JP4040451B2 - 紐状ないしは帯状物の端部カバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、紐状ないしは帯状物の端部を覆うように、この端部に取り付けられて用いられる端部カバーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒンジ部を介して連接され、このヒンジ部を変形させながら重ね合わされる第一部分と第二部分を有しており、この重ね合わせ状態において、間に入れ込まれた紐状物の端部に第一部分と第二部分の重ね合わせ側にそれぞれ設けられたスパイクを突き刺し、あるいは、突き立てるようにして、この紐状物の端部を覆うように取り付けられる端部カバーとして、特許文献1に示されるものがある。
【0003】
【特許文献1】
意匠登録第1019065号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、特許文献1に示される端部カバーは、紐状物の端部への取り付け状態の確保を、この端部への前記スパイクの突き刺し、あるいは、突き立てによらしめるに留まるものであった。
【0005】
そこで、この発明は、紐状ないしは帯状物の端部に対し、容易かつ安定的に取り付けることができると共に、この端部のカバー状態を常時安定的に維持可能な端部カバーを提供することを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、紐状ないしは帯状物の端部カバーを、以下の(1)〜(5)の構成を備えたものとした。
(1)頭部と、紐状ないしは帯状物を挟持可能とする少なくとも二以上の挟持用脚部とを備えた雄部材と、
(2)筒一端を紐状ないしは帯状物の引き出し開口とし、かつ、筒他端を雄部材の挟持用脚部の入れ込み開口とした筒状をなす雌部材とを備えていると共に、
(3)雌部材には、紐状ないしは帯状物を間に入れ込ませた状態で入れ込み開口から雌部材内に入れ込まれる雄部材の挟持用脚部を、この入れ込みに伴って紐状ないしは帯状物を挟み付ける向きに撓み込ませる締め込み用内壁部が備えられており、
(4)雄部材の挟持用脚部は、紐状ないしは帯状物にテンションが作用された際に、このテンションの作用に伴う雌部材の引き出し開口側に向けた挟持用脚部の移動を弾性変形しながら許容させる連接体を介して頭部に連接させていると共に、
(5)この挟持用脚部の先端には、雌部材の締め込み用内壁部の終端と引き出し開口との間に形成された段部に、雌部材内に雄部材の挟持用脚部を入れ込み切ることに伴って引き出し開口側から引っかかる位置決め突起が形成されている。
【0007】
かかる構成によれば、雌部材の引き出し開口から雌部材内に入れ込まれ、かつ、入れ込み開口から引き出された紐状ないしは帯状物の端部を、雄部材の二以上の挟持用脚部の間に入れ込ませた後、
この雄部材の二以上の挟持用脚部を雌部材の入れ込み開口からこの雌部材内に入れ込ませることによって、この二以上の挟持用脚部を前記締め込み用内壁部によって撓み込ませることができ、このように撓み込まされる二以上の挟持用脚部によってこの二以上の挟持用脚部間に入れ込まれた紐状ないしは帯状物の端部をこの二以上の挟持用脚部間から抜け出さないように挟み付けることができる。
【0008】
そして、これにより、紐状ないしは帯状物の端部にワンタッチで端部カバーを取り付けて、このように雄部材が入れ込まれた雌部材によって紐状ないしは帯状物の端部を覆うようにすることができる。
【0009】
紐状ないしは帯状物にテンションが作用されると、この紐状ないしは帯状物の端部を雌部材内において挟持用脚部によって挟み付けている雄部材にも引き出し開口側に向けた力が作用されることになるが、このような力が作用されると前記締め込み用内壁部によって挟持用脚部はより前記端部を挟み付ける向きに撓み込まされることになることから、挟み付けられているこの端部は前記テンション作用時にも挟持用脚部間から、つまり、雌部材内から抜け出し難く、この端部のカバー状態を安定的に確保させることができる。また、かかる構成によれば、こうしたテンションが作用された際に、雌部材内への入れ込みにより撓み込まされた挟持用脚部によって紐状ないしは帯状物を雌部材内で把持している雄部材の挟持用脚部を、このテンションによって雌部材内から抜け出そうとする紐状ないしは帯状物と一緒に同じ向きに移動させることができ、こうしたテンションによっても紐状ないしは帯状物の端部に対する挟持用脚部の把持位置にズレを生じさせることがなく、この端部の把持状態を安定的に維持させることができる。また、こうしたテンションの作用がなくなった場合には、前記連接体の弾性復帰により、挟持用脚部を再び所期の位置に復帰させることができる。
