JPH11270192A - ロープの締め具 - Google Patents

ロープの締め具

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Publication number
JPH11270192A
JPH11270192A JP5149998A JP5149998A JPH11270192A JP H11270192 A JPH11270192 A JP H11270192A JP 5149998 A JP5149998 A JP 5149998A JP 5149998 A JP5149998 A JP 5149998A JP H11270192 A JPH11270192 A JP H11270192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
hole
rope
upper plate
lower plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5149998A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Ikeyama
捷彦 池山
Tomio Nishikawa
富雄 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON HOAN KIZAI SEIZO KK
Original Assignee
NIPPON HOAN KIZAI SEIZO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、テント張り等において使用するロ
ープを簡便に締めることができる締め具である。 【解決手段】 本発明は、上板10に上長孔11が、下
板20に下長孔21が各々形成してあり、下板20に固
定の上スライド棒13が上長孔11を挿通し、上板10
に固定の下スライド棒23が下長孔21を挿通して設け
てあって、上板10にロープを挿通可能な上板左孔15
aと上板右孔15bを形成し、下板20にもロープを挿
通可能な下板左孔25aと下板右孔25bを形成し、上
板10と下板20がスライド可能であり、上板右孔15
bと上板縁部10aを連通する上連通孔28aと下板左
孔25aと下板縁部20aを連通する下連通孔28bを
形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テント張り等にお
いて使用するロープ締め具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テント張り等に使用するロープ締
め具について、図4を参照して説明する。尚、図4
(A)(A’)は延ばしたときの平面図とB〜B断面
図、(B)(B’)は閉じたときの平面図とB〜B断面
図、(C)は使用態様を示す図である。この締め具10
0は上板110と下板120とで構成してあり、上板1
10と下板120はスライド可能になっている。即ち、
上板110には上長孔111が、下板120には下長孔
121が各々形成してあり、下板120に固定の上スラ
イド棒113が上長孔111を挿通して設けてあり、上
板110に固定の下スライド棒123が下長孔121を
挿通して設けてある。
【0003】尚、この上スライド棒113と下スライド
棒123の頂頭113a、123aは、長孔111、1
21より大きく形成してあって、脱抜を防止している。
又、上板110と下板120には、ロープ130を通す
通孔(上板左孔115a、上板右孔115b、下板左孔
125a、下板右孔125b)が穿設してあり、上板1
10と下板120を延ばした状態のとき、上板右孔11
5bと下板左孔125aがほぼ重なるように形成してあ
る。
【0004】次に、前記ロープ締め具100をテントに
使用する場合について説明すると、通孔を通すロープ1
30は、図示略のテントに固定してある上ロープ130
aと地面に固定の下ロープ130bがある。先ず、上板
110と下板120をスライドして、上板右孔115b
と下板左孔125aを合わせる。次に、上ロープ130
aは、上板左孔115aを表側から裏側に通し、裏側か
ら表側に下板左孔125aと上板右孔115bを通すと
共に、下ロープ130bも同様に、下板右孔125bを
表側から裏側に通し、裏側から表側に下板左孔125a
上板右孔115bを通す。そして、上ロープ130aと
下ロープ130b或いは一方のロープを引っ張ると、上
板110と下板120はスライドし、上ロープ130a
と下ロープ130bが共に引っ張った状態で上板右孔1
15bと下板左孔125aが相互に狭まって、ロープを
固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、ロー
プ締め具は、ロープの端部を表側から上板左孔(下板右
孔)を通し、裏側から下板左孔と上板右孔を通す操作を
要する。特に、裏側から下板左孔と上板右孔を通す操作
においては、ロープの先端から通す操作が必要となり煩
わしい。そこで、本発明は、簡便に、ロープを通すこと
を可能とするロープ締め具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のロープの締め
具は、上板に上長孔が、下板に下長孔が各々形成してあ
り、下板に固定の上スライド棒が上長孔を挿通し、上板
に固定の下スライド棒が下長孔を挿通して設けてあっ
て、前記上板にロープを挿通可能な上板左孔と上板右孔
