JPH09289906A - 端部保持具 - Google Patents

端部保持具

Info

Publication number
JPH09289906A
JPH09289906A JP8129237A JP12923796A JPH09289906A JP H09289906 A JPH09289906 A JP H09289906A JP 8129237 A JP8129237 A JP 8129237A JP 12923796 A JP12923796 A JP 12923796A JP H09289906 A JPH09289906 A JP H09289906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
holder
band
string
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8129237A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Ikeda
靖彦 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP8129237A priority Critical patent/JPH09289906A/ja
Priority to TW085216500U priority patent/TW304359U/zh
Priority to KR1019960056908A priority patent/KR100223577B1/ko
Publication of JPH09289906A publication Critical patent/JPH09289906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Buckles (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着が容易であり、帯・紐状体の厚さの異な
る帯・紐状体に対して、確実に装着用いることのできる
端部保持具の提供。 【解決手段】 一端側に向けて漸次狭くなる構成の透し
穴11を備えた保持具本体10と、この保持具本体10
における透し穴11の広い側に備えられる蓋体20と、
この蓋体20に弾性片40を介して備えられ、且つ前記
保持具本体10における透し穴11内にあって、この透
し穴11の穴面との間で帯・紐状体Aを保持するロック
具30とを有し、前記ロック具30が、前記弾性片40
によって、前記保持具本体10における透し穴11に差
し込まれる前記帯・紐状体Aを、該透し穴11の穴面に
圧接する向きに押しつける構成とした端部保持具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紐、テープ、ベ
ルト、バンドなどの所謂、帯・紐状体の端部を保持し、
当該帯・紐状体の端部の把持手段となし、あるいは当該
帯・紐状体の端部のほつれ出しを防ぐ手段として用いら
れる端部保持具の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】平紐、テープ、ベルト、バンドなどの帯
状体あるいは紐状体の取扱い、例えば、これらの帯・紐
状体を用いて締め込みをなし、あるいは繋着をなす際な
どにあっては、通例、その端部を把持し、これらの帯・
紐状体を夫々の使用態様に即応するようにして用いてい
た。
【0003】しかしながら、かかる帯・紐状体は、その
取扱いに際して、その端部がほつれ出したり、あるい
は、端部に欠損を生ずることが多く、反復継続した取扱
いに伴って、良好な使用特性を著しく損ねるなどの不都
合があった。
【0004】また、かかる帯・紐状体は、その端部々分
を的確に把持して、この帯・紐状体を、充分な強さで締
め込んだり、引き絞ったりすることが難しく、例えば手
袋などを装着した状態で、帯・紐状体を手際良く操作す
ることは至難のものであった。
【0005】かかる点から、例えば、図7及び図8で示
されるような端部の保持具を、帯・紐状体の各端部に夫
々装着用いることがなされていた。この図7及び図8で
示される端部保持具は、帯・紐状体の端部、特に、一対
の帯・紐状体の端部を、これに差し入れると共に、この
差し入れられた一対の帯・紐状体の端部に組付け状態に
取付け用い、あるいは、又、この一対の端部を保護する
ように取付け用いていたものであって、偏平筒状をなす
保持具本体と、この偏平筒状をなす保持具本体に差し入
れられた帯・紐状体の端部を、この保持具本体に対して
止着状態に取付ける留め付け手段とによって構成するよ
うにしてある。
【0006】この図示例に係る帯・紐状体Aに対する端
部保持具100は、先窄まりの角穴、即ち角錐状の通し
穴104を備えた保持具本体101と、この保持具本体
101における通し穴104に差し込まれる一対の弾性
片103を略平行な状態で突設した蓋体102とによっ
て構成してあり、この一対の弾性片103における夫々
の対向する面に係止用のリブ105、105…を設けた
構成としてある。
【0007】かかる端部保持具100における保持具本
体101の通し穴104に対して、その細い穴側から帯
・紐状体Aの端部を差し入れ、この帯・紐状体Aの端部
を蓋体102における弾性片103間に挾み入れると共
に、この帯・紐状体Aの端部を挾み込んだ弾性片103
を、保持具本体101における通し穴104における大
きい穴側から押し入れ、蓋体102によって、この保持
具本体101における通し穴104の穴面の一方を塞
ぎ、同時に、帯・紐状体Aの端部を挾み入れた各弾性片
