JP4102485B2 - 紐の留め具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、挿通される紐に対し、この紐の適宜の位置に留め付けをなすことができる、留め具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
有底筒状をなす雌部材100の底と、この雌部材100の開口102側からこの雌部材100内に移動可能に収められる雄部材200の内奥端201との間に、かかる雄部材200を常時雌部材100内から抜け出させる向きに付勢するバネ300を介装させると共に、かかる付勢に抗した雌部材100内への雄部材200の所定位置Mへの押し込み操作に伴い、相互に連通される紐の通し穴103、203をかかる雄部材200と雌部材100とに設けて構成される留め具がある。(図27ないし図29)
【0003】
かかる留め具よれば、前記雄部材200の前記所定位置Mへの押し込みに伴って連通される各通し穴103、203に紐Wを通すことができ、あるいは、この連通状態において通された紐Wを抜き出すことができ、(図27)また、紐Wを通した後、前記雄部材200の押し込み操作を解くことにより、前記付勢により雄部材200を抜け出し方向に移動させて、このように移動された雄部材200の紐の通し穴203と雌部材100の紐の通し穴103とにより、挿通した紐Wを挟み付け、この紐Wへの留め付けをなすことができる。(図28)
【0004】
また、かかる留め具にあっては、少なくとも雌部材100がある程度の弾性変形が可能なプラスチック材料を成形して構成してあると共に、前記紐Wの抜け出し状態において、雄部材200と雌部材100とが分離しないように、雌部材100の紐の通し穴103の上縁部に、前記バネ300の付勢により掛合される掛合突部204を、雄部材200の紐の通し穴203の下縁部に形成してある。この雄部材200に設けられる掛合突部204は、雄部材200の内奥端201側から突き出し端202側に向けて雄部材200の外面からの突き出し寸法を次第に大きくするようにした傾斜面204aを備えており、この傾斜面204aを利用して、雌部材100の開口102からの雄部材200の押し込みに伴って当該雌部材100側を弾性的に徐々に押し広げさせながらの、当該雌部材100の紐の通し穴103に入り込む位置までの雄部材200の差し入れを可能とすると共に、この入り込み位置での雌部材100側の弾性復帰により、その後は、前記バネ300の付勢により雄部材200の掛合突部204が雌部材100の紐の通し穴103の上縁部に掛合し、この掛合位置より先に雄部材200は突き出されないものとされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、この種の留め具にあっては、その外観性を高めるなどの要請から、前記紐Wの抜け出し状態において、(図29)留め具の全長、すなわち、前記雄部材200の突き出し端202から雌部材100の外底部104までの長さをできるだけ小さくすることが、また、求められている。
【0006】
かかる留め具の全長は、前記雄部材200の掛合突部204を当該雄部材200の突き出し端202側に持っていけば行く程、小さくすることが可能とされるが、単純にこの掛合突部204を雄部材200の突き出し端202側に移動させると、前記所定位置Mへの押し込み時における当該雄部材200の内奥端201と雌部材100の底101との間の間隔が小さくなり、この押し込み時におけるバネ300の収まる間隔を確保し難いものとする。留め具の全長を小さくする観点からは、この押し込み時において前記バネ300が略最大に圧縮されるようにしておくことが必要であるところ、この最大圧縮状態のバネ300の全長を小さくさせることには、雄部材200への付勢力を十分に確保させる観点から限界がある。
【0007】
一方、前記掛合突部204を雄部材200の突き出し端202側に移動させた分、雄部材200の内奥端201側をこの突き出し端202側に近付けるように、雄部材200自体の全長を短くして、前記所定位置Mへの押し込み時における前記バネ300の収まる間隔を確保させることも、雄部材200に紐の通し穴203があるために限界がある。この紐の通し穴203に内奥端201部を近付けすぎると、前記バネ300の付勢により通された紐Wに押し当てられる当該通し穴203の前記内奥端201部側の剛性が低下し、当該紐Wに対する留め付け力を十分なものとできなくなったり、この内奥端201側の経時変形などを生じさせることが考えられる。
【0008】
