JPH0618381Y2 - 歯科実習用マネキン咬合器の着脱装置 - Google Patents

歯科実習用マネキン咬合器の着脱装置

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JPH0618381Y2
JPH0618381Y2 JP1987151144U JP15114487U JPH0618381Y2 JP H0618381 Y2 JPH0618381 Y2 JP H0618381Y2 JP 1987151144 U JP1987151144 U JP 1987151144U JP 15114487 U JP15114487 U JP 15114487U JP H0618381 Y2 JPH0618381 Y2 JP H0618381Y2
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JP
Japan
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fixed
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shaft
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松之 三宅
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Nissin Dental Products Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、歯科実習用マネキン咬合器のヘッドベースへ
の着脱装置に関する。
従来技術 歯科実習用マネキンは、一般に咬合器を頭部模型に取り
つけて使用されるが、咬合器の頭部模型への着脱がボル
ト・ナット式などで実施するため、作業性が悪く、ま
た、咬合器にパッキンを噛ませて使用する場合など、咬
合器の固定位置が厚さ方向に異なる場合など安定した固
定がし難いという問題があった。
例えば、実願昭60-107,301号公報には、人の頭部を模し
た顔面模型に、歯列模型を着脱自在に支持可能な支持台
部が着脱自在となった顔面装着機構が開示されており、
この機構においては、支持台部側に設けられた操作用部
片の係止孔に、顔面模型側に設けられた固定用軸が挿通
され、この部片がバネにより摺動可能であることにより
固定用軸が係止される。
ところが、この装着機構の場合、支持台部と顔面模型
が、バネの復元弾力により固定されているだけなので、
バネの弾力が弱いと両者の固定が不安定なものとなり、
支持台部が顔面模型から不用意に脱落する恐れがあっ
た。逆に、バネの弾力が強いと、両者を確実に固定する
ことはできるが、バネの弾性に逆らって操作用部片を操
作させるのに大きな力が必要となり、操作しにくいとい
う問題点があった。
考案の目的 そこで、本考案では、咬合器をレバー操作で簡単に頭部
模型に着脱でき、しかも、咬合器の固定位置が多少上下
に移動しても、常に安定した固定が可能となる、歯科実
習用マネキン咬合器のヘッドベースへの着脱装置を提供
することを目的とする。
考案の構成 本考案では、咬合器を頭部模型に取りつけて使用する歯
科実習用マネキンにおいて、咬合器の頂部に取りつけら
れた固定軸の先端部周囲に一定幅の溝を設け、頭部模型
に取りつけた該固定軸の固定手段として、レバー操作で
固定軸を軸穴内で押圧固定できる押圧部材を使用し、同
時に、咬合器装着時に固定軸の上記溝内に位置し、スト
ッパーとして働く、変形円板を使用することによって、
上記目的を達成したものである。
即ち、本考案の装置では、図面に一例を示す如く、咬合
器(1)の頂部に取りつけられた固定軸(3)を頭部模型(2)
のヘッドベース(13)の軸穴(5)に挿入して、ヘッドベー
ス(13)に咬合器(1)を固定するものであるが(第1図参
照)、固定軸(3)の先端部周囲には溝(4)を設け、ヘッド
ベース(13)の上面には固定軸(3)の固定手段として、上
記軸穴(5)に並んで、後頭部側に、中央部に軸穴(5′)を
有する押圧部材(6)が、軸穴(5′)内に配置された偏心輪
(7)によって前後動可能に取りつけられている。
更に、偏心輪(7)の上方には外周部に円弧状の切欠き部
(8)を有する円板(9)が偏心輪駆動軸(10)と同心的に取り
つけられており、また、押圧部材(6)の前端部には、軸
穴(5)の縁の円周の一部と実質的に対応した、円弧状の
切欠き部(8′)が存在し、これらは、レバー(11)による
偏心輪(7)の回転に従って、次のような作用するよう
に、ヘッドベース(13)に取りつけられる。
即ち、偏心輪(7)に取りつけられたレバー(11)を開放位
置にもたらした状態では、上記押圧部材(6)が後退し、
押圧部材(6)の切欠き部(8′)が上記固定軸(3)を軸穴(5)
からはずれて位置し、上記円板(9)の切欠き部(8)が、上
記固定軸(3)の軸穴(5)の縁に沿って該軸穴(5)の外側に
位置し、円板(9)は固定軸(3)の溝(4)内に位置せず、固
定軸(3)は押圧部材(6)から離れて自由に軸穴(5)内に挿
入(又は取り外し)できる(第2図、第5図A及び第6
図A参照)。
一方、レバー(11)を固定位置にもたらした状態では、偏
心輪(7)によって上記押圧部材(6)は前方に移動し、上記
切欠き部(8′)が上記固定軸(3)の溝(4)が存在しない周
囲を軸穴(5)内で前方に押圧固定するように作用し、上
記円板(9)の切欠き部(8)は上記軸穴(5)からずれて、円
板(9)の円周部分(12)が上記溝(4)内に位置し、押圧部材
(6)による固定軸(3)の押圧力が低下しても、溝(4)内の
