JP3773173B2 - ワイヤハーネスの止水処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のパネル貫通孔に装着させるグロメットに挿通させるワイヤハーネスの電線間の防水を図るためのワイヤハーネスの止水処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば自動車の車室の内外を仕切るパネル等を通して配索されるワイヤハーネスでは、パネルに設けられている貫通孔にゴム製のグロメットが装着される。このグロメットを通してワイヤハーネスが配索されることで、グロメットとパネル貫通孔との間を確実にシールして、パネルの貫通孔から車室内へ浸水するのを防止している。
【0003】
しかし、グロメットとワイヤハーネスの電線との間や各電線間に隙間があると、この隙間を通して車室内に浸水する可能性があるので、これらの隙間もシールする必要がある。
【0004】
そこで、前記隙間をシールするために、特開平10−224960号公報に示されているような装置を用いて電線間のシールが行なわれている。
すなわち、図9に示すように、ワイヤハーネス組立用の配索板11の上には、複数本の電線からなる電線群を所定の配索形態に応じた分岐形状に支持するために複数の電線群受け治具12a、12b、12c、12d、12e が取り付けられており、その途中の所定位置には電線群Wに止水剤を塗布して防水処理を行うための防水処理用治具13が配置されている。
【0005】
防水処理用治具13では、配索板11の上に基板14を取り付け、この基板14の上に所定間隔をおいて一対の電線保持具15、15が立設されている。この電線保持具15には、グロメット挿通部位の電線16を1本ずつ縦列に整列させて保持するためのスリット17が各々設けられている。
【0006】
このような装置を用いて、以下のような手順で防水処理を行う。
すなわち、先ず、図10(A)に示したように、電線保持具15のスリット17によりグロメット挿通部位の電線16を縦列に1列の平面上に整列させる。
次に、図10(B)に示したように、一対の電線保持具15、15間において整列した電線16の表面に、止水剤塗布ノズル18により未固化状態の止水剤19を塗布する。
【0007】
次に、図10(C)に示したように、止水剤19を塗布した電線16の一方の表面に束ねるための帯状フィルム21を貼付して、電線16を1列の整列状態に連結した後、電線16を防水処理用治具13(図9参照)から取り外す。
次に、図10(D)に示したように、帯状フィルム21を巻き締めて、電線16を円形断面に結束する。
【0008】
次に、図10(E)に示したように、帯状フィルム21の結束位置の上にテープ22を巻きつけて、電線16の断面寸法をグロメットのハーネス挿通孔に緊密嵌合する円形に整形すると共に、止水剤19を固化させる。
そして、最後に図10(F)に示したように、テープ22の巻き付け位置の上にグロメット23を装着する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の止水処理方法においては、電線16を1列の整列状態に保持した状態で止水剤19を塗布するため、電線16の本数が多くなると、電線16を1列に整列させるための細幅の電線保持具15が上下方向に長くなり、布線するのが困難になるという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、上記従来の問題点に着目してなされたものであり、止水処理を行う際に容易に布線することのできるワイヤハーネスの止水処理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載のワイヤハーネスの止水処理方法は、パネル貫通孔への装着用グロメットに挿通させるワイヤハーネスの電線に止水処理を行うワイヤハーネスの止水処理方法であって、前記ワイヤハーネスの布線を行う治具板上で当該ワイヤハーネスを配索する際に、前記電線の止水処理を行う部分を挟んで布線方向の前後両側または片側の電線保持具を布線方向に対して平行または斜めに配置し、前記電線を前記電線保持具に布線することにより前記止水処理を行う部分に張力をかけて前記電線を平板状に広げ、平板状に広げた前記電線の片側または両側から止水剤を塗布し、前記止水剤を塗布した部分を略円筒状に丸めてからテープを巻き付けた後に、グロメットを装着することを特徴とする。
