JPH089984Y2 - ストラップ保持装置 - Google Patents

ストラップ保持装置

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JPH089984Y2
JPH089984Y2 JP1991059048U JP5904891U JPH089984Y2 JP H089984 Y2 JPH089984 Y2 JP H089984Y2 JP 1991059048 U JP1991059048 U JP 1991059048U JP 5904891 U JP5904891 U JP 5904891U JP H089984 Y2 JPH089984 Y2 JP H089984Y2
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JP
Japan
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strap
antenna
strap holder
groove
screw insertion
Prior art date
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Application number
JP1991059048U
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JPH0511579U (ja
Inventor
野 真 俊 水
上 勉 井
原 正 実 福
優 森
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、システムコードレス電
話機等の携帯用電子機器に使用するストラップ保持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5および図6はそれぞれ従来のストラ
ップ保持装置の構成を示している。
【0003】図5のストラップ保持装置21は、樹脂成
形品の筐体22の上部角部に一体に形成されたものであ
り、くの字状に突出する段部23とその両側面に貫通さ
れた穴24とを備え、ストラップ25を一端の組紐26
を穴24に組み通して段部23に取り付けるようになっ
ている。
【0004】図6のストラップ保持装置31は、筐体3
2の上部角部に凹部33を設け、その両側にピン34を
架け渡したものであり、ストラップ35を一端のクリッ
プ36をピン34に係止して取り付けるようになってい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来のストラップ保持装置は、筐体と一体の構造になっ
ているため、ストラップを使用せず、これを取り外した
場合に、ストラップ保持装置の凸形状あるいは凹形状が
電子機器の外観デザインを損ねるという問題があった。
【0006】また、このような筐体に一体のストラップ
保持装置では、破損した場合に筐体ごと交換しなければ
ならないという問題があった。
【0007】本考案は、このような従来の問題を解決す
るものであり、携帯用電子機器に対し着脱可能な構造を
有して、ストラップを使用しない場合に筐体の外観デザ
インを良好に維持することができるとともに、破損の場
合は単体として交換が可能な優れたストラップ保持装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、携帯用電子機器のアンテナの周面に円周
方向に形成された溝と、両端にねじ挿通部を有するU字
形に形成され、アンテナを挿通させてその溝に嵌合され
る凸状部を有するストラップホルダと、ストラップホル
ダの各ねじ挿通部に挿通されてその両端部間を締め込む
締結部材とを備えたものである。
【0009】
【作用】したがって、本考案によれば、U字形のストラ
ップホルダをアンテナ周面の溝に嵌め込み、ストラップ
ホルダ両端のねじ挿通部間にねじを挿通し締結部材に締
め込むことにより、ストラップホルダはアンテナ周面に
対して着脱可能に組み付けられ、ストラップホルダのね
じで締め込まれた両端部間にストラップが組み付けられ
る。
【0010】
【実施例】図1は本考案の一実施例の構成を示すもので
ある。図1において、1は携帯用電子機器の筐体2上面
に取り付けられたアンテナであり、その根元部分には、
図2に示すように、一部を凸部3として元の高さに残し
て円周方向に溝4が形成されている。この溝4は幅が数
mm程度のもので、アンテナ1の外観デザインに支障を
きたさないように形成されている。5はストラップを保
持するための樹脂成形品のストラップホルダであり、図
3に示すように、全体がアンテナ1を挿通可能なU字形
をなし、外周面がほぼコ字形に形成されるとともにその
両端部が比較的深い凹状の段差形状をなし、その底面部
にねじ挿通穴6が形成されている。内周面には、曲面部
7の両端に連続してアンテナ1の溝4に対応する一部が
切り欠かれた円形部8を構成する円弧状の突出部9が形
成されるとともに、この円形部8の内側面下部に、アン
テナ1の溝4に嵌合可能な凸状部10が形成されてい
る。また、両端部内側にはそれぞれ、ねじ挿通穴6に連
通する筒状のねじ挿通部11が形成されており、それぞ
れの端面を衝接させることにより互いに連通する。12
はストラップホルダ5の外周面に沿って巻き付けられる
板金製のほぼU字形のリングであり、図4に示すよう
に、一方の端部にストラップホルダ5一端部のねじ挿通
穴6に対応するねじ挿通穴13を有し、他方の端部にス
トラップホルダ5他端部のねじ挿通穴6に対応するねじ
穴14を有している。15はねじである。
【0011】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図1において、まず、ストラップホルダ5の両端部
間を広げてその円形部8内にアンテナ1を挿通させ、円
形部8の凸状部10をアンテナ1の溝4上に配置する。
この場合、円形部8の各円弧状突出部9で凸部3の両側
を挟むように位置合わせする。次に、ストラップホルダ
5の外周面にU字形のリング12を巻き付けて、ストラ
ップホルダ5の各ねじ挿通穴6,6とU字形のリング1
2の各穴13,14とを合わせる。そして、ねじ15を
U字形のリング12のねじ挿通穴13に差し通してスト
ラップホルダ5両端部のねじ挿通穴6間に筒状の各ねじ
挿通部11を通じて挿通し、U字形のリング12のねじ
穴14に締結する。そして、このねじ15を徐々に締め
込むことにより、ストラップホルダ5の両端部が内側に
締め込まれて、各ねじ挿通部11の端面が互いに衝接さ
