JP4876113B2 - 簡易ネクタイ - Google Patents
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Description
又、鉤状のホックやスナップでは逆に外れやすく、ネクタイの装着中に軽く引っ張っただけで不用意に外れてしまうといった問題がある。
結び目と、前記結び目に連結され且つ襟下に巻回させるループ部とを有し、前記ループ部は係脱自在な連結部材を介して開閉自在となっている簡易ネクタイにおいて、
前記連結部材は、前記ループ部の開放端の一方に取り付けられ且つ係合突起を具備する雄型と、前記ループ部の開放端の他方に取り付けられ且つ前記係合突起が抜け止め状態に係合する被係合部を具備する雌型とからなり、
前記雄型には、表裏方向に弾性的に揺動可能な薄肉の差込片が片持ち状態に突設されていると共に、前記差込片の表面に前記係合突起が突設され、
前記雌型には、前記差込片が揺動可能に差し込まれる扁平な差込筒部が設けられると共に、前記差込筒部の表裏両構成面において前記雄型の差込片が差込筒部に差し込まれた状態にて前記差込片の係合突起の対応位置に前記被係合部がそれぞれ設けられ、
前記係合突起の前記被係合部への係合度合いは前記雄型と前記雌型が相互に離反する方向に強く引っ張られると強制解除可能に設定されるように、前記係合突起の断面形状は、略三角形状の頂角が面取りされた形状であり、
前記雌型に、前記係合突起と前記被係合部との係合を解除操作する操作部が設けられ、
前記操作部は、前記差込筒部の表裏両構成面において前記被係合部よりも基端部側のそれぞれに略コ字状の切欠部で囲まれて一体形成された一対の弾性押圧片により構成され、
前記弾性押圧片は、被係合部と対向する揺動端部が相互に近接する方向に揺動可能に形成され、一対の弾性押圧片が揺動されると一方の弾性押圧片により差込片が表面側から押圧される位置に設定されているものである。
また、被係合部は差込筒部の構成面に直接設けられているから、被係合部が差込筒部内に別途設けられているものに比べて連結部材全体の厚みを薄くすることができる。
これによれば、雌型に対して雄型を強く引っ張って、係合突起の面取り部分が被係合部に対接した時点で係合突起の被係合部への係合が解除されて差込片が差込筒部から引き抜かれる。従って、雄型と雌型の係合状態が強制解除され、ループ部が開放される。
また、断面略三角形状の頂角を面取りするだけで係合突起に面取り部が形成されるから、被係合部に対して強制解除可能な係合突起の製作が容易となる。
これによれば、ネクタイを意図的に外したい場合は、操作部を操作することにより係合突起の被係合部への係合状態を簡単に解除することができる。従って、係合突起と被係合部との係合は、強制解除させなくても操作部を操作すれば容易に解除することができるから、強制解除の反復によって係合突起が被係合部に擦れて磨り減る不都合を防止することができる。よって、係合突起の消耗度合いが緩和され、長期の使用が可能となる。
前記弾性押圧片は、被係合部と対向する揺動端部が相互に近接する方向に揺動可能に形成され、一対の弾性押圧片が揺動されると一方の弾性押圧片により差込片が表面側から押圧される位置に設定されていることが望ましい。
これによれば、一対の弾性押圧片を差込筒部の外側から押圧すると、差込片は、表面側に位置する弾性押圧片で押されて、内方へ弾性的に揺動される。これにより、係合突起の被係合部への係合が解除され、差込片を差込筒部から引き抜くことができる。従って、連結部材の雄型と雌型の係合解除を容易に行うことができる。
さらに、差込筒部の構成面を略コ字状に切り欠くことにより係合突起の被係合部への係合を解除する操作部としての弾性押圧片を容易に形成することができるので、操作部付きの雌型の製作が容易となる。
また、前記差込片は、扁平な幅広の薄肉片部と、薄肉片部の裏面両端に一体的に設ける一対の支持片とを備えているので、一対の支持片によって、薄肉片部の強度が確保され、薄肉片部が不用意に撓むことを防止している。
