JP4015387B2 - ワイヤハーネスの防水処理方法及びワイヤハーネス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のパネル貫通穴に装着させるグロメットに挿通させるワイヤハーネスの電線間の防水処理を行なうために、電線を1列に整列させて止水剤を塗布するワイヤハーネスの防水処理方法及びワイヤハーネスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば自動車の車室の内外を仕切るパネル等を通して配索されるワイヤハーネスでは、パネルに設けられている貫通穴にゴム製のグロメットが装着される。このグロメットを通してワイヤハーネスが配索されることで、グロメットとパネル貫通穴との間を確実にシールして、パネルの貫通穴から車室内へ浸水するのを防止している。
【0003】
しかし、グロメットとワイヤハーネスの電線との間や各電線間に隙間があると、この隙間を通して車室内に浸水する可能性があるので、これらの隙間もシールする必要がある。
【0004】
そこで、前記隙間をシールするために、特開平10−135657号公報に示されているような装置を用いて電線間のシールが行なわれている。
すなわち、図6に示したように、ワイヤハーネス組立用の配索板11の上には、複数本の電線からなる電線群を所定の配索形態に応じた分岐形状に支持するために複数の電線群受け治具15a,15b,15c,15d,15eが取り付けられており、その途中の所定位置には電線群に止水剤を塗布して防水処理を行なうための防水処理用治具12が配置されている。
【0005】
防水処理用治具12では、配索板11の上に基板13を取り付け、この基板13上に所定間隔を置いて一対の電線保持部材14,14が立設されている。
この電線保持部材14には、グロメット挿通部位の電線を1本ずつ縦1列に整列させて保持するためのスリット 17が各々設けられている。
【0006】
このような装置を用いて、以下のようにして防水処理を行う。すなわち、先ず、図7(A)に示したように、電線保持部材14のスリット17によりグロメット挿通部位の電線16を縦1列の平面上に整列させる。
次に、図7(B)に示したように、一対の電線保持部材14,14間に置いて整列した電線16表面に、止水剤塗布ノズル18により未固化状態の止水剤19を塗布する。
【0007】
次に、図7(C)に示したように、止水剤19を塗布した電線16の一方の表面に束ねるための帯状フィルム21を貼付して、電線16を1列の整列状態に連結した後、電線16を防水処理用治具12(図6参照)から取り外す。
次に、図7(D)に示したように、帯状フィルム21を巻き締めて、電線16を円形断面に結束する。
【0008】
次に、図7(E)に示したように、帯状フィルム21の結束位置の上にテープ23を巻き付けて、電線16の断面寸法をグロメットのハーネス挿通穴に緊密嵌合する円形に整形すると共に、止水剤19を固化させる。
そして、最後に、図7(F)に示したように、テープ23の巻き付け位置の上にグロメット25を装着する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のワイヤハーネスの防水処理方法においては、止水剤19を塗布する際に、電線16間に浸透するような粘度の止水剤19を使用すると、下方に垂れてしまい止水剤19の充填量が安定せず止水性能を満足しない場合があるという問題があった。
また、粘度を上げると、電線16間に浸透しづらいため、十分な止水効果が得られないという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、上記従来の問題点に着目してなされたものであり、電線間に定量の止水剤を安定して浸透させることのできるワイヤハーネスの防水処理方法及びワイヤハーネスを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、パネル貫通穴への装着用グロメットに挿通させるワイヤハーネスの防水処理方法において、
止水剤を止水剤塗布部材に塗布して、電線保持部材により保持された前記電線の両側から前記止水剤塗布部材の前記止水剤の塗布側を当接させ、前記止水剤塗布部材の振動又は摺動等により前記電線に回転力を与え、前記止水剤塗布部材に塗布されている前記止水剤を前記電線間に転写・浸透させることを特徴とする。
【0012】
前記構成のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、防水処理を開始する前に止水剤を塗布した止水剤塗布部材を作成しておく。
先ず、電線群の電線を電線保持部材により支持する。このとき、電線は電線保持部材により1列に整列して保持するのが好ましい。
次に、止水剤塗布部材の止水剤塗布側を電線の塗布面に当接させて、止水剤塗布部材を電線の整列方向に沿って振動させたり摺動させることにより電線に回転力を与えて止水剤を電線間に転写させて浸透させる。その後、電線を円形に束ねてから、グロメットに挿通させる。従って、電線間に定量の止水剤を安定して浸透させることができる。
【0013】
