JP2000300310A - 紐留め用バックル - Google Patents

紐留め用バックル

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JP2000300310A
JP2000300310A JP11117737A JP11773799A JP2000300310A JP 2000300310 A JP2000300310 A JP 2000300310A JP 11117737 A JP11117737 A JP 11117737A JP 11773799 A JP11773799 A JP 11773799A JP 2000300310 A JP2000300310 A JP 2000300310A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紐留め具から引き出されて外へ延びている紐
の導出部分が長くなっても、紐の導出部分及びストッパ
ーが邪魔になることなく、使い勝手及び外観処理的に優
れた紐留め用バックルを実現することにある。 【解決手段】 本体11に紐挿通用貫通孔11aを有
し、貫通孔11aの一端開口から他端開口へ挿通された
紐41を引き抜き方向の力に抗して係止可能な紐留め具
10と、引き出されて外へ延びている紐41の自由端に
取り付けられ、紐41が貫通孔11aから不用意に引き
抜かれないようにするストッパー20とからなってい
て、紐留め具10及びストッパー20が、係脱可能な係
止部12及び係合部24,25の一方をそれぞれ有して
連結されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、衣服又は
袋体等に配置される引帯や引紐、或いはコード紐やロー
プ紐(本明細書ではこれらを総称して紐という)の引出
量や締め付け度合いを調整するような場合に用いられ
て、調整機能を受け持つ紐留め具及び紐の不用意な抜け
を防ぐストッパーを対に有した紐留め用バックルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の紐留め具の使用例を示し
ている。同図の紐留め具45は、同((a)に示される
如く衣服40の首周りや胴回りに配置されて、穴40a
から外部へ導出された紐41の両側の導出部分41aに
取り付けられて、紐41の締め付け度合、つまり導出部
分41aを任意の長さに調整すると共に、調整後に導出
部分41aが再び衣服側に引かれないよう引き抜き方向
の力に抗して係止するものである。構造としては、例え
ば、貫通孔46a付きの有底筒状本体46と、本体46
内に一部を出没可能に組み込まれて別体又は一体に設け
られたバネ部により突出方向へ付勢された貫通孔付きの
ロック部材47とからなる。そして、ロック部材47を
バネ部の付勢力に抗して本体46内に押し、本体46と
ロック部材47の両貫通孔を合わせた状態から紐41の
対応端を両貫通孔に挿通させる(紐解除位置)。その
後、ロック部材47は、押圧力が解放されると、バネ部
により突出状態になり、ロック部材47側の貫通孔も本
体46の貫通孔46aに対し相対的な位置がずれて紐4
1を所定のテンションにて抜け止めする(紐係止位
置)。
【0003】以上の紐留め具45において、導出部分4
1aの抜け止め力は、ロック部材47を突出方向へ付勢
しているバネ部の付勢圧に比例して増大可能である。と
ころが、バネ部の付勢圧を大きくして抜け止め力を余り
強く設定すると、ロック部材47を押して紐解除位置へ
切り換えるときも強い力が必要となり、使い勝手が悪く
なる。そこで、従来は、図11(b)に示す如く紐留め
具45の貫通孔46aから外へ引き出された導出部分4
1aの自由端側に結び目41cを作ったり、同(c)に
示す如く導出部分41aの自由端にストッパー48を取
り付けることにより、導出部分41aが引き戻し方向へ
強く引っ張られても、結び目41cやストッパー48に
よって紐留め具45から不用意に外れないようにしてい
る。なお、このストッパー48は、片側端面に穴48a
を持つ有底筒状からなり、導出部分41aの自由端を穴
48aから筒内に入れると共に、該自由端に抜け止め用
結び目や金具等で径大部分を形成し取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構造で
は、紐留め具45が結び目41c又はストッパー48の
何れかがないと、紐41から不用意に抜け落ちる虞があ
り品質上、充分満足できない。ところが、結び目41c