さらに、被係合部は差込筒部の構成面に直接設けられているから、被係合部が差込筒部内に別途設けられているものに比べて連結部材全体の厚みを薄くすることができる。従って、ループ部を襟下に入れたときに、連結部材が襟下で膨らんで目立つ不都合を解消することができ、ファッション性に優れた簡易ネクタイを提供することができる。
図1には、実施の形態の簡易ネクタイにおいてループ部(30)を開放した状態を示し、この簡易ネクタイは、結び目(3)としては従来例と同様にリボンを採用している。
雄型(2)は、第2ループ(32)が挿通する扁平環状体(20)から差込片(21)が突設する構成となっている。
差込片(21)は、扁平な幅広の薄肉片部(22)と、図2及び図3に示すように、薄肉片部(22)の裏面両端側に位置する一対の支持片(23)(23)とからなり、薄肉片部(22)は、支持片(23)(23)の上端に架設されるように一体的に設けられている。一対の支持片(23)(23)によって、薄肉片部(22)の強度が確保され、薄肉片部(22)が不用意に撓むことを防止している。
雌型(1)は、第1ループ(31)が挿通する扁平環状体(10)に、差込片(21)が抜け止め状態に差し込まれる扁平な矩形口部(12)を有する差込筒部(11)とから構成されている。
差込筒部(11)の表裏両構成面には、図1に示すように、コ字状切欠部(13)が扁平環状体(10)側に向って開放するように形成されてあり、コ字状切欠部(13)の内側に弾性押圧片(14)が、外側にコ字状の矩形枠部(16)が、それぞれ形成される。弾性押圧片(14)(14)は、図2に示すように、揺動端(14a)に向って表面側が厚肉に形成されてあり、揺動端(14a)は矩形枠部(16)よりも外方へ僅かながら突出する態様となっている。これにより、弾性押圧片(14)(14)を内側へ押圧する操作性が向上する。又、弾性押圧片(14)(14)の基端部には、凹溝(17)(17)が形成されて薄肉に設定されてある。これにより、弾性押圧片(14)(14)の内側への揺動が円滑となる。
尚、上記実施の形態では、結び目(3)の形状はリボン状としたが、他の形状でも良い。
(2)・・・雄型
(3)・・・結び目
(11)・・・差込筒部
(14)・・・弾性押圧片(操作部)
(15)・・・被係合部
(21)・・・差込片
(25)・・・係合突起
(26)・・・面取り部
(27)・・・係合面
(30)・・・ループ部
(T)・・・簡易ネクタイ
Claims (2)
- 結び目と、前記結び目に連結され且つ襟下に巻回させるループ部とを有し、前記ループ部は係脱自在な連結部材を介して開閉自在となっている簡易ネクタイにおいて、
前記連結部材は、前記ループ部の開放端の一方に取り付けられ且つ係合突起を具備する雄型と、前記ループ部の開放端の他方に取り付けられ且つ前記係合突起が抜け止め状態に係合する被係合部を具備する雌型とからなり、
前記雄型には、表裏方向に弾性的に揺動可能な薄肉の差込片が片持ち状態に突設されていると共に、前記差込片の表面に前記係合突起が突設され、
前記雌型には、前記差込片が揺動可能に差し込まれる扁平な差込筒部が設けられると共に、前記差込筒部の表裏両構成面において前記雄型の差込片が差込筒部に差し込まれた状態にて前記差込片の係合突起の対応位置に前記被係合部がそれぞれ設けられ、
前記係合突起の前記被係合部への係合度合いは前記雄型と前記雌型が相互に離反する方向に強く引っ張られると強制解除可能に設定されるように、前記係合突起の断面形状は、略三角形状の頂角が面取りされた形状であり、
前記雌型に、前記係合突起と前記被係合部との係合を解除操作する操作部が設けられ、
前記操作部は、前記差込筒部の表裏両構成面において前記被係合部よりも基端部側のそれぞれに略コ字状の切欠部で囲まれて一体形成された一対の弾性押圧片により構成され、
前記弾性押圧片は、被係合部と対向する揺動端部が相互に近接する方向に揺動可能に形成され、一対の弾性押圧片が揺動されると一方の弾性押圧片により差込片が表面側から押圧される位置に設定されている簡易ネクタイ。 - 請求項1に記載の簡易ネクタイにおいて、
前記差込片は、扁平な幅広の薄肉片部と、薄肉片部の裏面両端に一体的に設ける一対の支持片とを備えている簡易ネクタイ。
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