JP6151237B2 - サブフレーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のサブフレーム構造に関する。
自動車等の車両には、車体フレームとしてのフロントサイドフレームに固定され、例えば、サスペンションアームやスタビライザ等のサスペンション構成要素が取り付けられると共に、防振装置を介してエンジン及び/又はモータ等の車両用パワープラントを支持するサブフレームが設けられている。
例えば、特許文献1には、図14に示されるように、車体に発生する振動を吸収するゴム製の振動吸収用弾性体1が開示されている。この振動吸収用弾性体1は、円筒状の2つの弾性体2a、2bと、この2つの弾性体2a、2bの下部側にそれぞれ介装された金属製の円板3a、3bとから構成されている。なお、図14中において、参照符号4は、左右ブラケット、参照符号5は、クロスメンバ、参照符号6は、振動吸収用弾性体1をクロスメンバ5に固定するスタッドボルトをそれぞれ示している。
特開2000−238545号公報
ところで、特許文献1に開示された振動吸収用弾性体1をサブフレームに配設した場合、例えば、エンジン等の車両用パワープラントから発生する振動の伝達を低減することが可能であるが、より一層効率的に振動を低減させることが求められている。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、従来と比較して防振効果をより一層向上させることが可能なサブフレーム構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両前後方向に延びる縦メンバと、車幅方向に延びる横メンバとを有し、車体フレームに支持されるサブフレーム構造において、前記横メンバに配置され、車両用パワープラントを支持する防振装置と、前記防振装置と前記横メンバとの間に設けられ、前記防振装置を前記横メンバに取り付ける取付ブラケットと、前記横メンバに対して前記取付ブラケットをフローティング可能に複数の支持点で支持する複数の弾性体と、を備え、前記車両用パワープラントから前記防振装置へ荷重が入力される荷重入力点は、平面視して前記複数の支持点で囲まれた領域内に位置し、前記取付ブラケットは、前記防振装置を支持固定するマウント面を有する支持固定部と、前記支持固定部の下方に連続し前記横メンバの上面にフローティング可能に取り付けられた脚部と、平面視して車幅方向に沿った前記横メンバの中心線を車両前後方向で跨ぎ、側面視して略U字状に湾曲形成される収容凹部と、を有し、前記収容凹部内には、クリアランスを介してステアリングギヤボックスが車幅方向に沿って配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、サブフレームが車体フレームに対してリジットに結合されていても、平面視して、荷重入力点(IP)が複数の支持点(SP)で囲まれた領域(G)内に位置するように配置している。このような配置構成により、荷重入力点(IP)から入力される余分な車両前後方向の振動、及び、余分な車両左右方向の振動が複数の支持点(SP)で吸収される。このため、荷重入力点(IP)から入力される車両上下方向の振動に対して余分な車両前後方向の振動及び余分な車両左右方向の振動が付加されることを抑制することができる。この結果、防振装置による振動遮断領域を拡張することが可能となり、従来と比較して防振効果をより一層向上させることができる。
これに対して、荷重入力点(IP)が複数の支持点(SP)で囲まれた領域(G)の外部に位置する場合には、荷重入力点(IP)から入力される車両上下方向の振動に対して、余分な車両前後方向の振動、及び、余分な車両左右方向の振動がそれぞれ付加されて、防振装置による振動遮断領域を拡張することが困難である。
また、本発明によれば、取付ブラケットに形成された収容凹部を利用して、ステアリングギヤボックスを好適に配置することができる。この結果、車両用パワープラントが収容される車体前部の狭小な空間を効率的に利用することができると共に、空間内のレイアウトの自由度を向上させることができる。
さらに、本発明は、前記横メンバの車幅方向に沿った両端部に、サスペンションアームが取り付けられる取付部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、横メンバの車幅方向に沿った両端部に取付部を設けることで、サスペンションアームを取り付けるためのスペースを確保することができる。