103を、この保持具本体101における先窄まりの通
し穴104の内壁によって互に窄まる向きに押圧するよ
うにして、帯・紐状体Aの端部に対して端部保持具10
0を止着するようにして用いていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
帯・紐状体Aの端部保持具100にあっては、帯・紐状
体Aの端部を、逐一保持具本体101における通し穴1
04内を差し通し、この通し穴104から引き出された
帯・紐状体Aの端部を更に蓋体102に備えられた各弾
性片103間に差し入れると共に、更に、この蓋体10
2の各弾性片103間に帯・紐状体Aの端部を差し入れ
た状態を保持しながら、この蓋体102における各弾性
片103を、前記保持具本体101における通し穴10
4内に差し入れ保持する必要があり、帯・紐状体Aに対
する端部保持具100の取付け保持が煩雑であり、しか
も、細かい指先操作を要するなどの不都合があった。
【0009】また、かかる帯・紐状体Aの端部保持具1
00にあっては、略平行に配されている各弾性片103
を、保持具本体101の通し穴104によって構成され
ている先窄まりの穴面で互に近づく向きに押圧変形し、
この各弾性片103間にある帯・紐状体Aの端部の挾み
着けをなす構成としてあることから、この各弾性片10
3間に挾持されている帯・紐状体Aは、この各弾性片1
03によって面的に押圧されず、その傾斜端、より具体
的には、各弾性片103の先端間においてのみ強く押圧
挾持されることとなり、比較的長い弾性片103を備え
ているにも拘らず、帯・紐状体Aを面的に安定に挾持す
る機能を有していなかった。
【0010】更に、かかる帯・紐状体Aの端部保持具1
00にあっては、保持具本体101の通し穴104内に
差し込まれる各弾性片103間が構成する隙間が常に同
一であり、従って、この端部保持具100に挿通取付け
られる帯・紐状体Aの厚さが異なる場合、当該厚味の異
なる各帯・紐状体Aを確実に各弾性片103間に挾持、
止着することに難があった。
【0011】即ち、かかる構成よりなる帯・紐状体Aの
端部保持具100にあっては、端部保持具100を構成
する保持具本体101の通し穴104に差し込まれる帯
・紐状体Aが、所定の厚さ以上の厚さを備えている場
合、この帯・紐状体Aを蓋体102の各弾性片103間
に挾み入れた状態で、この各弾性片103を、保持具本
体101における通し穴104内に完全に戻すことが難
しく、従って、通し穴104の穴面を蓋体102によっ
て完全に塞ぐことができない不都合を生ずる難があっ
た。また、端部保持具100を構成する保持具本体10
1の通し穴104に差し込まれる帯・紐状体Aが、所定
の厚さよりも薄い場合、この帯・紐状体Aを挾み入れた
各弾性片103を、保持具本体101における通し穴1
04内に差し入れて、この各弾性片103を、互に近づ
く側に変形させた際にあっても、前記の挾み入れ帯・紐
状体Aを、この各弾性片103によって確実に挾持状態
に押圧できない不都合を生ずる難があった。
【0012】更に、かかる帯・紐状体Aの端部保持具1
00にあっては、帯・紐状体Aの端部の挾持に用いられ
る各弾性片103を、蓋体102の一端面から相当の突
き出し寸法、即ち、蓋体102における弾性片103
が、充分に撓み変形されることによって、この各弾性片
103間に帯・紐状体Aの端部を挾持状態に押圧止着で
きる長さ寸法に構成する必要があり、帯・紐状体Aの端
部保持具100が、比較的長寸に構成されるなどの難が
あった。
【0013】本発明に係る帯・紐状体Aの端部保持具B
は、帯・紐状体Aの端部に対する端部保持具Bの装着が
容易であり、且つ、この端部保持具Bの取付けられる帯
・紐状体Aの厚さに影響されることなく、各厚さの異な
る帯・紐状体Aに対して、確実に端部保持具Bを装着用
いることのできる端部保持具Bの提供を目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の特長
ある各目的を達成するために請求項1の発明に係る端部
保持具Bを、一端側に向けて漸次狭くなる構成の透し穴
11を備えた保持具本体10と、この保持具本体10に
おける透し穴11の広い側に備えられる蓋体20と、こ
の蓋体20に弾性片40を介して備えられ、且つ前記保
持具本体10における透し穴11内にあって、この透し
穴11の穴面との間で帯・紐状体Aを保持するロック具
30とを有し、前記ロック具30が、前記弾性片40に
よって、前記保持具本体10における透し穴11に差し
込まれる前記帯・紐状体Aを、該透し穴11の穴面に圧
接する向きに押しつける構成としてある。
【0015】次いで、請求項2の発明に係る端部保持具
Bを、前記請求項1の発明に係る端部保持具Bにおい
て、保持具本体10に備えられる透し穴11が、該透し
穴11の軸線の向きと直交する向きの断面を略長方形状
としてあると共に、この透し穴11内に差し込み用いら
れる蓋体20のロック具30が、該透し穴11の軸線の
向きと直交する向きに備えられる細長板状として構成と
してある。
【0016】更に、請求項3の発明に係る端部保持具B
を、前記請求項1の発明に係る端部保持具Bにおいて、
保持具本体10に備えられる透し穴11が、該透し穴1
1の軸線の向きと直交する向きの断面を略長方形状と
し、且つ、この透し穴11における互いに向き合った一
対の広い穴面に、この透し穴11の軸線の向きと直交す
る向きに隆起する凸条12を、該透し穴11の一方の穴
縁11aと他方の穴縁11bとの間に亙って多段状に設
けてあると共に、前記透し穴11内に差し込み用いられ