また、従来の留め具のように、雄部材200の紐の通し穴203の下縁部に前記掛合突部204を形成させる以上、前記傾斜面204aの関係から、かかる通し穴203の下縁と内奥端201部との間には一定の間隔が必要不可欠であり、やはり、雄部材200の内奥端201側をこの突き出し端202側に近付けるように、雄部材200自体の全長を短くすることには限界がある。
【0009】
そこで、この発明は、この種の紐の留め具において、第一に、かかる従来の技術の不都合を解消することを目的とする。また、第二に、前記紐の抜け出し状態において、留め具の全長、すなわち、前記雄部材の突き出し端から雌部材の外底部までの長さを、留め具の機能を損なわずに、できるだけ小さくできるようにすることを目的とする。また、第三に、この種の留め具における操作性、外観性を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、紐の留め具が、以下の(1)〜(6)の構成を備えたものとした。
(1)一方の筒端を開放させた有底の筒状部を有し、かつ、この筒状部の筒軸に直交する向きにある向き合った側部に、紐の通し穴をそれぞれ透設して備えた雌部材と、
(2)一方の筒端を開放させた有底の外側筒状部と、この外側筒状部の内側に当該外側筒状部の内面との間に前記雌部材の筒状部を当該筒状部の開放側から移動可能に入り込ませる間隔を開けて設けられる内側突出部を前記外側筒状部の内底部から突き出し状に備えた雄部材と、
(3)前記雌部材の内底部と前記雄部材の内側突出部の先端部との間にあって、前記雄部材の外側筒状部と内側突出部との間に差し入れられた当該雌部材を、当該雄部材内から抜き出させる向きに常時付勢させる付勢部材とを備えており、
(4)前記雄部材の外側筒状部と内側突出部とにはそれぞれ、前記雌部材への抜き差し方向に直交する向きに、相互に連通される紐の通し穴が透設されていると共に、
(5)前記雌部材への前記雄部材の所定の差し入れ位置で、当該雌部材の各通し穴と雄部材の各通し穴とが紐の通し入れ、又は、引き抜き可能に連通される構成としてあり、
(6)前記雄部材の外側筒状部と前記雌部材の筒状部とに、前記付勢部材の付勢により相互に掛合し合う掛合部が形成してある。
【0011】
かかる構成によれば、前記雌部材への雄部材の所定の差し入れ位置において連通される各通し穴に通された紐を、前記付勢部材の付勢によりかかる雄部材の外側筒状部の通し穴の穴縁と雌部材の通し穴の穴縁とにおいても挟み付けることができることから、この紐の挟み付けにおいて雄部材に加わる力が、内側突出部の先端部と当該内側突出部の紐の通し穴との間に集中しないようにすることができる。すなわち、かかる力を、雄部材の外側筒状部の先端部と当該外側突出部の紐の通し穴との間でも受けさせることができる。
【0012】
この結果、かかる構成によれば、前記雄部材の内側突出部の先端部と当該雄部材の紐の通し穴の穴縁間の間隔をできるだけ小さく設定することが可能となる。
【0013】
したがって、かかる構成によれば、雄部材の内側突出部の先端部と雌部材の内底部との間に前記付勢部材の収まる間隔を十分に確保させて、雄部材の外側筒状部における底側にできるだけ近い位置(すなわち、また、雌部材の筒状部における底側にできるだけ近い位置)で、前記付勢部材の付勢により雄部材の掛合部と雌部材との掛合部とが掛合するようにさせることができる。
【0014】
これにより、かかる構成によれば、前記付勢部材の付勢による雄部材の掛合部と雌部材の掛合部との掛合状態、すなわち、前記紐の抜け出し状態(当該紐への非留め付け状態)において、留め具の全長、すなわち、前記雌部材の外底部から前記雄部材の外底部までの長さを、留め具の機能を損なわずに、できるだけ小さくすることができる。
【0015】
また、雄部材の外側筒状部の内面と内側突出部の外面との間で、押し込まれる向きに、また、前記バネの付勢により抜き出される向きに相対的に移動される雌部材の筒状部を案内させることから、当該雄部材および雌部材の移動操作ならびに移動を円滑に行わせることができる。
【0016】
また、請求項2記載の発明にあっては、さらに、請求項1記載の紐の留め具における雄部材の外側筒状部の開放側の筒端よりも内側突出部の先端部が低くしてあると共に、当該外側筒状部の開放側の筒端側に雌部材との掛合部が設けてある構成とした。
【0017】
かかる構成によれば、前記雄部材の内側突出部の先端部と雌部材の内底部との間に前記付勢部材の収まる間隔を十分に確保させて、雄部材の外側筒状部における底側にできるだけ近い位置で、前記付勢部材の付勢により雄部材の掛合部と雌部材との掛合部とが掛合するようにさせることができる。