本発明では、従来と比較して防振効果をより一層向上させることが可能なサブフレーム構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係るサブフレーム構造体を自動車の前部に配設した状態を示す透過斜視図である。 図1に示す状態から左右フロントサイドフレーム等を取り除いたサブフレーム構造体の透過斜視図である。 サブフレーム構造体の斜視図である。 図3に示すサブフレーム構造体の分解斜視図である。 (a)は、図3に示すサブフレーム構造体の平面図、(b)は、荷重入力点IPと4つの支持点SPとの位置関係を示す平面模式図である。 図3に示すサブフレーム構造体の側面図である。 図5(a)のVII−VII線に沿った縦断面図である。 図5(a)のVIII−VIII線に沿った縦断面図である。 図3に示すサブフレーム構造体に搭載された第2防振装置の概略構成を示す縦断面図である。 図3に示すサブフレーム構造体の固定点とフローティングポイントとの配置関係を示す平面模式図である。 ダイナミックダンパ効果の説明に供される模式図である。 周波数と音響感度との関係を示す特性図である。 左右フロントサイドフレームの弾性共振に伴って、フロントクロスビームが車体ロール方向に回動する状態を示す正面図である。 特許文献1に開示された振動吸収用弾性体を示す断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るサブフレーム構造体を自動車の前部に配設した状態を示す透過斜視図、図2は、図1に示す状態から左右フロントサイドフレーム等を取り除いたサブフレーム構造体の透過斜視図、図3は、サブフレーム構造体の斜視図、図4は、図3に示すサブフレーム構造体の分解斜視図、図5(a)は、図3に示すサブフレーム構造体の平面図、図5(b)は、荷重入力点IPと4つの支持点SPとの位置関係を示す平面模式図、図6は、図3に示すサブフレーム構造体の側面図である。なお、各図中に矢印で示される、「前後」及び「上下」は、車両の前後方向及び上下方向を示し、「左右」は、運転席から見た左右方向(車幅方向)をそれぞれ示している。
図1及び図2に示されるように、本発明の実施形態に係るサブフレーム構造体10は、車体前部に配置され、鉛直上方向に向かって突出する複数のボルト12(図2参照)を介して車体フレーム14に対してリジットに固定されている。
車体フレーム14は、図1に示されるように、車両前後方向に延在する一対の左右フロントサイドフレーム14aと、左右フロントサイドフレーム14aの前部とその下側に位置するサブフレーム構造体10とを連結する一対の左右連結フレーム14bと、車幅方向に沿って延在し、一対の左右連結フレーム14b同士を連結するフロントクロスフレーム14cとを有する。
なお、図1中において、参照符号Sは、サスペンション機構を示している。このサスペンション機構Sは、車輪Wを回転自在に支持するナックル11と、ナックル11の上部に連結されるサスペンションアッパアーム13と、ナックル11の下部に連結されるサスペンションロアアーム15と、車体に対して減衰力を付与するダンパ17と、車体に対して弾性力を付与するダンパスプリング19とを有する。
図3に示されるように、サブフレーム構造体10は、一対の左右サイドメンバ(縦メンバ)16と、リヤクロスメンバ(横メンバ)18と、フロントクロスビーム20と、リヤクロスメンバ18の取付部21に対してそれぞれ取り付けられるサスペンションロアアーム(サスペンションアーム)15(図1参照)とを含む。
図5(a)に示されるように、取付部21は、リヤクロスメンバ18の車幅方向に沿った両端部にそれぞれ設けられ、車両前方側に配置される前方取付部21aと、車両後方側に配置される後方取付部21bとから構成される。図4に示されるように、前方取付部21aは、後方取付部21bと比較して深さが大きく、サスペンションロアアーム15の前端膨出部15aが収納可能な凹部によって形成されている。後方取付部21bは、平面視して矩形状の凹部によって形成され、この凹部には、サスペンションロアアーム15の後端軸部を回動可能に支持するブラケット付ブッシュ15bがねじ締結される。
なお、本実施形態では、一対の左右サイドメンバ16とリヤクロスメンバ18とを一体成形しているが、これに限定されるものではなく、例えば、リヤクロスメンバ18の軸方向に沿った両端部を、一対の左右サイドメンバ16の車両後方側部に対し溶接で接合するようにしてもよい。
