JP3208314U - カーテン吊下用フック - Google Patents

カーテン吊下用フック Download PDF

Info

Publication number
JP3208314U
JP3208314U JP2016005001U JP2016005001U JP3208314U JP 3208314 U JP3208314 U JP 3208314U JP 2016005001 U JP2016005001 U JP 2016005001U JP 2016005001 U JP2016005001 U JP 2016005001U JP 3208314 U JP3208314 U JP 3208314U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
hook
rail
hanging hook
hook body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016005001U
Other languages
English (en)
Inventor
治憲 大田
治憲 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTERIOR OTA CO., LTD.
Original Assignee
INTERIOR OTA CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INTERIOR OTA CO., LTD. filed Critical INTERIOR OTA CO., LTD.
Priority to JP2016005001U priority Critical patent/JP3208314U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3208314U publication Critical patent/JP3208314U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

【課題】カーテンに必要以上の荷重が生じた際、カーテンをレールから落下させることができるカーテン吊下用フックであって、低コストであって、繰り返しの使用においても破損せず、確実に変形部が変形し、かつ、変形後は瞬時に元の湾曲形状に復元するカーテン吊下用フックを提供する。【解決手段】基部11と、基部11に連設された湾曲部12と、湾曲部12の先方に連設された先方部13とが一体的にフック体10を構成するとともに、湾曲部12に、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、変形してカーテンをレールから落下させる変形部14が備えられた、カーテンをレールに吊り下げるカーテン吊下用フック1であって、フック体10がポリアセタール樹脂、またはポリエチレンテレフタレートにて形成されたフック体である。【選択図】 図1