また、請求項2記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、前記止水剤塗布部材は、平板状の可撓部材であることを特徴とする。
前記構成のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、電線の塗布面の形状に沿って止水剤塗布部材を撓ませながら当接させることができる。従って、止水剤塗布部材の当接面積を多く取ることができるので、十分な止水剤を電線間に浸透させることができる。
【0014】
また、請求項3記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、前記止水剤塗布部材は、折り返すようにして前記電線を挟み込み、前記止水剤を前記電線に塗布することを特徴とする。
前記構成のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、1枚の止水剤塗布部材を止水剤塗布側に折り返すようにして電線を挟み込み、止水剤塗布部材の外側から電線の整列方向に沿って振動を与えたり止水剤塗布部材を摺動させたりする。従って、1枚の止水剤塗布部材で効率良く止水剤を電線に塗布することができる。
【0015】
また、請求項4記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、前記止水剤塗布部材は、シート状部材であり、束ねられた前記電線の前記グロメットに挿通される部分の外側から巻き付けられることを特徴とする。
前記構成のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、止水剤塗布部材が専用治具ではなく、シート状部材であるので、止水剤を電線間に転写させて浸透させた後に、そのまま束ねられた電線の外側から巻き付けることができる。従って、一連の防水処理作業を効率良く行うことができる。
【0016】
また、請求項5記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、前記止水剤塗布部材は、スポンジ状の発泡材からなることを特徴とする。
前記構成のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、止水剤塗布部材がスポンジ状の発泡シートであるので、十分な止水剤を止水剤塗布部材に含浸させることができる。従って、電線間に十分な止水剤を転写させて浸透させることができる。また、シート状にした場合は、束ねられた電線の外側から巻き付けることができ、防水処理作業を一層効率良く行うことができる。
【0017】
更に、請求項6記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、前記止水剤塗布部材は、平板状の硬質部材であることを特徴とする。
前記構成のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、電線の塗布面に沿って止水剤塗布部材を当接させてから、振動を与えたり摺動させることにより止水剤を電線間に浸透させることができる。従って、振動を与えたり摺動させる作業を容易に行うことができ、十分な止水剤を電線間に浸透させることができる。
【0018】
また、請求項7記載のワイヤハーネスによれば、前記請求項1乃至6のうちの1つに記載のワイヤハーネスの防水処理方法により製造されたことを特徴とする。
前記構成のワイヤハーネスによれば、止水剤が電線間に安定して浸透されるので、グロメッが装着されたパネルの貫通穴から車室内への浸水を確実に防止することができる信頼性の高いワイヤハーネスを得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のワイヤハーネスの防水処理方法の第1実施形態を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のワイヤハーネスの防水処理方法の第1実施形態を示す斜視図、図2は図1における止水剤塗布シートを示す斜視図、図3は図1における断面図、図4は図3における止水剤浸透に電線に止水剤塗布シートを巻き付けた状態を示す断面図、図5は図4における電線をグロメットに挿通した状態を示す断面図である。なお、従来技術と共通する部分については同じ符号を用いることで詳細な説明は省略する。
【0020】
図2に示すように、予め防水処理を開始する前に、平板状の可撓部材であるスポンジ等の発泡材からなるシート部材35の中央部に、電線群の電線本数に適した量の止水剤36を予め塗布して止水剤塗布シート34を作成しておく。
なお、このシート部材35は、最終的に電線に巻き付ける形態について説明するが、電線に巻き付けずに繰り返し使用する専用治具であっても良い。
また、シート部材35の長さは、電線保持部材31(図1参照)により縦1列に整列された電線16の両側を覆うのに十分な長さであり、止水剤36塗布後に電線16を束ねて巻き付けることができる長さである。また、シート部材35の幅は、電線16に塗布する止水剤36の幅に余裕を持たせて、後述する止水剤36の転写の際に止水剤36がはみ出さないように幅設定されている。
