JP3863380B2 - リボン状ネクタイ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、女子学生服の襟元に使用するリボン状ネクタイに関し、更に詳しくは、左右均等に先端をリボン状の開放形とするネクタイ部と、伸縮材からなる保持材とが係止具を介して環状体となっている固定材とからなる首巻部と、これらを中央部で卷着する結び部とから構成され、この場合、表側生地をスクールカラーである色彩の生地を用い、裏生地及び表側生地側面を学年によって異なる色彩の生地からなるリボン状ネクタイに関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来から首や衿の回りに巻いて、前で結ぶ幅の狭い帯状の総評をネクタイと称しているが、今日のネクタイの原形は、17世紀後半に現れたクラバット(ネッククロスとも呼ばれる)といわれ、これらは一種のスカーフであって、首に二度巻いて、一度結んで、その端を垂らしているものであった(服飾辞典、田中千代編、婦人画報社)。
【0003】
現在の社会人や学生が使用するネクタイとしては、結び下げネクタイと称される巾タイが通常使用され、このタイプのやや小型のものが女子学生用として使用されるケースも多いが、結び方によっては表に現れる形状に綺麗さがなく女子学生には不人気なものであった。
【0004】
一般社会においても上記結び下げネクタイのみでなく形状の異なるネクタイとして、礼服に用いられるボー・タイとしてのドレス・ボータイやバタフライと称される蝶型ネクタイも知られているが、これらの形状を表すためには、1本のネクタイの結び方に特徴があって時間が掛かるという欠点があった。
【0005】
これらの欠点を解決するネクタイとして、意匠第796710号公報「ネクタイ」に示されるように、左右に脱着可能な係止具を取り付けた環状体の中央部に二つ折りしたネクタイ部を固定するタイプのものが公示されているが、固定状態が悪く長期間使用出来るものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように従来の結び下げネクタイを女子学生に使用される場合には、ファッション的に綺麗さを出せず、蝶型や他の形状にする場合には特殊な結び方を工夫しなければ成らないと言う課題を有しており、従ってファッション的にも綺麗な形状で、且つ簡易に装着できる新規なタイプのネクタイの製造が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は係る課題を解決するために鋭意研究したところ、予めリボン型のネクタイ部を開放形状に逢着し、別途作成した環状型の首巻部の固定材の中央部とを重ねて結び部で卷着固定することによって、簡易に学生服の襟元にそって首の周囲に装着できるリボン状ネクタイを開発することが出来た。
【0008】
すなわち本発明の第一は、女子学生服の襟元に使用するネクタイにおいて、長手形状生地を中央部で挟持して左右均等に先端を開放形とするネクタイ部と、首の周囲を囲む伸縮性素材からなる保持材とが雄型及び雌型係止具6、7を介して固定材と連接する環状型の首巻部2と、前記ネクタイ部1と首巻部2とを一体的に卷着する結び部とから構成され、前記結び部3は前記ネクタイ部1の中心において、首巻部2の帯状から成る固定材4の中心と共に卷着することによって、結び部3を中心にネクタイ部1は左右均等な蝶型形状であることを特徴とするリボン状ネクタイである。
【0009】
本発明の第二は、女子学生服の襟元に使用するネクタイにおいて、ネクタイ部の表側生地をスクールカラーである色彩の生地を用い、裏生地及び表側生地側面を学年によって異なる色彩の生地を中央部で挟持して左右均等に先端を開放形とするネクタイ部1と、横手形状の生地を上下から押しつぶして蝶型にした蝶体8と、首の周囲を囲む伸縮性素材からなる保持材5とが雄型及び雌型係止具6、7を介して固定材と連接する環状型の首巻部2と、前記ネクタイ部1、蝶体8および首巻部2を一体的に卷着する結び部とから構成され、前記結び部3は前記ネクタイ部1の中心において、蝶体8と首巻部2の帯状から成る固定材4との中心部を卷着することによって、結び部3を中心にネクタイ部1は左右均等な蝶型形状であることを特徴とするリボン状ネクタイである。
【0010】
【発明の実施の態様】
図1及び図2は、本発明品の全体形状を示す斜視図である。本発明品は予め、ネクタイ部1や固定材4と保持材5からなる環状型の首巻部2を別途準備し、これらの中央部を重ね合わせて細手生地からなる結び部3で卷着している。
【0011】
本発明品を製造する方法としては、先ず長手形状生地を中央部で挟持して左右均等に先端を開放形とするネクタイ部1を形成し(第一ステップ)、別途、細手生地からなる固定部端部に逢着される係止具を介して使用者の首の周囲を囲む伸縮性素材からなる保持材5とからなる環状型の首巻部2とを形成し(第二ステップ)、さらにネクタイ部中央部と首巻部中央とを重ねた状態で細手生地で卷着する結び部3を形成する(第三ステップ)手順でリボン状ネクタイを製造する。
【0012】
他の形態のリボン状ネクタイを製造する場合には、上記ネクタイ部と首巻部の固定材4との間に同一生地からなる横手形状の蝶体8を更に重ねて折り曲げ、これら3種の素材を細手生地から成る結び部3で卷着してもよい。
【0013】
本発明のリボン状ネクタイの特徴の一つは、図1及び図2に示されるようにネクタイ部1、首巻部の固定材4及び蝶体8の表側生地の色を、例えば紺色、青色、グレー色、ワイン色、エンジ色、緑色、黄色、ピンク色、白色、黒色等の系統色からなるスクールカラーから選択し、上記ネクタイ部1と蝶体8の両端及び裏側生地を学年毎に色彩や模様を変えた生地で構成している。
【0014】