【0018】
また、請求項3記載の発明にあっては、さらに、請求項1又は請求項2記載の紐の留め具における掛合部が、雌部材の筒状部の底部側に向けられた掛合面を備えた雌側突部と、雄部材の外側筒状部の底部側に向けられた掛合面を備えた雄側突部とから構成してあり、前記雄部材の外側筒状部と内側突出部との間への前記雌部材の筒状部の差し入れに伴なう弾性変形により、前記雄側突部の掛合面と前記雌側突部の掛合面とが向き合うように、当該雄側突部を雌側突部が乗り越えるように構成してある。
【0019】
かかる構成によれば、雄部材と雌部材とを、雄部材への雌部材の前記差し入れに伴って、ワンタッチで、前記付勢部材の付勢により両者の掛合面が掛合されるように、組み合わせることができる。
【0020】
前記雄側突部の雌側突部の乗り越えをし易くする観点からは、雌部材および雄部材の双方又はいずれか一方を、弾性変形特性を備えたプラスチック材料などにより構成することが好ましい。
【0021】
また、請求項4記載の発明にあっては、さらに、請求項1、請求項2又は請求項3記載の紐の留め具における雌部材の筒状部における底部側に、当該筒状部の外面から外側に張り出す鍔部が設けてあると共に、当該雌部材の各通し穴と雄部材の各通し穴とが紐の通し入れ、又は、引き抜き可能に連通される当該雌部材への当該雄部材の所定の差し入れ位置で、前記鍔部に前記雄部材の外側筒状部の開放側の筒端が突き当たる構成としてある。
【0022】
かかる構成によれば、前記鍔部に前記雄部材の外側筒状部の開放側の筒端が突き当たる位置までの前記雌部材への当該雄部材の押し込みをすれば、常に、各紐の通し穴に紐を通せ、また、抜き出せる状態にすることができ、留め具の取扱が容易なものとされると共に、かかる雌部材の鍔部により、雄部材の開放端は外観上目立ちにくいものとされ、留め具の外観性を向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0024】
(第一の実施の形態)
先ず、図1ないし図12に示される実施の形態について説明する。
【0025】
なお、ここで図1は、この実施の形態にかかる紐の留め具の外観構成を理解し易いように、紐Wへの非留め付け状態にある当該留め具を斜視の状態として示している。また、図2は、当該留め具の全体構成を理解し易いように、雄部材2、付勢部材3、雌部材1を分離して、斜視の状態として示している。
【0026】
また、図3から図8は、いずれも図1の状態にある留め具を示しており、図3を正面図とした場合、図4は背面図、図5は右側面図、図6は平面図であり、左側面図は図5と、また、底面図は図6と同一に表れるものとされる。図7および図8は、向きを互いに90度異ならせて当該留め具を縦断面にして示した図である。
【0027】
また、図9および図10は、紐Wへの留め付け状態にある留め具をそれぞれ縦断面にして表しており、図9に対して図10は90度向きを異ならせた位置で当該留め具を縦断面にして表している。
【0028】
また、図11および図12は、雌部材1に対し雄部材2を最大に押し込んだ状態にある留め具をそれぞれ縦断面にして表しており、図11に対して図12は90度向きを異ならせた位置で当該留め具を縦断面にして表している。
【0029】
この実施の形態にかかる紐の留め具は、一方の筒端を開放12させた有底筒状部11を有する雌部材1と、この雌部材1を前記開放12側から移動可能に入り込ませる間隔を開けて設けられた有底の外側筒状部21と内側突出部22とを有する雄部材2とを備えている。
【0030】
前記雌部材1の内底部13aと雄部材2の内側突出部22の先端部22aとの間には、付勢部材3としての圧縮コイルバネ3’が介装されており、このバネ3’により、かかる雌部材1は雄部材2における前記外側筒状部21と内側突出部22との間に入り込まされながら、当該雄部材2内から抜け出す向きに常時付勢される。(すなわち、また、雌部材1内から雄部材2を抜け出させる向きに、当該雄部材2は常時付勢される。)その一方で、前記雌部材1の筒状部11外側と前記雄部材2の外側筒状部21の内側とには、前記バネ3’の付勢により相互に掛合し合う掛合部14、24が形成してあることから、この掛合位置より先に前記雄部材2は抜け出されず、かかる雄部材2を前記バネ3’の付勢に抗して雌部材1内に押し込まない状態では、この掛合部14、24を掛合させた位置に雌部材1に対して雄部材2は位置される。
【0031】
