JP4382056B2 - 牛の鼻輪取付具 - Google Patents

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本発明は、牛の識別などのために牛の鼻に装着する鼻輪の取付具に関するものである。
牛の鼻輪には例えば図7〜図9に示すものがあり、これは、硬質合成樹脂製リングの一箇所を分離させてC字状環体1を形成し、一方の分離端に矢尻状の突刺杆2を、他方の分離端に前記突刺杆2が結合する挿通孔5を有する結合部3を形成し、突刺杆2の基端部の係止段部2aを結合部3に形成した係止部3aに係止して突刺杆2と結合部3を結合することで、穿孔具による鼻中隔への穿孔作業を不要とし、また、鼻輪の装着もリングの一端を突刺杆2を他端の結合部3に挿入するだけの作業で足りるものとして、ネジ等で両端を連結する作業も不要としたものである。
図中4は、結合部3の外側に形成した成形時の脱型のための抜き孔、6は成形時のひずみを防止するための肉盗み孔を示す。
ところで、前記C字状環体1を牛の鼻に取付けるには、図5に示すような取付具を使用する。この取付具は、一対の杆7a,7bの中央部を相互に軸着して鋏状に形成し、断面を内面が半円弧状の溝8に形成し、両端部に鼻輪の突刺杆2と結合部3をそれぞれ係止する係止部9a,9bを形成してある(例えば特許文献1参照)。
前記係止部9bの形状は、図9に示すようにC字状環体1の結合部3の外形形状が横向の略蒲鉾型であることから、これに合致するような形状として、図6の正面図に示すように、断面略コ字形に形成してある。
そして、結合部3を係止部9bに装着するには、係止部9bの略コ字形の凹部内に略蒲鉾型の結合部3を無理やり押し込む。
特開平10−84804号公報
取付具に鼻輪を取付ける際、取付具の係止部9bに鼻輪の結合部3を無理やり押しこむ方法では、作業に手間取り、作業性がよくなく、時間も要して効率がよくない。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、鼻輪を取付具に装着する際、ワンタッチ的に簡単に行うことができ、効率がよく作業性を向上できる牛の鼻輪の取付具を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、弾性体よりなるC字状環体の一端に矢尻状の突刺杆を設け、他端に前記突刺杆が係止する結合部を設けた牛の鼻輪の取付具であって、一対の杆の中央部を相互に軸着して鋏状に形成し、その開口部を鼻輪の形状に合せるとともに、断面を内面が半円弧状の溝に形成し、両端部に鼻輪の突刺杆と結合部をそれぞれ係止する係止部を形成した牛の鼻輪取付具において、前記結合部が係止する係止部を、係止孔を設けた平板状に形成し、この係止孔に嵌入する突起と、鼻輪に設けてある孔に挿入する突起とを対向面に備えたアタッチメントを、前記係止部に着脱自在に組合わせたことを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、アタッチメントに設けてある突起を取付具に設けてある係止孔に挿入すれば、アタッチメントが取付具に装着され、この状態で鼻環に形成してある孔がアタッチメントに設けた突起に挿入されれば、鼻輪がアタッチメントを介して取付具に装着される。かかる装着は、突起と孔の嵌入だけで行える。
請求項2記載の発明は、鼻輪に設けてある孔は、成形時のひずみを防止する肉盗み孔であることを要旨とするものである。
請求項2記載の本発明によれば、アタッチメントに設けた突起に挿入される鼻輪側の孔は、肉盗み孔を利用するから、アタッチメントへの取付けのために別途格別に孔を穿設する必要がなく、鼻環に格別の加工を施さずにすむ。
以上述べたように本発明の牛の鼻輪取付具は、取付具に取付けたアタッチメントを介して突起と孔の嵌入による結合だけで、鼻輪を取付具に簡単に装着できるから、鼻輪の取付具への装着がワンタッチ的に容易に行えて作業性が向上するものである。
以下、図面について本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の牛の鼻輪取付具の実施形態を示す正面図で、鼻輪取付具の基本的構造および取付ける牛の鼻輪の構造は前記従来例と同様であり、鼻輪は、両端部に突刺杆2と結合部3が形成され、結合部3には外側に成形時の脱型のための抜き孔4、成形時のひずみを防止するための肉盗み孔6が形成してある。
