方の係合部材12の板厚に相
当する寸法、すなわち2mm程度とされる。また、係止板
部28は、正面から見た場合に、第2図に示すように支持
部26が完全に隠れる程度の大きさに形成される。そし
て、三角形状をなす係止板部28の3辺のうちの1辺の側
面部位30は、帯磁材料によって形成されている。
また、他方の係合部材12には、その平面部16に透孔32が
穿設されている。透孔32の形状は、係止板部28と相似形
の正三角形であるが、第1図及び第2図に示したように
両係合部材10、12を並置したとき、係止板部28に対し位
相が60°だけずれるように透孔32が平面部16に形成され
ている。また、透孔32は、係止板部28が遊嵌し得るよう
に係止板部28より僅かに大きく形成されている。透孔32
の周縁部には、3個の停止片34、36、38が突設されてい
る。各停止片34、36、38には、係止板部28の3つの側面
と当接する当接面40、42、44がそれぞれ形成されてい
る。そして、係止板部28の側面部位30と当接する停止片
34は、帯磁材料によって形成されている。尚、停止片34
は、その一部だけが帯磁材料で出来ていてもよい。
以上のような留め具が取り付けられたブラジャーを身体
に装着するときは、ブラジャーを身体に当てがい、留め
具の両係合部材10、12を左右の手で持って両方の手を背
中へ回し、両係合部材10、12を互いに接近させ、第2図
に示したような状態から各係合部材10、12を互いに反対
方向へそれぞれ30°ずつ回動させ、その状態で、第4図
(a)に示すように、一方の係合部材10の係止板部28を
他方の係合部材12の透孔32に嵌通させ、係止板部28を係
合部材12の平面部16の表側に突出させる。
次に、各係合部材10、12を、矢印で示すように互いに反
対方向へ回動させ、一方の係合部材10の平面部14と係止
板部28との間に他方の係合部材12の平面部16を挾んだ状
態で、一方の係合部材10と他方の係合部材12とを摺接さ
せながら、第4図(b)に示すように、両係合部材10、
12を回動させる。そして、それぞれの係合部材10、12を
互いに反対方向へ30°ずつ回動(両係合部材10、12を相
対的に60°回動)させたとき、第4図(c)に示すよう
に、一方の係合部材10の係止板部28の3つの側面が、他
方の係合部材12の各停止片34、36、38の当接面40、42、
44にそれぞれ当接して、それ以上は回動できなくなる。
第5図に、この留め具を係止した状態を真上から見た平
面図を示す。
以上のようにして留め具が係止された状態においては、
両締付け帯紐22、24によって両係合部材10、12が互いに
反対方向へ引っ張られているとともに、一方の係合部材
10の係止板部28の1つの側面部位30と、それに当接して
いる停止片34とは、磁力によって互いに吸着し合ってい
るので、ブラジャーの装着時において、係合部材10、12
の一方が他方に対し相対的に回動するようなことが防止
され、両係合部材10、12が外れたりするようなことは起
こらない。
留め具を取り外すときは、両係合部材10、12を相対的に
60°回動させて、係止板部28と透孔32とを重ね合わせた
後、両係合部材10、12にその各平面部14、16と直交する
方向へ互いに反対向きの力をそれぞれ加えて、両係合部
材10、12を引き離すようにすれば、簡単に脱着すること
ができる。
この考案のブラジャーの留め具は以上のような構成を有
するが、この考案の範囲は上記説明並びに図面の内容に
よって限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形例を包含し得る。すなわち、係合部材の形
状は図示例のものに限定されないことは勿論であるが、
係止板部や透孔の形状も正三角形に限定されず、四角
形、五角形、六角形等であってもよい。また、係止板部
又は停止片のうちの一方を帯磁材料にし他方を鉄材にす
るようにしてもよく、さらにまた、一組の停止片と係止
板部の側面部位だけでなく、他の停止片と係止板部の側
面部位も帯磁材料で形成するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したように構成されかつ作用するの
で、この考案に係る留め具をブラジャーの留め具として
用いるときは、従来の鉤ホック式の留め具を用いたもの
に比べ、その係止動作を簡単に行なうことができ、ブラ
ジャーの装着に手間取ったりするようなことが無くなる
とともに、ブラジャーの装着中に留め具が外れるといっ
たことも決して無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るブラジャーの留め具を外した
状態を示す斜視図、第2図はその正面図、第3図は第2
図のIII−III矢視断面図、第4図(a)〜(c)は、こ
の留め具の係止動作を説明するための正面図、第5図
は、この留め具を係止した状態を真上から見た平面図で
ある。 10、12…係合部材、14、16…平面部、22、24…締付け帯
紐、26…支持部、28…係止板部、30…側面部位(帯磁材
料)、32…透孔、34…停止片(帯磁材料)、36、38…停