一対の左右サイドメンバ16は、鉄鋼製等の剛性のある中空部材等からなり、相互に対向して線対称に配置されている。各サイドメンバ16は、車両前後方向に沿って延在すると共に、車幅方向に沿った左側部及び右側部に配置される。各サイドメンバ16の内側及び外側には、内側フランジ16a及び外側フランジ16bがそれぞれ設けられ、上下に積層された内側フランジ16a、16a同士及び外側フランジ16b、16b同士が、例えば、周知の摩擦攪拌接合によって一体的に接合されている。
また、各サイドメンバ16には、車体フレーム14に対して各サイドメンバ16をリジットに固定する複数の固定点Rが設けられている。複数の固定点Rは、各サイドメンバ16の車両前方端部に設けられる一対の第1固定点R1と、各サイドメンバ16の車両後方端部に設けられる一対の第2固定点R2と、各サイドメンバ16の車両前方端部と車両後方端部との中間部に取り付けられたステー22の上端部に設けられる一対の第3固定点R3からなる合計6つの固定点Rによって構成されている(後記する図10の●参照)。
各サイドメンバ16の車両前方端部に設けられる第1固定点R1は、後記する図8に示されるように、例えば、固定手段であるボルト12と、ボルト12が挿通する上壁及び下壁に形成される締結孔24と、上壁と下壁との間に連結されボルト12が貫通する円筒体26とから構成されている。
なお、前記した第1〜第3固定点R1〜R3は、従来のサブフレームに設けられている既存の締結点をそのまま流用したものであり、複数の固定点Rは、第1〜第3固定点R1〜R3の位置及びその個数に限定されるものではない。
リヤクロスメンバ18は、車幅方向に沿って延在すると共に、一対の左右サイドメンバ16の車両後方側の端部に一体的に結合されている。リヤクロスメンバ18の車幅方向に沿った略中央部には、後記する第2フローティング機構30(図6参照)を介して取付ブラケット32がフローティング可能に装着されている。
図8に示されるように、取付ブラケット32は、支持固定部34と脚部36とから構成されている。支持固定部34は、後記する第2防振装置100bがマウントされるマウント面を有し、ボルト38を介して第2防振装置100bがマウント面に支持固定されている。脚部36は、支持固定部34の下方に連続しリヤクロスメンバ18の上面にフローティング可能に取り付けられている。この脚部36は、平面視して車幅方向に沿ったリヤクロスメンバ18の中心線Cを車両前後方向で跨ぎ(図5(a)参照)、側面視して略U字状に湾曲する収容凹部40を介して車両前後方向に分岐するように形成されている(図6参照)。脚部36の下端部には、4つの環状体42が設けられ、4つの環状体42の孔部内には、それぞれ、後記する第2フローティング機構30を構成する弾性ブッシュ(弾性体)54が装着されている(図8参照)。
図8に示されるように、収容凹部40には、クリアランス33を介してステアリングギヤボックス35が車幅方向に沿って配置されている(図1、図2参照)。ステアリングギヤボックス35は、図示しないステアリングハンドルの回転を車幅方向に沿った水平方向の動作に変換して車輪Wに伝達するものである。このステアリングギヤボックス35は、略円筒状のギヤボックス本体37と、ステアリングハンドルの回転をステアリングギヤボックス35に伝達する図示しないピニオンシャフトとを含む。
図2及び図3に戻り、フロントクロスビーム20は、車幅方向に沿って延在すると共に、一対の左右サイドメンバ16の車両前方側の端部に対して、後記する第1フローティング機構28を介してフローティング可能に支持されている。フロントクロスビーム20は、一対の左右サイドメンバ16及びリヤクロスメンバ18と別途に製造された鉄鋼製等の剛性のある中空部材等によって構成されている。
フロントクロスビーム20の車幅方向に沿った略中央の上面には、上方に向かって膨出し後記する第1防振装置100aをマウントするマウント部44が設けられている。このマウント部44は、平面視して略矩形状の平坦面からなり、その四隅角部には、4つのボルト挿通孔(図示せず)が形成されている。このボルト挿通孔にそれぞれボルト46を挿通して締結することで、第1防振装置100aをフロントクロスビーム20に対してリジットに固定することができる。
また、フロントクロスビーム20の車幅方向に沿った両端部には、それぞれ、中間部位から上下に分岐する上片48a及び下片48bからなる分岐片48が設けられる。この分岐片48は、相互に対向する面からなり、後記するブッシュ締結ボルト56で締結されることにより、各サイドメンバ16の車両前方側の端部を挟持している。
