JP2002180612A - 雨 樋 - Google Patents

雨 樋

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JP2002180612A
JP2002180612A JP2000381530A JP2000381530A JP2002180612A JP 2002180612 A JP2002180612 A JP 2002180612A JP 2000381530 A JP2000381530 A JP 2000381530A JP 2000381530 A JP2000381530 A JP 2000381530A JP 2002180612 A JP2002180612 A JP 2002180612A
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JP
Japan
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rain gutter
face
cover
present
rain
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000381530A
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English (en)
Inventor
Fumio Takahashi
文男 高橋
Toshihide Kokubu
利秀 国分
Junji Sato
淳二 佐藤
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IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、新築屋根、屋根改修、雨樋改修時
において軒先の美観性の向上すると共に、雨樋の機能を
阻害することなく、樹木の枯れ葉等のゴミが雨樋に入る
のを防止した雨樋に関するものである。 【構成】 アール状に形成した曲面を有するカバー面1
と、カバー面1には切り込みにより形成した流水孔4を
長手方向に沿って複数個形成すると共に、カバー面1の
上端を下方に垂下した裏面5と、裏面5の下端をカバー
面1側に突出した底面6と、底面6の先端を上方に突出
した表面7とから形成し、流水孔4の下部には外側方に
突出し、かつ流水孔4を形成した集水部9を設けた雨樋
Aである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新築屋根、屋根改
修、雨樋改修時において軒先の美観性を向上すると共
に、雨樋の機能を阻害することなく、樹木の枯れ葉等の
ゴミが雨樋に入るのを防止した雨樋に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、雨樋には図27に示すように、雨
樋Pを吊り下げる機能を有する取付具Q、雨樋Pを吊り
下げる取付具Rは取付具Qを鼻隠しαに固定する機能も
有する取付具であり、図ではちょうナットSにより、固
定位置が移動できるようにした取付具を使用して、雨樋
Pが使用されるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図27
に示すように形成された雨樋Pには、枯れ葉等のゴミX
が溜まり、掃除をして除去しないと、雨樋Pの機能が果
たせなくなる欠点があった。また、この除去作業は危険
を伴う作業であった。さらに、積雪時に雨樋Pに過大な
荷重がかかり、雪により破壊されてしまうことがあっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するために、アール状に形成した曲面を有するカ
バー面と、カバー面には切り込みにより形成した流水孔
を長手方向に沿って複数個形成すると共に、カバー面の
上端を下方に垂下した裏面と、裏面の下端をカバー面側
に突出した底面と、底面の先端を上方に突出した表面と
から形成し、流水孔の下部には外側方に突出し、かつ流
水孔を形成した集水部を設けた雨樋を提供するものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に図面を用いて、本発明に係
る雨樋の一実施例について詳細に説明する。図1、図2
は雨樋Aを示す斜視図、図3、図4は本発明に係る雨樋
の施工状態を示す断面図であり、Aは雨樋、Bは屋根
材、Cは取付具、αは鼻隠し、βは固定具である。
【0006】雨樋Aは図1、図2に示すように、アール
状に屈曲した曲面を有するカバー面1と、カバー面1の
下端を内側方に突出した水切り面2と、カバー面1の上
端を上方に突出した固定面3と、カバー面1から水切り
面2に形成した流水孔4と、カバー面1の上端縁を下方
に垂下した裏面5と、裏面5の下端をカバー面1側に突
出した底面6と、底面6の先端を上方に突出した表面7
と、表面7の先端を内側方に下方に傾斜して突出した水
切り面8と、流水孔4の下端部分のカバー面1の途中を
外側方に突出した底片10と、底片10の先端を上方に
突出した立ち上がり片11と、立ち上がり片11の先端
を下方に屈曲した垂下片12と、垂下片12の先端を内
側方に突出した下片13とからなる集水部9とから形成
したものである。素材としてはカラー鋼板の他、各種金
属材料、合成樹脂材料を用いるもので、押出、ロールフ
ォーミング、折曲げ、プレス加工、切り込み加工、打ち
抜き加工、等の成形方法により形成するものである。
【0007】カバー面1は、図5、図6に示すようにア
ール状に形成することにより、雨樋A上に枯れ葉等のゴ
ミXが落下するように形成したものである。
【0008】固定面3は固定具βにより、屋根下地に雨
樋Aを固定するための部分である。
【0009】流水孔4は図1、図2に示すように、雨樋
Aに孔を形成することにより、図3、図4に示すように
雨Wが雨樋A内に落下すると共に、枯れ葉等のゴミXが
雨樋A内に入らないように形成したものである。
【0010】流水孔4は図1〜図6に示すように、上面
を残して切り込みを形成し、この上面をアール状に湾曲
させて形成した流水面4aとすることにより、カバー面
1上を流下してきた雨Wが、アール状の湾曲面に沿って
スムーズにカバー面1の裏面側に流れ込み、流水面4a
の先端から内部に流下するものである。なお、流水孔4
を流水面4aを残さずに、切り欠いて形成した場合には
雨Wの全てが雨樋A内部に流れ込まず、雨Wの大部分が
そのまま軒先部分から地面に落下するものである。
【0011】このように形成することにより、雨Wの雨
樋Aへの流下が促進されると共に、枯れ葉等のゴミXが
雨樋A内に入らないようにできるものである。また、2
〜3段の形成で雨Wを内部に流下させる機能を有し、形
成個数が少なくても済み、この点に置いても、内部への
ゴミXの浸入を阻止できるものである。
【0012】集水部9は、上部の流水孔4によりカバー
材Aの内部に取り込めなかった雨Wを集め、最下部の流
水孔4によりカバー材Aの内部に流下させるためのもの
である。
【0013】裏面5、底面6、表面7により形成された
空間は、屋根上に降った雨Wを排水するための樋の機能
を果たすものである。
