JP3092556U - 飲料ボトル保持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料ボトル保持具として、飲料ボトルを使用
者の着衣のベルトを利用して安定状態に保持でき、ベル
トに対する着脱操作ならびに飲料ボトルの着脱操作が極
めて簡単であり、不使用時には嵩張らずポケット等に支
障なく収めることができ、構造的に簡素で安価に製造で
きるものを提供する。 【解決手段】 湾曲した横長のボトル支持部１１にベル
ト掛止用フック部１２が一体形成された保持具本体１
と、締着バンド２とからなり、ボトル支持部１１の左右
両端部にバンド挿通孔３ａ，３ｂを有し、締着バンド２
は先端部２１を折り返して重ねた際に相互に止着する圧
着ファスナー５ａ，５ｂを備え、ボトル支持部１１に接
当させた飲料ボトルＰの胴部を両ベルト挿通部３ａ，３
ｂに挿通した締着バンド２で引き締めて抱持し、締着バ
ンド２の先端部２１を圧着ファスナー５ａ，５ｂにて止
着し、ベルト掛止用フック部１２を使用者Ｍの着衣のベ
ルトＶに掛止する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、各種飲料類が入ったペットボトル等の飲料ボトルを使用者が身につ けて携行するのに用いる飲料ボトル保持具に関する。

【０００２】

【従来技術とその課題】

近年、お茶、スポーツ飲料、、ジュース類、ミネラルウォーター等の様々な飲 料類が大小のペットボトル（ポリエチレンテレフタレート製ボトル）に入った形 で販売され、自動販売機でも取り扱われている。しかして、ペットボトルはかな りの容量があるから、これをバッグやリュック等に入れて携行すれば、必要な時 に飲めるという便利さがある。

【０００３】 ところが、例えば土木工事や建築工事等の従事者は、特に夏場の炎天下での屋 外作業では激しい発汗を補う上で水分補給が欠かせないが、作業の邪魔になるバ ッグやリュック等を用いるわけにはゆかず、ペットボトルを作業に携行して利用 することが困難であった。

【０００４】 本考案は、上述の事情に鑑みて、ペットボトル等の飲料ボトルを使用者の着衣 のベルトを利用して安定状態に保持でき、該ベルトに対する着脱操作ならびに飲 料ボトルの着脱操作が極めて簡単であり、しかも不使用時には嵩張らずポケット 等に支障なく収めることができ、また構造的に簡素で安価に製造できる飲料ボト ル保持具を提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、請求項１の考案に係る飲料ボトル保持具は、図面 の参照符号を付して示せば、湾曲した横長のボトル支持部１１にベルト掛止用フ ック部１２が一体形成された保持具本体１と、締着バンド２とからなり、前記保 持具本体１は、ボトル支持部１１の凸面１１ｂ側に前記ベルト掛止用フック部１ ２を有すると共に、該ボトル支持部１１の左右両側にベルト挿通部３ａ，３ｂを 備え、前記締着バンド２は、一端側の先端部２１を折り返して重ねた際に、その 重なり部分で相互に止着する圧着ファスナー５（５ａ，５ｂ）を備えたものとし ている。

【０００６】 前記保持具本体１のボトル支持部１１の凹面１１ａ側に接当させた飲料ボトル Ｐの胴部を、該ボトル支持部１１の両ベルト挿通部３ａ，３ｂに挿通した前記締 着バンド２で引き締めて抱持し、この締着バンド２の先端部２１を前記圧着ファ スナー５（５ａ，５ｂ）にて止着すると共に、保持具本体１のベルト掛止用フッ ク部１２を使用者Ｍの着衣のベルトＶに掛止すればよい。

【０００７】 このような飲料ボトル保持具の締着バンド２としては、保持具本体１に対して 両端共に取着させない形態と、一端側を取着させる形態とがある。請求項２の考 案は前者の形態であり、締着バンド２の他端側に通し環４を有し、前記保持具本 体１のボトル支持部１１の両ベルト挿通部３ａ，３ｂに挿通した該締着バンド２ の一端側を該通し環４に通し、その先端部２１を折り返して前記圧着ファスナー ５（５ａ，５ｂ）で止着することにより、前記飲料ボトルＰの胴部を抱持固定す るように構成されている。また、請求項３の考案は後者の形態であり、前記締着 バンド２の他端側（輪状部２３）が前記保持具本体１のボトル支持部１１の一側 のベルト挿通部３ａに通して取着され、該締着バンド２の一端側を当該ボトル支 持部１１の他側のベルト挿通部３ｂに通し、その先端部２１を折り返して前記圧 着ファスナーで止着することにより、前記飲料ボトルＰの胴部を抱持固定するよ うに構成されている。