サブフレーム構造体10には、取付金具58aを介してエンジンEの車両前側を支持する第1防振装置100aと、取付金具58bを介してエンジン(車両用パワープラント)Eの車両後側を支持する第2防振装置(防振装置)100bとが設けられている。第1防振装置100aは、複数のボルト46を介してフロントクロスビーム20のマウント部44に対してリジットに固定されている。第2防振装置100bは、取付ブラケット32を介してリヤクロスメンバ18に対してフローティング可能に支持されている。
第1防振装置100aと第2防振装置100bとは、それぞれ同一構成からなり、後記する駆動部141で加振することによって、防振すべき振動対象に対して積極的又は相殺的な防振効果を発揮する能動型防振装置として構成されている。第1防振装置100a及び第2防振装置100bの構成については、後記で詳細に説明する。
図7に示されるように、第1フローティング機構28は、フロントクロスビーム20の車幅方向に沿った両端部側であって、フロントクロスビーム20の分岐片48によって上下方向から各サイドメンバ16の車両前方側の端部を挟持する部位に設けられる。この第1フローティング機構28は、フロントクロスビーム20及び第1防振装置100aをそのマス成分としてフローティング支持するものである。
第1フローティング機構28は、略車両前後方向に沿って所定間隔離間して配置された第1ブッシュ50及び第2ブッシュ52から構成される。この第1ブッシュ50及び第2ブッシュ52は、後記するように、フローティングポイントF1及びF2として機能するものである(図10参照)。
第1ブッシュ50は、各サイドメンバ16の上壁と下壁とを結合する円筒体60内に設けられる。この第1ブッシュ50は、金属製の内筒62と、内筒62の外周面に加硫接着された略円筒状のゴム製の第1弾性体64と、一部が第1弾性体64の外周面を被覆すると共に、残部が第1弾性体64の内部に埋設される金属製の外筒66と、フロントクロスビーム20の分岐片48及び内筒62を貫通し、分岐片48の下片48bに設けられたねじ孔68に締結される長尺なブッシュ締結ボルト56とを備える。なお、外筒66を板ばねで代替してもよい。
第2ブッシュ52は、フロントクロスビーム20の分岐片48の上片48aに形成された貫通孔70に装着される外筒72と、第1弾性体64よりも縮径した薄肉の略円筒体からなる第2弾性体74と、上片48aの下方で第2弾性体74の下面(ストッパ面)と各サイドメンバ16の上壁の上面との間に介装される円板状座面78と、第2弾性体74を貫通して各サイドメンバ16の上壁側に設けられた円板部材80に締結される短尺なブッシュ締結ボルト76とを備える。
なお、図5(a)に示されるように、一対の左右サイドメンバ16にそれぞれ設けられた第1ブッシュ50のブッシュ締結ボルト56の中心同士を結ぶ仮想線Aは、車両フレーム14にリジットに固定される第1固定点R1同士を結ぶ仮想線Bに対して、車両後方に所定距離Dだけオフセットした位置に設定されている。このように車両後方に所定距離Dだけオフセットさせることにより、従来の車体フレームに対する固定点を変更することがなく、第1フローティング機構28を簡便に配設することができる。第1ブッシュ50のブッシュ締結ボルト56の中心同士を結ぶ仮想線Aは、フロントクロスビーム20の中心線と一致している。
第2フローティング機構30は、リヤクロスメンバ18の車幅方向に沿った略中央部で、第2防振装置100bを支持する取付ブラケット32の脚部36がリヤクロスメンバ18に対して取り付けられる部位に設けられる。この第2フローティング機構30は、第2防振装置100b及び取付ブラケット32をそのマス成分としてフローティング支持するものである。
この第2フローティング機構30は、脚部36の4つの環状体42の孔部内に装着され、それぞれ同じ構造からなる4つの弾性ブッシュ54によって構成される。この4つの弾性ブッシュ54は、後記するようにフローティングポイントF3として機能するものである。また、4つの弾性ブッシュ54の各中心軸は、横メンバであるリヤクロスメンバ18に対して取付ブラケット32をフローティング可能に支持する複数の支持点SPとして機能するものである(図8参照)。なお、本実施形態では、複数の支持点SPとして4つの場合を例示しているが、これに限定されるものではなく、支持点SPが複数個あればよい。
図8に示されるように、弾性ブッシュ54は、外筒82及び内筒84と、外筒82と内筒84との間に介装され外筒82の内周面及び内筒84の外周面にそれぞれ加硫接着される円筒状ブッシュ86と、環状体42の上面に設けられる円板状座面88と、円板状座面88及び内筒84を貫通してリヤクロスメンバ18の内壁に設けられたねじ部90に締結されるブッシュ締結ボルト92とを備える。
