JP7227773B2 - 留め具 - Google Patents

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本発明は、被取付部材に形成された取付孔に取付けられる留め具に関する。
例えば、自動車の車体パネル等の被取付部材に設けられた取付孔に、留め具を取付けたり、或いは、被取付部材に対して、留め具を介して取付部材を取付けることがある。被取付部材の取付孔に留め具を取付ける際には、水密性や防音性等を考慮して、取付孔と留め具との間に、弾性部材からなるワッシャーを配置することがある。
従来のこの種のものとして、下記特許文献1には、電線を保持するための基板と、該基板から立設した支柱と、該支柱の基部に設けられ、支柱先端側に向けて斜め外方に延出したスカート部と、支柱先端から基板側に向けて碇足状に延出した一対の係止羽根と、スカート部の裏側であって、前記支柱の基部外周に配置される、環状の防水パッキンとを備える、クリップが記載されている。また、一対の係止羽根の自由端側には、嵌合突起部がそれぞれ突設されている。そして、車両パネルの取付孔に、一対の係止羽根を撓ませつつ挿入することで、各係止羽根の嵌合突起部が、取付孔内周に入り込んで係止すると共に、取付孔表側に防水パッキンが当接し、かつ、スカート部周縁が防水パッキンに圧接して、取付孔にクリップが水密状態で取付けられることとなる。なお、この取付状態では、スカート部裏側と防水パッキンとの間に、所定の隙間が形成されるようになっている。
実用新案登録第2574033号公報
上記特許文献1のクリップは、上述したように取付孔に取付けられた状態で、スカート部裏側と防水パッキンとの間に隙間が形成されているため、この状態で外力等によって、基板がパネル表側に近接する方向に押されると、スカート部が押し潰されると共に、前記隙間を埋めるように防水パッキンが変形する。その結果、係止羽根が取付孔裏側において弾性復元力により広がってしまって、取付孔内周から嵌合突起部が抜け外れてしまうことがあった。
したがって、本発明の目的は、取付孔への取付状態で、頭部が被取付部材の表側に近づく方向に押されても、取付孔に対する弾性係合片の係合状態を維持することができる、留め具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、被取付部材に形成された取付孔に取付けられる留め具であって、前記取付孔に取付けられる留め具本体と、前記被取付部材及び前記留め具本体の間に配置される、弾性材料からなる弾性ワッシャーとを有し、前記留め具本体は、前記取付孔の表側に配置される頭部と、該頭部の裏側から延出する柱部と、該柱部に設けられた、撓み可能な弾性係合片とを有し、前記弾性係合片は、前記取付孔の裏側周縁に係合する係合段部と、該係合段部の内側から前記頭部に向けて突出し、前記取付孔の内周に挿入される突出部とを有しており、前記弾性ワッシャーは、前記柱部が挿入される挿入孔を有すると共に、前記取付孔に前記留め具本体が取付けられた状態で、前記頭部との対向面全域が前記頭部の裏面に密着するようになっており、前記突出部の先端は、前記挿入孔から所定長さ外径側に離れた位置で、前記弾性ワッシャーの、前記頭部との対向面とは反対側に食い込むように構成されており、前記突出部の先端外側は、前記頭部に向けて前記柱部に近づく傾斜面をなしており、前記取付孔に前記弾性ワッシャーを介して前記留め具本体が取付けられた状態で、前記頭部が前記被取付部材の表側に近づく方向に押圧されると、前記取付孔の裏側から前記弾性ワッシャーの一部が飛び出るように構成されていることを特徴とする留め具。
本発明に係る留め具によれば、取付孔に弾性ワッシャーを介して留め具本体が取付けられた状態で、頭部が被取付部材の表側に近づく方向に押圧されると、取付孔の裏側から弾性ワッシャーの一部が飛び出るように構成されているので、頭部が押されて突出部が取付孔の裏側から抜けつつ、弾性係合片の弾性復元力で外径側に広がろうとしても、突出部と取付孔との隙間から飛び出た弾性ワッシャーによって、突出部の外径側への広がりを規制することができる。その結果、突出部が取付孔の内周に配置された状態を保持して、取付孔に対する留め具本体の取付状態を維持することができる。
