JP2004245355A - 部材結合用のアンカー構造およびこれを用いた自動車用プロテクタ - Google Patents

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一男 榎本
Takeshi Hasegawa
健 長谷川
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Abstract

【課題】取付穴への着脱操作を繰り返しても係止力が低下することのないアンカー構造を提供する
【解決手段】アンカー17は、ベース板(プロテクタ本体2)に突設した支柱部15の左右両側に一対の羽根部16を持つ構造であり、各羽根部16は、取付相手側のパネル10の取付穴10aの内面に接触する爪部16a、および取付穴10aの縁部に係止する係止段部16bを有する。そして、支柱部15の羽根部16と対向する面に、羽根部16の窄まりを規制するリブ19を設けるとともに、爪部16aと係止段部16bのなす角度を135°以上とする。アンカー17を取付穴10aから引き抜く時に、羽根部16が損傷したり著しく塑性変形したりする恐れは少ないと同時に、アンカーとして必要な係止力は確保される。着脱操作を繰り返してもアンカー17の係止力を維持できる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明に属する技術分野】
この発明は、ベース板に突設した支柱部の左右両側に矢印状をなす左右一対の羽根部を設けた部材結合用のアンカー構造、およびこのアンカー構造を用いた自動車用プロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12、図13に従来の部材結合用のアンカー構造を示す。このアンカー構造は、自動車のワイヤハーネス用のプロテクタに設けられたもので、樹脂一体成形のプロテクタ1’の本体部(プロテクタ本体2)にアンカー7を一体成形した構造であり、アンカー7を車体側のパネル10に設けた取付穴10aに押し込むことで、プロテクタ1’をパネル10に取り付けることができる。
【0003】
前記アンカー7は、プロテクタ本体2に突設した支柱部5の左右両側に、断面が矢印状をなし弾性的に窄まり又は拡がる左右一対の羽根部6を設けるとともに、前記各羽根部6の先端側に、当該アンカー7をパネル10の取付穴10aに押し込んだ時に取付穴10aの内面に接触する爪部6a、および取付穴10aの縁部に係止する係止段部6bを形成した構造である。2aはプロテクタ本体2の外面とパネル10との間に一定の隙間を持たせるためのゲタである。アンカー7の両側は矩形の開口2bとなっているが、この開口2bは、金型の羽根部成形部分が上下金型の開きに支障とならないように設けたものである。また、支柱部5は上端部に補強部5aを備えている。また、支柱部5は左右側面(羽根部6側の面)に溝5bのある断面形状となっている。
【0004】
上記プロテクタ1’をパネル10に取り付ける場合、プロテクタ本体2の裏面のアンカー7をパネル10の取付穴10aに押し込むと、羽根部6は、取付穴10aを通過する際に一旦窄まり、通過後に開いて、図13(ハ)のように爪部6aが取付穴10aの内面に当たりかつ係止段部6bが取付穴10aの縁部裏面側に係止される。これにより、プロテクタ1’(プロテクタ本体2)がパネル10に取り付けられる。
【0005】
従来の他のアンカー構造として図14に示すものがある(特開平7−322449号参照)。このアンカー構造は、ワイヤハーネスに直接取り付ける樹脂製の取付用基板8にアンカー9を一体成形したものであり、基板8に突設した支柱部9aの左右両側に、係止用の膨出部9dを持つ一対の羽根部9bを設けているが、この羽根部9bは、支柱部9aにヒンジ部9cを介して連接されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−322449号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図12、図13に示した従来のアンカー構造において、プロテクタ1’をパネル10から取り外す場合、パネル10の裏側から工具等を用いてアンカー7の羽根部6を窄めて取付穴10aとの係止状態を解除することができれば問題はない。しかし、通常はパネル10の裏側に工具等を挿入できないので、プロテクタ1’(プロテクタ本体2)を強引に引っ張ってアンカー7を取付穴10aから引き抜くことになるが、係止段部6bが取付穴10aの縁部に当たっているアンカー7を単に取付穴10aから引き抜くためには、200N以上という大きな力が必要であり、容易にプロテクタ1’を取り外すことができない。また、プロテクタ1’を外せたとしても、羽根部6が破損あるいは大きく塑性変形してしまうので、このプロテクタ1’を再度パネルに取り付けようとしても適切な係止力を得ることができないという問題がある。
