JP4021011B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平8−262462号に開示されている液晶表示装置の製造方法について説明する。セルには、排気ポートと注入ポートが形成されている。これら排気ポートと注入ポートにそれぞれ排気コネクタと注入コネクタを接続した状態で、真空吸引手段を駆動させることにより排気コネクタを介してセル内を真空吸引し、セル内が所定の真空度に達した時に、液晶供給手段から注入コネクタを介して液晶をセル内に加圧注入する。
【0003】
液晶注入完了時点において、注入ポート近傍で液晶が大気圧より高い圧力になっており、セルを構成する2枚の基板間のギャップが正常状態より膨らんでいる。これに対して、セルの排気ポート近傍では、真空吸引された影響で液晶の圧力が大気圧より低く、2枚の基板間のギャップがほぼスペーサビーズの径に対応する幅となっている。
【0004】
上記液晶注入工程の完了後に、排気コネクタと注入コネクタとを排気ポートと注入ポートに接続したまま、排気コネクタでの真空度を下げながら真空吸引し、注入コネクタでの液晶圧力をゼロにした状態を所定時間継続する。これにより、セル内での液晶圧力を均一にし、ひいては注入ポート近傍でのギャップの膨らみを解消し、セルを構成する2枚の基板の平坦度を上げる。この後で、排気コネクタと注入コネクタをセルから外し、速やかに封止液をポートに供給して、ポートを塞ぐ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、セルを構成する2枚の基板はもともとミクロン単位で見れば平坦ではなく、例えば中央が膨らんでいたり、うねりがある。このような基板の歪みは、上記公報の方法では解消されず、最終製品である液晶表示装置のギャップの不均一をもたらす。このギャップの不均一、すなわち液晶厚さの不均一さは、非常に高い表示性能の達成を阻害する要因になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係わる液晶表示装置の製造方法は、(イ)セルの排気ポートに排気コネクタを接続し、セルの注入ポートに注入コネクタを接続した状態で、排気コネクタを介してセル内を真空吸引する排気工程と、(ロ)セル内の真空度が所定レベルに達した後に、排気コネクタを介しての真空吸引を継続したまま、注入コネクタを介して液晶供給手段から液晶をセル内に加圧注入する工程と、(ハ)上記液晶注入工程が完了した後で、排気コネクタセルに接続したまま排気コネクタを介しての吸引を継続するとともに、注入コネクタをセルに接続したまま液晶供給手段に連通した状態を継続し、セルを取り巻く気圧を大気圧より高くし、注入コネクタでの液晶圧力を、上記液晶注入工程時より低下させて、セルを取り巻く気圧より低く大気圧またはそれより高いレベルにし、この状態を維持してセルを構成する2枚の基板の平坦度を向上させる工程と、(ニ)上記基板平坦度向上工程の後で、セルを取り巻く気圧を高圧状態に維持したまま排気コネクタと注入コネクタをセルから外し、注入ポートと排気ポートに封止液を供給する工程と、(ホ)上記封止液供給工程の後に、セルを取り巻く気圧を大気圧まで戻す工程とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の液晶表示装置の製造方法において、上記排気コネクタと注入コネクタと封止液を供給する器具がハウジング内に配置されており、このハウジング内でセルに対する排気と液晶注入と封止液供給を行い、上記液晶注入工程の完了後に、ハウジングに接続された加圧空気供給手段により、ハウジング内の気圧を上げることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の液晶表示装置の製造方法において、
上記液晶注入工程から基板平坦度向上工程へ移行する時点で、排気コネクタでの真空度を下げ、しかも、上記基板平坦度向上工程において、排気コネクタを介しての真空吸引を継続しながら、その真空度を徐々に低下させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法において、上記封止液供給工程でのセルを取り巻く気圧を、基板平坦度向上工程での気圧より高くしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を説明する前に、図2,図3(A)を参照しながらセル50について説明しておく。このセル50は、透明材料例えばガラスからなる2枚の四角形の基板51,52を備えている。大型の液晶表示装置の場合には、図に示すように、第1基板51は第2基板52より大きい。第2基板52の周縁と第1基板51の周縁近傍の互いに対峙する平坦面を接着剤53で張り付けることにより、両者の間に数ミクロンの厚さのギャップ54が形成されている。そして、接着剤53が介在されていない箇所が、排気ポート55と、注入ポート56となっている。
