JP2002345510A - 紐用留め具 - Google Patents

紐用留め具

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JP2002345510A JP2001155455A JP2001155455A JP2002345510A JP 2002345510 A JP2002345510 A JP 2002345510A JP 2001155455 A JP2001155455 A JP 2001155455A JP 2001155455 A JP2001155455 A JP 2001155455A JP 2002345510 A JP2002345510 A JP 2002345510A
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    • E04H15/00Tents or canopies, in general
    • E04H15/32Parts, components, construction details, accessories, interior equipment, specially adapted for tents, e.g. guy-line equipment, skirts, thresholds

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紐への係止力を増大したり、紐への取付操作
を良好にする。 【解決手段】 紐2の任意位置に取り付けられ、紐2の
一端2aを固定することにより、紐2への取付部と紐2
の一端2aとの間に紐ループ部2bを形成可能な留め具
4を対象としている。留め具4は、紐2の一端2aを固
定する固定部12を形成しているベース10と、ベース
10に基端21を回動可能に連結されるストッパー20
とからなる。ストッパー20は、一端2aを上下面の一
方から他方へ挿通する貫通孔23を有していると共に、
貫通孔23に挿通されて上下面の他方に引き出された一
端2aを更に上下面の他方より一方へ前記基端付近から
引き出した状態で、ベース10に対し回動されることに
より、紐2の対応部分を基端21とベース10との間で
挟持して紐2へ取付可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、テント設
営等に使用されるロープ、帯や紐(以下、これらを紐と
称する)の任意位置に取り付けられる留め具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7はテントの設営例を示している。こ
のテント1は、不図示の芯材で所定大の多角形に形状出
しされ、各角縁に沿って付設された引紐2が地面側に張
設されることにより使用状態に保たれる。引紐2は、自
由端である一端2a側が地面に係止したアンカー材3
(これがないときは近くにある木や岩等)に掛止めされ
て、テント1を所定テンションを持って保持する。この
ような、引紐2の掛止め態様では、引紐2の任意位置に
取り付けられ、該紐2の一端2aを固定することによ
り、紐2への取付部と一端2aとの間に掛止め用紐ルー
プ部2bを形成可能にする留め具が使用される。
【0003】図8は前記留め具の従来例を示している。
この留め具50は、樹脂又は金属製の細長い板体からな
り、引紐2の一端2aを上下に挿通する3個の孔51、
52,53を有している。上側の孔51と中間の孔52
は留め具50を引紐2に取り付ける貫通孔であり、下側
の孔53は一端2aを固定する取付孔である。即ち、こ
の構造において、一端2aは、図8の想像線で示す如く
貫通孔51に上下面の下から上へ挿通され、更に貫通孔
52に上から下へ挿通して大きく引き出された後、取付
孔53に下から上へ挿通されて抜け止め用結び目2cが
形成される。これにより、留め具50は、貫通孔51,
52に挿入されたり引き出されて方向を変える際に孔縁
に係止されて紐2の任意位置に取り付けられ、又、貫通
孔52と取付孔53との間にある紐部分の引出量、つま
り紐ループ部2bの大きさを可変することで紐2の実質