取付具の基本構造は、一対の杆7a,7bの中央部を相互に軸着して鋏状に形成し、断面を内面が半円弧状の溝8に形成し、両端部に鼻輪の突刺杆2と結合部3をそれぞれ係止する係止部9a,9bを形成してある。
かかる取付具において、鼻輪の結合部3を係止する係止部9bの構造を、図2にも示すように係止孔10を設けた平板状部11に形成し、この平板状部11の先端にこれと直交する下向きの方向に突片15を後述のアタッチメントのストッパーとして突設する。
図中12は前記平板状部11の内側に着脱自在に取付けられるアタッチメントを示し、これは図3にも示すように、前記係止孔10に嵌入する突起13を上側に突設し、鼻輪の結合部3の外側に設けてある肉盗み孔6に挿入する4個の突起14を下側に突設した。
以上のようにして平板状部11とアタッチメント12とで鼻輪の係止部9bを構成する。かかる係止部9bを備える取付具に鼻輪を係止する方法を説明すると、鼻輪の突刺杆2が係止される一方の係止部9aについては従来と同様の方法で突刺杆2が保持される。
他方の係止部9bについては、アタッチメント12を平板状部11の下側にあてがい突起13を係止孔10に挿入すれば、図4に示すようにアタッチメント12に設けてある突起14が内側に突出する。
よって、鼻輪の結合部3をこのアタッチメント12の内側に装着すれば、鼻輪結合部3の外側に形成されている肉盗み孔6に突起14が挿入されて結合部3がアタッチメント12を介して係止部9bに係止される。
かかる鼻輪の結合部3の、取付具の係止部9bへの取付けは、突起14と肉盗み孔6との係合だけですみ、凹部内に無理に押しこむものではなく、ワンタッチ的に容易に行える。
なお、鼻輪には前記のタイプの他に、図10に示すように、結合部の強度を上げ、破損を防止する目的で、肉盗み孔6や抜き孔4を鼻輪の内側に形成したものがある。かかるタイプの鼻輪については、結合部3の外側に突起13を突設し、アタッチメント12を外した状態で、取付具の係止部9bに直接装着すれば、突起13が係止部9bに形成してある係止孔10に挿入して鼻輪が係止部9bに直接結合される。
本発明の牛の鼻輪取付具の実施形態を示す一部切欠いた正面図である。 本発明の牛の鼻輪取付具の実施形態を示す要部である係止部の平面図である。 本発明の牛の鼻輪取付具の実施形態を示す要部であるアタッチメントの平面側と底面側の説明図である。 本発明の牛の鼻輪取付具の実施形態を示す係止部にアタッチメントを取付けた状態の正面図である。 従来の牛の鼻輪取付具を示す一部切欠いた正面図である。 従来の牛の鼻輪取付具の係止部の側面図である。 牛の鼻輪の一例を示す一部切欠いた正面図である。 牛の鼻輪の結合部の平面図である。 牛の鼻輪の結合部の側面図である。 牛の鼻輪の他の例を示す一部切欠いた正面図である。
符号の説明
1 C字状環体 2 突刺杆
2a 係止段部 3 結合部
3a 係止部 4 抜き孔
5 挿通孔 6 肉盗み孔
7a,7b 杆 8 溝
9a,9b 係止部 10 係止孔
11 平板状部 12 アタッチメント
13 突起 14 突起
15 突片

Claims (2)

  1. 弾性体よりなるC字状環体の一端に矢尻状の突刺杆を設け、他端に前記突刺杆が係止する結合部を設けた牛の鼻輪の取付具であって、一対の杆の中央部を相互に軸着して鋏状に形成し、その開口部を鼻輪の形状に合せるとともに、断面を内面が半円弧状の溝に形成し、両端部に鼻輪の突刺杆と結合部をそれぞれ係止する係止部を形成した牛の鼻輪取付具において、前記結合部が係止する係止部を、係止孔を設けた平板状に形成し、この係止孔に嵌入する突起と、鼻輪に設けてある孔に挿入する突起とを対向面に備えたアタッチメントを、前記係止部に着脱自在に組合わせたことを特徴とする牛の鼻輪取付具。
  2. 鼻輪に設けてある孔は、成形時のひずみを防止する肉盗み孔である請求項1記載の牛の鼻輪取付具。
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