JPH0637725Y2 - ポシェット - Google Patents
ポシェットInfo
- Publication number
- JPH0637725Y2 JPH0637725Y2 JP1989080332U JP8033289U JPH0637725Y2 JP H0637725 Y2 JPH0637725 Y2 JP H0637725Y2 JP 1989080332 U JP1989080332 U JP 1989080332U JP 8033289 U JP8033289 U JP 8033289U JP H0637725 Y2 JPH0637725 Y2 JP H0637725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoulder
- belt
- bag
- attached
- detached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバッグの一種のポシエツトに関する。
(従来の技術) 従来、例えばバッグ主体を形成するとともに、別に1枚
の板体を一定巾の円弧状に切抜して肩掛けバンドを形成
し、この肩掛けバンドの内面が後方に向うようにしてそ
の両端をバッグ主体の背面に重合し、予めバッグ主体な
らびに肩掛けバンド相互に設けた留具を介して着脱自在
に取付してなる脇挟みバッグは実開昭58−47224号公報
などによって公知となっている。
の板体を一定巾の円弧状に切抜して肩掛けバンドを形成
し、この肩掛けバンドの内面が後方に向うようにしてそ
の両端をバッグ主体の背面に重合し、予めバッグ主体な
らびに肩掛けバンド相互に設けた留具を介して着脱自在
に取付してなる脇挟みバッグは実開昭58−47224号公報
などによって公知となっている。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、この種の構造のものは肩掛けバンドの形状
及びそのバッグ本体への取付機構を叙上のようにするこ
とによって肩掛けバンドを肩にフィットさせバッグの脇
挟み携帯時に肩掛けバンドが肩から不用意にずり落ちな
いようにすることができるなどの利点はあるものの、例
えばひったくりに遭遇して肩掛けバンドが強く引張られ
るような場合には同バンドが肩から外れることを阻止す
ることができず、必ずしも安全であるとはいえないのみ
ならずバッグ本体への部品の出し入れの際に同バッグ本
体を格別に傾斜させることなく垂直に下垂させたまま脇
下より前方の胸下部分に移行させることができず使い勝
手が悪いなどの問題点もあった。
及びそのバッグ本体への取付機構を叙上のようにするこ
とによって肩掛けバンドを肩にフィットさせバッグの脇
挟み携帯時に肩掛けバンドが肩から不用意にずり落ちな
いようにすることができるなどの利点はあるものの、例
えばひったくりに遭遇して肩掛けバンドが強く引張られ
るような場合には同バンドが肩から外れることを阻止す
ることができず、必ずしも安全であるとはいえないのみ
ならずバッグ本体への部品の出し入れの際に同バッグ本
体を格別に傾斜させることなく垂直に下垂させたまま脇
下より前方の胸下部分に移行させることができず使い勝
手が悪いなどの問題点もあった。
(問題点を解決するための手段) 本考案はポシエツト本体(1)と、ポシエツト本体
(1)に対し着脱自在で肩掛可能な吊下ベルト(2)
と、ポシエツト本体(1)及び吊下ベルト(2)に対し
それぞれ着脱自在でポシエツト本体(1)に対する止着
位置を変更可能な一対の連繋ベルト(3)と、吊下ベル
ト(2)に対し着脱自在で吊下ベルト(2)が掛けられ
た肩の反対側の肩にたすき掛け可能な肩止ベルト(4)
を備えてなるポシエツトを提供することによってこのよ
うな問題点を解決しようとするものである。
(1)に対し着脱自在で肩掛可能な吊下ベルト(2)
と、ポシエツト本体(1)及び吊下ベルト(2)に対し
それぞれ着脱自在でポシエツト本体(1)に対する止着
位置を変更可能な一対の連繋ベルト(3)と、吊下ベル
ト(2)に対し着脱自在で吊下ベルト(2)が掛けられ
た肩の反対側の肩にたすき掛け可能な肩止ベルト(4)
を備えてなるポシエツトを提供することによってこのよ
うな問題点を解決しようとするものである。
(実施例) 図面に基づき実施例について説明する。まず、ポシエツ
ト本体(1)は、第4図に示すように、上辺開口縁を斜
めに切欠してその上辺近傍の中央部に雄ホツク(5)を
取付けた正面版(6)と、上辺部に折返可能な蓋版
(7)を一体的に延設してその蓋版(7)に雌ホツク
(8)を取付けると共に上辺近傍の両側の2箇所に雄ホ
ツク(5)を取付けた背面版(9)からなり、正面版
(6)と背面版(9)の間に上辺部を開口した収納袋部
(10)を設けると共に、正面版(6)の内面側に裏地
(11)を重合して(第4図参照)当該裏地(11)と正面