を形成し、前記下板にもロープを挿通可能な下板左孔と
下板右孔を形成し、上板と下板がスライド可能であり、
上板右孔と上板縁部を連通する上連通孔と前記下板左孔
と下板縁部を連通する下連通孔を形成してある。
【0007】上板左孔、又は上板右孔に表側(裏側)か
ら裏側(表側)に通したロープは、上板右孔と下板左孔
に通すのに、上連通孔と下連通孔を介して行うことがで
きるので、ロープの先端部から通す必要がないので、容
易に操作ができる。
【0008】又、請求項2のロープの締め具は、上板左
孔と上板縁部を連通する上板連通孔と、下板右孔と下板
縁部を連通する下板連通孔の少なくとも一方を形成して
あるので、ロープを上板連通孔(下板連通孔)から通す
ので、ロープの先端から通す必要がなく操作が簡便であ
る。又、請求項3のロープの締め具は、1枚の板で構成
するものであり、複数の孔の何れかに、板の端部と連通
する連通孔を形成することによって、ロープをかかる孔
に容易に挿入できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を延ばした
ときの平面図とA〜A断面図を示す図1(A)
(A’)、閉じたときの平面図とA〜A断面図を示す図
1(B)(B’)、使用態様を示す図1(C)を参照し
て説明する。この締め具1は上板10と下板20とで構
成してあり、上板10と下板20はスライド可能になっ
ている。即ち、上板10には上長孔11が、下板20に
は下長孔21が各々形成してある。
【0010】そして、下板20に固定の上スライド棒1
3が上長孔11を挿通し、上板10に固定の下スライド
棒23が下長孔21を挿通して設けてある。尚、この上
スライド棒13と下スライド棒23の頂頭13a、23
aは、長孔11、21より大きく形成してあって、脱抜
を防止している。
【0011】又、上板10と下板20には、ロープ30
を通す通孔(上板左孔15a、上板右孔15b、下板左
孔25a、下板右孔25b)が穿設してあり、上板10
と下板20を延ばした状態のとき、上板右孔15bと下
板左孔25aがほぼ重なるように形成してある。又、上
板10には、上板右孔15bと上板10の縁部10aを
連通する、ロープ径より大きな上連通孔28aを形成す
ると共に、下板20にも、下板左孔25aと下板20の
縁部10aを連通するロープ径より大きな下連通孔28
bが形成してある。尚、上連通孔28aと下連通孔28
bは重なって同じ開口にすればよく、形成角度は任意で
ある。
【0012】次に、前記ロープ締め具1をテントに使用
する場合について説明すると、通孔を通すロープ30
は、図示略のテントに固定してある上ロープ30aと地
面に固定の下ロープ30bがある。先ず、上板10と下
板20をスライドして、上板右孔15bと下板左孔25
aを合わせる。次に、上ロープ30aを上板左孔15a
の表側(裏側)から裏側(表側)に通し、その上ロープ
30aの何れかの部位を上連通孔28aと下連通孔28
bから上板右孔15b、下板左孔25aに導く。
【0013】一方、下ロープ30bも、下板右孔25b
を表側(裏側)から裏側(表側)に通し、下ロープ30
aの何れかの部位を上連通孔28aと下連通孔28bか
ら上板右孔15b、下板左孔25aに導く。そして、上
ロープ30aと下ロープ30b、或いは一方のロープを
引っ張ると、上板10と下板20はスライドし、上ロー
プ30aと下ロープ30bが共に引っ張った状態で上板
右孔15bと下板左孔25aが相互に狭まって、ロープ
を固定する。以上のように、上連通孔28aと下連通孔
28bが形成してあるため、ロープを上板右孔15bと
下板左孔25aに導くにあたって、ロープの先端を裏側
(表側)から表側(裏側)に通すことがないため、操作
が容易である。
【0014】尚、前記例では上連通孔28aと下連通孔
28bは、上板右孔15b、下板左孔25aに形成して
あるが、図2に示すように、上板左孔15aと上板縁部
10aを連通する上板連通孔50aと、下板右孔25b
と下板縁部20aと連通する下板連通孔50bの少なく
とも一方を形成してもよい。この場合、上板左孔15a
と下板右孔25bにロープ30a(30b)を通すのに
容易となる。尚、上板連通孔50aと下板右孔連通孔5
0bは、ロープ30a(30b)が引っ張り状態のとき
離脱しないように、傾斜状に設けることがより望まし
い。
【0015】また、前記本発明のロープの締め具の使用
形態は、上ロープ30aと下ロープ30bを連通孔28
a、28bから上板右孔15b、下板左孔25aに導い
て使用するものであるが、下ロープ30bを地面と下板
右孔25bに固定し、上ロープ30aを上板左孔15a
の表側から裏側に通し、その上ロープ30aの何れかの
部位を連通孔28a、28bから上板右孔15b、下板
左孔25aに導く。そして、上ロープ30aを引っ張る
ことによっても使用できる。
【0016】次に、図3は、他のロープの締め具の平面
図であって、合成樹脂や金属等の板80で構成するもの
である。即ち、直方形状の1枚板80には、左右に円形
状の右孔81aと左孔81bが穿設してある。また、中
右孔82aが前記右孔81aの左側に形成してあると共
に、ロープ径より大きな、前記中右孔82aと板80の
縁部80aを傾斜状に連通する連通孔84aが形成して
ある。又、中左孔82bも同様に、前記左孔81bの右
側に形成してあると共に、ロープ径より大きな、前記中
左孔82bと板80の縁部80aとを傾斜状に連通する
連通孔84bが形成してある。
【0017】そして、このロープの締め具は、右孔81