る蓋体20のロック具30が、該透し穴11の軸線の向
きと直交する向きに備えられる細長板状としてあり、し
かも、このロック具30における前記透し穴11の広い
穴面11cに向き合った側に、この広い穴面11cに向
けて突き出す突起31を、該ロック具30の長さ方向に
亙って複数個設けた構成としてある。
【0017】また、請求項4の発明に係る端部保持具B
を、前記請求項1の発明に係る端部保持具Bにおいて、
弾性片40が、板面41aを向き合わせるように屈曲さ
れたく字状板片41としてあり、且つ、該弾性片40の
一端40aが、このく字状板片41の面41aを蓋体2
0の面20aに向き合わせた状態で該蓋体20に一体に
連設してあると共に、該弾性片40の他端40bが、前
記く字状板片41の面41aをロック具30の面30a
に向き合わせた状態で該ロック具30に一体に連設され
た構成としてある。
【0018】更に又、請求項5の発明に係る端部保持具
Bを、前記請求項3の発明に係る端部保持具Bにあっ
て、ロック具30に備えられる突起31が、蓋体20に
向き合った側を垂直面31aとする半割円錐状として構
成してある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る典型的な一実
施の形態に係る端部保持具Bについて詳細に説明する。
図1は、この実施の形態に係る端部保持具Bの構成各部
品を分離し、これを斜視の状態で、図2では、これを組
付けて狭い幅の向きで断面し、図3では、これを広い幅
の向きで夫々断面して示すと共に、図4では、ロック具
30を備えた蓋体20を、このロック具30の側から見
て示している。図5及び図6は、この端部保持具Bに対
して帯・紐状体Aを差し入れ用いている状態の要部を拡
大して示すものであって、図5では、保持具本体10の
通し穴11に差し入れた帯・紐状体Aがフリーの状態、
即ち、ロック具30による係止前、またはロック具30
による係止解除時の状態を示し、図6では、保持具本体
10の通し穴11に差し入れた帯・紐状体Aを、ロック
具30によって係止している状態を夫々示している。
【0020】この実施の形態に係る帯・紐状体Aの端部
保持具Bは、一端側に向けて漸次狭くなる構成の透し穴
11を備えた保持具本体10と、この保持具本体10に
おける透し穴11の広い側に備えられる蓋体20と、こ
の蓋体20に弾性片40を介して備えられ、且つ前記保
持具本体10における透し穴11内にあって、この透し
穴11の穴面との間で帯・紐状体Aを保持するロック具
30とを有し、前記ロック具30が、前記弾性片40に
よって、前記保持具本体10における透し穴11に差し
込まれる前記帯・紐状体Aを、該透し穴11の穴面に圧
接する向きに押しつける構成、即ち、前記の弾性片によ
って、当該圧接の向きに、このロック具30を付勢する
ように構成してある。
【0021】このように構成される帯・紐状体Aの端部
保持具Bにあっては、端部保持具Bに差し入れ保持され
る帯・紐状体Aは、その各帯・紐状体Aの有する夫々の
厚さに対応して、保持具本体10における透し穴11の
傾斜面における夫々の対応位置においてロック具30に
よって確実に係止状態に保持される。
【0022】また、帯・紐状体Aの端部保持具Bにおけ
る構成、特に、帯・紐状体Aの端部保持具Bによる係止
に際して、前記蓋体20に備えたロック具30の両面を
挟むように各帯・紐状体Aを添装し、この添装状態にあ
る帯・紐状体Aと共にロック具30を保持具本体10の
通し穴11内に押し入れ係止し、又は、保持具本体10
の通し穴11に差し入れた各帯・紐状体A間に、ロック
具30の先端を差し入れ、この状態で、当該ロック具3
0を通し穴11内に押し入れ係止できる構成としてあ
り、帯・紐状体Aに対する端部保持具Bの装着を、容
易、且つ確実になすことができる。
【0023】更に、かかる帯・紐状体Aの端部保持具B
にあっては、この端部保持具Bに対して装着用いられる
各帯・紐状体Aの夫々の厚さに対応して、この端部保持
具Bの通し穴11におけるロック具30との挾持面を構
成することが可能としてあり、ロック具30との間で帯
・紐状体Aを挾持する通し穴11における対向した穴面
相互の傾斜角を含んだ端部保持具Bの設計によって、こ
の端部保持具Bに挿通止着される帯・紐状体Aの各種の
厚さに対応した端部保持具Bを構成することができると
共に、端部保持具Bにおける通し穴11を必要、且つ最
短寸法に構成することができる。
【0024】更に又、かかる帯・紐状体Aの端部保持具
Bにあっては、端部保持具Bに保持されている帯・紐状
体Aは、通常の状態にあって、ロック具30が、弾性片
40によって、帯・紐状体Aを端部保持具Bに対して挾
持する側に押圧状態に押しつけてあり、帯・紐状体Aの
端部に対して、端部保持具Bが安定に保持される構成と
してあり、また、帯・紐状体Aと端部保持具B間に、こ
の帯・紐状体Aと端部保持具B相互とを引き離す向きの
力が付加された場合にあっては、この端部保持具Bに差
し入れられている帯・紐状体Aが、保持具本体10の通
し穴11における狭い穴側に向けてロック具30と共に
移動し、このロック具30によって、通し穴11の穴面
に対して、より強く圧接保持される構成としてある。
【0025】次いで、前記の端部保持具Bにおいて、保
持具本体10に備えられる透し穴11が、該透し穴11
の軸線の向きと直交する向きの断面を略長方形状として
あると共に、この透し穴11内に差し込み用いられる蓋
体20のロック具30が、該透し穴11の軸線の向きと
直交する向きに備えられる細長板状として構成したこと
を、他の典型的な実施の形態の一つとしている。