本発明に係る留め具の、一実施形態を示す分解斜視図である。 同留め具を構成する留め具本体の、図1とは異なる方向から見た場合の拡大斜視図である。 同留め具を構成する留め具本体の、一部を破断した状態における正面図である。 同留め具を構成する留め具本体の、一部を破断した状態における側面図である。 図3のD-D矢示線における断面図である。 同留め具を取付孔に取付けた状態を示す断面説明図である。 図6に示す状態から、頭部を被取付部材の表側に近づく方向に押圧した際の状態を示しており、(a)はその第1状態を示す拡大断面説明図、(b)は第2状態を示す拡大断面説明図、(c)は第3状態を示す拡大断面説明図である。 同留め具を取付孔に取付けた状態から、頭部を被取付部材の表側に近づく方向に押圧した際の、図5と同方向で切断した場合の断面図である。 同留め具を構成する留め具本体の、突出部の他形状を示しており、(a)は第1他形状を示す拡大断面説明図、(b)は第2他形状を示す拡大断面説明図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る留め具の、一実施形態について説明する。
図1に示すように、この実施形態における留め具10は、被取付部材1に形成された取付孔3に挿入されて取付けられるものであって、取付孔3に取付けられる留め具本体20(以下、単に「本体20」ともいう)と、被取付部材1及び本体20の間に配置される、弾性材料からなる弾性ワッシャー50(以下、単に「ワッシャー50」ともいう)とを有している。
前記被取付部材1としては、例えば、車体パネルや車体フレーム等が挙げられる。また、被取付部材1上に、別のパネルやカバー等の取付部材を載置して、この取付部材を、被取付部材と留め具とで挟持してもよい。更に、留め具としては、被取付部材に形成された取付孔の閉塞用(いわゆるホールプラグ)や、コネクターの接続用等として用いてもよい。また、前記取付孔3は、この実施形態の場合、一方向に長く延び、且つ、長手方向両端が円弧状とされた、略小判形状をなしている。ただし、取付孔としては、丸孔や、楕円形孔、角形孔等であってもよく、特に限定はされない。
図1に示すように、前記本体20は、取付孔3の表側に配置される頭部21と、該頭部21の裏側から延出する柱部30と、該柱部30に設けられた撓み可能な弾性係合片35とを有している。図2を併せて参照すると、この実施形態の頭部21は、その長手方向Aの両側が丸みを帯びた長板状をなした基部23と、この基部23の周縁に位置する境界部24を介して、柱部先端に向けて斜め外方に傘状に広がるフランジ部25とを有している(境界部24は、基部23とフランジ部25との間の境界に設けられている)。ここでのフランジ部25は、長手方向Aの両側部25a,25aが円弧状に丸みを帯びると共に、長手方向Aに直交する幅方向B(図2参照)の両側部25b,25bが互いに平行な直線状をなしている。
図6や図7に示すように、この頭部21は、取付孔3の表側に配置されて、被取付部材1との間でワッシャー50を挟持する。また、図6に示すように、取付孔3に本体20が取付けられた状態で、図7(a)の矢印Fに示すように、頭部21が被取付部材1の表側に近づく方向に押圧されると、前記境界部24を撓み支点として、基部23に対してフランジ部25が撓み変形して、図7(b)に示すように、フランジ部25の周縁部25cが、被取付部材1の表側に当接可能となっている。また、図7に示すように、前記基部23の、被取付部材1の表側に向く裏面23a(「内面」ともいう。下記のフランジ部25の裏面も同様の意味である)は、平坦面状をなしており、更に、フランジ部25の裏面25dは、斜め外方に傾斜する傾斜面状をなしている。なお、上記頭部21は、例えば、その周縁部が円形状や、楕円形状、矩形状をなしていてもよく、取付孔に対応した形状であればよい。