【0008】
また、図14に示した従来のアンカー構造の場合、アンカー9のパネルへの着脱に際して、ヒンジ部9cがアンカー9の押し込み又は抜き取りの方向とそれぞれ反対側に折り畳まれるように変形して押し込まれあるいは抜き取られるので、羽根部9bが破損したり塑性変形してしまうことはない。したがって、このアンカー9をプロテクタ1’に適用すれば、一度取り外したプロテクタ1’を再度取り付けるような場合であっても十分な係止力を得ることができるとともに、容易にアンカー9をパネルから取り外すことができる。
しかし、このアンカー構造は、羽根部9bが上下および中間の3箇所のヒンジ部9cで支柱部9aに連接されて横向きの中空部が形成されている構造なので、成形金型として、上下の金型の開き方向と直角な抜き方向のスライドコアが必要となり、金形の構造が複雑になるという問題がある。
【0009】
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、アンカーの抜き取り操作が容易であり、また、着脱操作を繰り返してもアンカーが破損したり塑性変形して係止力が低下したりすることもなく、また、複雑な成形金型を必要としない部材結合用のアンカー構造およびこれを用いた自動車用プロテクタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1の発明は、ベース板に突設した支柱部の左右両側に、矢印状をなし弾性的に窄まり又は拡がる左右一対の羽根部を備えるとともに、各羽根部の先端側に、取付相手側の板部に設けた取付穴の内面に接触する爪部、および取付穴の縁部に係止する係止段部を形成してなる樹脂一体成形の部材結合用のアンカー構造において、
前記支柱部の羽根部と対向する面に、羽根部の窄まりを規制するリブを設けるとともに、前記爪部と係止段部のなす角度を135°以上としたことを特徴とする部材結合用のアンカー構造。。
【0011】
請求項2は、請求項1のアンカー構造におけるリブの幅を、羽根部の幅よりも狭くしたことを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明の部材結合用のアンカー構造は、ベース板に突設した支柱部に、外周縁部が撓み可能な複数の皿状の羽根部を支柱部軸長方向に間隔をあけて設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項4は自動車用プロテクタの発明であって、プロテクタ本体とこのプロテクタ本体に取り付けられた蓋とからなるとともに、前記プロテクタ本体の外面に請求項1、2又は3記載のアンカー構造をプロテクタ本体と樹脂一体成形で設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1〜図7に請求項1の発明の一実施形態のアンカー構造および自動車用プロテクタを示す。図6は自動車のワイヤハーネスを保護するプロテクタ1の蓋3を開いた状態の斜視図、図7は裏返した状態の斜視図である。図示のように、このプロテクタ1は、ワイヤハーネスを収容するプロテクタ本体2とヒンジ4を介して連結された蓋3とからなる樹脂一体成形品であり、プロテクタ本体2の裏面に、当該プロテクタ1を車体側のパネル10に取り付けるためのアンカー17を一体成形で設けている。
【0015】
前記アンカー17は、図2〜図4に詳細構造を示すように、プロテクタ本体2に突設した支柱部15の左右両側(図2、図4の左右両側)に、弾性的に窄まり又は拡がる左右一対の羽根部16を設けるとともに、各羽根部16の先端側(図2で上側)に、当該アンカー17をパネル10の取付穴10aに押し込んだ時に取付穴10aの内面に接触する爪部16aを設け、羽根部16と爪部16aとの間に、前記取付穴10aの縁部に係止する係止段部16bを形成した構造である。2aはプロテクタ本体2の外面とパネル10との間に一定の隙間を持たせるためのゲタである。アンカー17の両側は矩形の開口2bとなっているが、この開口2bは、金型の羽根部成形部分が上下金型の開きに支障とならないように設けたものである。また、支柱部15は上端部に補強部15aを備えている。また、支柱部15は、左右側面(羽根部16側の面)に溝15bのある断面形状となっている。
【0016】
本発明では、支柱部15の羽根部16と対向する面(支柱部15の図2、図4で左右側面の溝15bの部分)に、羽根部16の窄まりを規制するリブ19を設けるとともに、前記爪部16aと係止段部16bのなす角度θを135°以上としている。また、図4にも示すようにこのリブ19は、羽根部16の幅より狭くしている。
【0017】
上記プロテクタ1をパネル10に取り付ける要領を説明すると、図6において、プロテクタ本体2にワイヤハーネスを収容し、蓋3を閉めてプロテクタ本体2のロック部2dと蓋3の係止爪3aとを係合させた後、図5(イ)、(ロ)、(ハ)に示すようにして、アンカー17をパネル10の取付穴10a内に挿入する。