また、前記雌部材1の筒状部11には、この筒状部11の筒軸に直交する向きにある向き合った側部に、紐Wの通し穴15がそれぞれ透設してある。一方、前記雄部材2の外側筒状部21と内側突出部22とにはそれぞれ、この雄部材2の抜き差し方向に直交する向きに、相互に連通される紐の通し穴21a、22cが透設してある。そして、前記雌部材1の前記雄部材2への所定の差し入れ位置で、当該雌部材1の各通し穴15、15と雄部材2の各通し穴21a、22c…とが紐Wの通し入れ、又は、引き抜き可能に連通される(以下、この位置を各通し穴の連通位置Rという。)構成としてある。
【0032】
この結果、この実施の形態にかかる紐の留め具にあっては、前記バネ3’の付勢に抗しながら前記雄部材2を、前記連通位置Rまで、前記雌部材1内に押し込み、この連通位置Rにおいて前記各通し穴15、21a、22c…に紐Wを通した後、当該雄部材2の押し込みを解くことにより、前記バネ3’の付勢により雄部材2を雌部材1内から抜け出す向きに移動させ、この雄部材2の移動により、当該雌部材1の通し穴15縁と当該雄部材2の通し穴21a、22c縁とで前記紐Wを挟み付けて、かかる紐Wに留め付けることができる。
【0033】
したがって、かかる紐の留め具は、典型的には、衣服や、袋物などの開口を巡る絞り紐や、引き締め紐などの紐Wの適宜の位置に前記留め付けをなして、この絞り紐などの紐Wによるかかる衣服などの開口の絞り込み状態などを維持するための留め具として用いるのに適している。
【0034】
そこで先ず、前記雌部材1について、より具体的に説明する。
【0035】
この実施の形態にあっては、かかる雌部材1は、前記筒状部11を円筒状としていると共に、この筒状部11の一方の筒端を開放させ、かつ、他方の筒端を底板13により閉塞させている。
【0036】
かかる筒状部11の内側においては、前記底板13に周回状をなすリブ13bが形成されており、このリブ13bの外周面を位置決め面として、このリブ13bを内側に収めて前記バネ3’の一端部がかかる底板13に突き当てられる構成としてある。
【0037】
また、かかる筒状部11の筒軸の長さ方向略中程の位置であって、当該筒軸に直交する向きにある向き合った側部には、楕円状の穴縁形状を備えた紐の通し穴15がそれぞれ透設してある。両側部に設けられた紐の通し穴15はそれぞれ、前記筒軸方向において径を小さくするように設けてあると共に、互いに同寸法、同形状となるように構成してある。
【0038】
また、かかる筒状部11における前記底板13による閉塞側の筒端部には、突き出し端のなす輪郭を円形状とするように、かかる筒状部11の外側から突き出す鍔部16が形成してある。この鍔部16は、前記筒状部11の底板13外面と、この外面側において同面をなすように連なっている。
【0039】
一方、前記雄部材2は、前記外側筒状部21を円筒状としていると共に、この外側筒状部21の一方の筒端を開放21bさせ、かつ、他方の筒端を底板21cにより閉塞させている。この外側筒状部21の内径は、前記雌部材1の筒状部11の外径よりもやや大きく構成してある。
【0040】
また、前記外側筒状部21の内側には、前記底板21cから一体に、当該外側筒状部21の開放21b側に向けて突き出す内側突出部22が設けられている。この実施の形態にあっては、かかる内側突出部22も、前記底板13により一方の筒端を閉塞させた円筒状体22dとして構成してある。かかる円筒状体22dは、その外径を前記雌部材1における筒状部11の内径よりもやや小さくするように構成してある。また、かかる円筒状体22dの外面と、前記外側筒状部21の内面との間には、前記雌部材1の筒状部11の肉厚寸法よりもやや広い間隔S3が形成、確保されている。
【0041】
また、前記外側筒状部21における、この外側筒状部21の筒軸に直交する向きにある向き合った側部には、楕円状の穴縁形状を備えた紐の通し穴21aがそれぞれ透設してある。両側部に設けられた紐の通し穴21aはそれぞれ、前記筒軸方向において径を小さくするように設けてあると共に、互いに同寸法、同形状となるように構成してある。
【0042】
また、前記内側突出部22となる前記円筒状体22dにおける、この円筒状体22dの筒軸に直交する向きにある向き合った側部には、楕円状の穴縁形状を備えた紐の通し穴22cがそれぞれ透設してある。両側部に設けられた紐の通し穴22cはそれぞれ、前記筒軸方向において径を小さくするように設けてあると共に、互いに同寸法、同形状となるように構成してある。また、この円筒状体22dの紐の通し穴22cは、前記外側筒状部21に設けられた紐の通し穴21aと向き合う位置に設けられ、かつ、外側筒状部21の紐の通し穴21aと同寸法、同形状で、しかも、穴の中心を外側筒状部21の紐の通し穴21aの穴の中心と略同一の線上に位置させるように設けてある。