また、本発明における「被取付部材の表側」及び「取付孔の表側」とは、取付孔が形成された被取付部材の厚さ方向一側部であって、留め具本体の頭部が配置される側を意味しており、「取付孔の裏側」とは、取付孔が形成された被取付部材の厚さ方向他側部であって、留め具本体の頭部の配置側とは反対側を意味している。なお、「取付孔の表側」は、被取付部材に他の部材(上述した別のパネルやカバー等)が載置された場合には、この他の部材の厚さ方向一側部を意味する。更に、以下の説明において、「被取付部材の表面」とは、被取付部材の、留め具本体の頭部が配置される面を意味し、「被取付部材の裏面」とは、被取付部材の、留め具本体の頭部の配置面側とは反対側の面を意味している。
前記ワッシャー50は、上記構造をなした頭部21の裏側に配置されるようになっている。図1に示すように、この実施形態のワッシャー50は、頭部21の形状に対応して、その長手方向の両端部が丸みを帯びた略小判形状をなしており、その中央には、前記柱部30が挿入される挿入孔51が形成されている。この実施形態における挿入孔51は、略台形状をなしている。また、ワッシャー50の、頭部21との対向面53は、その全域(挿入孔51を除く全域)が、取付孔3にワッシャー50を介して本体20が取付けられた状態(弾性係合片35の後述する係合段部39が取付孔3の裏側周縁に係合した状態)で、頭部21の裏面に密着するように構成されている。更に図6や図7に示すように、ワッシャー50の、頭部21との対向面53とは反対側53aが、取付孔3の表側周縁に当接するようになっている。
再び本体20側の説明に戻ると、前記頭部21の表側(被取付部材1との対向面とは反対側)には、略四角枠状をなしたバンドロック部27が連設されている。このバンドロック部27のバンド挿入口27a(図1,2参照)とは反対側からは、片面に複数の係止歯29aを形成したバンド部29が延出している。このバンド部29は、前記バンド挿入口27aに挿入されて、バンドロック部27内のバンド係止片27b(図3,6参照)が、係止歯29aに間欠的に係止することで、複数の電線やケーブル等を結束可能となっている。なお、本発明の留め具を他の用途に用いる場合、バンドロック部やバンド部は設けなくてもよい。また、頭部を、複数のフランジ部から構成し(例えば、3つのフランジ部を所定隙間をあけて設ける)、その中の2つのフランジ部で、被取付部材に設けた取付け座を挟持させて、取付座に頭部を固定するようにしてもよい。
また、この実施形態における前記柱部30は、頭部21を構成する基部23の裏側(基部23の裏面23a側)から、所定の延出方向G(ここでは基部23の面方向に直交する方向)で延出している。図2に示すように、この柱部30には、前記フランジ部25の一方の側部25bに向く面(前記バンド挿入口27a側の面)には、所定深さの凹部30aが形成されている。
更に、前記弾性係合片35は、柱部30の延出方向の先端部31からそれぞれ延出している。具体的には、柱部30の先端部31であって、前記フランジ部25の両側部25a,25a側の側部から、一対の弾性係合片35,35が、前記頭部21に向かって碇足状をなすように斜め外方に延出している。すなわち、図5に示すように、この実施形態における弾性係合片35は、柱部30を挟んで一対形成された構造となっている。なお、図3に示すように、各弾性係合片35は、矢印Hに示す方向(柱部30の、フランジ部25の両側部25a,25a側に向く側部に対して近接離反する方向)に撓み可能となっている。各弾性係合片35は、柱部30の一箇所に対してのみ、それぞれ連結されていて(ここでは、柱部30の延出方向の先端部31)、弾性係合片35が内径方向に撓んだ状態においても、柱部30に対して、当接又は連結されることはない。
また、図4に示すように、柱部30の幅方向一側(頭部21の幅方向Bの一側)からは、位置決め壁部37が張り出している。この実施形態では、図3や図5に示すように、柱部30の両側から、一対の位置決め壁部37,37が設けられている。これらの位置決め壁部37,37は、取付孔3に柱部30が挿入された際に、取付孔3の内周に配置されて、取付孔3に対して本体20を位置決めするものである。
