JPH033542Y2 - - Google Patents

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JPH033542Y2
JPH033542Y2 JP1985033027U JP3302785U JPH033542Y2 JP H033542 Y2 JPH033542 Y2 JP H033542Y2 JP 1985033027 U JP1985033027 U JP 1985033027U JP 3302785 U JP3302785 U JP 3302785U JP H033542 Y2 JPH033542 Y2 JP H033542Y2
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JP
Japan
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shoulder
shoulder strap
base material
belt
strap
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JP1985033027U
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English (en)
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JPS61150818U (ja
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はシヨルダーバツグ等の肩掛け紐のスベ
リ落ち防止具に関する。更に詳しくは、本考案は
乳幼児を背負う為の負い紐等とシヨルダーバツグ
等の肩掛け紐とを係合する肩掛け紐のスベリ落ち
防止具に関する。
《従来の技術》 シヨルダーバツグ等、肩からバツグ類をかける
場合、それらの肩掛け紐が肩からずれ落ちる事が
多い。そこで、このような不都合を是正するため
に、従来肩部に特殊な形状、構造又は材質を工夫
したスベリ止めを肩掛け紐に可動に止めることが
行われていた。
しかしながらこれによつてもすべり止め効果は
十分でない上、バツグ1個ずつにそれぞれ取りつ
けるために、そのバツグから取りはずすことがで
きずバツグに固定されたイメージを与えることと
なり、又コスト高の原因ともなつていた。
又、近年流行の肩から下げるシヨツピングバツ
グの類に至つては、前記の様なおおげさなスベリ
止めをつけることはできないという不便があつ
た。例えば、乳児を背負つた母親が、哺乳ビンそ
の他のものを入れた袋を下げる場合には特に上記
の不便は大変なもので、この場合袋が肩から落ち
るのを防止するために、負い紐と袋の肩掛け紐と
をひつかけて係合する「金具」やプラスチツクを
使用せざるを得なかつた。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記のような金具やプラスチツ
ク等の係止具は体裁が悪いのみならず、強度が十
分取れなかつたり、係止具で手を傷つける等の不
都合があり、又着脱の際に落ち易い上、使用時に
少しずつ下方に移動し、しまいにはすべり止めの
役をなさなくなる等の欠点があつた。
そこで、本考案者等は、一定の大きさを有する
基材の特定の位置にベルト又は紐状部材を結合せ
しめた場合には、肩掛け紐のスベリ落ち防止具と
して使用することができるのみならず、そのスベ
リ落ち防止具自体をアクセサリーとして賞用し得
ることができることを見出し、本考案に到達し
た。
従つて、本考案の目的は、肩掛け紐と負い紐を
係合し、肩掛け紐が肩からすべり落ちるのを防止
するための肩掛け紐のスベリ落ち防止具を提供す
ることにある。
《課題を解決するための手段》 本考案の上記の目的は、身体に巻着する負い紐
等とシヨルダーバツグ等の肩掛け紐とを互いに係
合せしめて該肩掛け紐が肩からスベリ落ちるのを
防止する防止具において、該防止具が、一端に前
記負い紐等に係止するための係合部を有するベル
ト又は紐状部材、及び、該ベルト又は紐状部材の
他端に該ベルト又は紐状部材との間に前記肩掛け
紐を挟持することができる如く少なくとも一点で
結合されている基材とから成ることを特徴とする
肩掛け紐のスベリ落ち防止具により達成された。
本考案において「係合部を有するベルト又は紐
状部材」とは、例えば負い紐等に移動可能に取り
付けることのできる部分(係合部)を有するベル
ト又は紐状部材(以下ベルト部と略す)を意味す
る。係合部は、例えば負い紐等を通すことのでき
るリング状部分、スナツプその他の公知の止め具
により負い紐等を通すことができるようなリング
を形成せしめることのできる部分、リング状では
ないが負い紐等にひつかけることができる金具等
を意味する。
本考案における基材とは、一定の大きさを有す
る平板であるか、又は平板と同様の役割を果たす
枠又は、それらの組合わせである。
本考案における基材とベルト部の結合は、釘や
接着剤によつたり、基材に穴を設ける等公知の方
法の中から任意の方法を使用することができる
他、基材の一部を第2図の如く、包み込む方法に
よることもできる。
本考案においては、基材とベルト部が結合した
状態で両者の間に肩掛け紐が入り得ることが必要
である。従つて、ベルト部が基材の端部で結合す
るとはない。
以下、本考案を実施例に従つて詳述する。
第1図は、本考案の最も単純な例の一つであ
る。図中符号1は、負い紐等19に係合し得る係
合部、3はベルト部、5は基材、2はベルト部3
と基材5とを結合せしめた結合部、20は本考案
の肩掛け紐のスベリ落ち防止具により、肩からの
スベリ落ちが防止される肩掛け紐である。
《作用》 本考案の肩掛け紐のスベリ落ち防止具は、符号
1の係合部により例えば負い紐19に係合され、
衣服の表面、例えば左胸のあたりに、ベルト部3
