JP2003125924A - カーテン吊り具 - Google Patents

カーテン吊り具

Info

Publication number
JP2003125924A
JP2003125924A JP2001326856A JP2001326856A JP2003125924A JP 2003125924 A JP2003125924 A JP 2003125924A JP 2001326856 A JP2001326856 A JP 2001326856A JP 2001326856 A JP2001326856 A JP 2001326856A JP 2003125924 A JP2003125924 A JP 2003125924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
groove
hook
main body
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001326856A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoji Ishimoto
恭二 石本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNTEC PALOMA KK
Original Assignee
UNTEC PALOMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UNTEC PALOMA KK filed Critical UNTEC PALOMA KK
Priority to JP2001326856A priority Critical patent/JP2003125924A/ja
Publication of JP2003125924A publication Critical patent/JP2003125924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 波打ち状態で閉じるカーテンに使用する場
合、カーテン吊り具やカーテンランナーが無理な力が加
わらないようにする。 【解決手段】 フック2と、挿入部4と溝部20とを有
する本体部3と、を有するカーテン吊り具1において、
フック2は、直線部10と直線部10の端部に膨大部1
1を有し、溝部20に嵌入され、溝部20は、直線部1
0を回転可能に遊嵌する突縁21と膨大部12を係止す
る顎部22を有するカーテン吊り具を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンをカーテ
ンレールに懸架するために用いられるカーテン吊り具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カーテン吊り具は、吊り環に掛け
られるフックとカーテンに挿入される挿入部とを有し、
通常一体成形されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるカーテン吊り具
の挿入部をカーテンに挿入し、カーテンレールを摺動す
るカーテンランナーの吊り環にフックを掛けることによ
りカーテンが懸架される。閉じたときに波打ち状態に保
持されるカーテンに使用した場合、通常、カーテンラン
ナーに回転機構はないので、開閉の状態によって、カー
テン吊り具やカーテンランナーに無理な力が加わること
がある。生地が厚く重いカーテンの場合は、特に問題と
なる。また、波打ち状態を良好に保つことが困難なこと
もあり得る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
鋭意検討した結果、フックと、挿入部と溝部とを有する
本体部と、を有するカーテン吊り具において、前記フッ
クは、直線部と該直線部の端部に膨大部を有し、前記溝
部に嵌入され、前記溝部は、前記直線部を回転可能に遊
嵌する構造と前記膨大部を係止する構造を有することを
特徴とするカーテン吊り具を採用した。
【0005】したがって、フックが自在に回転するの
で、開閉によるカーテンの波打ち状態に応じて、本体部
とフックとがなす角度が変化するのでカーテン吊り具や
カーテンランナーに無理な力が加わることがなく、良好
な波打ち状態を保持することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係るカ
ーテン吊り具の概観斜視図である。1はカーテン吊り
具、2はフック、3は本体部、4は挿入部、5は脱落防
止用突起である。フック2はカーテンランナーの吊り環
に掛けられる。本体部3は後述する溝部と挿入部4を有
し、両者は下部で一体成形される。該溝部にフック2が
回転可能に遊嵌される。挿入部4はカーテンに挿入され
るためのものである。なお、脱落防止用突起5は、取り
付け作業時にカーテンから脱落を防止するための突起で
ある。
【0007】図2はフック2を示す図である。フック2
は円柱状の直線部10を有し、直線部10の一端は略U
字状に曲げられ先が細くなっている。直線部10の他端
には直径が階段状に大きくなった膨大部11が連接して
いる。したがって、膨大部11の直線部10側は平坦部
12となっている。
【0008】図3(a)は、図1におけるA方向から見
た本体部3の背面図である。本体部3は、挿入部4と溝
部20とを有しており、溝部20の断面略U字状であ
る。溝部20は溝20aと溝20bからなり、溝20b
は溝20aより溝の幅が広く、溝が深い。溝20aと溝
20bと連通しているが、溝幅が異なるので顎部22を
有する。また、溝20aの両側壁には突縁21が設けら
れている。
【0009】図3(b)、(c)は、それぞれ図3
(a)のX−X断面、Y−Y断面を示す。図3(b)に
よると、突縁21により溝20aの開口はやや狭くなっ
ている。図3(c)によると、溝20bの幅、深さはと
もに溝20aより大きく、しかも開口部は狭くなってい
ない。なお、両断面図では、挿入部4の断面は省略して
いる。
【0010】図4は、フック2が溝部20に嵌入された
様子を示す図である。すなわち、図4(a)において、