次に、防振装置の構造及びその作用について説明する。
図9は、図3に示すサブフレーム構造体に搭載された第2防振装置の概略構成を示す縦断面図である。なお、第1防振装置100aと第2防振装置100bは、マウント部44及び取付ブラケット32よりも上の部分において同じ構造からなるため、第2防振装置100bの構造を詳細に説明して第1防振装置100aの構造の説明を省略する。なお、図9に示す第2防振装置100bでは、液封式が用いられているが、これに限定されるものではない。また、能動型防振装置であることが好ましいが、これに限定されるものではない。
図9に示されるように、第2防振装置100bは、軸線Lに関して実質的に軸対称な構造を有するもので、略円筒状の上部ハウジング111と、その下側に配置された略円筒状の下部ハウジング112と、下部ハウジング112内に収容されて上面が開放した略カップ状のアクチュエータケース113と、上部ハウジング111の上側に接続したダイヤフラム122と、上部ハウジング111内に格納された環状の第1ゴム支持リング114と、第1ゴム支持リング114の上側に接続した第1ゴム119と、アクチュエータケース113に収容された環状の第2ゴム支持リング115と、第2ゴム支持リング115の内周側に接続した第2ゴム127と、アクチュエータケース113に収容され第2ゴム支持リング115及び第2ゴム127の下方に配置された駆動部(アクチュエータ)141等から構成されている。
上部ハウジング111下端のフランジ部111aと、下部ハウジング112の上端のフランジ部112aとの間に、アクチュエータケース113の外周のフランジ部113aと、第1ゴム支持リング114の外周部114aと、アクチュエータケース113内の上部側に配置された環状断面が略コの字型で上下に外周部を有する第2ゴム支持リング115の上面外周部115aとが重ね合わされて加締めにより結合される。
このとき、フランジ部112aとフランジ部113aとの間に環状の第1フローティングラバー116を介在させ、かつフランジ部113aの上面と第2ゴム支持リング115の上面外周部115a下面との間に環状の第2フローティングラバー117を介在させることで、アクチュエータケース113は、上部ハウジング111及び下部ハウジング112に対して上下方向に相対移動可能にフローティング支持される。
第1ゴム支持リング114と、第1ゴム119の上面側に設けられた凹部内に配置された第1ゴム支持ボス118とは、厚肉のラバーで形成された第1ゴム119の下端及び上端で、加硫接着によって接合されている。また、第1ゴム支持ボス118の上面にダイヤフラム支持ボス120がボルト部材121で固定されており、ダイヤフラム支持ボス120に内周部を加硫接着によって接合されたダイヤフラム122の外周部が、上部ハウジング111に加硫接着により接合されている。
ダイヤフラム支持ボス120の上面にはエンジン取付部120aが一体に形成され、エンジン側に固定される。また、下部ハウジング112の下端の車体側取付部112bがフロントクロスビームに固定される。なお、第2防振装置100bでは、下部ハウジング112の下端の車体側取付部112bが取付ブラケット32に固定される。
軸線L上でエンジン取付部120aの中心には、エンジンEから第2防振装置100bへ荷重が入力される荷重入力点IPが設けられる。この荷重入力点IPは、図5(b)及び図5(a)に示されるように、平面視して4つの支持点SPで囲まれた領域G内に位置している。なお、荷重入力点IPと4つの支持点SPとの位置関係に関する作用効果は、後記で詳細に説明する。
上部ハウジング111の上端のフランジ部111bには、ストッパ部材123の下端のフランジ部123aがボルト124及びナット125で結合されており、ストッパ部材123の上部内面に取り付けたストッパラバー126に、ダイヤフラム支持ボス120の上面に突設したエンジン取付部120aが当接可能に対向する。
第2ゴム支持リング115の内周面には、膜状のラバーで形成された第2ゴム127の外周部が加硫接着により接合されており、第2ゴム127の中央部にその上部が埋め込まれるように可動部材128が加硫接着により接合される。
そして、第2ゴム支持リング115の上面と第1ゴム支持リング114の下部との間に円板状の隔壁部材129が固定されており、第1ゴム支持リング114、第1ゴム119及び隔壁部材129により区画された第1液室130と、隔壁部材129及び第2ゴム127により区画された第2液室131とが、隔壁部材129の中央に開口している連通孔129aを介して相互に連通している。
