JP4023208B2 - パワートレイン支持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のエンジン及びトランスアクスル等を含むパワートレインを支持するパワートレイン支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパワートレイン支持装置として、例えば、特開平7−164894号公報(以下、第1従来例と称す)及び特開平9−240291号公報(以下、第2従来例と称す)に記載されたものが提案されている。
第1従来例に記載されたエンジンの支持装置は、車体前後方向に沿って長手状に延びるようにエンジンルーム内に配設されるエンジンマウントメンバの先端側の箇所に、車幅方向に屈曲された屈曲部を形成する一方、エンジンの側部にエンジンマウンティングブラケットを固着し、エンジンマウントメンバの先端部に、エンジンマウティングブラケットを車体前後方向に沿って移動可能な状態で係着することにより、エンジンをエンジンマウントメンバにて支持すると共に、エンジンマウントメンバとエンジンマウンティングブラケットとの間に弾性部材を介装することでエンジンの振動が車体に伝達されるのを抑制している。そして、過大な衝撃力にてエンジンが車体後方に移動されてエンジンマウンティングブラケットがエンジンマウントメンバの屈曲部を越えるのに伴い、エンジンマウンティングブラケットがエンジンマウントメンバから外れてエンジンの支持状態が解除されるように構成されている。
【0003】
また、第2従来例に記載されたパワートレインの支持装置は、パワートレインを支持する井桁状のサブサイドメンバを有し、このサブサイドメンバを構成する左側及び右側のサブサイドメンバに折れ曲がりを容易にする湾曲部を形成し、これら湾曲部にはパワートレインの自重を支持する第1及び第2のエンジンマウントを配設されており、また、パワートレイン上側の前後左右方向の揺動を規制するインシュレータで構成された第3のエンジンマウントがフロントサイドメンバに設けられている。そして、車両衝突時に、サブサイドメンバの湾曲部が下方に折れ曲がると、パワートレインに下方向への荷重が作用して、第3のエンジンマウントを構成するインシュレータが、肉厚の薄い破断部から破断することにより、パワートレインが落下してエンジンルーム内に十分な衝撃吸収空間が確保されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の第1従来例にあっては、僅かな衝撃によるパワートレインの落下を抑制するためには、パワートレインがある程度後方へスライドした後に落下する構造とする必要があるが、エンジンルームの狭い車両においては、パワートレインが落下するほど後方へスライドする頃には、パワートレインの補機類がサイドメンバ等と干渉する虞があり、車両の前方衝突時にパワートレインを確実に下方へ移動させることが困難であるという未解決の課題がある。
【0005】
また、第2従来例にあっては、車両の前方衝突等でサブサイドメンバにおける湾曲部が下方へ折れ曲がるとき、これに応じてパワートレインが第3のエンジンマウントから落下しなければならないので、インシュレータが、所定値以上の荷重で破断可能であると共に、インシュレータにおけるフロントサイドメンバ側とパワートレイン側とを係合保持するボルト又はピンが下方へ確実に落下できるような形状及び配置方法に限定されてしまい、異なる形状のインシュレータの適用や、配置変更が不可能であるという未解決の課題がある。
【0006】
そこで、本発明は上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに、パワートレインを確実に下降させると共に、パワートレインを支持する支持部材の形状及び配置方法に対する制限を緩和できるパワートレイン支持装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明の請求項1に係るパワートレイン支持装置は、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに、パワートレインを下降させるように支持したパワートレイン支持装置において、前記パワートレインに支持ブラケットを取付け、該支持ブラケットは少なくとも上側連結部を車体側支持部材で懸吊支持すると共に、当該上側連結部の下側に所定荷重以上の下方向荷重が作用したときに破断する易破断部を形成し、前記車体側支持部材は、車体の前後方向に延長する骨格部材と、該骨格部材の下側に配設されると共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下方向に屈曲する副骨格部材と、前記骨格部材に固定され、前記支持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材と、前記副骨格部材に固定され、前記支持ブラケットの下側に連結する下側連結部材とで構成されていることを特徴としている。
