JPH0534905U - 紐締め具 - Google Patents

紐締め具

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JPH0534905U
JPH0534905U JP9310591U JP9310591U JPH0534905U JP H0534905 U JPH0534905 U JP H0534905U JP 9310591 U JP9310591 U JP 9310591U JP 9310591 U JP9310591 U JP 9310591U JP H0534905 U JPH0534905 U JP H0534905U
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JP
Japan
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string
cord
tightening
connecting member
holding member
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Application number
JP9310591U
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English (en)
Inventor
津外武 札木
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
YKK Corp
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
YKK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後部に締紐の一端を連結する紐連結部材と、
この紐連結部材の先端側で当該紐連結部材とにより締紐
の他端を挟圧して保持する紐保持部材とから成る紐締め
具において、締紐の締付け操作を簡単に行えるようにす
る。 【構成】 後部に締紐Rの一端R1を連結する紐連結部
材1と、この紐連結部材1に回動自在に軸支され当該紐
連結部材1の前部側において同紐連結部材1とで締紐R
の他端R2を挟圧して保持する紐保持部材2とから成
り、前記紐連結部材1に締紐Rの他端R2を同締紐Rの
一端R1の反対側へ引き出す紐引出穴15を貫通形成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、防寒服のフードや自動車のシートカバーに取付けた締紐を弛緩不能 に連結する紐締め具の改良、詳しくは、締紐の他端を同締紐の一端と反対側へ引 っ張り出すことによって、締紐の締付け操作を簡単に行うことのできる紐締め具 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のシートカバーなどに用いられている紐締め具としては、従来、シート カバーの開口周囲に取付けた締紐の一端を紐連結部材の後部に連結し、締紐の他 端を前記紐連結部材と当該紐連結部材に回動自在に軸支された紐保持部材との間 に挿入して同締紐の一端側へ引き出した後に、この締紐の他端を前記紐連結部材 の前部側において当該紐連結部材と紐保持部材とで挟圧して保持するものが知ら れている(意匠登録第460971号)。
【0003】 しかしながら、上記紐締め具においては、締紐の他端を紐連結部材に連結した 締紐の一端側へ引き出しているために、締紐を締めようとした場合、締紐の他端 を同締紐の一端側へ引っ張ることとなるから、その引張力によって紐連結部材が 締紐の引張方向へ移動してしまう。それ故、上記紐締め具にあっては、締紐を締 付ける際に、片手の手指で紐連結部材を動かないように把持固定しておく必要が あり、締紐の締付け操作が非常に面倒であるという不都合があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記紐締め具に上述のような不都合があったことに鑑みて為された ものであって、片手の手指で紐固定部材を把持固定することなく締紐の締付け操 作を行うことのできる使い勝手のよい紐締め具を提供することを技術的課題とす るものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案が上述の技術的課題を解決するために採用した手段を、添附図面に基づ いて説明すれば、次のとおりである。 即ち、本考案によれば、後部に締紐Rの一端R1を連結する紐連結部材1と、 この紐連結部材1に回動自在に軸支され当該紐連結部材1の先端側において同紐 連結部材1とで締紐Rの他端R2を挟圧して保持する紐保持部材2とから成り、 前記紐連結部材1に締紐Rの他端R2を同締紐Rの一端R1の反対側へ引き出す 紐引出穴15を貫通形成するという手段を採用することによって、上述の技術的 課題を解決したのである。