Description

本考案は、カーテン吊下用フックに関し、特に、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、カーテンをレールから落下させることができるカーテン吊下用フックであって、繰り返しの使用においても、フックの形状を維持することができるカーテン吊下用フックに関する。
一般的なカーテンは、窓の室内側のカーテンレールに吊り下げられ、レール内のランナーより開閉自在に装着されている。また、通常、カーテンは容易に落下しないように、ランナーに連結されたリングに、金属やプラスチック等からなるカーテンフックを介して吊り下げられている。
しかしながら、一般的なカーテンフックは、カーテンがレールから落ちないように強固に吊下げているため、例えばストーブの火が引火した場合、レールからカーテンを引き外すことができないという問題が生じていた。
そのため、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、カーテンをレールから落下させることができるカーテン吊下用フックが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1のカーテン吊下用フックは、カーテンをレールに吊り下げるカーテン吊下具用フックであって、基部と、基部に連設された湾曲部と、湾曲部の先方に連設された先方部とで一体的に構成されており、湾曲部に形成されている変形部が、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、変形してカーテンをレールから落下させるというものである。
実用新案登録第3165900号公報
特許文献1に記載されたカーテン吊下用フックは、湾曲部に、基部及び先方部より薄状の変形部を形成するため、素材を考慮することなく容易に、かつ確実にカーテンをレールから落下させることができる。しかし、汎用の合成樹脂にてフックを形成する場合、高い弾性回復率を望むことはできず、繰り返しの使用により変形部が元の湾曲状態に復元しないため、取り換えの頻度が高くなることに起因する高コストという問題が生じている。
そこで、本考案の目的は上記問題点を解消して、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、カーテンをレールから落下させることができるカーテン吊下用フックであって、低コストであって、繰り返しの使用においても破損せず、確実に変形部が変形し、かつ、変形後は瞬時に元の湾曲形状に復元するカーテン吊下用フックを提供することにある。
本考案のカーテン吊下用フックは、基部と、基部に連設された湾曲部と、湾曲部の先方に連設された先方部とが一体的にフック体を構成するとともに、湾曲部に、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、変形してカーテンをレールから落下させる変形部が備えられた、カーテンをレールに吊り下げるカーテン吊下用フックであって、フック体がポリアセタール樹脂、またはポリエチレンテレフタレートにて形成されたフック体であることを特徴とする。
また、本考案のカーテン吊下用フックは、変形部が、応力を分散させる断面薄板状に形成されていることが好ましく、さらに、変形部の鉛直方向厚さが、1.3〜2.0mmであることが好ましく、さらにまた、先方部が薄状に形成されていることが好ましい。
本考案のカーテン吊下用フックは、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、湾曲部が変形してカーテンをレールから落下させる変形部が備えられており、かつ、フック体がポリアセタール樹脂にて形成されたフック体であり、好ましくは、変形部が応力を分散させる断面薄板状に形成されている。よって、本考案のカーテン吊下用フックは、優れた弾性回復率、耐衝撃性、引張り強度を発揮し、繰り返して使用しても破損せず、変形後は瞬時に元の湾曲形状に復元する。
さらに、本考案のカーテン吊下用フックのフック体がポリエチレンテレフタレートにて形成されたフック体である場合も、優れた強靭性、強度を発揮する。弾性回復率の面から繰り返しの使用に対してはポリアセタール樹脂には及ばないものの、安価であるため、低コストの観点からはポリアセタール樹脂と同等の効果を有する。
本考案の一実施の形態に係るカーテン吊下用フックの側面図である。 図1に示すカーテン吊下用フックのA−A線断面図である。 本考案の他の実施の形態に係るカーテン吊下用フックの側面図である。 図3に示すカーテン吊下用フックのB−B線断面図である。 図1に示すカーテン吊下用フックの使用例を示す側面部分断面図である。 図5に示すカーテン吊下用フックのカーテンに荷重を掛けた状態を示す側面部分断面図である。 図5に示すカーテン吊下用フックのカーテンにさらに荷重を掛けた状態を示す側面部分断面図である。
以下、本考案におけるカーテン吊下用フックの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すカーテン吊下用フック1は、基部11と、基部11に連設された湾曲部12と、湾曲部12の先方に連設された先方部13とが一体的にフック体10を構成する。
また、湾曲部12には、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、変形してカーテンをレールから落下させる変形部14が備えられている。変形部14は、基部11と湾曲部12との連結部分から、先方部13と湾曲部12との連結部分にかけて形成されている。
変形部14は、図2に示すように応力を分散させる断面薄板状に形成されていることが望ましい。変形部14が応力を分散させる断面薄板状に形成されることで、鉛直方向に加わる応力を広い範囲に分散させることができ、そのため、繰り返して使用しても破損しないうえ、カーテンを引いた際に変形部14が弾性変形し、レールからカーテンをスムーズに取り外すことができる。さらに、変形部14を断面薄板状に形成することで、カーテン操作時の、湾曲部12の左右方向のブレ発生も軽減することができる。
また、変形部14の鉛直方向厚みtは、1.3〜2.0mmであることが好ましい。特に、変形部14の鉛直方向厚みを1.7mmとした場合、約2.7kg重の引張り力でカーテンをレールから取り外すことができ、そのため、カーテンの開閉操作を損なうことなく、下方に引くだけで、力の弱い子供や女性でも容易にカーテンを取り外すことができる。
フック体10は、ポリアセタール樹脂、またはポリエチレンテレフタレートにて形成されている。ポリアセタール樹脂は、高い弾性と弾性回復率を有し、バネにも使用される(高弾性率)ほか、高い引張り強度を持ち、高温下での使用にも耐え得(高機械的強度)、また靭性が高く、高い耐衝撃性を持ち(耐衝撃性)、さらには、高温から寒冷まで幅広い温度環境での使用に耐える(耐温度性)等の特徴を兼ね備える素材である。
本考案のカーテン吊下用フック1がポリアセタール樹脂にて形成されることで、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、フック体10の変形部14が変形してカーテンを容易にレールから落下させることができるうえ、変形部14が変形した後、湾曲部12は確実に元の形状を維持することができるため、繰り返して使用することが可能である。フック体10に使用されるポリアセタール樹脂の好適例としては、旭化成のテナックTM7520が挙げられる。
また、本考案のカーテン吊下用フック1はフック体10に変形部14を、好ましくは、断面薄板状の変形部14を備えるため、ポリエチレンテレフタレートで形成されてもよい。ポリアセタール樹脂にて形成された場合同様、カーテンに必要以上の荷重を生じさせた際、フック体10の変形部14が変形し、カーテンを容易にレールから落下させることができる。
ポリエチレンテレフタレートは、低公害性、高リサイクル性、高強靭性、高加工性及び高強度を有することが公知であり、カーテンフックに幅広く使用されており、素材として安価である。このため、高弾性率の面から繰り返しの使用に対してはポリアセタール樹脂には及ばないものの、低コストの観点からはポリアセタール樹脂と同等の効果を有する。
なお、本考案のカーテン吊下用フック1の素材は、上述の素材に限定されるものではない。紙、木、金属、繊維、ゴム、その他の樹脂であっても弾性力と弾性回復率を備えたものであれば、素材をポリアセタール樹脂とした場合と同様の効果が期待できる。
また、本考案の他の実施の形態として、図3および図4に示すように、フック本体10の先方部13が薄状に形成されていてもよい。先方部13が薄状に形成されることにより、変形部14の変形状態を維持したまま、材料費のコストダウンを実現することができる。
次に、本考案のカーテン吊下用フック1の使用方法および作用効果を、図5ないし図7に基づいて説明する。
図5は、カーテンレールに摺動自在に装着されたリング2に、カーテン吊下用フック1を介してカーテンが吊り下げられた状態を示す。この際、リング2の下部には、カーテン吊下用フック1の変形部14が配置される。
図6は、カーテンに必要以上の加重を与えた状態を示す。カーテンに必要以上の加重、例えば3kg程度の荷重を与えると、変形部14は緩やかに変形する。
カーテンにさらに荷重を与えると、変形部14はさらに変形し、図7に示すようにカーテン吊下用フック1はリング2から分離し、それにともなってカーテンを落下させることができる。そのため、ストーブの火が引火した場合、カーテンを引き下げることで、レールからカーテンを容易に外すことができる。
1 カーテン吊下用フック
2 リング
10 フック体
11 基部
12 湾曲部
13 先方部
14 変形部
t 変形部の鉛直方向厚さ