【0010】
本発明の請求項2に係るパワートレイン支持装置は、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに、パワートレインを下降させるように支持したパワートレイン支持装置において、前記パワートレインに支持ブラケットを取付け、該支持ブラケットは少なくとも上側連結部を車体側支持部材で懸吊支持すると共に、当該上側連結部の下側に所定荷重以上の下方向荷重が作用したときに破断する易破断部を形成し、前記支持ブラケットは、前記パワートレインの回転駆動源側に取付けた易破断部を有する第1のブラケットと、当該パワートレインの変速部側に取付けた易破断部を有する第2のブラケットとで構成され、前記車体側支持部材は、車体の前後方向に延長する骨格部材と、該骨格部材の下側に配設されると共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下方向に屈曲する副骨格部材と、前記骨格部材に固定され、前記支持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材と、前記副骨格部材に固定され、前記第1及び第2の支持ブラケットの下側に連結する下側連結部材とで構成される第1及び第2の支持部材を備えていることを特徴としている。
【0011】
さらにまた、本発明の請求項3に係るパワートレイン支持装置は、請求項1又は2に係る発明において、前記易破断部は上側連結部の下側で且つパワートレインへの取付部の上側に形成されていることを特徴としている。
また、本発明の請求項4に係るパワートレイン支持装置は、請求項1〜3の何れか一項に係る発明において、前記易破断部は、前記上側連結部の下側に形成した切欠部で構成されていることを特徴としている。
【0012】
さらに、本発明の請求項5に係るパワートレイン支持装置は、請求項1〜4の何れか一項に係る発明において、前記第1及び第2の支持部材の少なくとも一方の下側連結部材がインシュレータで構成されていることを特徴としている。
さらに、本発明の請求項6に係るパワートレイン支持装置は、請求項1〜4の何れか一項に係る発明において、前記第1及び第2の支持部材の一方の下側連結部材がインシュレータで構成され、他方が連結杆で構成されていることを特徴としている。
【0013】
さらにまた、本発明の請求項7に係るパワートレイン支持装置は、請求項1〜4の何れか一項に係る発明において、前記第2の支持部材の下側連結部材がインシュレータで構成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の効果】
請求項1に係るパワートレイン支持装置によれば、パワートレインに支持ブラケットを取付け、この支持ブラケットは少なくとも上側連結部を車体側支持部材で懸吊支持すると共に、上側連結部の下側に所定荷重以上の下方向荷重が作用したときに破断する易破断部を形成したので、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用するときにパワートレインを確実に下降させると共に、車体側からパワートレインを支持する支持部材の形状及び配置方法に対する制限を緩和できるという効果が得られる。
また、車体側支持部材は、車体の前後方向に延長する骨格部材と、この骨格部材の下側に配設されると共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下方向に屈曲する副骨格部材と、骨格部材に固定されて前記支持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材と、副骨格部材に固定されて支持ブラケットの下側に連結する下側連結部材とで構成されているので、易破断部を破断させるための荷重を支持ブラケットに確実に伝達し、パワートレインを確実に下降させることができると共に、懸吊支持部材及び下側支持部材に関して、あらゆる形状及び配置方法を適用することができるという効果が得られる。