止片、40、42、44…当接面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の締付け帯紐のそれぞれの先端部に取
    着される一対の係合部材からなり、それら係合部材を互
    いに係合させることにより左右の締付け帯紐同士を連接
    するブラジャーの留め具において、前記各係合部材をそ
    れぞれ平板状に形成し、一方の係合部材の平面部に、他
    方の係合部材の板厚に相当する高さの支持部を垂設し
    て、その支持部に、その支持部より大きな面積を有し平
    面形状が多角形の係止板部を一体的に、平面部と平行に
    形設し、他方の係合部材の平面部に、前記係止板部が遊
    嵌する透孔を穿設し、かつその透孔の周縁部に、前記係
    止板部を前記透孔に嵌通させて一方の係合部材の平面部
    と係止板部との間に他方の係合部材を挾んだ状態で摺接
    させながら一方の係合部材を他方の係合部材に対し相対
    的に所定角度回動させたときに係止板部の側面と当接す
    る停止片を複数個突設するとともに、前記停止片の少な
    くとも1つと、その停止片に当接する、係止板部の側面
    部位とのうちの一方を帯磁材料で形成し、他方を帯磁材
    料もしくは鉄材により形成したことを特徴とするブラジ
    ャーの留め具。
JP6510489U 1989-06-03 1989-06-03 ブラジャーの留め具 Expired - Lifetime JPH0726322Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6510489U JPH0726322Y2 (ja) 1989-06-03 1989-06-03 ブラジャーの留め具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6510489U JPH0726322Y2 (ja) 1989-06-03 1989-06-03 ブラジャーの留め具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH036406U JPH036406U (ja) 1991-01-22
JPH0726322Y2 true JPH0726322Y2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=31596636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6510489U Expired - Lifetime JPH0726322Y2 (ja) 1989-06-03 1989-06-03 ブラジャーの留め具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0726322Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM337011U (en) * 2008-01-31 2008-07-21 Nifco Taiwan Corp Hanging buckle
TWI512207B (zh) * 2010-02-08 2015-12-11 Faith Co Ltd Connector

Also Published As

Publication number Publication date
JPH036406U (ja) 1991-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4771478A (en) Towel and garment means
US5715538A (en) Method of securing a necktie to a shirt front and device therefor
JPS5939086Y2 (ja) ラジエ−タグリル取付構造
JPH0726322Y2 (ja) ブラジャーの留め具
JPH0431511U (ja)
KR200395720Y1 (ko) 유아용 카시트의 벨트 세트클립
JPH0217207Y2 (ja)
JPH0450147Y2 (ja)
JP2552571Y2 (ja) ベルト用ハンガー
JP2002165616A (ja) 布止め具
JPH025124Y2 (ja)
JPH0618381Y2 (ja) 歯科実習用マネキン咬合器の着脱装置
JPH0452483Y2 (ja)
JP3823127B2 (ja) 腕バンド用セフテイ−バックル
JPH0120890Y2 (ja)
JPS6018127Y2 (ja) パネル引掛式物品保持具
JPH0356540Y2 (ja)
JPS6335625Y2 (ja)
JPH0139446Y2 (ja)
JP2578645Y2 (ja) ハンガー等に於ける金属フックの取付装置
JPS5812755Y2 (ja) 容器の蓋止め用緊締具
JPH026604Y2 (ja)
JPH0731706Y2 (ja) 蓋付きバッグの係止具
JPH0515770Y2 (ja)
JPS58139916U (ja) 腕輪などのフアスナ−