【0010】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の紐状ないしは帯状物の端部カバーにおける雌部材の締め込み用内壁部が、引き出し開口に近付くに連れてこの雌部材の内部空間を小さくさせるように傾斜した構成としてあることを特徴としている。
【0011】
かかる構成によれば、雌部材内に入れ込まれる雄部材の挟持用脚部を、雌部材内への入れ込み量が増えるに従って次第に大きく撓み込まさせることができ、雌部材内への雄部材の挟持用脚部の入れ込みをスムースに行わせることができる。
【0012】
また、紐状ないしは帯状物にテンションが作用されると、この紐状ないしは帯状物の端部を雌部材内において挟持用脚部によって挟み付けている雄部材にも引き出し開口側に向けた力が作用されることになるが、このような力が作用されるとこのように傾斜された前記締め込み用内壁部によって挟持用脚部はより前記端部を挟み付ける向きに強固に撓み込まされることになることから、挟み付けられているこの端部は前記テンション作用時にも挟持用脚部間から、つまり、雌部材内から抜け出し難く、この端部のカバー状態を安定的に確保させることができる。
【0013】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2記載の紐状ないしは帯状物の端部カバーにおける雄部材の挟持用脚部に、挟持される紐状ないしは帯状物に対するスパイクとして機能する突起が備えられていることを特徴としている。
【0014】
かかる構成によれば、二以上の挟持用脚部間に紐状ないしは帯状物の端部を入れ込ませた状態からこの挟持用脚部を雌部材内に入れ込ませることに伴って、前記のように撓み込まされる挟持用脚部によりかかる端部に前記突起を突き刺させ、あるいは、突き立てさせることができ、この突起によってかかる端部を一層確実に保持させることができる。
【0017】
また、請求項4記載の発明にあっては、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の紐状ないしは帯状物の端部カバーにおける雄部材の頭部と雌部材の入れ込み開口側とのいずれか一方に、これらの他方に形成された被掛合部に対し、雌部材内に雄部材の挟持用脚部を入れ込み切った位置で掛合される掛合部が形成してあることを特徴としている。
【0018】
かかる構成によれば、雄部材の二以上の挟持用脚部間に紐状ないしは帯状物の端部を入れ込ませた状態で、雌部材内にこの挟持用脚部を入れ込み切っることにより作出されたこの端部をカバーさせた状態を、安定的に維持させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図25に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0020】
なお、ここで図1は、実施の形態にかかる端部カバーを紐状ないしは帯状物W(図示の例では、紐状体)の端部Waに取り付ける直前の状態を、また、図2は、かかる取り付けをなした状態を、また、図3は、図2の状態から紐状ないしは帯状物Wにテンションが作用された状態を、それぞれ示している。
【0021】
また、図4ないし図9は、かかる端部カバーを、図10ないし図15は、かかる端部カバーを構成する雌部材2を、さらに、図16ないし図25は、かかる端部カバーを構成する雄部材1を、それぞれ示している。
【0022】
この実施の形態にかかる端部カバーは、紐状ないしは帯状物Wの端部Waを覆うように、この端部Waに取り付けられて用いられるものである。かかる端部カバーは、紐状ないしは帯状物Wの端部Waの外観性を向上させる機能を有する。また、かかる端部カバーは、紐状ないしは帯状物Wの端部Waの解れなどを防止する機能を有する。また、かかる端部カバーは、引き紐などとして用いられる紐状ないしは帯状物Wにおいては、引き操作をなすための把持部分となる機能を有するものである。
【0023】
紐状物としては、典型的には、丸紐、平紐、ゴム紐、合成樹脂製のコードなどが予定される。また、帯状物としては、扁平で、平紐よりも幅の広いバンドなどが予定される。