【０００８】 また、これら請求項１〜３の飲料ボトル保持具の好適態様として、請求項４の 考案では前記締着バンド２が弾性伸縮部２２を有してなる構成を、請求項５の考 案では前記保持具本体１のボトル支持部１１の凹面１１ａ側に滑り止め材６が貼 着されてなる構成をそれぞれ採用している。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下に、本考案の飲料ボトル保持具の実施例について、図面を参照して具体的 に説明する。図１は第一実施例に係る該飲料ボトル保持具Ｈ１とその使用状態、 図２は該飲料ボトル保持具Ｈ１の保持具本体、図３は該該飲料ボトル保持具Ｈ１ によるサイズの異なる飲料ボトルに対応した二通りの保持方式、図４は第二実施 例に係る該飲料ボトル保持具Ｈ２、図５は該飲料ボトル保持具Ｈ２による飲料ボ トルの保持状態、をそれぞれ示す。

【００１０】 図１（イ）に示すように、第一実施例の飲料ボトル保持具Ｈ１は、硬質合成樹 脂成形物からなる保持具本体１と、フレキシブルな締着バンド２とから構成され ている。

【００１１】 保持具本体１は、図２（イ）〜（ハ）でも示すように、前方へ凹に湾曲した横 長のボトル支持部１１に、その上縁中央部より立ち上がって後方へ逆Ｕ字形に折 り返して垂下する箆状のベルト掛止用フック部１２が一体形成されている。しか して、ボトル支持部１１は、その両端部に縦スリット状のバンド挿通部３ａ，３ ｂを有すると共に、凹面１１ａ側にゴム質発泡体シートからなる滑り止め材６が 貼着されている。またベルト掛止用フック部１２は、ボトル支持部１１の凸面１ １ｂ側で鉤形をなし、その下部１２ａがボトル支持部１１よりも下方へ延出して 後方へ反った形になっている。

【００１２】 締着バンド２は、片面に微小ループ群を有する雌型圧着ファスナー５ａからな るバンド本体２０の一端に、片面に硬質の微小鉤突起群を有する雄型圧着ファス ナー５ｂからなる先端部２１が熱融着又は縫着にて接続され、また該バンド本体 ２０の他端に、弾性伸縮部２２をなすゴム織込み帯布が熱融着又は縫着にて接続 されると共に、この弾性伸縮部７の先端に略矩形の通し環４が取り付けられてい る。しかして、圧着ファスナー５ａ，５ｂは、締着バンド２の同じ一面２ａ側を 圧着面として、相互に着脱可能である。

【００１３】 上記構成の飲料ボトル保持具Ｈ１は、保持具本体１のボトル支持部１１と、そ の両バンド挿通部３ａ，３ｂに通した締着バンド２とで、飲料ボトル等の飲料ボ トルを保持するものであるが、保持対象の飲料ボトルのサイズに応じて二通りの 保持方式を使い分けできる。

【００１４】 すなわち、図３（イ）に示すように、飲料ボトルＰのサイズが大きい場合、締 着バンド２は、圧着ファスナー５ａ，５ｂの圧着側の一面２ａを外側にし、ボト ル支持部１１の背面側つまり凸面１１ｂ側を通る形で両バンド挿通部３ａ，３ｂ に挿通させ、ボトル支持部１１の凹面１１ａ側に当てがった飲料ボトルＰを該締 着バンド２で包囲し、その圧着ファスナー５ｂからなる先端部２１を有する一端 側を他端側の通し環４に通して引き締め、折り返した該一端側の先端部２１をパ ンド本体２０に押接させることにより、両圧着ファスナー５ａ，５ｂ同士を圧着 させる。