【0026】このように端部保持具Bが構成されること
によって、帯、テープ、バンド、ベルト、平紐などの所
謂、帯状体を、保持具本体10における通し穴11の各
傾斜面と、ロック具30との間で、この帯状体の全幅方
向に亘って、これを面的に、都合良く挾持することがで
きる。
【0027】更に、前記の端部保持具Bにおいて、保持
具本体10に備えられる透し穴11が、該透し穴11の
軸線の向きと直交する向きの断面を略長方形状とし、且
つ、この透し穴11における互いに向き合った一対の広
い穴面に、この透し穴11の軸線の向きと直交する向き
に隆起する凸条12を、該透し穴11の一方の穴縁11
aと他方の穴縁11bとの間に亙って多段状に設けてあ
ると共に、前記透し穴11内に差し込み用いられる蓋体
20のロック具30が、該透し穴11の軸線の向きと直
交する向きに備えられる細長板状としてあり、且つ、こ
のロック具30における前記透し穴11の広い穴面11
cに向き合った側に、この広い穴面11cに向けて突き
出す突起31を、該ロック具30の長さ方向に亙って複
数個設けた構成としたことを、更に他の典型的な実施の
形態の一つとしてある。
【0028】かかる構成よりなる端部保持具Bにあって
は、保持具本体10の通し穴11内に差し込まれた帯・
紐状体Aは、この通し穴11の穴面と、ロック具30の
各板面との間での挾圧と共に、凸条12、突起31によ
る係止、特に、これらの凸条12、突起31による摩擦
抵抗の増大に伴うより強い保持効果が奏される。また、
これらの凸条12及び突起31の喰いつきに伴う係止効
果の奏功も期待される。
【0029】また、前記の端部保持具Bにおいて、弾性
片40が、板面41aを向き合わせるように屈曲された
く字状板片41としてあり、且つ、該弾性片40の一端
40aが、このく字状板片41の面41aを蓋体20の
面20aに向き合わせた状態で該蓋体20に一体に連設
してあると共に、該弾性片40の他端40bが、前記く
字状板片41の面41aをロック具30の面30aに向
き合わせた状態で該ロック具30に一体に連設した構成
としたことを、更に他の典型的な実施の形態の一つとし
ている。
【0030】かかる構成よりなる端部保持具Bにあって
は、比較的狭いスペース内において、ロック具30を、
保持具本体10に差し入れた帯・紐状体Aに向けて都合
良く、弾発付勢する弾発力を、弾性片40にもたらすこ
とができると共に、蓋体20とロック具30とをプラス
チック成形によって一体に構成することができる。
【0031】更に又、前記の端部保持具Bにあって、ロ
ック具30に備えられる突起31が、蓋体20に向き合
った側を垂直面31aとする半割円錐状としたことを、
更に他の典型的な実施の形態の一つとしている。
【0032】かかる構成よりなる帯・紐状体Aの端部保
持具Bにあっては、保持具本体10の通し穴11に差し
入れられている帯・紐状体Aが、半割円錐状をなす突起
31における傾斜背面31bを案内として移動され、又
は、通し穴11に差し入れられている帯・紐状体Aに対
して、ロック具30が、このロック具30における突起
31の傾斜背面31bに案内されて通し穴11における
細い穴側に移動され、ロック具30による帯・紐状体A
の、より強い係止状態を作り出すことができる。
【0033】かかる実施の形態に係る端部保持具Bの組
付け用いられる帯・紐状体Aは、各種の締め込み手段、
あるいは絞り込み手段、繋着手段、引き手手段などとし
て用いられる平紐、ベルト、バンド、テープなどの所謂
帯状体と、同様に締め込み手段、あるいは絞り込み手
段、繋着手段、引き手段などとして用いられる紐、線、
コードなどの所謂紐状体とを総称するものである。
【0034】前記端部保持具Bを構成する保持具本体1
0は、偏平な角筒、特に、通し穴11の一方から他方に
向けて截頭角錐状をなす筒体として構成してあり、向き
合った一対の広い面を備えた側板10a、10aと、こ
の側板10a、10a間にあって、先窄まりの、即ち台
形状に構成された一対の狭い面からなる向き合った側板
10b、10bとによって構成してある。尚、この図示
例にあっては、側板10aを、側板10bと同様に、先
窄まりの、即ち、台形状に構成し、この各側板10a、
10bによって、截頭角錐状をなす筒体として構成して
ある。
【0035】かかる各側板10a、10bによって構成
される保持具本体10において、帯・紐状体Aの差し込
まれる通し穴11の穴面、特に、この通し穴11におけ
る広い穴縁11aと狭い穴縁11b間に亘って設けられ
る角錐孔における一対の向き合った広い穴面11c、1
1cに対して、その幅方向、即ち、この通し穴11にお
ける穴軸の軸線と直交する向きに隆起するように凸条1
2を設けてあり、この凸条12を、通し穴11における
広い穴縁11aと、狭い穴縁11bとの間に亘って、所
定間隔毎に複数個設けるようにしてある。
【0036】この保持具本体10は、通し穴11におけ
る狭い穴縁11bに沿って、内鍔状の張出し縁13が設
けてあり、この張り出し縁13によって通し穴11に連
通する開口11dが設けてある。また、この開口11d
と反対の側の広い穴縁11aには、通し穴11の一部を
拡径とした嵌め込み口11eが、段差部14によって構
成してあり、蓋体20の嵌め込み部として構成してあ
る。更に、この通し穴11における狭い側板10b、1
0bによって構成される狭い穴面11fには、蓋体20
に備えられる係合凸起21の収まり入る係合凹部15
が、広い穴縁11aから若干内方にあって、蓋体20に
おける嵌め込み部22の嵌め込み側面、特に、この嵌め
込み側面に設けられている係合凸起21の収まり入る位
置に設けてある。