【0024】
かかる端部カバーは、雄部材1と雌部材2とを備えて構成される。
【0025】
雄部材1は、頭部10と、少なくとも二以上の挟持用脚部11、11…とを備えている。二以上の挟持用脚部11、11…は、紐状ないしは帯状物Wを挟持可能とするものである。すなわち、二以上の挟持用脚部11、11…は、これらの間に入れ込ませた紐状ないしは帯状物Wの端部Waを他の挟持用脚部11と協働して挟み付けることができるように構成されている。
【0026】
一方、雌部材2は、両筒端を開放させた筒状をなすように構成されている。そして、かかる雌部材2は、筒一端を紐状ないしは帯状物Wの引き出し開口20とし、かつ、筒他端を雄部材1の挟持用脚部11の入れ込み開口21とするように構成されている。
【0027】
そして、この雌部材2には、紐状ないしは帯状物Wを間に入れ込ませた状態で入れ込み開口21から雌部材2内に入れ込まれる雄部材1の挟持用脚部11を、この入れ込みに伴ってこの紐状ないしは帯状物Wを挟み付ける向きに撓み込ませる締め込み用内壁部22が備えられている。
【0028】
これにより、かかる端部カバーによれば、雌部材2の引き出し開口20から雌部材2内に入れ込まれ、かつ、入れ込み開口21から引き出された紐状ないしは帯状物Wの端部Waを、雄部材1の二以上の挟持用脚部11、11…の間に入れ込ませた後、(図1)
この雄部材1の二以上の挟持用脚部11、11…を雌部材2の入れ込み開口21からこの雌部材2内に入れ込ませることによって、この二以上の挟持用脚部11、11…を前記締め込み用内壁部22によって撓み込ませることができ、このように撓み込まされる二以上の挟持用脚部11、11…によってこの二以上の挟持用脚部11、11…間に入れ込まれた紐状ないしは帯状物Wの端部Waをこの二以上の挟持用脚部11、11…間から抜け出さないように挟み付けることができる。(図2)
【0029】
そして、これにより、紐状ないしは帯状物Wの端部Waにワンタッチで端部カバーを取り付けて、このように雄部材1が入れ込まれた雌部材2によって紐状ないしは帯状物Wの端部Waを覆うようにすることができる。
【0030】
紐状ないしは帯状物Wにテンションが作用されると、この紐状ないしは帯状物Wの端部Waを雌部材2内において挟持用脚部11によって挟み付けている雄部材1にも引き出し開口20側に向けた力が作用されることになるが、このような力が作用されると前記締め込み用内壁部22によって挟持用脚部11はより前記端部Waを挟み付ける向きに撓み込まされることになることから、挟み付けられているこの端部Waは前記テンション作用時にも挟持用脚部11間から、つまり、雌部材2内から抜け出し難く、この端部Waのカバー状態を安定的に確保させることができる。
【0031】
図示の例にあっては、雌部材2は、扁平の筒状をなすように構成されている。すなわち、図示の例にあっては、雌部材2は、その筒軸に対し直交する向きの断面において、ほぼいずれの位置においても、外郭形状および内郭形状を共にほぼ楕円状とするように構成されており、短寸側の内外壁と長寸側の内外壁とを持つように構成されている。
【0032】
一方、雄部材1は、一対の挟持用脚部11、11を有するものとして構成されている。そして、図示の例にあっては、この雄部材1の頭部10における一対の挟持用脚部11、11との連接側の面が雌部材2の入れ込み開口21を巡る縁部に突き当てられる位置まで、雌部材2内に雄部材1の挟持用脚部11を入れ込めるようになっており、この位置が雌部材2内に雄部材1を入れ込み切った位置となるようにしてある。また、雄部材1は、この一対の挟持用脚部11、11の一方の先端部Waの外側を雌部材2の一方の短寸側の内壁部23に接しさせ、かつ、この一対の挟持用脚部11、11の他方の先端部Waの外側を雌部材2の他方の短寸側の内壁部23に接しさせながら、雌部材2内に挟持用脚部11を入れ込ませるように構成されている。 図示の例にあっては、雌部材2の締め込み用内壁部22は、この雌部材2の短寸側の内壁部23によって構成されている。
【0033】
そして、この実施の形態にあっては、雌部材2の締め込み用内壁部22が、引き出し開口20に近付くに連れてこの雌部材2の内部空間を小さくさせるように傾斜した構成としてある。
【0034】