やストッパー48を導出部分41aの自由端に取り付け
ると、次のような新たな問題が発生する。すなわち、導
出部分41aは、紐41の締め付け度合いに応じて長く
なり、結び目41c又はストッパー48が紐留め具45
を支点として振り子のように揺れて、違和感を与えるこ
とである。このような問題は、例えば、導出部分41a
が約10cm以上になると、人の動きに伴って結び目4
1c又はストッパー48の揺動も大きくなって、違和感
にとどまらず、邪魔になったり、顔等に当たるという虞
もある。また、従来のストッパー48は、結び目41c
よりも外観的に好ましいと言えるが、導出部分41aの
自由端を穴48aから筒内に入れて、抜け止め用の結び
目や径大部分を形成しなくてはならず、取付作業性が悪
いという問題もある。
【0005】本発明は、紐留め具とストッパーとを組と
して用いる場合の上記問題を解消するため開発されたも
のである。第1の目的は、紐留め具から引き出されて外
へ延びている紐の導出部分が長くなっても、紐の導出部
分及びストッパーが邪魔になることなく、使い勝手及び
外観処理的に優れた紐留め用バックルを実現することに
ある。第2の目的は、ストッパー構造を改良して紐導出
部分の自由端への取付操作性を向上し、扁平小型化も図
り易くすることにある。他の目的は以下の内容説明の中
で明らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る紐留め用バックルは、図1〜図9に例
示される如く、本体に紐挿通用貫通孔を有し、該貫通孔
の一端開口から他端開口へ挿通された紐を引き抜き方向
の力に抗して係止可能な紐留め具と、前記他方開口から
引き出されて外へ延びている紐の自由端に取り付けら
れ、紐が前記貫通孔から不用意に引き抜かれないように
するストッパーとからなっていて、前記紐留め具及び前
記ストッパーが、係脱可能な係止部及び係合部の一方を
それぞれ有しており、当該係止部及び係合部を介し連結
されるようにしたものである。以上の紐留め用バックル
は、紐留め具とストッパーとが組として構成され、例え
ば、紐留め具から外へ引き出された紐の導出部分が長く
なる場合、ストッパーが紐留め具に対し係止部及び係合
部を介し連結操作される。なお、係止部及び係合部は、
通常、紐留め具の本体及びストッパーの対応する外端面
に設けられて、例えば、紐留め具本体の係止部にストッ
パー部材の係合部を係合操作することになる。この連結
状態では、紐留め具から外へ引き出された紐の導出部分
が、紐留め具本体の貫通孔と、本体に連結されたストッ
パーとの間でループ状に配置されることから、長さが略
半分となって紐の導出部分及びストッパーの揺動を有効
に阻止する。すなわち、本発明は、従来の如く紐の導出
部分及びストッパーに起因して違和感を与えたり、邪魔
になったり、顔等に当たるという虞を合理的に解消する
ことができる。また、紐導出部分は、ストッパーが紐留
め具に連結されると、ループを形成して長さ的に半分と
なって、外観的にも改良される。このような本発明は、
紐留め具とストッパーを別々に設計していた従来手法に
対し、設計段階から着脱可能に連結して一体化するよう
にし、使用時にはあたかも一体品の外観を得ることを前
提としている。
【0007】以上の本発明は次のように具体化されるこ
とがより好ましい。第1に、前記ストッパーは、ヒンジ
部を介し折り曲げられて重ねられる一対の挟持半体から
なり、該挟持半体同士の間に前記紐の自由端を挟み込ん
で係止し、かつ挟持半体同士が重ねられた状態で結合一
体化される構成である。この構造では、紐留め具の他方
開口から引き出されて外へ延びている紐の自由端を、両
挟持半体の間に配置した後、両挟持半体同士を重ねるこ
とにより、ストッパーがワンタッチで取り付けられる。
このため、ストッパーとしては、紐への取付操作性に優
れていると共に、外観が主に2つの挟持半体にて形成さ
れるため扁平でシンプルな形態にし易くなる。なお、紐
の自由端は、挟持半体同士の間に挟み込まれるため紐の
端末処理を簡略化することができる。第2に、前記スト
ッパーは、前記留め具本体側の係止部又は係合部に対し
て、前記係合部又は係止部を各挟持半体に形成してお
り、何れの挟持半体側でも連結されるようになっている
構成である。この構造では、ストッパーが紐留め具の本
体に対し任意の挟持半体側にて連結されるため、例え
ば、紐留め具の他方開口から引き出されて紐の向き等に
応じてストッパーを取り付ける向き(紐留め具に両挟持
半体のどちらの側を取付るか)を選択可能となり、使い