【0010】
セル50に液晶や気圧の圧力が付与されていない自然状態では、基板51,52は、図3(A)に誇張して示されているように、ミクロン単位の歪みを有している。通常では、中央部が膨らんでいることが多い。そのため、ギャップ54も不均一になっている。
【0011】
次に、本発明方法を実行するための装置の構成を説明する。図1に示すように、装置はハウジング1を有している。ハウジング1内には、固定台2が設置されており、この固定台2の上面には、互いに対峙する移動台3,4が移動可能に設置されている。移動台3には、2つの排気コネクタ5が上下位置調節可能に設けられており、移動台4には1つの注入コネクタ6が上下位置調節可能に設けられている。また、固定台2には、セル50を所定位置にセットする支持機構(図示しない)も設けられている。
【0012】
上記ハウジング1内には、ヒータ7(加熱手段)と、液晶供給装置10(液晶供給手段)が収容されている。この液晶供給装置10は、上記注入コネクタ6に供給管11を介して接続されている。供給管11には開閉弁12が設けられている。ハウジング1外には真空吸引ポンプ20(真空吸引手段)が配置されており、この真空吸引ポンプ20は排気管21を介して上記排気コネクタ5に接続されている。排気管21には、リリーフ弁22が設けられるとともに、このリリーフ弁22と排気コネクタ5との間に、開閉弁23,液晶トラップ,真空度検出センサ等(図示しない)が設けられている。
【0013】
上記ハウジング1には、第1ポート1aと第2ポート1bが形成されている。第1ポート1aには、常閉の開閉弁31を介してコンプレッサ30(加圧空気供給手段)が接続されている。また、第2ポート1bは、常開の開閉弁35を介して大気に連なっている。
【0014】
さらに、上記ハウジング1内には、図4にのみ示す封止液供給器具40が収容されている。この封止液供給器具40は、1枚のセル50に対応して3つ装備されている。封止液供給器具40は、円筒形状のボデイ(図示しない)と、このボデイの先端に設けられたチップ41(第1部材)と、このチップ41の基端近傍に取り付けられたプレート42(第2部材)とを備えている。チップ41は、ボデイの軸方向に延びて細長く形成されている。チップ41の先端縁41aは鋭角をなし、ボデイの軸方向と直交する直線(図4において紙面と直交する直線)に沿って延びている。
【0015】
上記プレート42は、チップ41の長手方向に延び、基端部を除く部位は、上記チップ41の平坦面41bから離れて対峙している。プレート42は、チップ41と同じ幅を有し、その先端縁42aはチップ41の先端縁41aと平行をなしている。これら先端縁41a,42aの幅は上記セル50のポート55,56の幅より広い。
【0016】
上記チップ41の平坦面41bとプレート42との間に形成されるギャップ43(封止液のための通路)は、先端に向かって狭くなっている。このギャップ43は、チップ41の平坦面41bに形成された長手方向に延びる溝(図示しない),円筒形状のボデイ,このボデイに接続されたチューブを介して、封止液タンク(図示しない)に接続されている。
この封止液供給器具40は図示しないロボットアーム等の移動機構によって移動されるようになっている。
【0017】
本願装置は、制御ユニット45を有しており、この制御ユニット45により上述した種々の構成要素をシーケンス制御するようになっている。以下、この制御を、主に図5のタイムチャートと図3を参照しながら詳述する。
ハウジング1の扉を開いて、セル50を支持機構にセットした後、扉を閉じてハウジング1内を気密状態にする。制御ユニット45は、電源オンに応答して、真空ポンプ20を駆動し、コンプレッサ30を駆動する。また、加圧液晶供給装置10を駆動させて内部の液晶を加圧する。
次に、移動台3,4を移動させ、セット状態にあるセル50の排気ポート55に排気コネクタ5を接続し、注入ポート56に注入コネクタ6を接続する。
【0018】
次に、開閉弁23を開き、これにより、セル50内の空気を、排気コネクタ5,排気管21を介して吸引排気し、セル50内の真空度を高める。この真空吸引により、図3(B)に示すように、セル50の基板51,52が、互いに近づくように引き付けられてギャップ54内に収容された多数のスペーサビーズに当たり、平坦になる。
【0019】
セル50内が所定の真空度(例えば1Torr)に達した時、開閉弁12を開き、これにより、加圧液晶供給装置10からの加圧液晶LCを、供給管11,注入コネクタ6を経てセル50内へと注入する。この液晶注入工程において、上記真空吸引を継続して実行し、ヒータ7でセル50を加熱して液晶LCの粘度を低下させる。これにより、円滑に液晶LCを注入することができる。
【0020】