【0006】
【作用】
上記のように構成された紐締め具は、紐連結部材1と紐保持部材2とで挾圧保 持した締紐Rの他端R2を当該紐連結部材1の紐引出穴15に挿入して同締紐R の一端R1と反対側へ引っ張り出すことによって、前記紐連結部材1が締紐Rの 一端R1側に移動することなく締紐Rを締付けることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基づいて、更に詳しく説明する。 図1は本考案に係る紐締め具の第1実施例品を示す全体斜視図であって、かゝ る第1実施例品の紐締め具は、後述の締紐Rの一端R1を連結する紐連結部材1 と、この紐連結部材1とで締紐Rの他端R2を挟圧して保持する紐保持部材2と から成り、これら紐連結部材1および紐保持部材2は何も合成樹脂材料により作 製されている。
【0008】 紐連結部材1は、図1乃至図6に示すように、底板11と当該底板11の幅員 方向両側に配置した一対の支持板12,12とにより大略コ字形に形成されてい て(図2参照)、底板11の前部表面に後述の紐保持部材2の紐挟圧片21が当 接するストッパー13を有し(図6参照)、同底板11の後部に締紐Rの一端R 1を掛止するフック状の掛止片14を有している(図5参照)。そして、前記紐 連結部材1の底板11には、ストッパー13と掛止片14との間に締紐Rの他端 R2を挿入する紐引出穴15が貫通形成してあり(図6参照)、また、同紐連結 部材1の両支持板12,12には、その上部に紐保持部材2の支軸23,23を 支持する支持穴16,16が貫通して形成してあり(図1および図2参照)、更 に、同支持板12,12には、支持穴16,16の下方側の裏面に底板11のス トッパー13とで紐保持部材2の紐挟圧片21を挟持する突起17,17が形成 してある(図3および図4参照)。
【0009】 一方、紐保持部材2は、図1乃至図6に示すように、紐挟圧片21と操作片2 2とから成る縦断面L字形に形成されていて、前記紐連結部材1の両支持板12 ,12の間に嵌入してある。前記紐保持部材2は、その幅員方向において紐挟圧 片21および操作片22間の屈曲部分の両側に突設した軸23,23を紐連結部 材1の軸穴16,16に挿入することによって(図1および図2参照)、前記紐 連結部材1の支持板12,12に回動自在に軸支されている。前記紐挟圧片21 は、紐連結部材1のストッパー13の裏面に当接可能な長さとなっていて、紐連 結部材1の底板11に形成したストッパー13と紐引出穴15との間の前部側に おいて締紐Rの他端R2を当該底板11とで強固に挟圧保持するようになってい る。そして、前記紐挟圧片21は、その下端部を略半円形状に形成し当該下端部 の底面を凹凸状の挟圧噛合面24としており(図4参照)、また同紐挟圧片21 の表面に締紐Rの他端R2を紐連結部材1の紐引出穴15に案内する略台形状の ガイド溝25を形成している(図1および図3参照)。
【0010】 次に、第1実施例品の紐締め具の使用方法を、図7および図8に基づいて説明 する。 先ず、図7に示すように、締紐Rのループ状の一端R1を紐連結部材1の掛止 片14に掛止し、紐保持部材2の操作片22を上方に持ち上げて当該紐保持部材 2の紐挟圧片21と紐連結部材1の底板11との間に空隙Sを形成し、締紐Rの 他端R2を紐保持部材2の紐挟圧片21のガイド溝25に沿って空隙Sを介し紐 連結部材1の紐引出穴15より引き出した後に、当該締紐Rの他端R2を同締紐 Rの一端R1と反対側へ引っ張る。これにより、紐連結部材1が締紐Rの一端R 1側へ移動することなく締紐Rを締付けることができる。 次に、図8に示すように、上述の如く締紐Rを締付けた状態で紐保持部材2の 操作片22を下方に押し下げることによって当該紐保持部材1の紐挟圧片21を 紐連結部材1の底板11のストッパー13に当接せしめ、よって、紐保持部材2 の紐挟圧片21の挟圧噛合面24が紐連結部材1の底板11におけるストッパー 13と紐引出穴15との間に締紐Rの他端R2を挟圧して強固に保持する。かゝ る締紐R1の挟圧保持状態において紐保持部材1は、その紐挟圧片21の裏面が 紐連結部材1の両支持板12,12に形成した突起17,17に係止して当該紐 連結部材1に対し回動しないようになっている。