勝手を向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。この形態例は、本発明の好適な具体
例であり、本発明の技術的範囲を制約するものではな
い。図1乃至図7は第1形態に係る紐留め用バックルを
示している。このうち、図1は紐留め用バックルの使用
時の拡大図であり、同(a)は図2の拡大部の断面を、
同(b)はストッパーを主体にした側面を示している。
図2は本発明品を衣服に用いた使用例を示す説明用模式
図、図3は前記バックルを構成している紐留め具例であ
り、同(a)は紐を通していない状態での上面図、同
(b)は側面の半断面図である。図4はストッパーの外
観斜視図、図5はその正面図、図6はストッパーの詳細
図であり、同(a)は背面図、同(b)は図5のB矢印
方向から見た側面図、同((c)は図5のA−A線断面
図である。図7(a),(b),(c)は前記ストッパ
ーを成形時の状態にて示す上面と側面及び断面図であ
る。
【0009】第1形態の紐留め用バックル1は、係脱可
能に連結される紐留め具10及びストッパー20から構
成されている。材質的には、何れもが樹脂成形品からな
っているが、他の材質であっても差し支えない。全体の
大きさは、作図上拡大しているが、例えば、一般的な衣
服の紐に用いられるケースの場合、紐留め具10が約2
0〜40mm程度の長さ、ストッパー20が外径約15
〜25mm、厚さ6〜15mm程度の小さなものであ
る。
【0010】紐留め具10は、図2に例示される如く衣
服40の首周りや胴回りに配置されて、衣服側の穴40
aから外部へ導出された紐41の両側の導出部分41a
に取り付けられて、紐41の締め付け度合、つまり導出
部分41aを任意の長さに調整すると共に、調整後に導
出部分41aが再び衣服側に引かれないよう引き抜き方
向の力に抗して係止するものである。このような基本作
動は公知のものと同じであるが、本発明の紐留め具10
はストッパー20と対に設計され、ストッパー20に連
結される点で従来品と相違している。すなわち、この紐
留め具10は、図3に示される如く本体11及びロック
部材13からなる。本体11は有底筒状をなし、筒径方
向に貫通した貫通孔11aと、筒内にあって貫通孔11
aの下から筒底側に向けて次第に張り出すテーパー部1
1bと、筒底の外面側に設けられた係止部としての凹状
部12とを一体に有している。貫通孔11aは紐41を
遊挿可能な穴である。テーパー部11bは、ロック部材
13の脚状バネ部13cに対応して筒内の4箇所に形成
されている。凹状部12は、ストッパー20の一部(後
述する係合軸部23,24)を受け入れる箇所であり、
凹状底面を外側に湾曲した係止受け部12aと、係止受
け部12aの内周面に突出した複数の小突起12bと、
係止受け部12aの先端側から次第に径大となるテーパ
ー部12cとから構成されている。ロック部材13は、
貫通孔11aに対応する貫通孔13aと、貫通孔13a
の下部径方向に突出されて本体11の貫通孔11a内に
位置している片鍔状の規制部13bと、この規制部13
bの端面側から突出された4つの脚状バネ部13cとを
一体に有している。
【0011】そして、通常は、ロック部材13が図3の
如く本体11に対しテーパー部11b及び脚状バネ部1
3cを介し突出方向へ一部押し出されている。この状態
において、ロック部材13は規制部13bが本体11の
貫通孔11aの上縁に当たって、本体11から不用意に
外れないようになっている。また、紐41との関係で
は、まず、ロック部材13を脚状バネ部13cの付勢力
に抗し図3(b)の矢印F方向つまり本体11内に押
し、本体11とロック部材13の両貫通孔11a,13
aをほぼ合わせた状態から紐41の対応端である導出部
分41aを両貫通孔11a,13aに挿通させる(紐解
除位置)。その後、ロック部材13の押圧力が解放され
ると、ロック部材13が脚状バネ部13cにより突出状
態になり、貫通孔13aが本体11の貫通孔11aに対
し相対的な位置がずれて紐41を所定のテンションにて
抜け止め(紐係止位置)することになる。
【0012】これに対し、ストッパー20は、図1及び
図7等の如く一対の挟持半体21,22が薄肉状のヒン
ジ部23を介し連結され、両挟持半体21,22同士の
間に紐41の対応端を挟持可能になっている。すなわ
ち、両挟持半体21,22は、図7の如く寸法の異なる
略円筒状をなし、挟持半体22が少し大きな挟持半体2
1に重ねられると共に、各外端面が湾曲面21a,22
aに形成されて、該湾曲面21a,22aの中央部に係