これにより、雌部材2内に入れ込まれる雄部材1の挟持用脚部11を、雌部材2内への入れ込み量が増えるに従って次第に大きく撓み込まさせることができ、雌部材2内への雄部材1の挟持用脚部11の入れ込みをスムースに行わせることができる。
【0035】
また、紐状ないしは帯状物Wにテンションが作用されると、この紐状ないしは帯状物Wの端部Waを雌部材2内において挟持用脚部11によって挟み付けている雄部材1にも引き出し開口20側に向けた力が作用されることになるが、このような力が作用されるとこのように傾斜された前記締め込み用内壁部22によって挟持用脚部11はより前記端部Waを挟み付ける向きに強固に撓み込まされることになることから、挟み付けられているこの端部Waは前記テンション作用時にも挟持用脚部11間から、つまり、雌部材2内から抜け出し難く、この端部Waのカバー状態を安定的に確保させることができる。
【0036】
図示の例では、雌部材2の入れ込み開口21側においては、この雌部材2の一対の短寸側の内壁部23間の間隔は、雄部材1の一対の挟持用脚部11、11の先端の外面部間(より具体的には、図示の例では、後述する位置決め用突起17の突き出し端間)の寸法よりやや大きいが、この一対の短寸側の内壁部23間の間隔はここから引き出し開口20側に向けて、前記締め込み用内壁部22によって、次第に狭まるように構成されている。
【0037】
また、この実施の形態にあっては、雄部材1の挟持用脚部11に、挟持される紐状ないしは帯状物Wに対するスパイクとして機能する突起12が備えられている。
【0038】
これにより、二以上の挟持用脚部11、11…、図示の例では一対の挟持用脚部11、11間に紐状ないしは帯状物Wの端部Waを入れ込ませた状態からこの挟持用脚部11を雌部材2内に入れ込ませることに伴って、前記のように撓み込まされる挟持用脚部11によりかかる端部Waに前記突起12を突き刺させ、あるいは、突き立てさせることができ、この突起12によってかかる端部Waを一層確実に保持させることができる。
【0039】
図示の例にあっては、雄部材1の頭部10は、挟持用脚部11の突き出し側の面と反対の側をドーム状をなすように構成されており、この挟持用脚部11を雌部材2内に入れ込み切った位置において、この頭部10によって雌部材2の入れ込み開口21を塞ぐように構成されている。
【0040】
また、図示の例にあっては、一対の挟持用脚部11、11は、この一対の挟持用脚部11、11の先端と反対の側の端部Wa間に亙る基部片13によってこの反対の側の端部Waにおいて互いに連接されている。すなわち、かかる一対の挟持用脚部11、11とこの基部片13とは全体としてコ字状をなすように一体化されている。そして、かかる一対の挟持用脚部11、11はそれぞれ、この基部片13との連接側をおおむね中心として、その先端側を他方の挟持用脚部11に近づける向きに、弾性変形するように構成されている。
【0041】
また、かかる一対の挟持用脚部11、11はそれぞれ、他方の挟持用脚部11に向き合った側に前記突起12を備えている。
【0042】
図示の例にあっては、かかる一対の挟持用脚部11、11の一方には、この一方の挟持用脚部11における他方の挟持用脚部11に向き合った側において、その先端側から基部片13との連接側に向けて延びる溝状部14が形成されている。そして、かかる一対の挟持用脚部11、11の一方においては、この溝状部14を挟んだ両側にそれぞれ、前記突起12が形成されている。かかる突起12は、前記溝状部14を挟んだ両側にそれぞれ設けられて一組をなすと共に、図示の例では、この一組の突起12、12がこの一対の挟持用脚部11、11の一方の長さ方向において間隔を開けて二カ所に備えられている。
【0043】
一方、かかる一対の挟持用脚部11、11の他方には、この他方の挟持用脚部11における一方の挟持用脚部11に向き合った側において、前記突起12が一つ設けられている。この他方の挟持用脚部11に設けられている突起12は、かかる他方の挟持用脚部11の幅方向ほぼ中程の位置から一方の挟持用脚部11の側に向けて突き出されている。また、図示の例にあっては、かかる他方の挟持用脚部11の突起12は、この挟持用脚部11の長さ方向において、前記一方の挟持用脚部11において二カ所に設けられた一組の突起12、12の間に、その突き出し端を位置させるように設けられている。
【0044】
また、図示の例にあっては、一対の挟持用脚部11、11に設けられた突起12はそれぞれ、その突き出し端を尖らせた外郭形状を円錐状をなすように構成されていると共に、この突起12の基部から突き出し端に向かうに連れて、次第に挟持用脚部11の先端から離れる向きに傾斜するように突き出されている。