この場合、プロテクタ本体2の裏面のアンカー17をパネル10の取付穴10aに押し込むと、羽根部16は、図5(ロ)のように取付穴10aを通過する際に一旦窄まり、通過後に図5(ハ)のように開いて、その爪部16aが取付穴10aの内面に当たりかつ係止段部16bが取付穴10aの縁部に係止される状態となる。これにより、プロテクタ1がパネル10に取り付けられる。なお、羽根部16が取付穴10aを通過する際、図5(ロ)に示す通り、羽根部16の先端の爪部16aがリブ19と接触する態様で通過する。
【0018】
上記のようにパネル10に取り付けたプロテクタ1を外す場合、プロテクタ1(プロテクタ本体2)を引っ張ってアンカー17を取付穴10aから引き抜く。この場合、爪部16aと係止段部16bのなす角度θが135°と大きく傾斜が緩やかなので、従来の係止段部6bのように90°に近い角度で200N程度の大きな引き抜き力を必要とするものと異なり、極端に大き過ぎない引き抜き力でアンカー17を取付穴10aから引き抜くことができる。
一方、アンカー17が取付穴10aから抜け出る際には、羽根部16が図5(ロ)のようにリブ19と接触する態様で取付穴10aを通過するので、羽根部16がそれ以上窄まらず、したがって、通常程度に作用する何らかの引き抜き力に対しては、十分な抵抗力となり、アンカー17がみだりに抜け落ちることはない。また、前記のように係止段部16bの傾斜が緩やかであり、アンカー抜き取り時に、係止段部16bの傾斜面が取付穴10aの内面に摺動する態様でアンカー17を抜き取ることができるので、引き抜き時に羽根部16が破損したり大きく塑性変形する恐れもない。したがって、一旦パネル10から外したプロテクタ1を再度取り付ける場合でも、羽根部16は有効に係止機能を果たす。
また、アンカー17が取付穴10aから抜け出る際には、前記の通りリブ19が羽根部16に接触して羽根部16がそれ以上に窄まることを防止するので、先の引き抜き時に仮に羽根部16が若干塑性変形してある程度弾性を失っていたとしても、みだりに抜け落ちない程度に十分な抵抗力を確保することができ、必要な係止力を維持することができる。したがって、係止力が低下することなくプロテクタ1を何度でも着脱することができる。
【0019】
図8〜図11に請求項3のアンカー構造の一実施形態を示す。図8に示した自動車用プロテクタ31は、ワイヤハーネスを収容するプロテクタ本体32と、ヒンジ34を介して連結された蓋33とからなる樹脂一体成形品であり、プロテクタ本体32の外面に、当該プロテクタ31をパネル10に取り付けるためのアンカー35を取り付けている。このアンカー35は、プロテクタ本体32とは別部材であり、プロテクタ本体32の底面にアンカー35を収容するホルダ36をプロテクタ本体32と一体に設け、また、アンカー35をホルダ36に収容する際に用いる案内溝32aを設けて、ホルダ36の部分にアンカー35を装着して用いる。
【0020】
このアンカー35は、図9に示すように、ベース板35c上に支柱部35aを突設し、この支柱部35aに、パネルの取付穴径より大で外周縁部が撓み可能な薄肉皿状の羽根部35bを支柱部軸長方向に間隔をあけて複数設けるとともに、ベース板35cの底面端部に係止片35dと、支柱部35aの基部に鍔部35eとを設けた構造となっている。図示例の羽根部35bは直径方向の2箇所に溝を設けている。
また、ホルダ36は、図10に示すように、プロテクタ本体32の底面の穴32bを覆うように設けており、アンカー35を内部に挿入するときに支柱部35aを案内する案内部36aと、アンカー35を挿入したときに鍔部35eと係合する係合部36bとを備えている。
【0021】
このアンカー35をプロテクタ31に装着する場合には、係止片35dをプロテクタ本体32の案内溝32a内で摺動させつつアンカー35の支柱部35aをホルダ36の案内部36a内に挿入していき、係止片35dがプロテクタ本体32の穴32bの内面に係止するとともに鍔部35eと係合部36bとが係合すればよい(図11参照)。
【0022】
上記のアンカー35によれば、皿状の羽根部35bが薄肉で撓み易いので、また、羽根部35bが複数設けられているので、パネルの取付穴に対する十分な係止力を確保できると同時に、パネルから取り外す際の羽根部35bの損傷は少なく済むので、着脱操作を繰り返しても安定した係止力を維持することができる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、次のような効果を奏する。
▲1▼爪部と係止段部のなす角度θが135°と大きく傾斜が緩やかなので、アンカーを比較的容易に取付穴から引き抜くことができると同時に、リブの存在で羽根部が必要以上に窄まらないので、通常程度に作用する何らかの引き抜き力に対しては、十分な抵抗力が生じ、有効なアンカー機能を確保することができる。