的な長さを調整可能にするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような留め具
50にあっては、特に紐2への係止力に優れると共にワ
ンタッチ操作できることが要求される。ところが、従来
留め具50は次のような問題がある。即ち、この構造で
は、留め具50が紐2を貫通孔51から貫通孔52へ挿
通した状態で紐2に取り付けられるが、孔径を大きくす
ると紐2に対する係止力が不足し、孔径を小さくすると
一端2aを挿通し難くなる。材質的には、樹脂製の場合
は貫通孔51,52が摩耗して取付状態でずれ易くな
り、金属製の場合は摩耗しないが紐2を傷つけ易くな
る。また、留め具50が紐2に一旦取り付けられた後、
例えば、紐ループ部2bの引出量を可変して紐2の実質
的な長さを短くしたり長くすること(これを再調整操作
と称する)も多く、その場合に紐2を引っ張りながら小
孔径の貫通孔51から貫通孔52へ動かさなくてはなら
ず操作性が悪い。
【0005】本発明は以上のような課題を解消すること
を目的としている。具体的には、紐への係止力を増大す
ると同時に取付操作を多少なりとも良好にし、しかも前
記した再調整操作も簡単に行える紐用留め具を実現する
ことにある。他の目的は、以下に説明する内容の中で明
らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図1〜図6に例示される如く、テント設営等
に使用される紐2の任意位置に取り付けられ、該紐2の
一端2aを固定することにより、該紐2への取付部と紐
2の一端2aとの間に紐ループ部2bを形成可能な留め
具4において、前記留め具4は、前記紐2の一端2aを
固定する固定部12を形成しているベース10と、前記
ベース10に基端21を回動可能に連結されるストッパ
ー20とからなり、前記ストッパー20は、前記紐2の
一端2aを上下面の一方から他方へ挿通する貫通孔23
を有していると共に、該貫通孔23に挿通されて上下面
の他方に引き出された紐2の一端2aを更に上下面の他
方より一方へ前記基端付近から引き出した状態で、前記
ベース10に対し回動されることにより、該紐2の対応
部分を前記基端21とベース10との間で挟持して紐2
へ取付可能にすることを特徴としている。
【0007】以上の留め具4は、例えば、図7の如くテ
ント設営用の紐2をアンカー3側へ係止するとき等に用
いられる。使用要領は、紐2の一端2aを貫通孔23の
一方から他方へ挿通し、ストッパー20の基端21付近
から一方へ引き出した後、ストッパー20を回動操作す
ると、紐2の対応部が基端21とベース10との間に挟
持され、留め具4が紐2の適位置に取り付けられる。一
端2aはベース10の固定部12に従来と同様に固定さ
れる。すると、紐2の全長は留め具4と固定部12の間
の引出量、つまり紐ループ部2bの大きさに応じた長さ
になっており、前記アンカー3等へ掛止め可能となる。
再調整操作では、例えば、留め具4よりも手前の紐部分
を引っ張った状態で、ストッパー20を前記の回動方向
と反対側へ回動して前記挟持状態を解放した後、紐ルー
プ部2bの大きさを可変して再び挟持方向へ回動操作す
る。この構造特徴は、留め具4を紐2に沿って取り付け
ることを前提とし、紐2に対する取付操作性を良好に
し、該取付操作性を維持して係止力を増大可能にできる
点にある。即ち、この構造では、一端2aがストッパー
20側の貫通孔23から基端21へ引き出されると共に
ベース10側の固定部12に固定されるため、取付状態
では留め具4が従来と同じく紐2に沿って配置される。
この構造では、紐2への係止力が基端21(とベース1
0との間)の挟持力に比例するため、貫通孔23の孔径
を大きくして一端2aの挿通性を確保したり、回動とい
うワンタッチ操作で紐2へ取り付けることができる。再
調整操作は、従来の如く紐対応部分を孔径の小さな貫通
孔から貫通孔へ動かすのに比べ、操作性に優れたストッ
パー20の回動にて行える。
【0008】以上の本発明は次のように具体化されるこ
とがより好ましい。・第1に、前記ベース10及び前記
ストッパー20は紐2の対応部分を前記基端21とベー
ス10の間に挟持した状態で紐2に沿って略直線状に配