【0043】
また、前記内側突出部22となる円筒状体22dは、その開放22f側の筒端を前記外側筒状部21の開放21b側の筒端よりも低くするように、前記底板13から突き出されている。
【0044】
また、かかる内側突出部22となる円筒状体22dにおける開放22f側の筒端には、当該円筒状体22dの外側面と当該筒端面22bとが接する縁部との間に間隔を開けて、当該円筒状体22dの開放22f縁に沿って当該開放22f縁を巡る周回リブ22eが形成されている。そして、このリブ22eの外周面を位置決め面として、このリブ22eを内側に収めて前記バネ3’の他端部がかかる円筒状体22dの開放22f側の筒端面22bに突き当てられる構成としてある。
【0045】
また、この実施の形態にあっては、前記雄部材2の外側筒状部21における前記両側部に設けられた一対の通し穴21a、21aに挟まれた、当該外側筒状部21の両側部内側に、この外側筒状部21の筒軸に沿ったガイド溝21dがそれぞれ設けてあると共に、前記雌部材1の筒状部11の前記両側部に設けられた一対の通し穴15、15に挟まれた、当該筒状部11の両側部外側に、前記ガイド溝21dに収まる幅で、かつ、上下に長く形成された雌側突部17がそれぞれ設けられている。そして、かかる雄部材2側のガイド溝21dのそれぞれに、かかる雌部材1の雌側突部17を収めた状態で、当該雌部材1の雄部材2内への押し込みに伴って、前記各通し穴が前記連通位置Rを持つように、当該雌部材1と雄部材2とが組み合わされる構成としてある。
【0046】
また、この実施の形態にあっては、前記雄部材2の外側筒状部21における開放21b側において、前記ガイド溝21dの溝底から突き出される雄側突部24aを備えている。この雄側突部24aは、外側筒状部21の開放21b端から奥側に向けて次第に高まる傾斜面24cを有すると共に、この傾斜面24cの頂上と前記ガイド溝21dの溝底面との間に、雄部材2の底板側に向いた段面24bを有している。そして、この雄側突部24aと前記雌部材1の雌側突部17とにより、前記バネ3’の付勢により掛合される掛合部14、24を構成している。
【0047】
すなわち、この実施の形態にあっては、前記雌部材1と前記雄部材2とが所望の弾性変形特性を備えたプラスチック材料により一体に成形して構成してあると共に、前記ガイド溝21dに前記雌側突部17を位置合わせした状態で、前記雄部材2の外側筒状部21と内側突出部22との間に前記雌部材1の筒状部11をその開放12側から押し入れることに伴って、前記雄側突部24aの傾斜面24cを利用して、前記雌部材1および雄部材2の双方またはいずれか一方を弾性変形させて、前記雌側突部17にこの雄側突部24aを乗り越えさせ、この後弾性復帰させて、この乗り越え後は当該雌側突部17における底板側の段面17aと前記雄側突部24aにおける段面24bとが、前記バネ3’の付勢により掛合される掛合面となって、この掛合位置より先への前記雄部材2の前記雌部材1内からの抜け出しが阻止されるようにしてある。
【0048】
そして、この実施の形態にあっては、前記各通し穴15、21a、22cの連通位置Rにおいて、前記バネ3’がほぼ最大限に圧縮される構成としてある。
【0049】
ここで、この実施の形態にあっては、前記雄部材2の外側筒状部21と雌部材1の筒状部とに前記掛合部14、24を形成してあることから、前記バネ3’の他端部が突き当てられる前記雄部材2の内側突出部22とされる円筒状体22dの開放22f側にある筒端面22bと、当該雄部材2の内側突出部22における紐の通し穴22cの当該円筒状体22dの開放22f側にある穴縁までの間隔を可能な限り小さくすることが可能とされる。
【0050】
この結果、この実施の形態にあっては、前記各紐の通し穴15、21a、22c…の連通位置Rにおける、前記雄部材2の内側突出部22とされる円筒状体22dの開放22f側の筒端面22bと前記雌部材1の底板13内面との間に、前記略最大限に圧縮されたバネ3’が収まるために必要な間隔S2を確保させながら、前記掛合部14、24の掛合位置を可能な限り雄部材2の底板21cに近い位置に設定することができ、紐Wに対する非留め付け状態にあるかかる掛合部14、24を掛合させた位置における留め具(図7、図8)の全長、すなわち、前記雌部材1の底板13外面から雄部材2の底板21c外面までの寸法S1をできるだけ小さくさせるように、留め具を構成することができる。