第1ゴム支持リング114と上部ハウジング111との間には、環状の連通路132が形成されている。連通路132は連通孔133を介して第1液室130に連通するとともに、環状の連通間隙134を介して、第1ゴム119とダイヤフラム122により区画された第3液室135に連通している。
駆動部141は、主に透磁率が高い金属又は合金からなる固定コア142、コイル146を含むコイル組立体143、ヨーク144、可動コア154等から構成されている。
駆動部141のコイル146が通電されて励磁されることにより、可動コア154を吸引して可動部材128を下方側に移動させる。この可動部材128の移動に伴って、第2液室131を区画する第2ゴム127が下方に変形して第2液室131の容積が増加する。第2液室131の容積が増加すると、エンジンE側からの押し荷重で圧縮された第1液室130内の非圧縮性流体が連通孔129aを介して第2液室131内に流入する。この結果、エンジンE側から車体側(車室側)に伝達される荷重を低減することができる。
また、前記とは反対に、コイル146を消磁すると、第2ゴム127がその弾性力により上方に変形し、可動部材128及び可動コア154が上昇し、第2液室131の容積が減少する。第2液室131の容積が減少すると、第2液室131内の非圧縮性流体が連通孔129aを介してエンジンE側からの引き荷重で減圧された第1液室130内へ流入する。この結果、エンジンE側から車体側(車室側)に伝達される荷重を低減することができる。
このように、第1防振装置100a及び第2防振装置100bは、それぞれ、能動型防振装置として機能するものであり、駆動部141の変位駆動に基づく加振力が第1液室130に封入された非圧縮性流体に作用し、エンジンEを介して入力される振動が能動的に又は相殺的に低減される。
本実施形態に係るサブフレーム構造体10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
本実施形態では、サブフレーム構造体10が、ボルト12(図2参照)を介して、車体フレーム14に対してリジットに結合されていても、図5(b)に示されるように、平面視して荷重入力点IPが複数(本実施形態では、4つを例示)の支持点SPで囲まれた領域G(網点部分参照)内に位置するように配置している。このような配置構成により、荷重入力点IPから入力される余分な車両前後方向の振動、及び、余分な車両左右方向の振動が複数の支持点SPで吸収される。このため、荷重入力点IPから入力される車両上下方向の振動に対して余分な車両前後方向の振動及び余分な車両左右方向の振動が付加されることを抑制することができる。従って、本実施形態では、第2防振装置100bによる振動遮断領域を拡張することが可能となり、従来と比較して防振効果をより一層向上させることができる。この結果、本実施形態では、エンジンEからの振動を効率的に低減することができる。
これに対して、荷重入力点IPが複数の支持点SPで囲まれた領域Gの外部に位置する場合には、荷重入力点IPから入力される車両上下方向の振動に対して、余分な車両前後方向の振動、及び、余分な車両左右方向の振動がそれぞれ付加されて、第2防振装置100bによる振動遮断領域を拡張することが困難である。
なお、本実施形態では、領域G内の荷重入力点IPから4つの支持点SPまでの直線状の離間距離が略同一となるように設定することで、4つ支持点SPにそれぞれ配置された4つの弾性ブッシュ54に対して振動防振効果を略均一に発揮させることができる。
また、本実施形態では、取付ブラケット32に形成された収容凹部40内にステアリングギヤボックス35を好適的に配置することができる(図8参照)。この結果、エンジンEが収容される車体前部の狭小な空間を効率的に利用することができると共に、空間内のレイアウトの自由度を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、リヤクロスメンバ18の車幅方向に沿った両端部に取付部21を設けることで、サスペンションロアアーム15を取り付けるためのスペースを確保することができる。また、前方取付部21aの凹部の深さを後方取付部21bの凹部の深さよりも大きくすることで、前方取付部21aに収納される前端膨出部15aをリヤクロスメンバ18の上面から上方へ突出することを好適に回避することができる。この結果、エンジンEが収容される空間内のレイアウトの自由度をより一層向上させることができる。