【0045】
これにより、図示の例にあっては、一対の挟持用脚部11、11間に紐状ないしは帯状物Wの端部Waを入れ込ませた後、この一対の挟持用脚部11、11を雌部材2内に入れ込ませることにより撓み込まされる挟持用脚部11によって、前記各突起12をこの紐状ないしは帯状物Wにしっかりと食い込ませることができる。また、かかる各突起12は、前記のように傾斜していることから、この紐状ないしは帯状物Wにテンションが作用された際には、より深くこの紐状ないしは帯状物Wに突起12が食い込むみ、こうしたテンションの作用によって紐状ないしは帯状物Wの挟み付け状態が一層解かれ難くなるようになっている。また、前記一方の挟持用脚部11の突起12と他方の挟持用脚部11の突起12とは、挟持用脚部11の長さ方向において異なる位置で紐状ないしは帯状物Wの端部Waに突き刺さり、あるいは、突き立ち、かつ、挟持用脚部11の幅方向において、一方の挟持用脚部11の一組の突起12間において他方の挟持用脚部11の突起12が紐状ないしは帯状物Wの端部Waに突き刺さり、あるいは、突き立つようになっていることから、一対の挟持用脚部11、11によって紐状ないしは帯状物Wの端部Waを強固に挟み付けることができるようになっている。さらに、一方の挟持用脚部11には、前記溝状部14が形成されていることから、前記突起12の突き刺さり、ないし、突き立てによって変形させられた紐状ないしは帯状物Wの端部Waの一部を、この溝状部14によって逃させることができ、これにより、端部カバー全体をコンパクトに構成させることができるようになっている。図示の例では、一方の挟持用脚部11の突起12と、他方の挟持用脚部11の突起12とは、雌部材2内への入れ込み前の状態においては、この入れ込み方向に沿った向きから雄部材1を見た状態において、互いの突起12をオーバーラップさせず、一対の挟持用脚部11、11間への紐状ないしは帯状物Wの端部Waの入れ込みは支障なくなせる一方、この挟持用脚部11を雌部材2内に入れ込み切った状態においては、この入れ込み方向に沿った向きから雄部材1を見た状態において、互いの突起12をオーバーラップさせて、一対の挟持用脚部11、11間にある紐状ないしは帯状物Wの端部Waに互いの突起12を突き刺し、あるいは、突き立てるようになっている。また、図示の例にあっては、一方の挟持用脚部11における他方の挟持用脚部11に向き合った側と反対の外面部と前記溝状部14の溝底までの間隔が、他方の挟持用脚部11における一方の挟持用脚部11に向き合った側の内面部とこれと反対の外面部間の間隔とほぼ等しいが、一方の挟持用脚部11における他方の挟持用脚部11に向き合った側と反対の外面部と溝状部14の溝口までの間隔はこれより大きいため、この一方の挟持用脚部11を他方の挟持用脚部11とほぼ同じように弾性変形させるようにする観点から、一方の挟持用脚部11と基部片13との連接箇所であって、この一方の挟持用脚部11における他方の挟持用脚部11に向き合った側に、前記溝状部14の溝壁の一部を切り欠くようにした切欠部15を形成させている。
【0046】
また、この実施の形態にあっては、雄部材1の挟持用脚部11を、紐状ないしは帯状物Wにテンションが作用された際に、このテンションの作用に伴う雌部材2の引き出し開口20側に向けた挟持用脚部11の移動を弾性変形しながら許容させる連接体16を介して頭部10に連接させている。
【0047】
これにより、この実施の形態にあっては、こうしたテンションが作用された際に、雌部材2内への入れ込みにより撓み込まされた挟持用脚部11によって紐状ないしは帯状物Wを雌部材2内で把持している雄部材1の挟持用脚部11を、このテンションによって雌部材2内から抜け出そうとする紐状ないしは帯状物Wと一緒に同じ向きに移動させることができ、こうしたテンションによっても紐状ないしは帯状物Wの端部Waに対する挟持用脚部11の把持位置にズレを生じさせることがなく、この端部Waの把持状態を安定的に維持させることができる。また、こうしたテンションの作用がなくなった場合には、前記連接体16の弾性復帰により、挟持用脚部11を再び所期の位置に復帰させることができる。
【0048】