【0051】
また、雄部材2の外側筒状部21の内面と内側突出部22の外面との間で、押し込まれる向きに、また、前記バネ3’の付勢により抜き出される向きに相対的に移動される雌部材1の筒状部11を案内させることから、当該雌部材1および雄部材2の移動操作ならびに移動を円滑に行わせることができる。
【0052】
また、この実施の形態にあっては、円筒状体22dとして構成される前記雄部材2の外側筒状部21が前記通し穴21aを有することから、前記連通位置Rにおいて各紐の通し穴15、21a、22c…に通され引き出された紐Wに対し、前記バネ3’による雄部材2の付勢移動により、前記内側突出部22の通し穴22cの穴縁と当該雌部材1の通し穴15の穴縁との間のみならず、前記外側筒状部21の通し穴21aの穴縁と前記雌部材1の通し穴15の穴縁との間においても、通された紐Wに対する挟み付けをなすことができる。
【0053】
また、この実施の形態にあっては、前記連通位置Rにおいて、前記雄部材2の外側筒状部21の開放21b端が前記雌部材1の鍔部16における当該雌部材1の筒状部11の開放12側に向けられた面に突き当てられる構成としてある。(図11、図12)この結果、この突き当たり位置までの前記雌部材1の押し込みをすれば、常に、各紐の通し穴15、21a、22c…に紐Wを通せ、また、抜き出せる状態にすることができ、取扱が容易なものとされている。
【0054】
また、かかる雌部材1の鍔部16により、雄部材2の外側筒状部21における開放21c端は外観上目立ちにくいものとされ、留め具の外観性を向上させることができる。
【0055】
なお、この実施の形態にあっては、前記雌部材1の筒状部11における開放12側であって、前記通し穴15の直上位置にそれぞれ、この通し穴15と開放12端との間の剛性を保ち易いように、突出部18が形成してあると共に、前記雄部材2の底板21cに、前記連通位置Rにおいて当該突出部18を収める凹所23が形成してある。
【0056】
また、この実施の形態にあっては、雄部材2の底板21c外面および雌部材1の底板13外面がそれぞれ、その中央に向かうに連れて低まる凹所面13c、21eとして形成されており、この凹所面13c、21eに指の腹をホールドさせて、かかる雄部材2および雌部材1の双方またはいずれか一方の押し込み操作を行い易いものとしている。
【0057】
(第二の実施の形態)
次いで、図13ないし図26に示される実施の形態について説明する。
【0058】
なお、ここで図13は、この実施の形態にかかる紐の留め具の外観構成を理解し易いように、紐Wへの非留め付け状態にある当該留め具を斜視の状態として示している。また、図14は、当該留め具の全体構成を理解し易いように、雄部材2、付勢部材3、雌部材1を分離して、斜視の状態として示している。
【0059】
また、図15から図20は、いずれも図13の状態にある留め具を示しており、図15は正面図とした場合、図16は背面図、図17は右側面図、図18は平面図であり、左側面図は図17と、また、底面図は図18と同一に表れるものとされる。図19および図20は、向きを互いに90度異ならせて当該留め具を縦断面にして示した図である。
【0060】
また、図21から図23は、いずれも雄部材2を示しており、図21は当該雄部材2を底板21cにより塞がれた側と反対の側から、また、図22は縦断面の状態として、さらに、図23は横断面の状態として、それぞれ示している。
【0061】
また、図24および図25は、いずれも雌部材1を示しており、図24は当該雌部材1を底板13により塞がれた側と反対の側から、また、図25は側方から見て、それぞれ示している。
【0062】
また、図26は、雌部材1と雄部材2との掛合部14、24部分の構成を理解し易いように、この部分を拡大して断面として示している。
【0063】
この実施の形態にあっては、雌部材1と雄部材2との掛合部14、24の位置、および数を、前記第一の実施の形態と異ならせている。
【0064】