【0017】
請求項2に係るパワートレイン支持装置によれば、パワートレインに支持ブラケットを取付け、この支持ブラケットは少なくとも上側連結部を車体側支持部材で懸吊支持すると共に、上側連結部の下側に所定荷重以上の下方向荷重が作用したときに破断する易破断部を形成したので、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用するときにパワートレインを確実に下降させると共に、車体側からパワートレインを支持する支持部材の形状及び配置方法に対する制限を緩和できるという効果が得られる。
また、支持ブラケットは、パワートレインの回転駆動源側に取付けた易破断部を有する第1のブラケットと、パワートレインの変速機側に取付けた易破断部を有する第2のブラケットとで構成され、車体側支持部材は、車体の前後方向に延長する骨格部材と、この骨格部材の下側に配設されると共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下方向に屈曲する副骨格部材と、骨格部材に固定されて前記支持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材と、副骨格部材に固定されて前記第1及び第2の支持ブラケットの下側に連結する下側連結部材とで構成される第1及び第2の支持部材を備えているので、請求項3に係る発明の効果に加えて、パワートレインを2つの支持ブラケットを介して確実に懸吊支持することができるという効果が得られる。
【0018】
さらに、請求項3に係るパワートレイン支持装置によれば、易破断部は上側連結部の下側で且つパワートレインへの取付部の上側に形成されているので、支持ブラケットに作用する下方向荷重を易破断部に掛け易いという効果が得られる。
さらにまた、請求項4に係るパワートレイン支持装置によれば、易破断部は、上側連結部の下側に形成した切欠部で構成されているので、所定の位置で設定荷重に従って均一に破断させることができるという効果が得られる。
【0019】
また、請求項5に係るパワートレイン支持装置によれば、第1及び第2の支持部材の少なくとも一方の下側連結部材がインシュレータで構成されているので、パワートレインから下側骨格部材への振動伝達を低減することができるという効果が得られる。
さらに、請求項6に係るパワートレイン支持装置によれば、第1及び第2の支持部材の一方の下側連結部材がインシュレータで構成され、他方が連結杆で構成されているので、インシュレータに比べて安価な連結扞を使用することにより、コストを低減することができるという効果が得られる。
【0020】
さらに、請求項7に係るパワートレイン支持装置によれば、第2の支持部材の下側連結部材がインシュレータで構成されているので、横置きエンジンの前輪駆動車両のように、車輪からの振動を直接入力される変速部を含むトランスアクスル側の下側連結部材をインシュレータで構成することにより、請求項6に係る発明の効果に加えて、路面からの振動入力に対する防振性能を高めることができるという効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を前置きエンジン前輪駆動車に適用した場合の一実施形態を示す概略構成図である。
図中、1は回転駆動源としてのエンジン、2はエンジン1の出力側に一体化されて直列に連結された変速部としてのトランスアクスルであり、これらエンジン1及びトランスアクスル2でエンジン横置き型のパワートレイン3が構成されている。このパワートレイン3のエンジン側には第1の支持ブラケット4を、トランスアクスル側には第2の支持ブラケット5を取付け、これら第1及び第2の支持ブラケット4及び5は、夫々車体側支持部材6により懸吊支持されている。
【0022】
第1の支持ブラケット4は、図2に示すように、パワートレイン3におけるエンジン側にボルト等で締結可能な挿通孔4aを有する支持ブラケット本体4bと、この支持ブラケット本体4bの上部に形成され懸吊支持部材9と連結する上側連結部4cと、支持ブラケット本体4bの下部に形成され下側連結部材11と連結する下側連結部4dと、上側連結部4cの下側で且つパワートレインへの取付部の上側に形成され、上側連結部4cの下側に所定荷重以上の荷重が作用したときに破断する易破断部4eとで構成され、これらが一体的に形成されている。
【0023】