れるとともに円形部8の凸状部10がアンテナ1の溝4
内に嵌め込まれ、さらに各円弧状突出部9と凸部3との
係合により回り止めされて、ストラップホルダ5はアン
テナ1の周面溝4上に固定される。
【0012】したがって、このストラップ保持装置は、
アンテナ1の周面に設けた溝4上に、ねじ12により着
脱可能に組み立てられている。
【0013】このようにして組み立てられたストラップ
保持装置において、携帯用電子機器に図5の従来例に示
したストラップ25を使用する場合は、その組紐26を
ストラップホルダ5両端部間のねじ挿通部11上に組み
付けることによりストラップホルダ5に取り付けられ
る。
【0014】また、図6の従来例に示したストラップ3
5を用いる場合は、クリップ36を同様にねじ挿通部1
1上に係止することによりストラップホルダ5に取り付
けられる。
【0015】このように、上記実施例におけるストラッ
プ保持装置によれば、携帯用電子機器の筐体2に取り付
けられたアンテナ1の周面に円周方向に溝4を設け、こ
の溝4上にU字形のストラップホルダ5を、その両端部
をねじ15で締め込むことにより着脱可能に組み付け
て、ストラップホルダ5両端部の互いに衝接するねじ挿
通部11上にストラップを保持するようにしたものであ
り、ストラップが不用の場合には、ねじ15を取り外す
ことにより、ストラップホルダ5をアンテナ1から取り
外すことができ、携帯用電子機器の外観デザインを損ね
ることがなく、破損の場合には、このストラップ保持装
置を単体部品として交換することができるという効果を
有する。
【0016】なお、上記実施例においては、締結部材と
してねじ15とねじ穴14を有するリング12とを用い
ているが、ストラップホルダ5をねじとナットで直接締
結するようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】本考案は上記実施例から明らかなよう
に、携帯用電子機器のアンテナの周面に円周方向に形成
された溝と、両端にねじ挿通部を有するU字形に形成さ
れ、アンテナを挿通させてその溝に嵌合される凸状部を
有するストラップホルダと、ストラップホルダの各ねじ
挿通部に挿通されてその両端部間を締め込む締結部材と
を備えているので、携帯用電子機器のアンテナに着脱可
能に組み付けたストラップ保持装置を実現でき、ストラ
ップを使用しない場合に、電子機器の外観デザインを良
好に維持することができ、破損の場合は、単体部品とし
て交換することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるストラップ保持装置
を備えた携帯用電子機器の一部省略斜視図
【図2】同保持装置を組み付ける前の同携帯用電子機器
の一部省略斜視図
【図3】同保持装置におけるストラップホルダの斜視図
【図4】同保持装置におけるU字形のリングおよびねじ
の斜視図
【図5】従来のストラップ保持装置を備えた携帯用電子
機器の一部省略斜視図
【図6】従来の別のストラップ保持装置を備えた携帯用
電子機器の一部省略斜視図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 携帯用電子機器の筐体 3 凸部 4 溝 5 ストラップホルダ 6 ねじ挿通穴 7 曲面部 8 円形部 9 円弧状の突出部 10 凸状部 11 ねじ挿通部 12 U字形のリング 13 ねじ挿通穴 14 ねじ穴 15 ねじ 25 ストラップ 26 組紐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森 優 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−19050(JP,U) 実開 昭61−189271(JP,U) 実開 昭63−30034(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用電子機器のアンテナの周面に円周
    方向に形成された溝と、両端にねじ挿通部を有するU字
    形に形成され、前記アンテナを挿通させて前記溝に嵌合
    される凸状部を有するストラップホルダと、前記ストラ
    ップホルダの各ねじ挿通部に挿通されてその両端部間を
    締め込む締結部材とを備えたストラップ保持装置。
JP1991059048U 1991-07-26 1991-07-26 ストラップ保持装置 Expired - Lifetime JPH089984Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991059048U JPH089984Y2 (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ストラップ保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991059048U JPH089984Y2 (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ストラップ保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0511579U JPH0511579U (ja) 1993-02-12
JPH089984Y2 true JPH089984Y2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=13102047

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JP1991059048U Expired - Lifetime JPH089984Y2 (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ストラップ保持装置

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WO2007023848A1 (ja) * 2005-08-25 2007-03-01 Nec Corporation 携帯機器のストラップホルダ
JP7161689B2 (ja) * 2018-08-27 2022-10-27 カシオ計算機株式会社 ハンドベルトおよび携帯端末

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JPH0511579U (ja) 1993-02-12

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