すなわち、この実施の形態にあっては、(1)雄部材2における外側筒状部21の内側であって、この外側筒状部21における一対の紐の通し穴21a、21aのそれぞれの側において、この通し穴21aを挟んだ両側位置に、この外側筒状部21の底板21c側から開放21b側に向けて当該外側筒状部21の筒軸に沿って延びる第一のガイド溝21dが設けてある。したがって、かかる第一のガイド溝21dは、前記外側筒状部21に、互いに略等しい間隔を開けて四か所に設けてある。また、(2)雌部材1における筒状部11の開放12側の外側であって、この雌部材1における紐の通し穴15を挟んだ両側位置にそれぞれ、この筒状部11における一対の紐の通し穴15、15のそれぞれの側において、前記第一のガイド溝21dに収まる幅で、かつ、上下に長く形成された第一の雌側突部17が設けてある。したがって、かかる第一の雌側突部17も、前記雌部材1に、互いに略等しい間隔を開けて四か所に設けてある。そして、(3)かかる雄部材2側の四つの第一のガイド溝21d、21d…のそれぞれに、かかる雌部材1の四つの第一の雌側突部17、17…を個別に収めた状態で、当該雌部材1の雄部材2内への押し込みに伴って、前記各通し穴15、21a、22c…が前記連通位置Rを持つように、当該雌部材1と雄部材2とが組み合わされる構成としてある。
【0065】
また、この実施の形態にあっては、前記雄部材2が、この雄部材2の外側筒状部21における開放21b側において、前記第一のガイド溝21dの溝底から突き出される雄側突部24aを備えている。この雄側突部24aは、外側筒状部21の開放21b端から奥側に向けて次第に高まる傾斜面24cを有すると共に、この傾斜面24cの頂上と前記ガイド溝21dの溝底面との間に、雄部材2の底板側に向いた段面24bを有している。そして、この雄側突部24aと前記雌部材1の第一の雌側突部17とにより、前記バネ3’の付勢により掛合される掛合部14、24を構成している。
【0066】
すなわち、この実施の形態にあっては、前記雌部材1と前記雄部材2とが所望の弾性変形特性を備えたプラスチック材料により一体に成形して構成してあると共に、前記第一のガイド溝21dに前記第一の雌側突部17を位置合わせした状態で、前記雄部材2の外側筒状部21と内側突出部22との間に前記雌部材1の筒状部11をその開放12側から押し入れることに伴って、前記雄側突部24aの傾斜面24cおよびこの傾斜面24cに突き当てられる雌側突部17の傾斜面17bを利用して、前記雌部材1および雄部材2の双方またはいずれか一方を弾性変形させて、前記第一の雌側突部17にこの雄側突部24aを乗り越えさせ、この後弾性復帰させて、この乗り越え後は当該第一の雌側突部17における底板13側の段面17aと前記雄側突部24aにおける段面24bとが、前記バネ3’の付勢により掛合される掛合面となって、この掛合位置より先への前記雄部材2の前記雌部材1内からの抜け出しが阻止されるようにしてある。
【0067】
この結果、この実施の形態にあっては、前記雄部材2の外側筒状部21が、この雄部材2の四周のいずれの向きから押圧されても、この押圧による当該外側筒状部21の変形に伴って前記掛合部14、24の掛合が解かれ難く、前記雄部材2と雌部材1の組み合わせ状態を安定的に維持することができる。
【0068】
すなわち、この実施の形態にあっては、例えば、図14におけるFa方向に筒径を狭める向きの押圧力が雄部材2の外側筒状部21に作用された場合には、このFa方向側にある前記掛合部14、24により、また、図14におけるFb方向に筒径を狭める向きの押圧力が雄部材2の外側筒状部21に作用された場合には、このFb方向側にある前記掛合部14、24により、雌部材1からの雄部材2の抜け出しを確実に阻止することができ、かかる雌部材1と雄部材2との組み合わせ状態を安定的に維持することができる。
【0069】
なお、この実施の形態にあっては、前記雄部材2の外側筒状部21における前記両側部に設けられた一対の通し穴21a、21aに挟まれた、当該外側筒状部21の両側部内側において、隣り合う前記第一のガイド溝21d、21d間に、この外側筒状部21の筒軸に沿った第二のガイド溝21fがそれぞれ設けてあると共に、前記雌部材1の筒状部11の前記両側部に設けられた一対の通し穴15、15に挟まれた、当該筒状部11の両側部外側に、前記第二のガイド溝21fに収まる幅で、かつ、上下に長く形成された第二の雌側突部19がそれぞれ設けられている。
【0070】
この実施の形態にかかる留め具のその余の構成は、第一の実施の形態にかかる留め具と実質的に同一であるので、この実質的に同一の構成部分については第二の実施の形態にかかる留め具を示す図13ないし図26に第一の実施の形態にかかる留め具を示す図1ないし図12において用いた符号と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0071】
【発明の効果】
この発明にかかる紐の留め具によれば、留め具からの紐の抜け出し状態、すなわち、当該紐への非留め付け状態において、留め具の全長を、留め具の機能を損なわずに、できるだけ小さくできる。また、留め具における操作性、外観性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態に係る留め具の斜視図