支持ブラケット本体4bは、パワートレイン3の側面における凸設部上面にボルト等で締結される面から直角に屈曲してパワートレイン3の後方面に面接触し、ボルト等で締結可能な取付板4b’を有している。また、上側連結部4cは、後述する懸吊支持部材9の連結軸9bを挿通固定可能な挿通孔を有する略舌片状に形成されている。さらに、下側連結部4dは、後述する下側連結部材11の連結軸11cを挿通固定可能な挿通孔を有している。さらに、易破断部4eは、上側連結部4bの下側における外周の一部を切欠いて他部に比し小断面積とされた切欠部で構成されており、下側への荷重が例えば約25kNに達するときに破断するよう設定されている。
【0024】
また、第2の支持ブラケット5は、図3に示すように、パワートレイン3におけるトランスアクスル側の側面にボルト等で締結可能な複数の挿通孔5aを有する板状の支持ブラケット本体5bと、この支持ブラケット本体5bの上部の略中央位置に上方へ突出形成され懸吊支持部材10と連結する上側連結部5cと、支持ブラケット本体5bの下部に左方向へ突出形成され下側連結部材12と連結する下側連結部5dと、上側連結部5cの下側で且つパワートレイン3への取付部の上側となる支持ブラケット本体5bの上端間に形成され、支持ブラケット本体5bに下方に向けて所定荷重以上の荷重が作用したときに破断する易破断部5eとで構成され、これらが一体的に形成されている。
【0025】
上側連結部5cは、後述する懸吊支持部材10の連結軸10cを挿通固定可能な挿通孔を有する平面から見て舌片状のブロックである。また、下側連結部5dは、支持ブラケット本体5bに対して略直角に左方へ突設され、後述する下側連結部材12の連結軸12cを挿通固定可能な挿通孔を有する略短三角柱状であり、対向して配設された一対の補強リブ5d’により一定の強度が確保されている。さらに、易破断部5eは、図4のA‐A線拡大断面を表した図4に示すように、上側連結部5cの下側における外周の一部を切欠いて形成する切欠部で構成され、易破断部4eと同様に、下側への荷重が例えば約25kNに達するときに破断するよう設定されている。
【0026】
なお、懸吊支持部9及び10と上側連結部4c及び5cとの連結強度、並びに下側連結部材11及び12と下側連結部4d及び5dとの連結強度は、上側連結部4c及び5cと支持ブラケット本体4b及び5Bとの間に介在する易破断部4e及び5eの強度よりも大きくなるように設定されている。
また、車体側支持部材6は、車体の前後方向に延長する骨格部材としての左右一対のフロントサイドメンバ7L及び7Rと、このフロントサイドメンバ7L及び7Rの下側に配設されと共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下方向に屈曲する副骨格部材としての平面から見て井桁状のサブフレーム8と、フロントサイドメンバ7Rに固定され、第1の支持ブラケット4を上側から懸吊する懸吊支持部材9及びフロントサイドメンバ7Lに固定され、第2の支持ブラケット5を上側から懸吊する懸吊支持部材10と、サブフレーム8に固定され、第1の支持ブラケット4の下側に連結する下側連結部材11及びサブフレーム8に固定され、第2の支持ブラケット5の下側に連結する下側連結部材12とで構成されている。
【0027】
サブフレーム8は、前端部がフロントサイドメンバ7L及び7Rの前端部と一致し、後方に行くに従いフロントサイドメンバ7L及び7Rより内側となるサブフレーム8L及び8Rと、このサブフレーム8L及び8Rの前端部及び後端部の夫々を連結する前後のサブフレーム8Fr及び8Reとで構成されている。
サブフレーム8L及び8Rは、図4に示すように、略中央位置から前方に向けて斜め上に屈曲した前方端が、結合部材13を介してフロントサイドメンバ7L及び7Rの前方端に結合されている。一方、サブフレーム8L及び8Rの後方端は、図示しないクロスメンバに結合されている。さらに、サブフレーム8L及び8Rの略中央部の屈曲位置における上面側には、所定荷重以上の荷重が車体の前後方向に作用するときに、下方への折れ曲がりを容易にする屈曲用切欠き部14が形成されている。
【0028】
そして、フロントサイドメンバ7Rと、サブフレーム8Rと、懸吊支持部材9と、下側連結部材11とで、第1の支持部材6Aが構成され、一方、フロントサイドメンバ7Lと、サブフレーム8Lと、懸吊支持部材10と、下側連結部材12とで、第2の支持部材6Bが構成されている。