また、各弾性係合片35の自由端側(柱部30に連結された固定端とは反対側)には、取付孔3の裏側周縁に係合する、段状をなした係合段部39がそれぞれ形成されている。図6に示すように、この係合段部39が取付孔3の裏側周縁に係合し、前記ワッシャー50の、頭部21との対向面53とは反対側53aが、取付孔3の表側周縁に当接することで、取付孔3にワッシャー50を介して本体20が取付られるようになっている。なお、この状態が、「取付孔3にワッシャー50を介して本体20が取付けられた取付状態」であり、以下の説明では、この状態を単に「取付状態」ともいう。
更に、上記係合段部39の内側からは、前記頭部21に向けて突出し、取付孔3の内周に挿入される突出部40が設けられている。この突出部40は、係合段部39から突出する基端41と、該基端41の突出方向先端側に連設された先端43とを有している。そして、図6に示すように、弾性係合片35の係合段部39が、取付孔3の裏側周縁に係合した状態で、突出部40の先端43が、弾性ワッシャー50の挿入孔51から所定長さ外径側に離れた位置で、弾性ワッシャー50の、頭部21との対向面53とは反対側53aに食い込むように構成されている。
また、突出部40の先端外側(先端43の外側)は、頭部21に向けて柱部30に近づく傾斜面45をなしている。図6や図7に示すように、この実施形態における傾斜面45は、先端43の頂部(係合段部から最も突出した部分)に向けて次第に肉薄となるような、円弧状の曲面形状となっている。
なお、突出部の形状としては、上記形状に限定されず、例えば、図9に示すような形状としてもよい。図9(a)における突出部40Aは、傾斜面45Aが、先端43の頂部に向けて次第に肉薄となるような、所定角度で傾斜した面取形状となっている。また、図9(b)における突出部40Bは、その基端41から先端43の頂部に至るまで、先端43の頂部に向けて次第に肉薄となるような、円弧状の曲面形状となっている。
更に図3に示すように、この実施形態における突出部40は、前記基端41の外側41a(弾性係合片35の撓み方向外径側)が、柱部30の、頭部21の裏側からの延出方向Gに対して平行に形成されている。そして、この突出部40は、図6に示すように、前記取付状態で、突出部40の基端41の外側41aが取付孔3の内周に当接するようになっている。なお、この状態では、先端43の外側に設けた傾斜面45が、取付孔3の内周から離間する(取付孔3の径方向内側に離間する)ように構成されている(図7(a)参照)。また、図7(a)に示すように、この実施形態における傾斜面45は、取付孔3の裏側から離反し、かつ、取付孔3の表側に近接した位置に配置される。
また、先端43の内側(柱部30側に近接した側)の部分43a(以下、「内側部分43a」ともいう)は、図3に示すように、弾性係合片35が撓み変形していない自由状態では、柱部30の延出方向Gに対して平行となっている。ただし、この先端43の内側部分43aは、図7に示すように、前記取付状態、すなわち、取付孔3の内周に押圧されて弾性係合片35が内側に撓み変形した状態では、柱部30の延出方向Gに対して、先端43の根本側が離反し、先端43の頂部側が次第に近接するような、いわゆる逆テーパ状をなしており、ワッシャー50に突出部40の先端43が食い込みやすくなっている。
そして、この留め具10においては、図6や図7(a)に示すように、前記取付状態で、図7(a)の矢印Fに示すように、頭部21が被取付部材1の表側に近づく方向に押圧されると、図7(c)に示すように、取付孔3の裏側からワッシャー50の一部が飛び出るように構成されている。
具体的には、図7(a)に示す状態で、頭部21が被取付部材1の表側に近づく方向に押圧されると、ワッシャー50が頭部21によって押圧されて、図7(b)に示すように、取付孔3の裏側周縁から係合段部39が外れて、突出部40の基端41が、その外側41aによって取付孔3の内周にガイドされながら、取付孔3の裏側から徐々に抜けていくと共に、傾斜面45が取付孔3の裏側に近接する方向に移動する。その結果、傾斜面45と取付孔3の内周との隙間S1が次第に大きくなり、この隙間S1に押圧されたワッシャー50の一部が入り込む。更に頭部21が押圧されて、図7(c)に示すように、傾斜面45が取付孔3の裏側を超えると、傾斜面45と取付孔3の裏側周縁との間に隙間S2が生じ、この隙間S2を通じて取付孔3の裏側からワッシャー50の一部が飛び出るようになっている。