a、右中孔82aとを使用して、或いは、更に、左中孔
82bをも使用して、表側から裏側に順次ロープを通し
て使用する。この時、中右孔82a、中左孔82bは、
共に連通孔84a、84bのために、簡便に挿入するこ
とができ、かかる状態(図示略)において、ロープ端を
引っ張ると、ロープは抜けることなく張設できる。前記
したように、ロープの締め具は1枚の板80で構成可能
であるため、簡便に構成でき、経済性に富む。尚、板8
0に形成する右孔81a、左孔81b、中右孔82a、
中左孔82bの数は任意であるし、連通孔84a、84
bを何れの孔に形成するかも任意である。更に、連通孔
84a、84bは傾斜状に形成しても、垂直に形成して
もよいことは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】請求項1のロープの締め具は、上板左孔
又は板板右孔に表側(裏側)から裏側(表側)に通した
ロープを、上連通孔と下連通孔を介して行うことができ
るので簡便に操作できる。又、請求項2のロープの締め
具は、上板連通孔又は下板連通孔を介して、ロープを上
板左孔(下板右孔)に通すことができるので操作が簡便
である。請求項3のロープの締め具は、1枚の板で構成
するため、経済性に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロープの締め具であり、(A)(A’)は延ば
したときの平面図とA〜A断面図、(B)(B’)は閉
じたときの平面図とA〜A断面図、(C)は使用態様を
示す図である。
【図2】他の構成のロープの締め具であり、(A)
(A’)は延ばしたときの平面図とA〜A断面図であ
る。
【図3】他の構成のロープの締め具の平面図である。
【図4】従来のロープの締め具であり、(A)(A’)
は延ばしたときの平面図とB〜B断面図、(B)
(B’)は閉じたときの平面図とB〜B断面図、(C)
は使用態様を示す図である。
【符号の説明】 10 上板 10a 上板縁部 11 上長孔 13 上スライド棒 15a 上板左孔 15b 上板右孔 20 下板 20a 下板縁部 21 下長孔 23 下スライド棒 25a 下板左孔 25b 下板右孔 28a 上連通孔 28b 下連通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上板に上長孔が、下板に下長孔が各々形
    成してあり、下板に固定の上スライド棒が上長孔を挿通
    し、上板に固定の下スライド棒が下長孔を挿通して設け
    てあって、前記上板にロープを挿通可能な上板左孔と上
    板右孔を形成し、前記下板にもロープを挿通可能な下板
    左孔と下板右孔を形成し、上板と下板がスライド可能な
    ロープの締め具であって、 前記上板右孔と上板縁部を連通する上連通孔と前記下板
    左孔と下板縁部を連通する下連通孔を形成することを特
    徴とするロープの締め具。
  2. 【請求項2】 上板に上長孔が、下板に下長孔が各々形
    成してあり、下板に固定の上スライド棒が上長孔を挿通
    し、上板に固定の下スライド棒が下長孔を挿通して設け
    てあって、前記上板にロープを挿通可能な上板左孔と上
    板右孔を形成し、前記下板にもロープを挿通可能な下板
    左孔と下板右孔を形成し、上板と下板がスライド可能な
    ロープの締め具であって、 前記上板左孔と上板縁部を連通する上板連通孔と、前記
    下板右孔と下板縁部を連通する下板連通孔の少なくとも
    一方を形成してなることを特徴とするロープの締め具。
  3. 【請求項3】 1枚の板に複数の孔を穿設のロープの締
    め具であって、前記孔の何れかに、板の端部と連通する
    連通孔を形成することを特徴とするロープの締め具。
JP5149998A 1998-01-23 1998-02-16 ロープの締め具 Pending JPH11270192A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5149998A JPH11270192A (ja) 1998-01-23 1998-02-16 ロープの締め具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-26703 1998-01-23
JP2670398 1998-01-23
JP5149998A JPH11270192A (ja) 1998-01-23 1998-02-16 ロープの締め具

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ID=26364512

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5149998A Pending JPH11270192A (ja) 1998-01-23 1998-02-16 ロープの締め具

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JP (1) JPH11270192A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100427396B1 (ko) * 2001-05-24 2004-04-28 가부시키가이샤 니프코 끈용 고정구

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