懸吊支持部材9は、フロントサイドメンバ7Rの上面に、ボルト等により締結される略蒲鉾状の支持部材本体9aと、この支持部材本体9a及び第1の支持ブラケット4の上側連結部4cに挿通固定する連結軸9bとで構成されている。
【0029】
また、下側連結部材11は、サブフレーム8Rの上面における屈曲用切欠部14のやや後方側にボルト等により締結され、且つ対向する一対の支持板を有する略コの字型のロッド用支持部11aと、この一対のロッド用支持部11aに下端をピン等で挿通固定される連結扞としてのロッド11bと、このロッド11bの上端を第1の支持ブラケット4の下側連結部4dに挿通固定する連結軸11cとで構成されている。
【0030】
そして、懸吊支持部材10は、左側フロントサイドメンバ7Lにおける内側の側面に面接触し、ボルト等を挿通して締結可能な複数の挿通孔を有する支持板10aと、この支持板10aと一体に形成される支持ブロック10bと、この支持ブロック10b及び第2の支持ブラケット5の上側連結部5cに挿通固定される連結軸10cとで構成されている。
【0031】
また、下側連結部材12は、パワートレイン3からサブフレーム8Lへの振動伝達を低減する弾性体を内設した円筒形状のインシュレータ12aと、その円筒面上に配設され、且つサブフレーム8Lの上面における屈曲用切欠部14のやや後方側にボルト等を挿通して締結可能な挿通孔を有する取付部12bと、インシュレータ12a及び第2の支持ブラケット5の下側連結部5dに挿通固定される連結軸12cとで構成されている。
【0032】
次に、上記の一実施形態における車両前方衝突時の動作を、図6に基づいて説明する。なお、ここではトランスアクスル側に関して具体的な説明を付すが、エンジン側においても、同様の動作を示すので、詳細説明はこれを省略する。
今、車両前部に後方に向けて過大な荷重が作用した場合、その過大荷重は、フロントサイドメンバ7Lと、サブフレーム8Lとに分散される。
【0033】
そして、フロントサイドメンバ7Lは、その軸方向(水平方向)に潰れ、またサブフレーム8Lは、略中央位置から前方に向けて斜め上方向に屈曲していると共に、略中央位置に屈曲用切欠部4を形成されているので、この屈曲用切欠部4を頂点にして下方に大きく屈曲し、この頂点が下方へと変位する。
このとき、サブフレーム8Lに連結された下側連結部材12も、サブフレーム8Lの変形に応じて、下方への変位を開始するので、懸吊支持部材10により上側から支持された第2の支持ラケット5には、下方向の大きな張力が作用する。そして、サブフレーム8Lの屈曲度合が更に進行して、易破断部8dに集中する下方向の張力が、所定荷重(例えば、25kN)に達すると、易破断部5eが破断して、支持ブラケット本体5bが懸吊支持部材10に連結した上側連結部5Cから開放される。
【0034】
その結果、第2の支持ブラケット5と、これに連結したパワートレイン3は、下方への移動を何ら妨げられることなく、サブフレーム8Lに伴い円滑に下降して、その後、車体フロアの下に潜るように車体後方へ移動する。
このように、車両前部に過大な荷重が作用したときにパワートレイン3を確実に下降させることで、エンジンルーム内に十分な衝撃吸収空間を確保すると共に、高剛性のパワートレイン3が後退して車室空間を圧迫することを抑制することにより、前席乗員の下肢を保護することができる。
【0035】
そして、パワートレイン3を下降させるための破断構造を、懸吊支持部材9及び10にではなく、支持ブラケット4及び5に設けたことで、懸吊支持部材9及び10、更には、下側連結部材11及び12の形状及び配置方法に関する規制緩和を大幅に実現することができる。
すなわち、懸吊支持部材9及び10は、フロントサイドメンバ7R及び7Lに連結して支持ブラケット4及び5を懸吊支持できればよく、その形状及びフロントサイドメンバ7R及び7Lに対する配置に制限はない。また、下側連結部材11及び12は、サブフレーム8R及び8Lに連結して支持ブラケット8及び9を固定し、且つ易破断部4e及び5eを破断させるための荷重を支持ブラケット4及び5に確実に伝達することができれば、如何なる支持部材でも代替可能であり、サブフレーム8R及び8Lに対する制限はない。この結果、エンジンルーム内におけるレイアウトの自由度を大幅にアップさせることができる。
【0036】
したがって、支持ブラケットに組み合わせる懸吊支持部材及び下側連結部材を、パワートレインの形状及び重量、並びにサブフレーム及びフロントサイドメンバの形状及び相互の配置関係、さらにはコストパフォーマンスを加味しながら選定することができる。