図示の例にあっては、前記連接体16を、前記基部片13における挟持用脚部11との連接側と反対の側であって、この基部片13の長さ方向ほぼ中程の位置にバネ一端16bを一体に連接させると共に、前記頭部10におけるドーム状に構成された側と反対の側の面のほぼ中央部にバネ他端16cを一体に連接させ、かつ、このバネ一端16bとバネ他端16cとの間における二カ所で屈曲されて蛇行状に形成されたバネ状屈曲片16aによって構成させている。
【0049】
そして、図示の例にあっては、紐状ないしは帯状物Wに対し前記のようにテンションが作用されると、前記バネ状屈曲片16aの二カ所の屈曲箇所16d、16dとバネ一端16bおよびバネ他端16cとの間のピッチを広げるようにこのバネ状屈曲片16aが弾性変形して、挟持用脚部11の前記移動を許容するようになっている。(図3)
【0050】
なお、図示の例にあっては、一対の挟持用脚部11、11の先端であって、他方の挟持用脚部11に向き合わない側に、挟持用脚部11の基部片13との連接側に掛合面17aを向けた位置決め突起17が形成されていると共に、雌部材2の締め込み用内壁部22の引き出し開口20側の終端と、この引き出し開口20の縁部との間に、この引き出し開口20側に段差面24aを向けた段部24が形成されており、雌部材2内に雄部材1の挟持用脚部11を入れ込み切ることに伴って、前記位置決め突起17の掛合面17aが前記段差面24aに引き出し開口20側から引っかかるようになっている。これにより、前記テンションが作用されなくなった後に、前記連接体16の弾性復帰によって必要以上に挟持用脚部11が入れ込み開口21側に移動してしまうことがないようになっている。
【0051】
図示の例では、雌部材2への雄部材1の挟持用脚部11の入れ込みに伴って、この位置決め用突起17を主として前記締め込み用内壁部22に接しさせて、この挟持用脚部11が撓み込まされるようになっており、この入れ込みをスムースならしめる観点から、位置決め用突起17における挟持用脚部11の先端に向けられた側には、この位置決め用突起17の突き出し端に近付くに連れてこの位置決め用突起17を細める向きに掛合面17a側に次第に傾斜した傾斜面17bが形成されている。この位置決め用突起17は、この位置決め用突起17の突き出し端が前記段差面24aの先に入り込んだ位置での挟持用脚部11側の若干の弾発によって、かかる段差面24aに引っかかるようになっている。
【0052】
また、この実施の形態にあっては、雄部材1の頭部10と雌部材2の入れ込み開口21側とのいずれか一方に、これらの他方に形成された被掛合部25に対し、雌部材2内に雄部材1の挟持用脚部11を入れ込み切った位置で掛合される掛合部18aを形成させている。
【0053】
これにより、この実施の形態にあっては、雄部材1の二以上の挟持用脚部11、11…間に紐状ないしは帯状物Wの端部Waを入れ込ませた状態で、雌部材2内にこの挟持用脚部11を入れ込み切っることにより作出されたこの端部Waをカバーさせた状態を、安定的に維持させることができる。
【0054】
図示の例では、雄部材1の頭部10における、前記ドーム状をなす面と反対の側にある面であって、前記連接体16を挟んだ両側にそれぞれ、雌部材2に雄部材1の挟持用脚部11を入れ込み切る直前の段階において、この入れ込み開口21から雌部材2内に入り込む突片18が設けられている。この突片18は、前記連接体16に向き合わない側を雌部材2の短寸側の内壁部23に向き合わせるようにして雌部材2内に入れ込まれるようになっている。
【0055】
そして、図示の例にあっては、かかる一対の突片18、18の先端側における雌部材2の短寸側の内壁部23に向き合わされる側に掛合突部18bが形成してあると共に、
雌部材2の一対の短辺側の内壁であって、その入れ込み開口21側に、それぞれ、この入れ込み開口21の開口縁との間に間隔を開けて前記掛合突部18bが入り込む凹部25aが形成してあり、
さらに、前記一対の突片18、18に設けられた掛合突部18bの突き出し端間の間隔が、雌部材2の入れ込み開口21の開口縁側の一対の短寸側の内壁部23、23間の寸法よりもやや大きくなるようにしてある。
【0056】
これにより、図示の例にあっては、雌部材2内に雄部材1の挟持用脚部11を入れ込ませることに伴って、雌部材2の短寸側の内壁部23に前記掛合突部18bを押し当てさせ、この押し当たりにより主として前記突片18側を一旦内向きに弾性変形させることができると共に、この雌部材2内に雄部材1の挟持用脚部11を入れ込み切らせた位置でこの掛合突部18bを弾発により前記凹部25aに入り込ませることができ、これにより、雄部材1が雌部材2内から挟持用脚部11を抜け出させる向きに再び移動することがないように、この雄部材1と雌部材2とをワンタッチで組み付け合わせることができる。