液晶LCがセル50のギャップ54を満たし、2つの排気ポート55に達したことにより、液晶注入工程が完了する。この完了時点で、ヒータ7による加熱を終了し、上記加圧液晶供給装置10を制御して注入コネクタ6の液晶圧力を所定レベルまで下げ、リリーフ弁22を制御して、真空度を1Torrから所定レベル例えばー750mmHgまで下げる。また、開閉弁31を開いてコンプレッサ30のタンクからの圧縮空気をハウジング1内に供給し、ハウジング1内を大気圧より高い所定の気圧(例えば大気圧の1.5倍〜2倍程度)にする。なお、ハウジング1内または開閉弁31の下流側には図示しない圧力センサが設けられており、上記所定気圧に達した時に開閉弁31を閉じる。
【0021】
上記液晶注入完了時点では、図3(C)に示すように、排気ポート55の近傍の液晶LCの圧力は真空吸引の影響で大気圧より低く、この排気ポート55近傍の2枚の基板51,52はスペーサビーズの規制を受けてほぼ平坦になっている。他方、注入ポート56の近傍では液晶LCの圧力が大気圧より高いので、基板51,52が膨らんでいる。この状態において、上述したように、ハウジング1内を高圧にしたことにより、セル50を取り巻く気圧が基板51,52を押すことになり、その結果、基板51,52は徐々に互いに近づき、本来もっている歪み(図3(A)参照)をも矯正され、最終的に図3(D)に示すように高精度で平坦になり、ひいては、スペーサビーズの径によって決定される均一なギャップ54を得ることができる。
【0022】
上記のようにハウジング1内の気圧上昇により基板51,52の平坦度を向上させる工程において、注入ポート56から余分な液晶が漏れ出てくるが、この注入ポート56には注入コネクタ6が接続されているので、この液晶は開き状態の開閉弁12を経て液晶供給装置10へと戻される。なお、注入コネクタ6での液晶圧力は、液晶注入完了時点で低下しているので、上記液晶の漏出をより円滑に行うことができる。本実施形態では液晶圧力をハウジング1内気圧より低くし大気圧より若干高くしているが、大気圧まで下げてもよい。
【0023】
上記基板51,52の平坦度を向上させる工程において、液晶LCの圧力の均一化の経過に合わせてリリーフ弁22を制御して排気コネクタ5での真空度を徐々に低下させる。これにより、排気ポート55からセル50内へ空気が入り込むのを防止することができるとともに、排気ポート55からの液晶LCの漏出を抑えることができる。
【0024】
上記基板51,52の平坦度を向上させる工程を、所定時間継続させた後で、バルブ12,23を閉じ、排気コネクタ5,注入コネクタ6をセル50から外す。またこれらコネクタ5,6を外す直前に開閉弁31を開いてハウジング1内の気圧をさらに上昇させ、所望レベルに達した時に開閉弁31を閉じる。これにより、基板51,52が元の歪んだ形状に戻ろうとするのをより一層確実に抑制でき、元の形状に戻る際にポート55,56から空気を吸い込むのを確実に防止することができる。
【0025】
コネクタ5,6を外したら、即座に封止液供給器具40を排気ポート55,注入ポート56に近づけ、これらポート55,56に封止液SQを供給する。封止液SQは、ギャップ43の先端部に毛細管現象により入り込んでここで保持されており、チップ41の先端縁41aとプレート42の先端縁42aを、セル50に接触させることにより、ギャップ43の先端部に満たされていた封止液SQが、毛細管現象によりポート55,56に適量に供給され、ここを塞ぐ。
【0026】
封止液SQをポート55,56に供給した後、開閉弁35を開くことにより、ハウジング1を大気圧に戻す。封止液SQは毛細管現象によりポート55,56内に入り込む。なお、基板51,52が元に戻ろうとすることによっても封止液SQのポート55,56への侵入が促進される。この状態で、紫外線照射により封止液SQを硬化させることにより、ポート55,56の封止作業が終了する。
【0027】
本発明は、上記実施形態に制約されず、種々の態様が可能である。例えば、セルは、排気と注入の両方を兼用したポートを1つだけ形成してもよい。この場合、例えばハウジング内を真空吸引してポートからセル内の空気を排気し、セル内が所定の真空度に達した後にこのポートに注入コネクタを接続し、液晶供給装置から注入コネクタを介して加圧液晶を注入し、この液晶注入工程が完了した後に、注入コネクタを接続したままハウジングを大気圧より高くする。この後の工程は上述した実施形態と同様であるので省略する。
また、ハウジングには、複数のセルを収容して、同時に処理してもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、液晶注入完了後に、セルを取り巻く気圧を高くすることにより、加圧液晶による2枚の基板の歪みのみならず、これら基板が元来有している歪みをも解消して高精度の平坦度を得ることができ、ひいては、均一なギャップを得ることができ、非常に良好な表示性能を得ることができる。また、コネクタを外したポートに封止液を供給する過程でも、セルを取り巻く気圧を高く維持しているので、基板が歪みのある形状に戻るのを防止できるとともにポートから空気が入り込むのを防止することができる。