上記のような、頭部21の押圧時における、取付孔3の裏側からのワッシャー50の一部飛び出し構造について、より具体的に説明する。すなわち、図7(a)に示すように、この留め具10は、前記取付状態における、被取付部材1の裏面から、突出部40の先端43の頂部までの距離をh1とし、前記取付けられた状態における、被取付部材1の表面から、頭部21を構成する基部23とフランジ部25との間に設けた境界部24の裏面24aまでの距離をh2としたとき、h2がh1よりも大きくなるように構成されている(h2>h1)。また、上記の取付状態において、前記境界部24は、取付孔3の内周に対して内側(径方向内側)に位置するようになっている。上記のような構成では、頭部21の押圧時に、撓み変形した弾性係合片35が自由状態に戻ろうとする弾性復元力よりも、ワッシャー50が弾性係合片35を内径側に撓ませようとする力の方が大きくなるか、又は、弾性係合片35の前記弾性復元力とワッシャー50の前記撓ませようとする力とが同一となるので、図7(c)に示すように、傾斜面45と取付孔3の裏側周縁との間に隙間S2を生じさせることが可能となり、この隙間S2を通じて取付孔3の裏側からワッシャー50の一部が飛び出させることができるようになっている。
また、この実施形態においては、上述したように、弾性係合片35は、柱部30を挟んで一対形成されているが、柱部30の、一対の弾性係合片35,35側の撓み方向Hの内側に位置する側部(柱部30の、フランジ部25の両側部25a,25a側に向く側部)には、ワッシャー50の一部が入り込む、凹状をなした切欠き部49,49が形成されている(図5参照)。
図5は、本体20、柱部30を一対の弾性係合片35,35の撓み方向Hに直交する断面で切断した断面図が示されているが、この図5に示すように、柱部30に設けた一対の位置決め壁部37,37の外側(頭部21の長手方向Aに沿った側部)に、凹状の切欠き部49,49が形成されている。
そして、本体20の柱部30及び一対の弾性係合片35,35を、ワッシャー50の挿入孔51に挿入して、同ワッシャー50を頭部21の裏側に配置すると、柱部30の一対の位置決め壁部37,37に形成した、凹状をなした切欠き部49,49に、ワッシャー50の挿入孔51の内周の一部が入り込んで、本体20にワッシャー50が装着されるようになっている。
また、図2に示すように、柱部30の延出方向基端部の、前記凹部30a側であって、同柱部30の長手方向両側(頭部21の長手方向Aの両側)に、凹状の切欠き部47,47が形成されている。
そして、ワッシャー50を装着した本体20の柱部30及び一対の弾性係合片35,35を取付孔3に挿入してなる、前記取付状態では、図6に示すように、前記一対の切欠き部49,49にワッシャー50の挿入孔51の内周が入り込んで密着するように構成されている(各切欠き部49,49の凹部底面に、挿入孔51の内周が当接して密着する)。また、上記のような取付状態で(図6参照)、頭部21が被取付部材1の表側に近づく方向に押圧されると、図8に示すように、前記一対の切欠き部47,47にも、ワッシャー50の挿入孔51の内周が入り込んで密着するようになっている。すなわち、この実施形態では、上記の取付状態で、頭部21が被取付部材1の表側に近づく方向に押圧されると、ワッシャー50の挿入孔51の内周は、複数の切欠き部47,49を含む、柱部30の全周に密着するようになっている(図8参照)。
なお、この実施形態の弾性係合片は、柱部先端から頭部に向けて碇足状をなした一対のものからなるが、柱部の片側だけに設けたり、柱部の延出方向途中から延出させたりしてもよく、撓み可能であって、係合段部及び突出部を有する構造であれば、特に限定はされない。また、柱部を中空のボックス形状として、その側壁部にスリットを介して撓み可能な弾性係合片を形成してもよい。
次に、上記構成からなる留め具10の使用方法及び作用効果について説明する。
