JPH063152U - ベッドの敷具 - Google Patents

ベッドの敷具

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JPH063152U
JPH063152U JP051064U JP5106492U JPH063152U JP H063152 U JPH063152 U JP H063152U JP 051064 U JP051064 U JP 051064U JP 5106492 U JP5106492 U JP 5106492U JP H063152 U JPH063152 U JP H063152U
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C21/00Attachments for beds, e.g. sheet holders, bed-cover holders; Ventilating, cooling or heating means in connection with bedsteads or mattresses
    • A47C21/02Holders for loose bed elements, e.g. sheet holders; bed cover holders
    • A47C21/022Sheet holders; Bed cover holders

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  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 掛け布団のズレ落ち等を防止して保温性を維
持し、取り扱いも容易なベッドの敷具を提供する。 【構成】 マット6の下部に敷き込まれる第1ベルト1
1の両端を、前記マット6の両側縁6a,6bから延出
して延出部11a,11bを形成し、前記第1ベルト1
1に対応して掛け布団8の裏面8cに縫合される第2ベ
ルト12の両端を、前記掛け布団8の裏面両側部8a,
8bから延出して延出片12a,12bを形成し、この
延出片12a,12bに膨出部12c,12dを設ける
一方、前記延出部11a,11bに第1ベルト11の長
さ方向に沿った長孔状の差込穴11c,11dを設け、
前記膨出部12c,12dの外径よりも略大径の幅広部
13aと細長の幅狭部13bとを環状にした弾性材から
なる挟持具13を、前記差込穴11c,11dを囲むと
ともに先端側に幅狭部13bを向けて取り付けたことを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マットに掛け布団を保持してズレ落ちを防止し得るベッドの敷具に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭やホテル等で用いられる普及型のベッドは、脚部を有する本体部に台座を 組み付けたものが一般で、この台座の上面にマットが載置され、このマットには 敷き布団と掛け布団が敷かれる。 この種のベッドは、一定の高さを有していることから、就寝中に寝返ったり、 身体が大きく移動すると掛け布団がズレ落ちる難点があった。また、掛け布団が 落ちることなくズレた場合でも、掛け布団が身体から離れるために保温性が失わ れ、身体が冷えて風邪をひいたりコンディションが悪くなるといった不具合を生 じていた。
【0003】 そこで、従来はヘッド側を除く掛け布団の周縁に足元止用の垂れを縫い着けて おき、ベッドメーキング時にこの垂れの裾をマットの下面に敷き込んで掛け布団 と敷き布団とを袋状にし、身体全体を覆うようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような垂れの裾をマットに敷き込むのは面倒なものであり、毎日 煩瑣な作業を伴うことからあまり利用されず、上記のような問題が生じていた。 また、裾をマットに敷き込んだ場合でも、身体が大きく移動すると掛け布団がズ レて隙間が生じるために身体との密着性が悪くなり、温度が低下して快く睡眠で きないといった不具合も生じていた。 本考案は、上記課題を解決することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案のベッドの敷具は、上記目的を達成するため、マットの下部に敷き込ま れる第1ベルトの両端を、前記マットの両側縁から延出して延出部を形成し、前 記第1ベルトに対応して掛け布団の裏面に縫合される第2ベルトの両端を、前記 掛け布団の裏面両側部から延出して延出片を形成し、この延出片に膨出部を設け る一方、前記延出部に第1ベルトの長さ方向に沿った長孔状の差込穴を設け、前 記膨出部の外径よりも略大径の幅広部と細長の幅狭部とを環状にした弾性材から なる挟持具を、前記差込穴を囲むとともに先端側に幅狭部を向けて取り付けたこ とを特徴とする。