【0014】水切り面8は内方に傾斜して突出すること
により、雨Wの水切れを良くするものであると共に、端
部により怪我をしないように形成したものである。勿
論、外方に傾斜して突出しても同様の効果を発揮するも
のである。
【0015】取付具Cは図7(a)〜(c)に示すよう
に、固定片14、固定片14の下端を水位に突出した底
片15と、底片15の先端を上方に突出した表片16
と、表片16の先端を内方に傾斜して突出した係止片1
7とから形成したものであり、図3、図4に示すように
雨樋Aの樋部分を支持して固定するものである。勿論、
取付具Cは長尺状でも良いものである。
【0016】また、雨Wはコアンダ効果によってカバー
面1のアールに沿って流下し、雨樋A内部に流下するも
のである。
【0017】以上説明したのは、本発明に係る雨樋の一
実施例にすぎず、図8〜図26に示すように雨樋Aを形
成しても良いものである。
【0018】図8(a)〜(f)〜図10(a)〜
(e)は流水孔4、流水面4aのその他の実施例を示す
ものである。
【0019】図11(a)〜(h)〜図18(a)〜
(f)は雨樋Aのその他の実施例を示す説明図である。
【0020】図19(a)〜(d)〜図22(a)〜
(d)は雨樋Aの流水孔4、流水面4aの形成位置、形
状を各種変形した場合のその他の実施例を示す説明図で
ある。
【0021】図23〜図25は取付具C、および雨樋A
のその他の実施例を示す断面図である。
【0022】図26は鼻隠しαを傾斜して形成した場合
の雨樋を示す説明図である。
【0023】勿論、屋根改修時の雨樋として形成するこ
ともできるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る雨樋によれば、重厚感の
ある軒先を形成でき、かつ軒先の美観性の向上が図れ
る。雨樋内に枯れ葉等のゴミが溜まらない。雨樋内
の清掃が必要ないのでメンテナンスが容易である。雨
樋清掃時の危険を回避できる。縦樋の詰まりを防止で
きる。流水孔を切り込みにより形成したために、流水
孔の形成個数が少なくてもスムーズで確実な排水が可能
である。雨樋の機能と枯れ葉等のゴミの浸入防止機能
の両機能を同時に可能とした。集水部の形成により、
流水孔により集められなかった雨水を確実に集水でき
る。積雪により破損されることがない。等の特徴、効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雨樋の一実施例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明に係る雨樋の一実施例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明に係る雨樋の一実施例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明に係る雨樋の一実施例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明に係る雨樋の一実施例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明に係る雨樋の一実施例を示す断面図であ
る。
【図7】本発明に係る雨樋の取り付けに使用する取付具
の実施例を示す説明図である。
【図8】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説明
図である。
【図9】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説明
図である。
【図10】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図11】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図12】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図13】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図14】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図15】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図16】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図17】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図18】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図19】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図20】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図21】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図22】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図23】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図24】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図25】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図26】本発明に係る雨樋のその他の実施例を示す説
明図である。
【図27】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 雨樋 B 屋根材 C 取付具 P 雨樋 Q 取付具 R 取付具 S ちょうナット T 固定片 W 雨 X 枯れ葉等のゴミ α 鼻隠し β 固定具 1 カバー面 2 水切り面 3 固定面 4 流水孔 4a 流水面 5 裏面 6 底面 7 表面 8 水切り面 9 集水部 10 底片 11 立ち上がり片 12 垂下片 13 下片 14 固定片 15 底片 16 表片 17 係止片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アール状に形成した曲面を有するカバー
    面と、該カバー面には切り込みにより形成した流水孔を
    長手方向に沿って複数個形成すると共に、カバー面の上
    端を下方に垂下した裏面と、該裏面の下端をカバー面側
    に突出した底面と、該底面の先端を上方に突出した表面
    とから形成し、流水孔の下部には外側方に突出し、かつ
    流水孔を形成した集水部を設けたことを特徴とする雨
    樋。
JP2000381530A 2000-12-15 2000-12-15 雨 樋 Pending JP2002180612A (ja)

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