版(6)の間に全周辺部を閉合した他の収納袋部(10)
を併設して正面版(6)にこの収納袋部(10)に対する
スリツト状の差込口(12)を開設している。次に、吊下
ベルト(2)は、両端に雄ホツク(5)を取付け、また
内面部には、第3図に示すように肩に掛けた状態で外れ
にくくするために、先端が外部へ向くように配向した起
毛(13)を設けている。また、一対の連繋ベルト(3)
は、勿論同じ長さで、それぞれ第3図及び第4図に示す
ように、上端内面部に雌ホツク(8)を設けると共に下
端外面部に雄ホツク(5)を設け更にその間の外面部の
2箇所に等間隔で雌ホツク(8)を設けている。さら
に、肩ベルト(4)は、第1図に示すように、伸縮自在
な所要長さのゴム製ベルトの両端にそれぞれクリツプ
(14)を取付けて、その両端から所要距離はなれた箇所
をクロスさせることによりクリツプ(13)の反対側に輪
状部(15)を形成している。肩止ベルト(4)のクリツ
プ(14)を吊下ベルト(2)に咬着し、吊下ベルト
(2)の両端の雄ホツク(5)をそれぞれ各連繋ベルト
(3)の上端の雌ホツク(8)に嵌合させ、更に連繋ベ
ルト(3)の所要位置の雌ホツク(8)にポシエツト本
体(1)の背面版(9)の雄ホツク(5)を嵌合させて
全体を第1図に示す状態に組付けて通常は使用する。使
用する場合は、第2図に示すように、吊下ベルト(2)
を一方の肩に掛けてポシエツト本体(1)を脇の下に吊
り下げると共に肩止ベルト(4)の輪状部(15)を反対
側の肩にたすき掛けすればよい。
ト本体(1)は、第4図に示すように、上辺開口縁を斜
めに切欠してその上辺近傍の中央部に雄ホツク(5)を
取付けた正面版(6)と、上辺部に折返可能な蓋版
(7)を一体的に延設してその蓋版(7)に雌ホツク
(8)を取付けると共に上辺近傍の両側の2箇所に雄ホ
ツク(5)を取付けた背面版(9)からなり、正面版
(6)と背面版(9)の間に上辺部を開口した収納袋部
(10)を設けると共に、正面版(6)の内面側に裏地
(11)を重合して(第4図参照)当該裏地(11)と正面
版(6)の間に全周辺部を閉合した他の収納袋部(10)
を併設して正面版(6)にこの収納袋部(10)に対する
スリツト状の差込口(12)を開設している。次に、吊下
ベルト(2)は、両端に雄ホツク(5)を取付け、また
内面部には、第3図に示すように肩に掛けた状態で外れ
にくくするために、先端が外部へ向くように配向した起
毛(13)を設けている。また、一対の連繋ベルト(3)
は、勿論同じ長さで、それぞれ第3図及び第4図に示す
ように、上端内面部に雌ホツク(8)を設けると共に下
端外面部に雄ホツク(5)を設け更にその間の外面部の
2箇所に等間隔で雌ホツク(8)を設けている。さら
に、肩ベルト(4)は、第1図に示すように、伸縮自在
な所要長さのゴム製ベルトの両端にそれぞれクリツプ
(14)を取付けて、その両端から所要距離はなれた箇所
をクロスさせることによりクリツプ(13)の反対側に輪
状部(15)を形成している。肩止ベルト(4)のクリツ
プ(14)を吊下ベルト(2)に咬着し、吊下ベルト
(2)の両端の雄ホツク(5)をそれぞれ各連繋ベルト
(3)の上端の雌ホツク(8)に嵌合させ、更に連繋ベ
ルト(3)の所要位置の雌ホツク(8)にポシエツト本
体(1)の背面版(9)の雄ホツク(5)を嵌合させて
全体を第1図に示す状態に組付けて通常は使用する。使
用する場合は、第2図に示すように、吊下ベルト(2)
を一方の肩に掛けてポシエツト本体(1)を脇の下に吊
り下げると共に肩止ベルト(4)の輪状部(15)を反対
側の肩にたすき掛けすればよい。
(考案の作用及び効果) 本考案は叙上の通りであるので第2図に示すような用法
によってポシエツト本体(1)を脇下に確個と吊下保持
することができるは勿論であるが、特に本考案において
肩止ベルト(4)を反対側の肩にたすき掛けすることに
よってポシエツト本体(1)がひったくりなどに遭遇し
てもこれを確実に阻止することができる利点があり、加
うるに本考案ポシエツト本体(1)及び吊下ベルト
(2)に対しそれぞれ着脱自在でポシエツト本体(1)
に対する止着位置を変更可能な一対の連繋ベルト(3)
を具えているのでポシエツト本体(1)への物品の出し
入れに際しては同ポシエツト本体(1)を垂下状態のま
ま第2図仮線に示すように前方の胸下にまで移行させて
これを同箇所において容易に行うことができるものであ
って、本考案はこのようにして前記の問題点を充分に解
決することができる効果を奏するものである。
によってポシエツト本体(1)を脇下に確個と吊下保持
することができるは勿論であるが、特に本考案において
肩止ベルト(4)を反対側の肩にたすき掛けすることに
よってポシエツト本体(1)がひったくりなどに遭遇し
てもこれを確実に阻止することができる利点があり、加