まず、本体20の柱部30及び一対の弾性係合片35,35を、ワッシャー50の挿入孔51に挿入して、同ワッシャー50を頭部21の裏側に配置して、柱部30の切欠き部49,49(図5参照)に、ワッシャー50の挿入孔51の内周の一部を入り込ませることで、本体20にワッシャー50を装着する。このとき、突出部40の先端外側が傾斜面45をなしているので、ワッシャー50の挿入孔51に、突出部40を挿入しやすくすることができ、ワッシャー50を本体20に装着しやすい。また、突出部40の先端外側が傾斜面45をなしているため、本体20の柱部30等をワッシャー50の挿入孔51に挿入して、ワッシャー50が頭部21の裏側に配置された状態から、突出部40が挿入孔51の裏側から抜け出ようとする際に、突出部40を挿入孔51の裏側から抜けやすくすることができると共に、ワッシャー50の裏側をスムーズに滑らせて、所定の食い込み位置に速やかに移動させることができる(突出部40の先端外側が傾斜面ではなく、エッジが立っている(角部がある)場合には、エッジが挿入孔51に引っ掛かって、挿入孔51を広げてしまうことがあり、その結果、突出部40が挿入孔51から抜けにくくなり、所定の食い込み位置に移動しにくい)。
そして、この状態で、取付孔3の表側から、本体20の柱部30及び一対の弾性係合片35,35を挿入していく。すると、取付孔3の内周に一対の弾性係合片35,35が押圧されて撓んでいき、その係合段部39が取付孔3の裏側から抜け出ると、一対の弾性係合片35,35が弾性復帰して、取付孔3の裏側周縁に係合段部39,39がそれぞれ係合し、かつ、突出部40,40が取付孔3の内周に入り込むと共に、取付孔3の表側周縁に、ワッシャー50の、頭部21との対向面53とは反対側53aが当接する。その結果、図6に示すように、頭部21と被取付部材1の表側との間で、ワッシャー50が挟持された状態で、取付孔3にワッシャ-50を介して本体20を取付けることができる。なお、この状態では、図7(a)に示すように、突出部40の、基端41の外側41aが取付孔3の内周に当接すると共に、先端43の外側に設けた傾斜面45は、取付孔3の内周から離間し、かつ、取付孔3の表側に近接した位置に配置される。
上記のような取付状態で、図7(a)の矢印Fに示すように、頭部21が被取付部材1の表側に近づく方向に押圧されると、図7(b)に示すように、突出部40の基端41が取付孔3の裏側から徐々に抜けると共に、傾斜面45が取付孔3の裏側に近接する方向に移動して、傾斜面45と取付孔3の内周との隙間S1にワッシャー50の一部が入り込み、図7(c)に示すように、傾斜面45が取付孔3の裏側を超えると、傾斜面45と取付孔3の裏側周縁との間に生じた隙間S2を通じて、取付孔3の裏側からワッシャー50の一部が飛び出ることとなる。
上記のように、頭部21が押されると、突出部40が取付孔3の裏側から抜けつつ、弾性係合片35の弾性復元力で外径側に広がろうとするが、この留め具10においては、上述したように、図7(c)に示すように、突出部40の傾斜面45と取付孔3の裏側周縁との隙間S2から飛び出た弾性ワッシャー50によって、突出部40の外径側への広がりを規制することができる。その結果、突出部40が取付孔3から抜け出ることを規制して、取付孔3の内周に配置された状態に保持して、取付孔3に対する本体20の取付状態を維持することができる。
また、この実施形態では、突出部40は、前記取付状態で、図7(a)に示すように、その基端41の外側41aが取付孔3の内周に当接し、先端43の外側に設けた傾斜面45が、取付孔3の内周から内径側に離間するように構成されている。このように、取付状態で、図7(a)に示すように、突出部40の基端41の外側41aが取付孔3の内周に当接するので、弾性係合片35の、取付孔3に対する外径方向への動きを抑制することができる。
また、上記の取付状態で、突出部40の先端43の外側に設けた傾斜面45が、取付孔3の内周から離間するように形成されているので、上記状態から頭部21が押されたときに、突出部40の傾斜面45と取付孔内周との間に隙間S1(図7(b)参照)を確保でき、この隙間S1にワッシャー50の一部を入り込ませやすくすることができ、その結果、傾斜面45と取付孔3の裏側周縁との隙間S2から飛び出しやすくすることができ、取付孔3に対する本体20の取付状態を、よりしっかりと維持することができる。