【0012】
前記構成のワイヤハーネスの止水処理方法によれば、ワイヤハーネスを治具板上で配索し、棒状の治具により配索されたワイヤハーネスの電線の止水処理を行う部分に張力をかけて電線を平板状に広げるので、幅の広い電線保持具を用いても細幅で整列することができる。
そして、この平板状に広げた電線に、片側或いは両側から止水剤を塗布した後に略円筒状に丸めてテープを巻き付けて止水処理を行うので、止水処理を完全に行うことができる。
【0014】
前記構成のワイヤハーネスの止水処理方法によれば、治具板において止水処理を行う部分を挟んだ布線方向の前後両側あるいは片側に設けた電線保持具を、布線方向に対して平行または斜めに配置しておき、この電線保持具に電線を布線することにより張力をかける。これにより、電線は電線保持具に押し付けられ、細幅で整列することができ、幅の広い電線保持具を用いることができるので、布線を容易に行うことができる。
【0015】
請求項2記載のワイヤハーネスの止水処理方法は、 パネル貫通孔への装着用グロメットに挿通させるワイヤハーネスの電線に止水処理を行うワイヤハーネスの止水処理方法であって、前記ワイヤハーネスの布線を行う治具板上で当該ワイヤハーネスを配索し、前記電線の止水処理を行う部分に、この部分の長さよりも幅広の電線保持具を布線方向に対して直角に配置し、前記電線の布線後に前記電線保持具を布線方向に対して平行または斜めに旋回させることにより前記止水処理を行う部分に張力をかけて前記電線を平板状に広げ、平板状に広げた前記電線の片側または両側から止水剤を塗布し、前記止水剤を塗布した部分を略円筒状に丸めてからテープを巻き付けた後に、グロメットを装着することを特徴とする。
【0016】
前記構成のワイヤハーネスの止水処理方法によれば、治具板上の止水処理を行う部分で布線方向と直角に設けられた電線保持具に布線した後、この電線保持具を布線方向に対して平行または斜めに旋回させる。このとき、電線保持具は止水処理を行う部分を内側に含んで、前後両外側の電線を布線方向と交差し且つ互いに反対方向へ押して張力を発生するので、細幅に整列することができる。
この電線保持具は、止水処理を行う部分の長さよりも幅が広く、布線方向と直交する方向に配置されているので、容易に布線することができる。
【0017】
請求項3記載のワイヤハーネスの止水処理方法は、パネル貫通孔への装着用グロメットに挿通させるワイヤハーネスの電線に止水処理を行うワイヤハーネスの止水処理方法であって、前記ワイヤハーネスの布線を行う治具板上で当該ワイヤハーネスを配索し、前記電線の止水処理を行う部分の布線方向前後両側または片側に電線保持具を布線方向に対して直角に配置し、前記電線の布線後に前記電線保持具を布線方向に対して平行または斜めに旋回させることにより前記止水処理を行う部分の両側または片側に張力をかけて前記電線を平板状に広げ、平板状に広げた前記電線の片側または両側から止水剤を塗布し、前記止水剤を塗布した部分を略円筒状に丸めてからテープを巻き付けた後に、グロメットを装着することを特徴とする。
【0018】
前記構成のワイヤハーネスの止水処理方法によれば、治具板において止水処理を行う部分を挟んで布線方向の前後両側または片側に、電線保持具を布線方向に対して直角に配置し、ワイヤハーネスを配索した後に電線保持具を布線方向と平行または斜めに旋回させて張力を発生させるので、細幅で整列することができる。このとき、幅の広い電線保持具を用いることができるので、布線を容易に行うことができる。
【0019】
請求項4記載のワイヤハーネスの止水処理方法は、請求項2または3記載のワイヤハーネスの止水処理方法であって、前記電線保持具を旋回後布線方向に対して所定角度に固定する固定手段を設けたことを特徴とする。
【0020】
前記構成のワイヤハーネスの止水処理方法によれば、電線保持具にワイヤハーネスを配索して、電線保持具を旋回した後に、張力を与えた状態で固定手段により固定するので、容易に止水剤を塗布することができる。
【0021】