円板(9)がストッパーとして働き、固定軸(3)が外れるこ
とがない(第5図B及び第6図B参照)。
また、咬合器(1)にパッキンなどを装着して、ヘッドベ
ース(13)から突出する固定軸(3)の高さが変化しても、
溝(4)の幅の範囲内では、円板(9)の補助的な働きによ
り、咬合器(1)の頭部模型(2)への安定した装着が可能と
なる。
なお、ヘッドベース(13)上には、第5図A及びBに示さ
れるように、押圧部材(6)の側面に沿って当て板(14)を
取り付けることが好ましく、この当て板(14)を設けた場
合には、押圧固定する際、押圧部材(6)の前後方向への
直線的な移動が安定して実施できる。また、レバー(11)
は、第5図A及びBに示されるように、ほぼ90°の角
度で移動可能に取りつけられるのが好ましく、この場合
には簡単な操作で、円板(9)の円周部分(12)が、固定軸
(3)の溝(4)内に確実に挿入できる。更に、ヘッドベース
(13)上には、レバー(11)を固定位置に固定するための固
定手段(15)を設けるのが良く(第2図参照)、この固定
手段(15)はレバー(11)の位置を固定可能なものであれば
構造は特に限定されない。
なお、図面の実施例で使用した固定軸(3)及び固定手段
は第3図及び第4図の如き部品によって構成されてい
る。
考案の効果 本考案の装置は、レバー(11)の操作で簡単に咬合器(1)
を頭部模型(2)に着脱でき、しかも、レバー(11)を完全
に開放位置に至るまで、咬合器(1)の固定軸(3)の先端部
の溝(4)内に、押圧部材(6)の上方に位置する変形円板
(9)が、挿入された状態となり、軸穴(5)から固定軸(3)
が不用意に脱落するのが防止され、非常に安定した咬合
器の装着が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例の使用状態(頭部模型のヘッドを
開放した状態)を示す側面図、第2図は第1図の例にお
ける頭部模型のヘッドを開放した状態を示す平面図、第
3図は第1図の例における固定軸の組立部品の説明図、
第4図は第1図の例における固定手段の組立部品の説明
図、第5図は固定軸の着脱状態(Aは固定軸が固定され
ていない状態、Bは固定された状態)を示す説明図、第
6図A、Bはそれぞれ、第5図A、BのX−Y線断面図
である。 (1)……咬合器、(8)(8′)……切欠き部 (2)……頭部模型、(9)……円板 (3)……固定軸、(10)……駆動軸 (4)……溝、(11)……レバー (5)(5′)……軸穴、(12)……円周部分 (6)……押圧部材、(13)……ヘッドベース (7)……偏心輪、(14)……当て板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】咬合器(1)を頭部模型(2)に取りつけて使用
    する歯科実習用マネキンにおいて、咬合器(1)の頂部に
    取りつけられた固定軸(3)の先端部周囲に一定幅の溝(4)
    が設けられており、 頭部模型(2)のヘッドベース(13)の中央部に上記固定軸
    (3)のための軸穴(5)が設けられ、この軸穴(5)に並ん
    で、後頭部側に、中央部に軸穴(5′)を有する押圧部材
    (6)が、軸穴(5′)内に配置された偏心輪(7)によって前
    後動可能に取りつけられており、 上記偏心輪(7)の上方には、外周部に円弧状の切欠き部
    (8)を有する円板(9)が偏心輪駆動軸(10)と同心的に取り
    つけられており、 上記押圧部材(6)の前端部に円弧状の切欠き部(8′)が存
    在し、上記切欠き部(8′)の縁は、上記軸穴(5)の縁の円
    周の一部と実質的に対応する円弧であり、 上記偏心輪(7)に取りつけられたレバー(11)を開放位置
    にもたらした状態で、上記押圧部材(6)は後退し、押圧
    部材(6)の切欠き部(8′)は上記固定軸(3)を軸穴(5)から
    はずれて位置し、上記円板(9)の切欠き部(8)が、上記固
    定軸(3)の軸穴(5)の縁に沿って該軸穴(5)の外側に位置
    し、 上記レバー(11)を固定位置にもたらした状態で、上記押
    圧部材(6)は前方に移動し、上記切欠き部(8′)で上記固
    定軸(3)を軸穴(5)内で前方に押圧固定するように作用
    し、上記円板(9)の切欠き部(8)は上記軸穴(5)からずれ
    て、円板(9)の円周部分(12)が上記溝(4)内に位置するよ
    うに構成されていることを特徴とする歯科実習用マネキ
    ン咬合器の着脱装置。
  2. 【請求項2】ヘッドベース(13)上、押圧部材(6)の側面
    に沿って当て板(14)が取りつけられていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】レバー(11)が90°の角度で移動可能に取
    りつけられていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項又は第2項記載の装置。
  4. 【請求項4】ヘッドベース(13)上に、レバー(11)を開放
    位置又は固定位置に固定するための固定手段(15)が設け
    られていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項〜第3項いずれか1項記載の装置。
JP1987151144U 1987-10-01 1987-10-01 歯科実習用マネキン咬合器の着脱装置 Expired - Lifetime JPH0618381Y2 (ja)

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