【0037】かくして構成される保持具本体10は、こ
の保持具本体10に対する帯・紐状体Aの差し込み操
作、あるいは蓋体20の閉塞操作、ロック具30に対す
る帯・紐状体Aの引き締め操作などに都合の良いよう
に、この角筒状をなす保持具本体10を巡る向きに隆起
する環状リブ16、16…を、特に、広い穴縁11aの
側から、狭い穴縁11bの側に向けて多段状に設けてあ
る。
【0038】かかる保持具本体10における通し穴11
を塞ぐように組付けられる蓋体20は、この通し穴11
に対する組付け側に嵌め込み部22を、グリップ部23
より稍々小さ目の突き出し台状をなすように段差部24
によって構成してあり、特に、前記保持具本体10にお
ける狭い穴面11fに沿って押し入れられる部分、即
ち、長方形状をなす嵌め込み部22における両側端の幅
側にあって、この側端部を、該嵌め込み部22から更に
前方に突き出す隆起凸部22a、22aとして構成して
ある。
【0039】かかる蓋体20における隆起凸部22a、
22aの夫々の外側の先端部分に外方に突き出す係合凸
起21、21を設け、保持具本体10に嵌め込まれる嵌
め込み部22を、この係合凸起21の前記係合凹部15
に対する係合により留めつける構成としてある。
【0040】かかる蓋体20の保持具本体10に対する
留めつけに用いられる係合凸起21は、蓋体20におけ
るグリップ部23の側に、この隆起凸部22aの側面と
直交する顎面21aが構成してあると共に、先端側の外
側が、面取り状の傾斜面あるいはアール面とされる案内
面21bとして構成してあり、前記係合凹部15に向け
た係合凸起21の押し入れと、この係合凹部15に対す
る収め入れ状態における係止性を良好としてある。
【0041】かかる蓋体20に備えつけられるロック具
30は、前記保持具本体10における偏平な通し穴11
に差し入れられる横方向に長い平板盤として構成してあ
り、この平板盤状をなすロック具30における各広い面
30b、30bが、前記保持具本体10の通し穴11に
おける広い穴面11cに向き合うように、前記蓋体20
に対して、弾性片40によって一体に設けてある。
【0042】かかるロック具30は、蓋体20と反対の
側にある側端を、先窄まりの、即ち、台型状断面をなす
差し込み縁30cとしてあると共に、前記の各広い面3
0b、30bに、その長さ方向に亘って、即ち、前記通
し穴11における穴軸の軸線と直交する向きに突起3
1、31…を、所定間隔毎に隆起状に設け、保持具本体
10に差し込まれる帯・紐状体Aの係止をなすように構
成してある。
【0043】このロック具30に備えられる各突起31
は、略半割り状の円錐体形状としてあり、この半割り面
としての垂直面31aが、前記蓋体20の側に向き合う
ように、即ち、傾斜状をなす背面31bが、夫々、前記
差し込み縁30cの側を向くように設けてあり、このロ
ック具30の帯・紐状体A間に対する差し込み操作に都
合の良い構成としてある。
【0044】かかるロック具30と、蓋体20とは、弾
性片40によって一体に連設状態に構成してある。即
ち、より具体的、且つ典型的な実施の形態としては、蓋
体20に対してロック具30を、弾性片40と共に、プ
ラスチック成形によって一体に構成するようにしてあ
る。
【0045】かかる蓋体20と、ロック具30とを連設
する弾性片40は、く字状に屈曲された板片41、より
具体的には、板片41における板面41aが、蓋体20
の側面20a及びロック具30の側面30aに向き合う
ように、この蓋体20と、ロック具30との間に設けら
れる。即ち、この弾性片40は、板片41の面41a
を、蓋体20の面20aに向けて一端40aを、この蓋
体20における隆起凸部22aの内側の略中央部分から
突き出すように連設してあると共に、く字状に屈曲した
他端40bを、この板片41の面41aがロック具30
における側面30aに向き合うように、このロック具3
0の側端部分に連設した構成としてある。
【0046】かかる蓋体20と、ロック具30とを連設
する弾性片40は、この弾性片40によって、ロック具
30に対して所期の弾性力を付与できるようにく字状に
屈曲した構成としてあると共に、このく字状の屈曲部4
0cと、前記各連設端40a、40b間にある各板片4
1が、蓋体20における嵌め込み部22及びロック具3
0における平板盤の各幅内に収まる構成としてある。ま
た、この板片41における屈曲部40cには、この板片
41の幅方向に円盤状連設部42を設け、この板片4
1、41間における反発弾性が効果的に生ずる構成とし
てある。
【0047】かくして構成される端部保持具Bは、この
端部保持具Bを構成する保持具本体10、特に、その開
口11dから、一対の帯・紐状体Aを差し入れると共
に、この通し穴11内にある各帯・紐状体A間に、蓋体
20にあるロック具30、特に、その差し込み縁30c
の側を差し入れると共に、蓋体20を、保持具本体10
に対して組付けることで、帯・紐状体Aの側端に対して
端部保持具Bの取付けをなすことができる。
【0048】また、端部保持具Bを構成する保持具本体
10の開口11dから差し入れた一対の帯・紐状体A
を、通し穴11の他方側から引き出し、この引き出され
た各帯・紐状体A間にロック具30を挾み入れるように
して、この帯・紐状体A及びロック具30を、保持具本
体10の通し穴11内に戻し入れるようにして蓋体20
を保持具本体10に対して組み付けることで、帯・紐状
体Aの側端に対して端部保持具Bの取付けをなすことが
できる。
【0049】かくして、端部保持具Bに留めつけられた
帯・紐状体Aは、ロック具30に対する弾性片40の付
勢の作用によって、安定に、その留めつけ状態が維持さ