【0006】
【作用】
マットの下部に第1ベルトを敷き込み、マットに掛け布団を敷くと、マットの の両側部から延出する一対の延出部と掛け布団の裏面両側部から延出する第2ベ ルトの各延出片とがそれぞれ対向する。 延出部に設けられた差込穴の幅広部に延出片の膨出部を挿通して、延出片を引 っ張ると、差込穴の幅狭部に膨出部が掛止され、抜け止めが図られる。
【0007】 これにより、マットと掛け布団とを横断する第1および第2ベルトの両端が連 結され、マットに対し掛け布団が保持されてベッドメーキングが終了する。そし て、就寝中に身体が移動することにより、掛け布団が引っ張られることがあって も、適当な長さの第1および第2のベルトが掛け布団のズレ落ちを止めるととも に、掛け布団を身体に密着させ続ける。このとき、各延出部に設けた差込穴が挟 持具により囲まれて周囲が補強されているので、引張力を受けても延出部が破れ たり千切れることはない。 また、第1および第2ベルトを外す場合は、延出片の膨出部を幅狭部から幅広 部側に移動させて引っ張ると、容易に抜くことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図を参照しながら説明する。図1はベッドに 装着されたベッドの敷具を示す全体構成図である。 前記ベッド1は、一般家庭やホテル等に用いられるもので、図1および図2に 示すように、本体部2、ヘッド部3および脚部4がフレームにより形成されてい る。本体部2には、台座5が組み付けられ、この台座5の上面にマット6が載置 されるようになっている。そして、このマット6には敷き布団7が敷かれ、この 敷き布団7に掛け布団8がかけられる。なお、この掛け布団8の端縁部には、ヘ ッド部3側を除いて足元止用の垂れ9が縫い着けられている。
【0009】 前記ベッドの敷具10は、下部ベルト(第1ベルト)11と上部ベルト(第2 ベルト)12とからなり、マット6上の敷き布団7に敷かれる掛け布団8を保持 するようになっている。 下部ベルト11は布片を二重にするかまたは折り返して重ねることことにより 形成される。この下部ベルト11は、台座5の上面とマット6との間に敷いたと き、マット6および敷き布団7の両側縁6a,7a、6b,7bからそれぞれ引 き出される両端が掛け布団8側に充分届く長さになっており、この両端を延出部 11a,11bとしている。
【0010】 これらの延出部11a,11bには、図1および図3に示す如く下部ベルト1 1の長さ方向に沿った長孔状の差込穴11c,11dがそれぞれ形成され、この 差込穴11c,11dの周囲に挟持具13が縫い着けられている。 この挟持具13は、図3に示すように環状で、針金や硬質性の合成樹脂材等を 用いてバネ性を有するように形成され、略円形の幅広部13aと細長の幅狭部1 3bとを設けている。この挟持具13は、先端側とする幅広部13aを切断して ギャップ13cを設けており、このギャップ13cを一旦を拡げても弾性によっ て元の幅に戻るようになっている。
【0011】 この挟持具13は、左右の延出部11a,11bの端縁を開口させておいてか ら幅広部13aを前にして挿入し、差込穴11c,11d側に移動させる。この とき、挟持具13のギャップ13cを拡げて差込穴11c,11dを通過させた 後元に戻すと、同図に示す如く差込穴11c,11dを囲むように配置される。 この状態で挟持具13の周りを縫合すると、各挟持具13は、延出部11a,1 1bの先端側に幅狭部13bが向けられるように取り付けられる。
【0012】 前記上部ベルト12も布片を用いて下部ベルト11と同様に形成されるが、中 途に帯ゴム14を設けるとともに先端側を延出片12a,12bとし、両端が敷 き布団7側に充分届く長さとなっている。この上部ベルト12は、掛け布団8の 裏面8c側において敷き布団7側の下部ベルト11に対向する位置に縫い着けら れる。この際、引き出し位置を掛け布団8の両端縁8a,8bより若干内側とし 、かつ、この引き出し部分を帯ゴム14とすることによって、延出片12a,1 2bに伸縮性をもたせる構成としている。 また、この延出片12a,12bは、各先端を絞って膨らませ、延出部11a ,11bの幅広部13aよりも若干小径で、幅狭部13bより大径の膨出部12 c,12dを形成している。