請求項5記載のワイヤハーネスの止水処理方法は、請求項4記載のワイヤハーネスの止水処理方法であって、前記固定手段が、前記電線保持具の下部に一体的に設けられて前記治具板上面に移動可能に接触する板材と、該板材に設けられている貫通孔を貫通すると共に前記治具板に設けられている固定孔に嵌入されることにより前記電線保持具を所定角度に固定する固定ピンと、を備えていることを特徴とする。
【0022】
前記構成のワイヤハーネスの止水処理方法によれば、電線保持具の下部に設けられている板材を治具板の上面に接触して電線保持具を旋回させ、板材に設けられている貫通孔を貫通して治具板に設けられている固定孔に固定ピンを嵌入させる。これにより、電線保持具を所定角度に確実に固定することができる。なお、貫通孔または固定孔を複数個設けるようにすれば、電線保持具の旋回を種々の角度で行って固定することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のワイヤハーネスの止水処理方法の第1実施形態を図1至図3に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態は、請求項3,4,5に対応するものである。
図1本発明に係るワイヤハーネスの止水処理方法の第1実施形態を示す斜視図、図2は図1におけるワイヤハーネスの止水処理方法の模式図、図3(A),(B)は固定手段を示す斜視図及び平面図である。なお、従来技術と共通する部分には同じ符号を付して重複する構成及び作用の説明は省略する。
【0026】
図1に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネスの止水処理方法では、止水処理を行う止水処理部分Rに近接した場所に、電線群Wを丸断面で保持できる形状をした電線保持具31を布線方向と直角に設置しておく。
図3(A)に示すように、電線保持具31は、U字状の保持部32を支持する軸33の下部に円板状の板材34が設けられており、この板材34が治具板14の上面に接触しながら軸33を中心として旋回自在となっている。板材34には偏心した位置に貫通孔35a,35bが設けられており、治具板14には所定角度位置に固定孔36が設けられている。
【0027】
なお、貫通孔35a及び固定孔36に固定ピン37を嵌入させると電線保持具31が布線方向と直交する方向にセットされ、貫通孔35b及び固定孔36に固定ピン37を嵌入させると、電線保持具31は布線方向に対して所定の角度だけ旋回した位置に固定される。
また、貫通孔35bまたは固定孔36を複数個設ければ、種々の角度で電線保持具31を旋回させて固定することもできる。
【0028】
次に、本発明に係るワイヤハーネスの止水処理方法の手順について説明する。図1〜図3に示すように、止水処理部分Rに近接した電線保持具31の板材34の貫通孔35aと治具板14の固定孔36を合わせて固定ピン37を嵌入させ、電線保持具31を布線方向に対して直交する方向に設けておき(図2中実線で示す)、電線16を布線する。
次いで、軸33を中心として旋回させて板材34の貫通孔35bを治具板14の固定孔36に合わせて固定ピン37を嵌入させることにより(図2中破線で示す)電線16に張力を付与する。これにより、電線保持具31の保持部32は布線方向に斜め或いは平行となって固定され、電線保持具31の見かけの幅D1は実際の幅D0に比して狭くなる(図2参照)。
【0029】
電線16は保持部32により布線方向に交差する方向へ屈折されるため、電線16は張力により片方の保持部32に押し付けられて1列に整列される。すなわち、電線16は幅細の電線保持具31を用いたのと同様に止水処理部分Rは張力が付加されて略縦1列に整列しているので、片側或いは両側から止水剤19を塗布することができる。
その後、固定ピン37を抜き取って電線保持具31を布線方向と直交する方向へ戻すことにより張力が取り除かれ、電線16を止水剤19が内部まで塗布された丸断面に戻す。
【0030】
以上の結果から、電線16の本数が増加しても、幅広の電線保持具31を用いて電線16を幅細に整列させることができる。これに伴い、止水処理部分Rに止水剤19を塗布して内部まで染み込ませることができる。
また、幅広の電線保持具31を使用することができるので、電線16の布線作業を容易に行うことができる。
【0031】