置される構成である。これは、上記した点を確認的に特
定したものであり、使用状態における見栄え等を維持で
きるようにする。・第2に、前記ベース10は、紐2の
一端2aを上下方向に挿通して抜け止め可能にする取付
孔12により前記固定部を形成していると共に、前記ス
トッパー10の回動範囲を規制する規制部17を有して
いる構成である。取付孔12の点は、従来と同じく専用
固定部材を用いなくても、一端2aに結び目2cを形成
して抜け止め可能にする。規制部17の点は、前記挟持
状態をより安定維持可能にしたり、回動範囲を規制して
使い勝手を向上できるようにする。・第3に、前記スト
ッパー20の基端21は紐喰い付き用係止爪26を有
し、前記ベース10は前記基端21に対応した略コ形の
取付部11を有し、該取付部11が前記基端21をコ形
の両壁部15,15に回動可能に枢支すると共に、コ形
内の段差底面17に紐2の一端2aを挿通する通し孔1
8を形成している構成である。これは、上記した挟持力
を係止爪26により所望の大きさに設定でき、又、段差
底面17及び通し孔18の存在により基端21に対する
挟持部16を確保したり、後述する規制部17を確保し
易くできる点に意義がある。・第4に、前記ベース10
の規制部17は、前記コ形内の段差底面17の一部を利
用して片状に形成されていると共に、前記通し孔18の
手前に位置している構成である。これは、規制部17の
剛性(小突起等よりも強いこと)を確保すると共に、通
し孔18の付近に配置される前記した係止爪26を当て
てストッパー20の回動を規制できるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1乃至図6は本発明形態の紐用留
め具を示している。このうち、図1は留め具の使用例を
示し、同(a)は紐への組み込み等を説明するための
図、同(b)は使用状態を説明するための図である。図
2は留め具の外観図である。図3は留め具の細部を示
し、同(a)は上面図、同(b)は下面図、同(c)は
側面図、同(d)は左端面図、同(e)は右端面図であ
る。図4(a)と(b)は図3(a)のA−A線とB−
B線に沿って断面した図である。図5はベース単品図で
あり、同(a)は上面図、同(b)は(a)のC−C線
に沿って断面した図である。図6はストッパー単品図で
あり、同(a)は上面図、同(b)は側面図である。
【0010】(構造例)図の留め具4は、ベース10及
びストッパー20の2部品からなり、ストッパー20が
ベース10に対し所定角だけ回動可能に組み付けられて
いる。ベース10及びストッパー20は、共に樹脂成形
品からなっているが、他の材質であっても差し支えな
い。全体の大きさは作図上拡大しているが、例えば、留
め具4が図7の3〜5人用テント1の設営用に用いられ
る場合、全寸が20〜50mm、厚さが3〜6mm程度
の小さなものである。
【0011】ベース10は、図3と図5に示される如く
略舌状をなし、一端側に設けられてストッパー20と連
結される取付部11と、他端側の円弧中心部に設けられ
て上下貫通した取付孔12とを有している。取付孔12
は、他端と間隔を保って設けられており、孔径が紐2の
径よりも大きく、紐2の一端2aが下面側から上面側へ
スムースに挿通される。上面側にあって、取付孔12を
中心とする箇所には小突起14が複数設けられると共
に、他端から取付孔11に向かって横溝13が形成され
ている。この横溝13は、図1の如く一端2aに形成さ
れる抜け止め用結び目2cを受け入れて外観を維持でき
るようにする。取付部11は、一端側にあって、中間部
を上から下に欠肉した略コ形に設けられており、コ形の
両片部に相当する両側の壁部15と、コ形の中間片部に
相当する挟持部16と、コ形の内下側にある通し孔18
付き段差底面17とで区画形成されている。両壁部15
の間は、後述するストッパー20の基端21に対応した
幅寸法となっている。各壁部15には、同軸線上に貫通
形成された軸孔15aと、上面から軸孔15aの近くま
で欠肉したテーパー状のガイド部15bとが設けられて
いる。挟持部16は、図5の如く下に行くほど一端側へ
傾斜した傾斜面に形成されると共に、下側が段差底面1