【図2】第一の実施の形態に係る留め具の分解斜視図
【図3】第一の実施の形態に係る留め具の正面図
【図4】第一の実施の形態に係る留め具の背面図
【図5】第一の実施の形態に係る留め具の右側面図
【図6】第一の実施の形態に係る留め具の平面図
【図7】図6におけるA−A線断面図
【図8】図6におけるB−B線断面図
【図9】紐Wへの留め付け状態を示す縦断面図
【図10】紐Wへの留め付け状態を、図10と異なる向きから見て示す、縦断面図
【図11】連通位置Rにある第一の実施の形態に係る留め具を示す縦断面図
【図12】連通位置Rにある第一の実施の形態に係る留め具を、図11と異なる向きから見て示す、縦断面図
【図13】第二の実施の形態に係る留め具の斜視図
【図14】第二の実施の形態に係る留め具の分解斜視図
【図15】第二の実施の形態に係る留め具の正面図
【図16】第二の実施の形態に係る留め具の背面図
【図17】第二の実施の形態に係る留め具の右側面図
【図18】第二の実施の形態に係る留め具の平面図
【図19】図18におけるC−C線断面図
【図20】図18におけるD−D線断面図
【図21】雄部材2の底面図
【図22】雄部材2の縦断面図
【図23】雄部材2の横断面図
【図24】雌部材1の底面図
【図25】雌部材1の側面図
【図26】雌部材1の掛合部14と雄部材2の掛合部24とを示す要部拡大断面図
【図27】従来の留め具の縦断面図
【図28】従来の留め具の縦断面図
【図29】従来の留め具の縦断面図
【符号の説明】
1 雌部材
11 筒状部
12 開放
14 掛合部
15 通し穴
2 雄部材
21 外側筒状部
21a 通し穴
21b 開放
22 内側突出部
22a 先端部
22c 通し穴
24 掛合部
3 付勢部材
W 紐

Claims (4)

  1. 一方の筒端を開放させた有底の筒状部を有し、かつ、この筒状部の筒軸に直交する向きにある向き合った側部に、紐の通し穴をそれぞれ透設して備えた雌部材と、
    一方の筒端を開放させた有底の外側筒状部と、この外側筒状部の内側に当該外側筒状部の内面との間に前記雌部材の筒状部を当該筒状部の開放側から移動可能に入り込ませる間隔を開けて設けられる内側突出部を前記外側筒状部の内底部から突き出し状に備えた雄部材と、
    前記雌部材の内底部と前記雄部材の内側突出部の先端部との間にあって、前記雄部材の外側筒状部と内側突出部との間に差し入れられた当該雌部材を、当該雄部材内から抜き出させる向きに常時付勢させる付勢部材とを備えており、
    前記雄部材の外側筒状部と内側突出部とにはそれぞれ、前記雌部材への抜き差し方向に直交する向きに、相互に連通される紐の通し穴が透設されていると共に、
    前記雌部材への前記雄部材の所定の差し入れ位置で、当該雌部材の各通し穴と雄部材の各通し穴とが紐の通し入れ、又は、引き抜き可能に連通される構成としてあり、
    前記雄部材の外側筒状部と前記雌部材の筒状部とに、前記付勢部材の付勢により相互に掛合し合う掛合部が形成してあることを特徴とする紐の留め具。
  2. 雄部材の外側筒状部の開放側の筒端よりも内側突出部の先端部が低くしてあると共に、当該外側筒状部の開放側の筒端側に雌部材との掛合部が設けてあることを特徴とする請求項1記載の紐の留め具。
  3. 掛合部が、雌部材の筒状部の底部側に向けられた掛合面を備えた雌側突部と、雄部材の外側筒状部の底部側に向けられた掛合面を備えた雄側突部とから構成してあり、前記雄部材の外側筒状部と内側突出部との間への前記雌部材の筒状部の差し入れに伴なう弾性変形により、前記雌側突部の掛合面と前記雄側突部の掛合面とが向き合うように、当該雌側突部を雄側突部が乗り越えるように構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の紐の留め具。
  4. 雌部材の筒状部における底部側に、当該筒状部の外面から外側に張り出す鍔部が設けてあると共に、当該雌部材の各通し穴と雄部材の各通し穴とが紐の通し入れ、又は、引き抜き可能に連通される当該雌部材への当該雄部材の所定の差し入れ位置で、前記鍔部に前記雄部材の外側筒状部の開放側の筒端が突き当たる構成としてあることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の紐の留め具。
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