JP2002188252A - 雨 樋 - Google Patents

雨 樋

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JP2002188252A
JP2002188252A JP2000390133A JP2000390133A JP2002188252A JP 2002188252 A JP2002188252 A JP 2002188252A JP 2000390133 A JP2000390133 A JP 2000390133A JP 2000390133 A JP2000390133 A JP 2000390133A JP 2002188252 A JP2002188252 A JP 2002188252A
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rain gutter
rain
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cover surface
explanatory view
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JP2000390133A
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Fumio Takahashi
文男 高橋
Toshihide Kokubu
利秀 国分
Junji Sato
淳二 佐藤
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IG Technical Research Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、新築屋根、屋根改修、雨樋改修時
において軒先の美観性の向上すると共に、雨樋の機能を
阻害することなく、樹木の枯れ葉等のゴミが雨樋に入る
のを防止した雨樋に関するものである。 【構成】 アール状に形成した曲面を有するカバー面1
と、カバー面1には切り込みにより形成した流水孔4を
長手方向に沿って複数個形成すると共に、カバー面1の
下端を外側方に突出した底片6と、底片6に形成した流
水孔7と、底片6の先端を下方に垂下した表面8と、表
面8の先端を内側方に突出した底面9と、底面9の先端
を上方に突出した側面10とから形成した雨樋Aであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新築屋根、屋根改
修、雨樋改修時において軒先の美観性を向上すると共
に、雨樋の機能を阻害することなく、樹木の枯れ葉等の
ゴミが雨樋に入るのを防止した雨樋に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、雨樋には図25に示すように、雨
樋Pを吊り下げる機能を有する取付具Q、雨樋Pを吊り
下げる取付具Rは取付具Qを鼻隠しαに固定する機能も
有する取付具であり、図ではちょうナットSにより、固
定位置が移動できるようにした取付具を使用して、雨樋
Pが使用されるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図25
に示すように形成された雨樋Pには、枯れ葉等のゴミX
が溜まり、掃除をして除去しないと、雨樋Pの機能が果
たせなくなる欠点があった。また、この除去作業は危険
を伴う作業であった。さらに、積雪時に雨樋Pに過大な
荷重がかかり、雪により破壊されてしまうことがあっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するために、アール状に形成した曲面を有するカ
バー面と、カバー面には切り込みにより形成した流水孔
を長手方向に沿って複数個形成すると共に、カバー面の
下端を外側方に突出した底片と、底片に形成した流水孔
と、底片の先端を下方に垂下した表面と、表面の先端を
内側方に突出した底面と、底面の先端を上方に突出した
側面とから形成したアール状に形成した曲面を有するカ
バー面と、カバー面には切り込みにより形成した流水孔
を長手方向に沿って複数個形成すると共に、カバー面の
下端を略水平に突出した底面と、底面の先端を上方に突
出した側面とから形成した雨樋を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に図面を用いて、本発明に係
る雨樋の一実施例について詳細に説明する。図1、図
2)は雨樋Aを示す斜視図、図3、図4は本発明に係る
雨樋の施工状態を示す断面図であり、Aは雨樋、Bは屋
根材、Cは取付具、αは鼻隠し、βは固定具である。
【0006】雨樋Aは図1、図2に示すように、アール
状に屈曲した曲面を有するカバー面1と、カバー面1の
下端を内側方に突出した底面2と、カバー面1の上端を
上方に突出した固定面3と、カバー面1から底面2に形
成した流水孔4と、流水孔4の下端部分のカバー面1の
途中を外側方に突出した底片6と、底片6に形成した流
水孔7とからなる集水部5と、流水孔7の先端を下方に
垂下した表面8と、表面8の先端を内側方に突出した底
面9と、底面9の先端を上方に突出した側面10と、側
面10の先端を外方に突出し下方に屈曲した係止面11
と、側面10と係止面11とから形成した係止溝12と
から形成したものである。素材としてはカラー鋼板の
他、各種金属材料、合成樹脂材料を用いるもので、押
出、ロールフォーミング、折曲げ、プレス加工、切り込
み加工、打ち抜き加工、等の成形方法により形成するも
のである。
【0007】カバー面1は、図3、図4に示すようにア
ール状に形成することにより、雨樋A上に枯れ葉等のゴ
ミXが落下するように形成したものである。
【0008】固定面3は固定具βにより、屋根下地に雨
樋Aを固定するための部分である。
【0009】流水孔4は図1、図2に示すように、雨樋
Aに孔を形成することにより、図4に示すように雨Wが
雨樋A内に落下すると共に、枯れ葉等のゴミXが雨樋A
内に入らないように形成したものである。
【0010】流水孔4は図1〜図6に示すように、上面
を残して切り込みを形成し、この上面をアール状に湾曲
させて形成した流水面4aとすることにより、カバー面
1上を流下してきた雨Wが、アール状の湾曲面に沿って
スムーズにカバー面1の裏面側に流れ込み、流水面4a
の先端から内部に流下するものである。なお、流水孔4
を流水面4aを残さずに、切り欠いて形成した場合には
雨Wの全てが雨樋A内部に流れ込まず、雨Wの大部分が
そのまま軒先部分から地面に落下するものである。勿
論、カバー面1のコアンダ効果により、カバー面1の先
端の位置(一番外側になる点)よりも集水部5(表面
8)を内側方に形成でき、雪が集水部5に積もるのを防
止できるものである。
【0011】このように形成することにより、雨Wの雨
樋Aへの流下が促進されると共に、枯れ葉等のゴミXが
雨樋A内に入らないようにできるものである。また、2
〜3段の形成で雨Wを内部に流下させる機能を有し、形
成個数が少なくても済み、この点に置いても、内部への