【0021】
本実施形態のワイヤハーネスの防水処理方法の手順を説明する。
図1に示すように、先ず一対の電線保持部材31,31を所定間隔をおいて立設し、この電線保持部材31,31のU字状をした支持部32に電線群33の電線16をはめ込んで縦方向に一列に整列させる。なお、必ずしも電線16は一列に整列していなくても良いが、好ましくは1列に整列させた方が望ましい。
【0022】
次に、止水剤塗布シート34を任意の位置(例えば中央)で折り曲げ、一対の電線保持部材31,31により整列された電線16を下側から両側面を挟んで覆う。
【0023】
次に、図3に示すように、止水剤塗布シート34のシート部材35上から図中矢印で示すように電線16を左右両方向から振動を与えたり、上下方向に摺動させて、止水剤塗布シート34に塗布されている止水剤36を十分に電線16に転写して浸透させる。従って、電線16に対して止水剤塗布シート34の当接面積を多く取ることができ、十分な止水剤36を電線16間に浸透させることができる。
次に、図4に示すように、止水剤36の塗布及び浸透が完了してから、電線16を略円形に束ねてから、その外側から止水剤塗布シート34のシート部材35を巻き付ける。
次に、図5に示すように、電線16を束ねた電線群33の止水剤塗布シート34部分をグロメット25に挿通して防水処理を完了する。
【0024】
上述したように本実施形態のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、止水剤36が垂れ落ちることなく、電線群33に適した止水剤36の塗布量を容易に管理することができると共に、各電線16間に止水剤36を安定して十分に浸透させることができるので、止水性能が安定する。
【0025】
なお、止水剤塗布シート34の止水剤36を電線16に転写する際に、電線16は一対の電線保持部材31,31間で完全に縦1列に整列させる必要はなく、おおまかに電線保持部材31,31間にセットして、止水剤塗布シート34の上から振動を与えたり、止水剤塗布シート34を摺動させたりして電線16を整列させながら電線16,16間に止水剤36を浸透させるようにしても良い。
【0026】
次に、本発明のワイヤハーネスの防水処理方法の第2実施形態を図6〜図8に基づいて詳細に説明する。図6は本発明のワイヤハーネスの防水処理方法の第2実施形態を示す斜視図、図7は図6における止水剤塗布部材を示す斜視図、図8は図6における断面図である。なお、上記第1実施形態と共通する部分については詳細な説明は省略する。
【0027】
先ず、図7に示すように、予め防水処理を開始する前に、平板状の可撓性を有さない金属や硬質樹脂等からなる塗布板38の中央部に、電線群の電線本数に適した量の止水剤39を予め塗布して止水剤塗布部材37を2枚作成しておく。
また、塗布板38の長さは、電線保持部材31(図6参照)により縦1列に整列された電線16の片側に当接可能な長さである。また、塗布板38の幅は、電線16に塗布する止水剤39の幅に余裕を持たせて、後述する止水剤39の転写の際に止水剤39がはみ出さないように幅設定されている。
【0028】
本実施形態のワイヤハーネスの防水処理方法の手順を説明する。
図6に示すように、2枚の止水剤塗布部材37,37の止水剤39の塗布側を一対の電線保持部材31,31により整列された電線16列の両側面に対向するように当接させる。
【0029】
次に、図8に示すように、止水剤塗布部材37の塗布板38上から図中矢印で示すように電線16に左右両方向から振動を与えたり、塗布板38を上下方向に摺動させて、止水剤塗布部材37に塗布されている止水剤39を十分に電線16に転写して浸透させる。
【0030】
次に、止水剤39の塗布及び浸透が完了してから、電線16を略円形に束ねて、その外側から図示していないシート部材を巻き付ける。そして、シート部材を巻き付けた部分をグロメット25に挿通して防水処理を完了する(図5参照)。
【0031】
上述したように本実施形態のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、電線群に適した止水剤39の塗布量を容易に管理することができると共に、硬質の止水剤塗布部材37上から電線16に振動を与えたり、又は止水剤塗布部材37を上下方向に摺動させる作業を容易に行うことができる。従って、止水剤塗布部材37に塗布されている止水剤39を容易に且つ安定して電線16間に浸透させることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、止水剤塗布部材の止水剤塗布側を電線の両塗布面に当接させて、止水剤塗布部材を電線の整列方向に沿って振動させたり摺動させることにより電線に回転力を与えて止水剤を電線間に転写させて浸透させる。
従って、電線群に適した止水剤の塗布量を容易に管理することができると共に、各電線間に定量の止水剤を安定して十分に浸透させることができる。よって、確実に防水処理を施すことができる。
【0033】
また、請求項2記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、止水剤塗布部材は、平板状の可撓部材であるので、電線の塗布面の形状に沿って止水剤塗布部材を撓ませながら当接させることができる。