うるに本考案ポシエツト本体(1)及び吊下ベルト
(2)に対しそれぞれ着脱自在でポシエツト本体(1)
に対する止着位置を変更可能な一対の連繋ベルト(3)
を具えているのでポシエツト本体(1)への物品の出し
入れに際しては同ポシエツト本体(1)を垂下状態のま
ま第2図仮線に示すように前方の胸下にまで移行させて
これを同箇所において容易に行うことができるものであ
って、本考案はこのようにして前記の問題点を充分に解
決することができる効果を奏するものである。
第1図は全体斜視図、第2図は使用状態を示す斜視図、
第3図は吊下ベルトの断面図、第4図はポシエツト本体
の断面図である。 (1)……ポシエツト本体、2……吊下ベルト、(3)
……連繋ベルト、(4)……肩止ベルト、(5)……雄
ホツク、(6)……正面版、(7)……蓋版、(8)…
…雌ホツク、(9)……背面版、(10)……収納袋部、
(11)……裏地、(12)……差込口、(13)……起毛、
(14)……クリツプ、(15)……輪状部。
第3図は吊下ベルトの断面図、第4図はポシエツト本体
の断面図である。 (1)……ポシエツト本体、2……吊下ベルト、(3)
……連繋ベルト、(4)……肩止ベルト、(5)……雄
ホツク、(6)……正面版、(7)……蓋版、(8)…
…雌ホツク、(9)……背面版、(10)……収納袋部、
(11)……裏地、(12)……差込口、(13)……起毛、
(14)……クリツプ、(15)……輪状部。
Claims (1)
- 【請求項1】ポシエツト本体(1)と、ポシエツト本体
(1)に対し着脱自在で肩掛可能な吊下ベルト(2)
と、ポシエツト本体(1)及び吊下ベルト(2)に対し
それぞれ着脱自在でポシエツト本体(1)に対する止着
位置を変更可能な一対の連繋ベルト(3)と、吊下ベル
ト(2)に対し着脱自在で吊下ベルト(2)が掛けられ
た肩の反対側の肩にたすき掛け可能な肩止ベルト(4)
を備えてなるポシエツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989080332U JPH0637725Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | ポシェット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989080332U JPH0637725Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | ポシェット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0319319U JPH0319319U (ja) | 1991-02-26 |
JPH0637725Y2 true JPH0637725Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31625295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989080332U Expired - Lifetime JPH0637725Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | ポシェット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637725Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4886090B1 (ja) * | 2011-10-04 | 2012-02-29 | 雅士 西野 | 携行品保持具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52118705U (ja) * | 1976-03-03 | 1977-09-08 | ||
JPS5847224U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-30 | 加瀬 芳男 | 脇挾みバツグ |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP1989080332U patent/JPH0637725Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4886090B1 (ja) * | 2011-10-04 | 2012-02-29 | 雅士 西野 | 携行品保持具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0319319U (ja) | 1991-02-26 |
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