JP3170121U - カーテン吊下具 - Google Patents

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JP3170121U
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curtain
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治憲 大田
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INTERIOR OTA CO., LTD.
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Abstract

【課題】カーテンレールが高い位置に設置されていたり、またレールの奥に壁面等が存在したりする場合でも、カーテンを楽な姿勢で容易に装着することができるカーテン吊下具を提供する。
【解決手段】本カーテン吊下具1はカーテンをレールに吊り下げるために用いられ、レールのリングに装着されるフック体4を有し、かつ、フック体4が、押圧されて開口部6を形成する可動部5を備えるとともに、開口部6を介してリングに装着される。
【選択図】図1

Description

本考案は、カーテンをレールに装着する際、楽な姿勢で容易に装着することができるカーテン吊下具に関する。
一般的なカーテンは、窓の室内側のカーテンレールに吊り下げられ、レール内のランナにより開閉自在に装着されている。また、通常、カーテンは荷重がかかっても容易には落下しないように、ランナに連結されたリングに、金属やプラスチック等からなるフックを介して強固に取り付けられている。
カーテンフックにおける従来技術として、特許文献1には、カーテンの挟持力に優れ、容易に脱落せず、左右への揺動を防ぎ、着脱が容易で、取り外し時に生地を破損しないカーテンフックが開示されている(特許文献1参照)。
上掲特許文献1のカーテンフックは、縦方向に列設された係合凹所を備えた幹部と、幹部の下端から後ろ上方へ湾曲して延びる挿入幹部とを有する合成樹脂製の吊り骨と、係合凹所の列にラテェット式に係合して下方へ移動できるように幹部に装着され、ランナに係合する吊り鈎を備えた合成樹脂製の移動駒とを具備し、挿入幹部の内部に空洞部を設けるとともにその挿入幹部の幹部側の面を、幹部に近接する弓型凸部に形成して、弓型凸部に対向する幹部の後面に歯部を設け、幹部後面の歯部と挿入幹部の弓型凸部でカーテンを挟持固定することを特徴としている。
実用新案登録第3007930号公報(実用新案登録請求の範囲等)
しかしながら、上掲特許文献1に記載されたカーテンフックは、移動駒の吊り鈎が抱接部の下方にまで延設されている。この構造のカーテンフックにおいては、図9に示すように、カーテン30をレール31に吊り下げる際、カーテンフック10を高い位置に持ち上げ、水平に維持した状態で吊り鈎11をリング32に挿入しなければならない。また、図示するように、レール31の奥に壁面40等がある場合、フックに連結されたアジャスタ20が壁面40等に接触する可能性が生じ、カーテンの吊り下げ作業が非常に困難であった。
そこで、本考案の目的は、上記問題点を解消して、カーテンレールが高い位置に設置されていたり、また、レールの奥に壁面等が存在したりする場合でも、カーテンを楽な姿勢で容易に装着することができるカーテン吊下具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案のカーテン吊下具は、カーテンをレールに吊り下げるためのカーテン吊下具であって、該レールのリングに装着されるフック体を有し、かつ、該フック体が、押圧されて開口部を形成する可動部を備えるとともに、該開口部を介して該リングに装着されることを特徴とするものである。
前記開口部は、前記フック体の垂直方向中央部より上方に形成されることが好ましい。また、前記フック体の、前記リングと係合する部位に、凹部が設けられていることが好ましい。
さらに、前記フック体は、垂直方向下方の荷重に対し弾性変形可能であることが好ましい。
本考案のカーテン吊下具によれば、レールのリングに装着されるフック体に、押圧されて開口部を形成する可動部を設けたことにより、フック体の一部を押圧することで、レールのリングに装着できる開口部が形成されるので、カーテンフックを高い位置に持ち上げたり、水平に維持したりしなくても、容易にフック体をリングに挿入し、装着することが可能となった。
また、フック体を、垂直方向下方の荷重に対し弾性変形可能に形成すれば、通常のカーテン使用時においては何等問題を生じることはないが、カーテンに必要以上の荷重が生じた際には、フック体は破損することなく形状が変形して、カーテンをレールから落下させることができる。そのため、誤ってカーテンの一部に首を引っ掛けても、頚動脈圧迫による不慮の事故を未然に防ぐことができる。さらに、本考案のカーテン吊下具のフック体は変形し得る柔軟性を有するため、フック体を付けたままカーテンを洗濯機で洗うこともできる。
本考案のカーテン吊下具の一例を示す正面図である。 (a),(b),(c)は、フック体に開口部が形成される状態を示す説明図である。 フック体に凹部が設けられたカーテン吊下具の一例を示す正面図である。 本考案のカーテン吊下具の他の例を示す正面図である。 本考案のカーテン吊下具のさらに他の例を示す正面図である。 本考案のカーテン吊下具のさらに他の例を示す正面図である。 (a)は本考案のカーテン吊下具のさらに他の例を示す正面図であり、(b)はその使用方法を示す正面図である。 (a),(b)は本考案のカーテン吊下具の装着方法を示す正面図である。 従来のカーテンフックの装着状態を示す説明図である。