【００１５】 一方、図３（ロ）に示すように、飲料ボトルＰのサイズが小さい場合、締着バ ンド２は、圧着ファスナー５ａ，５ｂの圧着側の一面２ａを外側にし、ボトル支 持部１１の凹面１１ａ側を通る形で両バンド挿通部３ａ，３ｂに挿通させ、両バ ンド挿通部３ａ，３ｂ間の凹面１１ａ通過部分を前方へ輪状に引出し、この引出 した内側に飲料ボトルＰを配置すると共に、ボトル支持部１１の背面側へ延出し た両側部を前記輪状の引出し部分の外側に重なる形で前方へ回し、前記同様に一 端側を他端側の通し環４に通して引き締め、折り返した一端側の先端部２１をパ ンド本体２０に押接させて両圧着ファスナー５ａ，５ｂ同士を圧着させる。

【００１６】 この飲料ボトル保持具Ｈ１によれば、上記のいずれの保持方式においても、該 締着バンド２を引き締めて圧着ファスナー５ａ，５ｂ同士を圧着させるだけで、 飲料ボトルＰを保持具本体１に簡単に固定できる。しかして、この飲料ボトルＰ を保持させた飲料ボトル保持具Ｈ１は、図１（ロ）に示すように、その保持具本 体１のベルト掛止用フック部１２を使用者Ｍのズボンの如き着衣のベルトＶに掛 止させることにより、使用者Ｍの腰の位置で安定に携帯でき、該使用者Ｍの各種 作業動作に支障を生じない上、飲料ボトルＰの内容物を飲む時には飲料ボトル保 持具Ｈ１ごとベルトＶから外し、飲用後にはそのままベルトＶに掛止させればよ いから、非常に取扱い性がよい。

【００１７】 特に上記第一実施例の構成では、締着バンド２が弾性伸縮部２２を有すること から、引き締めによって伸張した該弾性伸縮部２２の弾性復元力により、飲料ボ トルＰを強固に締着できると共に、この飲料ボトルＰの側面が保持具本体１の滑 り止め材６に当接することから、該飲料ボトルＰのずり落ちも確実に阻止される 。また、保持具本体１におけるベルト掛止用フック部１２の下端部１２ａが外側 へ反った形になっているから、ベルトＶに対する掛止を容易に行える。

【００１８】 更に、この飲料ボトル保持具Ｈ１は、保持具本体１と締着バンド２とからなる ため、構成が簡素で安価に製造できる上、保持具本体１が掌に入る程度の小さな サイズでよいから不使用時には嵩張らず、衣服のポケット等に支障なく収容でき る。

【００１９】 なお、上記の二通りの保持方式は、締着バンド２を最初に保持具本体１の片側 のバンド挿通部３に挿通させる際に、ボトル支持部１１の前面（凹面１１ａ）側 から通すか、逆に背面（凸面１１ｂ）側から通すかの違いだけであるから、両方 式の使い分けも極めて簡単であるると共に、飲料ボトルＰの固定が締着バンド２ の引き締めによるから、いずれの方式においても飲料ボトルＰのある程度のサイ ズの違いに対応できる。

【００２０】 上記第一実施例の構成では製造の容易さから締着バンド２のバンド本体２０の 全体を圧着ファスナー５ｂとしているが、該圧着ファスナー５ｂは先端部２１に 続くある程度の長さ領域、例えば締着バンド全長の１／３程度の長さで充分であ る。また、締着バンド２の弾性伸縮部２２についても、通し環４を有する一端側 に限らず、当該締着バンド２の中間部に設けてもよい。しかして、圧着ファスナ ー５ａ，５ｂの雌雄型を例示とは逆、つまりバンド本体２０側に雄型圧着ファス ナー５ｂを、先端部２１側に雌型圧着ファスナー５ａを用いるようにしてもよい 。また、バンド本体２０から先端部２１にわたる全体の圧着ファスナーとして、 微小ループと微小鉤突起とが混在した雌雄混在型のものを採用してもよい。