【0013】 次に、上記ベッドの敷具を用いてベッドメーキングを行う場合について説明す る、 まず、台座5の上面とマット6との間に、図2に示す如く下部ベルト11を敷 き込んでおき、マット6の両側縁から左右の延出部11a,11bを引き出す。 つぎに、マット6に敷き布団7を敷いて、その上に掛け布団8を置くと、この掛 け布団8の裏面両側部8a,8bから左右の延出部11a,11bが引き出され る。すると、この一対の延出部11a,11bが、各延出片12a,12bにそ れぞれ対向する状態となる。
【0014】 続いて、図3および図4に示すように、左右の延出部11a,11bに設けら れた差込穴11c,11dの幅広部13aに延出片12a,12bの膨出部12 c,12dをそれぞれ挿通する(同図では右側を示している)。そして、延出片 12a,12bを図5に示す如く上方に引っ張ると、図6に示すように、差込穴 11c,11dの幅狭部13b,13bに膨出部12c,12dがそれぞれ掛止 され、抜け止めが図られる。 これにより、図1に示す如くベッドメーキングが終了し、前記マット6、敷き 布団7および掛け布団8のほぼ中央を横断する上下部のベルト11,12が連結 され、マット6に対し掛け布団8が保持される。
【0015】 この後、ベッド1に寝む場合は、掛け布団8の上半部を折り返して敷き布団7 に身体を横たえる。そして、掛け布団8をかけると、袋状の布団に身体が包まれ る状態となる。このため、就寝中に寝返りをしたり、起き上がるときに掛け布団 8がズレることがあっても、ベッドの敷具10があるために掛け布団8がベッド 1からズレ落ちることもない。
【0016】 そして、就寝中に身体が移動することにより、掛け布団8が引っ張られること があっても、常に掛け布団8が身体に密着し続ける。つまり、上下部のベルト1 1,12が充分な長さを有し、掛け布団8の両端縁8a,8bより若干内側から 引き出される上部ベルト12の中途に帯ゴム14を設けているので、引張方向に 伸びつつも掛け布団8を身体に密着させる。このとき、左右の延出部11a,1 1bに設けた差込穴11c,11dが挟持具13により囲まれて周囲が補強され ているため、引張力を受けても延出部11a,11bが破れたり千切れることは ない。
【0017】 このように、掛け布団8が身体から離れることなく、全体を包囲する状態に保 つので、保温性よく適度な隙間も形成されるから、爽やかに睡眠することができ る。 なお、起きた後で延出片12a,12bを下方に引っ張ると、差込穴11c, 11dの幅狭部13bから幅広部13aに膨出部12c,12dが移動し、この 幅広部13aより膨出部12c,12dを引き抜くと掛止が解除される。これに て、敷き布団7と掛け布団8とを分離することができるので、ベッドメーキング は勿論、ベッドの敷具10の取扱いは極めて簡単となる。
【0018】 図7は本考案の他の実施例を示す斜視図である。 このベッドの敷具は、カバー15を有する掛け布団8に適用されるもので、こ のカバー15は一側縁の開口15aにファスナー15bを取り付けている。また 、このカバー15の裏面15c側には、上部ベルト12の延出片12a,12b を通すための2個の挿通孔15d,15eが形成されている。
【0019】 他は上記実施例と同様であり、カバー15の開口15aに掛け布団8を挿入す るとき、挿通孔15d,15eから左右の延出片12a,12bを引き出してお いて、図8に示すように、この延出片12a,12bの膨出部12c,12dを 左右の延出部11a,11bに設けた差込穴11c,11dに掛止して抜け止め を図る。これにより、上述の如く掛け布団8がベッド1からズレ落ちることなく 、カバー15を有する掛け布団8にて身体全体を保温性よく包むことができる。
【0020】 図9は延出片の膨出部の変形例を示す斜視図である。 この膨出部16は、延出片12a,12bにそれぞれ設けられ、延出部11a ,11bの差込穴11c,11dに挿入されるようになっている(図9は他方の 延出片12b、図11は他方の延出部11bをそれぞれ示している)。この膨出 部16は環状で、図10に示すように折り曲げており、先端16aが挟持具17 の幅広部17aよりも若干小径で、幅狭部17bより大径とされている。また、 この膨出部16は、有端側16bを折り返しており、針金や硬質性の合成樹脂材 等を用いて形成されている。なお、差込穴11dを囲むように配置される前記挟 持具17は、図12の一部拡大図に示す如く幅狭部17bの曲り部分のみを露出 させている。