従って、止水剤塗布部材の当接面積を多く取ることができるので、十分な止水剤を電線間に浸透させることができる。
【0034】
また、請求項3記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、止水剤塗布部材は、折り返すようにして電線を挟み込んで止水剤を電線に塗布するので、1枚の止水剤塗布部材の外側から電線の整列方向に沿って振動を与えたり止水剤塗布部材を摺動させたりする。従って、1枚の止水剤塗布部材で効率良く止水剤を電線に塗布することができる。
【0035】
また、請求項4記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、止水剤塗布部材は、シート状部材であり、束ねられた電線のグロメットに挿通される部分の外側から巻き付けられるので、止水剤を電線間に転写させて浸透させた後に、そのまま束ねられた電線の外側から巻き付けることができる。従って、一連の防水処理作業を効率良く行うことができる。
【0036】
また、請求項5記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、止水剤塗布部材は、スポンジ状の発泡材からなるので、十分な止水剤を止水剤塗布部材に含浸させることができる。従って、電線間に十分な止水剤を転写させて浸透させることができる。
【0037】
また、請求項6記載のワイヤハーネスの防水処理方法によれば、止水剤塗布部材は、平板状の硬質部材であるので、電線の塗布面に沿って止水剤塗布部材を当接させてから、止水剤塗布部材に振動を与えたり、止水剤塗布部材を摺動させることにより止水剤を電線間に浸透させることができる。従って、振動を与えたり摺動させる作業を容易に行うことができ、十分な止水剤を電線間に浸透させることができる。
【0038】
更に、請求項7記載のワイヤハーネスによれば、前記請求項1乃至6のうちの1つに記載のワイヤハーネスの防水処理方法により製造されるので、グロメッが装着されたパネルの貫通穴から車室内への浸水を確実に防止することができる信頼性の高いワイヤハーネスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤハーネスの防水処理方法の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1における止水剤塗布シートを示す斜視図である。
【図3】図1における断面図である。
【図4】図3における止水剤塗布シートを電線外周に巻き付けた状態を示す断面図である。
【図5】図4における止水剤塗布シートを巻き付けた電線をグロメットに挿通した状態を示す断面図である。
【図6】本発明のワイヤハーネスの防水処理方法の第2実施形態を示す斜視図である。
【図7】図6における止水剤塗布部材を示す斜視図である。
【図8】図6における断面図である。
【図9】従来の防水処理用電線保持部材を取り付けた配索板を示す斜視図である。
【図10】図9における従来のワイヤハーネスの防水処理の手順を示す工程図である。
【符号の説明】
16 電線
31 電線保持部材
34 止水剤塗布シート(第1実施形態、止水剤塗布部材)
35 シート部材
36 止水剤
37 止水剤塗布部材(第2実施形態)
38 塗布板
39 止水剤
Claims (7)
- パネル貫通穴への装着用グロメットに挿通させるワイヤハーネスの防水処理方法において、
止水剤を止水剤塗布部材に塗布して、
電線保持部材により保持された前記電線の両側から前記止水剤塗布部材の前記止水剤の塗布側を当接させ、
前記止水剤塗布部材の振動又は摺動等により前記電線に回転力を与え、前記止水剤塗布部材に塗布されている前記止水剤を前記電線間に転写・浸透させることを特徴とするワイヤハーネスの防水処理方法。 - 前記止水剤塗布部材は、平板状の可撓部材であることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネスの防水処理方法。
- 前記止水剤塗布部材は、折り返すようにして前記電線を挟み込み、前記止水剤を前記電線に塗布することを特徴とする請求項1又は2記載のワイヤハーネスの防水処理方法。
- 前記止水剤塗布部材は、シート状部材であり、束ねられた前記電線の前記グロメットに挿通される部分の外側から巻き付けられることを特徴とする請求項1乃至3のうちの1つに記載のワイヤハーネスの防水処理方法。
- 前記止水剤塗布部材は、スポンジ状の発泡材からなることを特徴とする請求項1乃至4のうちの1つに記載のワイヤハーネスの防水処理方法。
- 前記止水剤塗布部材は、平板状の硬質部材であることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネスの防水処理方法。
- 前記請求項1乃至6のうちの1つに記載のワイヤハーネスの防水処理方法により製造されたことを特徴とするワイヤハーネス。
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