【0057】
すなわち、図示の例にあっては、雄部材1側の掛合突部18bが前記掛合部18aとして、また、雌部材2側の前記凹部25aが前記被掛合部25として、それぞれ機能されるようになっている。
【0058】
なお、図示の例にあっては、雄部材1の掛合突部18bにおける前記突片18の先端側に向けられた面が、この掛合突部18bの突き出し端に向かうに連れてこの掛合突部18bを細める向きにこの突片18の基部側に傾斜した傾斜面18cとなっており、雌部材2内へのこの突片18の入れ込みに過度の抵抗を生じさせないようにしてある。
【0059】
【発明の効果】
この発明にかかる端部カバーによれば、紐状ないしは帯状物の端部に対し、容易かつ安定的に取り付けることができると共に、この端部のカバー状態を常時安定的に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】端部カバーの取り付け直前の状態を示す断面図
【図2】端部カバーの使用状態を示す断面図
【図3】端部カバーの使用状態を示す断面図
【図4】端部カバーの正面図
【図5】同平面図
【図6】同左側面図
【図7】同右側面図
【図8】図5におけるA−A線断面図
【図9】図4におけるB−B線断面図
【図10】雌部材2の正面図
【図11】同平面図
【図12】同左側面図
【図13】同右側面図
【図14】図11におけるC−C線断面図
【図15】図10におけるD−D線断面図
【図16】雄部材1の正面図
【図17】同平面図
【図18】図17におけるE−E線断面図
【図19】雄部材1の底面図
【図20】同左側面図
【図21】同右側面図
【図22】図16におけるF−F線断面図
【図23】図16におけるG−G線断面図
【図24】図16におけるH−H線断面図
【図25】図16におけるI−I線断面図
【符号の説明】
W 紐状ないしは帯状物
Wa 端部
1 雄部材
10 頭部
11 挟持用脚部
2 雌部材
20 引き出し開口
21 入れ込み開口
22 締め込み用内壁部

Claims (4)

  1. 頭部と、紐状ないしは帯状物を挟持可能とする少なくとも二以上の挟持用脚部とを備えた雄部材と、
    筒一端を紐状ないしは帯状物の引き出し開口とし、かつ、筒他端を雄部材の挟持用脚部の入れ込み開口とした筒状をなす雌部材とを備えていると共に、
    雌部材には、紐状ないしは帯状物を間に入れ込ませた状態で入れ込み開口から雌部材内に入れ込まれる雄部材の挟持用脚部を、この入れ込みに伴って紐状ないしは帯状物を挟み付ける向きに撓み込ませる締め込み用内壁部が備えられており、
    雄部材の挟持用脚部は、紐状ないしは帯状物にテンションが作用された際に、このテンションの作用に伴う雌部材の引き出し開口側に向けた挟持用脚部の移動を弾性変形しながら許容させる連接体を介して頭部に連接させていると共に、
    この挟持用脚部の先端には、雌部材の締め込み用内壁部の終端と引き出し開口との間に形成された段部に、雌部材内に雄部材の挟持用脚部を入れ込み切ることに伴って引き出し開口側から引っかかる位置決め突起が形成されていることを特徴とする紐状ないしは帯状物の端部カバー。
  2. 雌部材の締め込み用内壁部が、引き出し開口に近付くに連れてこの雌部材の内部空間を小さくさせるように傾斜した構成としてあることを特徴とする請求項1記載の紐状ないしは帯状物の端部カバー。
  3. 雄部材の挟持用脚部に、挟持される紐状ないしは帯状物に対するスパイクとして機能する突起が備えられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の紐状ないしは帯状物の端部カバー。
  4. 雄部材の頭部と雌部材の入れ込み開口側とのいずれか一方に、これらの他方に形成された被掛合部に対し、雌部材内に雄部材の挟持用脚部を入れ込み切った位置で掛合される掛合部が形成してあることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の紐状ないしは帯状物の端部カバー。
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