次に、本発明のワイヤハーネスの止水処理方法の第2実施形態を図4及び図5に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態は請求項1に対応するものである。また、第1実施形態と共通する部分には同じ符号を付して重複する構成及び作用の説明は省略する。
図4及び図5に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネスの止水処理方法では、予め前述の電線保持具31を軸33を中心として旋回させて、板材34の貫通孔35bを治具板14の固定孔36に合わせて固定ピン37を嵌入させ、布線方向に対して交差する方向に固定しておく。
なお、この場合には、電線保持具31は前述の電線保持具のように旋回可能ではなく、保持部32が布線方向に対して角度をつけて作製されているものを用いることもできる。
このように構成することにより、電線保持具31の保持部32の布線方向に対する見かけの幅が幅細になるので、前述の第1実施形態と同様に、電線16の本数が増加しても、幅広の電線保持具31を用いて電線16を幅細に整列させることができる。
【0032】
次に、本発明のワイヤハーネスの止水処理方法の第3実施形態を図6及び図7に基づいて詳細に説明する。図6は本発明に係るワイヤハーネスの止水処理方法の第3実施形態を示す斜視図、図7は図6におけるワイヤハーネスの止水処理方法の模式図である。なお、本実施形態は、請求項2に対応するものである。また、前述の第1実施形態または第2実施形態と共通する部分には同じ符号を付して構成及び作用の説明は省略する。
【0033】
図6に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネスの止水処理方法では、止水処理を行う止水処理部分Rに、この止水処理部分Rの長さよりも大きな幅D0のU字状の保持部38を有する電線保持具39を布線方向に対して直交する方向へ設置しておく。この電線保持具39は、図3において前述した場合と同様に保持部38を支持する軸33の下部に円板状の板材34を設けることもできる。
【0034】
本実施形態に係るワイヤハーネスの止水処理方法では、止水処理部分Rに電線保持具39を布線方向に直交するように設けておき(図6に示す状態)、電線16を布線する。次いで、軸33を中心として旋回させることにより電線16に張力を付与する(図7において破線で示す状態)。なお、前述したのと同様に板材34を設けた場合には、固定ピン37を電線保持具39の貫通孔35bから治具板14の固定孔36に差し込む(図3参照)。これにより、電線保持具39の保持部38は布線方向に斜めに固定される。
【0035】
電線16は保持部38により布線方向に交差する方向へ屈折されるため、電線16は張力により両方の保持部38の内側に押し付けられて1列に整列される。すなわち、電線16は見かけの幅D1である幅細の電線保持具39を用いたのと同様に止水処理部分Rは張力が付加されて略縦1列に整列しているので、片側或いは両側から止水剤19を塗布する。
その後、電線保持具39を布線方向と直交する方向へ戻すことにより張力が取り除かれ、電線16を止水剤19が内部まで塗布された丸断面に戻すことができる。
【0036】
以上の結果から、電線16の本数が増加しても、止水処理部分Rを跨いだ幅広の電線保持具39を用いて電線16を幅細に整列させることができる。これに伴い、止水処理部分Rに止水剤19を塗布して内部まで染み込ませることができる。また、幅広の電線保持具39を使用することができるので、電線16の布線を容易に行うことができる。
【0037】
なお、上述した第1から第3実施形態において用いたU字状の電線保持具31、39の他に、棒状の治具として、図8に示すような電線保持具41を用いることもできる。
この電線保持具41では、一対のL字状治具42、42を用いて電線16に張力を付与するものであり、電線16を保持するL字状治具42が1本の棒部材から構成されているので、特に電線16の布線が容易になる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るワイヤハーネスの止水処理方法では、電線の本数が増加しても、幅広の電線保持具を用いて電線を幅細に整列させることができる。これにより、止水処理部分に止水剤を塗布して内部まで染み込ませることができる。また、幅広の電線保持具を使用することができるので、電線の布線を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネスの止水処理方法の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1におけるワイヤハーネスの止水処理方法を示す模式図である。