れると共に、端部保持具Bに対して帯・紐状体Aを引き
抜き、あるいは帯・紐状体Aに対して端部保持具Bを引
き離す向きの力の作用に際して、ロック具30が、通し
穴11における更に狭い穴側へと移動し、この通し穴1
1とロック具30との間で、更に強く帯・紐状体Aを保
持するように機能する。
【0050】また、蓋体20のグリップ部23を、保持
具本体10から引き離す向きに移動することによって、
ロック具30は、通し穴11におけるより広い穴側に移
動され、このロック具30による帯・紐状体Aに対する
挾圧状態を容易、且つ、確実に解除することができる。
【0051】
【発明の効果】この発明に係る帯・紐状体Aの端部保持
具Bは、前記の特長ある構成、特に、一端側に向けて漸
次狭くなる構成の透し穴11を備えた保持具本体10
と、この保持具本体10における透し穴11の広い側に
備えられる蓋体20と、この蓋体20に弾性片40を介
して備えられ、且つ前記保持具本体10における透し穴
11内にあって、この透し穴11の穴面との間で帯・紐
状体Aを保持するロック具30とを有し、前記ロック具
30が、前記弾性片40によって、前記保持具本体10
における透し穴11に差し込まれる前記帯・紐状体A
を、該透し穴11の穴面に圧接する向きに押しつける構
成、即ち、前記の弾性片によって、当該圧接の向きに、
このロック具30を付勢するように構成したことによっ
て、端部保持具Bに差し入れ保持される帯・紐状体A
は、その各帯・紐状体Aの有する夫々の厚さに対応し
て、保持具本体10における透し穴11の傾斜面におけ
る夫々の対応位置においてロック具30によって確実に
係止状態に保持される特長を有している。
【0052】また、帯・紐状体Aの端部保持具Bにおけ
る構成、特に、帯・紐状体Aの端部保持具Bによる係止
に際して、前記蓋体20に備えたロック具30の両面を
挟むように各帯・紐状体Aを添装し、この添装状態にあ
る帯・紐状体Aと共にロック具30を保持具本体10の
通し穴11内に押し入れ係止し、又は、保持具本体10
の通し穴11に差し入れた各帯・紐状体A間に、ロック
具30の先端を差し入れ、この状態で、当該ロック具3
0を通し穴11内に押し入れ係止できる構成としてあ
り、帯・紐状体Aに対する端部保持具Bの装着を、容
易、且つ確実になすことができる特長を有している。
【0053】更に、かかる帯・紐状体Aの端部保持具B
にあっては、この端部保持具Bに対して装着用いられる
各帯・紐状体Aの夫々の厚さに対応して、この端部保持
具Bの通し穴11におけるロック具30との挾持面を構
成することが可能としてあり、ロック具30との間で帯
・紐状体Aを挾持する通し穴11における対向した穴面
相互の傾斜角を含んだ端部保持具Bの設計によって、こ
の端部保持具Bに挿通止着される帯・紐状体Aの各種の
厚さに対応した端部保持具Bを構成することができると
共に、端部保持具Bにおける通し穴11を必要、且つ最
短寸法に構成することができる特長を有している。
【0054】更に又、かかる帯・紐状体Aの端部保持具
Bにあっては、端部保持具Bに保持されている帯・紐状
体Aは、通常の状態にあって、ロック具30が、弾性片
40によって、帯・紐状体Aを端部保持具Bに対して挾
持する側に押圧状態に押しつけてあり、帯・紐状体Aの
端部に対して、端部保持具Bが安定に保持される特長を
有し、また、帯・紐状体Aと端部保持具B間に、この帯
・紐状体Aと端部保持具B相互とを引き離す向きの力が
付加された場合にあっては、この端部保持具Bに差し入
れられている帯・紐状体Aが、保持具本体10の通し穴
11における狭い穴側に向けてロック具30と共に移動
し、このロック具30によって、通し穴11の穴面に対
して、より強く圧接保持される特長を有している。
【0055】次いで、前記の端部保持具Bにおいて、保
持具本体10に備えられる透し穴11が、該透し穴11
の軸線の向きと直交する向きの断面を略長方形状として
あると共に、この透し穴11内に差し込み用いられる蓋
体20のロック具30が、該透し穴11の軸線の向きと
直交する向きに備えられる細長板状としたことによっ
て、帯、テープ、バンド、ベルト、平紐などの所謂、帯
状体を、保持具本体10における通し穴11の各傾斜面
と、ロック具30との間において、この帯状体の全幅方
向に亘って、これを面的に、都合良く挾持することがで
きる特長を有している。
【0056】更に、前記の端部保持具Bにおいて、保持
具本体10に備えられる透し穴11が、該透し穴11の
軸線の向きと直交する向きの断面を略長方形状とし、且
つ、この透し穴11における互いに向き合った一対の広
い穴面に、この透し穴11の軸線の向きと直交する向き
に隆起する凸条12を、該透し穴11の一方の穴縁11
aと他方の穴縁11bとの間に亙って多段状に設けてあ
ると共に、前記透し穴11内に差し込み用いられる蓋体
20のロック具30が、該透し穴11の軸線の向きと直
交する向きに備えられる細長板状としてあり、且つ、こ
のロック具30における前記透し穴11の広い穴面11
cに向き合った側に、この広い穴面11cに向けて突き
出す突起31を、該ロック具30の長さ方向に亙って複
数個設けた構成としたことによって、保持具本体10の
通し穴11内に差し込まれた帯・紐状体Aは、この通し
穴11の穴面と、ロック具30の各板面との間での挾圧
と共に、凸条12、突起31による係止、特に、これら
の凸条12、突起31による摩擦抵抗の増大に伴うより
強い保持効果が奏される特長を有している。
【0057】また、前記の端部保持具Bにおいて、弾性
片40が、板面41aを向き合わせるように屈曲された
く字状板片41としてあり、且つ、該弾性片40の一端