なお本発明で使用するネクタイ生地としては、主としてポリエステル100%素材や、ポリエステルと知る機の交繊材等であるが、コストの面からはポリエステル100%素材が特に好ましい。
【0015】
以下実施例をもって本発明の詳細を述べるが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
【0016】
【実施例1】
予めブルー色のスクールカラーからなる生地の両端の先端を三角形状に裁断し、その側面に学年色である黄色や青色からなる格子柄の生地で覆うようにして逢着するが、この場合、両端の三角形状の部分の表面には前記格子柄が現れないようにしている。
【0017】
次いで逢着して得られた生地の中央部を縦状にして上下で押しつぶし、左右に開放したリボン形状にし、内側の格子柄同士の接触箇所を糸で縫って固定してネクタイ部1を製造した(第一ステップ)。
【0018】
次いで上記ブルー色の生地で長さ16cm、巾1.5cmになるように細手形状の固定材4を折り曲げて裏面で逢着し、一端には弾性体である長さ36cm、巾1.2cmの伸縮性素材の保持材5を逢着固定し、他端には着脱自在な係止具の雄体6端部を同一巾のゴムひも性保持材5で巻くようにして逢着固定した。
【0019】
この場合、前記弾性体である長さ36cm、巾1.5cmのゴムひもは、二つ折りしてその折返し部分に、前記係止具の雌体7の端部を巻くようにして取り付け、その後に、先端部には移動固定カン9に取り付け、前記固定材4と保持材5とは環状体になって使用者の首の回りに取り付け可能な首巻部2とした(第二ステップ)。
【0020】
このようにして予め準備したネクタイ部1と首巻部2の固定材4との中心部を上下に重ね合わせ、これらの上から更にブルー色の細手形状の生地で外側から回すようにして卷着して結び部3を形成し(第三ステップ)、図1に示すようなリボン状ネクタイを得ることができた。
【0021】
【実施例2】
実施例1と同様に、スクールカラーとして深緑の素材を上端長さ15cm、下端長さ16cm、巾3.5cmに裁断し、その側面に学年色である薄緑の生地で覆うようにして逢着するが、この場合、両端の表面には前記薄緑が現れないようにしている。
【0022】
逢着して得られた生地の中央部を縦状にして上下で押しつぶし、左右に開放した形状にした後、内側の薄緑の接触箇所を糸で縫って固定してネクタイ部1を製造した(第一ステップ)。
【0023】
首巻部2を前記の色彩の生地を用いた以外は実施例1に示す手段で製造した(第二ステップ)後、別途、深緑の素材を長さ16cm、巾3.5cmに裁断し、その側面に学年色である薄緑の生地で覆うようにして逢着し、更に二つ折りして端部を逢着した横手形状の生地を上下から押しつぶして蝶型にした蝶体8を形成し、先に準備したネクタイ部1と首巻部2の固定材4との間に挟み込み、これらの上から更に深緑の細手形状の生地で外側から回すようにして卷着して結び部3を形成し(第三ステップ)、図3に示すようなリボン状ネクタイを得ることができた。
【0024】
【発明の効果】
本発明品は、表面の生地をスクールカラーにすることによって学校の独自性を出せ、さらにその生地の両側面に学年色を配色することによって学年毎の違いを区別できるため自校のどの学年の生徒であるかが一目瞭然として判別出来る効果を有するものである。
【0025】
また 首巻部を環状タイプに構成しているため簡易に学生服の襟首に取り付けることが出来、さらに脱着やサイズを自由に調整可能になっているため、使用者の首のサイズに合わせて使用できる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリボン状ネクタイの正面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】本発明の他の形状の正面図である。
【図4】図3の背面図である。
【図5】本発明の他の形状の正面図である。
【図6】本発明の他の形状の正面図である。
【図7】首巻部の拡大図である。
【符号の説明】
1・・・ネクタイ部
2・・・首巻部
3・・・結び部
4・・・固定材
5・・・保持材
6・・・係止具(雄型)
7・・・係止具(雌型)
8・・・蝶体
9・・・移動固定カン

Claims (2)

  1. 女子学生服の襟元に使用するネクタイにおいて、長手形状生地を中央部で挟持して左右均等に先端を開放形とするネクタイ部と、首の周囲を囲む伸縮性素材からなる保持材とが雄型及び雌型係止具6、7を介して固定材と連接する環状型の首巻部2と、前記ネクタイ部1と首巻部2とを一体的に卷着する結び部とから構成され、前記結び部3は前記ネクタイ部1の中心において、首巻部2の帯状から成る固定材4の中心と共に卷着することによって、結び部3を中心にネクタイ部1は左右均等な蝶型形状であることを特徴とするリボン状ネクタイ。
  2. 女子学生服の襟元に使用するネクタイにおいて、ネクタイ部の表側生地をスクールカラーである色彩の生地を用い、裏生地及び表側生地側面を学年によって異なる色彩の生地を中央部で挟持して左右均等に先端を開放形とするネクタイ部1と、横手形状の生地を上下から押しつぶして蝶型にした蝶体8と、首の周囲を囲む伸縮性素材からなる保持材5とが雄型及び雌型係止具6、7を介して固定材と連接する環状型の首巻部2と、前記ネクタイ部1、蝶体8および首巻部2を一体的に卷着する結び部とから構成され、前記結び部3は前記ネクタイ部1の中心において、蝶体8と首巻部2の帯状から成る固定材4との中心部を卷着することによって、結び部3を中心にネクタイ部1は左右均等な蝶型形状であることを特徴とするリボン状ネクタイ。
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