フック2の直線部10が溝20aに、膨大部11が溝2
0bに嵌入される。平坦部12は、顎部22により係止
されているので、フック2は上方に抜脱することはな
い。
【0011】図4(b)はZ−Z断面図(挿入部4は省
略)であり、突縁21の間隔は直線部10の直径より小
さいので、一旦嵌入されると直線部10は容易に外れる
ことはない。直線部10の直径が溝20aの溝幅より小
さいので、回転可能に遊嵌される。図4(c)はW−W
断面図(挿入部4は省略)であり、膨大部11の直径が
溝20bの溝幅より小さいので、フック2の回転に支障
はない。なお、フック2及び本体部3は、PETを含む
フタル酸樹脂、ポリアセタール樹脂、塩化ビニル、ポリ
オレフィン系樹脂などの合成樹脂(プラスティック)で
あれば、嵌入が容易となり、フック2の回転も滑らかに
なる。
【0012】なお、挿入部4と溝部20とは下部で一体
成形される必要ななく、溝部20の側面から挿入部4が
延設されてもよい。要するに、フック2を溝部20に嵌
入するのに支障のない構造であればよい。
【0013】フックの直線部が遊嵌される溝の断面は、
馬蹄形のように、溝の開口から溝奥に向かって膨大した
形状で、かつ開口の幅がフックの直線部の直径より小さ
ければ、フックを回転可能に遊嵌できる。また、膨大部
は球形や円錐形であってもよい。この場合、膨大部の形
状に合わせて膨大部が嵌入される溝を係止可能な形状と
すればよい。さらに、膨大部は、直線部の端部ではなく
途中にあっても回転可能に係止される。逆に、溝部に凸
部を設けフックに凹部を設けても、係止可能となる。溝
部が円筒状もしくは実質的に円筒状になった形状であっ
ても、合成樹脂の弾性を利用すれば、当該円筒形状の開
口部からフックを嵌入可能である。
【0014】次に、本発明にかかるカーテン吊り具によ
るカーテンの懸架方法について説明する。図5はカーテ
ンの取り付けた様子をカーテンの上方から見た図であ
る。図5(a)はカーテンを閉じたときを示す。カーテ
ン吊り具1は等間隔でカーテン30に挿入されている。
紐31が等間隔でカーテン30の裏面に縫い付けられて
いて、紐31の長さは縫い付け間隔より短くなってい
る。図示していないが、カーテン吊り具1のフック2
は、カーテンレールを摺動するカーテンランナーの吊り
環に掛けられ、カーテンが懸架される。
【0015】カーテンを閉じると、図5(b)に示すよ
うに、紐31に制限されるので、カーテン30は平面的
にならず波打ち状態となる。前述したようにフック2は
回転可能に遊嵌されているので、カーテン30の開閉具
合に応じて回転する。したがって、開閉状態にかかわら
ず、カーテン吊り具1やカーテンランナーに無理な力が
加わることなく、しかも、良好な波打ち状態を保持する
ことができる。
【0016】なお、挿入部4と溝部20とは下部で一体
成形される必要ななく、溝部20の側面から挿入部4が
延設されてもよい。要するに、フック2を溝部20に嵌
入するのに支障のない構造であれば、挿入部4の位置は
特に限定されない。
【0017】また、カーテンに取り付ける構造、すなわ
ち挿入部は他の公知の構造でも構わない。図6におい
て、本体部は溝部20と、溝部20の下部から延設した
1本の挿入部24とを有する。挿入部24を下方からカ
ーテンに挿入することによって取り付けられる。挿入部
24又は/及び溝部20に突起などを設けて挿入を確実
にしたり、挿入部24と溝部20が係止する構造も採用
できる。
【0018】図7は、本体部において、挿入部25を溝
部20の上部から延設した例で、挿入部25をカーテン
上部から挿入し、副挿入部26とともにカーテンを挟ん
で取り付けることができる。挿入部25又は/及び溝部
20に突起などを設けて挿入を確実にしたり、副挿入部
26がなく挿入部25と溝部20とが係止する構造も採
用できる。図8は、挿入部に相当する細条28を溝部2
0に設けた例で、本体部は溝部20と細条28である。
細条28はカーテンに縫製され、取り付けられる。細条
28に孔を設けて縫製を容易にすることもできる。した
がって、本発明の効果により、細条28取り付け部に疲
労などによる亀裂が入るのを防止することができる。
【0019】図9は、ラチェット係止構造を付加した例
である。ラチェット杆40にはラチェット歯40aが設
けられ、挿入部41はラチェット杆40から延設されて
いる。溝部20から取り付け部42が延設され、該取り
付け部42よりラチェット片42aが延びている。ラチ
ェット片42aがラチェット歯40aに係止可能に挿入
されているので、溝部20は上下方向に移動可能とな
り、フック高さを調節できる。なお、フック2除いた部
分が本体部に相当する。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るカーテン吊
り具は、フックを本体部に回転可能に遊嵌し、かつ、フ
ックの膨大部を係止する構造とした。したがって、カー
テンを閉じたときの波打ち状態やカーテンの開閉に応じ
てフックが回転するので、カーテンフック及びカーテン
ランナーに無理な力が加わることがなく、かつ、カーテ
ンの波打ち状態を良好に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカーテン吊り具の概略斜視図で
ある。
【図2】 本発明に係るカーテン吊り具のフックを示す
図である。
【図3】 本発明に係るカーテン吊り具の本体部を示す
図であり、(a)は背面図、(b)はX−X断面図、
(c)はY−Y断面図である。
【図4】 (a)はフックが溝部に遊嵌された様子を示
す図、(b)はZ−Z断面図、(c)はW−W断面図で
ある。
【図5】 (a)はカーテンを開けたときの様子を示す
図、(b)はカーテンを閉じたときの様子を示す図であ
る。
【図6】 本発明に係るカーテン吊り具の他の実施例の
概略斜視図である。
【図7】 本発明に係るカーテン吊り具の他の実施例の
概略斜視図である。
【図8】 本発明に係るカーテン吊り具の他の実施例の
概略斜視図である。
【図9】 本発明に係るカーテン吊り具の他の実施例の
概略斜視図である。
【符号の説明】
1 カーテン吊り具 2 フック 3 本体部 4 挿入部 5 脱落防止用突起 20 溝部 30 カーテン 31 紐