40aが、このく字状板片41の面41aを蓋体20の
面20aに向き合わせた状態で該蓋体20に一体に連設
してあると共に、該弾性片40の他端40bが、前記く
字状板片41の面41aをロック具30の面30aに向
き合わせた状態で該ロック具30に一体に連設したこと
によって、比較的狭いスペース内において、ロック具3
0を、保持具本体10に差し入れた帯・紐状体Aに向け
て都合良く、弾発付勢する弾発力を、弾性片40にもた
らすことができる特長を有すると共に、蓋体20とロッ
ク具30とをプラスチック成形によって一体に構成する
ことができる特長を有している。
【0058】更に又、前記の端部保持具Bにあって、ロ
ック具30に備えられる突起31が、蓋体20に向き合
った側を垂直面31aとする半割円錐状としたことによ
って、保持具本体10の通し穴11に差し入れられてい
る帯・紐状体Aが、半割円錐状をなす突起31における
傾斜背面31bを案内として移動され、又は、通し穴1
1に差し入れられている帯・紐状体Aに対して、ロック
具30が、このロック具30における突起31の傾斜背
面31bに案内されて通し穴11における細い穴側に移
動され、ロック具30による帯・紐状体Aの、より強い
係止状態を作り出すことができる特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な実施の一形態に係る端部保持具Bの部
品分離斜視図
【図2】同端部保持具Bの縦断面図
【図3】同端部保持具Bの平断面図
【図4】同端部保持具Bを構成するロック具の側面図
【図5】同端部保持具Bの帯・紐状体Aに対する非ロッ
ク状態を示す要部断面図
【図6】同端部保持具Bの帯・紐状体Aに対するロック
状態を示す要部断面図
【図7】従来の帯・紐状体Aの端部保持具Bを示す部品
分離斜視図
【図8】同要部断面図
【符号の説明】
A 帯・紐状体 B 端部保持具 10 保持具本体 11 透し穴 12 凸条 20 蓋体 30 ロック具 31 突起 40 弾性片 41 板片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に向けて漸次狭くなる構成の透し
    穴を備えた保持具本体と、この保持具本体における透し
    穴の広い側に備えられる蓋体と、この蓋体に弾性片を介
    して備えられ、且つ前記保持具本体における透し穴内に
    あって、この透し穴の穴面との間で帯・紐状体を保持す
    るロック具とを有し、 前記ロック具が、前記弾性片によって、前記保持具本体
    における透し穴に差し込まれる前記帯・紐状体を、該透
    し穴の穴面に圧接する向きに付勢されていることを特徴
    とする端部保持具。
  2. 【請求項2】 保持具本体に備えられる透し穴が、該透
    し穴の軸線の向きと直交する向きの断面を略長方形状と
    してあると共に、この透し穴内に差し込み用いられる蓋
    体のロック具が、該透し穴の軸線の向きと直交する向き
    に備えられる細長板状としてあることを特徴とする請求
    項1記載に係る端部保持具。
  3. 【請求項3】 保持具本体に備えられる透し穴が、該透
    し穴の軸線の向きと直交する向きの断面を略長方形状と
    し、且つ、この透し穴における互いに向き合った一対の
    広い穴面に、この透し穴の軸線の向きと直交する向きに
    隆起する凸条を、該透し穴の一方の穴縁と他方の穴縁と
    の間に亙って多段状に設けてあると共に、 前記透し穴内に差し込み用いられる蓋体のロック具が、
    該透し穴の軸線の向きと直交する向きに備えられる細長
    板状としてあり、且つ、このロック具における前記透し
    穴の広い穴面に向き合った側に、この広い穴面に向けて
    突き出す突起を、該ロック具の長さ方向に亙って複数個
    設けてあることを特徴とする請求項1記載に係る端部保
    持具。
  4. 【請求項4】 弾性片が、板面を向き合わせるように屈
    曲されたく字状板片としてあり、且つ、該弾性片の一端
    が、このく字状板片の面を蓋体の面に向き合わせた状態
    で該蓋体に一体に連設してあると共に、該弾性片の他端
    が、前記く字状板片の面をロック具の面に向き合わせた
    状態で該ロック具に一体に連設してあることを特徴とす
    る請求項1記載に係る端部保持具。
  5. 【請求項5】 ロック具に備えられる突起が蓋体に向き
    合った側を垂直面とする半割円錐状としてあることを特
    徴とする請求項3記載に係る端部保持具。
JP8129237A 1996-04-26 1996-04-26 端部保持具 Pending JPH09289906A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8129237A JPH09289906A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 端部保持具
TW085216500U TW304359U (en) 1996-04-26 1996-10-28 End holder
KR1019960056908A KR100223577B1 (ko) 1996-04-26 1996-11-23 단부고정구

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8129237A JPH09289906A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 端部保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09289906A true JPH09289906A (ja) 1997-11-11

