JPH109222A - バンド締付具 - Google Patents

バンド締付具

Info

Publication number
JPH109222A
JPH109222A JP18274996A JP18274996A JPH109222A JP H109222 A JPH109222 A JP H109222A JP 18274996 A JP18274996 A JP 18274996A JP 18274996 A JP18274996 A JP 18274996A JP H109222 A JPH109222 A JP H109222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
operating lever
fastener
hole
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18274996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3880657B2 (ja
Inventor
Yoshito Moriki
義人 森木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UCHIDA TANKO KK
Original Assignee
UCHIDA TANKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UCHIDA TANKO KK filed Critical UCHIDA TANKO KK
Priority to JP18274996A priority Critical patent/JP3880657B2/ja
Publication of JPH109222A publication Critical patent/JPH109222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3880657B2 publication Critical patent/JP3880657B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば電柱用バンドや荷作り用バンド等に用
いるバンド締付具、特に締付具本体1にバンド締付用の
操作レバー2を起倒可能に取付け、その操作レバー2の
基部近傍にバンド挿通孔22を形成し、締付具本体1に
一端を連結固定したバンドBの他端を、締付具本体1に
対して操作レバー2を外方に起こした状態でバンド挿通
孔22に通して操作レバー2を締付具本体側に倒すこと
によってバンドBを締付けるようにしたバンド締付具に
係り、バンド挿通孔22へのバンド挿通作業が容易で、
しかもバンドBが外方に大きく張り出さないようにす
る。 【解決手段】 上記のようなバンド締付具において、操
作レバー2の基部近傍の締付具本体1に、上記バンド挿
通孔22にバンドBを挿通する際のガイド孔12を設
け、操作レバー2を締付具本体1の外方に起こしたとき
上記ガイド孔12にバンド挿通孔22が連続的に連通す
るように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電柱用バン
ドや荷作り用バンド等に用いるバンド締付具に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなバンド締付具において、締
付具本体にバンド締付用の操作レバーを起倒可能に取付
け、その操作レバーの基部近傍にバンド挿通孔を形成
し、上記締付具本体に一端を連結固定したバンドの他端
を、締付具本体に対して操作レバーを外方に起こした状
態でバンド挿通孔に通して上記操作レバーを締付具本体
側に倒すことによってバンドを締付けるようにしたもの
は知られている(例えば実公昭45−841号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のもの
は上記バンド挿通孔にバンドが通しずらく作業に手間取
る等の不具合があり、またバンド挿通孔にバンドを通
し、操作レバーを締付具本体側に倒したとき往々にして
バンドが外方に大きく張り出して邪魔になったり、又そ
れによってバンドが緩む等のおそれがあった。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みて提案された
もので、バンド挿通孔へのバンド通し作業およびバンド
の締付操作が容易であり、しかもバンドが外方に大きく
張り出すことなく良好に締付けることのできるバンド締
付具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるバンド締付具は、以下の構成とした
ものである。
【0006】即ち、締付具本体にバンド締付用の操作レ
バーを起倒可能に取付け、その操作レバーの基部近傍に
バンド挿通孔を形成し、上記締付具本体に一端を連結固
定したバンドの他端を、締付具本体に対して操作レバー
を外方に起こした状態でバンド挿通孔に通して上記操作
レバーを締付具本体側に倒すことによってバンドを締付
けるようにしたバンド締付具において、上記操作レバー
の基部近傍の締付具本体に、上記バンド挿通孔にバンド
を挿通する際のガイド孔を設け、上記操作レバーを締付
具本体の外方に起こしたとき上記ガイド孔にバンド挿通
孔が連続的に連通するように構成したことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】上記のようにバンド挿通孔にバンドを挿通する
際のガイド孔を締付具本体に設け、操作レバーを締付具
本体の外方に起こしたとき上記ガイド孔にバンド挿通孔
が連続的に連通するように構成したことによって、上記
バンド挿通孔にバンドを通す際に、操作レバーを起こす
と、該操作レバーのバンド挿通孔がガイド孔に一致し、
そのガイド孔にバンドを挿通することによって上記バン
ド挿通孔にも容易にバンドを挿通することができると共
に、上記のように締付具本体に形成したガイド孔を介し
て上記バンド挿通孔にバンドを通素用にしたのでバンド
締付時にバンドが外方に大きく突出するのを防ぐことが
可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるバンド締付具
を、図に示す具体的な実施形態に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明によるバンド締付具の一実施
形態を示す正面図、図2はその横断平面図、図3は操作
レバーを開いた状態の横断平面図、図4は図1における
A−A線断面図である。図において、1は締付具本体
で、該本体1は本実施形態においては合成樹脂により図
4に示すように縦断面略コ字形に形成され、その本体1
の図1で左側の端部と底面には、バンドの一端を係止す
るバンド係止孔10a、10b等が設けられている。
【0010】図中、2はバンドを締付けるための操作レ
バーで、該レバー2は本実施形態においては合成樹脂に
より略舌片状に形成され、そのレバー2の基部2aの両
側部には側方に突出する軸部21が一体的に設けられて
いる。その軸部21を本体1の上下両側面に形成した軸
受孔11に嵌合することによって上記操作レバー2は本
体1に対して起倒可能に連結されている。
【0011】上記操作レバー2の基部2aにはバンド挿
通孔22が形成され、その基部2aの近傍の本体1の右
端部には、上記バンド挿通孔22にバンドを挿通する際