【0011】 図9および図10は、本考案の紐締め具の第2実施例品を示していて、第1実 施例品の紐連結部材1の掛止片14を大略矢印形に形成し(図10参照)、かつ 当該掛止片14を紐保持部材2の操作片22先端の下方に設けた(図9参照)他 は前記第1実施例品の紐締め具と同様に構成されている。 しかして、第2実施例品の紐締め具にあっては、紐連結部材1の掛止片14が 紐保持部材2の操作片22先端の下方に位置していることから、紐保持部材2を 開方向へ回動させない限り、掛止片14に掛止した締紐Rの一端R1を当該掛止 片14より外すことができず、締紐Rの一端R1が紐連結部材1の掛止片14か ら偶発的に外れることがないとう利点がある。
【0012】 図11および図12は、本考案に係る第3実施例品を示していて、第1実施例 品の紐連結部材1における掛止片14に代えて当該紐連結部材1の両支持板12 ,12に掛止穴14a,14aを形成する一方(図11参照)、同紐連結部材1 の底板11の裏面に外方に向けて屈曲する大略L字形の巻取片11a,11aを 突設した他は前記第1実施例品の紐締め具と同様に構成されている。 しかして、第3実施例品の紐締め具にあっては、図12に示すように、紐連結 部材1の掛止穴14a,14aに締紐Rの一端R1を掛止して当該紐連結部材1 の底板11と紐保持部材2の操作片22とで挟圧保持し、かつ紐連結部材1の底 板11と紐保持部材2の紐挟圧片21とで挟圧保持した同締紐Rの他端R2を当 該紐連結部材1の紐引出穴15より引き出して両巻取片11a,11aに巻き付 けておくことができるので、締紐Rの他端R2を体裁よく処理することができる という利点がある。
【0013】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案によれば、後部に締紐の一端を連結する紐連結 部材と、この紐連結部材の先端側で当該紐連結部材とにより締紐の他端を挟圧し て保持する紐保持部材とから成る紐締め具において、前記紐連結部材に締紐の他 端を同締紐の一端の反対側へ引き出す紐引出穴を貫通形成したので、締紐を締付 ける際に、締紐の他端を同締紐の一端と反対側へ引っ張ることができ、したがっ て、本考案の紐締め具は、従来周知の紐締め具のように、紐連結部材を片手の手 指で把持固定することなく締紐の締付け操作を簡単に行うことができ、使用者に とって誠に便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る紐締め具の第1実施例品を示す全
体斜視図である。
【図2】同第1実施例品の紐締め具の正面図である。
【図3】同第1実施例品の紐締め具の左側面図である。
【図4】同第1実施例品の紐締め具の右側面図である。
【図5】同第1実施例品の紐締め具の底面図である。
【図6】図3のVI−VI線断面図である。
【図7】同第1実施例品の紐締め具において紐連結部材
に締紐の一端を掛止し、かつ同紐連結部材の紐引出穴に
締紐の他端を挿入したときの説明図である。
【図8】同第1実施例品の紐締め具において紐連結部材
と紐保持部材とで締紐の他端を挟圧して保持したときの
説明図である。
【図9】本考案に係る紐締め具の第2実施例品を示す正
面図である。
【図10】同第2実施例品の紐締め具の底面図である。
【図11】本考案に係る紐締め具の第2実施例品を示す
正面図である。
【図12】同第3実施例品の紐締め具に締紐を連結する
ときの説明図である。
【符号の説明】
1 紐連結部材 2 紐保持部材 15 紐引出穴 R 締紐 R1 締紐の一端 R2 締紐の他端

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部に締紐Rの一端R1を連結する紐連
    結部材1と、この紐連結部材1に回動自在に軸支され当
    該紐連結部材1の前部側において同紐連結部材1とで締
    紐Rの他端R2を挟圧して保持する紐保持部材2とから
    成り、前記紐連結部材1に締紐Rの他端R2を同締紐R
    の一端R1の反対側へ引き出す紐引出穴15を貫通形成
    したことを特徴とする紐締め具。
JP9310591U 1991-10-18 1991-10-18 紐締め具 Pending JPH0534905U (ja)

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JP9310591U JPH0534905U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 紐締め具

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ID=14073247

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