【００２１】 図４に示す第二実施例の飲料ボトル保持具Ｈ２は、前記第一実施例の飲料ボト ル保持具Ｈ１と同様に、硬質合成樹脂成形物からなる保持具本体１と、フレキシ ブルな締着バンド２とから構成されている。しかして、この保持具本体１は、ボ トル保持部１１の片側のバンド挿通部３ａの中間部に、当該ボトル保持部１１の 側端に開く開裂部３０を有しているが、それ以外は前記第一実施例のものと同様 構成である。一方、締着バンド２は、全体が片面２ａに微小ループと微小鉤突起 を混在した雌雄混在型圧着ファスナー５からなり、一端側の先端部２１は単に輪 郭がアール状をなすだけであるが、他端側は折り返して熱融着又は縫着すること によって輪状部２３を形成している。

【００２２】 この飲料ボトル保持具Ｈ２では、保持具本体１におけるボトル保持部１１の片 側のバンド挿通部３ａに、その開裂部３０を利用して締着バンド２の輪状部２３ を嵌め込むことにより、保持具本体１に該締着バンド２を圧着ファスナー５を有 する一面２ａが外向きになる形で取着しておく。そして、飲料ボトルを抱持固定 するには、図５に示すように、ボトル保持部１１の凹面１１ａ側に当てがった飲 料ボトルＰの胴部に、締着バンド２を巻き掛けて、その一端側を保持具本体１の バンド挿通部３ｂに通して引き締めた上で、折り返した先端部２１を当該締着バ ンド２の飲料ボトルＰ取り巻き部分に押接して圧着ファスナー５で止着すればよ い。

【００２３】 かくして、飲料ボトルＰを抱持固定した飲料ボトル保持具Ｈ２は、前記第一実 施例の場合と同様に、保持具本体１のベルト掛止用フック部１２を着衣のベルト に掛止することにより、使用者の腰の位置に安定に携帯でき〔図１（ロ）参照〕 、飲用時には飲料ボトル保持具Ｈ２ごと取り扱える。しかして、この場合でも飲 料ボトルＰの固定が締着バンド２の引き締めによるから、該飲料ボトルＰのある 程度のサイズの違いに対応できる。また、この飲料ボトル保持具Ｈ２では、保持 具本体１に締着バンド２が繋ぎ止められているから、両者１，２がバラバラにな って紛失する懸念がない。

【００２４】 なお、この第二実施例の構成では保持具本体１の片側のバンド挿通部３ａに開 裂部３０を設けているため、予め輪状部２３を形成した締着バンド２を該保持具 本体１に簡単に取着できるという利点があるが、該バンド挿通部３ａを開裂部３ ０のないものとして、このバンド挿通部３ａに締着バンド２の端部を挿通し、折 り返し部分を熱融着又は縫着して輪状部２３を形成することも可能である。また 、このように片側端部を保持具本体１に取着させる締着バンド２においても、前 記第一実施例のように、一部を弾性伸縮部２２にて構成したり、雌雄混在型圧着 ファスナー５に代えて雌型と雄型の圧着ファスナー５ａ，５ｂの組み合わせを採 用してもよい。

【００２５】

【考案の効果】

請求項１の考案によれば、飲料ボトル保持具として、ボトル支持部にベルト掛 止用フック部が一体形成された保持具本体と、圧着ファスナーを備えた締着バン ドとからなり、該ボトル支持部のバンド挿通部に通した締着バンドによってペッ トボトルの如き飲料ボトルを保持具本体に締着固定し、この固定状態で使用者の 着衣のベルトを利用して腰位置に安定状態に保持でき、携行中の使用者の種々の 作業動作に支障をきたさない上、該ベルトに対する着脱操作ならびに飲料ボトル の着脱操作が極めて簡単であり、飲料ボトルの内容物を飲む際に該保持具ごと取 り扱うことができ、しかも不使用時には嵩張らずポケット等に支障なく収容でき 、また構造的に簡素で安価に製造できるものが提供される。

【００２６】 請求項２の考案によれば、上記の飲料ボトル保持具において、前記締着バンド が保持具本体とは別体で片側端部に通し環を有し、保持具本体の両ベルト挿通部 に通した該締着バンドの一端側を通し環に通し、その先端部を折り返して圧着フ ァスナーで止着する構成であることから、飲料ボトルの大小に対応して二通りの 保持方式を使い分けできるという利点がある。