のガイド孔12が設けられている。そのガイド孔12と
バンド挿通孔22は、図3に示すように操作レバー2を
本体1の外方に起こしたときには互いに合致して連続的
に連通するように構成されている
【0012】さらに操作レバー2の自由端側の両側部に
は、係止突起23が一体的に設けられ、その係止突起2
3を本体側に設けた係止孔13に係合することによって
操作レバー2が回り止め係止される構成である。
【0013】上記の構成において、例えば電柱Pに種々
の物品を取付けるために、その電柱Pの周面にバンド、
例えば合成樹脂製のバンドBを締付け固定する場合に
は、先ず図5の(a)のように操作レバー2を本体1の
外側に起こした状態で、本体1を電柱Pの周面に配置
し、電柱Pの周面に卷き掛けたバンドBの一端B1を本
体1のバンド係止孔10a、10bに図のように挿通し
て、そのバンド端B1を本体1と電柱Pとの間に挟んで
固定する。
【0014】次いで、上記バンドBの他端B2を操作レ
バー2のバンド挿通孔22に挿通するもので、その際、
締付具本体1に上記のようにガイド孔12を設けると共
に、操作レバー2を図5の(a)のように本体1の外側
に起こしたときに上記ガイド孔12とバンド挿通孔22
とが合致して連通するようにしたことによって、上記ガ
イド孔12にバンドBを通すだけでバンド挿通孔22に
も同時に容易にバンドBを挿通することができる。
【0015】次に、上記のようにバンド挿通孔22にバ
ンド他端B2を挿通した状態で、操作レバーを図5の
(a)で矢印a方向に回動すると、上記バンド挿通孔2
2に挿通したバンド他端B2が同図(b)のように操作
レバー2の基部2aに卷き付くように略Z字状に屈曲し
ながら矢印b方向に徐々に引き寄せられる。そして、さ
らに操作レバーを矢印a方向に回動して同図(c)のよ
うに本体1内に押し込むと、上記バンド他端B2が操作
レバー2の基部2aに更に巻き付いて引き寄せられ、そ
の状態で操作レバー2の係止突起23を本体1の係止孔
13に係合させることによってバンドBを緊張状態に締
付け固定することができる。
【0016】上記のように締付けた状態において、上記
バンド他端B2は操作レバー2の基部2aに略Z字状に
屈曲して巻き付いているので、不用意に緩むおそれがな
い。また上記バンド他端B2を本体側のガイド孔12を
経て挿sレバー2のバンド挿通孔22に挿通するように
したので、バンドBの緊張力による反力で図5(c)に
おいて本体1よりも図で右側のバンド端が右方に引っ張
られたとき、その引っ張り力は上記ガイド孔12との当
接部を経て前記Z字状屈曲部に作用し、その屈曲部には
直接大きな力が掛からないので、合成樹脂バンドを用い
た場合にも上記屈曲部が損傷もしくは破損することがな
い。さらに上記バンド他端B2をガイド孔12を介して
上記バンド挿通孔22に挿通したことで、バンド締付後
にバンドBが外方に大きく張り出して邪魔になることが
なく、また外方に張り出すことによってバンドが緩むこ
ともないものである。
【0017】なお上記操作レバー2の基部には、図示例
のように、すなわち図2に示すように突出部24を設
け、バンド締付時に図5の(c)に示すように上記突出
部24とコ字形本体1の底面との間にバンドBを挟むよ
うにするとよい。そのようにすると、バンドBをより確
実に固定することができる。また上記突出部24には図
示例のようにレバー2の回動方向(起倒方向)と直角方
向の滑り止め用の凹凸条24aを形成するとよく、その
ようにするとバンドの滑りが防止されて更に確実に固定
することが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるバンド
締付具は、操作レバー2の基部近傍の締付具本体1に、
操作レバー2に設けたバンド挿通孔22にバンドBを挿
通する際のガイド孔12を設け、上記操作レバー2を締
付具本体1の外方に起こしたとき上記ガイド孔12にバ
ンド挿通孔22が連続的に連通するように構成したか
ら、本体1に一端B1を連結したバンドBの他端B2
を、操作レバー2のバンド挿通孔22に挿通する際、上
記ガイド孔12にバンドを通すだけでバンド挿通孔22
にも同時に容易にバンドBを挿通することができる。し
かも上記バンド他端B2を本体側のガイド孔12を経て
バンド挿通孔22に通すようにしたので、前述のように
バンド締付時の反力が、バンド挿通孔22への挿通部付
近に直接作用して損傷もしくは破損するのを防ぐことが
できると共に、バンドBが外方に大きく張り出して邪魔
になったり、又それによってバンドが緩むのを防ぐこと
ができるもので、操作性および締付性能のよいバンド締
付具を提供できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバンド締付具の一実施形態を示す
正面図。
【図2】上記バンド締付具の横断平面図。
【図3】操作レバーを開いた状態の横断平面図。
【図4】図1におけるA−A線断面図。
【図5】(a)〜(b)はバンドの締付手順を示す横断
平面図。
【符号の説明】
1 締付具本体 12 ガイド孔 13 係止孔 2 操作レバー 22 バンド挿通孔 23 係止突起 24 突出部 B バンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締付具本体にバンド締付用の操作レバー
    を起倒可能に取付け、その操作レバーの基部近傍にバン
    ド挿通孔を形成し、上記締付具本体に一端を連結固定し
    たバンドの他端を、締付具本体に対して操作レバーを外
    方に起こした状態でバンド挿通孔に通して上記操作レバ
    ーを締付具本体側に倒すことによってバンドを締付ける
    ようにしたバンド締付具において、上記操作レバーの基
    部近傍の締付具本体に、上記バンド挿通孔にバンドを挿
    通する際のガイド孔を設け、上記操作レバーを締付具本
    体の外方に起こしたとき上記ガイド孔にバンド挿通孔が
    連続的に連通するように構成したことを特徴とするバン
    ド締付具。
  2. 【請求項2】 前記の締付具本体および操作レバーをそ
    れぞれ合成樹脂により形成してなる請求項1記載のバン
    ド締付具。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーの基部近傍に突出部を形
    成し、バンド締付時に上記突出部と締付具本体との間に
    バンドを挟むように構成してなる請求項1または2記載
    のバンド締付具。
  4. 【請求項4】 前記突出部に滑り止め用の凹凸条を形成
    してなる請求項3記載のバンド締付具。
JP18274996A 1996-06-24 1996-06-24 バンド締付具 Expired - Lifetime JP3880657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18274996A JP3880657B2 (ja) 1996-06-24 1996-06-24 バンド締付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18274996A JP3880657B2 (ja) 1996-06-24 1996-06-24 バンド締付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH109222A true JPH109222A (ja) 1998-01-13
JP3880657B2 JP3880657B2 (ja) 2007-02-14

