JP3206666U - 帯 - Google Patents

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Abstract

【課題】一対の帯布の両端部分の四個の遊離端部のうちの一方端部分及び他方端部分の遊離端部により蝶々結びなどの様々な結び方で結び目を形成し、次いで、残りの一方端部分及び他方端部分の遊離端部により蝶々結びなどの様々な結び方で結び目を形成し、結び目を前側から後側に回して使用することになり、二つの結び目の存在により帯の華やかさ、斬新性、多様性などの優れた装飾的効果を得ることができる帯を提供する。【解決手段】一対の帯布B・Bからなり、一対の帯布は互いに異なる色彩とされ、一対の帯布の長手方向辺縁部B1・B1は対向配置され、各帯布の対向する長手方向辺縁部の中間部分LMは互いに縫着部Hにより縫着され、各帯布の対向する長手方向辺縁部の反対側の長手方向辺縁部B2・B2の中間部分は縫着されずに遊離辺縁部F・Fに形成され、一対の帯布の両端部分LH・LHは互いに遊離する遊離端部T1・T2・T3・T4に形成されてなる。【選択図】図1

Description

本考案は例えば女性用の浴衣等の着物に好適な帯に関するものである。
従来、この種の浴衣用の帯として、例えば、柔らかい縮緬系の一枚の帯布からなる構造のものが知られている。
特開2002−180316
しかしながら、これら従来の帯の場合、帯使用時の装飾的効果は、帯布の彩色、模様、風合い及び結び方、付属の装飾品などに依拠することになり、このため、帯の華やかさ、斬新性、多様性などの装飾的効果に乏しいことがあるという不都合を有している。
本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、一対の帯布からなり、該一対の帯布は互いに異なる色彩とされ、該一対の帯布の長手方向辺縁部は対向配置され、該各帯布の対向する長手方向辺縁部の中間部分は互いに縫着部により縫着され、該各帯布の対向する長手方向辺縁部の反対側の長手方向辺縁部の中間部分は縫着されずに遊離辺縁部に形成され、該一対の帯布の両端部分は互いに遊離する遊離端部に形成されていることを特徴とする帯にある。
又、請求項2記載の考案は、上記一対の帯布の生地は、いずれもオーガンジーからなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の考案は、上記一対の帯布の長手方向辺縁部及び幅方向辺縁部からなる全辺縁部はかがり縫い部により縫着されていることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、一対の帯布の対向する長手方向辺縁部の中間部分の縫着部を折り目として半幅に折り返し、二つ折りにした帯布を一本の帯とし、着物上から使用者の腰部に巻き付け、一対の帯布の両端部分の四個の遊離端部のうちの一方端部分及び他方端部分の遊離端部により蝶々結びなどの様々な結び方で結び目を形成し、次いで、残りの一方端部分及び他方端部分の遊離端部により蝶々結びなどの様々な結び方で結び目を形成し、結び目を前側から後側に回して使用することになり、二つの結び目の存在により帯の華やかさ、斬新性、多様性などの優れた装飾的効果を得ることができ、かつ、一対の帯布は互いに異なる色彩とされているので、色彩の異なる結び目を形成することができ、或いは、それぞれの結び目毎において色彩も異なる結び目も形成することができ、二つの結び目の存在により帯の華やかさ、斬新性、多様性などの優れた装飾的効果を得ることができ、さらに、一対の帯布のうちのどちらの帯布を表にするかによっても多様性を得ることができ、またさらに、各帯布の対向する長手方向辺縁部の中間部分は互いに縫着部により縫着され、各帯布の対向する長手方向辺縁部の反対側の長手方向辺縁部の中間部分は縫着されずに遊離辺縁部に形成されているから、帯の中間部分においても、一対の帯布のうちの一方の帯布の上に他方の帯布を引っ張り出して露見させることもでき、それだけ、一層、華やかさ、斬新性、多様性を演出することができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記一対の帯布の生地は、いずれもオーガンジーからなるので、オーガンジーは薄手で軽く、透けて光沢がある生地であるから、女性の浴衣用の帯に使用することにより装飾的効果を向上することができ、又、請求項3記載の考案にあっては、上記一対の帯布の長手方向辺縁部及び幅方向辺縁部からなる全辺縁部はかがり縫い部により縫着されているから、各帯布の全辺縁部の布端のほつれを防ぐことができ、結び目の装飾的効果を維持することができ、帯の差別化及び識別化を高めることができ、帯の商品価値を向上することができる。
本考案の実施の形態例の展開斜視図である。 本考案の実施の形態例の折り返し状態の正面図である。 本考案の実施の形態例の横断面図である。 本考案の実施の形態例の使用状態の説明図である。 本考案の実施の形態例の使用状態の説明図である。 本考案の実施の形態例の他の使用状態の説明図である。 本考案の実施の形態例の他の使用状態の説明図である。 本考案の実施の形態例の他の使用状態の説明図である。
図1乃至図8は本考案の実施の形態例を示し、B・Bは一対の帯布であって、略同長及び略同幅に形成され、かつ、この一対の帯布B・Bは互いに異なる色彩の生地が用いられている。
この場合、一方の帯布Bは水色、他方の帯布Bは黄緑色の互いに異なる色彩の生地が用いられている。