▲2▼係止段部の傾斜が緩やかであり、アンカー抜き取り時に、係止段部の傾斜面が取付穴の内面に摺動する態様でアンカーを抜き取ることができるので、引き抜き時に羽根部が破損したり大きく塑性変形する恐れは少ない。したがって、一旦引き抜いたアンカーを再度取り付ける場合でも、羽根部の係止力は維持される。
▲3▼また、アンカーが取付穴から抜け出る際には、リブが羽根部に接触して羽根部がそれ以上に窄まることを防止するので、先の引き抜き時に仮に羽根部が若干塑性変形してある程度弾性を失っていたとしても、みだりに抜け落ちない程度に十分な抵抗力を確保することができ、必要な係止力を維持することができる。したがって、係止力が低下することなく何度でも着脱することができる。
▲4▼アンカー構造を樹脂成形する金型として、上下の金型とは別に金型の開き方向と直角な抜き方向のスライドコアを必要とすることはないので、金型が複雑化することはない。
【0024】
請求項2のように、リブの幅を羽根部の幅より狭くすれば、リブと羽根部との隙間を作る金型のコアピンの強度低下を防ぐことができる。これにより、コアピンが破損する恐れはなくなり、成形の効率が向上する。
【0025】
請求項3のアンカー構造のように、支柱部に薄肉で撓み易い皿状の羽根部を複数設けた構造によれば、取付穴への十分な係止力を確保できるとともに、アンカーを取付穴から引き抜く際の羽根部の損傷は少なく、アンカーの着脱操作を繰り返しても、安定した係止力を維持することができる。
【0026】
本発明のアンカー構造は、アンカーをその羽根部を工具等で直接窄めて引き抜くことができないような個所に用いて好適であり、したがって、請求項4のように自動車用の例えばワイヤハーネス等を収容するプロテクタに適用した場合に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施形態を示すもので、自動車用プロテクタに設けたアンカー構造のプロテクタ本体裏面側から見た平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図2のC−C断面図である。
【図5】図1のアンカーを車体側のパネルの取付穴に係止させる要領を説明するもので、(イ)は取り付け前、(ロ)は取付途中、(ハ)は取付完了状態を示す図である。
【図6】上記のアンカー構造を備えた自動車用プロテクタを、蓋を開いた状態で示した斜視図である。
【図7】図6のプロテクタを裏返して示した斜視図である。
【図8】請求項3の発明の一実施形態のアンカー構造を備えた自動車用プロテクタの斜視図である。
【図9】図8におけるアンカー構造の詳細を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は右側面図である。
【図10】図8のプロテクタにおけるアンカー取り付け部分の拡大底面図である。
【図11】図8のD−D要部拡大断面図である。
【図12】自動車用プロテクタに設けた従来のアンカー構造の平面図である。
【図13】図12のアンカーを車体側のパネルの取付穴に係止させる要領を説明する断面図で、(イ)、(ロ)は取付前((イ)は図12のE−E断面図、(ロ)はF−F断面図)、(ハ)は取付完了後を示す図である。
【図14】従来の他のアンカー構造の正面図である。
【符号の説明】
1、31 プロテクタ
2、32 プロテクタ本体
3 蓋
10 (車体側の)パネル
10a 取付穴
15 支柱部
15a 補強部
15b 溝部
16 羽根部
16a 爪部
16b 係止段部
17 アンカー
19 リブ
35 アンカー
35a 支柱部
35b 羽根部
35c ベース板
35d 係止片
35e 鍔部
36 ホルダー
36b 係合部

Claims (4)

  1. ベース板に突設した支柱部の左右両側に、矢印状をなし弾性的に窄まり又は拡がる左右一対の羽根部を備えるとともに、各羽根部の先端側に、取付相手側の板部に設けた取付穴の内面に接触する爪部、および取付穴の縁部に係止する係止段部を形成してなる樹脂一体成形の部材結合用のアンカー構造において、
    前記支柱部の羽根部と対向する面に、羽根部の窄まりを規制するリブを設けるとともに、前記爪部と係止段部のなす角度を135°以上としたことを特徴とする部材結合用のアンカー構造。
  2. 前記リブの幅を羽根部の幅よりも狭くしたことを特徴とする請求項1記載の部材結合用のアンカー構造。
  3. ベース板に突設した支柱部に、外周縁部が撓み可能な複数の皿状の羽根部を支柱部軸長方向に間隔をあけて設けたことを特徴とする部材結合用のアンカー構造。
  4. プロテクタ本体とこのプロテクタ本体に取り付けられた蓋とからなるとともに、前記プロテクタ本体の外面に請求項1、2又は3記載のアンカー構造をプロテクタ本体と樹脂一体成形で設けたことを特徴とする自動車用プロテクタ。
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