【００２７】 請求項３の考案によれば、上記の飲料ボトル保持具において、前記締着バンド が片側端部で保持具本体に取着された構成であることから、保持具本体と締着バ ンドがバラバラになって紛失する懸念はない。

【００２８】 請求項４の考案によれば、上記の飲料ボトル保持具において、前記締着バンド が弾性伸縮部を有することから、該締着バンドによる締着力を強めて飲料ボトル をより強固に保持できるという利点がある。

【００２９】 請求項５の考案によれば、上記の飲料ボトル保持具において、前記保持具本体 のボトル支持部の前面に滑り止め材が貼着されていることから、保持した飲料ボ トルのずり落ちを確実に防止できるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の第一実施例に係る飲料ボトル保持具
とその使用状態を示し、（イ）は該飲料ボトル保持具全
体の斜視図、（ロ）は使用状態の側面図である。

【図２】 同飲料ボトル保持具の保持具本体を示し、
（イ）は正面図、（ロ）は側面図、（ハ）は平面図であ
る。

【図３】 同飲料ボトル保持具の二通りの保持方式を示
し、（イ）はサイズの大きい飲料ボトルに適用する保持
方式を示す平面図、（ロ）はサイズの小さい飲料ボトル
に適用する保持方式を示す平面図である。

【図４】 本考案の第二実施例に係る飲料ボトル保持具
の保持具本体と締着バンドとを分離した状態で示す斜視
図である。

【図５】 同飲料ボトル保持具による飲料ボトルの保持
方法を示す平面図である。

【符号の説明】

１ 保持具本体 １１ ボトル支持部 １１ａ 前面 １２ ベルト掛止用フック部 ２ 締着バンド ２０ バンド本体 ２１ 先端部 ２２ 弾性伸縮部 ２３ 輪状部（他端側） ３ａ，３ｂ バンド挿通部 ４ 通し環 ５ 雌雄混在型圧着ファスナー ５ａ 雌型圧着ファスナー ５ｂ 雄型圧着ファスナー ６ 滑り止め材 Ｈ１，Ｈ２ 飲料ボトル保持具 Ｍ 使用者 Ｐ 飲料ボトル Ｖ 着衣のベルト

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 湾曲した横長のボトル支持部にベルト掛
   止用フック部が一体形成された保持具本体と、締着バン
   ドとからなり、 前記保持具本体は、ボトル支持部の凸面側に前記ベルト
   掛止用フック部を有すると共に、該ボトル支持部の左右
   両側にベルト挿通部を備え、 前記締着バンドは、一端側の先端部を折り返して重ねた
   際に、その重なり部分で相互に止着する圧着ファスナー
   を備え、 前記保持具本体のボトル支持部の凹面側に接当させた飲
   料ボトルの胴部を、該ボトル支持部の両ベルト挿通部に
   挿通した前記締着バンドで引き締めて抱持し、この締着
   バンドの先端部を前記圧着ファスナーにて止着すると共
   に、保持具本体のベルト掛止用フック部を使用者の着衣
   のベルトに掛止するように構成されてなる飲料ボトル保
   持具。
2. 【請求項２】 前記締着バンドの他端側に通し環を有
   し、前記保持具本体のボトル支持部の両ベルト挿通部に
   挿通した該締着バンドの一端側を該通し環に通し、その
   先端部を折り返して前記圧着ファスナーで止着すること
   により、前記飲料ボトルの胴部を抱持固定するように構
   成されてなる請求項１記載の飲料ボトル保持具。
3. 【請求項３】 前記締着バンドの他端側が前記保持具本
   体のボトル支持部の一側のベルト挿通部に通して取着さ
   れ、該締着バンドの他端側を当該ボトル支持部の他側の
   ベルト挿通部に通し、その先端部を折り返して前記圧着
   ファスナーで止着することにより、前記飲料ボトルの胴
   部を抱持固定するように構成されてなる請求項１記載の
   飲料ボトル保持具。
4. 【請求項４】 前記締着バンドが弾性伸縮部を有してな
   る請求項１〜３のいずれかに記載の飲料ボトル保持具。
5. 【請求項５】 前記保持具本体のボトル支持部の凹面側
   に滑り止め材が貼着されてなる請求項１〜４のいずれか
   に記載の飲料ボトル保持具。