以下、本考案のカーテン吊下具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す本考案の好適実施形態に係るカーテン吊下具は、汎用のカーテンをレールに吊り下げるためのカーテン吊下具である。かかる本考案のカーテン吊下具1は、アジャスタ20に装着されるラチェット部3と、ラチェット部3に設けられたフック体2とからなる。
フック体2は、レールのリングに装着されるものであって、ラチェット部3の上部より立設されたフック部4と、基端がラチェット部3の側面に装着され、先端がフック部4方向に延設される可動部5とにより構成されている。なお、本考案のカーテン吊下具1は、可動部5を備えるフック体2を有するものであれば、ラチェット部3については備えていなくてもよい。
図示するフック部4は鈎状を呈しており、上端が半円状に湾曲している。また、可動部5の先端は、フック部4の先端部の湾曲内側に配設された状態に形成されている。そのため、本考案のカーテン吊下具1においては、図2に示すように、可動部5を指で押圧することにより開口部6が形成されて、かかる開口部6を介して、フック体2をカーテンレールのリング32に装着することができる。
なお、図示するように、可動部5は、押圧操作を解除した後には、再びフック部4の先端部の湾曲内側の位置まで戻るので、カーテンを開閉した際でも、フック体2がリング32から脱落することはない。
また、図示するように、開口部6は、フック体2の垂直方向中央部より上方に形成される。そのため、カーテンをレールに装着する際に、カーテン吊下具1を高い位置で水平状態に維持する必要がなく、容易に装着作業を行うことができる。
本考案の他の好適実施形態においては、図3に示すように、フック体2の、リングと係合する部位、すなわち、フック部4の内周の上端に、凹部7が設けられていることが好ましい。凹部7を設けることで、フック体2をリングに装着した際に、リングが凹部7内に嵌まり込み、カーテンを開閉する際に、リングからフック体2が脱落することをより確実に防止することが可能となる。
本考案に係るフック体2は、可動部5を押圧することで弾性変形により開口部6が形成されるものであれば、如何なる形状および材質であっても構わない。その一例として、図4に、可動部5を側面方向に湾曲させた形状のフック体2を示す。かかる構造により、開口部6を形成させる操作がより容易になる。
また、図5に、フック部4の先端および可動部5の先端を一直線状に配置するとともに、これらフック部4の先端と可動部5の先端との突合せ部を傾斜状としたフック体2を示す。かかる構造とすることで、フック体2の凹凸がなくなり、すっきりとした形状に形成できる。また、フック部4の内周部の径が広くなるので、リングへの挿入作業やカーテンの開閉操作の利便性が高まる。
さらに、図6に、可動部5の先端をフック部4の外周側に配置したフック体2を示す。これにより、開口部6が上方に形成されることになるので、フック体2を、その上部からリングへ挿入することが可能となる。
さらにまた、図7(a),(b)に、フック部4および可動部5を波型(S字型)に形成し、互いの凸部分に連結部8を設置した構造のフック体2を示す。かかる構造により、図中の(b)に示すように、フック部4および可動部5の下部を両側面から押圧することで、上端部に開口部6が形成されることになる。これにより、フック部の上部からの装着操作を、より簡便に行うことが可能となる。
さらにまた、他の好適実施形態として、フック体2は、垂直方向下方の荷重に対し弾性変形可能に形成することが好ましい。すなわち、フック体2は、カーテンに必要以上の荷重が生じた際に、破損することなく弾性変形する素材にて形成することが好適である。具体的には、スチール等の金属材料、または、ポリオレフィン樹脂やポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂等の樹脂材料やエラストマー材料を用いて、形成することができる。
上記素材にてフック体2を形成することで、カーテンに必要以上の荷重、例えば、10kg程度の荷重がかかった際には、フック体2が弾性変形するので、カーテンレールから容易にカーテンを取り外すことができる。そのため、例えば、誤ってカーテンに首を引っ掛けた状態で荷重がかかってしまった場合でも、頚部の大動脈が圧迫される前にカーテンが落下するため、不慮の事故を未然に防ぐことができる。また、カーテンの洗濯の際においても、カーテンをレールから簡単に取り外すことができる。なお、上記構造のカーテン吊下具には、本願出願人により出願されたカーテン吊下具(実用新案登録第3161739号)がある。
次に、本考案のカーテン吊下具の使用方法を、図8に基づいて説明する。
まず、通常のように、カーテン30にカーテン吊下具1を装着する。次に、図中の(a)に示すように、可動部5を押圧して開口部6を形成し、フック体2をカーテンレール31のリング32に装着する。この際、開口部6はフック体2の上方に形成されるので、カーテン吊下具1およびカーテン30をやや斜めに傾斜させるだけで、簡単にリング32に装着することができる。そのため、カーテンレールが高い位置に設置されている場合、または、カーテンレール31の奥に壁面が存在する場合でも、容易にカーテンを装着することができる。
リング32にフック部4を装着した後、可動部5から指を外す。すると、可動部5はフック部4の先端部の湾曲内側に戻るので、図中の(b)に示すように、カーテン30をカーテンレール31に吊り下げることができる。
なお、フック体2を、垂直方向下方の荷重に対し弾性変形可能に形成しておくことで、カーテン30をレール31から容易に取り外すことが可能となる。
1 カーテン吊下具
2 フック体
3 ラチェット部
4 フック部
5 可動部
6 開口部
7 凹部
8 連結部
10 カーテンフック
11 吊り鈎
20 アジャスタ
30 カーテン
31 レール
32 リング
40 壁面

