JP4020053B2 - 軒樋継手構造 - Google Patents

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Description

本発明は、外継手と内押さえとで軒樋の端部を挟持することにより、軒樋を接続する軒樋継手構造に関するものである。
従来から、一対の軒樋の長手方向の端部同士を対向させ、軒樋の端部の外側面に外継手を被嵌させるとともに、端部間の内面に沿って内押さえを嵌合して、外継手と内押さえとで軒樋の端部を挟持することにより、軒樋を接続することが実施されている。この具体例が、特開平11−044060号公報や特開平9−144242号公報に開示されている。
特開平11−044060号公報 特開平9−144242号公報
しかしながら、上記の具体例の軒樋継手構造では、以下の問題点があった。外継手と、内押さえの下部押さえ片との隙間に雨水が流れ込んで隙間に溜まり、雨水の表面張力により継手部分が雨水で濡れてしまい、雨水の一部は軒樋の外部にもあふれることがあった。この場合、軒樋中の水分が乾燥した後に、雨水に含まれているごみ等の異物が継手部分の外部にも付着することで外見を損なうおそれがあった。
本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、外継手と、内押さえの下部押さえ片との隙間に雨水が流れ込んでも、軒樋の外部にあふれることのない軒樋継手構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願発明の軒樋継手構造は、一対の軒樋の長手方向の端部同士を対向させ、軒樋の端部の外側面に外継手を被嵌させるとともに、端部間の内面に沿って内押さえを嵌合して、前記外継手と前記内押さえとで前記軒樋を挟持することにより、前記一対の軒樋を接続する軒樋継手構造において、前記軒樋の前面板の下方面に沿設される前記内押さえの下部押さえ片に水抜き孔を穿設してなる軒樋継手構造であって、前記内押さえは、軒樋の継ぎ目内周面に略沿設するように、底押さえ片と、底押さえ片から折曲し延設された前押さえ片、後押さえ片とで主体が構成され、底押さえ片と後ろ押さえ片は、軒樋の底面板と後面板とに沿う形に形成され、前押さえ片の下端から軒樋の前面板の下方内面に沿う下部押さえ片が上方へ向けて一体に連出され、前記内押さえの前記下部押さえ片には前記外継手に固定させる接着剤を塗布するための接着剤塗布溝を複数設けてなり、前記複数の接着剤溝の間に前記水抜き孔を穿設する。
本願発明の軒樋継手構造は、下部押さえ片に水抜き孔を穿設してなるので、雨水が外継手と下部押さえ片との隙間に流れ込んでも、水抜き孔から雨水が排出されるので、雨水が軒樋の外部にあふれるおそれがなくなる。
本実施形態の軒樋継手構造を図1〜3に基づいて説明する。本実施形態の軒樋継手構造は、図1に示すように、一対の軒樋1を外継手6と内押さえ7とにより挟持することにより接続するものである。
軒樋1は、鋼板のような金属板の両面に合成樹脂材料を被覆して形成されている。前面板3は、前面上部と前面下部とで形成されており、前面下部は、底面板2前端から立ち上がって上部へいくにしたがって前方へいくように傾斜しており、前面上部は、上部へいくにつれて後方に傾斜している。また、前面上部の上端から斜め下方に連出片が形成してあり、連出片の先端に前面耳部を長手方向にわたって設けてあり、前面耳部には係止段部を設けてある。前面下部上端には、外面から内方へ凹没する排水溝である条溝3aを長手方向へわたって設けてあり、また、前面下部下端から下方に突出するように水切り突起を垂下してある。なお、後面板4の上端には後面耳部を設けてある。
合成樹脂材料にて形成された外継手6と内押さえ7とにより、軒樋1、1を直線状に接続している。外継手6は、軒樋1の前面板3に沿うように形成された、底面板6aから立ち上がった外継手前面板6bには、内方すなわち軒樋1の一連の条溝3aに向けて凹没する第2条溝6dが継手の巾方向にわたって設けられている。この第2条溝6dは、外継手前面板6b外周面を流れ落ちる水滴が軒樋1の条溝3aに確実に導かれるよう、図3に示すように、中央部分から巾方向両縁端へいくにしたがって下方にいくように傾斜し、条溝3aへ向けて開口形成されている。そして、第2条溝6dの縁端には底面を切り欠いた切欠6e、6eが設けられている。また、外継手前面板6b縁端には軒樋1を接続するときに係止段部と係合する前耳押さえ部6fが設けられている。この外継手6の外継手前面板6bと外継手後面板6cとのそれぞれの内面の巾方向中央付近にはそれぞれセパレータ突起6gが設けられており、外継手後面板6c縁端には軒樋1を接続するときに係止段部と係合する後耳押さえ部6hが設けられている。