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フックが、本体部に回転可能に取り付け
    られていることを特徴とするカーテン吊り具。
  2. 【請求項2】 フックと、挿入部と溝部とを有する本体
    部と、を有するカーテン吊り具において、 前記フックは、直線部と該直線部の端部に膨大部を有
    し、前記溝部に嵌入され、 前記溝部は、前記直線部を回転可能に遊嵌する構造と前
    記膨大部を係止する構造を有することを特徴とするカー
    テン吊り具。
JP2001326856A 2001-10-24 2001-10-24 カーテン吊り具 Pending JP2003125924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326856A JP2003125924A (ja) 2001-10-24 2001-10-24 カーテン吊り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326856A JP2003125924A (ja) 2001-10-24 2001-10-24 カーテン吊り具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003125924A true JP2003125924A (ja) 2003-05-07

Family

ID=19143167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001326856A Pending JP2003125924A (ja) 2001-10-24 2001-10-24 カーテン吊り具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003125924A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007506475A (ja) * 2003-07-11 2007-03-22 バング アンド オルフセン メディコム エー/エス 機械的な戻り防止装置
JP2008125825A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Soken Kk カーテン吊り具
JP2010060614A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Canon Inc 画像形成装置及び現像カートリッジ
JP3208314U (ja) * 2016-10-17 2017-01-05 株式会社インテリアおおた カーテン吊下用フック

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007506475A (ja) * 2003-07-11 2007-03-22 バング アンド オルフセン メディコム エー/エス 機械的な戻り防止装置
JP4702560B2 (ja) * 2003-07-11 2011-06-15 バング アンド オルフセン メディコム エー/エス 機械的な戻り防止装置
JP2008125825A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Soken Kk カーテン吊り具
JP4734221B2 (ja) * 2006-11-21 2011-07-27 装研株式会社 カーテン吊り具
JP2010060614A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Canon Inc 画像形成装置及び現像カートリッジ
JP3208314U (ja) * 2016-10-17 2017-01-05 株式会社インテリアおおた カーテン吊下用フック

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8833809B2 (en) Window vent stop with flexible side engagement pieces
JP2003125924A (ja) カーテン吊り具
US4913210A (en) Cord lock for window shades
US20180044978A1 (en) Roman shade with magnetic members
JP2001238547A (ja) 植物茎誘引用クリップ
US20100005622A1 (en) Device for suspending curtain
KR100939232B1 (ko) 커튼의 웨이브 형성기구
US20160230457A1 (en) Apparatus and method for preventing vertical blind vane swaying
JP4278484B2 (ja) カーテン吊り具
JP2002345510A (ja) 紐用留め具
JP2002159395A (ja) 多目的なカーテンランナー及びカーテンレール
JP3936711B2 (ja) カーテン支持構造
JP4677143B2 (ja) ハンガーホルダー
KR102095848B1 (ko) 차량용 코트후크의 위치 조절 구조
JPH0615542Y2 (ja) プラスチック製カーテンフック
JP3786199B2 (ja) カーテン吊り具及びカーテン
JP3058194U (ja) 幕体吊下げ用の紐固定具
JP2992886B1 (ja) 吊り下げ具
DE202006018711U1 (de) Musikinstrumentenhalter
KR200207162Y1 (ko) 여닫이문용 충격방지 및 개방상태 유지용 고정구
US20160230456A1 (en) Apparatus and Method for Preventing Vertical Blind Vane Swaying
JPH0211885Y2 (ja)
JPS5926059Y2 (ja) ドア−の開放停止具
JPH0937907A (ja) 絵画等の吊り下げ具
JP4117592B2 (ja) カーテン装置の先導ランナーと通常ランナーの組合せ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050307