JP2600217Y2 - ケーブル固定具 - Google Patents
ケーブル固定具Info
- Publication number
- JP2600217Y2 JP2600217Y2 JP1993066843U JP6684393U JP2600217Y2 JP 2600217 Y2 JP2600217 Y2 JP 2600217Y2 JP 1993066843 U JP1993066843 U JP 1993066843U JP 6684393 U JP6684393 U JP 6684393U JP 2600217 Y2 JP2600217 Y2 JP 2600217Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- base
- holding band
- base portion
- cable holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はケーブルを基礎に固定す
るために用いられるケーブル固定具に関するものであ
る。
るために用いられるケーブル固定具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図4および図5に示ように、ケー
ブル(1) を基礎に固定するには、基盤(3) 上に設けられ
る断面略U字状の基台部(4) と、該基台部(4) の側面か
ら差出されている可撓性のケーブル抱持帯(5) と、該基
盤(3) の下面から差出されているクリップ(6) とからな
るケーブル固定具(2) が使用されている。該固定具(2)
は所定の基礎の取付孔に該クリップ(6) を嵌着し、ケー
ブル抱持帯(5) にケーブル(1) を抱持して該基台部(4)
の内側に嵌合することによってケーブル(1) を固定する
ものである。
ブル(1) を基礎に固定するには、基盤(3) 上に設けられ
る断面略U字状の基台部(4) と、該基台部(4) の側面か
ら差出されている可撓性のケーブル抱持帯(5) と、該基
盤(3) の下面から差出されているクリップ(6) とからな
るケーブル固定具(2) が使用されている。該固定具(2)
は所定の基礎の取付孔に該クリップ(6) を嵌着し、ケー
ブル抱持帯(5) にケーブル(1) を抱持して該基台部(4)
の内側に嵌合することによってケーブル(1) を固定する
ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のケーブル固定具(2) にあっては、ケーブル(1) が図
5矢印方向に引張られると、それに伴ってケーブル抱持
帯(5) が図5点線に示すように基台部(4) からはずれて
しまうと言う問題点がある。
来のケーブル固定具(2) にあっては、ケーブル(1) が図
5矢印方向に引張られると、それに伴ってケーブル抱持
帯(5) が図5点線に示すように基台部(4) からはずれて
しまうと言う問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、断面略U字状の基台部(1
4)の根部からはクリップ(16)を差出し、更に該基台部(1
4)の側面からは可撓性のケーブル抱持帯(15)を差出し、
該ケーブル抱持帯(15)によってケーブル(11)を抱持した
状態で該基台部(14)の内側に嵌合することによってケー
ブル(11)を固定する構成において、該基台部(14)の内側
両縁部に係止突縁(17)を設け、該ケーブル抱持帯(15)は
該基台部(14)の内側において係止突縁(17)間に嵌入する
ケーブル固定具(12)を提供するものである。
を解決するための手段として、断面略U字状の基台部(1
4)の根部からはクリップ(16)を差出し、更に該基台部(1
4)の側面からは可撓性のケーブル抱持帯(15)を差出し、
該ケーブル抱持帯(15)によってケーブル(11)を抱持した
状態で該基台部(14)の内側に嵌合することによってケー
ブル(11)を固定する構成において、該基台部(14)の内側
両縁部に係止突縁(17)を設け、該ケーブル抱持帯(15)は
該基台部(14)の内側において係止突縁(17)間に嵌入する
ケーブル固定具(12)を提供するものである。
【0005】
【作用】本考案のケーブル固定具(12)においては、ケー
ブル(11)が軸方向に引張られると摩擦力によって該ケー
ブル(11)を抱持しているケーブル抱持帯(15)もケーブル
(11)の引張り方向にずれようとするが、該ケーブル抱持
帯(15)は基台部(14)の引張り方向側の係止突縁(17,17)
によってそのずれを阻止される。
ブル(11)が軸方向に引張られると摩擦力によって該ケー
ブル(11)を抱持しているケーブル抱持帯(15)もケーブル
(11)の引張り方向にずれようとするが、該ケーブル抱持
帯(15)は基台部(14)の引張り方向側の係止突縁(17,17)
によってそのずれを阻止される。
【0006】
【実施例】本考案を図1〜図3に示す一実施例によって
説明すれば、ケーブル固定具(12)は基盤(13)と、該基盤
(13)上に設けられる断面略U字状の基台部(14)と、該基
台部(14)の側面から差出されている可撓性のケーブル抱
持帯(15)と、該基盤(13)の下面から差出されているクリ
ップ(16)とからなり、該基台部(14)内側両縁部には係止
突縁(17,17) が設けられている。
説明すれば、ケーブル固定具(12)は基盤(13)と、該基盤
(13)上に設けられる断面略U字状の基台部(14)と、該基
台部(14)の側面から差出されている可撓性のケーブル抱
持帯(15)と、該基盤(13)の下面から差出されているクリ
ップ(16)とからなり、該基台部(14)内側両縁部には係止
突縁(17,17) が設けられている。
【0007】該ケーブル抱持帯(15)は断面略U字状の抱
持部(15A) と、該抱持部(15A) と基台部(14)とを接続す