ゴミXの浸入を阻止できるものである。
【0012】集水部5は、上部の流水孔4によりカバー
材Aの内部に取り込めなかった雨Wを集め、最下部の流
水孔7によりカバー材Aの内部に流下させるためのもの
である。
【0013】表面8、底面9と側面10により形成され
た空間は、屋根上に降った雨Wを排水するための樋の機
能を果たすものである。
【0014】係止溝12は、後記する取付具Cの係合片
15に挿入されて雨樋Aの一端を固定する部分である。
【0015】取付具Cは図7(a)〜(c)に示すよう
に、段差13と、段差13の一端の下方に垂下した固定
片14と、他端を上方に突出した係合片15とから形成
したものであり、図3、図4に示すように雨樋Aの係止
溝7を固定された取付具Cの係合片15に挿入して固定
するものである。勿論、取付具Cは長尺状でも良いもの
である。
【0016】また、雨Wはコアンダ効果によってカバー
面1のアールに沿って流下し、雨樋A内部に流下するも
のである。
【0017】以上説明したのは、本発明に係る雨樋の一
実施例にすぎず、図8〜図24に示すように雨樋Aを形
成しても良いものである。
【0018】図8(a)〜(f)〜図10(a)〜
(e)は流水孔4、流水面4aのその他の実施例を示す
ものである。
【0019】図11(a)〜(f)〜図15(a)、
(b)は雨樋Aのその他の実施例を示す説明図である。
【0020】図16(a)〜(d)〜図19(a)〜
(d)は雨樋Aの流水孔4、流水面4aの形成位置、形
状を各種変形した場合のその他の実施例を示す説明図で
ある。
【0021】図20〜図23は取付具C、および雨樋A
のその他の実施例を示す断面図である。
【0022】図24は鼻隠しαを傾斜して形成した場合
の雨樋を示す説明図である。
【0023】勿論、屋根改修時の雨樋として形成するこ
ともできるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る雨樋によれば、重厚感の
ある軒先を形成でき、かつ軒先の美観性の向上が図れ
る。雨樋内に枯れ葉等のゴミが溜まらない。雨樋内
の清掃が必要ないのでメンテナンスが容易である。雨
樋清掃時の危険を回避できる。縦樋の詰まりを防止で
きる。流水孔を切り込みにより形成したために、流水
孔の形成個数が少なくてもスムーズで確実な排水が可能
である。雨樋の機能と枯れ葉等のゴミの浸入防止機能
の両機能を同時に可能とした。集水部の形成により、
流水孔により集められなかった雨水を確実に集水でき
る。積雪により破損されることがない。等の特徴、効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雨樋の一実施例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明に係る雨樋の一実施例を示す断面図であ
る。
【図3】本発明に係る雨樋の一実施例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明に係る雨樋の一実施例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明に係る雨樋の一実施例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明に係る雨樋の取り付けに使用する取付具
の実施例を示す説明図である。
【図7】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説明
図である。
【図8】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説明
図である。
【図9】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説明
図である。
【図10】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図11】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図12】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図13】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図14】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図15】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図16】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図17】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図18】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図19】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図20】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図21】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図22】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図23】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図24】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図25】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 雨樋 B 屋根材 C 取付具 P 雨樋 Q 取付具 R 取付具 S ちょうナット T 固定片 W 雨 X 枯れ葉等のゴミ α 鼻隠し β 固定具 1 カバー面 2 水切り面 3 固定面 4 流水孔 4a 流水面 5 集水部 6 底片 7 流水孔 8 表面 9 底面 10 側面 11 係止面 12 係止溝 13 段差 14 固定片 15 係合片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アール状に形成した曲面を有するカバー
    面と、該カバー面には切り込みにより形成した流水孔を
    長手方向に沿って複数個形成すると共に、カバー面の下
    端を外側方に突出した底片と、該底片に形成した流水孔
    と、底片の先端を下方に垂下した表面と、該表面の先端
    を内側方に突出した底面と、該底面の先端を上方に突出
    した側面とから形成したことを特徴とする雨樋。
JP2000390133A 2000-12-22 2000-12-22 雨 樋 Pending JP2002188252A (ja)

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