また、この場合、図1、図2、図3の如く、上記一対の帯布B・Bの長手方向辺縁部B・Bは対向配置され、この各帯布B・Bの対向する長手方向辺縁部B・Bの中間部分LMは互いに縫着部Hにより縫着され、各帯布B・Bの対向する長手方向辺縁部B・Bの反対側の長手方向辺縁部B・Bの中間部分LMは縫着されずに遊離辺縁部F・Fに形成され、各帯布B・Bの対向する長手方向辺縁部B・Bの両端部分LH・LHは互いに遊離する遊離端部T・T及び遊離端部T・Tの計四個の遊離端部T・T・T・Tに形成されている。
この場合、上記一対の帯布B・Bの生地は、いずれもオーガンジーからなり、又、この場合、上記一対の帯布B・Bの長手方向辺縁部B・B・B・B及び幅方向辺縁部B・Bからなる全辺縁部においてはかがり縫い部Kにより縫着されている。
この実施の形態例は上記構成であるから、図4、図5の如く、一対の帯布B・Bの対向する長手方向辺縁部B・Bの中間部分LMの縫着部Hを折り目として半幅に折り返し、二つ折りにした帯布B・Bを一本の帯Pとし、図4の如く、着物G上から使用者Eの腰部に巻き付け、一対の帯布B・Bの両端部分LH・LHの四個の遊離端部T・T・T・Tのうちの一方端部分及び他方端部分の遊離端部T・Tにより蝶々結びなどの様々な結び方で結び目Mを形成し、次いで、図5の如く、残りの一方端部分及び他方端部分の遊離端部T・Tにより蝶々結びなどの様々な結び方で結び目Mを形成し、結び目M・Mを左右に並列状に配置し、結び目M・Mを前側から後側に回して使用することになり、二つの結び目M・Mの存在により帯Pの華やかさ、斬新性、多様性などの優れた装飾的効果を得ることができ、かつ、一対の帯布B・Bは互いに異なる色彩とされているので、色彩の異なる結び目M・Mを形成することができ、或いは、図6の他の使用例の如く、一方端部分及び他方端部分の遊離端部T・Tにより蝶々結びなどの様々な結び方で結び目Mを形成し、次いで、一方端部分及び他方端部分の遊離端部T・Tにより蝶々結びなどの様々な結び方で結び目M・Mを形成することによりそれぞれの結び目M毎において色彩も異なる結び目M・Mを形成することができ、二つの結び目M・Mの存在により帯Pの華やかさ、斬新性、多様性などの優れた装飾的効果を得ることができ、さらに、一対の帯布B・Bのうちのどちらの帯布Bを表にするかによっても多様性を得ることができ、またさらに、各帯布B・Bの対向する長手方向辺縁部B・Bの中間部分LMは互いに縫着部Hにより縫着され、各帯布B・Bの対向する長手方向辺縁部B・Bの反対側の長手方向辺縁部B・Bの中間部分LMは縫着されずに遊離辺縁部F・Fに形成されているから、帯Pの中間部分LMにおいても、一対の帯布B・Bのうちの一方の帯布Bの上に他方の帯布Bを引っ張り出して露見させることができ、それだけ、一層、華やかさ、斬新性、多様性を演出することもできる。
この場合、上記一対の帯布B・Bの生地は、いずれもオーガンジーからなるので、オーガンジーは薄手で軽く、透けて光沢がある生地であるから、女性の浴衣用の帯に使用することにより装飾的効果を向上することができ、又、この場合、上記一対の帯布B・Bの長手方向辺縁部B・B・B・B及び幅方向辺縁部B・Bからなる全辺縁部はかがり縫い部Kにより縫着されているから、各帯布B・Bの全辺縁部の布端のほつれを防ぐことができ、結び目M・Mの装飾的効果を維持することができ、帯Pの差別化及び識別化を高めることができ、帯Pの商品価値を向上することができる。
図7は上記実施の形態例の帯Pを用いた他の使用例を示し、すなわち、上記使用例においては、二つの結び目M・Mを使用者Eの腰回りの左右位置に並列状に配置するようにしているが、この他の使用例にあっては、二つの結び目M・Mを使用者Eの腰回りの上下位置に二段状に配置するようにしている。
図8も上記実施の形態例の帯Pを用いた他の使用例を示し、すなわち、上記図7の使用例と同様に二つの結び目M・Mを使用者Eの腰回りの上下位置に二段状に配置し、かつ、上記図6の他の使用例の如く、それぞれの結び目M毎に色彩も異なる結び目M・Mを形成することができる。
この図7、図8の他の使用例においても、上記使用例と同様に華やかさ、斬新性、多様性を演出する作用効果を得ることができる。
尚、本考案は上記実施の形態例及び使用例に限られるものではなく、帯布B・Bの色彩、生地の種類、結び方などは各種のものが選択して使用され、帯布Bの幅、長さ、生地の風合いとは適宜変更して設計されるものである。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
B 帯布
長手方向辺縁部
長手方向辺縁部
幅方向辺縁部
H 縫着部
M 結び目
LM 中間部分
LH 両端部分
遊離端部
遊離端部
遊離端部
遊離端部
F 遊離辺縁部
K かがり縫い部
P 帯

Claims (3)

  1. 一対の帯布からなり、該一対の帯布は互いに異なる色彩とされ、該一対の帯布の長手方向辺縁部は対向配置され、該各帯布の対向する長手方向辺縁部の中間部分は互いに縫着部により縫着され、該各帯布の対向する長手方向辺縁部の反対側の長手方向辺縁部の中間部分は縫着されずに遊離辺縁部に形成され、該一対の帯布の両端部分は互いに遊離する遊離端部に形成されていることを特徴とする帯。
  2. 上記一対の帯布の生地は、いずれもオーガンジーからなることを特徴とする請求項1記載の帯。
  3. 上記一対の帯布の長手方向辺縁部及び幅方向辺縁部からなる全辺縁部はかがり縫い部により縫着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の帯。
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