7に設けられた通し孔18の対応部と面一になってい
る。即ち、段差底面17は、本発明の規制部となる箇所
であり、前記コ形内の前側に相当する部分を欠如し、か
つ挟持部16側を上下に貫通した通し孔18により欠如
して、細長い片状に形成されている。なお、挟持部16
は、下面側から逆凹状に欠肉された空洞部19により若
干弾性変形されるようになっている。
【0012】ストッパー20は、図3と図6に示される
如くベース10より薄肉の片状をなし、基端21側が前
記した取付部11のコ形内に収まり、先端22側が円弧
状に形成されていると共に、前後の略中間に貫通孔23
を有している。また、上面側の周囲部は一段高く形成さ
れていると共に、基端21はその一段高くなった縁部2
4の間にあって縁部24の後端より少し先端側へ落ち込
んだ状態に設けられている。基端21は、両側に位置し
て対応縁部24から突設されて軸孔15aと嵌合される
軸部25と、両軸部25を結ぶ軸線より後方へ突出形成
されている係止爪26とを有している。係止爪26は、
図4(a)の如く上側の円弧部26a及び下側の傾斜部
26bにより形成されている。円弧部26aと傾斜部2
6bとの接続部は鋭角となっている。そして、後述する
如くストッパー20が軸部25と軸孔15aの嵌合を介
し連結された状態において、傾斜部26bは規制部であ
る段差底面17に当接されストッパー20の下方向への
回動を規制し、円弧部26aと傾斜部26bとの接続部
(突出部)が挟持部16に最も近づくストッパー20の
紐ロック位置となる。ストッパー20は、そのロック位
置から図1(a)の如く反時計回り方向へ回動される
と、係止爪26の突出部が挟持部16から大きく離れ、
通し孔18の全体が露出される。なお、符号27は先端
22側の上面に設けられた複数の滑り止め用の小突起で
ある。
【0013】以上のストッパー20は、両側の軸部25
が対応するガイド部15bに押し込められると、壁部1
5を弾性変位しながら軸孔15に嵌合され、ベース10
に対し所定角だけ回動可能に連結される。この構造で
は、ストッパー20が軸部25を支点として図1(a)
の如く通し孔18を完全に開口する係止解除位置から、
図1(b)の通し孔18の一部を係止爪26の突出部で
覆う係止位置との間で概略45度だけ回動される。係止
解除位置では、ストッパー20の下面が規制部である段
差底面17の端面に当たることにより位置規制される。
係止位置では、傾斜部26bの最下面部が規制部である
段差端面17の端面と内面との角部に当たることにより
位置規制される。
【0014】(使用例)図1は以上の留め具4が図7の
D部に適用した場合を想定した断面図である。留め具4
は、図1(a)の如く紐2の一端2aを貫通孔23に下
から上面側へ挿通し、基端21に露出されている通し孔
18に挿通して大きく引き出した後、今度は取付孔12
に下から上へ引き出すと共に結び目2cを作り、取付孔
12と通し孔18との間の紐ループ部2bの長さを調整
して、ストッパー20を係止解除位置から図1(b)の
係止位置へ回動することにより紐2の敵位置に取り付け
られる。紐ループ部2bは、係止爪26の紐2への喰い
付き作用と結び目2cの抜け止め作用とにより大きさが
決められると共に、紐2を所定長さに確定する。この構
造では、紐2が通し孔18に入れられた状態で、係止爪
26が挟持部16との間に紐2の対応部分を挟み込む。
その狭持力は、挟持部16が下向きに張り出した傾斜面
となっていて係止爪26との間に紐2を楔作用により狭
持すること、挟持部16が空洞部19の存在により若干
弾性変位しそのときの反発力が得られること等により、
紐2に対する係止力としては強大なものとなっている。
なお、紐2は、留め具4で形成された紐ループ部2bが
図7のアンカー3等に掛と止められることにより所定の
テンションでテント1を保持する。上記した再調整操作
では、例えば、留め具4よりも上側にある紐2の部分を
引っ張った状態で、ストッパー20を係止位置から係止
解除位置へ回動して、前記挟持状態を解放した後、紐2
を紐ループ部2b側へ引っ張ったり留め具4の上側へ引
っ張って紐ループ部2bの大きさを可変調整してストッ
パー20を再び係止位置方向へ回動操作する。この可変