また、支持ブラケット本体4b及び5bに対して、上側連結部4c及び5c、並びに下側連結部4d及び5dが夫々一体的に形成されているので、パワートレイン3に対する第1及び第2の支持ブラケット4及び5の取付けを容易に行うことができる。
【0037】
また、パワートレイン3は、エンジン側及びトランスアクスル側で支持されており、エンジン側の下側連結部材をロッド11bで構成し、トランスアクスル側の下側連結部材をインシュレータ12aで構成しているので、インシュレータ12aに比べて安価なロッド11bを使用することで、コストの増大を抑制することができる。
【0038】
そして、特に、横置きエンジン搭載型の前輪駆動車両の場合は、車輪からの振動が直接入力されるトランスアクスル側の下側連結部材11にインシュレータ11bを使用することにより、車体側部材の防振性能を高めることができる。
さらに、易破断部4e及び5eは、支持ブラケット8及び9の上方に形成されているので、下方向に作用する荷重を破断部4e及び5eに掛け易く、さらに、破断部4e及び5eは、上側連結部4c及び5cの下側における一部を切欠いて形成されているので、所定の位置で、且つ設定荷重以上の荷重で均一に破断させることができ、車体の縁石乗り上げ等の比較的軽い衝撃荷重により不用意に破断するようなことを回避できる。
【0039】
以上のように、上記実施形態によれば、パワートレイン3に易破断部を有する支持ブラケット4及び5を取付け、この支持ブラケット4及び5は、フロントサイドメンバ7R及び7Lに固定された懸吊支持部材9及び10で懸吊支持されると共に、サブフレーム8R及び8Lに固定された下側連結部材11及び12で支持され、サブフレーム8R及び8Lが下方へ折れ曲がるときに、このサブフレーム8R及び8Lに固定された下側連結部材11及び12を介して下方へ引っ張られて易破断部で破断するように構成されているので、車両前部に後方向の過大な荷重が作用したときにパワートレインを確実に下降させると共に、懸吊支持部材9及び10、並びに下側連結部材11及び12の形状及び配置方法に対する制限を緩和する。
【0040】
なお、上記実施形態においては、前置きエンジン前輪駆動車(FF形式)について説明したが、これに限定されるものではなく、FR形式やRR形式の車両に対しても適用することができる。更に、回転駆動源に電気モータを用いた電気自動車にも適用することができる。
また、上記実施形態においては、破断部は、支持ブラケット本体及び上側連結部間の一部を切欠いて形成した構成について説明したが、これに限定されるものではなく、支持ブラケット本体及び上側連結部間における一部の肉厚を薄くしたり、複数の貫通孔を破断部に沿って穿設したりしてもよく、要は、所定の荷重以上の荷重が作用したときに所定の位置で確実に破断することができれば、この破断部を任意の形成にすることができる。
【0041】
また、上記実施形態においては、パワートレイン3をトランスアクスル側とエンジン側との2箇所で支持する構成について説明したが、これに限定されるものではなく、これに加えて、センターで支持するか、3点以上でパワートレイン3を支持してもよく、要は、車両の前方衝突によりサブフレームが下方へ屈曲するときに、これに応じてパワートレイン3を下方へ確実に移動させることができれば、パワートレイン3の支持数は任意とすることができる。
【0042】
また、上記実施形態においては、コストの増大を抑制するために、エンジン側の下側連結部材13にロッドを使用した構成について説明したが、言うまでもなく、パワートレイン3の防振性能を高めるために、エンジン側の下側連結部材13に、更には、両側の懸吊支持部材10及び12にも、インシュレータを使用することが望ましい。
【0043】
さらに、上記実施形態においては、支持ブラケット4及び5における下側連結部4d及び5dが下側連結部材11及び12に連結する構成について説明したが、これに限定されるものではなく、下側連結部4d及び5dを省略して、パワートレイン3をサブフレーム8R及び8Lに固定されたエンジンマウント等の下側連結部材により直接支持し、サブフレーム8R及び8Lの下方への屈曲時にパワートレイン3を介して第1及び第2の支持ブラケット4及び5に下方向荷重を伝達するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】第1の支持ブラケットの拡大図である。
【図3】第2の支持ブラケットの拡大図である。
【図4】易破断部の断面図である。