Claims (4)

  1. 基部と、該基部に連設された湾曲部と、該湾曲部の先方に連設された先方部とが一体的にフック体を構成するとともに、前記湾曲部に、カーテンに必要以上の荷重が生じた際、変形して前記カーテンをレールから落下させる変形部が備えられた、前記カーテンをレールに吊り下げるカーテン吊下用フックであって、前記フック体がポリアセタール樹脂、またはポリエチレンテレフタレートにて形成されたフック体であることを特徴とするカーテン吊下用フック。
  2. 前記変形部が、応力を分散させる断面薄板状に形成されている請求項1に記載のカーテン吊下用フック。
  3. 前記変形部の鉛直方向厚さtが、1.3〜2.0mmである請求項2に記載のカーテン吊下用フック。
  4. 前記先方部が薄状に形成されている請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のカーテン吊下用フック。



JP2016005001U 2016-10-17 2016-10-17 カーテン吊下用フック Active JP3208314U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016005001U JP3208314U (ja) 2016-10-17 2016-10-17 カーテン吊下用フック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016005001U JP3208314U (ja) 2016-10-17 2016-10-17 カーテン吊下用フック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3208314U true JP3208314U (ja) 2017-01-05

Family

ID=57709240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016005001U Active JP3208314U (ja) 2016-10-17 2016-10-17 カーテン吊下用フック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3208314U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6474116B1 (ja) * 2018-09-21 2019-02-27 ユニテックパロマ株式会社 カーテンフック

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003125924A (ja) * 2001-10-24 2003-05-07 Untec Paloma Kk カーテン吊り具
JP3165900U (ja) * 2010-11-26 2011-02-10 株式会社東京ソーイングカーテン カーテン吊下具用フック

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003125924A (ja) * 2001-10-24 2003-05-07 Untec Paloma Kk カーテン吊り具
JP3165900U (ja) * 2010-11-26 2011-02-10 株式会社東京ソーイングカーテン カーテン吊下具用フック

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6474116B1 (ja) * 2018-09-21 2019-02-27 ユニテックパロマ株式会社 カーテンフック

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3161739U (ja) カーテン吊下具
JP2011241962A (ja) 緩衝クリップ
CN103209608A (zh) 带扣
JP3208314U (ja) カーテン吊下用フック
CN201053440Y (zh) 挂钩
JP6542461B1 (ja) 吊り下げ具
JP3165900U (ja) カーテン吊下具用フック
JP3181982U (ja) カーテン吊下具
JP3206469U (ja) カーテン用補助フック
US20100005622A1 (en) Device for suspending curtain
CN205916046U (zh) 一种机车司机室用衣帽钩
JP2016202853A (ja) 吊り下げ装置
JP3205984U (ja) カーテンフック
US20050067444A1 (en) Clipping device and method of use
JP4025131B2 (ja) ストラップ
JP5507211B2 (ja) ヘルメット装着表示具
CN205686852U (zh) 一种带锁扣钩子的弹力绳
CN207444417U (zh) 一种证件扣
JP3170121U (ja) カーテン吊下具
CN109667821A (zh) 扣接装置
CN211129944U (zh) 一种带保护装置的拉链头
NL2011317C2 (en) Zip closure system, garment, and method.
JP3225618U (ja) 吊り下げ具
WO2018105033A1 (ja) スナップファスナー
JP3234281U (ja) バネフック

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3208314

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A624 Registrability report (other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A624

Effective date: 20171129

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250