また、請求項1の発明では、基板平坦度向上工程において、注入コネクタと排気コネクタをセルに接続した状態を維持するので、セル内から漏れ出た余分な液晶は注入コネクタを介して回収することができるとともに、排気コネクタを介しての吸引の継続により排気ポートからの空気のセル内への侵入を防止できる。
さらに、請求項1の発明では、注入コネクタでの液晶圧力を下げるので、基板を短時間で平坦にすることができる。
請求項2の発明によれば、ハウジング内で排気,液晶注入,封止液供給を行い、ハウジングに加圧空気を供給することにより、セルの基板の平坦度を向上させるので、これら作業を円滑に行うことができる。
請求項3の発明によれば、基板平坦度向上工程において、排気コネクタでの真空度を徐々に下げるので排気ポートからの空気の侵入を防止できるとともに、この排気ポートからの液晶漏れを抑制することができる。
請求項4の発明によれば、上記封止液供給工程でのセルを取り巻く気圧を、基板平坦度向上工程での気圧より高くしたことにより、コネクタを外しても基板の自然歪み形状への戻りを抑制でき、ポートからの空気の侵入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実行する装置を示す概略図である。
【図2】液晶を充填されるべきセルの正面図である。
【図3】(A)〜(D)は、本発明方法を実行する過程での、セルの基板および基板間のギャップの状態を示す断面図であり、この図において、基板の歪み量,ギャップの寸法は誇張して示されている。
【図4】セルと封止液供給器具を拡大して示す断面図である。
【図5】本発明方法のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ハウジング
5 排気コネクタ
6 注入コネクタ
10 加圧液晶供給装置(液晶供給手段)
20 真空ポンプ(真空吸引手段)
30 コンプレッサ(加圧空気供給手段)
50 セル
55 排気ポート
56 注入ポート
LC 液晶
SQ 封止液

Claims (4)

  1. (イ)セルの排気ポートに排気コネクタを接続し、セルの注入ポートに注入コネクタを接続した状態で、排気コネクタを介してセル内を真空吸引する排気工程と、
    (ロ)セル内の真空度が所定レベルに達した後に、排気コネクタを介しての真空吸引を継続したまま、注入コネクタを介して液晶供給手段から液晶をセル内に加圧注入する工程と、
    (ハ)上記液晶注入工程が完了した後で、排気コネクタセルに接続したまま排気コネクタを介しての吸引を継続するとともに、注入コネクタをセルに接続したまま液晶供給手段に連通した状態を継続し、セルを取り巻く気圧を大気圧より高くし、注入コネクタでの液晶圧力を、上記液晶注入工程時より低下させて、セルを取り巻く気圧より低く大気圧またはそれより高いレベルにし、この状態を維持してセルを構成する2枚の基板の平坦度を向上させる工程と、
    (ニ)上記基板平坦度向上工程の後で、セルを取り巻く気圧を高圧状態に維持したまま排気コネクタと注入コネクタをセルから外し、注入ポートと排気ポートに封止液を供給する工程と、
    (ホ)上記封止液供給工程の後に、セルを取り巻く気圧を大気圧まで戻す工程とを備えたことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 上記排気コネクタと注入コネクタと封止液を供給する器具がハウジング内に配置されており、このハウジング内でセルに対する排気と液晶注入と封止液供給を行い、上記液晶注入工程の完了後に、ハウジングに接続された加圧空気供給手段により、ハウジング内の気圧を上げることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置の製造方法。
  3. 上記液晶注入工程から基板平坦度向上工程へ移行する時点で、排気コネクタでの真空度を下げ、しかも、上記基板平坦度向上工程において、排気コネクタを介しての真空吸引を継続しながら、その真空度を徐々に低下させることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置の製造方法。
  4. 上記封止液供給工程でのセルを取り巻く気圧を、基板平坦度向上工程での気圧より高くしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法。
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