図10は、図3に示すサブフレーム構造体の固定点とフローティングポイントとの配置関係を示す平面模式図である。
図10に示されるように、本実施形態に係るサブフレーム構造体10では、左右フロントサイドフレーム14に対してサブフレーム構造体10をリジットに固定するための第1〜第3固定点R1〜R3(両側で合計6つ)が、縦メンバである左右サイドメンバ16の車両前後方向に沿って所定距離離間して配置されている。また、第1フローティング機構28を構成する第1ブッシュ50の第1弾性体64及び第2ブッシュ52の第2弾性体74によって、フロントクロスビーム20をフローティング支持する4つのフローティングポイントF1、F2が設けられている。さらに、第2フローティング機構30を構成する4つの弾性ブッシュ54の円筒状ブッシュ86によって、取付ブラケット32及び第2防振装置100bをフローティング支持する4つのフローティングポイントF3が設けられている。
すなわち、本実施形態に係るサブフレーム構造体10の車両前方側では、フロントクロスビーム20に固定された第1防振装置100aによってエンジンEを介して入力される振動を能動的に又は相殺的に低減すると共に、各サイドメンバ16に対してフロントクロスビーム20をフローティング支持する第1ブッシュ50及び第2ブッシュ52を備えた第1フローティング機構28が設けられている。この結果、第1防振装置100aによる振動低減機能と第1フローティング機構28による振動低減機能とがそれぞれ協働して作用することで、サブフレーム構造体10の車両前方側において二重の振動低減効果(振動伝達力低減効果)が得られる。
加えて、サブフレーム構造体10の車両後方側では、取付ブラケット32を介してリヤクロスメンバ18に設けられた第2防振装置100bによってエンジンEを介して入力される振動を能動的に又は相殺的に低減すると共に、取付ブラケット32とリヤクロスメンバ18との間に配設されて取付ブラケット32及び第2防振装置100bをフローティング支持する弾性ブッシュ54を備えた第2フローティング機構30が設けられている。この結果、第2防振装置100bによる振動低減機能(振動伝達力低減機能)と第2フローティング機構30による振動低減機能(振動伝達力低減機構)とがそれぞれ協働して作用することで、サブフレーム構造体10の車両後方側において二重の振動低減効果(振動伝達力低減効果)が得られる。
このように、本実施形態では、エンジンEを介して入力される振動をそれぞれの協働作用で低減する二重の振動低減効果が、車両前後方向におけるサブフレーム構造体全体にわたって得られる。
次に、サブフレーム構造体10によるダイナミックダンパ効果について説明する。
図11は、ダイナミックダンパ効果の説明に供される模式図、図12は、周波数と音響感度との関係を示す特性図、図13は、左右フロントサイドフレームの弾性共振に伴って、フロントクロスビームが車体ロール方向に回動する状態を示す正面図である。
図11に示されるように、接地面に接地された車輪Wは、サブフレーム構造体10の下部側に配置されるサスペンションロアアーム15によって弾性的に支持されている。また、サブフレーム構造体10は、フロントクロスビーム20に配置されてエンジンEをフローティング支持する第1防振装置100a及び第1弾性体64と、リヤクロスメンバ18の取付ブラケット32に配置されてエンジンEをフローティング支持する第2防振装置100b及び円筒状ブッシュ86とを備える。
図11に示される構成においてエンジンEが駆動された場合、エンジンEの駆動により発生した振動は、サブフレーム構造体10に伝達されるが、その際、サブフレーム構造体100に設けられる第1防振装置100a、第1弾性体64、第2防振装置100b及び円筒状ブッシュ86によって二重の振動低減効果が得られる。一方、車輪Wの接地面(路面)から入力される路面振動は、車輪W及びサスペンションロアアーム15を介してサブフレーム構造体100に伝達される。
このような振動伝達構造において、第1防振装置100a及びフロントクロスビーム20をそのマス成分とし、第1弾性体64によってフローティング可能に支持されると共に、第2防振装置100b及び取付ブラケット32をそのマス成分とし、円筒状ブッシュ86によってフローティング可能に支持されることで、エンジンEが共振振動する。このエンジンEの共振振動によって、サスペンションロアアーム15からサブフレーム構造体10に入力される路面振動の共振周波数領域における振動エネルギが吸収されることで路面振動を低減することができる。