【図5】本発明における一実施形態の側面図である。
【図6】車両前方衝突時の動作を示した説明図である
【符号の説明】
1 エンジン
2 トランスアクスル
3 パワートレイン
4 第1の支持ブラケット
4a 挿通孔
4b 支持ブラケット本体
4c 上側支持連結部
4d 下側支持連結部
4e 易破断部
5 第2の支持ブラケット
5a 挿通孔
5b 支持ブラケット本体
5c 上側支持連結部
5d 下側支持連結部
5e 易破断部
6 車体側支持部材
6A 第1の支持部材
6B 第2の支持部材
7R及び7L フロントサイドメンバ
8R及び8L サブフレーム
9 懸吊支持部材(エンジン側)
10 懸吊支持部材(トランスアクスル側)
11 下側連結部材(エンジン側)
11b ロッド
12 下側連結部材(トランスアクスル側)
12a インシュレータ
14 屈曲用切欠部
Claims (7)
- 車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに、パワートレインを下降させるように支持したパワートレイン支持装置において、該パワートレイン支持装置は、前記パワートレインに取付けられた支持ブラケットを備え、該支持ブラケットは少なくとも上側連結部を車体側支持部材で懸吊支持すると共に、当該上側連結部の下側に所定荷重以上の下方向荷重が作用したときに破断する易破断部を形成し、
前記車体側支持部材は、車体の前後方向に延長する骨格部材と、該骨格部材の下側に配設されると共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下方向に屈曲する副骨格部材と、前記骨格部材に固定され、前記支持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材と、前記副骨格部材に固定され、前記支持ブラケットの下側に連結する下側連結部材とで構成されていることを特徴とするパワートレイン支持装置。 - 車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに、パワートレインを下降させるように支持したパワートレイン支持装置において、該パワートレイン支持装置は、前記パワートレインに取付けられた支持ブラケットを備え、該支持ブラケットは少なくとも上側連結部を車体側支持部材で懸吊支持すると共に、当該上側連結部の下側に所定荷重以上の下方向荷重が作用したときに破断する易破断部を形成し、
前記支持ブラケットは、前記パワートレインの回転駆動源側に取付けた易破断部を有する第1のブラケットと、当該パワートレインの変速部側に取付けた易破断部を有する第2のブラケットとで構成され、前記車体側支持部材は、車体の前後方向に延長する骨格部材と、該骨格部材の下側に配設されると共に、車体の前後方向に所定荷重以上の荷重が作用したときに下方向に屈曲する副骨格部材と、前記骨格部材に固定され、前記支持ブラケットの上側連結部を懸吊する懸吊支持部材と、前記副骨格部材に固定され、前記第1及び第2の支持ブラケットの下側に連結する下側連結部材とで構成される第1及び第2の支持部材を備えていることを特徴とする請求項1記載のパワートレイン支持装置。 - 前記易破断部は、前記上側連結部の下側で且つパワートレインへの取付部の上側に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパワートレイン支持装置。
- 前記易破断部は、前記上側連結部の下側に形成した切欠部で構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のパワートレイン支持装置。
- 前記第1及び第2の支持部材の少なくとも一方の下側連結部材がインシュレータで構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のパワートレイン支持装置。
- 前記第1及び第2の支持部材の一方の下側連結部材がインシュレータで構成され、他方が連結杆で構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のパワートレイン支持装置。
- 前記第2の支持部材の下側連結部材がインシュレータで構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のパワートレイン支持装置。
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