Claims (4)

  1. カーテンをレールに吊り下げるためのカーテン吊下具であって、該レールのリングに装着されるフック体を有し、かつ、該フック体が、押圧されて開口部を形成する可動部を備えるとともに、該開口部を介して該リングに装着されることを特徴とするカーテン吊下具。
  2. 前記開口部が、前記フック体の垂直方向中央部より上方に形成される請求項1記載のカーテン吊下具。
  3. 前記フック体の、前記リングと係合する部位に、凹部が設けられている請求項1または2記載のカーテン吊下具。
  4. 前記フック体が、垂直方向下方の荷重に対し弾性変形可能である請求項1〜3のうちいずれか一項記載のカーテン吊下具。
JP2011003537U 2011-06-22 カーテン吊下具 Expired - Lifetime JP3170121U (ja)

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JP3170121U true JP3170121U (ja) 2011-09-01

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015008799A1 (ja) * 2013-07-18 2015-01-22 立川ブラインド工業 株式会社 カーテンアクセサリー
JP2015116466A (ja) * 2013-07-18 2015-06-25 立川ブラインド工業株式会社 カーテンアクセサリー

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WO2015008799A1 (ja) * 2013-07-18 2015-01-22 立川ブラインド工業 株式会社 カーテンアクセサリー
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