合部である係合軸部24,25をそれぞれ突出形成して
いる。各係合軸部24,25は、立ち上げ基部を若干径
小にした略断面皿状をなし、前記したストッパー20の
凹状部12を構成している係止受け部12aに対し小突
起12bを介しそれぞれ弾性的に係脱可能に連結され
る。この連結状態では、各挟持半体21,22の外端湾
曲面21a又は22aがテーパー部12cに密接して、
挟持半体21又は22と本体11の凹状部12とが一体
の外観になるよう処理されている。図1と図2では、挟
持半体21側をストッパー20に連結したものである
が、逆に挟持半体22をストッパー20に連結するよう
にしてもよい。
【0013】また、両挟持半体21,22は、図4及び
図5等の如くヒンジ部23と反対側の円筒部に一部を切
り欠いた開口26,27と、内面側にそれぞれ突設した
複数の爪21b,22bと、係脱可能な係合部28a及
び係止部28bとを有している。開口26,27は、両
者で形成される隙間に紐41の自由端を挿通可能な大き
さである。爪21bは挟持半体21の中間線に沿って開
口26側に位置している。爪22bは挟持半体22の中
間線の両側に沿って開口27側に位置している。係合部
28aは挟持半体21の開口26を区画している壁側に
設けられると共に、係止部28bは挟持半体22の開口
27を区画している壁側に設けられている。符号29は
挟持半体21の筒外面に設けられた複数の半球状の突部
である。この突起29は装飾及び補強を兼ねている。
【0014】以上のストッパー20は、図2に示される
如く衣服40(袋や鞄類、他の紐付きの部材でもよい)
の開口部或いは開口付近を絞めるために配置された紐4
1の両端側に上記した紐留め具10と共に取り付けられ
る。紐41は、衣服40の一部に設けられた穴40aか
ら引き出されている。引き出された導出部分41aに
は、紐留め具10が組み付けられた後、ストッパー20
が取り付けられる。すなわち、紐留め具10は、上記し
た要領にて紐41の対応端である導出部分41aに取り
付けられる。ストッパー20の取付要領は、両挟持半体
21,22がヒンジ部23を介し内側に折り曲げると共
に、開口26,27の隙間に導出部分41aの自由端を
差し入れた状態から、更に重ねられる方向に押される。
すると、両挟持半体21,22は係合部28aと係止部
28bの係合を介しストッパー20の製品形状となり、
同時に複数の爪21b,22bが導出部分41aの自由
端側に上下から食い込む。ストッパー20は、その爪2
1b,22bの食い付きにより導出部分41aの自由端
に取り付けられる。
【0018】このようにして、紐41の導出部分41a
に取り付けられた紐留め具10とストッパー20は、例
えば、一方の手で紐留め具10を押さえ、他方の手でス
トッパー20を摘んで、その係合軸部24又は25を、
紐留め具10側の凹状部12に押し込んで係合すること
により連結される。連結状態では、図2の拡大部の如く
紐留め具10から外へ引き出された紐41の導出部分4
1aが紐留め具10の本体11の貫通孔11aと、本体
11に連結されたストッパー20の開口26,27との
間でループ状に配置される。このため、この構造では、
紐41の導出部分41aの長さが略半分となり、導出部
分41a及びストッパー20の揺動を防ぐことができ
る。
【0019】図8と図9は第2,第3形態に係る紐留め
用バックルを示している。これらの紐留め用バックル
2,3は、上記形態と同様な紐留め具10又は15と、
ストッパー20から構成されている。従って、以下の説
明では構造的に同じ部材及び部位に同じ符号を付し、変
更点だけを詳述する。
【0020】図8の紐留め用バックル2は、紐留め具1
0が本体11と本体11に組み込まれてバネ部により一
部突出する方向に付勢されたロック部材13とから構成
されている点で上記形態と同じ。本体11の底面側には
雌ねじ付きの穴14が設けられている。そして、ストッ
パー20は、その穴14に対応して設けられた雄ねじ付
きの係合軸30を有しており、係合軸30を穴14にね
じ込むことにより連結されるようにしたものである。こ
の変形例としては、ストッパー20側に穴14を、紐留
め具10側に係合軸30を設けることである。
【0021】これに対し、図9の紐留め用バックル3
は、まず、紐留め具15が上記形態と異なっている。す
なわち、この紐留め具15は、本出願人が先に開発した
もの((特願平10−364345号)で、本体16
と、本体16に回動可能に組み付けられたロック部材1
7とから構成されている。そして、ロック部材17は、