Family

ID=15004582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8129237A Pending JPH09289906A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 端部保持具

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPH09289906A (ja)
KR (1) KR100223577B1 (ja)
TW (1) TW304359U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6327751B1 (en) 1999-04-26 2001-12-11 Nifco Inc. Code holding buckle
US6995319B2 (en) 2004-04-08 2006-02-07 Nifco Inc. Cord end cover
JP2007037561A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Nifco Inc スライドファスナー用のコード引手
JP2009018003A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Maazen Products:Kk 紐係止具
US7574779B2 (en) 2005-07-26 2009-08-18 Ykk Corporation String holder
JP6902306B1 (ja) * 2021-02-05 2021-07-14 株式会社ブルーボード 衣服用ベルト

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6327751B1 (en) 1999-04-26 2001-12-11 Nifco Inc. Code holding buckle
US6995319B2 (en) 2004-04-08 2006-02-07 Nifco Inc. Cord end cover
US7574779B2 (en) 2005-07-26 2009-08-18 Ykk Corporation String holder
DE102006034367B4 (de) * 2005-07-26 2013-03-28 Ykk Corp. Schnurhalter
JP2007037561A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Nifco Inc スライドファスナー用のコード引手
JP4701033B2 (ja) * 2005-07-29 2011-06-15 株式会社ニフコ スライドファスナー用のコード引手
JP2009018003A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Maazen Products:Kk 紐係止具
JP6902306B1 (ja) * 2021-02-05 2021-07-14 株式会社ブルーボード 衣服用ベルト

Also Published As

Publication number Publication date
KR100223577B1 (ko) 1999-10-15
TW304359U (en) 1997-05-01
KR970068936A (ko) 1997-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0152130B1 (ko) 끈 체결구
US4727630A (en) Plastic buckle
JP4496099B2 (ja) 紐止め具
KR950001611Y1 (ko) 끈 고정구
JP4528687B2 (ja) 紐止め具
US20050166369A1 (en) Buckle
JP3384269B2 (ja) ベルト端部係止具
US4813105A (en) Cable clamp
KR100314594B1 (ko) 버클
JP5019115B2 (ja) スライドファスナー用下止具及び下止具を備えたスライドファスナー
US9618027B1 (en) Articulating fastener
US10588383B2 (en) Buckle
JPH09289906A (ja) 端部保持具
FR3101123A1 (fr) Elément de blocage de cordons
JP4040451B2 (ja) 紐状ないしは帯状物の端部カバー
US5826308A (en) Bundling strap assembly
JP4177511B2 (ja) 壁面や天井面に器具を取り付けるためのアンカー
CN110482004B (zh) 绳带紧固器
JP5355806B1 (ja) 紐係止具
WO2023017566A1 (ja) コードストッパー
JPH11290105A (ja) 帯状体用端末具
EP0058798A1 (en) Belt buckle
JPH0668506U (ja) 紐締め具
KR0129079Y1 (ko) 상관부재 고정용 클립
JPH0821413A (ja) 留め具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060307