【図3】図1における固定手段を示し、図(A)は斜視図であり、図(B)は平面図である。
【図4】本発明に係るワイヤハーネスの止水処理方法の第2実施形態を示す斜視図である。
【図5】図4におけるワイヤハーネスの止水処理方法を示す模式図である。
【図6】本発明に係るワイヤハーネスの止水処理方法の第3実施形態を示す斜視図である。
【図7】図6におけるワイヤハーネスの止水処理方法を示す模式図である。
【図8】図6におけるワイヤハーネスの止水処理方法の別例を示す斜視図である。
【図9】従来のワイヤハーネスへの止水処理方法を示す斜視図である。
【図10】図9におけるワイヤハーネスへの止水処理方法の手順を示す工程図である。
【符号の説明】
14 治具板
16 電線
19 止水剤
22 テープ
23 グロメット
31 電線保持具(棒状の治具)
34 板材(固定手段)
35 貫通孔(固定手段)
36 固定孔
37 固定ピン
39,41 電線保持具(棒状の治具)
R 止水処理部分
Claims (5)
- パネル貫通孔への装着用グロメットに挿通させるワイヤハーネスの電線に止水処理を行うワイヤハーネスの止水処理方法であって、
前記ワイヤハーネスの布線を行う治具板上で当該ワイヤハーネスを配索する際に、前記電線の止水処理を行う部分を挟んで布線方向の前後両側または片側の電線保持具を布線方向に対して平行または斜めに配置し、前記電線を前記電線保持具に布線することにより前記止水処理を行う部分に張力をかけて前記電線を平板状に広げ、平板状に広げた前記電線の片側または両側から止水剤を塗布し、
前記止水剤を塗布した部分を略円筒状に丸めてからテープを巻き付けた後に、グロメットを装着することを特徴とするワイヤハーネスの止水処理方法。 - パネル貫通孔への装着用グロメットに挿通させるワイヤハーネスの電線に止水処理を行うワイヤハーネスの止水処理方法であって、
前記ワイヤハーネスの布線を行う治具板上で当該ワイヤハーネスを配索し、前記電線の止水処理を行う部分に、この部分の長さよりも幅広の電線保持具を布線方向に対して直角に配置し、前記電線の布線後に前記電線保持具を布線方向に対して平行または斜めに旋回させることにより前記止水処理を行う部分に張力をかけて前記電線を平板状に広げ、平板状に広げた前記電線の片側または両側から止水剤を塗布し、
前記止水剤を塗布した部分を略円筒状に丸めてからテープを巻き付けた後に、グロメットを装着することを特徴とするワイヤハーネスの止水処理方法。 - パネル貫通孔への装着用グロメットに挿通させるワイヤハーネスの電線に止水処理を行うワイヤハーネスの止水処理方法であって、
前記ワイヤハーネスの布線を行う治具板上で当該ワイヤハーネスを配索し、前記電線の止水処理を行う部分の布線方向前後両側または片側に電線保持具を布線方向に対して直角に配置し、前記電線の布線後に前記電線保持具を布線方向に対して平行または斜めに旋回させることにより前記止水処理を行う部分の両側または片側に張力をかけて前記電線を平板状に広げ、平板状に広げた前記電線の片側または両側から止水剤を塗布し、
前記止水剤を塗布した部分を略円筒状に丸めてからテープを巻き付けた後に、グロメットを装着することを特徴とするワイヤハーネスの止水処理方法。 - 前記電線保持具を旋回後布線方向に対して所定角度位置に固定する固定手段を設けたことを特徴とする請求項2または3に記載のワイヤハーネスの止水処理方法。
- 前記固定手段が、前記電線保持具の下部に一体的に設けられて前記治具板上面に移動可能に接触する板材と、
該板材に設けられている貫通孔を貫通すると共に前記治具板に設けられている固定孔に嵌入されることにより前記電線保持具を所定の角度に固定する固定ピンと、を備えていることを特徴とする請求項4に記載のワイヤハーネスの止水処理方法。
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