また、取付孔3の内周に、突出部40の基端41の外側41aが当接することで、頭部21が若干押し込まれた状態で、弾性係合片35の弾性復元を抑制することができるので、傾斜面45と取付孔3の内周との隙間S1を確保しやすくして、同隙間S1にワッシャー50の一部を入り込ませやすくすることができる。
更に、この実施形態においては、弾性係合片35は、柱部30を挟んで一対形成されていると共に、柱部30の、一対の弾性係合片35,35側の撓み方向Hの内側に位置する側部には、ワッシャー50の一部が入り込む、凹状をなした切欠き部49,49が形成されている。そのため、頭部21の裏面側にワッシャー50をしっかりと位置決めして配置することができる。
また、この実施形態においては、切欠き部49,49は柱部30に複数形成されており、図6に示すように、前記取付状態で、各切欠き部49,49にワッシャー50の挿入孔51の内周が入り込んで密着するように構成されている。そのため、頭部21の裏側にワッシャー50を、よりしっかりと位置決めして配置することができる。また、ワッシャー50の挿入孔51の内周と、柱部30の外周との隙間を広範囲で埋めることができ、かつ、ワッシャー50は頭部21との対向面全域が頭部21の裏面に密着しているので、前記取付状態で、頭部21が押されたときに、ワッシャー50が圧縮変形して逃げる方向を制限することができ、突出部40の傾斜面45と取付孔3の裏側周縁の隙間S2から、ワッシャー50の一部をより飛び出しやすくすることができ(挿入孔内周と柱部外周との隙間、及び、頭部との対向面と頭部の裏面との隙間が、弾性ワッシャーで埋められると、弾性ワッシャーが取付孔裏側に向いやすい)、取付孔3に対する本体20の取付状態を、より確実に維持することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
1 被取付部材
3 取付孔
10 留め具
20 留め具本体(本体)
21 頭部
27 バンドロック部
29 バンド部
30 柱部
35 弾性係合片
39 係合段部
40,40A,40B 突出部
41 基端
43 先端
45,45A,45B 傾斜面
47,49 切欠き部
50 弾性ワッシャー(ワッシャー)
51 挿入孔

Claims (6)

  1. 取付孔が形成された被取付部材と、前記取付孔に取付けられる留め具との取付構造であって、
    前記留め具は、前記取付孔に取付けられる留め具本体と、前記被取付部材及び前記留め具本体の間に配置される、弾性材料からなる弾性ワッシャーとを有し、
    前記留め具本体は、前記取付孔の表側に配置される頭部と、該頭部の裏側から延出する柱部と、該柱部に設けられた、撓み可能な弾性係合片とを有し、
    前記弾性係合片は、前記取付孔の裏側周縁に係合する係合段部と、該係合段部の内側から前記頭部に向けて突出し、前記取付孔の内周に挿入される突出部とを有しており、
    前記弾性ワッシャーは、前記柱部が挿入される挿入孔を有すると共に、前記取付孔に前記弾性ワッシャーを介して前記留め具本体が取付けられた取付状態で、前記頭部との対向面全域が前記頭部の裏面に密着するようになっており、
    前記突出部の先端は、前記挿入孔から所定長さ外径側に離れた位置で、前記弾性ワッシャーの、前記頭部との対向面とは反対側に食い込むように構成されており、
    前記突出部の先端外側は、前記頭部に向けて前記柱部に近づく傾斜面をなしており、前記取付状態で、前記頭部が前記被取付部材の表側に近づく方向に押圧されると、前記傾斜面と前記取付孔の裏側周縁との間の隙間から前記弾性ワッシャーの一部が飛び出るように構成されていることを特徴とする被取付部材と留め具との取付構造。
  2. 取付孔が形成された被取付部材と、前記取付孔に取付けられる留め具との取付構造であって、
    前記留め具は、前記取付孔に取付けられる留め具本体と、前記被取付部材及び前記留め具本体の間に配置される、弾性材料からなる弾性ワッシャーとを有し、