Family

ID=16123772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18274996A Expired - Lifetime JP3880657B2 (ja) 1996-06-24 1996-06-24 バンド締付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3880657B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012030011A (ja) * 2010-08-03 2012-02-16 Nifco Inc バックル
JP2013139849A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Iwabuchi Corp バンド締付具
JP2013169107A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Iwabuchi Corp バンド締付け具
WO2013145118A1 (ja) * 2012-03-27 2013-10-03 東光化学工業株式会社 バンド締付け具
CN109386573A (zh) * 2017-08-10 2019-02-26 岩渊株式会社 带紧固件

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012030011A (ja) * 2010-08-03 2012-02-16 Nifco Inc バックル
JP2013139849A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Iwabuchi Corp バンド締付具
JP2013169107A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Iwabuchi Corp バンド締付け具
WO2013145118A1 (ja) * 2012-03-27 2013-10-03 東光化学工業株式会社 バンド締付け具
US9145244B2 (en) 2012-03-27 2015-09-29 Toko Kagaku Co., Ltd. Band fastening tool
CN109386573A (zh) * 2017-08-10 2019-02-26 岩渊株式会社 带紧固件

Also Published As

Publication number Publication date
JP3880657B2 (ja) 2007-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10229283A (ja) 電線束線固定構造
JP2818138B2 (ja) 部品取付用係止脚およびベルトクランプ
JPH109222A (ja) バンド締付具
JPH09213292A (ja) バッテリーの取付け装置
JP2733431B2 (ja) 結束具
JPH0951624A (ja) 電気接続箱へのワイヤーハーネスの固定構造及び固定方法
JP2007166781A (ja) ワイヤーハーネス用クランプ
KR100271213B1 (ko) 밴드 체결구
JPH089984Y2 (ja) ストラップ保持装置
JPH0438546Y2 (ja)
JP2600217Y2 (ja) ケーブル固定具
JPH0142385Y2 (ja)
JPH10248146A (ja) フロアパネルの塞ぎ蓋
JP2932177B2 (ja) バンド用留め具
KR200162355Y1 (ko) 와이어 고정구
JP2747889B2 (ja) ビニールハウス用固定具
JPH10201057A (ja) 電線用テープ止め具
JP3034156U (ja) ねじ接続式携帯ガス器具をカセットガスボンベに設ける係止孔具
JP3075140B2 (ja) 緊締バンド
KR100239658B1 (ko) 와이어링 고정용 스트랩 구조물
KR200232546Y1 (ko) 물림장치가 구비된 화장지 보관통
GB2174590A (en) Improvements in or relating to a retractor reel
JPH028579A (ja) ワイヤハーネスの保持具
JP3099583U (ja) 締付用バンド
KR200431363Y1 (ko) 와이어용 고정클립

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061108

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131117

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term