を下側(衣服側)にして取り付けられる。次にシ
ヨルダーバツグ等を肩からかけ、基材5を起こし
てその肩掛け紐20をベルト部3と基材5の間に
入れる。
本考案において、ベルト部3と基材5との結合
は、第1図の如く少なくとも1点であれば良く、
線状に結合せしめても良い。この結合部より上側
(係合部側)は、シヨルダーバツグ等の肩掛け紐
をひつかける「ひつかけ部材」としての役割を有
するのみであるから、実質的にひつかけ部材とし
て機能すれば足り、板状であることは必ずしも必
要ではなく、針金やプラスチツクでループ状に形
成されていても良い。
第2図は、このような場合の本考案の他の例で
あり、第3図は第2図における係合部1及びベル
ト部3の展開図、第4図は第2図で使用し得る基
材5の全体図、第5図は、第4図の基材5を固定
部材13の箇所で切断した場合の断面図である。
7はスナツプのような取りはずし可能な結合部材
であり、ひつかけ部6の上部以外はベルト部3を
折り返すことにより、或いは布、シート又は皮等
のカバー11によつて覆われ、その周囲が糸で縫
合され、アクセサリーとしての体裁を整えてい
る。この場合には、基材5のひつかけ部6とカバ
ー11の縁部で基材5とベルト部3が実質的に結
合することになるので、肩掛け紐20をひつかけ
てもひつくり返り難く、すべり落ち防止具として
安定したものとなる。
符号2は基材5をベルト部3に2点で結合せし
めた結合部であり、本実施例においては、ベルト
部3とカバー11の内部に挿入された基材の固定
部材13を介してベルト部3の裏からカバー11
の表に結合部材9を貫通せしめて基材5を固定し
ている。本実施例の場合には、当初から負い紐等
19に通してから着用する必要はなく、着用した
負い紐等19に後から係合せしめることができる
ので本考案の好ましい実施態様の1つである。
《考案の効果》 本考案の肩掛け紐のスベリ落ち防止具は極めて
容易に着脱可能であり、又一定の面積を有するの
で使用時に下方にずれ落ちることがなく、十分に
肩掛け紐のスベリ落ち防止具としての機能を有す
るのみならず、種々の材質、形状等を選択するこ
とにより、バツグ等から独立したアクセサリーと
しての機能をも併せ有することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の肩掛け紐のスベリ落ち防止
具の基本型である。図中、符号1は負い紐等と係
合し得る係合部としての金具、3はベルト部、5
は基材、符号2はベルト部3と基材5との結合
部、20はシヨツピングバツグ等の肩掛け紐を示
す。第2図は、本考案の肩掛け紐のスベリ落ち防
止具の他の例である。図中、符号1は負い紐等と
係合し得る係合部、3はベルト部、6は基材のひ
つかけ部、7は係合部1としてのループを形成す
るためのスナツプ、2は基材5とベルト部3を結
合するための結合部、11は基材5を覆い包み込
むためのカバーを表す。第3図は、第2図におけ
る係合部1及びベルト部3の展開図である。図中
8は結合部2に使用する結合部材9のための孔を
表す。第4図は、第2図で使用し得る基材5の全
体図の例である。図中符号13は基材5の形状を
固定するための固定部材を表す。第5図は、第4
図の基材5を固定部材13の箇所で切断した場合
の断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 身体に巻着する負い紐等19とシヨルダーバツ
    グ等の肩掛け紐20とを互いに係合せしめて該肩
    掛け紐20が肩からスベリ落ちるのを防止する防
    止具において、 該防止具が、一端に前記負い紐等19に係止す
    るための係合部1を有するベルト又は紐状部材
    3、及び、該ベルト又は紐状部材3の他端に該ベ
    ルト又は紐状部材3との間に前記肩掛け紐20を
    挟持することができる如く少なくとも一点で結合
    されている基材5とから成ることを特徴とする肩
    掛け紐のスベリ落ち防止具。
JP1985033027U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH033542Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985033027U JPH033542Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985033027U JPH033542Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61150818U JPS61150818U (ja) 1986-09-18
JPH033542Y2 true JPH033542Y2 (ja) 1991-01-30

Family

ID=30535089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985033027U Expired JPH033542Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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JP (1) JPH033542Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4997010U (ja) * 1972-12-16 1974-08-21

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Publication number Publication date
JPS61150818U (ja) 1986-09-18

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