    前記留め具本体は、前記取付孔の表側に配置される頭部と、該頭部の裏側から延出する柱部と、該柱部に設けられた、撓み可能な弾性係合片とを有し、
    前記弾性係合片は、前記取付孔の裏側周縁に係合する係合段部と、該係合段部の内側から前記頭部に向けて突出し、前記取付孔の内周に挿入される突出部とを有しており、
    前記弾性ワッシャーは、前記柱部が挿入される挿入孔を有すると共に、前記取付孔に前記弾性ワッシャーを介して前記留め具本体が取付けられた取付状態で、前記頭部との対向面全域が前記頭部の裏面に密着するようになっており、
    前記突出部の先端は、前記挿入孔から所定長さ外径側に離れた位置で、前記弾性ワッシャーの、前記頭部との対向面とは反対側に食い込むように構成されており、
    前記突出部の先端外側は、前記頭部に向けて前記柱部に近づく傾斜面をなしており、前記取付状態で、前記頭部が前記被取付部材の表側に近づく方向に押圧されると、前記取付孔の裏側から前記弾性ワッシャーの一部が飛び出るように構成されており、
    前記弾性係合片は、前記柱部を挟んで一対形成されており、
    前記柱部の、前記一対の弾性係合片の撓み方向の内側に位置する側部には、前記弾性ワッシャーの一部が入り込む、凹状をなした切欠き部が形成されていることを特徴とする被取付部材と留め具との取付構造。
  3. 取付孔が形成された被取付部材と、前記取付孔に取付けられる留め具との取付構造であって、
    前記留め具は、前記取付孔に取付けられる留め具本体と、前記被取付部材及び前記留め具本体の間に配置される、弾性材料からなる弾性ワッシャーとを有し、
    前記留め具本体は、前記取付孔の表側に配置される頭部と、該頭部の裏側から延出する柱部と、該柱部に設けられた、撓み可能な弾性係合片とを有し、
    前記弾性係合片は、前記取付孔の裏側周縁に係合する係合段部と、該係合段部の内側から前記頭部に向けて突出し、前記取付孔の内周に挿入される突出部とを有しており、
    前記弾性ワッシャーは、前記柱部が挿入される挿入孔を有すると共に、前記取付孔に前記弾性ワッシャーを介して前記留め具本体が取付けられた取付状態で、前記頭部との対向面全域が前記頭部の裏面に密着するようになっており、
    前記突出部の先端は、前記挿入孔から所定長さ外径側に離れた位置で、前記弾性ワッシャーの、前記頭部との対向面とは反対側に食い込むように構成されており、
    前記頭部は、基部と、該基部の周縁に位置する境界部とを有しており、
    前記取付状態における、前記被取付部材の裏面から、前記突出部の先端の頂部までの距離をh1とし、前記取付状態における、前記被取付部材の表面から、前記境界部の裏面までの距離をh2としたとき、前記h2が前記h1よりも大きくなるように構成されていると共に、前記取付状態において、前記境界部は、前記取付孔の内周に対して径方向内側に位置するようになっており、
    前記突出部の先端外側は、前記頭部に向けて前記柱部に近づく傾斜面をなしており、前記取付状態で、前記頭部が前記被取付部材の表側に近づく方向に押圧されると、前記取付孔の裏側から前記弾性ワッシャーの一部が飛び出るように構成されていることを特徴とする被取付部材と留め具との取付構造。
  4. 前記突出部は、前記取付状態で、その基端外側が前記取付孔の内周に当接し、先端外側に設けた前記傾斜面が、前記取付孔の内周から内径側に離間するように構成されている請求項1~3のいずれか1つに記載の被取付部材と留め具との取付構造。
  5. 前記切欠き部は前記柱部に複数形成されており、前記取付状態で、各切欠き部に、前記弾性ワッシャーの前記挿入孔の内周が密着するように構成されている請求項2記載の被取付部材と留め具との取付構造。
  6. 前記取付状態で、前記頭部が前記被取付部材の表側に近づく方向に押圧されたときに、前記突出部の先端の頂部が、前記取付孔の裏側から表側の間に位置し、前記突出部が前記取付孔の内周に配置された状態に保持される請求項1~5のいずれか1つに記載の被取付部材と留め具との取付構造。
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