また、内押さえ7は、軒樋1の継ぎ目内周面に略沿設するように、底押さえ片7aと、底押さえ片7aから折曲し延設された前押さえ片7b、後押さえ片7cとで主体が構成され、底押さえ片7aと後ろ押さえ片7cは、軒樋1の底面板2と後面板4とに沿う形に形成されている。また、前押さえ片7bの下端から軒樋1の前面板3の下方内面に沿う下部押さえ片7dが上方へ向けて一体に連出されている。また、下部押さえ片7dには、外継手6を固定するための接着剤を配設する一対の接着剤溝7e、7eが設けられて、この接着剤溝7e、7eの間に2個の水抜き孔7f、7fが穿設されている。そして、前押さえ片7bの上部に操作片7gが設けられている。
上記軒樋の軒樋継手構造により軒樋1、1を接続するときは、まず、接続される両軒樋1、1の長手方向端部の、後面板4縁端に設けられている後面耳部へ外継手後面板6c縁端の後耳押さえ部6hを係合させた後、前面板3縁端に設けられている前面耳部に並設されている係止段部へ、巻回すように外継手前面板6b縁端の前耳押さえ部6fを係合させて被嵌する。次いで、内押さえ7の接着剤溝7e、7eに、接着剤を配設しておき、後押さえ片7cの上端を後面耳部の下面に係当した状態にて、操作片7eを保持した状態で内押さえ7の前側を下方に回動させ、軒樋1の条溝3aが第2条溝6dと確実に縁端で対向するよう、軒樋1、1を内周面から外継手6へ向けて押圧するようにして装着する。この状態で、接着剤を硬化させることにより、外継手6と内押さえ7とを確実に固定させる。
上記軒樋の軒樋継手構造の部分に屋根等から雨水か流入すると、外継手前面板6bと内押さえ7の下部押さえ片7dとの隙間にも、雨水が流れ込む。しかし、この隙間に流入した雨水は、図3(b)に示した矢印の方向から水抜き孔7fを通して、内押さえ7の内部へと流れる。このために、雨水は、外継手前面板6bと下部押さえ片7dとの隙間に溜まることなく、スムーズに内押さえ7の内部へ排出される。
本実施形態の軒樋継手構造は、内押さえの下部押さえ片に水抜き孔を穿設してなるので、外継手前面板と下部押さえ片との隙間に雨水が流れ込んでも、雨水は外継手前面板と下部押さえ片との隙間に溜まることなく、スムーズに内押さえの内部へ排出されることにより、水抜き孔から雨水が排出されるので、雨水が軒樋の外部にあふれるおそれがなくなる。この結果として、軒樋中の水分が乾燥した後に、雨水に含まれているごみ等の異物が継手部分の外部にも付着することで外見を損なうおそれがなくなるという効果を奏する。
また、水抜き孔は、下部押さえ片の接着剤溝の間に穿設されているので、本来なら溜まりやすい部分の雨水を排出することができ、前記効果をさらに有効なものとすることができる。
さらに、複数の水抜き孔を穿設してなるので、1個の水抜き孔が異物によりふさがれた場合であっても、他の水抜き孔から雨水を排出することができるる。したがって、前記効果をさらに確実なものとすることができる。
本実施形態の軒樋継手構造の斜視図である。 本実施形態の内押さえであり、(a)は上面図であり、(b)は縦断面図であり、(c)は右側面図である。 本実施形態の外継手と内押さえとの係合関係を示す断面図であり、(a)は全体図であり、(b)は主要部の拡大図である。
符号の説明
1 軒樋
2 底面板
3 前面板
4 後面板
5 継手装置
6 外継手
7 内押さえ
7d 下部押さえ片
7e 接着剤溝
7f 水抜き孔

Claims (2)

  1. 一対の軒樋の長手方向の端部同士を対向させ、軒樋の端部の外側面に外継手を被嵌させるとともに、端部間の内面に沿って内押さえを嵌合して、前記外継手と前記内押さえとで前記軒樋を挟持することにより、前記一対の軒樋を接続する軒樋継手構造において、前記軒樋の前面板の下方面に沿設される前記内押さえの下部押さえ片に水抜き孔を穿設してなる軒樋継手構造であって、前記内押さえは、軒樋の継ぎ目内周面に略沿設するように、底押さえ片と、底押さえ片から折曲し延設された前押さえ片、後押さえ片とで主体が構成され、底押さえ片と後ろ押さえ片は、軒樋の底面板と後面板とに沿う形に形成され、前押さえ片の下端から軒樋の前面板の下方内面に沿う下部押さえ片が上方へ向けて一体に連出され、前記内押さえの前記下部押さえ片には前記外継手に固定させる接着剤を塗布するための接着剤塗布溝を複数設けてなり、前記複数の接着剤溝の間に前記水抜き孔を穿設してなることを特徴とする軒樋継手構造。
  2. 複数の前記水抜き孔を穿設してなることを特徴とする請求項1記載の軒樋継手構造。
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