る接続部(15B) とからなり、ケーブル(11)を該ケーブル
抱持帯(15)の抱持部(15A) に抱持してこの状態で基台部
(14)の内側の突縁(17,17) 間に該ケーブル抱持帯(15)の
抱持部(15A) を嵌着する。そして該ケーブル固定具(12)
は例えば自動車の車体のような基礎(18)のケーブル固定
箇所に設けられている取付孔(18A) にクリップ(16)を介
して取付けられる。
持部(15A) と、該抱持部(15A) と基台部(14)とを接続す
る接続部(15B) とからなり、ケーブル(11)を該ケーブル
抱持帯(15)の抱持部(15A) に抱持してこの状態で基台部
(14)の内側の突縁(17,17) 間に該ケーブル抱持帯(15)の
抱持部(15A) を嵌着する。そして該ケーブル固定具(12)
は例えば自動車の車体のような基礎(18)のケーブル固定
箇所に設けられている取付孔(18A) にクリップ(16)を介
して取付けられる。
【0008】このようにしてケーブル(11)はケーブル固
定具(12)によって基礎(18)に取付けられるが、該ケーブ
ル固定具(12)の基台部(14)の係止突縁(17,17) の上面(1
7A,17A) を図3に示すように外側に高い傾斜面とすれ
ば、該係止突縁(17,17) の上面(17A,17A) がケーブル(1
1)に食い込んで該ケーブル(11)が強固に固定される。そ
して該ケーブル(11)が軸方向に引張られても、該ケーブ
ル抱持帯(15)は該基台部(14)の引張り方向側の係止突縁
(17)によって係止され、基台部(14)からはずれることを
阻止される。
定具(12)によって基礎(18)に取付けられるが、該ケーブ
ル固定具(12)の基台部(14)の係止突縁(17,17) の上面(1
7A,17A) を図3に示すように外側に高い傾斜面とすれ
ば、該係止突縁(17,17) の上面(17A,17A) がケーブル(1
1)に食い込んで該ケーブル(11)が強固に固定される。そ
して該ケーブル(11)が軸方向に引張られても、該ケーブ
ル抱持帯(15)は該基台部(14)の引張り方向側の係止突縁
(17)によって係止され、基台部(14)からはずれることを
阻止される。
【0009】本実施例において基盤(13)は本考案にとっ
て必須のものでなく、基台部(14)からクリップ(16)を直
接差出してもよい。また上記係止突縁(17)の上面(17A,1
7A)を傾斜面とすることも本考案にとっては必須のもの
ではない。
て必須のものでなく、基台部(14)からクリップ(16)を直
接差出してもよい。また上記係止突縁(17)の上面(17A,1
7A)を傾斜面とすることも本考案にとっては必須のもの
ではない。
【0010】
【考案の効果】したがって本考案においては、ケーブル
は確実に固定個所に固定される。
は確実に固定個所に固定される。
図1〜図3は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】固定前斜視図
【図2】固定状態平面図
【図3】図2におけるA−A断面図図4および図5は従
来例を示すものである。
来例を示すものである。
【図4】固定前斜視図
【図5】固定状態平面図
11 ケーブル 12 ケーブル固定具 13 基盤 14 基台部 15 ケーブル抱持帯 16 クリップ 17 係止突縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/22 - 3/28
Claims (1)
- 【請求項1】断面略U字状の基台部の根部からはクリッ
プを差出し、更に該基台部の側面からは可撓性のケーブ
ル抱持帯を差出し、該ケーブル抱持帯によってケーブル
を抱持した状態で該基台部の内側に嵌合することによっ
てケーブルを固定する構成において、該基台部の内側両
縁部に係止突縁を設け、該ケーブル抱持帯は該基台部の
内側において係止突縁間に嵌入することを特徴とするケ
ーブル固定具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993066843U JP2600217Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | ケーブル固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993066843U JP2600217Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | ケーブル固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730532U JPH0730532U (ja) | 1995-06-06 |
JP2600217Y2 true JP2600217Y2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=13327540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993066843U Expired - Lifetime JP2600217Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | ケーブル固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600217Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP1993066843U patent/JP2600217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0730532U (ja) | 1995-06-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990713 |