上側を支点として外側へ回動されると紐解除位置とな
り、紐41の導出部分41aを本体16に設けられた貫
通孔16aに挿通可能となる。その導出部分41aは、
ロック部材17を本体16側に回動することにより、貫
通孔16aの紐受け面と、ロック部材17の先端面との
間に挟持され歯部等の喰い付き作用により係止される。
なお、符号42は衣服40等に紐留め具15を取り付け
るための専用の帯状部材42である。このように、本願
発明の紐留め具は、上記第1,2形態以外にこのような
構成であっても差し支えないものである。
【0022】また、図9の紐留め用バックル3は、紐留
め具15の本体16とストッパー20との連結構造が上
記形態と異なっている。すなわち、本体16の底面側に
は逆T形のレール部18が一体に形成されている。そし
て、ストッパー20は、そのレール部18に対応して設
けられた嵌合溝31を有しており、レール部18と嵌合
溝31との係合を介して連結される。この変形例として
は、ストッパー20側にレール部18を、紐留め具15
側に嵌合溝31を設けることもある。このように、本発
明の紐留め具10又は15と、ストッパー20とを連結
する手段としては、公知の連結構造の中から適宜に選択
することができるものである。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の紐留め用バ
ックルにあっては、例えば、紐留め具から外へ引き出さ
れた紐の導出部分が長くなる場合、ストッパーを紐留め
具に係止部及び係合部を介し連結操作すると、紐留め具
の本体から外へ引き出された紐の導出部分が本体に連結
されたストッパーとの間でループ状に配置される。この
結果、本発明では、紐の導出部分の長さを半分以下にし
て、紐の導出部分及びストッパーの揺動を効果的に阻止
可能となり、従来の如く紐の導出部分及びストッパーに
起因して違和感を与えたり、邪魔になったり、顔等に当
たるという虞を確実に解消でき、見栄えも向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態に係る紐留め用バックルの使
用状態を示す断面図である。
【図2】上記紐留め用バックルの使用例を示す全体模式
図である。
【図3】上記紐留め具の詳細図である。
【図4】上記ストッパーの外観図である。
【図5】上記ストッパーの正面図である。
【図6】上記ストッパーの詳細図である。
【図7】上記ストッパーを成形状態で示す図である。
【図8】本発明の第2形態に係る紐留め用バックルを示
す外観図である。
【図9】本発明の第3形態に係る紐留め用バックルを示
す外観図である。
【図10】従来の問題を説明するための図である。
【符号の説明】
1,2,3は紐留め用バックル 10,15は紐留め具 11,16は紐留め具の本体 11a,16aは本体の貫通孔 12は凹状部(係止部) 14は雌ねじ付きの穴(係止部) 13,17は紐留め具のロック部材 18はレール部(係止部) 20はストッパー 21,22は挟持半体 23はヒンジ部 24,25は係合軸部(係合部) 30は係合軸(係合部) 31は嵌合溝(係合部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に紐挿通用貫通孔を有し、該貫通孔
    の一端開口から他端開口へ挿通された紐を引き抜き方向
    の力に抗して係止可能な紐留め具と、前記他方開口から
    引き出されて外へ延びている紐の自由端に取り付けら
    れ、紐が前記貫通孔から不用意に引き抜かれないように
    するストッパーとからなっていて、 前記紐留め具及び前記ストッパーが、係脱可能な係止部
    及び係合部の一方をそれぞれ有して、当該係止部及び係
    合部を介し連結される、ことを特徴とする紐留め用バッ
    クル。
  2. 【請求項2】 前記ストッパーは、ヒンジ部を介し折り
    曲げられて重ねられる一対の挟持半体からなり、該挟持
    半体同士の間に前記紐の自由端を挟み込んで係止し、か
    つ挟持半体同士が重ねられた状態で結合一体化される請
    求項1に記載の紐留め用バックル。
  3. 【請求項3】 前記ストッパーは、前記留め具本体側の
    係止部又は係合部に対して、前記係合部又は係止部を各
    挟持半体に形成しており、何れの挟持半体側でも連結さ
    れるようになっている請求項2又は3に記載の紐留め用
    バックル。
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