調整では、ストッパー20が回動操作されることと、貫
通孔23の孔径を大きくして紐2が引っ張り方向へ容易
に動かされることから、ワンタッチ操作が可能となる。
【0015】なお、本発明の留め具4は、請求項1で特
定される構成要素を備えておればよく、ベース10及び
ストッパー20の形状や大きさ等についてはこれを参考
にして種々変形することができるものである。また、用
途及び使用態様としては図7のテント設営用の紐2に限
られずどんな紐であっても同様に適用でき、又、紐は1
本だけで構成される以外に二重(2本)にして用いても
差し支えない。
【0016】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の紐用留め具
にあっては、ストッパーをベースに対し回動して紐の対
応部分をストッパー基端とベースとの間で挟持するため
紐への係止力を増大できると共に、紐へ組み込んで取り
付ける取付操作及び再調整操作をワンタッチで行うこと
ができ、それにより、従来構造に対し使い勝手及び商品
価値を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明形態例の留め具を使用状態で示す作用断
面図である。
【図2】上記留め具の概略外観図である。
【図3】上記留め具の細部を示す図である。
【図4】上記留め具の断面図である。
【図5】上記留め具のベース単品を示す図である。
【図6】上記留め具のストッパー単品を示す図である。
【図7】本発明対象の留め具の使用例を示す模式図であ
る。
【図8】図7のD部に用いられている従来の留め具を示
す図である。
【符号の説明】 4は留め具 10はベース 11は取付部 12は取付孔(固定部) 15は両壁部 16は挟持部 17は段差底面(規制部) 18は通し孔 20はストッパー 21は基端 22は先端 23は貫通孔 26は係止爪 2は紐 2aは紐の一端 2bは紐ループ部 2cは結び目

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テント設営等に使用される紐の任意位置
    に取り付けられ、該紐の一端を固定することにより、該
    紐への取付部と紐の一端との間に紐ループ部を形成可能
    な留め具において、 前記留め具は、前記紐の一端を固定する固定部を形成し
    ているベースと、前記ベースに基端を回動可能に連結さ
    れるストッパーとからなり、 前記ストッパーは、前記紐の一端を上下面の一方から他
    方へ挿通する貫通孔を有していると共に、該貫通孔に挿
    通されて上下面の他方に引き出された紐の一端を更に上
    下面の他方より一方へ前記基端付近から引き出した状態
    で、前記ベースに対し回動されることにより、該紐の対
    応部分を前記基端とベースとの間で挟持して紐へ取付可
    能にする、ことを特徴とする紐用留め具。
  2. 【請求項2】 前記ベース及び前記ストッパーは前記紐
    の対応部分を前記基端とベースの間に挟持した状態で前
    記紐に沿って略直線状に配置される請求項1に記載の紐
    用留め具。
  3. 【請求項3】 前記ベースは、前記紐の一端を上下方向
    に挿通して抜け止め可能にする取付孔により前記固定部
    を形成していると共に、前記ストッパーの回動範囲を規
    制する規制部を有している請求項1又は2に記載の紐用
    留め具。
  4. 【請求項4】 前記ストッパーの基端は紐喰い付き用係
    止爪を有し、前記ベースは前記基端に対応した略コ形の
    取付部を有し、該取付部が前記基端をコ形の両壁部に回
    動可能に枢支すると共に、コ形内の段差底面に前記紐の
    一端を挿通する通し孔を形成している請求項1から3の
    何れかに記載の紐用留め具。
  5. 【請求項5】 前記ベースの規制部は、前記コ形内の段
    差底面の一部を利用して片状に形成されていると共に、
    前記通し孔の手前に位置している請求項3及び4に記載
    の紐用留め具。
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