このように、本実施形態では、第1防振装置100a、フロントクロスビーム20、第1弾性体64、第2防振装置100b、取付ブラケット32及び円筒状ブッシュ86を備えるサブフレーム構造体10が、いわゆるダイナミックダンパ(dynamic damper)として機能し、サスペンションロアアーム15を介して入力され共振周波数領域(共振周波数周辺)における特定の周波数の路面振動を低減することができる。
図12に示す周波数(Hz)と音響感度(dB/N)との特性関係において、破線は、第1及び第2フローティング機構28、30が設けられておらず車体フレーム14に対してリジットに固定された比較例に係るサブフレーム構造体の特性曲線をし、実線は、本実施形態に係るサブフレーム構造体10の特性曲線を示している。本実施形態は、比較例と比較して、共振周波数領域における音響感度(図12中で示す網点部分)が低減しており、ダイナミックダンパとして機能している。
その一例として、図13に示されるように、縦メンバとして機能する一対の左右フロントサイドフレーム14aがサスペンションロアアーム15を介して入力される路面振動によって上下方向に沿って弾性共振する。この左右フロントサイドフレーム14aの弾性共振に対し、前部横メンバとして機能し第1フローティング機構28を介してフローティング支持されたフロントクロスビーム20が車体ロール方向(図13の矢印E方向)に逆位相で共振する。この結果、サスペンションロアアーム15からサブフレーム構造体10に対して入力される路面振動は、逆位相で車体ロール方向に共振するフロントクロスビーム20によって相殺されることで、より一層低減される。
また、本実施形態では、第1弾性体64及び第2弾性体74を有する第1ブッシュ50及び第2ブッシュ52を介して、第1防振装置100aが載置されたフロントクロスビーム20をフローティング支持することで、サブフレーム全体を車体フレーム14に対してフローティング支持するのと同等以上の振動低減効果が得られる。
さらに、本実施形態では、左右サイドメンバ16の車両前方側端部に対し、別体で構成されたフロントクロスビーム20を車幅方向に沿って取り付けるという簡素な構造で構成されるため、既存のサブフレーム構造体を簡便に利用することができる。
さらにまた、本実施形態では、例えば、複数配置された第1ブッシュ50のばね力と第2ブッシュ52のばね力とをそれぞれ異なるように設定することができると共に、第1ブッシュ50及び第2ブッシュ52のばね力をそれぞれ調整することができる。
10 サブフレーム構造体
14 車体フレーム
15 サスペンションロアアーム(サスペンションアーム)
16 左右サイドメンバ(縦メンバ)
18 リヤクロスメンバ(横メンバ)
21 取付部
32 取付ブラケット
35 ステアリングギヤボックス
40 収容凹部
54 弾性ブッシュ(弾性体)
100b 第2防振装置(防振装置)
E エンジン(車両用パワープラント)
IP 荷重入力点
SP 支持点

Claims (2)

  1. 車両前後方向に延びる縦メンバと、車幅方向に延びる横メンバとを有し、車体フレームに支持されるサブフレーム構造において、
    前記横メンバに配置され、車両用パワープラントを支持する防振装置と、
    前記防振装置と前記横メンバとの間に設けられ、前記防振装置を前記横メンバに取り付ける取付ブラケットと、
    前記横メンバに対して前記取付ブラケットをフローティング可能に複数の支持点で支持する複数の弾性体と、
    を備え、
    前記車両用パワープラントから前記防振装置へ荷重が入力される荷重入力点は、平面視して前記複数の支持点で囲まれた領域内に位置し、
    前記取付ブラケットは、前記防振装置を支持固定するマウント面を有する支持固定部と、
    前記支持固定部の下方に連続し前記横メンバの上面にフローティング可能に取り付けられた脚部と、
    平面視して車幅方向に沿った前記横メンバの中心線を車両前後方向で跨ぎ、側面視して略U字状に湾曲形成される収容凹部と、を有し
    前記収容凹部内には、クリアランスを介してステアリングギヤボックスが車幅方向に沿って配置されていることを特徴とするサブフレーム構造。
  2. 請求項1記載のサブフレーム構造において、
    前記横メンバの車幅方向に沿った両端部には、サスペンションアームが取り付けられる取付部が設けられていることを特徴とするサブフレーム構造。
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