【0021】 しかして、この膨出部16は、有端側16bを延出片12bの端縁を開口させ て挿入してから、抜け止めのために縫い付けると、先端16aが突出してリング 状となる。そして、差込穴11dの幅広部13aに先端16aを挿通する。この とき、膨出部16は剛性を有しているので、挿入が容易となる。そして、幅狭部 17b側に先端16aを移動させると、露出部17cにリング状の先端16aが 掛止される。これにより、延出部11bの抜け止めが図られるとともに、露出部 17cが硬質材からなるので、延出部11bが膨出部16によって破られる問題 が回避される。
【0022】 図13は膨出部の他の変形例を示す斜視図である。 この膨出部18は、上記膨出部16と基本的構成が略同一であり、先端18a を若干小径にしてこの先端18aにビーズ18bを挿入し、全体が幅狭部17b よりも略大径となるようにしている。これにより、幅狭部17bに膨出部16が 掛止されたとき、延出部11bの抜け止めとともに破れの防止が図られるもので ある。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、本考案のベッドの敷具は、第1および第2ベルトがマットと掛 け布団とを横断するようにして、マットに対し掛け布団を保持するので、就寝中 に身体が移動し掛け布団が引っ張られることがあっても、引張方向にある程度移 動した時点で掛け布団のズレを止め、常に掛け布団を身体に密着させ続けること ができる。よって、掛け布団が身体から離れることなく、適度な隙間を有して全 体を包囲するので、保温性よく爽やかな睡眠を与えることができる。
【0024】 また、延出部に設けた差込穴が挟持具により囲まれて周囲が補強されているの で、引張力を受けても延出部が破れたり千切れることなく、長期間に使用に耐え る利点がある。 さらに、第1および第2ベルトを着脱する場合は、延出片の膨出部を延出部に 設けた差込穴に差し込み、また抜くだけでよいので、取扱い作業が容易であると いった効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のベッドの敷具が装着されたベッドの全
体構成図である。
【図2】ベッドの敷具が設けられたベッドの横断面図で
ある。
【図3】差込穴に膨出部を挿入する状態を示す説明図で
ある。
【図4】差込孔に膨出部を差し込んだ状態を示す説明図
である。
【図5】差込孔に膨出部が掛止された状態を示す説明図
である。
【図6】第1ベルトと第2ベルトが連結された状態を示
す説明図である。
【図7】他の実施例の掛け布団をカバーに挿入する状態
を示す説明図である。
【図8】同ベッドの敷具をベッドに装着する状態を示す
説明図である。
【図9】膨出部の変形例を示す平面図である。
【図10】図9に示す膨出部の側面図である。
【図11】差込穴の変形例を示す平面図である。
【図12】図11に示す差込穴の部分的拡大図である。
【図13】膨出部の他の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッド 6 マット 8 掛け布団 10 ベッドの敷具 11 第1ベルト 12 第2ベルト 13 挟持具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マットの下部に敷き込まれる第1ベルト
    の両端を、前記マットの両側部から延出して延出部を形
    成し、前記第1ベルトに対応して掛け布団の裏面に縫合
    される第2ベルトの両端を、前記掛け布団の裏面両側部
    から延出して延出片を形成し、この延出片に膨出部を設
    ける一方、前記延出部に第1ベルトの長さ方向に沿った
    長孔状の差込穴を設け、前記膨出部の外径よりも略大径
    の幅広部と細長の幅狭部とを環状にした弾性材からなる
    挟持具を、前記差込穴を囲むとともに先端側に幅狭部を
    向けて取り付けたことを特徴とするベッドの敷具。
  2. 【請求項2】 掛け布団がカバーを有し、このカバーの
    裏面側に第2ベルトの延出片を通す挿通孔が形成されて
    いることを特徴とする請求項1項記載のベッドの敷具。
JP1992051064U 1992-06-25 1992-06-25 ベッドの敷具 Expired - Lifetime JPH0715482Y2 (ja)

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JPH063152U true JPH063152U (ja) 1994-01-18
JPH0715482Y2 JPH0715482Y2 (ja) 1995-04-12

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